白魔術黒魔術③「待望のもの」

この物語、知らない間に長くなってしまいました。
お暇な時にでも、お読みくださればうれしいです。
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白魔術黒魔術③「待望のもの」


さて、翌日。
大望のものが、送られた。
朝起きてみると、Bカップほどの胸を感じた。
ブラが必要と思って、下着の引き出しを開けると、
そこに、女の子の下着が、ぎっしり詰まっていた。
「わあ、すごい!」と浩美は飛び上がった。
下半身を見ると、ショーツを履いている。
男の証しを隠すように、股の下にPを回して履いている。
『こうやって隠せばいいのか。』
浩美は感心した。

浩美は、試しに、全ての箪笥を開けてみた。
すると、男の服が、すべて女の子の服に変わっていた。
靴も何足かあった。バッグも。
『ああ、いよいよ完成に近づいている。』
浩美はしみじみと思った。

Bカップの胸をブラなしで過ごす訳にいかない。
浩美は、引き出しの中からシンプルな白いブラをとった。
肩ひもを通し、カップに乳房をきちんと入れて。背中のホックをはめる。
『この動作に憧れてたの。』
浩美は、感動した。
ふと気が付いた。心の声が女になっている。
いよいよ女になっていくのかなあ。そう思った。
ブラをして、スリップを被り、制服を着た。
Yシャツが完全に膨らんでいる。
上着を着ても膨らみは分かる。
背のひもも背中を鏡に映してみると、はっきりわかる。
この胸は隠せない。
下に行ったら、麻友は何というだろう。
父さんと母さんは、どういってくれるだろう。

浩美は、母が味噌汁を配るのを手伝って、
静かに椅子に座った。
麻友がしっかり見た。
「ああ、お兄ちゃん、とうとう胸が出てきたのね。
 ブラの線、くっきりよ。これじゃあ、学校いけないわ。」
母が言った。
「麻友、今更なんてこというの。
 浩美のホルモンバランスが女の子に偏っているの知っているでしょ。
 中2のとき、男の子なのに胸が出てきちゃって、
 学校にもお医者様にも行ったじゃない。
 そして、学校の理解を得て、今の学校にも事情を話しているの。
 浩美が女の子の体に近くて、女の子っぽいのは、みんなそのせいなの。
 浩美が傷つくこと言うの止めて。」
父。
「浩美は、女の子だって言ってもいいくらいなんだよ。
 小学生のときから、天然の女性ホルモンを受けて、育ったんだよ。
 麻友も、ずっと前に納得していたじゃないか。」
麻友は、考えた。
お風呂から出て来た兄の体は、ほとんど女の子だった。
声だって、ずっと前から女の子だし。
麻友は、2年前の浩美の写真を見た。
すでに、胸の膨らみがはっきりとわかる。
「お兄ちゃん、ごめんね。あたし、ごっそり記憶が抜けるときあるから。」
「気にしないで。」
浩美は、父母の言葉を初めて聞くように思いながら聞いた。

学校に行くと、光一が来ていた。
光一がすぐに着て、
「胸、変わった?」光一。
「うん、Bカップ。」浩美。
「あたしも。ね、女の子の服もあった?」光一。
「あった。うれしかった。」浩美。
「ね。今日女の子の服をもって、カラオケ行かない。
 そこで、二人で着替えよう。」光一。
「ナイス・アイデア。そうしよう。」浩美。

授業がおわり、二人はまず、アイスクリームを食べに行った。
「あたし、光一に謝らなくては、ならないの。
 あたし、光一に黒魔術かけて、女の子にしたの。
 でも、光一なら、鼻で笑って拒否すると思ってたの。
それが、光一はすっかり女の子になってしまい、
あたし、罪なことしたと思ってるの。」
浩美は、そう告白した。
「浩美は、黒魔術のトップページを知らないのね。
 浩美からの黒魔術が来たとき、
「これは、神崎浩美さんからの黒魔術です。
 あなたを1週間で女の子にしようとしています。
 受け付けますか?拒否しますか?
 そう大きく書いてあるの。嫌な奴からだったら、即拒否。
 だけど、大好きな浩美からだったから、すぐOKしたわよ。」
「ねね。光一は、あの頃、毎日、あたしに身体検査してたじゃない。
 まさか、あたしを好きだったの?」
「ごめんね。あたし、浩美がものすごく好きだったの。
 でも、近づこうにも浩美と接点がないじゃない。
 だから、あんなことまでして、浩美に近づきたかったの。
 ごめん。本当にごめんなさい。」
「そうだったの。そんなこと夢にも思わなかった。」
「浩美は、あたしの憧れだったの。
 あたし、男の子なのに、女の子みたいに可愛い子が大好きだったの。
 自分じゃなれないから、黒魔術かけてくれたことうれしかった。
 黒魔術は、嫌な項目は、チェック外せばいいから、
 あたし、自分の意志で、女の子になったの。」
「ああ、それなら、よかった。安心した。」浩美は言った。

アイスクリームを食べて、いよいよカラオケに行った。
7月の気候で、二人共、薄手のワンピースを持ってきていた。
光一は、花柄の可愛いもの。背中に大きなリボン。
浩美は、ピンクに白いレースが付いたもの。ちょっとロリ風。
お互いに、髪に小さなリボンをたくさんつけた。
それだけで、驚くほど、可愛くなった。
メイクは、リップだけ。
二人は元が可愛いので、リップだけで、十分だった。
二人共、サンダルに履き替えた。

浩美は、光一の完全女装を見て、胸がどきどきした。
それは、光一も同じだった。
「ね。光一って男名前だから、光一の好きな名前に変えない?」と浩美。
「あたし、ルナって名前が一番好き。」
「じゃあ、ルナって呼ぶわね。」
「うれしい。」とルナ。

二人は、壁の大鏡の前で、お互いの背中に腕を回した。
背は、163cmで同じ。
「浩美、抱いて。」ルナが言った。
「うん。」浩美は、ルナを抱き締めた。
「強く抱いて。」ルナ。
「うん。」浩美。
「あたし、女の子になって、浩美に抱いて欲しかったの。」
二人はしばらく、抱かれ、抱き合っていた。

(つぎは、「白魔術・最高の贈り物」です。)

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プロフィール

ラック

Author:ラック
上は若いときの写真です。ISなので、体は、かなり女子に近く発育しました。でも、胸はぺったんこです。戸籍は男子。性自認も男子、そして女装子です。アメリカの大学で2年女として過ごしました。私の最も幸せな2年でした。そのときの自叙伝を書いています。また、創作女装小説を書いています。毎日ネタが浮かばず、四苦八苦しています。ほぼ、毎日更新しています。
どうぞ、お出でください。

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