ビックリ・スタッフ騙される

ビックリ・スタッフ騙される


よく女顔の学生に女装をさせ、その変身ぶりを楽しむという番組がある。
光に顔に当てられた椅子に座り、
「さあ、〇〇くんは、どんな女の子になっているでしょう。」と司会がいうと、
カーテンが上がる。
すると、ゲストや観客の女の子たちが、「かわいい!」などと叫ぶ。

観客、ゲスト達が、大絶叫したのは、大学1年の山中圭一が出たときだった。
カーテンが上がったとき、みんな大絶叫。
過去最高と思われる女の子ぶりだった。
司会に前に呼ばれて、出ていくときの歩き方が、女の子そのもの、
ちょっとした仕草も女の子。
背は、160cmほどである。
そして、何より、声が誰が聞いても、女の子の声だった。

「圭一さん、男の格好で大学行くと、ジロジロ見られるでしょう。」と司会。
「はい、だから、ときどき女で行きます。」
すると、観客たちは、きゃー!。
「女で行った方が、ええですよ。」
「もう、まるっきり女の子ですもん。」
とゲスト達は、言った。

山中圭一の女振りのほとぼりが冷めたころ、
「ビックリ!でした!」という、出演者が聴取者を面白がらせる番組があった。
山中圭一は、その番組のスタッフに呼ばれた。
その頃は、ルミという女名前も使っていた。
女性のディレクターが説明した。
「ルミさんに、メイド喫茶の店員になってもらいます。
 もちろん、男の子とばれずにね。
 客に超イケメンの男の子が来ます。背は、176cm。
 筋肉も程よくある。
 その男の子には、ルミが、軽くナンパできる女の子だと言っておきます。
 そこで、男の子は、ルミちゃんをナンパして、ラブホテルに行きます。
 そのとき、私達「びっくり隊」は、プラカードをもってあらわれ、
「残念、その子は、男の子でした。」といって、びっくり、びっくり。
 男の子の驚く顔を楽しみます。
ラブホには、あらかじめ、連絡して、打ち合わせておきます。」
こんな話だった。
ルミは、気が進まぬままOKした。

男側の柴崎道夫、大学3年にも、別の場所で説明した。
「メイド喫茶で、メイド服を着た、めちゃめちゃ可愛い女の子がいます。
 あなたが、コーヒーを頼んだとき、それを運んでくる子です。
 あなたは、超イケメンで、女の子のナンパが得意です。
 その子は、喜んでナンパされます。そういう子を選んでいます。
 女の子は、見かけによらず、遊び好きで、
 あなたの誘いで、簡単にラブホについてきます。
 ラブホは、103号室を取ってください。
 ホテルの人は、分かってますので、103の鍵をくれます。
 で、ホテルのドアを開けて入る。そこまででいいんです。」
道夫「それだけで、どこがびっくりなんですか。」と聞いた。
ディレ「ビックリのときわかります。」
とスタッフは、くすくすっと笑った。

柴崎道夫は、自分では女装をしないが、
女装子が大好きという青年だったことが、局側の大誤算だった。

当日である。
スタッフ3人と、カメラがメイド喫茶に入っていた。
道夫は、女の子が来るのは、いつかいつかと待っていた。
男の娘でなくても、女の子も好きである。
その内、黒いメイド服を着た子が来た。
道夫は、女の子を見て、胸がドキンとした。
まさか!
その子は、道夫が好きでたまらない山中圭一または、ルミだった。
あれほど会いたいと思っていたルミを間違えるはずがない。
道夫は、コーヒーを頼んで、少し考え、全てがわかった。
『俺に、ルミをナンパさせ、ラブホあたりに誘おうとするのを、
 びっくり!その子は男の子でーす!』
こんなところだ。

道夫は、「ビックリ系」の番組が大嫌いだった。
プロがプロに仕掛けるのはまだいい。
道夫は、プロが素人に仕掛けるびっくりを見た。
作家志望の女性(25歳)に、偽の大先生から連絡があり、
あなたの作品を見たいから、来てほしいと言われる。
女性は、飛び上がって喜ぶ。
大先生の部屋で2人、大先生は、女性の作品を誉めちぎる。
女性が、最高に幸せな気持ちになったとき、びっくり隊がヘルメットと、
プラカードを持って、「ビックリです。ごめんなさーい!」とやって来る。

道夫はそのとき、女性が、失望と怒りに、涙を浮かべているのを見た。
それから、びっくりを絶対許せないと思った。

山中ルミと自分の場合、自分が素人、騙される側。
ルミは、微妙な位置だ。プロではない。しかし、プロの側である。

ルミが、コーヒーをもってきた。
ここで、道夫がナンパする。
「あ、ちょっと君。めっちゃめちゃ可愛くて、俺のタイプなんだけど。」
「お客様も、ステキです。」
「うそ。ほんとにそう思ってくれてるの?」
「本気です。」
「仕事いつ終わるの?」
「お客様のコーヒーを運んで終わりです。」
「じゃあ、外で待ってるからさ、近くの喫茶店で、お話ししない。」
「はい。うれしいです。」
ルミは、そう言ってにっこりして引っ込んだ。

(次回は、「ビックリ隊顔面蒼白」です。)

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プロフィール

ラック

Author:ラック
上は若いときの写真です。ISなので、体は、かなり女子に近く発育しました。でも、胸はぺったんこです。戸籍は男子。性自認も男子、そして女装子です。アメリカの大学で2年女として過ごしました。私の最も幸せな2年でした。そのときの自叙伝を書いています。また、創作女装小説を書いています。毎日ネタが浮かばず、四苦八苦しています。ほぼ、毎日更新しています。
どうぞ、お出でください。

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