スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スーパー洋子対大リーグ 1:9②「試合開始」

つい熱が入り、4ページと長くなってしまいました。
読んでくださるとうれしいです。
==================================   
  
スーパー洋子対大リーグ 1:9②「試合開始」

ネットワークは、西海岸一帯まで。夜7時から。
日本は、昼に当たる。
生徒は、授業休みに、スマホを見れば、少し見られる。

こうして、洋子は、視察団の2人と共に、
サンフランシスコ行の飛行機に乗った。
洋子は、英語がネイティブ並みに堪能である。

初日、洋子は、サンフランシスコの町をはしゃぎながら遊び回った。
使節団の一人が、「あの、明日のプレッシャーはないのですか。」と聞いた。
「もう、心うきうきです。」と洋子は言った。

さて、いよいよ、ようやく翌日。
試合の日である。
球場は、サンフランシスコ・シャイアンツ球場。
洋子は、ドンジャーズの面々に大歓迎をされ、
特注でSSサイズのドンジャーズのユニホーム、そして、靴ももらって、
上機嫌だった。

試合は、攻撃は洋子一人。
ピッチャーも、洋子一人。後ろに一応守備がいる。

観客は、ロスとシスコといいう近さであり、会場はほぼ満席であった。
ただ、テレビの視聴率は、5%以下と低調だった。
皆、「あり得ねー。」と洋子の実力を端から信じなかったのである。

テレビ放送ありなので、アナと解説者がいた。
アナ「ボブさん。今日の前代未聞の勝負。どうご覧になりますか。
ボブ「う~ん。長い野球の歴史の中で、その記録を超えるのは、まず考えにくいです。
   連続10場外にしても、あり得るとは思えませんがね。
   だが、ドンジャーズは、見たと言っているので、あるかも知れませんよ。
   私は、どっちかというと、ドンジャーズの方であって欲しいと思っています。
と、解説者ボブは言った。
ボブは、毒舌で、両チーム公平に語ることをせず、えこひいきで有名であり、
アナウンサー泣かせの解説者と言われていた。

1塁側、シャンアンツ、3塁側、ドンジャーズ。
たった一人の洋子から、異例の先発となった。
(1塁側の観客は、ピッチャ・ロディが、
日本の女を三振にとるのを見たかったのである。その配慮だった。)
シャイアンツのメンバーが守りにつき、ベンチには、残り6人と監督ボルグがいた。
相手ピッチャーは、ロディ。
シャイアンツのエース・ピッチャーであり、
口ひげを生やし、やや年配に見える。
洋子は、1番重いバッドをもらい、背に声援を受けながら、バッターボックスに向かった。
相手のキャッチャーは、見覚えがある。
名は、ラルフ。前回ドンジャーズにいて洋子を知っている一人である。
洋子は、キャッチャー・ラルフにウインクをした。
ラルフもにっこりそれを返した。好青年である。

プレイボールの時刻が迫るほど、会場の人々の声援が盛り上がる。
ほとんどの声は、「嘘でもよし、ほんとでもよし!」というものだった。
やがて、主審が、「プレーボール!」と高らかに声を上げた。
観客の声援は最高潮に盛り上がる。
洋子の実力が、やっと分かる。それを見に来ている。

洋子は、構えた。
相手ピッチャー・ロディの目つきが悪いと気になった。

会場は、固唾を飲んで、見守っていたのである。
だが、一人、ピッチャー・ロディは、
『俺は、メジャーのエースだぜ。
 あんなチンケな女と、まともにやってられるか。』
そう思い、ひどい山なりボールを投げたのである。

アナ「これは、なんでしょう。」
ボブ「名もない女に投げる気もしねーというアピールでしょう。
   それとも、山なりボールでは、場外は無理。せいぜいセンター前です。
   つまり、逃げですね。
   しかし、フェアプレーのシャンアンツとしては、顔に泥をぬりました。
   ドンジャーズが怒っていますが、当然ですね。」

シャイアンツのベンチの何人もが、ロディの投球に舌打ちした。
フェアプレーが売り物のシャイアンツだ。
今のは、いけない。守備に立っている選手達も、苦い顔をした。
3塁側ドンジャーズは、全員ブーイングの嵐である。

洋子は、バットを引いた。
ラルフに「あれなに?」と聞いた。
「君を馬鹿にしてるのさ。」ラルフは言った。
「ふ~ん。」と洋子は言った。
「ボール!」の主審の声。さっきの山なりボールである。

このとき、洋子は、場外の1点に向けて、バットを向けた。
ベイブルースの有名なポーズである。「あそこに打つ!」
「おお、いいぞ、いいぞ。」とドンジャーズ側は拍手に湧き、すごい声援が起こった。
洋子は構えた。
「山なりを場外へ運んだ奴はいねえよ。」
ロディは、にやっと笑って、山なりをまた投げた。
「行くわよ。」
洋子は、スコーン!とフルスウィング。
わあああああああと声が上がり、
観客が、ほぼ全員が立ち上がった。
全員が見つめるボールは、空の彼方に飛んでいき、
まだ、日暮れ前の空に見えなくなったのである。
ボールが空の彼方まで飛んで見えなくなるなど、
ほとんどの人が見たことがなかった。

アナ「ボールがあんなに飛ぶものですか?」
ボブ「飛びませんよ。山なりでは、せいぜいセンターフライ。
   見事でしたね。これで、ミス・ヨーコはヒロイン。
   ロディは、一気に道化になり下がりましたね。
   彼は、後2回道化をやりますよ。」
アナ「そ、そうなんですか?」

「ざまーみろ。あんなボールで遊んでるからだぜ。」
ドンジャーズのベンチは、そんな声があふれていた。

ラルフは、ど真ん中。最速球のサインを始めから出し続けている。
ロディはそれを無視して、再び、山なりボールを投げた。
「バカヤロー。何人の人が見てると思ってんだ!」
味方シャイアンツのベンチから、ロディへの罵声が飛んだ。
洋子は、スコーン。
観客は、再び空に消えて行くボールを見た。
洋子がホームベースを通った。
ドンジャーズのベンチの人達が、タッチしに出て来ていた。
みんな、にこにこしている。

ロディは、また山なりボール。
洋子の場外ホームラン。

3-0
   

さすがに、キャッチャー・ラルフが出て来た。
ロディに言った。
「マウンド降りたきゃ早く降りろよ。
 わかってるか。
 ヨーコは、場外ホーマー連続11本を狙っているんだ。
 山なりボールじゃ普通飛ばない。場外を防げる。
 そんなきたねー手で、天下のロディは、場外が恐くて、逃げ回ってる。
 ファンは、恥ずかしくって、うなだれてるよ。
 お前はすでに、シャイアンツの顔に泥を塗った。
 フェアプレーが、シャイアンツの売りじゃないのか。」

「わかったよ。」とロディは言った。
ロディは、直球型の投手だ。最速、169km。
大リーグ中、3番目に速い球を持つ男だ。

アナ「ラルフは、何をいったのでしょう。」
ボブ「下手な芝居は止めろと言ったのかな?
   ロディはね、あれをやりたかったんですよ。
   プロレスであるでしょ。ヒーローが初めの25分、悪役にめためたにやられる。
   ところが、最後の1分で、一気にやつける。カッコイイ!それです。
   ここでロディは、本気になって、169の剛速球と、
   大リーグNo.1のフォークで、ミス・ヨーコを地に叩き伏せる。
   ファンは、超エキサイトですよ。」
アナ「なるほど。」
ボブ「ロディがミス・ヨーコに打たれなきゃね。彼はヒーローでしょう。
   でも、打たれたらおしまい。フォークを場外に打たれようもんなら、
   目も当てられない。さあ、次は、大リーグ3番目の169kmが来ますよ。
   そして、次にフォークね。」

(次回は、『ロディの本気を、打つか洋子』です。)


バナーをこちらではまだ貼れずにいます。
アメブロの方で押してくださると、幸いです。





スポンサーサイト
プロフィール

ラック

Author:ラック
上は若いときの写真です。ISなので、体は、かなり女子に近く発育しました。でも、胸はぺったんこです。戸籍は男子。性自認も男子、そして女装子です。アメリカの大学で2年女として過ごしました。私の最も幸せな2年でした。そのときの自叙伝を書いています。また、創作女装小説を書いています。毎日ネタが浮かばず、四苦八苦しています。ほぼ、毎日更新しています。
どうぞ、お出でください。

リンク
最新記事
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブロとも一覧

自己女性化愛好症

御中根 蕗菜 です

女装子動画 Japanese crossdresser porn

enma’s blog

瞳のセルフヌード

毎日が日曜日

女装子&ニューハーフのペニクリ&アナルマンコ

MadameM【秘密の手帳】

川*´v`*川し

復讐の芽 ***藤林長門守***

橙の電車
最新コメント
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。