2代目スーパー洋子③「保護者会始まる」

このお話は、ちょっと評判が悪いのですが、最後まで書きます。
読んでくださると、うれしいです。

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昼食が終わっての昼休み。
佐和子へのいじめっ子4人は、話し合うため、体育館の裏に行った。

「あたし、恐い。何されるんだろう。」と美香は言った。
「あたし、ずっと震えが止まらないよ。」由梨が言った。
「どうして、スケ番の君江だったのかわらない。」と佳子。
「絶対今までは、佐和子だったよ。」隆子。

「わかった!」と美香は叫んだ。
「何が?」と3人。
「スケ番の君江と佐和子は、同一人物なんだよ。
 君江は、佐和子に化けて、いつもあそこで皆を見てたんだよ。」
「そっか、長い髪はカツラだ。耳のピアスや赤い髪を隠すため。
 そして、顔も見られないように、前髪を目の下まで長くして、
 横の髪で、頬を隠してた。
 みんなからなんとなく嫌われるようにして、
 クラスの意地悪なヤツを見てたんだよ。」

「ええ?じゃあ、弁当のこと以外、
 あたし達が、さんざん佐和子にしたいじめをみんな知ってるんだ。」と美香。
「ああ、もうあたし達終わりだよ。
 佐和子をトイレに行かせなかったり、トイレの水飲ましたり、便器舐めさせたり、
 教科書ゴミ箱入れたり、髪の毛切ったこともあった。まだまだ、あるよ、ひどいのが。
 あれ全部君江に知られちゃってたんだ。」由梨が言った。

4人は、震え上がった。
もう、だれにも意地悪はできないと思った。
弱い子だと思って意地悪すると、それが、君江だったりする。
そう思うと、どんな子に対しても、恐くていじめられない。
4人は、心の中に、大きなトラウマを作った。
女の子のだれもが君江かもしれない。
4人は、今まで、いろいろな女子にして来た意地悪を思い、
それが、全部君江だったと結論し、
絶望し、恐怖のどん底に落ちて行った。
心に出来上がったトラウマは、簡単に消えるものではなかった。

そのうち、美香が手をたたいた。
「いいことするんだよ。だれが君江かわからないから、
 クラス全員にいいことするんだ。
 朝は早く来て、教室掃除。
 トイレ掃除は、あたし達で、かってでる。
 困ってる子を助ける。どうお。」
「うん。それしかない。全員にいいことしよう。」
「わかった。それしかない。やろう。」
4人は、決心した。



それと同じ頃、校庭の芝生の小山の裏で、
洋子とスケ番の吉野君江と、佐伯恵子が芝生に腰を下ろして座っていた。

「陽一君。佐伯恵子になってみて、どうだった?」と洋子は聞いた。
「うれしかった。本物の女の子になれて。
 マドンナだと、みんなの態度、全然違う。人によって差別するなんて、
 腹が立ってたまらなかったけど、最後に、あの意地悪だった金子実春さんが、
 いいことを言ってくれたから、それは、うれしかった。」

「佐和子ちゃんは、どうだった。」と洋子。
「気持ちよかった。自分の言いたいこと言えた。
 不思議だった。自分の言いたいことが、
 君江の言い方になって口から出てくる。
 ずっと前から、言いたくて言いたくて
 たまらなかったことが言えた。」
と佐和子は言った。

洋子は身を乗り出し、
「あたしは魔法使いなのね。
 で、5,6時間目は、すべて魔法を解く。
 皆の記憶から、佐伯恵子を失くす。
 だけど、今朝反省したことは、記憶として残ってる。
 とうぜん、陽一君は復活。恵子の席に座る。
 先生の名簿にも今度は名前があるからね。

 佐和ちゃんは、君江の席にもどる。
 君江なんて実在しない。今日のは、あたしのイメージなの。
 地下のスケ番は、地下の、番長のそばにいる。
 安心して。誰からも、何にもされないよ。
 多分、みんなは、あなたを、スケ番君江の変装だと思ってる。
 だから、何もされない。」洋子は言った。

「うん。わかった。安心した。」と佐和子は笑顔を見せた。
「これから、腹が立ったら、ジロっとにらんでやりな。
 それで、相手は、震えながら『気を付け』をすると思うよ。
 それと、髪型少し変えるけどいい?」洋子。

「あ、お願い。」
洋子は、短い魔法の棒を、くるくるっと回した。
すると、佐和子の、うっとおしかった髪は、スタイリッシュに変身した。
顔をみんな出した佐和子は、可愛い少女だった。
「佐和ちゃん。君もいままでいじめられて、
 自分を出せなくなってたんだね。
 ぼく、君の辛かったこと、すごくわかるよ。」
陽一が言った。
すると、佐和子は、目に涙を一杯ためて、
「ありがとう。そんなに優しい言葉聞いたの初めて。あたし、うれしい。」



学校が終わり、陽一は、家に帰った。
陽一の家は、驚くほどの大きな邸宅だった。
父の信夫は親の代を継ぎ、大手の会社の取締役だった。
48歳だったが、若く見え、40歳くらいに見えた。
理知的で、性格の温厚な人物だった。
母の美咲は、陽一に似て、大変な美人だった。
陽一は、洋子に言われたように全てを話した。

「わかった。」と父はいい、食事を早め、
陽一に、白い目の覚めるようなワンピースで行くように言った。
そして、ロングの背中まであるストレートのカツラを被っていくように言った。
母は、その陽一に、白い小さなリボンのあるカチューシャをつけた。

白金高校。会議室。
8時15分前、
校長、副校長、教務主任、そして、担任の上原が同席していた。
犯行の4人の生徒の親は、ほとんど夫婦で来ていた。

A男の父高井は、いかにも不愉快そうに座っていた。
B男の父関口に、聞こえよがしに言った。
「私の子供の頃、パンツ脱がしなど、あたり前の遊びでしたよ。
 それを、これだけの保護者を集めて、大仰な。」
「そう、よくやりましたよ。後ろから、さっとズボンとパンツを脱がず。
 時代が違ったんですかね。」
「全く。いたずらといじめを混同されては、困りますよ。」
C男、D男の父親も似たようなことを言っていた。

8時になる2分前に、父の信夫、母の美咲が入ってきた。
そして、その横に、純白のワンピースを着た坂井陽一がいた。
陽一は、正装をしていて、妖精のように可愛い少女になっていた。
「え?!」と4人の父親、母親は驚いた。
被害にあったのは、男子ではなかったのか。


つづく(次は、「保護者会の終了」です。)




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ラック

Author:ラック
上は若いときの写真です。ISなので、体は、かなり女子に近く発育しました。でも、胸はぺったんこです。戸籍は男子。性自認も男子、そして女装子です。アメリカの大学で2年女として過ごしました。私の最も幸せな2年でした。そのときの自叙伝を書いています。また、創作女装小説を書いています。毎日ネタが浮かばず、四苦八苦しています。ほぼ、毎日更新しています。
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