カウンセラー高杉和也⑤「強力な味方」

次の日の日曜日、和也は、男の服装で、コアラの家を訪ねた。
コアラは、斉藤祐希と言った。
午前10時の約束で、コアラは、最寄の駅で男の子の姿で待っていた。
男性のスーツ姿の和也を見て、コアラは、ビックリした。
そして、和也の声にもびっくりしていた。
「先生、ちゃんと男の人に見える。声もすごい男の人。」とコアラが言った。
「一応ね。仕事してるから。」と和也は言った。

コアラの家は、3DKほどあるマンションだった。
コアラに父はいなかった。
下に、小さい兄弟が、4人もいて、一番下の子は、赤ちゃんだった。

和也は、名刺を出して、初対面の挨拶をした。
母は、赤ちゃんを抱きながら、まだ幼い感じの人で、
話をしても、暖簾に腕押し的で、
なんでも、「はい。」とか「お願いします。」と言った。

「祐希さんは、ときどき女の子のようになりますか。」と和也は聞いた。
「はい。しょっちゅうです。下の赤ちゃんを子守しているときは、女の子になっています。」
「今まで、それが、変だと思いませんでしたか。」和也は、少し憤りを感じて言った。
「はい、変ですよね。いつか、病院で相談しようと思っていました。」と母は言う。
頼りない言葉だと和也は思った。

和也は、祐希が3歳くらいのとき、辛いことがなかったかを聞いた。
すると、母は、初めて、母らしい言動をした。
母は、涙を流しながら、祐希の3歳のときの出来事を話した。
「止められなかったのですか。命がけでなら止められたはずじゃありませんか。」和也は言った。
「はい、でもあの人は恐い人でしたから。すいません。すいません。」
と言いながら、母は、涙を流した。

母は、3人の男と離婚と結婚をくり返し、
祐希と血のつがらない2番目の夫に、祐希は3歳の頃ひどいことをされた。

保護者である祐希の母に、治療の許可を得た。
母は、「お願いします。」と言ったきり、病院の名も、治療費なども聞かなかった。
まるで、子供が大人になったような人だと思った。

和也は外に出て、妹たちと遊んでいるコアラを呼んだ。

「今日、私のマンションに一度帰って、
 女の子の姿になって、二人で、ある先生の所へ行こう。
 それと、コアラの自由帳も持ってきて。女の子の字がある。」和也は言った。
「はい。」和也はそう言った。



和也の女装友達に精神科の医師がいる。
その医師・加納弘は、精神科の医師だが、催眠治療だけをしている変わり者だ。
その治療院に、栗林ルミというお手伝いがいるが、
ルミは、大学生1年生、女装の子で、土日だけアルバイトに来ている。
とても可愛い子で、中学生くらいに見える。
性格のいい子なので、コアラときっと仲良くなれると思った。

日曜の午後は、加納弘の治療院は、休みのときだが、
加納もルミもコアラのために、開いてくれると言った。

治療院に入ると、時間外のためか、
院長の加納弘は、女装でいた。
端正な顔立ちの美女だ。
見るからに聡明な感じがする。
背は、和也よりも6cmくらい高い。
肩くらいのウエーブのヘアーに、前を7:3に分けていた。
白のタイトスカートに草緑のサマーセータを着ている。
和也は、白のブラウスにピンクのスーツを着ていた。
お手伝いのルミは、薄いピンクのナース服。
コアラは、昨日の白いワンピースをもう一度着ていた。

「まあ、弘子も女装なの?」
と和也はいった。
「だって、診療時間外だもの、自由でしょ。」と弘は言う。
ルミは、コアラを見て喜んだ。
「わあ、可愛い。中学生にみえる。あたしはルミ。あなたは?」
「コアラっていうの。」とコアラは言った。
「わあ、可愛い名前。」とルミははしゃいだ。

「二人は、衣裳部屋で、着せ替えごっこでもやっていなさい。」と弘は言った。
「わあ、いこいこ。」とルミはコアラを誘った。



診療室のソファで、弘と和也は、話した。
「解離性同一性障害なの?」
「そう思うの。」
「ふぁ、また厄介な子連れてきたわね。」
「治療費の保証はないの。お父さんがいなくて、お母さんは、子供みたいな人で・・。」
と和也は言った。
「いいわよ。ルミにも見せたいし、和子も初体験でしょ。」
「お願い。あたし一人じゃ、手に余ると踏んだの。」
弘は、コアラの自由帳や、和也がメモしたミサとの会話、ミサの行動など詳しく聞いた。
「診断を下していいかもね。」
と弘は言った。
「セッ・クスの後で、ミサは出てきたのね。」
「ええ、そう。」
「じゃあ、今日は、ルミとセッ・クスさせちゃおう。」

「みてみて。」とルミがコアラと二人で出てきた。
二人とも、お揃いの黒いメイド服をきている。
完全に肩見せで、腕の肘まである手袋。
膝上のミニ。白い半透明のソックス。
コアラも、うれしくて、はしゃいでいた。

弘がルミの耳に話した。
「わあ。あたしがんばる。」とルミは言った。
ルミは、コアラを連れて、ベッドルームへ言った。



「だまって待ってるのもなんだし、あたし達もラブしようか。」
治療室のソファーで、弘は言った。
「あたしを可愛がってくださるの?」と和也。
「いいよお。」そう言って、弘は和也に口づけをした。
そして、手を、和也のスカートの中に入れようとした。
「いや~ん、弘子、直接なんだもの。あたし、ちゃんとブラウスで来てるのよ。」
「だって、タイトスカートみると、手を入れたくなるの。」
「おあずけ。」
「わかったわ。」
弘は、そう言って、和也のブラウスのボタンをはずした。
そして、手を背中に回して、ブラのホックをはずした。
和也のCカップのものを、ゆっくり撫でて、揉む。
和也から声がもれはじめる。
Cカップのものの先をいじられ、和也は、もっと声を上げた。
息が荒くなっている。
弘は、和也の上半身を何度も撫で回した。
和也は、声を殺しながらも、出てくる声はどうにもならない。

弘は、和也のスカートに両手を入れ、ショーツを脱がせた。
「あ~ん。」と和也は声を上げた。
弘は、和也のめくれたスカートを元にもどした。
弘は胸のポケットに入れておいた、ゴムを出し、
スカートに手を入れ、
和也の熱くなったのものにかぶせた。
「あ…ん。」と和也は言った。
「ああ、タイトスカートに手を入れるのは、萌えるわあ。」
と弘は言いながら、和也のものを刺激していく。
和也は、ああ…といいながら、陶酔の域にはいって行く。
「口づけをして。」と和也は言う。
弘の口付けの中で、和也は小刻みに震えていく。
和也は、唇を離し、声をあげた。
「ああ、もうだめ、あたし、いく、いく、抱いて、抱いて、あ………。」
弘に強く抱かれた腕の中で、
和也は、体を激しく前後した。
そして、ああ、と小さく叫び、果てて行った。

和也は、弘の肩に頭をもたげた。
「ああ、うれしかった。」と和也は言い、「ショーツをちょうだい。」と言った。
そして、トイレに行った。

和也が帰ってきたとき、ルミが着て、
「弘子さん、コアラの人格が変わった。」といいに来た。
「そう。じゃあ、和子は、メモボード用意して。
 ルミは、ミサをここに連れて来て。」と弘は言った。

ミサは、ルミに連れられて、診療室のソファーに座った。
「大勢いるので、びっくりしたでしょう。
 ここはね、診療室なの。ミサがね、もっと外に出れるように、
 みんなで、考えようとしてるの。
 これから、聞く事に答えてくれる。いやなことは、答えなくていいよ。」弘は言った。
「わかりました。」とミサは言った。

「ミサは、心の中にいるとき、どんな場所にいる?」
「暗くて、つい立で仕切られていて、その中の一つに座っています。」
「もう、他にだれもいないの?」
「前は、いたけど、今は、あたし一人です。」
「ときどき、あなたに命令したり、あなたを止めたり、偉い人がいるでしょう。」
「はい。マリアのことですね。」
「どんな人?」
「まだ、4年生くらいの子供です。でも、いちばん賢くて、
 なんでもできる人。あたし達、マリアのことなら、なんでもいうこと聞きます。」

「ありがとう。では、質問です。
 ミサは、祐希のことどう思ってる?」
「祐希は、ずるいと思ってます。いいとこばっかり取るの。
 夕飯を作るのは、あたし。でも、食べるのは祐希なの。
 乳母車で赤ちゃんの世話をするのは、あたし。
 それが終わって、遊びに行くのは祐希。
 祐希は女の子みたいだから、学校でからかわれてる。
 でも、嫌な事言われて、我慢するのはあたし。
 あたしは、全部いやなことやらされる。
 祐希は、そんなこと何も知らないで、明るく元気。」

ミサは、涙を頬に流していた。
「ミサにそうしろというのは、マリアなの?」
「マリアは、もっと大きなときに出てくるだけ。
 あたしが、一度死んでしまいたいと思ったときに、
 それを止めたのはマリア。マリアは私の大好きな人になって、私を説得した。
 マリアは、私に幻覚を与えることができるの。」
「じゃあ、ふだん、ミサのつらいこと、祐希がするにはどうしたらいいの?」
「わからないけど、祐希が、強く思ってくれれば、いいと思う。」
「ミサは、小さいときにとても辛い思いをしているでしょう。
 その記憶は、ミサ一人がもっているんだね。」
「祐希は、知らない。全部記憶をあたしに持たせた。
 あたしが我慢強い子だからだと思う。」
「ありがとう。思い出したくないことも、思い出させて、すまなかったね。」

「はい、コアラ。」と弘は、コアラの背中を叩いた。
コアラが、出てきた。


つづく(次回は、「リサがくれた一言」です。)
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

1. 無題

難しくなってきた…
頭フル回転させて頑張って読みますm(_ _)m

2. Re:無題

>凛鵺(Ba)さん

うわ~。そんな考えてくださって、
申し訳ないです。
あした、精神科医の弘が説明します。
それで、わかってくださったらうれしいのですが。

3. こんばんわ

>ラックさん
難しいけどまた次の展開も待ってます
楽しみにして待ってるね
こういう人達の立場とか考えてる事なんとなく分かります。
アンビリバボーで見た事有るけど大変だょね。

4. Re:こんばんわ

>美咲ちゃん

今日は、少しわかりにくくなってしまい、
ごめんなさい。
明日、たくさん説明があります。
むずかしいことを解決していく人って、
アンビリーバボーですよね。
プロフィール

ラック

Author:ラック
上は若いときの写真です。ISなので、体は、かなり女子に近く発育しました。でも、胸はぺったんこです。戸籍は男子。性自認も男子、そして女装子です。アメリカの大学で2年女として過ごしました。私の最も幸せな2年でした。そのときの自叙伝を書いています。また、創作女装小説を書いています。毎日ネタが浮かばず、四苦八苦しています。ほぼ、毎日更新しています。
どうぞ、お出でください。

リンク
最新記事
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブロとも一覧

自己女性化愛好症

御中根 蕗菜 です

女装子動画 Japanese crossdresser porn

enma’s blog

瞳のセルフヌード

毎日が日曜日

女装子&ニューハーフのペニクリ&アナルマンコ

MadameM【秘密の手帳】

川*´v`*川し

復讐の芽 ***藤林長門守***

橙の電車
最新コメント
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム