城山大・サークル・変身クラブ①「部員やっと2名になる」

大川聡史は、城山大学2年生。身長162cm。
大学内に、サークル「変身クラブ」を設立した。
しかし、そのサークルの主旨が、不明確で、部員は1人。つまり聡史一人だった。

一人のサークルに部室などもらえない。
そこで、聡史は、大学から近い自分のマンションを部室としていた。

「女装」なら、もっと部員が集まるかもしれない。
しかし、自分が求めるのは、「変身」なのだ。

活動は毎日のようにやっていた。
2LDKマンションに、ドレッサーの代わりになる、
豪華な変身ルームを作っていた。
畳1枚分を横にした鏡。
その前のテーブル。
いっぺんに4人が変身できる。

その日、聡史は、初老の婦人に化けて、
大学の講義を受けてきた。
周りの学生は、高齢者として、手厚く扱ってくれる。
ちょっと良心がとがめながら、満喫した。

老人になるためには、茶のラインを皺のように引かねばならないが、
ほとんどばれない。それは、あまり注目を浴びないからだ。
若い女性に化けるには、各部細心の注意を払わなければならない。
なぜなら、可愛くできたときは、注目を浴びるからだ。


聡史は、高校生のときまで、女装マニアだった。
マニアが高じて、中学1年のときから、女性ホルモンを打ちはじめ、
もう、7年になる。
胸は、Cカップ。身長162cm、体重46kg。
そして、高校の3年間、コルセットをはめ、
女性のウエストラインであるおへそから7cmくらい上にくびれをつくった。
コルセットのしまりで、55cm。

コルセットの締りがないところから(男の)ウエスト、ピップに脂肪が付き、
なだらかな女性の体のラインを得ていた。
聡史の顔は、女装に恵まれた女顔だった。
目がやや細いのだが、鼻筋が細く通っていて、アゴが細い。
そして、唇が、若干タラコ唇で、リップをべたりと塗ると、大変セクシーな女になる。
そして、細い目も、アイメイクによって、驚くほど大きくなり、美女に変身する。
細い肩幅。
おまけに、七色の声を出せる訓練をしたので、もちろん女性の声を出せる。
25歳くらいの声。
16歳くらいの声。
11歳くらいの声。

大学生になって、聡史は、自分の体がナチュラルな女性化をとげてきたので、
逆に男に化けたり、老婆に化けたりしたくなった。
そこで、坊主のカツラをかったり、老婆のカツラをかったりした。

聡史は、老婆の化けた姿から、一気に、セクシーな女に変身するのが好きだった。

新学期の、新入部員勧誘の季節で、どの部も、盛んに声を上げていた。

その日、聡史は、長い自分の髪の毛を、ネットの中にいれて、
男の長髪くらいのカツラを被り、
黒い応援団のような服を着て、ハチマキをして、会員募集をしていた。
肩には、肩パッドを2枚重ね、
細いウエストには、特製の綿布団巻いた。
四月と言えど、重装備で、少し汗をかく。
小さい机に広告を出して、人を待っていた。

花形は、バトン部、女子バス。女子サッカーで、長蛇の列。
そういうのを見ると惨めになるが、
聡史は、くじけず声を上げていた。

だが、勧誘を初めて10分も経たない内に、一人やってきた。
「おお、やったー。」と聡史は、心でガッツポーズをとった。

その学生は、黒い男子用の学制服を着ていたが、
髪は、肩まで可愛いボブヘアーにしている。
「あの、女装をする会とは、違うんですか。」
とその学生は、言った。
声からして、どこもかも女の子丸出しだ。歩きから仕草まで、女の子だ。
何のために学生服を着ているのだろうと、聡史は思った。

ひょとして、この子は、今男に化けているつもりかな?
「女装も本人の好みでするよ。一番人気だね。
 でも、男装、老婆、コスプレもありだよ。
 アニメの主人公なんかもOK。」
「おもしろそうですね。入ろうかな。」
「え?今会員、僕一人なのよ。入ってくれるとうれしいよ。」
「様子見て、やめても、いいですか。」
「もちろん。」
その学生は、署名をした。大橋英次。
『あはっ。男名前を書いて、化けてるつもりだ。』
しかし、女の子と自分と二人というのも、照れくさいなあ。
などと、聡史は考えていた。

「一人来てくれたら、十分。さっそく部室に行こう。
 といったって、大学の中にはそんなのないから、俺ん家。」
「ええ、わかりました。」と英次は、明るい声で言った。
性格がよさそうだなあ…と聡史はうれしくなった。

聡史はうきうきして、机を片付け、英次を自分のマンションに徒歩で連れて行った。

道すがら、
「君は、男装しているつもりの女の子でしょ。
 そんな服着てても、女の子に見えちゃうよ。」聡史は言った。
「女の子に見えますか?」と洋次は言った。
「バレバレです。学園祭なら、仮想の男の子で通じるけど。」
「ぼく、男ですよ。典型的な男の格好をして、
 なお女の子に見られるっていうのが、僕のチャレンジなんです。」
「そ、そうなの?」
本当だろうか。この子が、男子だったら、自分は、感激で気絶する。
だか、その英次に話を合わせた。

「短パンはいて、タンクトップ1枚で女の子に見えたら最高のレベルだね。」
「先輩は、男性ですか、女性ですか。わかりません。」
「こんな声で話すと、女に見える。」と聡史は、16歳くらいの女の子の声で話した。
「わあ、すごい。あたし、今、ちょっと萌えました。」
「今自分のこと『あたし』って言ったね。正体がバレた。君は、女の子だ。」
「あ、つい。女になってるときの方が多いから。」
「なるほど。じゃあ、元は、男の子なの?」

「はい。一応、アレついてます。」
「そ、そ、そうなの?」と聡史は、かなり感激して聞いた。
「は、はい。」
「性同一性障害?」
「そこが、わからないんです。」
「実は、俺も自分がわからない。だから、このサークル作ってみたんだ。」
「じゃあ、自分探しのサークルってわけですね。」
「うまいこと言うね。でも、俺、探すほど自分広くないよ。ちょっと探して終わり。」
「あはは。」と洋次は、愉快そうに笑った。


つづく(次回は、「まずは、女になってみよう」です。)




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1. 無題

うわぁ、ラックさん楽しい導入ですね☆私も学生時代思い出してしまいました。私は女装でなくてアジア系の民族衣装でした。勧誘したときの感じもすごく懐かしい☆続きが楽しみ(*^.^*)です。

2. Re:無題

>ルーティ=ネイさん

コメントありがとうございます。
勧誘って、活気があって、学生になったんだなあっていう気がしますよね。ルーティ=ネイさんのアジア系民族衣装って、何部だったのでしょう。
今回の話は、「自分探し」をテーマにしようと思っています。読んでくださるとうれしいです。

3. 無題

わ~いヾ(@^▽^@)ノ
とっても素敵なプロローグ♪
この2人の次の展開にワクワクですぅ(o>ω<o)

それからね
jun、生まれ変わったら女装の似合う男の子になりたいんだ。
女の子ぢゃなくって男の子。
理想ゎ。。。そう、このお話の主人公、大川聡史みたいな。
ここに書かれているよぉな容姿がまさに理想ですぅ(///∇//)

4. Re:無題

>junさん

プロローグを喜んでくださって、うれしいです。
今日、二人のえちまで行きたかったんですけど、無理でした。明日は、がんがんいきたいです。

女装の似合う子に生まれ変わりたいって、わかります。ハンサムな男子に生まれるよりいいですよね。可愛い女の子に生まれるより、可愛い男の子に生まれたいですね。
いろいろ人物が出来てきますので(予定では)読んでくださるとうれしいです。
プロフィール

ラック

Author:ラック
上は若いときの写真です。ISなので、体は、かなり女子に近く発育しました。でも、胸はぺったんこです。戸籍は男子。性自認も男子、そして女装子です。アメリカの大学で2年女として過ごしました。私の最も幸せな2年でした。そのときの自叙伝を書いています。また、創作女装小説を書いています。毎日ネタが浮かばず、四苦八苦しています。ほぼ、毎日更新しています。
どうぞ、お出でください。

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