専務・高坂由紀夫②「啓子のいきさつ」

第2話で終わるつもりが、もう少し長くなりそうです。
読んでくださるとうれしいです。

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『そうか、仕事の後、あのサロンで働いているのか。
 何か事情があるな。』

由紀夫はそう思った。
田村啓子が、サロンの仕事着に着替える時間を計算に入れ、
サロンに入って行った。
ドアを開けるなり、賑やかな音楽が聞こえた。
真っ赤な照明が、中を照らしている。
マスター風の男が来た。
「お客様。女性はお断りです。」
とマスターは言う。
「あたし、男よ。女は格好だけ。」
「それならかまいません。」
「さっき、ここに入った子つけてくれない?」
「ルリですね。空いてます。今呼びます。」

ルリこと田村啓子は、超ミニの袖なしのワンピースを着ていた。
これは、店のユニホームだ。
目的ははっきりしているのだから、毎日着る服を考えないで済む。

田村啓子は、
女の客であることに少なからず驚いたようだった。
ルリは、由紀夫のとなりに座った。
「あたし、ルリです。どうぞよろしく。」
と啓子は言った。
「あたしは、ユキ、よろしくね。」
と由紀夫は女の声で言った。
「女の方には、どうしていいかわかりません。」
とルリは言った。
「いいの。今日あたしと付き合って。」
由紀夫は、マスターにオールナイトを希望した。
「店に5万、ルリに2万でOKです。」
とマスターは言った。
「OKよ。」と由紀夫は言った。
ルリが着替える間を待って、ルリと外に出た。

「お腹すいてない?」
「実は、すいてます。
 店に入るときは、パンを一つ食べるだけだから。」
「丁寧語は、止めない?友達同士になろう。」
「うん、わかった。」
「じゃあ、レストランに入ろう。」

由紀夫は、啓子を連れて、
肉がおいしい落ち着いた店に入った。
入る途中、啓子は言った。
「ユキは、いい匂いがするけど。なあに?」
「ああ、これ。ローズのエセンシャル・オイルをハンカチにしみこませてるの。」
「やわらかくて、気持ちがすーとする。」
啓子は言った。
「どうして、あたしをオールナイトに?」と啓子は聞いてきた。
「可愛い子がいるなあと、後をつけたのよ。」
「そう…。でも、ユキは女の子なのに?」
「女だって、女の子が好きな場合はあるわ。」
「ええ、そうね。」と啓子は言った。

おいしい肉料理が来た。
啓子は、ほくほくしながら食べた。
「ねえ。身の上話聞いていい?」
「いいわ。」
「ルリは、昼間も働いてる子と見たんだけど、どう?」
「うん、そう。」
「夜もサロンで仕事をしてる。訳を聞いていい?」
「父が、リストラにあって、次の仕事を見つけてるの。
 でも、なかなか見つからない。
 父みたいに、キャリアがあると余計に嫌われるみたい。
 このまま行くと、家、暮らしていけなくなる。」
「だから、ルリが昼も夜も働いているのね。」
「うん。正直きついの。仕事中、よく寝てしまったりする。」
「怒られない。」
「うちのオフィス、上司は一人しかいないの。専務一人。
 でも、その人、絶対怒らない。」
「いい人じゃない。」
「怒らないんじゃなくて、度胸がなくて怒れないのよ。」
「あらあら。」
「あたし、一度みんなにお茶くばって、専務にだけ配らなかったの。
 怒れるなら、怒ってみてっていう気持ちだった。
 でも、彼は、何にも言わずに、自分でお茶を淹れにいったわ。」
「そう。お茶くらいで怒るなんて、大人げないと思ったんじゃない。」
「女みたいな人で、みんなバカにしてる。」
「そうなの。めずらしい人ね。」
由紀夫は、くすっと笑った。

「お父さんの職種を聞いていい?」
「営業。△△商事の営業部長してたの。」
「わあ、すごい。超一流じゃない。」
「うん。けっこう有能なのに、リストラされて、ショックだったみたいで、
 今、全然元気がないの。」
「おいくつ?」
「48歳。」
「あたし、友達に人探している子がいるから、
 聞いてみるね。」
「うん、お願い。」
啓子は、少しも期待していないような返事をした。
(啓子は、由紀夫を、自分と同じ、22歳と見ていたのだ。)

食事が終わって、少しお酒を飲んで、
「あとは、あなたをお家まで、送ることね。」
と由紀夫は言った。
「え?オールナイトではないの?」
「気が変わったの。昼も働いている人に、
 オールナイトをさせる気にならないわ。
 今日は、ゆっくり休んで。」
「わあ、うれしい。ありがとう。」啓子は喜んだ。

由紀夫は、タクシーを拾って、
啓子にタクシー代を持たせた。
タクシーの中で、啓子は、何度も頭を下げた。

啓子は、タクシーの中で考えた。
自分のオールナイトのために、7万円使ったはず。
食事をご馳走してくれて、タクシー代に1万円。
自分と同じ年に見えた。
『道で可愛い子がいるなあ。』と後をつけた。
それだけのことで、こんなにお金使ってくれた。
可愛かった。
お嬢様なら、キャバクラなんて近寄らない。
わからない。
一体どういう人なんだろう。



「さあ、ミニスカ・パブでもいくか。」
と由紀夫は、腕に力を入れた。
そこは、新宿の2丁目のあたり。
由紀夫は、こういうところに精通している。
中に入ると、中は暗い。
マネージャーがすぐ来て、好みを聞く。
「邦子、空いてる?」
「えーと、はい、呼べます。」

由紀夫は、二人用のボックスに入った。
入り口以外覆われていて、プライバシーがある。
やがて、邦子が来た。
可愛い女の子だ。
ミニスカ・パブだけあって、邦子は、紺のミニスカのスーツを着ている。
髪はミディアムで、頬の辺りをゆるいカールにしている。
「ユキ、珍しいじゃない。」
「うん、働きはじめたからね。」
飲み物とつまみがきた。
あとは、二人の時間だ。
「今日は、可愛がって欲しいの、あたしを可愛がりたいの。」
と邦子が聞く。
「邦子を可愛がりたい。」
「じゃあ。」と行って、邦子は、由紀夫にもたれ、
くちびるを出した。
由紀夫は、邦子を抱いて、口・づけをした。
邦子がもう、息を乱している。

邦子のブラウスのボタンをはずし、
由紀夫は、ブラの間に手を差し入れた。
邦子の胸をあいぶする。
はああ…と邦子の声は可愛い。
邦子の胸をたっぷりあいぶして、
由紀夫は、ミニスカで半分以上むき出しになっている邦子のももをなでる。
「邦子のもも、最高にセクシーよ。」
由紀夫が言う。
「ありがとう。」
と、邦子は言い、由紀夫の腕に絡み着いてくる。

由紀夫は、スカ・ートの奥へ手をやり、
ショ・ーツの中に手を入れて、邦子の男のものを外に出す。
邦子は、由紀夫と同じ男子だ。
邦子は、こかんに大きな穴が開いたパンストを履いている。
由紀夫は、邦子のショーツをとった。
「あ、いや・~ん。」と邦子が言う。
ミニスカの中の男の証。
それが、由紀夫にはたまらない。
そっとあいぶしていく。
邦子は、店の中で、声を出すまいとしている。
しかし、由紀夫のあいぶで、もうたまらなくなっている。
「あ~ん、あ~ん、あたし、イきそう。お願い、イかせて。」
由紀夫は、テーブルのおしぼりをとって、
それを、邦子のその部分に巻いた。
邦子は、腰を前後にゆらして、
とうとう断・末・魔の声を上げた。

「邦子のイっちゃうときの顔、最高にセクシーよ。」
と由紀夫は言った。
「今度は、ユキをいかせたい。」と邦子。
「あたし、家を出るとき、興奮して、やっちゃったの。」
「バカねえ。ここまでとっておかなくちゃ。
 2度目はだめなの?」
「すごく刺激が強いとできる。」と由紀夫。
「いいわ。すごい刺激与えてあげる。」
そう言って、邦子は、席を立った。

やがて、邦子は、白い妖精のようなワンピースを着た女の子をつれてきた。
下はひらひらのミニスカート。上は半袖の服。
髪が長くて、白いヘアバンドをつけ、大きなリボンがついている。
どう見ても、15歳くらいだった。
「はじめまして。」
とその子は言った。声が幼い。
「邦子、まずいわよ。この子未成年じゃない。」と由紀夫。
「それが、19歳なの。信じられないでしょう。」
「ひょっとして、この子、まさか、男の子?」
「ピンポーン!」
「うそ、わあ、あたし一気に興ふんしちゃった。わあ、うそー。」


つづく(次回は、「啓子の父の再就職」です。




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Author:ラック
上は若いときの写真です。ISなので、体は、かなり女子に近く発育しました。でも、胸はぺったんこです。戸籍は男子。性自認も男子、そして女装子です。アメリカの大学で2年女として過ごしました。私の最も幸せな2年でした。そのときの自叙伝を書いています。また、創作女装小説を書いています。毎日ネタが浮かばず、四苦八苦しています。ほぼ、毎日更新しています。
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