MtFさんに、話しかけられました

MtFさんに話しかけられました


私が、躁うつ病で通っている精神科専門病院は、
ジェンダークリニックと隣り合わせになっていることを、
以前に書いたと思います。
10年ほど、誰とも話したことがありませんでした。

それが、前回初めて、MtFさんに話しかけられました。
待合のソファーは、片面一列で、
ジェンダークリニックの一番端の人と、隣同士になります。
クリニックの患者さんに、私が7年間も眺めて来た人です。
「いつも、ご一緒になりますね。」
そう言って、話しかけてくれました。
「そうですね。私は、あなたが、中学生のときから知っています。」
「私は、今年22歳ですから、もう7年間もごいっしょですね。」
「はじめ、あなたは、男の子だったのに、今は可愛い女の子です。」
「ありがとうございます。」

「私は、躁うつ病で来ているんですが、
 もう一つ、クラインフェルター症候群なのです。
 だから、未だに、男性ホルモンをほんのちょっと
 打ってもらわないといけないんです。
 だから、いつもジェンダークリニックに近いここに座っているんです。」
「一生打つんですか?」
「一回の量は、ずいぶん減りました。」
「私、クラインフェルター症候群に憧れたことがあります。」
「わかります。運がいいと、ホルモン注射なしで、女性の体になっていきますからね。
 運がいいとですよ。背がひょろひょろ伸びてしまったり、
 逆に、肥満になる人もいます。」
「お辛いこともありましたか。」
「ええ、ありましたとも。私、女みたいな体に、喜びを感じていました。
 ですから、男で生きて行こうと決心したとき、
 つまり、男性ホルモン治療を始めたとき、とても悲しかったです。」

「すごく、わかります。私は、女としてしか、
 生きて行けないとずっと思ってきましたが、
 女で行こうと、いざ決心して、女性ホルモンの注射を打ってもらったとき、
 生まれ育った性への別れが、ものすごく悲しく思えて、涙が出ました。
 たった一時のことだったのですけどね。」
「今は、安定されていますか。」
「将来のことを考えて、不安で気が狂いそうになる時があります。
 更年期障害的なものだと思います。」
「私は、躁鬱病ですから、鬱期のときに、不安でたまらなくなります。
 でも、鬱友が、いい言葉を教えてくれました。
 『明日のことを考えるな。明日のことは、明日考えればいい。
  今日の苦労は、今日だけで十分である。』って。」
「わあ、その言葉、癒されます。」
「私、この言葉で、15年、耐え忍ぶことができました。」
「私、ここへ、カウンセリングだけに、来ているんですが、
 さっきの言葉で、今日のカウンセリング、終わったも同然です。」
「それは、よかったです。」

話しの切りがついたとき、彼女は呼ばれていきました。
私は、お話しができただけでうれしくて、
心が、ポカポカしていました。


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プロフィール

ラック

Author:ラック
上は若いときの写真です。ISなので、体は、かなり女子に近く発育しました。でも、胸はぺったんこです。戸籍は男子。性自認も男子、そして女装子です。アメリカの大学で2年女として過ごしました。私の最も幸せな2年でした。そのときの自叙伝を書いています。また、創作女装小説を書いています。毎日ネタが浮かばず、四苦八苦しています。ほぼ、毎日更新しています。
どうぞ、お出でください。

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