女装小説家・菅野美雪②「ね、ね、あたし女に見える?」

美雪が、そのとき一番恐れていたこと。
『それは、全部夢でした。』というオチ。
頬をつねったり、逆立ちをしてみたり、いろいろした。
全部、夢ではないとの結果だ。
美雪は、これはいよいよ現実であると確信した。

こういう時、女になれた男が、真先にしてみることは何か。
この手の小説を熟読している美雪には、わかる。あれだ。
だが、それは、するまいと、女装作家のはしくれとして美雪は思った。
もっとユニークに行かなくっちゃね。

ちゃんとブラをつけて、
美雪は、花柄のオシャレなワンピースを出した。
肩見せ、紐は、首の後ろで結ぶ。
元が可愛いから、なんでも似合う。

髪はポニーテール。
サンダルを履いて、小さなバッグを提げて、外に出た。
ああ、世界が違う。
キャリアだけは長い美雪は、女の歩き方、仕草くらいは、マスターしていた。
美雪は、歩きながら、ショーウインドウに映る自分を見た。
スカートが風にはためいている。
ああ、感動!

前から、小学2年生くらいの女の子が二人きた。
美雪は、かがんで聞いた。
「ね、ね、あたし男で、女装してるの。一応女の人に見える?」
「うん、見えるよ。絶対男の人に見えない。」
「すごく綺麗。」
と女の子達は言ってくれた。

これが、美雪の考えた「ユニークなこと」である。

中1くらいの男の子が来た。
「あのさ、あたし男なんだけど、女装してるの。
 一応女に見えるかなあ。」
その子は、笑って、
「完璧に女の人。女装って嘘でしょう。」
と言った。
「わあ、そこまで言ってくれるとうれしい。」

美雪は、うきうきしながら歩いた。
しかし、こんなこと聞いて歩く女って、相当変だな。そうも思った。
ああ、でも、これ、やめられない。

コンビニチェックをしなくちゃ。
コンビニに入る。レジは、高校生のバイトの女の子だ。
ガムを買った。
その女の子は、すごい速さでキーを打つ。
おつりをもらったとき、
「あたし、女装してるんだけど、女で通った?」
と聞いた。
「え?男の人なんですか。絶対ウソ。絶対見えない。」
「ほんとに、ほんとに?」と美雪は聞く。
「ええ??すっぴんですよね。絶対、信じられない。」
と女の子は言った。

わあ~、だいぶ満足してきたぞ。
まだ、女でいることに慣れてないから疲れてきた。
部屋に帰ろう。
そう思って、一端引き上げることにした。



6畳の部屋で、大の字になっていた。
女の喜びをためすのは、まだまだ、お楽しみにとっておく。
美雪は、そのとき、ふと思った。
女装子は、あそこが男だから、醍醐味がある。
今の自分は、ただ女でいるに過ぎない。
今くらいの美貌で、あそこに男のあれがあれば感動だ。

美雪は、白いビンがあることを思った。
なんとか、あそこだけ男にする方法はないか。
美雪が記憶する過去の女装小説には、こんなシチュエーションはない。
白い錠剤を、4分の1にして呑んだらどうなるか。
全体に少し男っぽくなってしまうのか。

ずーと考えていて、「そうか!」と起き上がった。
美雪は、引き出しを探し、「ピルカッター」なるものを見つけた。
これは、溝のない錠剤も、
2分の1、4分の1に、カットすることができる優れ物だ。
美雪は、それを使い、白の錠剤を4分の1にカットした。

そして、ネットのAVサイトに行き、
男のものがはっきり見える画面をさがし静止画にした。
よし!
美雪は、その男の証をじっと見つめながら、
白い錠剤の4分の1を呑んだ。

反応が速い。
2分も経たないうちに、自分のあそこに男の物が生えてくるのがわかった。
『やった。あたしって、天才かしら。』と思った。

ドレッサーの前に立った。
ショーツを抜いだ。
完全な女の子。
スカートを徐々に上げていった。
やがて、こかんに見えたものは、立派な男のもの。

美雪は、一気に興奮した。
「ああ、坂井ミユちゃん、あなたは、男だったの。」
と言って見た。
「あなたみたいに可愛い人に、こんなものがあるなんて、
 ウソでしょ。信じられない。絶対ありえない。」
そう独り事をいうに従い、男のものがどんどん大きくなり、
天井を向いてくる。
ああ、たまらない。

美雪は、ドレッサーに座った。
そして、自分のあれに、ゴムをかぶせた。
そして、鏡に可愛い姿の坂井ミユを見ながら、
大きく固くなったものをなで始めた。
同時に、下半身を見ながら、
倒錯的な喜びに震えた。
「いや~ん、いや~ん、あたしにこんなものついてる。
 あたし、男だったの?うそよ、うそよ、あたしは女よ。
 ああ、でも、ちゃんとあるもの。うそー、気が狂いそう…。」
美雪は、そう可愛い声で言いながら、
やがて、背を反らせ、
ビクン、ビクンとなり、果てて行った。

『あああ、やっちゃった。今日は、あと1回しか出来ないな。』
そう思った。



女になった体で、昼寝はもったいないが、
身が持たないので、2時間ほど寝た。

夕方になり、繁華街に行きたくなった。
あそこに男のものがあるままの女装はなれている。
あそこを、股の後ろに回し、タマタマは、体内にしまい、
ショーツで抑え、念のためガードルを履いた。

メイクをすると、驚くほど美人になった。
さっきの花柄のワンピースで、新宿に出かけた。
電車の中で、2度もチカンをされた。
男の身には、そう悪い気分ではない。
電車の中でもジロジロと見られた。
自分が、キレイだからだと思った。
こんな気分、今まであり得なかった。

新宿駅で、外に出るのはまだ怖いので、
駅ビルのブティックの並びを見ていた。

あるドレスを熱心に見ているとき、
「ミーユ。」と言って、誰かに目隠しをされた。
声と指の感触では、女の子だ。


つづく(次回は、「証拠を見せて!」です。)




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1. 無題

昨日のコメ返を読んで感激しちゃいました~(≧▽≦)

junのお話を参考に書かれただなんて、もぅ最高ですぅ(*゜▽゜ノノ゛☆

jun、この主人公を自分に重ね、あたかも自分が物語の主人公になったかのような思いで読ませていただきました。


「いや~ん、いや~ん、あたしにこんなものついてる。
 あたし、男だったの?うそよ、うそよ、あたしは女よ。
 ああ、でも、ちゃんとあるもの。うそー、気が狂いそう…。」

junもそんな感じで。。。

あ”、続きゎメッセに(〃∇〃)

2. Re:無題

>junさん

junさんが、コメントに書いてくださったお言葉だと思います。青、白の色指定もあったような(笑)。

主人公になったつもりで読んでくださったなんて、書いた方としては、すごくうれしいです。

「いや~ん」のあの部分。自分でもよく3行で我慢したなと自分を誉めています。

今日、終わりの方書いていたんですが、どうしても重くなっちゃっていけません。軽快なタッチでさいごまでいきたいんですか。

3. あらら…

おはようございますm(__)m、いつも欠かさず読んでますよ、ラックさんの小説を。
今日のお話期待してたんですが、飴侮露のけんらんに引っ掛かって見れなくなってますねぇ。残念ですぅ。

4. Re:あらら…

>亜里沙さん

コメントありがとうございます。
さっきまで消えていましたね。
さっき気がついて、言葉をいくつか直して、
再投稿しました。
また引っかかるかもしれません。
そうしたら、また投稿します。
消えてましたら、また時間をおいて、
ご覧くださいね。
プロフィール

ラック

Author:ラック
上は若いときの写真です。ISなので、体は、かなり女子に近く発育しました。でも、胸はぺったんこです。戸籍は男子。性自認も男子、そして女装子です。アメリカの大学で2年女として過ごしました。私の最も幸せな2年でした。そのときの自叙伝を書いています。また、創作女装小説を書いています。毎日ネタが浮かばず、四苦八苦しています。ほぼ、毎日更新しています。
どうぞ、お出でください。

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