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短編 合気流「つよプリティ」松村紀子

短編 合気流「つよプリティ」松村紀子


※前回から時が経ちましたので、人物紹介をします。
中川靖子(元靖男)和円流の免許皆伝。
中川雲竜(靖子の祖父、和円流、合気流の神様。
大川雪之助(高木啓子の祖父)
高木啓子 (元啓太・合気流10段。雪之介の孫。
高木ユキ (合気流10段。啓子の母。)
高木ミミ (啓子の妹。小6のとき、合気流10段。)


夕食時、テレビでは、珍しく合気流の番組をやっていた。
「おお、珍しいな。」と中川雲竜は言った。
「ほんとだ。」隣の顔立ちのいい靖子が言った。
靖子は、生まれは男子だが、高校から、女子として生きている。
今、大学3年生で、中川啓子と同じ大学に通っている。

雲竜と靖子がテレビを見ていると、可愛い学生3年生という女子が出てきた。
かなり可愛い。
なぜか、柔道着を着ている。
松村紀子といい、解説者は、彼女のことを「つよプリティ」と形容している。

彼女は、背の高い高段者と見える男性を、見事に「裏腕固め」で抑え込んだ。
カメラがアップになる。
そのとき、松村紀子は、ねじあげている男性の手首を映し、
「こうなったとき、大事なのは小指です。小指に力をいれます。」と言った。
そのとき、中川雲竜と靖子は、同時に言った。
「違う!」

合気流一家である高木啓子の家。
同じくテレビを見ていて、
「違う!」と皆で大合唱した。
「裏腕固めでは、親指に力を入れんと、小指が骨折してしまう。」と雪之介が言った。
「それに見て。彼女Tシャツを中に着ていない。
 胸が開いて、ブラが見えてる。」
「それ目当てで、わざとじゃん。」と中学生になったミミが言った。

中川家。
「これ、お色気目当てじゃない?嫌な感じだなあ。
 あたしだったら、そうしろと言われたら、番組降りるけど。」と靖子。

「親指と小指の間違いは、ほっとけないわ。
 テレビ通りにやって、小指骨折の子が、大勢出るかも知しれない。」靖子。
「テレビ局に電話してみたらどうじゃ。」
「めんどくさいわ。」靖子。
「でも、大勢の子が怪我するより、ましじゃないか。」父の洋平が言った。

靖子は、テレビ局の前に、高木啓子に電話した。
「そうなのよ。家族中で言ってたの。
 それに、ノー・Tシャツだったでしょ。あれは、まずいわよ。」

結果、啓子が電話した。
折り返しの電話で、明日の午後3時、
松村紀子の大学の合気流道場に来てほしいという。
局もカメラマンを一人行かせるという。

啓子も、靖子も、着替えが面倒なので、
柔道着で、堂々と電車に乗った。
なんと、電車で1時間半かかり、バスを合わせて2時間かかった。
やっとの思いで、西南大学に着いた。

道場は、小体育館の2階であった。柔道部で半々で使っている。
入り口に、「女子合気流部」と札が立てかけてあった。
部員20名くらいであろうか。
見渡しても、カメラマンなどいない。
「ピンチのとき応援に行くから、靖子がやって。」啓子は言った。
「ずる。」と靖子は言ったが、靖子の方がお人好しである。

「あのう、部長の松村紀子さんにお話しがあるんです。」
と近くにいた部員にいった。
松村が、来た。なかなか可愛いが、勝気な感じだ。
「あの、私は、河村大学3年の中川靖子です。
 昨日の松村さんの合気流の番組を見ました。
 そして、技の説明に関し、1つ間違いがあると思ったので、
 それをお知らせに来ました。
 テレビ局が、直接松村さんに言ってくれというので、来ました。」
松村は、靖子の帯を素早く見た。
『なんだと。白帯かよ。』そう思った。

自分の間違いを指摘されることは、誰でも嫌だろう。
ましてや、松村のように、部長であり、勝気であるものは、なかなか素直になれない。
松村は、案の定不快な顔をもろに見せた。
松村は、手に持った小太鼓を、トトンとならした。
すると部員たちは、道場の周りに、整然と並んだ。
啓子は、1年生の中に、ちゃっかりまぎれていた。

「みなさん、昨日のテレビでの私の技の説明に間違いがあったそうです。
 それを、ここにいらっしゃる中川靖子さんが、説明に来てくれました。」
松村は、中川に向き、
「実は、あたしは、テレビにではじめてから、時間がないのです。
 まだ、あなたがどんな方かも知りません。
 そこで、初段の部員をだしますから、
 その者に勝つ実力のある方なら、お話しを聞くでいいでしょうか。」
「私の腕試しをするのは、当然ですね。」靖子言った。
ここまでは、部員たちは何も思わなかった。

「では、初段の近藤美咲さん。お願いします。」
松村が,そう言ったとき、部員たちは、ざわざわとした。
なぜなら、近藤美咲は、5段。6段の部長の松村より、
実質強いのだ。
部長は、近藤を初段として、訪問の中川が投げられるのを、
嘲笑おうというのだ。
「私の間違いを指摘するなんて、10年早いわよ。」
そういう魂胆であろう。
部員達は、顔にださないが、不快に思っていた。

近藤の身長は173cm、肩が広くがっちりした筋肉質。
一方、靖子は、身長164cm、細身だ。
向かい合って、2周り体格が違う。

『卑怯』
『なんて、心が狭い。』
『遠くから来てくれたた人を、それが礼儀か。』
『あああ、ヤダ、ヤダ、ヤダ。』
部員達は、そう思っていた。


(次は、「中川靖子の実力」です)

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Author:ラック
上は若いときの写真です。ISなので、体は、かなり女子に近く発育しました。でも、胸はぺったんこです。戸籍は男子。性自認も男子、そして女装子です。アメリカの大学で2年女として過ごしました。私の最も幸せな2年でした。そのときの自叙伝を書いています。また、創作女装小説を書いています。毎日ネタが浮かばず、四苦八苦しています。ほぼ、毎日更新しています。
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