女装小説家・菅野美雪⑦「家族が乗り込んでくる」

このお話は、第10話まであります。最後まで、お付き合いくださるとうれしいです。

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夜になった。
「お風呂入っても、女の子のままだかから、安心して先に入って。」
「はい。」と直子は言った。
美雪は、可愛いパジャマを用意した。
直子も後で入って、パジャマ姿になった。

「ベッド、1つしかないから、二人で寝るでいい。
 その代わりダブルベッドだから。」美雪は言った。
「うん。うれしい。」と直子は言った。

二人で、一つの布団に入り、毛布を肩までかぶった。
電気を薄暗くした。
しばらく経って、直子は言う。

「あたしが、女の子でいられる最後の晩でしょう。
 だから、そのう…。」と直子は、言葉を言いかねていた。
「だから、そのう、あたし、女の体の喜び知りたいの。」

「直子は、男の子が好きなんでしょう。あたしでいいの?」
「昼に言ったように、女の子も、可愛い子や、綺麗なお姉さんが好きなの。
 美雪みたいな人なら、抱き締められたい。」
「キ・スをして?」
「うん。」
「うん、わかった。あたし、今日1日、直子が可愛くて、
 抱きしめたくて、たまらなかったの。」
「抱いて。」
「うん。」

美雪も、女の子が初めてだった。
直子の上になり、直子を抱く手が震えた。
待っている直子は、もっと震えていた。
直子を強く抱きしめた。
「ああ、美雪…。」と直子は言った。
美雪は、直子のくちびるにくちびるを合わせた。
始めはそっと。
そのうち、思いが募って、強く合わせた。
舌を少し入れた。
直子はと惑っていたが、美雪の舌を受け入れた。
直子も舌を出してきた。
美雪はそれを強くすった。
2人とも荒い息をしていた。

美雪は、パジャマを脱ぎブラを取り、
直子のパジャマとブラを取った。
パジャマのズボンも取って、直子のズボンをとった。
2人は、ショ・ーツだけになり、
お互いの体温を与えあった。
そして、体中をお互いになでまわした。

直子の、胸をあいぶした。
直子は、声を上げた。
直子の胸の、先端を噛み、そのあと指でくりくりとした。
「はあ……あん。」と直子が声をあげた。
直子は、大きい声を出すまいとしていたが、
どうしても出てしまう声があった。

美雪は、直子の下半身に手を伸ばした。
「ここが、一番感じるんだって。」
「うん。触って。」直子は言った。
直子のあそこは、十分に準備ができていた。
美雪は、直子のスポットに指をあてた。
あああああ、と直子は背をそらせて声を上げた。

美雪は、そこのあいぶをつづけた。
直子は、首を振り、体を上下させ、かいかんを訴えた。
息が荒くなっていた。
「ああ、美雪、あたし、気が狂いそう。」と直子が言った。
「もっと、気持ちがよくなると思うわ。」
「ああ、だめ、ああ、気絶しそう…。」
美雪は、あいぶの指を速めた。
直子は、もだえにもだえた。
そのうち、あああ…と声を上げ、脚を閉じて、
大きく体を振るわせた。
直子は、達した。

美雪は、直子を抱きしめた。
「あたし、死ななくてよかった。
 こんなにステキな思いができて、幸せ。」直子は言った。

それから、直子は自分がされたように、美雪にした。
美雪も、同じ様に、声を上げながら、やがて達した。
「うれしい、直子じょうず。」と美雪。
「美雪のやり方を真似ただけ。」と直子。
「男の子とすれば、もっと違う感動があるんだろうな。」と美雪は言った。
「それは、永久に無理だと思う。」と直子は言う。
「わからないわよ。今、女の子でいることだって、
 永久に叶わぬ夢だって思っていたでしょう。
 だから、何が起こるかわからないよ。」
「うん。そうね。未来を決めつけては、いけないものね。
 これ、先生のご本のセリフ。」
「うん、覚えがある。」

電気を消し、2人は抱き合ったまま、眠りに堕ちて行った。

*    *    *    *

次の日の夜6時過ぎ。

美雪は言った。
「一応ご家族には、電話しておくね。
 遺書を書いて来たんでしょ。
 生きていることは、知らせないと。」
「探してないと思う。どうせ、いつか帰ってくるだろうと思ってる。」
と直子は言った。

美雪は電話を掛けた。
「はい。」と母親がでた。
「わたくし、菅野美雪と申しまして、
 直也さんの居場所を知っております。

 直也さんは性同一性障害です。
 今日、家族会議をお開きになって、
 性同一性障害について理解され、
 直也さんの気持ちがわかったと思われるとき、
 お迎えにきてください。
 ご理解がいただけないのなら、
 直也さんのいる場所を、お教えできません。」
美雪は、住所と電話番号を教えて受話器をおいた。

「あの親は、あたしのこと、理解しようとする親じゃないわ。」
と直子がいう。
「あたしは、ああ言ったけど、今すぐ乗り込んでくると思ってる。
 チャイムがなったら、直子はベッドルームに隠れていて。
 あたしは、ミユでは若すぎだから、そうだなあ、恐れ多いけど、
 ZERDの阪井泉水さんになる。」

美雪は、そう言って、阪井泉水の35歳の時のCDジャケットを見て、
泉水になった。
「わあ、美雪、すごいスケールの美女だわ。」と直子が言った。
直子にも、もう一錠。女の子でいた方がいいと、美雪は思った。

美雪は、コタツ机をだして、座布団をいくつか出した。

美雪の勘は、当たっていた。
20分後、夜の7時、チャイムがなった。
そして、ドアをどんどん叩く音がした。
乱暴だ。怒っているのか。
ドアをあけると、両親が乗り込み、妹2人が、ついてきた。
父親の建造は、背が180cmからあるがっちりした男だ。

「お約束がちがいます。」と美雪は言った。
「何を言う。他人の子をかくまっておいて、
 親に渡さぬ者がどこにいる。誘拐と同じだ。」と、部屋をうろうろしている。

「まず、お座りください。」
父親の建造以外は、座布団に座った。
まだ、部屋を見回している。

「ここのどこかに、直也がいるに決まっている。
 ここか!」と言って、父親は、ベッドルームの戸を開けた。
ベッドに、水玉のワンピースをきた直子が座っていた。

「ほらいた。直也、女の服なんか着おって。
 親をバカにするのもいい加減にしろ。」
そう言って、直子を、6畳の間に引きずり出した。

「その子は、ちがいます。女の子です。私のお手伝いの子です。」
美雪は叫んだ。

「何をいう。女の子だと。直也は男だ。見ろ。」
そういうと、父親は、強引に直子のワンピースのファスナーを下げ、
ワンピースを下まで下げた。
母親の止めも振り切り、
「なんだこんなのも。」
と言って、ブラを引きちぎった。
そして、直子のショーツを一気に下げた。

そこにみんなの見たものは、
女の子の全裸の姿だった。

父親は、はっと全裸の女の子を見て、顔色を変えた。
そして、自分がしてしまったことをやっと認識した。
自分は、見ず知らずの女の子を、力づくで全裸にしたのだ。
父親は、ショックで、畳にへたり込んだ。


つづく(次は、「両親、直也の辛さを理解して行く」です。)




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非公開コメント

1. 無題

自分の書いた本で、そして実際に会って一人の人生を救った美雪。

でもまだすべてが解決したわけでゎない。

こっからが本当の戦いになるのでしょうか。

明日の記事も楽しみです♪


この作品、もぅすでに7回だったんですね。
あと3回。
ラックさんの渾身の思いの詰まった作品を最後まで楽しませてもらいますぅ(*゚ー゚*)

2. Re:無題

>junさん

コメントありがとうございます。

そうなんです。これから、両親との戦いです。
⑧と⑨がクライマックスなんです。⑩は、エピローグ的なものです。
自分でも、⑩まで、書いたのは、初めてです。
最後まで、読んでくださる方がいて、幸せです。

PS.
いつも人気ブログランキングのこと書きますが、
私が、「このブログは、通販じゃないか」と思って、何度も通報していたブログを、junさんが、軽く抜いてくださって、すかっとしました。
プロフィール

ラック

Author:ラック
上は若いときの写真です。ISなので、体は、かなり女子に近く発育しました。でも、胸はぺったんこです。戸籍は男子。性自認も男子、そして女装子です。アメリカの大学で2年女として過ごしました。私の最も幸せな2年でした。そのときの自叙伝を書いています。また、創作女装小説を書いています。毎日ネタが浮かばず、四苦八苦しています。ほぼ、毎日更新しています。
どうぞ、お出でください。

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