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美雪と瞳②「美雪、女の子になる」

美雪と瞳②「美雪、女の子になる」

「お父さん、お母さんは、美雪のこと知っているの。」瞳は聞いた。
「まだ、言ってないけど、感づいてはいると思う。」と美雪。
「美雪は、一人っ子だよね。」
「うん。」
「そうかあ。美雪君は、まずそのことをご両親に知らせ、
 それとは別に、外に出られるようになることが、目標だね。」
「父と母には言えると思う。
 でも、外には、永久に出られないと思う。」と美雪が言う。

「そんなことないさ。美雪君が外に出られるようになる可能性が1つあると思う。」
「え?先生、どんな方法?」美雪は、瞳を見つめた。
「これボクの勘だけど、美雪は、女の子としてなら、外を歩けると思う。」
「そうかあ。」と美雪は言った。

「いっしょにがんばろう。」瞳は優しく言った。
「はい。」美雪は、わずかに希望の光をみせて、答えた。
「近いうち、ボクのアパートへお出で。内緒で、女の子にしてあげる。」
「え?」美雪は、喜びの目をして、瞳を見つめた。



2週間が過ぎ、3回目のレッスンのとき、
美雪の父親が、在宅していた。
居間で挨拶をした。
美雪の父靖男は、優しそうで、
45歳ほどと思われたが、青年のように爽やかな人物だった。
父靖男が在宅ということで、瞳と美雪は、
母早苗と父靖男の前で、演奏を披露することにした。

居間のグランドピアノで、美雪と瞳は、ピアノの前に座った。
両親は、ソファーに並んで座っていた。
曲は、二人で練習して来たハンガリア狂詩曲2番。
それを、8小節交代で弾くことだった。

二人はやがて演奏を始めた。
見事な演奏が、明るく光の差した居間に流れた。
二人の交代がわからいほど、バトンタッチが上手くいっていた。
美雪はうれしそうだった。
交代のところが近づくと、美雪は笑顔を見せて瞳に目をやる。
瞳が、それを受けて弾く。

一曲が完璧に演奏された。

母の早苗は、見事な演奏だと思い、胸の中は感無量だった。
父の靖男は、聞きながら涙ぐんでいた。
美雪が、こんなに楽しそうにピアノを弾いている姿を見たことがなかった。
早苗も同じ思いで、胸が一杯になっていた。

演奏が、終わった。
美雪と瞳は、両親のそばに行った。
父も母も目にハンカチを当てていた。
「そんなに、いいと思ってくれたの?」
と美雪は言った。
父親が、美雪を見て、
「うん。美雪が、こんなに楽しそうに弾いているのを見たことがなかったものだから。」
母が続けて、
「美雪のうれしいという気持ちが演奏に表れていたわ。
 こんなのびのびした美雪の演奏聞いたことなかったら、私はうれしくて。ステキだったわ。」
と言った。
美雪は、うれしそうだった。

二人もソファーに座った。
その場で、瞳は言った。
「次の日曜日に、美雪君を私のアパートに招待したいんです。
 これは、あくまで友達としてで、レッスンではありません。
 少しずつでも、美雪君が外へ出られるようにという気持ちもあります。」

それは、ありがたいと、両親は言った。
母は、行きも帰りも、車を出しますと言った。
こうして、美雪は、瞳のアパートに遊びに行けることになった。



日曜日の美雪の訪問に備えて、
瞳は、美雪にあう服、靴、バッグ、下着を買っておいた。
ウイッグは、瞳はすでに5、6持っていた。

日曜日の10時に瞳は美雪の家を訪れた。
両親がそろっていた。
お抱えの運転士が、車を車庫から出していた。

美雪は、まず、玄関を出ることが一つのハードルだった。
両親と瞳に支えられ、玄関を越えた。
そして、車庫に向かった。
両親が頭を下げていた。

車は15分ほど走り、瞳のアパートへ着いた。
「美雪、女の子になりにいくんだよ。がんばろう。」
瞳は言った。
美雪は、その声に励まされ、車から降りた。
運転士さんに、お礼を言った。
瞳は、美雪の手をとり、アパートの玄関をくぐった。
「平気?」と瞳が言った。
「うん。先生がいるから平気。」と美雪は言った。

瞳のアパートというのは、完全なマンションで、
音大生専用のアパートだった。
部屋は全体に完全防音で、居間にグランドピアノが始めから置かれている。
広い居間、ベッドルーム、書斎、キッチン、バストイレ。
アパート代は、目が飛び出るほど高い。

部屋に入った美雪は、
「わあ、ステキ。先生がアパートっておっしゃるから、もっと狭いところかと思った。」
「なぜか、ここ、アパートって呼ばれているの。」

瞳がかなり緊張していると思われたので、
瞳は、カモミールのハーブティを振舞った。
「これ飲むと落ち着くの。」と瞳。
「うん、なんか体やらかくなるみたい。」と飲みながら美雪は言った。

「美雪を女の子にする前に、あたしが、まず女に着替えて来るね。」
瞳はそう言って、ベッドルームで着替えた。
下着をつけて、ブルーの肩見せのワンピースを来た。
ささっとメイクをして、髪を女性風にブラッシングした。
いつも、10分もかからないでやる。

美雪の前にいくと、美雪は目を丸くした。
「わあ、先生。綺麗。絶対女の人。」と言った。
「ありがとう。じゃあ、これから、お友達だから、
 あたしのことは、瞳って呼び捨てにして。
 そして、丁寧語はなし。お友達言葉。
 もちろん、二人とも完全女言葉。いい?」
瞳が言うと、美雪は喜んで、
「ええ、いいわ。」と言った。

瞳は、美雪を居間のドレッサーに座らせ、
瞳のために買っておいた洋服一式をピアノの上に置いた。
「ズボンをぬいで、ショーツを履くの。」
瞳は、そのようにした。
思った通り、美雪の脚は、白くて、真っ直ぐに長かった。
そして、すね毛が全くない。

「できたわ。」と美雪。
「美雪、ショーツをこうやって履くと、女の子に見えるのよ。」
「わあ、ほんどだ。女の子みたい。」
美雪は、男の証が股間にかくれた履き方に感激していた。
「はい、ブラよ。一人でやってご覧なさい。」
「できました。」
瞳は、ブラの中に、専用のパッドを入れた。

美雪は、かすかに震えていた。
無理もない。はじめての女装だ。
「このスリップを上から被って。」
下着は、白に統一した。
「はい。これが、お姫様ワンピースよ。」
と瞳は見せた。

「わあ、すごく可愛い。」と美雪は、目を輝かせた。
半袖の白のワンピース。
大きく空いた胸元。
そこにピンクの丸い大きな襟がある。
ウエストの幅の広いピンクのリボン。
膝丈のスカート。
スカートの裾がピンクの布で縁どられている。

背中のファスナーを下ろして、美雪を入れた。
袖に両腕を通して、肩を通し、
背中のファスナーを上げる。
幅広のリボンを背中で蝶々に結んでできあがり。
「わあ~、ステキ。うれしくて、涙が出そう。」
美雪は、鏡を見て、目を潤ませた。

瞳はその背中にたって、
「長い髪のカツラを被ってみる?」と聞いた。
「ええ。うれしい。」と美雪は言った。
瞳はベッドルームから持ってきて、
美雪をストールに座らせ、
美雪の髪をネットでまとめ、前髪のあるロングのストレートのカツラをかぶせた。
後ろは背中まである。

瞳は、美雪に簡単なメイクをした。
お姫様タイプの美雪なので、ピンク系で、目蓋、眉の下。
美雪の白い頬に、ピンクのチーク。
睫をカールし、マスカラを少しかけた。
ピンクのリップを薄く。
すると、美雪の顔は一気に華やかになった。

最後に、大きな白いリボンのついたカチューシャを髪にさした。
出来上がり。

瞳は、まるで妖精のようだと思った。
ここまで、可愛くなるとは思わなかった。
これで、町を歩けば、だれもが振り向くだろうと思った。

「さあ、立って、全身を映してみて。」
瞳はそういって、ストールを横にどけた。

美雪は、鏡の中の自分に驚いていた。
『可愛い。これが、自分だなんて。うれしい。ああ、涙が出てくる。』
美雪はそう思っていた。
瞳が近づくと、美雪は、瞳の胸に顔を埋めて、
「先生…いえ、瞳、ありがとう。あたし、幸せで泣いてしまいそう。」
と言った。

「泣いてもいいわ。でも、アイメイクがとれるわ。
 今から、10分くらい、鏡でずっと自分を見るの。
 立ったり、座ったり、後ろも見るの。
 自分の姿を目に焼き付けるのよ。」
瞳は言った。
美雪が鏡を見ている間、瞳は、ピアノで、静かな曲をプレゼントした。

10分が絶って、瞳は、ドレッサーにいる美雪のところへ行った。
「美雪。こんなステキな女の子の美雪を、外の人に見せたくない?
 また、外のショーウインドウに自分の姿を映して見たくない。
 美雪は、男の子でいたから、外に出られなかったの。
 美雪の心は女の子。
 今は、心のままの姿をしているんだもの、何も恐くないわ。
 今のあなたの姿をみて、男の子だと思う人はいないわ。
 安心して。絶対大丈夫。
 外にパフェを食べに行こう?」
瞳の言葉に、美雪はうなづいた。
できると思えたのだ。

瞳は、美雪に、白の膝までのストッキングを履かせた。
バッグを肩にかけ、白い可愛い靴を履かせた。

二人で、ドアの前に立った。
息を吸った。
ドアを開けると、眩しい昼の光が押し寄せてきた。
「さあ、美雪、女の子として、デビューするの。」
瞳が言うと、美雪の白い靴が、外の廊下を一歩踏んだ。


(次は、「美雪の外出体験」です。)

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Author:ラック
上は若いときの写真です。ISなので、体は、かなり女子に近く発育しました。でも、胸はぺったんこです。戸籍は男子。性自認も男子、そして女装子です。アメリカの大学で2年女として過ごしました。私の最も幸せな2年でした。そのときの自叙伝を書いています。また、創作女装小説を書いています。毎日ネタが浮かばず、四苦八苦しています。ほぼ、毎日更新しています。
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