プリクラ2300③「聡美と彩夏があのビデオのままに」」

この第3話は、たくさん書きました。
ストーリを終えることが出来ませんでしたので、
次回、第4話を、最終にしたいと思います。

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<第3話> 「妄想が現実に」


「ねえ、斉藤さんは、ビデオに出演したの?」
聡美は、一番気になることを聞いた。
「出演とはちょっと違うの。
 あたし、記憶を提供したの。」
「どういうこと?」
「ビデオ会社は、人の記憶を取り出す技術をもっているの。
 人が心に描いた妄想もね。
 これ2300タウンの技術だと思う。

 例えば、エジプトが舞台になったビデオを作りたいとするじゃない。
 これ、普通だと、エジプトにロケに行かなくちゃならないでしょ。
 でも、エジプト旅行した人の記憶を取り出すことができれば、
 それで、ロケはいらないじゃない。
 あとは、その人の記憶に少しの演出を加えて、面白可笑しく作る。
 主人公の顔は、わからないように、別の顔に置き換える。
 こうすれば、遥かに簡単にビデオが出来るってわけ。」

「じゃあ、斉藤さんは、あの紅白リレーの記憶を売ったの?」
「ううん。お金はもらわない」
「どうして?」
「多くの人があの感動を味わってくれたらうれしいと思ったの。」
「提供された方は、お金儲けをしてるのに。」
「儲かってないと思う。プリクラだって、もうかってない。
 維持費に消えてると思う。
 だって、プリクラの1回500円って、安いじゃない。
 レトロタウンが運営してるでしょ。
 プリクラで儲からなくても、それを目当てにお客さんが街に来る。
 それで、街は潤う。
 町興しの一つだと思ってる。」
「そう言えば、ビデオも500円だった。
 レトロタウンKが運営してるんだ。」
 
「でも、あたし、ドジやっちゃった。
 顔を変えてもらうことと、名前も変えてもらうことを知らなかったの。
 初めてだったし、わからなかったから、地の顔と本名を名乗ってしまったの。」

「斉藤さん、ぼくが、女装子だって知ってるんでしょう。」
「だって、あのビデオ、女装子のためのビデオだもの。
 清川くん、それを借りたから。」
「女装子の場面なんかなかったよ。」
「全部見なかったでしょう。
 あたしが、宏美に天国へ行かされて、
 そのあと、あたしが、宏美を天国に行かせてあげる。
 そのとき、宏美は男の子だってわかるストーリーなの。」
「そうだったの?知らなかった。
 ぼく、彩夏が、天国へ行かされたところで、もう十分だと思って、
 ビデオを止めたの。もう、十分すぎるほどだった。」

「ぼく、今日、午後から学校へ来て、彩夏を見たとき、不思議に思った。
 彩夏がなぜここにいるのって。でも、よく考えたら、
 彩夏は、昔から、ぼくのクラスだった。そこが、わからない。」
「そこは、あたしもよくわからないの。
 でも、多分だけど、聡美くんは、あたしになって、
 それ、初めての人なら、強烈なことだと思うの。
 だから、心のどこかに『自分は彩夏だ。』っていう意識があったんじゃない。
 それで、別の彩夏(あたし)を見て、びっくりした。」
「なるほど。あるかも知れない。
 新ビデオを見て、しばらくの間、ぼく自分が彩夏だと思ってたかも知れない。
 すごく、幸せな気持ちだった。」

「聡美くんとこんなに仲良くなれたの、あのビデオのおかげだな。」
「ぼく、あのビデオの表紙の写真、彩夏に似てたから借りたんだよ。」
「ほんと?」
「うん。彩夏は、ぼくのマドンナだし。」
「あたし、聡美くんを、女の子にしたい。
 そして、妄想の宏美じゃなくて、実在の聡美としたい。」
彩夏が、そう言ったので、雅美は、鼻血が出てしまいそうだった。

「彩夏、それぼくには、刺激が強すぎる。」
「あ、いつの間にか、あたしのこと『彩夏』って呼んでる。
 じゃあ、あたしも『聡美』って呼ぶ。」
「いいよ。」
「聡美ってそのまま女の子の名前になるね。あたし、萌える。」
「ぼく、ずっと萌えてるよ。」

日曜日、彩夏の家は、家族が留守だという。
絶好の日だった。
午前10時。
聡美は、彩夏の家に呼ばれた。
彩夏の部屋に入って驚いた。
あのビデオで見た、宏美の部屋とそっくりだった。
ビデオでは、宏美の部屋という設定だった。
そうか、もともと彩夏の部屋だから、あんなに詳細に描けたのだ。
聡美はそう思った。

「あたし、先にシャワー浴びてきていい?」
と彩夏は言った。
(あの時のビデオと同じだ。)
聡美は、ドキドキした。
「うん、いいよ。」
彩夏は、ポニーテイルの髪を、ネットで丸めているに違いない。
聡美は思った。
でも、まさか、体にタオルを巻いて出てくるのかな。
そんなことされたら、ぼく、ほんとに鼻血出ちゃう。

聡美が、そう思っていると、
彩夏は、本当にタオルを体に巻いて出て来た。
そして、ポニーテイルの髪をほどいて、
長い髪を背に垂らしてやってきた。

「彩夏、刺激的過ぎる。早く服を着て。」
聡美は言った。
「うふん、聡美は、けっこう純情なんだ。」
彩夏は、くすっと笑って、上がキャミのピンクのワンピースを着て来た。
「次は、聡美だよ。でも、ちょっと待って、脇の下見せて。」
聡美は、シャツを脱いで見せた。
脇の下は、手入れをしていない男の子のままだ。

「ダメ。脇の下は綺麗にするの。
 足を見せて。」
聡美は、ズボンを手繰って、すねをみせて。
「ふーん、聡美は、脚は女の子みたい。」
彩夏は、そう言って、あるものをくれた。
「これを脇の下に塗るの。泡が出て、1分で、毛が綺麗になくなるから。」
「うん。」
聡美はそう言って、そのスプレーのようなものをもらい風呂に入った。
脇の下に塗る。
1分待つ。
お湯で流した。
すると、脇の下の毛が、完璧になくなっていた。
すごい。
ああ、萌えちゃうなあ。
聡美は、自分の脇に手を入れて、感触にうっとりした。

彩夏が、下着と洋服を用意していてくれた。
ショーツは新品だった。
ブラ。スリップ。そして、肩見せの花柄のワンピースがあった。
頭の髪が短いので、まだ、女の子に見えない。

彩夏の前に行くと、
「もう、女の子に見えるわよ。」
と彩夏がいう。

ドレッサーの前で、彩夏が、バッチリとメイクをしてくれた。
アイメイクで、目が驚く程大きくなった。
ピンクのリップを塗り、チーク。
そして、彩夏は、ロングのかつらをだし、聡美にかぶせた。
すると、自分でも恥ずかしくなるくらい女の子になった。
彩夏の髪とそっくりになった。

聡美は、鏡の自分を見て、恥ずかしくてならなかった。
完璧に女の子だ。
「思った通り、聡美は、可愛くなると思ったの。
 みんなに自慢したいけど、あたしだけの聡美にしておきたい。」
彩夏はそう言った。

彩夏は、聡美の手を引いて、ソファーにいざなった。
「聡美は、女の子以上に可愛い。脇の下を見せて。」
彩夏は言う。
聡美は、腕をあげた。
「わあ、女の子。すべすべで、ステキ。
 あたしのも見て。」
彩夏は腕を上げた。
聡美は、ごくりと喉を鳴らした。
「彩夏、刺激が強すぎる。ぼく、あそこが、大きくなっちゃったよ。」
「大きくなってもいいじゃない。
 あたしの脇の下に、キスをして。」
聡美は、今隣にいるのが、本当に、あの憧れのマドンナ彩夏なのか。
夢でも、見ているようだった。
彩夏から、石鹸のいい匂いがする。

聡美は、胸をドキドキさせながら、彩夏の脇の下に唇を当てた。
「今度は、あたし。」
彩夏が聡美の脇の下に、唇を当てた。
あのビデオだと、次は、口づけだ。
ほんとにそんなことになるのかなあ。
聡美は思った。

彩夏の唇が近づいていた。
ああ・・。
聡美は、体が溶けてしまいそうだった。

その後は、ビデオの通りになった。
聡美は、彩夏に言われるままにして、
胸に触り、太ももに触り、そして、スカートの奥に。
最後に、究極のポイントに指を添え、
彩夏を天国に行かせた。

彩夏の天国へ行く声を生で聞いた。
女の子は、こんなに激しい声を出すのだと驚いた。
『これは、ビデオではない、現実だ。』
聡美は、自分に言い聞かした。

それから、聡美が、ビデオで見なかった後半が始まった。
聡美は、彩夏から、体中を愛撫され、
聡美の一番感じるところを、撫でられ、
最後は、彩夏が口に含んでくれた。
『あの、マドンナの彩夏が、口に入れてくれてる。』
そう思うと、興奮の波が一気に襲ってきて、
聡美は、あっけなく果ててしまった。


■次回予告■

次は、このお話の最終話にしようと思っています。
プリクラ・シリーズもこのお話で終わりです。
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初めまして

ラックさん、初めまして、百合子と言います、女装子です。
昨年9月にこの小説を見つけ、毎日少しずつ、最初から読んで来ました。そして1月の終わりに追い付きました。
ステキな内容でいつも楽しく読ませて頂いています。最初の頃の自叙伝もちょっとエッチな女装小説、全てステキです。
他のサイトにも女装小説はありますが、ラックさんの小説が一番好きです。特にエッチなシーンでは、興奮し、あそこが大きくなってしまいます。
これからも続けて下さいね。
私も自分なりに女を磨き、カッコイイ女を目指します。

うれしいです

百合子さん。
はじめまして。

ずっと私の記事を読んでくださったなんて、感激です。
「第1ブログ」と呼んでいるところに、みなさんコメントをくださるのですが、こちらにくださったのは、百合子さんが初めてだと思います。

えっちなシーンで興奮してくださると、うれしいです。
私は、エッチしたいなという気分になったとき、それを小説に書くと、気持ちが収まったりします。

小百合さんは、女を磨き、カッコイイ女を目指してくださいね。
人生に、明確な目標があるって、いいことですよね。
プロフィール

ラック

Author:ラック
上は若いときの写真です。ISなので、体は、かなり女子に近く発育しました。でも、胸はぺったんこです。戸籍は男子。性自認も男子、そして女装子です。アメリカの大学で2年女として過ごしました。私の最も幸せな2年でした。そのときの自叙伝を書いています。また、創作女装小説を書いています。毎日ネタが浮かばず、四苦八苦しています。ほぼ、毎日更新しています。
どうぞ、お出でください。

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