スナック・アユカ⑨「正子(前社長)へのプレゼント」最終回

長く続けて参りました。いよいよ最終回です。
お時間のあるときにでも、読んでくださるとうれしいです。
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スナック・アユカ⑨「正子(前社長)へのプレゼント」最終回


彩花と美晴で、一番お世話になっている「新井工業」に挨拶に行った。
感謝の言葉を綴った「感謝状」の盾を持って行った。
工員の人がみんな集まって来た。
「私、この度社長になりました。」というと、
みなさん喜んでバンザーイをしてくれた。

そこで、盾を取り出して、読んだ。

新井工業様

感謝状

いつも製品に絶え間なく改良を加え、
製造業者の負担の軽減に努めて来られました。
感謝の意を込め、ここに縦をお贈りいたします。

社長 武田彩花

社長に渡した。そして、お菓子も渡した。
みんなで大きな拍手をした。
それから、第一秘書の美晴を紹介した。

みんな、おおおおおと声をあげた。
「もう、美女のお二人ですね。
 お出でに成るのが楽しみです。」とAさんが言った。

少し、工場見学をした。
「あ、これは、油槽の底のたまりかすを取る工夫ですね。」と彩花。
「いつもながら、お目が鋭いですね。」と社長。
「これができたら、大量の油を捨てなくて済みますね。」
「その通りです。だから、今、がんばっています。」
「がんばり甲斐のある装置ですね。こちらは、ほんとに、なさることがすごいです。」
「さすが、社長さん。」
とみんなが、拍手をしてくれた。

二人が行った後、工員たちはいった。
「相変わらず、よくわかってくださいますね。」
「社長さんになられて、本当によかったです。」

車の中。
「あやか、本当にすごいね。一目でわかるんだもん。」美晴。
「美晴なら、すぐにわかるようになると思うよ。」彩花。
「うん、勉強しようと思ってる。」美晴。

二人はそのまま麺工場にも行った。社長は50代の女性である。
そこでも、社長になったことを伝え、美晴を紹介した。
感謝状の盾を渡し、みんなに大喜びされた。
「あ、工場長、汁の色がかわりましたね。」
「あいかわらず、よく見てくださいますね。」
 少し関西風を目指しているんです。」
「きっとそれ正解だと思います。」
会社にとっての命綱は、この2つの工場だ。



7時を過ぎた。
ここは、小さな飲み屋が並んでいる新宿はゴールデン街。
店の明りに「正子 七色の声」とある。
(元社長の店である。)
「やあ、ママ、彩花ちゃんのプレゼントが来たわよ。」
と派手なワンピースの女性が、1番乗りで入って来た。

紫のロングドレスのママが言った。
「あら、あなたは確か、スナック・アユカの朱美さんでしょう。」
「おお、さすが水商売の人ね。名前覚えちゃうんだ。」
「まあね。で、彩花ちゃんのプレゼントって?」
「ママが、この店だけでやっていけるようにって、あの子いうのよ。」
「まあ、あの子、どこまで義理堅いのかしら。」
「あたし、魔法使いだから、ママを美人にしにきたの。」
「まあ、ほんと?」
「女優なら、誰みたいになりたい?」
「石原さとみちゃん、伊東美咲ちゃん。このお二人に、あたし感じちゃうの。」
「ママは、美咲ちゃんのタイプだな。で、年は?」
「20歳じゃ、ふっかけすぎよね。32歳。」
「ママは、七色の声が売りだからさ、声はいじらないでおこう。
 いい?」
「いいわ。男の声が出た方が、お客様に受けるし。」

「じゃあ。」と言って朱美は、栄養ドリンクのようなものを取り出した。
「はい、ママ。これ飲んで。」
ママは、飲んだ。
「わあ、すごい、体からエネルギー湧いてくるわ。」
「ママ、鏡見て。」
ママは、見た。
「わあ、これ、どうして?どうして?あたし、伊藤美咲のそっくりさんみたい。
 イイ女だわ。スタイル抜群。ね、朱美さん、これ、一生?」
「一生よ。」
「わあ~ん、うれしい、うれしい。ありがとう。」ママは泣き出した。

そのとき、彩花、美晴、奈々、久美、リリ、里美が入って来た。
「ママ、超ステキ。大変な美人。」と彩花が言った。
「まあ、彩花ちゃん。あなたのプレゼントって、これなのね。
 これなら、お客さん来ていただける。お店だけで生活できるわ。ありがとう。
 朱美さんありがとう。
 魔法なんて、信じてなかったわ。夢みたい。うれしいわ。
 さあ、みなさん、7つしか、椅子がないけどぎりぎりかな。
 お座りになって。
みなさん、美人ぞろいだわ。」
「ママ、美晴さんが、秘書になってくれたの。」彩花。
「そう。美晴さんは、一度お会いしてますよね。」
「ママ、覚えてくださったんですか。」
「もちろんよ。」
「あたし、伊藤美咲大好きだったから、うれしいです。」と美晴。
「あたし、前の壁に鏡をつけるわ。いつも、自分を見ていたい。」

水割りを入れて、乾杯の前。
「開店祝い?彩花の社長の就任祝い?」
「両方よ。」と朱美。
乾杯の音が弾けた。

みんなは思った。
また一つ「家」ができた。


<おわり>


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ラック

Author:ラック
上は若いときの写真です。ISなので、体は、かなり女子に近く発育しました。でも、胸はぺったんこです。戸籍は男子。性自認も男子、そして女装子です。アメリカの大学で2年女として過ごしました。私の最も幸せな2年でした。そのときの自叙伝を書いています。また、創作女装小説を書いています。毎日ネタが浮かばず、四苦八苦しています。ほぼ、毎日更新しています。
どうぞ、お出でください。

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