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万能ナビゲーター④「男の子とのキス体験」

万能ナビゲーター④「男の子とのキス体験」


朝になり、目が覚めると、下着姿のまま、瑠奈と抱き合っていた。
かつらをはずし、メイクを落としてある。
瑠奈が、寝てるうちやってくれたのか。

瑠奈の生脚がなまめかしかった。
そして、自分の脚も。
「ああ、男に戻るの悲しい。」と思った。
瑠奈が、目をぱちんと開け、
「じゃあ、女装したまま、大学行こう。」と言う。
「そんな勇気ないけど。」と努は言った。
しかし、瑠奈に励まされた。

努は、やわらかい水色のワンピースに、レースの白いカーデガン。
瑠奈は、ひらひらの白いミニスカートに、
ピンクのタンクトップ、その上に花柄のチュニックを着ていた。
努のウィッグは、昨日と同じもの。
二人とも、軽いメイクをした。

「絶対大丈夫。女の子にしかみえないわ。」
と瑠奈が言った。
鏡を見て、努は、自分でもそう思った。

電車とバスに乗り、大学に来た。
ときどき見られた。
「あたし達が、可愛いからって思うことにするの。」と瑠奈は言う。
「うん、そうね。」と努は言った。
努の心は、100%女の子になっていた。

昼休み、食堂で、瑠奈と落ち合った。
瑠奈と並んで、玉子丼を食べていた。
「努、食べ方も女の子になってるね。」と瑠奈が言う。
「ほんと?あたし、心の中100%女の子になってる。どうしよう。」
「それで、いいじゃない。」と瑠奈は言った。

そうするうち、2人の男子学生が来た。
二人は、努と瑠奈の対面に座った。
一人は、プレイボーイ系。
もう一人は、美形だが、おとなし目だった。
「俺は、昌司。」と瑠奈の対面の学生が言った。
「ね、今日一日だけ、大学内をデートしない。」と昌司が言う。
「いいわよ、あたしは瑠奈。」と瑠奈は軽くOKした。
「ああ、ぼくは、隆志。ぼくたちも、いい?」
と隆志は、努に行った。やっとの思いで言っているようだった。
「あ、うん。あたしは、ルミ。」と努は、思いついた女の子名前を言った。

努は、ドキドキしていた。
いざ、男子から女の子と思われ、誘われてみると、
自分に対する女の子気分は、数倍に高まった。

食事を終え、瑠奈のカップルと分かれた。

努は、隆志と校舎裏の道を歩いた。
しばらくだまっていたが、やがて、隆志は言った。
「俺、実は、女の子と話したことなんて、ぜんぜんなくて、
 ルミを楽しませてあげられない。ごめんね。」
努は、まじめそうな隆志に対して、自分を女の子と思わせていることに、
罪悪感を感じていた。
「あの、隆志。怒らないで聞いて。
 あたし、人をだますの居心地悪いから言うね。
 あたし、女じゃないの。男なの。女装しているだけ。」
努は言った。

「うそ。」と隆志。
「ほんと。だから、男同士だと思って、気楽にしゃべって。」
「完全に女の子に見えるよ。声だって、可愛いし。」
「女の子だと思って、女の子扱いしてくれると、うれしいけど。」
「ああ、俺、急にリラックス。でも、ルミを女の子だと思うね。」
「ええ、そうして。」

二人は、ベンチに座った。
小道には、だれもいなかった。
「あ、あのさ。」と努は言って、
「あたし男だけど、キスなんかしたいと思う?」と聞いた。
「うん、思う。女の子だと思ってるから。」

「そうなんだ。あたし、今自分がわからないの。
 あたしも、隆志とキスしたいと思うんだけど、
 それは、男の子とキスして、自分が女の子になった気分を味わいたいだけなのか、
 それとも、隆志がステキだから、キスしたいのか、分からないの。
 あたし、何言ってるか、わかる?」

「うん。分かる。」
「女の子の気分を味わうためのキスじゃ、隆志に失礼でしょう。」
「でも、男は、可愛い女の子なら、だれかれかまわずキスしたいって気持ち持ってるよ。」
「そ、そうよね。あたし、男だからわかる。」
「いろいろ考えないで、キスしてみない?」
「あ、うん。そうね。」

隆志の顔が迫ってきた。
努は、目を閉じた。
隆志のくちびるを感じた。瑠奈のやわらかい唇とはちがう。
隆志が、そのうち、努を抱き、強く抱きしめて、深いキスをしてきた。
隆志の広い胸に抱きしめられて、努は、自分がか弱い女の子になった気分がして、
たまらなく幸せを感じた。
男の子とのキスもステキ。
努は思った。

唇を離して、隆志は聞いた。
「どうだった。」
「すごく、よかった。女の子になった気分満点だった。
 隆志は?」
「完全に興奮した。ルミの体やわらかいし、唇もやわらかい。
 実は、初めてのキスなんだ。
 女の子とのキスが、こんなにステキだとは思わなかった。」
「そういってくれると、うれしい。
 あたしの胸にせ物なの。ごめんね。」
「ううん。そこまで考えてないから。」

それから、授業時間以外、1日隆志といた。
メールアドレスも交換した。

5時に、瑠奈と落ち合うイチョウの木のところで、さよならをした。
留美が来た。
「どうだった?」と瑠奈がいう。
「女装子だって、正直に言った。」
「そうなんだ。彼、嫌な顔した?」
「しなかった。」
「キスくらいした?」
「うん。」
「どうだった?」
「感激した。」
瑠奈は、にっこり笑った。
「努、危ないな。女の子への道、まっしぐらかも。」
「うん。それが、心配でたまらない。」
努は、そう言った。



瑠奈のマンションで、男に戻った。
ウィッグをとるのが、悲しかった。
瑠奈にお礼を言って、我が家に帰った。

家族で、夕食の団欒をしているとき、
努は、心の声が女の子になっているのに気づき、困った。
ともすると、「あたし」と自分を呼んでしまいそうだった。

自分の部屋に行って、パソコンの小テーブルに向かった。
気がつくと、女の子座りをしている。
風呂からあがったとき、バスタオルを、つい女の子巻きしそうになった。
ああ、危ない。

努は、自室の畳の上で大の字になり、考えていた。
ああ、自分がわからない。
このまま、どうなってしまうのだろう。
そのとき、はっと大事な物を思い出した。
万能ナビゲーター。
努は、飛び起きた。

努は、両耳に入れた。
そして、たずねた。
「1日女の子になれるお薬か飲み物は、どこにあるの?」
すると、ナビが始まった。
『え?あるの?ほんと?』
努の胸は躍った。


つづく

■次回予告■

女の子になるドリンクを、売ってくれたのは、
意外な人物。薬の効き目は、さて、どうなのでしょう。


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プロフィール

ラック

Author:ラック
上は若いときの写真です。ISなので、体は、かなり女子に近く発育しました。でも、胸はぺったんこです。戸籍は男子。性自認も男子、そして女装子です。アメリカの大学で2年女として過ごしました。私の最も幸せな2年でした。そのときの自叙伝を書いています。また、創作女装小説を書いています。毎日ネタが浮かばず、四苦八苦しています。ほぼ、毎日更新しています。
どうぞ、お出でください。

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