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野中里子のただ一つの悩み②「ヒロミへの告白」


第3話で終わるつもりが、少し長くなります。
最後まで、お付き合いくださると、うれしいです。
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野中里子のただ一つの悩み②「ヒロミへの告白」


里子のパソコンの「私の大好き女装子シリーズ」。
里子は、毎夜それを見ずにはいられない。
トップにあるのは、「ヒロミちゃん」だ。
特別な美少女ではないが、性的欲求がたまらなくそそられる。
この子は、どこにいるかがわかる。
都心のニューハーフ・ファルコンのヘルスの子だ。
貴公子的顔立ちをしていて、そういう子は犯したくなる。
ヘルスの場所は、調べたのでわかる。そう遠くない。

里子は、その夜、ヘルスに行ってヒロミに会いたくてたまらなくなっていた。
そして、その気持ちをどうしても抑えることができなかった。
里子は、その日に、ヘルスに電話して、ヒロミに会えるかどうか聞いた。
「はい。7時からフリーです。」
「あの、なんていうのかしら。いっしょに外を歩くこと。」
「ああ、デイトですね。」
「そう、おいくらかかるの。」
「7時から、もう帰ってこない設定で、5万円です。」
「じゃあ、それでいきます。」
「部屋を使えば、2万円ですみますよ。」
「かまいません。ヒロミさんと町を歩きたいんです。」
「あの、内は、女装子のヘルスで、純女ではありませんが、よろしいですか。」
「はい。承知しています。あ、私は、里子といいます。」
あわてていて、つい本名を行ってしました。

電話で応対した小倉は、少し頭をかしげた。
あの声は、男が作った女声ではない。
レズビアンの女だと思ったが、女装子がいいという。
ま、世の中、いろいろあるからな。

里子は、ファルコンに向かいながら、
あまり期待してはいけないと、言い聞かせていた。
なぜなら、PCで見るDVDの表紙の子は、ものすごく綺麗なのに、
サンプル動画をみると、そうではないのだ。
7割くらいに考えておこうと思った。

ファルコンに着くと、電話応対した人がいて、
「ご希望の通りでよろしいですか。」と言った。
「はい、5万円ですよね。」
里子は、5万円を払った。
「これで、明日の朝まで、一銭もかかりません。」と男は言った。
里子は、待合のヘアを案内された。
胸が、ドキドキした。
7割、7割と言い聞かせていた。

やがて、とんとんとノックの音がした。
「どうぞ。」と里子。
ヒロミが顔を見せた。
可愛い。7割じゃない。10割だと思った。
背は、里子より少し低い。
髪を背まで伸ばしていて、下の方にカールを掛けている。
オデコの前髪がぱらぱらしている。
色白で、貴公子的な顔。
黒い体にフィットしたミニのワンピースを着ている。

「『ヒロミ』さんね。ずっと前からお会いしたかったの。」
「あの、あたし、女性のお相手は初めてなんです。」
「あたしは、こういうところへ来ることさえ、初めてなの。
 誰かと、セックスすることも初めてなの。
 すごく、勇気がいったの。」
ヒロミは、にこっと笑った。

里子は、ヒロミの手を取って、外に出た。
「デイトだから、何かプレゼントするわ。
 洋服?アクセサリーがいいかしら。」
「じゃあ、ビアスのアクセサリ。」
ヒロミは、金銭的な負担をかけないように、そう言ったと、里子は思った。
宝石店で、ピアスを見ながら、
ヒロミは、ピアスのアクセサリを指さした。
2500円だ。
「こちらは、よく似てるわ。銀ですか。」
「はい。」
里子は、10倍の値段のするそれを買ってヒロミに渡した。
「すいません。大事にします。」ヒロミはそう言って、バッグに丁寧にしまった。

「お食事にする?ホテルにする?」里子が言った。
「お腹がすいていませんから、ホテルがいいです。」
「どこか、いいところ知ってる?」
「はい、女どうして入れるところ知っています。」

二人は、高級そうなラブホテルに入った。
ラブホテルは、性的気分を高めてくれる。
里子は、我慢できなくなり、ヒロミを抱きしめた。
「ヒロミ柔らかいわ。まるで女の子。」
「もう、2年、ホルモンやっているの。」
「ヒップが女の子並。」
「シリコンを入れているの。」
「だから、フィット・ワンピースがにあったのね。」
「キスしましょう。」とヒロミ。
「ええ。あたし、へたよ。」
「あたしは、上手。」
ヒロミは、里子の唇をちょんちょんとして、
舌を入れて、里子の上の歯茎をなめた。
里子は、それだけで、感じてしまった。
舌をお互いに入れたり出したりした。

里子は、二人掛けのソファーにヒロミと座った。
ヒロミのふっくらした太ももが見えた。
ショーツを履いていなければ、アレが見えたかも知れない。
ヒロミの太ももを撫でていくと、ヒロミが小さく声をあげた。
里子は、ヒロミの胸に手を当てた。
「あ~ん。」とヒロミが声をあげた。
「ホルモン打っていても、感じるの。」
「ええ、あたし特別だと思う。アソコもおおきくなってしまうの。」
「ヒロミにあたしの秘密教えるね。」
「なあに?」
里子は、ヒロミの手を取って、
自分のスカートのショーツの中に、ヒロミの手を深く入れた。

ヒロミは、はあ~と目を見開いた。里子を見ながら、
「うそ、ほんと?絶対信じられない。」と言った。
「赤ちゃんのとき、先生と両親が確認したとき、
 Pが陥没していたためか、『女の子』の判定がくだったの。
 でも、それでよかったの。あたしは、ふつうの女の子に育ったから。
 これを除いてね。
 ヒロミには、あたしのこと、女装子と思っていて欲しい。」

(次回③、「深まる里子とヒロミの絆」)

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プロフィール

ラック

Author:ラック
上は若いときの写真です。ISなので、体は、かなり女子に近く発育しました。でも、胸はぺったんこです。戸籍は男子。性自認も男子、そして女装子です。アメリカの大学で2年女として過ごしました。私の最も幸せな2年でした。そのときの自叙伝を書いています。また、創作女装小説を書いています。毎日ネタが浮かばず、四苦八苦しています。ほぼ、毎日更新しています。
どうぞ、お出でください。

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