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スーパー洋子・桜ヶ丘学園の巻④『対決・最強ゴリラ男』

「あんた、自ら墓穴を掘ったのがわからない?」と洋子は言った。

超長身男は、洋子の言葉をせせら笑うように、
洋子の顔面にパンチを入れようと肘を引いた。
そのとき、洋子は、体で反動をつけ、両足を男の顔を挟むように振り上げ、
両足のかかとを、男の両こめかみに打ち込んだ。
はっとした顔をして、男は、洋子を離した。
こめかみを打たれて、両目が見えなくなったのだった。
洋子は、30分は、見えない状態が続く打ち込みをした。
0.5秒もかからない。

「そうか、長身男が、先生を持ちあげたのが、失敗だったんだ。」
と、健太が言った。
「すげえ。あと一人だ。」と勇次が言った。
「次のヤツは例外だよ。全身急所がないといわれているヤツだ。」小林が言った。

ゴリラのような大男は、洋子の前に立った。
短パン1枚履いて、後は裸だった。
「まさか、チビの女に3人がやられようとはな。
 敵ながら、あっぱれと言うところか。
 だが、オレは別格だ。」
男は、そう言って、自然体に構えた。
「なるほど、前身筋肉の塊なのね。」と洋子。
洋子は、試しに胸に足蹴りを入れてみた。
男は、びくともしない。
脚にケリを入れてみた。
これも、びくともしない。

「すごいじゃない。全身鋼鉄ね。」と洋子は言った。
「どうやって、オレを攻める。
 オレが負けたら、四羽ガラスは、解散だ。
 俺達を影で使ったヤツラを教えてやる。」
「気前がいいじゃない。
 あんたに攻めるところは、なさそうだ。
 でもね、あたしも、攻めるところがないのよ。全身凶器。
 どうやって、あたしを攻める?」洋子は言った。

「はは。こうだ。」
ゴリラ男は、言うが早いか、前に進み、洋子の片腕を取った。
そして、ハンマー投げのように、すごいスピードで、
ぶんぶんと回し、ハンマー投げなら、50mは飛ぶだろうスピードで、
洋子を壁めがけて投げた。

「あああ。」と見ていた6人は、同じ声をあげた。

男は、投げたつもりだった。
だが、洋子は、男の手首をがっちり握っていた。
そして、回転の勢いで、男の体に巻きつき、
空いた方の手で、手刀を作り、男の脇腹に深く突き差していた。
洋子の手刀は、男の内臓まで入っていた。

男は、仁王立ちしたまま、動かなかった。
そして、顔を真っ青にしていた。
「オレの回転を利用したのか。」
「そうよ。」
「脇腹に骨の隙間があることがどうしてわかった。」
「人間の体は、脇腹に隙間がないと、息ができずに死ぬのよ。」
「お前が、にぎっているのは、俺の心臓か。」
「その通り。」
「見事だ。俺が攻撃すれば、心臓を握りしめて、俺は終わりか。」
「そのつもり。」
「お前、何者だ。」
「桜ヶ丘高校の教師よ。」
「俺の負けだ。聞きたい事を聞け。」

「黒幕は、だれ?」
「私立白之梅高等学園だ。桜ヶ丘高校をだめにして、
 共学高校のトップに立つためだ。
 理事長が、金を積んでヤクザに頼んだ。
 桜ヶ丘を不良学校にするようにな。
 そのヤクザから頼まれたのが、俺達だ。
 ヤクザの名前は、『石坂組』。
 拳銃を20丁持っている。

 それとな、お前の学校の情報は、全てハックされている。
 これで、いいか。
「もう一つ。白之梅の頭脳はだれ?」
「白川浩二という副校長だ。並大抵なヤツじゃない。
 学校はあいつの言いなりだ。
 ハックしたのもあいつだ。これで、いいか。」
「十分よ。4人の怪我は、互いに武道の練習をしたことでいい?」
「その方がありがてえ。4人が、女一人に負けたなどと、知られたくないからな。」
それを言うと、大男は、後ろにどしんと倒れた。

「後藤先生。穴を止血します。何かありますか。」
後藤は、護身に巻いていたさらしをほどいてそれを、患部に詰め込み、
残りの布で体を巻いた。

洋子は、警察と119に連絡した。
そして、5人と後藤といっしょに、その場を後にした。

「いやあ、洋子先生は、奇跡の強さですなあ。」と後藤が言った。
「おれ、最後の大男のとき、もうダメだと思って、ちびっちゃいましたよ。」
と勇次。
「さっきの見たら、先生が俺のボール打ったのなんか、
 ちょろいもんだったってわかりましたよ。」と小林。
「先生は、救世主ですね。」と健太。
「今日、小林君は、カッコいいのよ。
 みんなの代わりに、一人で行こうとしたんだから。」と洋子は言った。
芳恵が、
「わあ、そうなの。小林キザで嫌いだったけど、見直しちゃおうかな。」
と言った。
「お前と俺は、バッテリーだろうよ。死ぬなら俺といっしょだぜ。」と勇次。
「二人とも、死ぬ気あったんですか。」と奈々。
小林が、
「いやあ、俺、血嫌いだからな。鼻血見ただけで、貧血起こす。」と言った。
みんなで、あははと笑いながら帰った。

*   *   *

翌日、健太と奈々が、校長室に呼ばれた。
洋子もいた。

校長室には、互いにリンクされた、パソコンが2台並んでいた。
「校長、この二人です。島崎健太くんと、藤野奈々さんです。
 では、さっそく始めます。」と洋子は、二人を紹介した。

それぞれの席に二人は座った。
「じゃあ、健太君、奈々さん、白之梅のパソコンの暗証番号を見つけて、
 データの中に入って。」
洋子が言うと、二人は、まるで難解なピアノを弾くような指の速さで、
キーをたたき始めた。
スクーリーンには、数字とアルファベットが混在してならんだ記号が、
ずらずらと綴られていく。

校長は、ただ、感心して見ていた。



こうして、ものの20分もかからずに、
対白之梅学園対策のプログラムが、完成に近づいていた。

洋子は、最後に言った。
「ええと。相手が、我が校のアイコンのどれでも4回クリックすると、
 相手の学校のデータを破壊するようにするんだけど、
 これからのプログラムは、スクリーンに表示されないように打つの。
 こちらも、正しく打ったかどうか、見えない。
 じゃあ、健太君のプログラムに「behind screen(画面の裏)」と打って。」
健太は打った。

「わあ、すごい。打った文字が見えません。」
「ね、いいでしょう。ハッカーが解読しようとしても、これから先のプログラムは、
 見えないのよ。これを、相手が知ってたら、相当なものだけどね。
 世界で5人くらいしか知らないはず。
 あなた達で7人。
 でも、知っていても、behind screenが潜んでいると思うと、怖くて、進めないの。
 behind screenを解除する方法はまだ出来てない。
 じゃあ、奈々ちゃんのパソコンで、破壊プログラムを作って。」

しばらくして、
「はい、出来ました。」と奈々。
「正しいか、二人で確かめて。」
「大丈夫です。」と二人。
「じゃあ、二人のパソコンはリンクさせてあるから、
 健太君が、奈々ちゃんの破壊プログラムをコピーして、
 さっきのbehind screenの次に貼り付けて。」
「出来ました。」
「奈々ちゃんのは、切り取りをして、behind screenと打ってその後に貼り付けて。」
「保存して、終了です。」と洋子は拍手をした。

洋子は、ちょっと気がついて、
behind screenの文字の上に何か書きこもうとすると、
破壊プログラムが作動するようにする一文を書き入れた。

「いやあ、すばらしい。君達は、学校を救ってくれました。」と校長。
「お役に立てて、嬉しいです。」と健太。
「私もうれしいです。」と奈々。
「相手の学校も、この学校のデータを盗んだり、プログラムを解読しようとしなければ、
 安全なんだから、これは、悪事ではありませんよね。」と洋子は言った。
「そうですよ。」と二人は笑顔で言った。

白之梅高校の頭脳と言われる白川浩二も、behind screenは、知らなかった。
洋子は、世界で5人ほどと言ったが、実は、洋子一人が知るものだった。
なぜなら、洋子自身が考えたPC言語だったからだ。


つづく(次回は、『白之梅学園・大パニック』です。)

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Author:ラック
上は若いときの写真です。ISなので、体は、かなり女子に近く発育しました。でも、胸はぺったんこです。戸籍は男子。性自認も男子、そして女装子です。アメリカの大学で2年女として過ごしました。私の最も幸せな2年でした。そのときの自叙伝を書いています。また、創作女装小説を書いています。毎日ネタが浮かばず、四苦八苦しています。ほぼ、毎日更新しています。
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