倉田洋二の物語⑤「結ばれる二人」

今日は、後半、ちょっとひっかかりそうなんですが、
こっちの方に書くことにします。だめだったら、第2ブログに投稿しなおします。

敬子と洋二は、ほぼ毎日のように、一緒に練習した。
麗子の癖を直すのに、部分練習を何度もやった。
そして、タイムが、少しずつ上がっていった。
当時、世界記録は、11秒07。
しかし、12.0から11.5へは、比較的簡単。
この11.5からの0.1秒ずつが大変な重みをもつ。
「あと、0.5かあ…、重いなあ。」と洋二は言った。
「倉田君、まさか、世界陸上の優勝を考えてくれているの?」敬子は言った。
「もちろんだよ。世界最高の素質の片桐さんと、世界最良のコーチだよ。
 ぼくは、片桐さんのももが、どれだけ上がったか、ミリ単位でわかるよ。」
「わあ、頼もしい。あたし、うれしい。」と敬子は、洋二に抱きついた。
それが、洋二の一番嬉しいときだった。

そんな、4月の末に、クラスのコンパがあった。
(コンパと言うのは、一緒にお酒を飲む会。)
400mグランドの西に合宿場があって、
20畳の畳の部屋がある。
そこで、クラス一同集まった。

洋二は、ちゃっかり敬子の隣を占領していた。
洋二は、まだ、女の子座りができなくて、スカートなのに胡坐をかいていた。
敬子は、さすが女の子で、脚をそろえて、きれいに斜めに流していた。

会は始まり、初め司会がいたが、みんなの飲むペースが速く、
途中から、酔っ払いが続々増えてきて、司会の用はなさなくなった。
洋二は、注がれるままに飲んでしまい、すぐに、
バンザイの状態で、畳に伸びてしまった。

会が終わり、
酔っ払いは、それぞれ、付き添いが付いて帰って行った。
洋二はどうしよう…となったとき、敬子が、あたしが連れて行くといった。
敬子は、洋二をなんとか立たせ、連れていった。
残った中で、しらふの男数人は、洋二をうらやましがった。
「洋二、いいな。片桐だぜ。」
「ああ、でも洋二は半分女の子だからな。俺たちとはちがう。」
「でも、半分男だぜ。いいよなあ。」
などと言っていた。



翌朝、洋二がベッドで目覚めると、明るい朝の日差しの中で敬子がいる。
じゃあ、ここは、敬子のアパート。
「片桐さん、ぼくを泊めてくれたの?」
「うん、そうよ。」と敬子。
「片桐さんも、このベッドで寝たの?」
「そうよ。倉田君と抱き合って寝たの。」敬子はくすっと笑った。
(わあ~、鼻血が出そう、と洋二は思った。)
自分は下着、ワンピースは、壁に掛けられていた。

敬子に新しい歯ブラシを借りて、シャワーに入った。
敬子は、新品のショーツと、敬子の下着を貸してくれた。
そして、小さめのワンピースを貸してくれた。
『わあ、片桐さんの下着かあ~。』
洋二は、また鼻血が出そうだった。

キッチンテーブルで、トーストとオムレツをご馳走になった。

コーヒーは、ベッドの前のコーヒーテーブルでゆっくり飲もうと、敬子は言った。
広い部屋ではなく、洋二と敬子は、ベッドを背もたれにして、
二人ならんで、コーヒーのテーブルに向かった。

「あたしね、この前、倉田君から、目標は世界だって言われたとき、
 すごくうれしかったの。今までスランプで、地獄の底を歩いていたのに、
 視野が一気に、世界大会の会場に広がった。
 倉田君は、不思議な人。

 あたし、もう一つ、生涯にわたる大きな悩みがあるの。
 倉田君になら、相談に乗ってもらえそう。」

「なんでも言って。陸上とは全く別のことなんだね。」洋二は言った。
「あたしね…女なのに、男の人を愛せないの。女の子しか愛せない。
 あたし、中・高と私立の女子高で、男子と接する機会がなかったことも原因だけど、
 小学校からそう。いつも女の子に恋愛感情持ってた。

 高校のとき、A子っていう子を好きだったの。
 二人で、いつもべたべたくっついてて、キ・スだってしてくれた。
 ある日、あたし、A子と最後までしたいと思って、
 あたし、アパートだったから、誘ったの。

 下着姿になって、毛布に入って、キ・スして、胸も触りあったの。
 A子は、気持ちよさそうな声を上げてた。
 それで、あたしは、A子のショーツの中に手を入れようとしたの。
 そしたら、A子は、笑うの。
 『あたちたちは、ごっこでしょう。』って。最後までなんて、まずいよって。
 そうだったんだと思って、あたし悲しかった。
 A子に合わせて、笑って見せたけど、心では、泣いてた。
 それ以来、誰とも、友達以上の関係は求めなくなった。」

「そうだったんだ。それは、悲しいよね。」と洋二は言った。
「わかってくれるの、あたしの気持ち。」と敬子は言った。
「痛いくらいにわかるよ。」と洋二は言った。
「レズビアンっていうんだと思うけど、治ると思う?」敬子は言った。
「残念だけど、治らないと思う。
 だって、女の子が好きな男の子に、男の子を好きになれっていっても無理じゃない。」

「あたし、倉田君のこと、女の子だっていう気がするの。
 そして、女の子として、倉田君が好き。」敬子はそう言った。
洋二は、胸がドキドキとしてしまった。
「ぼ、ぼくは、男として、片桐さんのこと好きだよ。」
「ほんと?」

「そうじゃなきゃ、片桐さんのコーチなんてしない。」
洋二は、恥ずかしさにうつむいていた。
「あたしのために、女の子になってくれない?」
「ぼく、半分女の子だから、なれると思うよ。」
「じゃあ。」と言って、敬子は、顔を近づけてきた。
(これ、キ・スだよね。)と洋二は思い、どぎまぎした。
「ぼく、女の子だから、強引にしてきて。」洋二は言った。
「うん。」と言って、敬子は、洋二を抱きしめ、倒して、キ・スをして来た。

片桐さんのやわらかい唇。
(ああ、夢じゃないかな…。)洋二は思った。
敬子は、ジュータンの上で、洋二にキ・スの嵐をしてきた。
そして、自分のワンピースのファスナーを下げ、下着になり、
洋二のワンピースを脱がせた。

敬子は、洋二をベッドの上に誘って、毛布をかけた。
そして、上に乗り、洋二の首筋や、耳や、頬にキ・スをしてきた。
「ああ、片桐さん、好き。」洋二は言った。
「お姉様って言って。あたし、倉田君のこと、洋子って呼ぶ。」
「うん。お姉様。」

敬子は、洋二のスリップの肩紐をはずし、ブラのホックをはずし、
胸に頬を寄せてきた。そして、先端を歯で噛んできた。
洋二の胸は、女の子と同じように感じる。
「あああ、お姉様、すごくいい。」
敬子にたっぷり攻められて、洋二は、完全に興奮していた。
男の部分が、大きくなってしまい、ショーツの隙間であいえでいる。

洋二は、敬子の上になって、敬子がしてくれたのと同じことをした。
敬子は、すでに息を荒くしていて、洋二が歯で噛んだとき、悲鳴を上げた。

洋二は、ふと、ふだんのおしとやかな敬子のことを思い浮かべた。
すると、目の前に敬子に、たまらなくのぼせてしてしまうのだった。

「お姉様、お姉様のいちばん感じるところへ、ぼくの指を持っていって。」
洋二はいった。
「うん、ここなの。」
敬子は、洋二の中指をもっていった。
「ここだね。」と洋二がいうと、
敬子が、背を反らせて悲鳴をあげた。
「お姉様、わかった。昔の友達、これをしてくれなかったんだね。
 ぼくは、本気だから、お姉様のしてほしいことなんでもするよ。」

「うん、うん、ありがとう。」敬子は、体をばたばたさせて、快感を訴えた。
「ああん、洋子、あたし、だめ、いく、あああ、もう、がまんできない。」
敬子はそういって、激しく身を震わせて、少しあけた唇を痙攣させた。
大好きな片桐さんが、今、いってしまうところなんだ。
それは、洋二にとり、感動的なことだった。

洋二は、もんもんとしたまま、敬子の横にいた。
そのうち敬子が、洋二の上になり、
「あたし、男の子の触るの苦手だけど、これなら、できる。」
敬子は、そう言うと、洋二の大きくなったものを、自分の女自身に入れた。
そして、身を起こし、洋二を見ながら、洋二にまたがった。
そして、静かに腰を上下させた。
「あたし、バージンだけど、運動で、もう膜がないの。
 だから、心配しないで。」
敬子はそういった。

敬子は、そのうち、体を倒し、手を洋二の頬の横に付いて、
まるで、男の子のように、洋二を突いてきた。

「ああ、なんだか、ぼく、女の子みたい。丘されてる感じ。」
「あたし、女の子を、丘してる感じ。
 洋子、女の子の声を上げていいわ。」
敬子は、動きを早めて言った。
洋二の心で、なんだか、女の子気分が体に充満して来た。
「あああ、いやあ、ああん、すごくいい、感じる。」

そのうち、どんどん女の子の言葉が出てきて、
その言葉が、自分を興奮させるのだった。

洋二も、敬子と同じように、首を振り、体をばたつかせ、
甲高い声を上げて、快感の高みへと上っていった。
ああ、出そうだった。
「お姉様、でちゃう。ぼくから抜いて。早く。」洋二は叫んだ。
敬子は、急いで抜いて、洋二の噴射を口で受け止めた。

二人で、興奮の波が収まるまで、抱き合っていた。
洋二は、たまらなく幸せだった。
敬子と結ばれた気がした。

「あたし、感動してる。」と敬子は言った。
「ぼくも。」
「あたし、男の子のあそこさわれたし、最後までいけた。」
「ぼくは、ぼくの中の女の子の部分、満足させてあげられた。」
「あたし、昔あたしを笑ったA子のこと、これで忘れた。」
「それは、いいね。明日のタイム、0.1上がるよ。」
「ほんとに。」と敬子。
「うん。心の安定って、大事だから。」

ここに、2人の男女が、一歩心の前進をした。


つづく


■次回予告■

1年生体育科で、リレー大会をします。
陸上部の競合と並び、洋二は、アンカーにさせられてしまいます。

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上は若いときの写真です。ISなので、体は、かなり女子に近く発育しました。でも、胸はぺったんこです。戸籍は男子。性自認も男子、そして女装子です。アメリカの大学で2年女として過ごしました。私の最も幸せな2年でした。そのときの自叙伝を書いています。また、創作女装小説を書いています。毎日ネタが浮かばず、四苦八苦しています。ほぼ、毎日更新しています。
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