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浩美は、まるで女の子⑤「学園祭の興奮」

最終回です。とても健全に終わります。
読んでくださるとうれしいです。
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浩美は、まるで女の子⑤『学園祭の興奮』


夢のようだった夏休みが終わり、10月になった。
10月の末は、2日間にわたる学園祭だ。
浩美の高校は、初日は、近くの大学の講堂を借りて、
全校参加の出し物の日となっている。
全校生徒約1000人が見る。そして、保護者も来て、
2000人が見る。大変やり甲斐のある舞台である。
クラスで出し物をやっても、クラスで参加しなくてもいい。
有志の参加もあり、バンドや劇もある。

浩美のグループが、前に出て、しっかり者の笑美が、みんなの前で演説していた。
「私達は、ABB30の踊りをずっと練習してきたので、出演してもいいですか。」
と、聞く。
「まて、口パクか?」とイケメンの近藤が言った。
「今のところCDの口パク。」
「それなら、俺らがバンドやるから、ほんとに歌えよ。
 去年、ピンマイクでやっていたところあるぜ。
 俺ら4人で出ようと思ってたけど、ABB1本でいく。」
イケメンと美少女の4人は、バンドを組んでいるのである。
「わあ、すごい、お願いします。」笑美。
「一つお願い。俺たちも目立ちたいから、ひな壇の上に乗せてくれる?」
「はい。聞いてみます。」笑美。
「あたし達の家庭科クラブで、7人の舞台衣装作ってあげる。」
「わあ、ほんとですか。」
「家庭科部の作品として作る。その代り、2日目は、服を展示させて。」
「いいです。」と笑美。

「残りのあたし達も、舞台出たいから、後ろで、コーラスさせてくれない。
 あなたたち7人は、一番前で、出ずっぱりでいい。
 他の人達はどう。」
「賛成。」と男女全員が手をあげた。」

すいすいと決まった。
「わあ、7人でやるところ、クラス発表になっちゃたね。」と浩美。
「いいクラスだなあ。」と高野が言った。
「衣装が楽しみ。」とエリ。
「家庭科クラブは、実力派ぞろいだよ。」と有希。
「バンドの4人は、プロ並みだし。」と笑美。

ことは、どんどん進んだ。
家庭科クラブが、7人の採寸に来た。
「男の子3人も、女の子服でいいでしょ。」と言われ、
「いい、いい、女装したかったから。」と平井が言った。
「ノースリーブにするから、当日は、脇の下処理してくるのよ。」
「処理って?」と横井。
「綺麗に剃ってくること。」
「うん、一度剃ってみたかったから。」と横井が言った。
「じゃあ、すね毛も剃って来るようじゃね。」と高野。
「それも、一度やってみたかった。OKだ。」と横井。
横で、浩美と3人の女子が笑っていた。

クラス発表になったので、時間は、25分もらえる。

バンドとの合わせをして、コーラスと練習をして、
いよいよ、当日である。
浩美やエリの家族は、来ていた。
コーラスのみんなは、制服ではなく、銘々の派手系の服を着ていた。
メイクあり。
出演25分前になり、係りが呼びに来た。
7人の衣装は、ミニのプリーツスカートに、
肩みせのベスト。すべて、赤と青のチェック。
白い大きなエリがある。
みんな、髪に花を付けている。
「うわあ、うれしい。」とエリが言った。
「あたし、馬子にも衣装かな。」と有希が言った。
「馬子じゃないわよ。」と絵美が言った。

案内のアナウンスが入った。
舞台は、薄暗い。
バンドの4人が入った。
初めは、7人だけでやる。
7人が入って、立膝でうずくまっている。
ピンマイクをつけている。
浩美は真ん中。
いよいよだ。
ドラムの近藤が、激しくたたいた。
照明全開。
7人が立って、踊って歌い始めたとき、
キャーと女の子達が叫んだ。
リズミックな伴奏で、7人は激しい踊りをした。
人形っぽい振り付けで、手や体が、ぴしぴし決まる。
その度に、拍手が起こる。
1曲が終わった。
ここで、バンド紹介を笑美がする。
「ドラム 近藤雄二くん。」
イケメンで有名なので、女の子達が、キャーという。
近藤は、少しだけ、ドラムを叩く。
「ギター、山田良成くん。」山田にもキャー。
「ベース、江藤沙也加さん。」キャー。
「キーボード、水野絵梨香さん。」キャー。

エミは、次は、7人を紹介した。
真ん中の浩美を最後にした。
「最後、真ん中の、あたし達の踊りのリーダーである、小川浩美くん。」
わあーと拍手があった。
「みなさん、浩美くんは、なんと男の子なんです。」
「うそーーー!」と会場2000人のほとんどが、声を上げた。
声が収まったとき、バンドの山田が、即興で、短く弾いた。
浩美は、それにつられて、難しい踊りを数秒踊った。
会場は、再び大拍手に包まれた。

「お兄ちゃん、受けてるね。」と沙也が言った。
「ほんと。人気者になるわね。」と母の悦子が言った。

エリの母早苗も、舞台で嬉しそうにしているエリを見て、
感無量でいた。

「では、2曲目は、クラス全員で歌って踊ります。」と笑美。
比較的やさしい曲だ。伴奏がはじまって、みんなが出て来た。
みんな、派手な私服を着ていて、色とりどりだ。
みんなは、遠慮して、舞台の後ろにいたので、
7人は、みんなをどんどん前にやり、自分たちは、一番後ろに行った。

曲が終わった。
「最後の客です。みなさん知ってらっしゃると思います。
 私達と、いっしょに踊ってください。『恋のフォーチュン・キャンデー』です。」
曲が始まると、みんなは、会場の方へ出て来た。
そして、生徒も大人も立たせて、一緒に踊った。
簡単な振り付けの曲だ。
その内、大人もみんな立って、会場のみんなが一つになった。

曲が終わりそうになるとき、ドラムスの近藤が、
1本指をだした。
「あと、1コーラス。」という意味だ。

2000人の人が踊ってくれて、クラスのみんなは満足した。

曲が終わり、みんな惜しむように舞台に戻った。
そして、みんなで手を組み、大きな礼をした。
大きな拍手をもらった。

幕が下りても、拍手が鳴りやまなかった。
幕が再び上がって。
みんなは、慌てて、礼をした。
今度こそ、幕が下りた。

袖に移ったとき、近藤が大きな声で言った。
「大成功だ。みんな自分に拍手!」
「おおおおお。」と拍手が送った。

浩美はエリの隣にいた。
「今日が、高校生活で、一番いい日だと思う。」
エリは泣いていた。
5人が集まって来た。
「エリ、また来年があるよ。」と笑美。
「俺、また、女装してえ。来年まで待てねーよ。」と横田が言った。
「あたしが、いつでもさせてあげるって。」と有美が言い、
みんなで笑った。
浩美は、みんなの笑顔を、
心に焼き付けておこうと思った。

<おわり>

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プロフィール

ラック

Author:ラック
上は若いときの写真です。ISなので、体は、かなり女子に近く発育しました。でも、胸はぺったんこです。戸籍は男子。性自認も男子、そして女装子です。アメリカの大学で2年女として過ごしました。私の最も幸せな2年でした。そのときの自叙伝を書いています。また、創作女装小説を書いています。毎日ネタが浮かばず、四苦八苦しています。ほぼ、毎日更新しています。
どうぞ、お出でください。

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