SF4次元変身サロン②「加奈と父の冷戦の終結」

加奈と別れた、豊は、うれしくてたまらなかった。
すれ違う男達が、自分を見ていく。
自分だって、加奈ほどの子が歩いていたら見る。
見られているというのは、こんな感じなのだ。
恥ずかしいような、うれしいような。

豊は、もっと自分をじっくり見たくて、
カラオケのプライベート・ルームに入った。
そこは、前後左右の壁が鏡でできている。

中に入り、豊はバッグをおいて、鏡に近づいて見た。
肩までのストレートの髪。終わりが少し内巻きになっている。
前髪は、少しスダレになっていて、7:3に分けても可愛い。
細いウエスト豊なピップ。
そして、Cカップくらいの乳ぶさ。
触りたかった。
でも、これは人様のものだ。
でも、少しだけ。
柔らかい。
揉まれるというのは、どんな感じなのだろう。
豊は、少しだけ揉んでみた。
頭に、ぞくぞくという感じが走った。

そのとき、豊の中の加奈の記憶に、
カラオケ・ルームの中で、自いにふけったことが思い出された。
だったらいいかあ。

豊は、サマーセータをめくって、ブラも上に上げ、
ちぶさの先端をくりくりと揉んだ。
あ…、すごい。直接脳に来る感じだ。
すでに、ショーツがぬれてきた。
豊は、バッグの中をのぞいた。
小さなティッシュがあったので、ショーツのなかに当てた。
ちぶさのしげきだけで、果ててしまいそうだ。
豊は、ショーツの中に手を入れた。
そこは、すでに十分に潤んでいた。
いちばん感じるところを触った。
うっと思わず声が出た。
そのまま夢中でさわってしまった。
ああ、すごい。
女の子って、こんなにかんじるのか。
ああ、そろそろくる。
ああ、おおきな波のように、快かんが押し寄せてくる。
ああ、一度、二度、三度、あ………気が遠くなる…。
体中を震わしながら、豊は、達した。

男の数倍かんじる。
(家内はいつもこんなに感じていたのか。)
ふとそんなことを思った。

加奈ちゃん、ごめんね。
そう心で思って、豊は、服や髪を整えた。
ルームに入ってまだ15分だったが、
もうそれ以上いる理由がなかった。

真っ直ぐに家に帰った。
「ただいま。」というと、何事もなく、母吉江は、「お帰り。」と言った。
二人の妹は、キッチンでテレビを見ていた。
「理沙、絵里、ただいま。」と言った。
「おかえり。」と二人は言う。
挨拶はいい家なんだなあと思った。

加奈(以後=加奈)は、自分の部屋に入った。
ノートパソコンがある。
自分のブログをチェックしてコメントの返事を書かなければと思った。
暗証番号も全部記憶にあるので、問題はなかった。
自分が返事してもいいのかなと思いつつ、
なるべく加奈の返事を見て、それらしく返事を返した。

余所行きのオシャレな格好だったので、
水色の楽なワンピースに着替えた。
胸を何度か押えてみた。
本物というのは、すばらしい。

7時になり、「ご飯よー。」の母吉江の声がかかった。
加奈が席に着くのが一番遅かった。
「ごめんなさい。」と言って座った。
テレビがついていた。
二人の妹は、テレビを見るため首を曲げている。
「いただきます。」と母が言った。
「いただきます。」と二人の妹は言いながら、テレビを見ている。

「理沙、絵里、テレビを消しなさい。今、夕食の時間よ。」
と加奈は言った。

そのとき、全員が加奈を見た。
加奈は理由が分からなかった。
「なに?あたし、なんかいけないこと言った?」と聞いた。

「だって、お姉ちゃんが夕食のときもテレビ見せろってお父さんと大喧嘩したんじゃない。」
とすぐ下の理沙が言った。
「そうなの?いつのこと?」と加奈。
「1年前よ。それから、お父さんとずっと1年間も口も利かないでいるんじゃない。」と理沙。
(ああ、記憶は3ヶ月。1年前のことは知らない。)

「だったら、あたしが、間違ってたわ。
 テレビがついてたんじゃ、お話ができないもの。家族の団欒がなくなっちゃう。」
加奈は父靖史に向かって、
「お父さん、ごめんなさい。そんなこと言ったのなら、あたしがいけなかったの。
 あやまります。ごめんなさい。」
家族一同が、加奈を見た。
1年もつづいた父と加奈の冷戦が、こうもあっさり終わろうとしている。
「理沙、お願いだからテレビを消して。
 だって、お父さん、月曜日、研究授業よ。
 お父さんのお話も聞かなくちゃ。」

それを、聞いて、みんなはさらに驚いた。
中でも、父靖史自身が一番に驚いていた。
「加奈、お前、俺の研究授業を知っていてくれたのか。」と父。
「うん、お父さん、先週の月曜日『あと、1週間かって言ってたもの。」と加奈。
理沙は、テレビを消した。
「研究授業ってなあに。」と6年生の絵里が言った。
「ほら、先生の授業を、大勢の先生が見に来るじゃない。
 その中で、授業やんなきゃならないの。すごいプレッシャーなのよ。
 あたしの小学校のときの先生なんて、その日は、緊張で給食も食べられないって言ってた。」と加奈。
「加奈、あたし、うっかりしてた。加奈が覚えてるなんて。」と母吉江。
「たまたま、覚えていただけ。で、お父さん、何やるの?」
と加奈は1年間の冷戦を忘れたかのごとく自然に話しかけた。

「俺のいちばん苦手な、国語、4年生、『ごんぎつね』なんだ。」と父。
「わあ、たいへん。絵里は6年だから習ったばかりじゃない。
 覚えてる?」加奈。
「うん、悲しいお話だったことは覚えてる。」と絵里。
「あたしは、初めに読んだときがいちばんよかった。
 それが、授業が進む度につまらなくなったの。」理沙。
「そうなんだよ。俺いつもそうなんだ。初め読むじゃん。
 それを、詳しくやればやるほど、子供達あきあきして来るんだ。
 これ、辛いんだよ。
 1回読んで終わりにしちゃだめ?って俺いつもいいたい。」と父。
「物語教材は、苦しいわよね。」と加奈。
「もうそのとおり。みんながわかってくれて、うれしいよ。」と父。

靖史は思っていた。自分の仕事のことで、これだけ家族が話題にしてくれたのは、初めてだった。
それが、心からうれしかった。



夕食が終わり、靖史は、月曜日の指導案をソファーで見ていた。
加奈(=豊)は、国語が専門で「ごんぎつね」は、得意中の得意だった。
「お父さん、見ていい。」と加奈は、父の隣に座った。
「これ、グループ研?それとも、お父さんの一存で変えていいもの?」
「その後の方。今から変えるのあり。」と父。
「だったらさ、・・・・・・」
と加奈は、いくつかの具体的な「発問」を父に伝えた。
「『キンキンもずの声が』っていうんなら、子供達に一人一人にやらせてみてはどうかな。
 そうしたら、10人の子にあてられるじゃない。上手な子には拍手も出るし、盛り上ると思う。」加奈。

父は加奈に言われるまま、大きく何度もうなずき、膝を叩いて喜び、
最後は、「おーー!」と声を上げた。
「やった!加奈のおかげで、授業大成功まちがいなし。
 憂鬱なのが、全部吹き飛んじゃった。むしろ、月曜日が待ち遠しい。」

「母さん、聞いてくれ。加奈が全部考えてくれた。
 もう、俺、るんるんだよ。」と靖史は吉江に言った。
「それは、よかったわね。あなた、1ヶ月前から、毎日憂鬱な顔でしたよ。」
吉江も喜んで言った。
なにごとかと、二人の妹もやってきた。
「なんか、お父さんにいいこと?」
「そう、胃が痛くなるほど嫌だったものが、楽しみに変わったんだ。
 全部、加奈のおかげ。」
「お姉ちゃん、すごいじゃない。」と二人。
加奈は、「うふふん。」と笑った。


つづく(次は、「浩介はストーカー?」です。)
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非公開コメント

1. なかなか来れ無くてごめんね

続き楽しみにして待ってますょd(^_^o)
これまでのも楽しんで読ませてもらいました‼
楽しかったですd(^_^o)
時間空いたので来ました
また楽しい記事読ませてもらいますねありがとうですd(^_^o)

2. Re:なかなか来れ無くてごめんね

>美咲ちゃん

コメントありがとうございます。
今度の話はどうしようかと、
かなり苦労しながら書いてます。
明日もまた読んでくださるとうれしいです。
プロフィール

ラック

Author:ラック
上は若いときの写真です。ISなので、体は、かなり女子に近く発育しました。でも、胸はぺったんこです。戸籍は男子。性自認も男子、そして女装子です。アメリカの大学で2年女として過ごしました。私の最も幸せな2年でした。そのときの自叙伝を書いています。また、創作女装小説を書いています。毎日ネタが浮かばず、四苦八苦しています。ほぼ、毎日更新しています。
どうぞ、お出でください。

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