アメリカ自叙伝②「来たばかりのころ」つづき

「アメリカ初期」の続きを、あと1話だけ書きたいと思います。
1度書いた気もします。重複していたら、ご容赦くださいませ。
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アメリカ自叙伝②「来たばかりのころ」つづき



<初めての外食>

コーンフレイクで、私は、すっかり元気になりました。
朝、大通りに行く道に、コーヒーハウスがありました。
客は、初老の男性ばかりです。
丸テーブルでみなさんの食べているものを見ると、
グリッツというお粥に似たものと、半熟の目玉焼き。
そして、ビスケットというスコーンに似たパンです。

これなら、食べられるかもしれないと入りました。
ガラス張りの店で、朝の日差しがたっぷりと注いでいます。
私は、いよいよ、グリッツ、目玉焼き、ビスケット、
そして、コーヒーを頼みました。
いざ食べてみると、おいしくいただけます。
チップは、いくらかなあと、迷っていると、
皆さん、10セント置いて行きます。
私も真似ました。

そのコーヒーハウスの上を見ると、ホテルです。
1週間料金をみると、YMCAより安いのです。
私は、いまわしいYMCAからこのホテルに引っ越しをしました。
中は、綺麗で、2倍の広さがありました。
知っていたら、初めから、ここへ来たのに。


<やっと見つけた女装ショーのお店>

私は、毎日のように、バーボンストリートに行きました。
女装の店が、あるはずだと思って歩いてみると、
ちゃんとありました。
呼び込みのおじさんが、
「フィーメール・インパ―ソネイター
女より綺麗、一見の価値ありだよ。
1ドリンク3ドル。制限時間なし。」
と言っていました。
女装の意味だと、すぐわかりました。
中に入って、コークに3ドル払いました。
お話をする店ではなく、ショー本位の店でした。
かぶりつきと、後ろは、一つながりのソファーがあります。
私は、いつも後ろのソファーに座りました。

女装の踊り子さん達は、自分の番が来ると、舞台のそでにあるレコードプレアーに、
自分のレコードをかけて、セクシーな踊りを見せます。
シングルレコードの長さが、その人の踊りです。
ですから、2分半くらいで交代します。
私は、レコードくらい他の人がかけるようにすればいいのにと思いました。
しかし、一人でも、人件費をかけたくないのでしょう。
私は、踊り子さん達は、どうやって生活しているのだろうと思いました。
このショーに出たって、日給はほんのわずかでしょう。

私は、毎日のように見に来て、3日目のことです。
髪をライオンのようにした、180cmほどの長身の人が出て来ました。
彼女を見たとき、
「あ、スルカだ。」と思いました。
アメリカから輸入された、女装の写真本に、よく出て来る人です。
肩幅は狭いのに、ヒップがすごくあり、脚が長く抜群のプロポーションの人です。
私は、スルカさんの胸のすくようなプロポーションを満喫しました。

店の奥は、少し広くなっていて、踊り子さんが休むところでした。
スルカさんがいます。
私は、話しかけたくてたまりませんでした。
(プライベートなときじゃないのでいいかな?)と思い、
スルカさんのそばに行きました。
「スルカさんですか?」と私。
「そうよ。よく知ってるわね。」
「日本で、一番有名な、アメリカの女装の人です。」
「そうなの?もっと綺麗な子、大勢いるでしょう。」
「スルカさんが、一番セクシーです。」
「あはは。お世辞でも、そう言ってくれるとうれしいわ。」
「お会いできて、光栄です。」
「あたしもよ。」

長いお話はいけないと思って、話はそれだけにしました。
でも、それだけで、私は十分でした。


<初めてハンバーガー・ショップに入る>

私は、ハンバーガーを食べられるくらいに回復していました。
そこで「バーガー・キング」というお店に行きました。
小柄な黒人のお姉さんの前に立って、
「ハンバーガー」と言いましたが、通じません。
他の人の頼むのを聞いていました。
すると、「ハンバーガー」と言って、「ハン」にアクセントがあります。
私も、真似して言ってみると、通じました。(そんなもの?と思いました。)
「S、M、L?」と彼女が聞きます。
私は、迷わず、「S」というと、売り子さんが笑います。
「日本人は、どうして、みんなSなの?」といいます。
「日本には、Sしか、売ってないんですよ。」と言いました。
「ほんと?」と彼女は驚きました。
次に、
「フライド・ポテト。」と言いました。
「フレンチ・フライのことね?」と彼女。
「なんで、フレンチなの?」と聞くと、
「知らないわ。」と彼女の答え。
「これも、Sサイズね?」
「当たり。」と言って私は笑いました。
彼女も笑っています。
「ドリンクは?」と彼女。
「コーク。」
「ないわよ。」
彼女のすぐ横に、コーラのサーバー機があります。
「ここにあるじゃない。」と私。
「これは、ペプシよ。コークじゃない。」
「ちがうの?」
「コークは、コカ・コーラのこと。」
(そうだったんだあ。とびっくり。)
「どっちでもいいときは、なんて言えばいいの?」私。
「コークor ペプシって言えばいいの。」
(なるほど。)

これで、全部頼みました。
『さあ、どうぞ。』は、Here you are. だと習ってきました。
すると、彼女は、Here you go と言いました。
なんか、習ってきた英語が、ことごとく裏切られた感じでした。

私が、手間取ってしまったので、後ろに少しに列ができていました。
私は、ぺこぺこ謝りましたが、
皆さんは、待つのが少しも苦ではないようでした。
(これは、後で知りましたが、アメリカの人は、待つことに寛容です。)

<おわり>


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プロフィール

ラック

Author:ラック
上は若いときの写真です。ISなので、体は、かなり女子に近く発育しました。でも、胸はぺったんこです。戸籍は男子。性自認も男子、そして女装子です。アメリカの大学で2年女として過ごしました。私の最も幸せな2年でした。そのときの自叙伝を書いています。また、創作女装小説を書いています。毎日ネタが浮かばず、四苦八苦しています。ほぼ、毎日更新しています。
どうぞ、お出でください。

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