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2代目スーパー洋子①「私立白金高校」

2代目スーパー洋子は、白金高校の2年1組の一番後ろに立って眺めていた。

「スーパー洋子」とは、2200年から派遣されたスーパーサイボーグで、
IQ230、超人的な運動能力を持っている。
さらに、この2代目スーパー洋子は、自分も他人も変身させられる特殊能力と
幻覚を与える能力を搭載していた。
洋子は、いつも何かしらの使命によって来ている。



私立白金高校は、一見おとなしい真面目な生徒が通う学校に見えていたが、
その実、どのクラスでも、いじめがあり、番長、スケ番など昔ながらのワルが、
地下に存在している救い難い学校だった。

朝、担任が来るまでの時間である。
2年A組で、この4日続いているいじめがあった。

髪を伸ばした、小柄で女の子のように可愛い坂井陽一が、4人の男子生徒に、
教室の後ろのスペースで、いじめられていた。
洋子には、様子がはっきりとわかった。
洋子は、「座敷わらし」の術でそこにいる。
つまり、一人余分なのに、誰が見ても顔見知りという術だ。

「ほれ、女の声で、いや~んって言ってみろ。」Aが言う。
「だめだ、やめろお。」と陽一は、逃れようとする。
一人が陽一を仰向けにして、2人が腕をとる。
4人目が、陽一のズボンのベルトをはずし、脱がせにかかっている。
「今、お前が男か女か調べてやるからな。」とD。
「昨日もやったじゃないか。もうするな。」陽一が叫ぶ。

後ろで、これほどのことが行われているのに、止める者がいない。
なんと冷たいクラスだと、洋子は思った。

「さあ、どうかな?」とDがズボンとパンツを脱がせにかかった。
そのとき、洋子は、陽一を、クラス1のマドンナ、佐伯恵子に変身させた。
この変身も、「座敷わらし」の術であり、佐伯恵子は、今出現した
陽一の変身だ。しかし、クラスのみんなは、
佐伯恵子は昔からクラスの一員であり、マドンナ的存在だと認識している。
実際には、佐伯恵子などいない。

そして、洋子は、すべての陽一の学校での設定を、佐伯恵子に置き買えた。

陽一の心はそのままだが、脳のすべては、恵子モードになっている。
(情緒、歩き方、話し方、表情、仕草、動作、性格など。)

Dは、陽一のパンツとズボンを一気に脱がせた。
そのとき、そこに見たものに肝を潰した。
女子の下半身だったのだ。しかも、それは、クラス1のマドンナ佐伯恵子の。
いっしょにいたA、B、Cも焦った。
自分たちが抑えているのは、佐伯恵子なのだ。
Cは、恵子の豊な胸を押えていた。
Cは、あわてて手を引っ込めた。
Dは、あわてて、恵子のパンツをもどし、スカートを下ろした。

恵子は、寝たまま、両手を顔に当て、泣き始めた。
その声を聞き、クラス中が、男4人によって、
佐伯恵子の下半身が見られたことを知った。

恵子は起き上がって、自分の席(陽一のいた席)に行って、顔を伏せて泣いた。

4人は、後ろで呆然としていた。
クラスの男子一人が言った。
「何であんなことしたんだよ。性的暴力だぜ。信じらんねえ。」
彼の一言で、女子達は、一斉に、4人をののしり始めた。

「ちがうのよ!」
とそのとき、佐伯恵子がすごい剣幕で声を上げた。
立ち上がると、
「見られたことも、ショックだけど、
 今4人を責めるなら、何でだれも助けてくれなかったの。
 あたしが、あれだけ、助けてって叫んでいたのに。
 4日間、叫び続けたじゃない。
 だれも何もしてくれなかったことが、一番悲しいんじゃない。」

男子が言った。
「だって、やられてんのは、陽一だと思ってたからさ。」
恵子は、
「人によって違うわけ。同じことされても、だれだれなら助けるけど、
 だれだれなら助けないの。そんなの不公平じゃない。」と激しい口調で言った。

金子実春という子が、
「そうよ。世の中不公平なのよ。嫌われっ子は助けてくれない。
 人気のある子は助けてもらえる。そんなもんよ。陽一は嫌われっ子なのよ。」
とはっきり言った。
「そういうあなたはどうなの。」と佐伯恵子は言った。
金子実春は、
「はーい。あたしだったら助けてくれる人。」
とみんなに聞いた。
しーんとして、手を挙げる者はいなかった。

実春は焦った。
「どうして?あたし、『助けてもらえない組』?
 そうなの?あたし、嫌われてるの?」
男子Uが、
「自分に聞いてみろよ。そんなこともわからねーで、
 今まで、ギャーギャーわめいてたのかよ。」
そう言った。
金子実春は、力なく座って、顔を覆って泣き始めた。

そこに、担任の上原が来た。
上原は、長身、細身で、眼鏡を掛け、いかにも頭がきれそうな感じだった。
上原はみんなに、
「少し、聞いていたよ。私には、全く分からんことが1つある。
 『陽一』という子が、
 今まで、教室の後ろでパンツとズボンを4日間4人に脱がされていた。
 クラスのみんなは、陽一君は、
『助けてもらえない組』の一人だから、
 見向きもしなかった。
 佐伯恵子さんは、暴行に遭い、
 4日間ずーと助けてもらえなかったと言っている。
 だから、みんなは、ひどすぎると言っている。

 みなさん。聞くけど。陽一君ってだれ?」

「それは、坂井陽一ですよ。なあ、みんな。」と男子Gが言った。
上原は、
「このクラスに坂井陽一君なんていないよ。
 私のクラス名簿に、坂井陽一なんて名前はない。
 じゃあ、席はどこだったの?」
と言った。
「あ、今、佐伯さんが座っているところです。」とY。
「佐伯さんは、今までずっとあの席ですよね。」と上原。
「ほんとだ。坂井陽一なんていないよ。」
とみんなが言い出した。

担任の上原が言った。
「よって、私は、佐伯恵子さんが、4日連続性的暴行を受け、
 今日は、いよいよ下着を脱がされ、あそこを見られた、と見ます。

 クラスのみんなは、4日間も佐伯さんを見過ごしにした。
 佐伯さんは、『助けてもらえない組』だったから。
 でなければ、誰かが助けているはずだ。
 つまりこのクラスには、『助けてもらえる組』と
 『助けてもらえない組』があって、
 みんなは、そういう組が出来てしまうのは、
 世の中元々不公平だから、当然だと考えている。」

担任の上原は、情けなさそうに首を振った。
「このクラスの女子も地に堕ちたものだ。情けないにもほどがある。
 男子に無理矢理、陰部を見られることが、
 どれほどの恥辱か、わからないのかね。
 どうして、一人でもいい、私を呼んでくれなかったのかね。
 無関心にも程がある。悲しさと情けなさで、私はヘドが出そうだ。

 これから、以上のことを校長に伝える。
 場合によっては、今日の夜に、保護者会を開き、報告します。
 何しろ、4人のしたことは、性的暴行という犯罪だからね。

 何か、異論があるものはいるかね。」
上原は、しばらく待った。

女子のHが手を上げて、
「佐伯恵子さんは、クラスの憧れだから、
『助けてもらえない組』ではありません。
 私は、暴行を受けているのは、恵子さんだとは見なかったんです。
 坂井陽一という女の子みたいな人だったから、助けなかったんです。」
そう言った。

上原は、
「Hさん、君は、今頃、何を言ってるんだね。
 金子実春さんは、今ならわかるだろう。代わって君が説明してくれたまえ。」

金子実春は立って、言った。
「私は、自分が嫌われているなんて知らなくて、
『勝ち組』だと思っていい気になっていました。
 でも『負け組』だと知って、初めて思いました。
 勝ち組だろうと、負け組だろうと、みんなで助けるべきでした。
 暴行を受けている人がだれであろうと、した人の罪は同じです。
 また、見捨てたみんなの罪は同じです。」

上原は言った。
「金子さん。その通りです。Hさん、わかりましたか。
女子Hは、
「はい。」と言ってうつむいた。

もう、手が挙がらなかった。

1時間目の授業に進んだ。

つづく(次は、「2つめのいじめ大西佐和子」です。)




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ラック

Author:ラック
上は若いときの写真です。ISなので、体は、かなり女子に近く発育しました。でも、胸はぺったんこです。戸籍は男子。性自認も男子、そして女装子です。アメリカの大学で2年女として過ごしました。私の最も幸せな2年でした。そのときの自叙伝を書いています。また、創作女装小説を書いています。毎日ネタが浮かばず、四苦八苦しています。ほぼ、毎日更新しています。
どうぞ、お出でください。

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