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<パート2>大原久未の男友達①「おかしな学生・紀夫」

「大原久未の女装子友達」は、前回で、<パート1>として、
新しい展開の<パート2>を書いて行きたいと思います。
久未は、少しおかしな男子学生・安西紀夫と出会います。

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<パート2> 大原久未の男友達①「おかしな学生・紀夫」

気持ちのいい日曜日だ。
久未は、美容院に行こうと決めた。
賞金の50万円は、本当にありがたかった。
久未のぼさぼさ髪は、かなり長かった。
とくに、顔を隠すために、前髪を長くしていた。
これなら、女の子のショートヘアーにしてくれると思った。

久未は、雑誌を見て、一番ステキだと思うショート・ヘアを切りぬいて、
持って行った。
水色の木綿のワンピースに、白のカーデガンを着て行った。

やがて、名前を呼ばれ、椅子に座った。
髪が、ぼさぼさだ。
可愛い美容師さんが来た。
「まあ、このぼさぼさヘアでいらしたの。」
と美容師さんは言った。
「はい。ちょっと撮影の関係で。」と久未は言った。
「じゃあ、女優さんですか。」と言われた。
「ええ、まあ。」と久未は言った。
「お声が可愛いですね。」と美容師さんに言われた。
久未が、ステキだと思うショート・ヘアを見せて、
「こんな感じになれますか。」と聞くと、
「はい、大丈夫ですよ。」と言われた。

髪にストレート・パーマをかけて、カットされた。
「どうですか。」と言われたとき、
久未は、うきうきした。
前髪が頭上から、斜めにマユの下までかかり、
すごくステキだ。これで完全な女の子だ。
お礼を言って、外に出た。
気分がまるで違う。

流行のコーヒー店に行った。
注文をした。女の子の声を思い切り出せる。
うれしかった。

賞金の50万円で、服を何着か買った。
靴も買った。バッグも。
そして、縫いぐるみのお人形も2つ買った。
化粧品もかった。ベースクリームを1つとリップ。

自分は、600人の中の1位だったという気持ちが、
自信となった。

マンションに帰って、ショート・ヘアの自分を何度も眺めた。
誰が見ても、女の子だなと思った。



月曜日になった。
今日から女子学生だ。
ひらひらの白いミニスカートに、
ベージュのTシャツにカーデガンを着て行った。

男子が、自分を見ていく。
きっと可愛いからだと、思うことにした。
教室は、一番前の真ん中に座った。
今まで、絶対座れなかった席だ。

先生に質問などしてみた。
ああ、こんなこと何年もできなかった。
喜びが、胸にあふれた。

女の子デビューしてから3日目の木曜日。
久未が、キャンパスを歩いていると、
向こうから歩いて来た男子学生が、
突然、膝を落とし、ごろんと地面に倒れてしまった。
久未は、急いで、男子学生のところに行った。
「どうしたんですか?」と聞いた。
周りにいた学生が4、5人集まって来た。
「ちょっと貧血かな?」と倒れた学生は言った。
額に脂汗をかいている。
周りにいる人とで、そばのベンチまで運び、寝かせた。
「次、あたし、空き時間なので、あとは、あたしが、診ます。」と久未は言った。
「じゃあ、お願します。」
と集まって学生たちは行ってしまった。

脚を高くして、寝かしていると、
男子学生の唇に、赤みが戻ってきた。
「ああ、すいません。俺、腹が減ってただけなんです。
 もう平気です。」
と言う。
「じゃあ、学食で何か食べましょう。」と久未。
「お金がないんです。もう、3日も食べてない。」と学生。
「じゃあ、あたしが、ご馳走しますよ。行きましょう。」
「いいの?ありがたい。」
久未は、青年の腕を支えて、学食に連れて行った。

学食で、青年は、玉子丼とラーメンを平らげた。
久未は、玉丼だけ食べた。
見れば、青年は、なかなかのイケメンだった。
背は、170cmくらい。
「ああ、生き返った。どうもありがとう。」と青年は言った。
「どうして、お金がなくなるなんてことになったの?」と久未は、聞いた。
「女の子には、言えないこと。」
(女の子…とズバリ言われて、久未は、少しうれしかった。)

久未は、この学生と、将来親しくなる予感がした。
そういう相手には、真っ先にカムアウトした方がいい。
「あたし、男なのよ。だから、話して平気よ。」
「またまた。君が男のはずがない。」
「そう言ってくれるのは、うれしいけど、男なのよ。事実。」
「ほんと?」と学生は身を乗り出した。
「うん。」

「ありえない。君は、女の子の匂いがする。
 男にとっては、女の子は、本能でわかる。
 男は、女の子がそばに来たら、あそこ、大きくしちゃう。」
「今、大きいの?」
「おっと、口がすべった。女の子に言うべき言葉じゃなかった。」
「あたし、大原久未。1年、心理学部。」
「俺も、1年、安西紀夫。文学部。」
「さあ、お金がなくなった訳を教えて。
 少なくても、あたしは、あなたの恩人でしょう。
 びっくりしたり、怒ったりしないから。」久未は言った。

「じゃあ、言う。俺、性欲が強すぎてさ。
 仕送りが来たら、すぐ行っちゃうんだ。
 その、プロの女の子がいて、させてくれるところ。
 で、仕送り5日間で使っちゃう。
 あとは、たくさん買ってあるカップラーメンだけで凌ぐ。
 でも、3日前に、そのカップラーメンもなくなった。
 腹がすいて何もできないから、布団敷いて3日間寝てた。
 でも、今日は、絶対落とせない授業があるから、来たんだけどね。
 あの様。そんな訳なんだ。」

「お金がなくなる最低の理由ね。」と久未は、あきれた表情を見せた。
しかし、この紀夫には、どこか憎めないところがある。
「次の仕送りまで、あと何日?」
「あと、7日。」
「じゃあ、いいわ。これもご縁だから、7日間、食べさせてあげる。」
「ほんと!やったー!」と、紀夫は、無邪気に万歳をした。

久未は、言った後、なんでここまで言ってしまったのだろうと、
自分自身に当惑した。
紀夫とは、男女ではない。男同士だ。カムアウトだってした。
久未は、恐れることはないと思った。
それに、自分は、男に恋をしない。

「じゃあ、次は、俺、ここで5時に待ってていい?」
と紀夫はいう。
「なんで、5時なの?」
「だって、俺、次は5時に腹ぺこぺこになる。」
「次は、ふつう、夜の7時じゃない。」
「それも、食べる。だけど、7時までなんかとても待てないよ。」
久未は、紀夫を、駄々っ子の少年のように思い可愛く思った。
「じゃあ、いいわ。5時にここね。」
「うん。ありがとう。久未みたいな可愛い子に助けられるのって、最高。」
紀夫は言った。
「あたしは、男だって。」
「はいはい。」
紀夫は、まるで信用していない。
久未は、悪い気がしなかった。
1人の男の子から、完全に女だと思われている。
困ると思う反面、女になったという気持ちが、
自分をうきうきさせる。
そのためにも、紀夫ともう少しいっしょにいたい。

自分が女だと、騙してはいない。
何度も、自分は女じゃないと言った。
信じない、紀夫が悪い。

■次回予告■

危険と知りながらも、久未は、紀夫を
自分のマンションへ呼んで、夕食をご馳走します。
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プロフィール

ラック

Author:ラック
上は若いときの写真です。ISなので、体は、かなり女子に近く発育しました。でも、胸はぺったんこです。戸籍は男子。性自認も男子、そして女装子です。アメリカの大学で2年女として過ごしました。私の最も幸せな2年でした。そのときの自叙伝を書いています。また、創作女装小説を書いています。毎日ネタが浮かばず、四苦八苦しています。ほぼ、毎日更新しています。
どうぞ、お出でください。

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