カウンセラー・高杉和也①「電話先の男の子」

「カウンセラー 高杉和也」

高杉和也は、心理相談のカウンセラーだった。
心理学を専攻し大学を出て、
臨床心理の大学院を出、臨床心理士の国家資格を持っていた。
キャリア3年。27歳だった。

和也の主な仕事は、市の教育委員会より派遣され、
小、中学校に出向き、学校の問題行動のある児童、生徒を見て、
所見を述べることであった。
ADHD、広汎性発達障害、アスペルがー症候群など、
その可能性を伝え、医療機関への差し渡しをすることが、
主な仕事であった。
もちろん、そういう児童、生徒に対し、
学校がどのように対応すれば言いか、
そのアドバイスを与えることも、大事な仕事であった。

彼には、もう一つ仕事があって、
「性の悩み相談」というのを、
週6時間、4時から6時までを3回行っていた。

それは、市の教育委員会に属する仕事で、
委員会のそばに、カラオケルームのような防音の小さな部屋があり、
そこの電話の前で、2時間電話のかかって来るのを待つ。
そして、かかってきた電話の相手と相談するというものだ。
対象は、小学生、中学生、高校生だった。

電話はたいしてかからず、
楽であるが、退屈な仕事であった。

質問は、多種多様、他愛ないものから深刻なものまであった。
電話が鳴ると、和也や、やや中性的な声で、
「もしもし。」という。
相手が男の子だと、お兄さんとして話をする。
相手が女の子だと、お姉さんとして女性の声で話す。
女子は、女性同士の方が、心を割って話ができるからだ。

この女声を、和也は、自分の女装の趣味から学んだ。
女装をして、外出するのが、彼の最高の喜びだった。
見かけは女性的で、外見では、完全にパスした。
しかし、声は低くて、外では一言も口を利けなかった。
それを、彼は、「女声を出す研究所」というところに
有料で通い、2年通って、やっと美しい女声で話せるようになった。
それも、3種類くらいの声を使い分けられる。
小学生くらいの声、高校生くらいの声、大人の声。
小学生の声は、声帯にかなり負担がかかり、長時間は無理だった。



その日かかって来た電話は、中学生くらいの女子だと、
和也は判断した。
そこで、大人の女声に切り替えた。
「もしもし、年齢と、ウソの名前でいいから教えてくださる。」
と和也は、27歳くらいの女性の声で言った。
「17歳、コアラです。」とその子は言った。
「あたしは、和子。あたしの年齢は、勘弁してね。」
17歳とは、かなり可愛い声だ。
「ご相談やお悩みは、何ですか。」和也は言った。
「あの…ぼく女の子の服を着たくて、たまらないんです。
 ぼくは、異常でしょうか。」
とコアラはいう。
和也は、びっくりした。男の子だ。
高校生で、中学生くらいの女の子の声では、
声で苦労していないだろうかと思った。

「服を着たいだけですか。体も心も女の子になりたいのですか?」
「そこは、よくわかりません。」
「じゃあ、男の子に恋をしますか。」
「しません。好きなのは女の子と、女装をした人です。」
「わかったわ。」
和也は、言葉どおり、本当によくわかっていた。
自分と同じタイプだ。

「生まれたときから、女の子の服を着たいと思っていた?」
「はい。小さいときからです。」コアラは言った。

「質問のお答えですが、まず異常じゃないわ。
 でも、只の趣味でもないわ。」
「はい。」
「コアラさんは、もし女の子の服が着られたら、
 性的に興奮しませんか。」
「します。」
「そこが、只の趣味じゃないところなの。」
「治すことができますか。今、とても辛いです。」
「残念だけど、治すことはできないと思うわ。
 多分、一生のものです。」
「じゃあ、どうしたら、いいですか。」とコアラは言う。

「あなたは、オ△ニーをしますか。」
「名前だけ知ってます。したことありません。」
まあ…と和也は思った。
「今、言ったことをすれば、辛い気持ちが少し和らぐの。」
「どうやってするんですか。今まで誰にも聞けませんでした。」
声の様子から、相手が自分をからかっているとは思えなかった。
ああ、どうしよう。
オ△ニーを教えることも、自分の仕事だろうかと思った。
しかし、ことは深刻だ。

「今、あなたにプライバシーがある。」
「あります。家族は今外に出ているし、ぼくの部屋は鍵がかかります。」
「じゃあ、念のため鍵を閉めて。」
「締めました。」
「そばにティッシュがある?」
「あります。」
「じゃあ、ズボンを脱いで、あなたの男の証を、
 3枚くらいのティッシュでくるんで。」
「はい、できました。」
「じゃあ、それを、上下にゆっくりマッサージするの。」
「はい、してます。」
「だんだん、気持ちよくなってくるでしょう?」
「はい、変な気持ちです。」

「あなたは、今、可愛い女の子になってると想像して。」
「はい。ああ、言われただけで、すごく大きくなりました。」
「そして、自分がいちばんされたいこと、想像するの。」
「女装のきれいなお姉さんにキ・スすること。」
「じゃあ、そう想像して。」
「はい。」

「ああ、コアラちゃん、可愛いわ。キ・スしてもいい?って聞かれるの。」と和也。
「はい、女の子の言葉で、答えるの。」とコアラは聞いた。
「お姉様、キ・スして。」コアラは言った。呼吸が荒くなってきていた。
「いいわよ。コアラは、女の子、可愛いわ。
 女の人は、そう言って、キ・スをする。」和子。

「ああ、ぼくもうだめ、変な気持ち。」
「男言葉は、だめ。コアラは今女の子なの。言い直して。」
「はい。ああ、あたしもうダメ、変な気持ち。
 お姉様、だいて。だいて、キ・スして。」
「いいわよ。大好きな、コアラ。可愛くてたまらない。」
「あ…あ、お姉様、あたし変、何かが出そうになってる。」
「いいの。出しても。ティッシュを巻いてるから大丈夫。」
コアラは、そろそろ達するところだった。
「あ…ん、イや、イや、あたし、イく、この感じ、何?
 あたしの頭が狂っていく。」
「いいのよ。出していいのよ。」
「あ…あ、お漏らししちゃう。ああ、あ…………あ。」

電話の向こうで、コアラが、果てて行くのがわかった。


つづく(次回は、「コアラの夢を叶える」です。)
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非公開コメント

1. 無題

いきなり激しく始まりましたね~
また違った展開が期待できそうです!

2. Re:無題

>凛鵺(Ba)さん

コメントありがとうございます。
これ、(いつものことですが)あまり先を考えないで、書いてしまいました。第3話くらいで、終わるつもりです。
ああ、明日の展開どうしよう…。
プロフィール

ラック

Author:ラック
上は若いときの写真です。ISなので、体は、かなり女子に近く発育しました。でも、胸はぺったんこです。戸籍は男子。性自認も男子、そして女装子です。アメリカの大学で2年女として過ごしました。私の最も幸せな2年でした。そのときの自叙伝を書いています。また、創作女装小説を書いています。毎日ネタが浮かばず、四苦八苦しています。ほぼ、毎日更新しています。
どうぞ、お出でください。

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