女性化チャリティUFO①「俺は女になったのか?」

新連載です。今度は、女装小説の基本中の基本、
「ある日、女になっていた」をテーマにしました。
今まで、書きたくて、書けなかったテーマです。
読んでくださると、うれしいです。

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光一は、冷凍トラックを盛岡から南に東北道を走らせていた。
夜中の2時を過ぎていた。
スピードを出すのは、夜中に限る。

学生になって、バイトはこの仕事オンリーである。
大型免許を取ってよかったとしみじみ思う。

この夏休みは、かき入れどきだった。

トラックが福島辺りを通ったときである。
前方の空高く、不思議な物体を見た。
円盤型で、サーチライトのように地上を照らしている。
まさか、UFO?
まさしくそうだ。
それ以外にあんなおかしな飛び方をするものはない。

光一は、好奇心が旺盛。
せっかくスピードがのってきたトラックだったが、
ブレーキを踏み、トラックを止めて、外に出た。

そのおかしな物体は、自分の方へみるみる飛んできた。
そして、頭上に来たとき、
「あ。」と光一は、照射を食らった。
一瞬、残光で目が見えなくなり、
やっとトラックのランプが見えかけたとき、
不思議な円盤は消えていた。

「なんだったんだろう?」
と考えながら運転席に戻った。

朝の3時になった。
この時間でも、ちゃんとやっている食堂がある。
中へ入ると、3時だというのに満席だ。
光一は、やっと席を見つけて、玉子丼を頼んだ。
相席は日に焼けたおじさん達で、なにか自分を見ているようだ。
玉子丼が来て、かっこんでいると、
「姉ちゃん、食いっぷりがいいね。」とはす向かいのおじさんがいう。
「姉ちゃん?なんで?俺、男だよ。」光一は言った。
3人のおじさん達がゲラゲラと笑う。

「だってよ。そんだけでっけえオッパイがありゃ、姉ちゃんだろうよ。
 ランニング1枚じゃ、てっぺんのくりくりも見えるぜ。」
「その、なんだ、乳バンドってのしないのかい。」
と隣と前のおじさんが言う。
光一は胸を見てみた。
オッパイなんてない。
「ないよ、オッパイなんか。」
「声だって、顔だって、可愛いぜ。たいしたベッピンだ。」
「え?俺、女みたいなんて言われたことないけど。」
光一が言うと、向かいのおじさんが、2人のおじさんを制して、
「まあ、いいやな。自分のこと男だと思ってる姉ちゃんは、
 この仕事けっこう多いじゃねーか。
 三島の姉御もよ、女だっていうと本気で怒るぜ。」
「なるほどな。ま、いろんな人間がいらーな。」
「兄ちゃん、気にすんな。俺達が悪かった。」
「うん。別にいいけど。」光一は浮かぬ顔で言った。

食堂を出て、30分ほど走った。
夜中の3時を過ぎている。
まだ夜は明けない。
そのうち、道端で、画用紙のような紙を出して、合図をしている女の子を見た。
ヒッチハイカーかと思った。
女の子が、よくこんな時間、こんなところでヒッチハイクしてるなあと思った。
光一は止まった。
女の子が乗り込んできた。
高校生くらいの可愛い子だった。

「わあ、すいません。あ、ラッキー、女の人だ。」とその子は言う。
光一は、トラックを出した。
「女の人って、俺見て言ったの?」
「はい。女性でしょ?」
「男だよ。名前は光一。」
「わあ、ごめんなさい。てっきり女性だと思っちゃって。
 あたし、優奈(ゆな)と言います。」
「さっきもさ、食堂で、ねえちゃんって言われたんだ。
 俺、女に見られたことなんて、今まで一度もないんだけどなあ。
 俺、女に見えるの?」
「あ、正直に言えば…、見えます。
 どこからどうみても、可愛い女の子…。」
「そんな?」
「はい、超美形。スッピンなのに。」

光一はいろいろ考えた。
さっきのUFOみたいなのが、俺に何かした。
女に見えるようにしたのか。
しかし、不思議だ、自分で見てもわからない。

そのことを、優奈に話してみた。
「不思議ですね。光一さんは、その光で女性化したのかな。いいなあ。」
と優奈は、言った。
「今、『いいなあ。』って言った?どうして?」
「あ、気にしないで。なんの意味もなく言っちゃった。」



その頃、光一に照射したUFOは、ハワイ上空にあった。
みんな銀のボディスーツのような未来型の服装をしている。
団員は、みんな女性であった。
「キャプテンR。しくじりました。」と一人の隊員が、
青くなってキャプテンRのところに来た。
「何を?R-7。」とキャプテンRは言った。
キャプテンRは、体にフィットした、ミニのワンピースで、スタイル抜群である。

「まちがった人物を女性化してしまいました。」とR-7は言う。
「あらま。やっちゃったの?」とキャプテンR。
「『やっちゃったの。』って、キャプテン、リアクション薄いです!
GOサイン出したのキャプテンですよ。」

「え?あたし?で、どう間違ったの。」
「午前3時15分30秒に、真下に来る人物のはずでしたが、
 1時間ほど前に道路に出ている人物がいたので、間違えて照射してしまいました。
 その1時間後にあの道路にいて、白い紙を振っている人物こそが目標でした。」

「どうまずいの?」とキャプテンR。
「白い紙を振っていた人物なら、女装子あるいはGIDですから、脳が女性化しています。
 だから、体を女性にしてあげれば、きっと喜ばれます。
 私達の『女性化チャリティ』に見合った人物です。」

「それで?」
「間違えた人物は、女装子でもGIDでもなく、脳が男脳ですから、
 脳が体に順応するまでに時間がかかります。
 体は瞬時に女性になりますが、
 脳の女性化には、約1ヶ月を要します。

 初めから、自分の女性化を見ると、脳がショックを起こしますので、
 初めの2日間は、自分を見ても、女性とは認識しないようになっています。」

「じゃあ、安全。問題ないじゃない。」とキャプテンR。
「わかってませんねえ、キャプテン!一人の青年の将来を変えてしまったんですよ!」
「女で生きる方が、喜びが大きいに決まってるじゃない。」
「それは、私たちが女装子集団だから、そう思うだけです!
 でも、みんながそうとは限りません。」

「わかったわ。要するに、落とし前をつければいいのね。」
「『落とし前』って、死語ですが…。」
「フォローすればいいのね。」
「はい、最低そうしてください。」
「間違って光当てた子に、位置確認パルスも打ってあるわね。」
「はい。」



「光一さん。」と優奈は言った。
「何?」
「あのね。あなた、上はランニング1枚でしょ。
 きっと背が低くなって、シャツがだぶだぶになったんだわ。
 あたしの位置から見ると、ちぶさのほとんどが見えるの。
 あたしのブラ貸しますから、それだけは着けた方がいいと思うの。
 前から見たら、ちくび丸見えだし。」
「え?やだよ。女の下着なんて恥ずかしいよ。」
「そのランニング着てる方が、ずっと恥ずかしいと思うけど。」
「大きな胸の女の子が、だぶだぶのランニングだけ着てるみたいなの?」
「そう。」
光一は、現実を認めて、トラックを路肩に止めた。

光一は、自分の胸を触ってみた。
ほんとだ。かなり大きい胸だ。(触覚ははたらく。)
見た目では、男の胸なのに。不思議だ。
ああ、俺、今相当ヤバイかも…。

優奈が、リュックからピンクの見せブラを出してくれた。
光一ははだかになり、優奈にブラをつけてもらった。
「これ、見せブラだから、ブラが見えても恥ずかしくないの。」
「ああ、これつけると違うなあ。
 さっきから、揺れる度、胸が痛かったんだ。ありがとう。」

「光一さん、ちょっと腕を上げて。」
「こうお?」
「わあ、脇の下が、つるつる。きっと永久脱毛されたんだわ。いいなあ。」
と優奈が言った。
今度の優奈の「いいなあ。」は意味がわかった。

光一は、すべすべの脇の下を触ってみた。
やわらかい。
ブラの上から胸も触って見た。
女の子の胸。やわらかい。
当然興奮する。
どこかが大きくなってくる。

光一は、ズボンのベルトをゆるめ、大きくなっているはずのものを触った。
ない。
その代わり、女の場所が少し潤んでいた。


つづく(次回は、『ぼく達はレズなの?』です。)

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1. 無題

わ~いヘ(゚∀゚*)ノ
junの好きなSFトランスだ~(≧▽≦)

非現実的なものなのに、junなぜかこぉいぅお話にもえちゃうんですぅ(///∇//)

junにもおにゃのこになる光を~~~
:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

2. Re:無題

>junさん

そうだ。junさん、SF物お好きだって、おっしゃってましたね。それなら、うれしいです。

junさんが、萌えるお話になるようにがんばらなくっちゃ。
実は、先のことあんまり考えないで、見切り発射してしまったんです。
ああ、とりあえず、明日の分、どうにかします。汗

3. 無題

ラックさん、おはようございます。

今回のお話しも、すっごく面白いです。
いつもですが、続きが気になります。
女性化チャリティ…どうなっちゃうんでしょう(≧∇≦)

4. Re:無題

>まみさん

コメントありがとうございます。
「面白い」と言ってくださって、うれしいです。
今回の、出だしと結末だけ考えていて、
中抜けなんです。
今、アイデアを出すために、逆立ちなんかしています。
プロフィール

ラック

Author:ラック
上は若いときの写真です。ISなので、体は、かなり女子に近く発育しました。でも、胸はぺったんこです。戸籍は男子。性自認も男子、そして女装子です。アメリカの大学で2年女として過ごしました。私の最も幸せな2年でした。そのときの自叙伝を書いています。また、創作女装小説を書いています。毎日ネタが浮かばず、四苦八苦しています。ほぼ、毎日更新しています。
どうぞ、お出でください。

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