Aさんの女子トイレ

女子トイレに入り通報・・というシリーズを、もう何回も書いてます。
それに懲りずに、また書きました。すいません。
排尿障害の2人について書きました。そのAさんがモデルです。
読んでくださるとうれしいです。
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Aさんの女子トイレ

デパートの3階の女子トイレに、誰が見ても男性に見えるAさんが、
入って来て、個室に入った。
そのとき、トイレ内にいた10人くらいの女性は、互いにひそひそ話していた。
「今の人何?」
「完全に男性じゃない。」
「でも、男性に見えても、女性である人いるわよ。」
「でも、そう言う人は、どこか女性的よ。」

柿沼C子、OL25歳は、友達3人で来ていた。
「許せない。なんで、あんな堂々と入れるのよ。通報するわ。」
「やめなよ。」
「そうよ、関わらない方がいいわ。」
「ダメよ。通報すべきよ。通報して、もうあんなこと、やめさせなくちゃ。」
柿沼C子は、ついに通報した。

個室に入ったAさんのトイレは、長めで、警察が間に合った。
男子の警官と、婦警が、来て、柿沼Cさんの名を呼んだ。
Cさんは、出ていった。
「事件が解決するまで、ご同行願います。」と婦警。
「え?あたしもいくんですか。」
「もちろんです。あなたから、状況説明をお願いせねばなりません。
 書類にも、通報者のお名前を書かねばなりません。
 また、訴えた方が、女性であった場合は、あなたは、謝罪をすることになります。
 通報したことが、そもそも侮辱になります。
 現に、今トイレにいる人々に、知らせてしまっています。
 ひどい侮辱をなさった場合、あなたは、侮辱罪で告訴されます。
 侮辱罪が成立する可能性は、低いですが、相手が、裁判を起こすと言われると、
 あなたは、最後まで、立ち会わねばなりません。
 めったにありませんけどね。
 そう言う訳で、あなたは、いまから3時間ほど拘束されます。
 会社へ、ご連絡をお願いします。」

Cさんは、通報とは、かくも面倒なことだとは、思ってもいなかった。
通報して、後は、隠れていればいいとさえ思っていた。

Aさんが出て来た。
身長が178cmほどあり、がっちりした筋肉質の男性に見える。
運動神経の発達した顔立ちである。

婦警は、AさんにCさんから通報された事情を話した。
「また?いつも多目的トイレ使ってんだけどさ、
 今日は、セーフって気がしたんだよね。
 あんたが、通報したの?」
と、Cさんを見つめた。
Cさんは、内心怖かったのだ。
「通報なんて、面倒なことすんなよ。下手すっと4、5時間かかるぜ。」とAさん。
Cさんは、ただうつむいて黙っていた。
この時点で、内心通報したことを後悔していた。

男子の年配の警官と4人で派出所まで歩いて来た。
奥にデスクがあり、そこに座らされた。
用紙が配られ、それに住所、氏名などを記入した。

警官「Aさん、自分が女性だとの証明書がありますか。」
A「今日に限って何にもありません。」
警官「スマホも?」
A「ありません。」
警官「Cさん、自分の性別を証明する物ありますか。」
「あたしの性別も必要なんですか。」とCさんは、言った。
「一応尋ねているだけです。」
C「今日に限ってありません。スマホがあります。」
Cさんは、スマホを差し出されたビニール袋にいれた。」

警官「Aさんを通報した経緯を言ってください。」
C「女子トイレに、完全に男性と思える人が入って来たので、
  通報しました。」
警官「投射、盗撮など、している気配がありましたか。」
C「それは、ないと思います。」
警官「通報する前に、完全な男性に見えても、何かの障害で、女性かも知れない。
   そんな疑問をいだきましたか。」
C「そんなことは考えませんでした。」
警官「考えればよかったと思いますか。」
C「今少し後悔しています。」
警官「もし、Aさんが、法的に女性なら、どう思われますか?」
C「大変失礼なことをしたと思います。大きな侮辱です。
 あのう、Aさんは、女性なのですか。」
警官「Aさんが、ここに来たのは、もう7回になります。
   Aさんが、女性であることは、すでに調べてあります。
   Aさんに多目的トイレを使って欲しいのですがね、
   そんなことを私が言ったなら、人権侵害で私は即首ですよ。
   あなたに、女子トイレに入るなというのと同じです。」

A「俺さ、ごたごたが嫌だから、毎回、多目的トイレに行ってるのよ。
  でも、法的に女なのに、どうして女子トイレに行けねんだってさ、
無性に腹が立ったり、悲しくなったりするときあんだよ。
  今日だってそうだ。女なんだから、堂々と女子トイレ入って何が悪い。
  そう思って入った。すると、心配した通り、あんたが通報した。
  俺としてはさ、あんたが通報する前に、
  俺が出て来るの待って、俺の性別聞いて欲しかった。
  そしたら、俺は、パスポートなり免許証なりをあんたに見せてさ、
体は男だけど、法的には女なんだって言ったよ。

  今日もし俺がごねてさ、俺を侮辱したとあんたを告訴だなんて騒いだらさ、
  俺たち、本庁に送られて、夜中まで帰れないぜ。
  性別違和の人は、それだけでは、女子トイレに入れない。手術してないとね。
  戸籍が女なら、体がいくら男でも堂々と女子トイレ入ってもいいんだ。
  何か間違ってね。
  俺な、男なのにさ、戸籍が女だから、中学も、高校も、女子の制服着たんだぜ。
  スカートなんだよ。
  女子トイレ入るのは、まだいいさ。更衣室がたまらなかった。女と同じ部屋だ。
  これ、かなり恥ずかしいぜ。全部戸籍のせい。
  その戸籍変えるの、めんどくさくってやってらんねえ。
  俺の屈辱、ちょっとは分かってくれる?

  通報する人の共通点。
  1.上から目線
  2.正義面
  3.意地悪な顔
もちろんそうじゃない人も大勢いるけどね。
今日のあんたは、その全部だった。

Cは、目にハンカチを当て、泣いていた。

C「ごめんなさい。あなたに、辛い思いをさせました。
  世の中にいろんな人がいることがわかりました。
  あなたがしてきた苦労も、少しだけだけど、想像がつきます。
  そんなあなたが、一番いやなことを、あたしはしました。
  ごめんなさい。すみませんでした。」

Cさんは、スマホを返され、頭を何度も下げながら帰った。

警察官「そろそろ戸籍変更ができるんじゃないか。」
Aさん「多分、だいじょうぶです。だけど、いろいろ面倒なんですよ。」
警察官「だろうね。戸籍の性別変えるんだからな、大変なことだろう。」
Aさん「今のままじゃ、通報されるのに参っちゃいますけどね。」
警察官「一人でも多くの人に、自分みたいな人がいると、分かって欲しいんじゃないか。」
Aさん「お、俺、そんな暇人じゃないっすよ。」

Aさんは、頭をかいて笑った。
『これで、7回目か。』Aさんは、指を折りながら、派出所を出た。

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プロフィール

ラック

Author:ラック
上は若いときの写真です。ISなので、体は、かなり女子に近く発育しました。でも、胸はぺったんこです。戸籍は男子。性自認も男子、そして女装子です。アメリカの大学で2年女として過ごしました。私の最も幸せな2年でした。そのときの自叙伝を書いています。また、創作女装小説を書いています。毎日ネタが浮かばず、四苦八苦しています。ほぼ、毎日更新しています。
どうぞ、お出でください。

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