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元祖・スーパー洋子「出版・校正者」 前編

えー、いろんな話を書きましたのに、全部中途半端で、終わりまで書いたの、これだけなんです。「スーパー洋子」というキャラを今までも書いて来ましたが、これ、女装やえっちが
ないんです。申し訳ありません。前・後編に分けて2回も書きます。
読んでくださると、うれしいです。

===============================

<倉田洋子の紹介>
倉田洋子は、未来社会から、現代に派遣された、
スーパー・サイボーグ。
IQ230、超人的なパワーと能力を搭載している。
洋子は、普段は冴えない出版校正者・倉田洋次として、
平凡に過ごしている。
尚、洋次から洋子になるのは、男子トイレの個室に入る。
そして、出たとき、そこが女子トイレであったとき、
洋子となって変身している。
洋子になったときは、必ず何かの使命がある。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

倉田洋次は、いつものように、原稿の校正をやっていたが、
必ず、腹がおかしくなる。
嫌だと思ってやっている職業病か。
上司 近藤百合子の目をうかがいながら、こっそりトイレに言った。
「今日は、新人が来るから、早く戻ってくるのよ。」
と百合子の声。ちゃんと見つかっていた。
『百合子さんは、美人だが、性格がどうもなあ。』と洋次は思っている。

トイレの個室から出ると、あれ?
ここは女子トイレ。
さては、スーパー洋子に変身したか。
お腹の痛みも消えている。
次はなんの使命なんだろう。

手を洗いながら、鏡をみた。
おかっぱの髪。まるで、高校生。紺のベストにスカート。
洋次の背は、170cmくらいなのに、
洋子の背は、155cmくらい。
相変わらず、トッポイ顔だ。可愛いけど。
洋子は、いつものくせで、前髪を、息でふーと飛ばした。

デスクに戻ってみると、部長が誇らしげに、一人の青年を紹介していた。
「えー、彼は、IQが180とも言われ、T大文学部を主席で出ました。
 普通ならわが社には、少しもったいないのだが、
 彼は、是非とも出版の会社で働きたいと、わが社に来ました。
 また、彼は、速読術も習得しており、
 頼りがいのある即戦力として、期待しています。
 では、君からも。」
「坂田郁夫と申します。右も左もわかりません。
 みなさま、よろしくご指導のほど、お願いいたします。」
と頭を下げた。

洋子の見たところ、えらぶってもいず、とても爽やかでいい感じだった。
それに、なかなかの美形である。
早、女子社員たちが、うわさをしていた。きっといいうわさにちがいない。

洋子は、自分のデスクの右どなりが、空いていることに少し冷や冷やしていた。
その冷や冷やは、ズバリ的中。
近藤百合子が坂田郁夫と来て、
「坂田くん、この倉田洋子さんは、わが社一の切れ者なの。
 ね、洋子さん。そうよね。彼女のそばで、しっかり教えてもらいなさい。」
と彼を洋子の隣に座らせた。

(洋次が洋子になっても、みんな、昔から洋子がいたと思っている。
 そして、洋次のことは、思い出さない。)

洋子はあわてて、
「百合子さん、彼T大よ。主席よ。IQ180ですよ。わかってるんですか。」と言った。
「わかっているからこそよ。」
と洋子は言って、さっそく、100ページくらいの原稿を持ってきた。
「郁夫君。早速これの校正をしてみて。はじめだから、赤じゃなくて鉛筆でやって。
 それを、洋子さんに見せて、直してもらってちょうだい。
 洋子さん、坂田くんには、いくら厳しくしてもいいからね。
 冷たく指導してちょうだい。」
そういうと、ウインクをして、行ってしまった。
洋子は、百合子の後ろ姿に「ブー!」をした。

洋子は早いとこ言わねばと、優秀な新入社員に言った。
「あのね。あたし、この校正部の、最劣等社員なの。ね、ね。
 あなたをあたしに任せるなんて、あの百合子上司の嫌がらせ以外の何物でもないの。
 いい。絶対あたしに頼っちゃだめ、期待するのもだめ。」
「いえ。そんなことないと思います。よろしくお願いします。」
彼は言った。品があり、人柄がいいなあと洋子は思った。

約100ページの小説のようなものらしい。
坂田は、みんなの前で紹介されたとおり、ものすごく読むのが速い。
一見、二見で1ページを読む。
そして、鉛筆で書くのも速い。
これが、エリートというものか、と洋子は思った。
しかし、5分、10分では無理なので、
洋子は、引き出しを開けて、中のゴム人形で遊んでいた。
人形同士闘わせ、バキユーン、ドスッなどとときどき声を出す。

坂田は、やりながら、チラリチラリと洋子を見ていた。
『この人は、自分で言うように、ほんとに劣等社員なのだろうか。』
坂田には、そうは思えなかったのだ。
これまで、偉大な人に何人か会って、感じてきたすごさを、洋子に見ていた。
きっと、すばらしい人に違いない。

坂田は、100ページの校正を、30分でやり遂げた。
周りにいた職員が、
「わあ、速い。これは、わが社久々のエース登場かな。」
「ほんとにすごい。百合子さん、もう終わったって。」
百合子は、
「まあ、ステキ。30分!たいしたものだわ。
 さあ、洋子さん、大変よ。30分で出来た校正を見るのに、
 2時間かかったなんてないわよねえ。」
と最後は、イヤミたっぷりに言った。

洋子は、百合子の後ろ姿に、また「ブー。」をして、
「はいはい、速くやればいいんでしょ。」
と洋子は、坂田からもらった原稿を、最後のページを下にして、
ぱらぱらっと逆に見ていった。
「はい、速く見ましたよ。」と洋子はすましていった。

わずか、10秒!
速読の世界チャンピオンの速さだ。
しかも、坂田の校正をチェックしながら。
「ほ、ほんとですか?原稿を後ろから見てですか?」
坂田はまさかというように、聞いた。
「はい、見ましたよ。で、あたしは、厳しくしなくちゃならないのよね。」
と洋子は言った。

「じゃあ、坂田君に言います。見逃しが62箇所。
 直さないでいいのに、直してしまったところが、4箇所。
 作家先生に電話して確かめるところが2箇所です。
 その数を目標に、がんばってね。」
と、原稿を坂田に渡した。

「あ、あの、前にこの原稿をご覧になったのではなく、
 今の10秒でそこまで、おわかりになったのですか。」
「うふん、まあ、そうなの。あたし、ときどき冴えるの。
 ほとんどは、劣等社員の日々なんだけどね。」

坂田は、目を丸くして驚いていた。
洋子を疑うつもりはなかった。だが、不安だった。
「あの、例えば、表紙の中にいくつありますか?」
と聞いた。
「2つあります。」と洋子は即答した。
坂田は表紙を見た。自分は何も直してない。
この中に2つミスがあるのか。
タイトルと作者名だけだ。

坂田は、まず表紙を前に考えてしまった。
題名に間違った漢字はない。
記述もきちんとした日本語の言葉だ。
作者の名前は、作者が打ったものなので、作者が納得のものだろう。

さっきまで、すらすらとやっていた坂田の様子があまりにも真剣なので、
何人かが寄ってきた。
先輩に聞かれ、
「はい。倉田先輩が、この中にミスが2つあると。
 それが分からないんです。」
坂田は言った。
百合子も来た。
「何?このページに校正するところが2つあるの?」
「そうなんだって。」と皆は言った。

近藤百合子は、トップクラスの校正者で、
第3校正をする。
つまり、坂田の校正を洋子が見て直し、それを最後に見て直す人物だ。
つまり、百合子の目をすり抜けたものは、間違ったまま世に出てしまう。
その百合子が腕組みをして考え始めた。


後編(完結)につづく




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1. 無題

え?
タイトルと作者名だけなのに2箇所も校生が必要なところがあるの?

作者名ゎ問題ないぉね。。。
そぉするとタイトルに問題でも???

これ、ラックさんからの出題だと思うと真剣に考えちゃうんだけど、「これゎ!」といぅ解答が見つかりません~(/ω\)

2. Re:無題

>junさん

コメントうれしいです。
今度のは、女装がないので、気が引けていたんですけど、投稿することにしました。

1ページ目にミスが2つあるというのは、こちらで作ったミスなので、一般の方は、無理だと思います。(ヒントが書いてませんので。)だから、もう
考えないでくださいね。

スーパー洋子の長いのを書きたいなと思ってますので、今回は、スーパー洋子の紹介のつもりでかきました。明日で、完結します。
プロフィール

ラック

Author:ラック
上は若いときの写真です。ISなので、体は、かなり女子に近く発育しました。でも、胸はぺったんこです。戸籍は男子。性自認も男子、そして女装子です。アメリカの大学で2年女として過ごしました。私の最も幸せな2年でした。そのときの自叙伝を書いています。また、創作女装小説を書いています。毎日ネタが浮かばず、四苦八苦しています。ほぼ、毎日更新しています。
どうぞ、お出でください。

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