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<魔法シリーズ>③「ママの正体」最終回

最終回です。少し長くなりました。
読んでくださると、うれしいです。
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<魔法シリーズ>③「ママの正体」最終回


「山田さん。最後にシャキッとするドリンクを飲んで。」
ママは、真っ赤なドリンクを、カクテルグラスについで渡した。
山田は、一気に飲んだ。
「わあ、シャキッとしますね。」

山田は、帰った。
このとき、山田は、ルミとのこと、水野勉と来たことのすべてを忘れた。
自分一人で、スナックに来て、水割りを飲んで帰ってきたと思っている。

ルミは、服を着て降りて来た。
ママはルミを見て、
「あらあ、ルミ、すごい満足顔。」
「だって、山田さん、ステキだし、お上手なんだもの。」
「よかったわね。客席に座っていいわよ。」
「はい。」ルミは、客の丸椅子に座って言った。

「そうだ、ママ約束よ。」と言った。
「何?」
「今日は、ママの正体、教えてくれるって。」
「いいわよ。じゃあ。」
ママは、お箸の棒をくるくるっと回した。
すると、ママは、20才くらいに若くなり、
背は、160cmくらいになり、髪は肩くらい、
ドレスが、ミニになった。
ものすごく可愛い。

「わあ、ママ、可愛い。そんなにお若い人だったの。びっくり。」ルミは興奮した。
「えへん。あたし、魔法使いですからね。」
「これで、信じるわ。ママの魔法。」

ママは、ちらと時計を見た。
水野勉の呑んだドリンクが、もうすぐ切れる。

ルミは、1つしゃっくりをした。
『時間!』ママは、心で言った。
これで、水野勉は、自分がルミであったことも、山田との熱い時間も忘れた。
お互い何もなかった。こうしないと、
会社で二人はいろいろまずい感情に振り回されてしまう。

ルミの表情が、変わった。
「あれ?ママ、ぼく、女装してます。」
「水野さん、女装したいっておっしゃったでしょう。」
「ええ?覚えてません。あ、髪も長い。女の子の靴履いてる。」
勉は、丸椅子を降りて、お店の大鏡を見に行った。そして、
「わあ、ママ、ぼく、可愛い。まるで、女の子。ぼく、うれしい!」と叫んだ。
ママは、勉のそばに行って、肩に手を掛けた。
「水野さん。女装が好きだったのね。」
「好きなんてもんじゃないです。筋金入りの女装子です。」
そのとき、勉は気が付いた。

「あ、ママ、若くなってる。可愛くなってる。すごい美人。誰かに似てる。
 わあ、まさか、まさか、まさか・・・」と勉は固まってしまった。
「多分、そのまさかだわ。」
「ぼくの会社の、正面第1受付の、会社1番の美女、白鳥渚さん?」
「このお店の名前知ってますか。」
「ニューハーフ・スナック・・渚・・あ!ママの名前は渚。」
「ええ。」
「まって、ここは、ニューハーフ・スナックでしょ。
 もしかして、渚さん・・・男の子?」
「ええ。そうよ。」
「わあ~~、ぼく気絶しちゃう。うれしい、感激!」
勉は、渚に抱きついた。

「あたし、受付にいて、水野さんが営業に行くの、毎日見ていたの。
 水野さん見るたびに、胸を震わせてた。好きでたまらなかった。
 だって、勉さんは、会社で一番可愛い男性なんですもの。」



店は閉店。1階の明かりは、OFF 。
勉と渚は、2階に上がり、女子高生の夏の制服を着て、
大鏡の前に並んでいた。
童顔の二人は、完全に女子高生に見えた。
スカートはミニ。
ストレートな長い髪の勉。前髪あり。渚は、前髪と肩までのストレート。
勉の名は勉のまま。
「ぼくたち、女子高生に見えるね。」と勉。
「今、女言葉しか出ないようにしてあげるわ。」
渚は言って、勉の首の後ろを指で突いた。
「あ、あたし、男の言葉が使えない。」
「胸にも、サービス。」
渚は、勉の両胸の先を、つんつんと突いた。
「あ、おっぱいが出てきた。渚は、ほんとに魔女なんだね。」勉は言った。

「ね、ね。女子高で、女の子の仲良しがじゃれ合ってるじゃない?
 こうやって、手と手をつなぐの、あり?」
勉は、渚の手を取って言った。
「大あり。普通だわ。」
「じゃあ、こうやって、腕を組むのは?」
「当たり前だわ。平気でやってる。」
「じゃあ、お互いの背中を抱き合うのは?」
「すごく、仲がいい証拠。」
「ほっぺやおでこにキスするのは。」
「うれしいとき、普通にする。」
「じゃあ、唇と唇は。」
「う~ん、それは、アウト。」
「もし、したら?」
「一線を越えちゃう。愛し合ってることになっちゃう。」
「レズビアンってこと?」
「ええ、そう。」
「あたし、渚と一線を越えたい。」
「あたしも、勉となら一線を越えたい。」
二人は、向かい合った。

見つめあって、二人は、唇を近づけた。
ドキドキしていた。
乳房が、軽く触れた。
そっと唇を合わせた。
「ああん、勉が好き。」
そういって、渚は勉を抱きしめた。
完全な口づけになった。
胸の奥から、幸せな気持ちが湧き上がってくる。



二人は、ベッドの上で女の子座りをして向かい合った。
荒い息をつきながら、お互いを撫でまわした。
ブラウスを、お互いに脱いで、ブラをとり、上半身は、リボンだけになった。
二人は、お互いの乳房を撫であった。

「乳房が、こんなに感じるなんて、知らなかった。」と勉。
「ここは、もっと感じるわよ。」渚は、勉の乳首をくりっとつまんだ。
「あ~ん、感じる。もっとして。」
渚は、近づいてきて、唇の中に、乳首を入れた。
口の中で、ころころ回される。
「や~ん。渚、ステキ。あたし、たまらない。」
二人は、同じことを何度も相互にしながら、声をあげていた。

やがて、渚が、勉に乗ってきて、勉を倒した。
そして、勉のスカートの中に手を入れた。
「やん、だめ。はずかしいわ。もう、ぱんぱんなの。」
「あたしだって。」

「スカート履いたまま、ショーツを脱ぐの。」渚が言う。
「あん、それ、完全に感じちゃう。」
だが、誘惑には勝てない。
二人は、背を向けて、ショーツを取った。
あそこが、テントを張っていて、男の子丸出しだ。
恥ずかしいので毛布を掛けて並んで寝た。

お互いのスカートの中をまさぐると、何かが息づいている。
「勉、ほんとに男の子だったのね。今まで、完全に信じてなかったの。」
「渚に男の子のものがあるなんて、あたし、気絶しそう。絶対信じられない。」

二人は、快感の高みへ、どんどん上がって行った。

足を絡ませ、手で太ももを撫でて、PとPが擦れ合うとき、
あああああんと、二人は、震えた。

レズビアン特有の、長い長いセックス。

「渚、あたしだめ。スカート汚してしまう。シーツも毛布も汚しちゃう。」
「わかったわ。」渚は、毛布をどけて、勉のスカートをまくり、
勉のPを口に含んだ。
「ああん、渚にそんなことされたら、すぐにイっちゃう。
 いやん、いやん、いやん、あああ、だめえええええ。」
勉は、ぶるぶると震えだし、ひとたまりもなく果ててしまった。

勉は、起き上がって、渚に同じことをした。
「あああああん、勉、あたし、だめ。
大好きな勉にそんなことされたら、一辺でイっちゃう。
ああん、だめ、だめ、イっちゃう、イっちゃう、イっちゃう。」
渚もそう叫びながら、体を震わせ、果てて行った。

毛布をかぶり、目と目を合わせ、「うふふ。」と言って、
二人は、満足感いっぱいに、抱き合った。

勉は、寝てしまったのだろうか。

しばらくすると、渚はそっと起きて、下着をつけ、ブラウスを着て、
ベッドを離れた。
そして、暗い階段を下りて行った。
明かりを消したカウンターに入り、渚はそっと泣いた。
勉を本気で愛しかけている。
渚の魔法は、誰かを本気で愛してしまうと、魔力を失う。
魔女として、まだまだ、することがある。
そのためには、
自分は、勉を忘れないといけない。
勉に自分を忘れさせないといけない。
渚は、赤いカクテルを2つ作った。
これを、二人で飲まなくてはならない。

グラスを両手で持ち、階段を上がる時、
止めどなく、涙があふれた。
渚は、階段の途中で、カクテルグラスを置き、
段に座って、ひとしきり泣いた。
勉を失うことは、死ぬより辛い。だけど、やらなくてはならない。
渚は、涙をブラウスで拭いて、再び段を上って行った。
そして、最後の段をあがったとき、床にあった服が足にからまり、
渚は、前につんのめり、2つのグラスの中身をこぼしてしまった。

「どうしたの。」
部屋の明かりが点いて、勉がやってきた。
勉は、グラスを棚に置き、泣いている渚の肩を抱いて、ベッドに座らせた。
「あたし、魔女じゃなくなってしまった。」渚は言った。
「ほんとだ、ぼくの胸、平らにもどっちゃった。」
「あたしの胸も平らでしょう。」
「ほんとだ。魔力を失ったんだね。」

「あたしにはすることが、たくさんあったの。
 あたしは、『忘れさせるドリンク』を作れたの。大事な役目があったの。
 世の中には、忘れたいものを抱えた人が、たくさんいるの。
 胸に大きなトラウマを抱えている人が、たくさんいる。
 そのために、心の病に苦しんでいる人が、大勢いる。
 そういう人を、1人でも救うことが、あたしの使命だったの。
 だけど、だれかを、本気で好きになってしまうと、あたしは、魔力を失ってしまう。
 勉を忘れることは、死ぬほどつらいけど、私は、魔女でいなくてはいけなかったの。」

「渚は、魔力を失った。ぼくを本気で愛してくれたから。」
「うん。」
「渚、ぼくたちが出会ったの、きっと運命だよ。」
「どういうこと?」
「一人が魔力を失った時、もう一人に魔力が宿る。」
「どういう意味なの?」渚は、勉を見た。

「ぼくね。誰かが本気で愛してくれると、魔法使いになれる種族なの。」
「え?うそ。ほんと?」
「もう、魔法使いになってると思うよ。」
「ほんと?」
「うん。」
勉はそう言って、渚のペタンコな胸を、ちょんちょんと突いた。
すると、渚の胸は、ぼんぼんと膨らんだ。

「わあ!ほんとだ!」
「だから、二人で、やっていこう。どっちかが魔法使いならいいわけでしょう。」
「ええ、そうなの。わあ、うれしい!」
渚は、勉に抱きついた。

「悲しみの人々の、悲しみがあまりに深くて、
 今まで、そんなドリンクを作れないで来たの。」
「完全なドリンクなんて、無理だよ。
 ほんの少しでも、そんな人々を癒すドリンクで十分じゃない。」
「あ、そうか!勉、頭がいいわ。頼もしい!」
渚は、また、勉を抱きしめた。

「ねえ、女の子2人としてやっていく?」
「二人ともPちゃん付きよ。」
「それは、もちろんよ。」
「会社辞める?」
「女子社員として再入社したい。」
「勉、もてもてよ。」
「渚の横で、受付したい。」
「わあ、それいい!」
「この店は?」
「まだ、未定。」
・・・・・・・・・・
・・・・・
「ねね、勉が魔法使いになったの、どのとき?」
「それは・・・二人で、一線を越えたとき。」
「あああ、そうっか・・・。」

二人は、こうして、世の更けるまで、話していた。


<おわり>


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プロフィール

ラック

Author:ラック
上は若いときの写真です。ISなので、体は、かなり女子に近く発育しました。でも、胸はぺったんこです。戸籍は男子。性自認も男子、そして女装子です。アメリカの大学で2年女として過ごしました。私の最も幸せな2年でした。そのときの自叙伝を書いています。また、創作女装小説を書いています。毎日ネタが浮かばず、四苦八苦しています。ほぼ、毎日更新しています。
どうぞ、お出でください。

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