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実験小説「ぼくは、FtM だけど、女装子」

前から書きたかったテーマですが、最後まで書ける自信がありません。
見切り発射で、第1話をまず投稿します。
読んでくださるとうれしいです。
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実験小説『ぼくは、FtM だけど女装子』


米倉百合子は、大学1年。
家から遠い大学を選んで、
やっと1LDKのマンション暮らしができるようになった。
百合子は、人に言えない大きな悩みがあった。
百合子は、女子だが男になりたいFtMであったが、
事を複雑にしていることに、男子としての女装願望があった。

百合子は美人であり、背は168cmあった。
高校では、女で通し、髪は、前髪に1カールのお嬢様ヘアをしていた。
クラスのマドンナで、おしとやかな女子生徒で通した。
FtMでありながら、そんな風にできたのは、
一重に自分に女装趣味があってこそであった。

心の声は、いつも男子であった。
その気になれば、いつでも男のように話し、振舞うことができると思っていた。
運動神経が抜群で、男子が昼休みにやっているサッカーにいつでも入り、
男子と同じようにプレイができると思っていた。

現に、夜になると、ジャージを着て、
近くのグランドにサッカーボールをもっていって、
髪を後ろで1本に結び、
壁に向かってシュートの練習をしたり、
ドリブルの練習をした。

こうして、一人でサッカーをやっているときが、
男になれた気持ちになれるときであった。

大学に入るまで、とうとう、カムアウトできなかった。
一人妹がいるが、その妹にも言えなかった。
家でも、学校のように、しとやかな女子で通していた。

それが、やっと大学で、1人暮らしになれた。
百合子は、髪を切った。
細い眉を隠すため、前髪だけは長くしておいて、
あとは、ベリーショートにした。
(女装の心が、「もったいない」と叫んだが、FtMの方が勝った。)
幸い百合子は、お尻が小さく、男物のジーンズを何とか履けた。
胸の膨らみを隠すナベシャツというものも、通販で買った。
タンクトップを着て、色物のTシャツを着る。
顔にほんのちょっと男のメイクをする。
唇を、少し灰色に見せる。眉を太く描く。
頬に影を入れる。
女としては理想的な細くて長い首を隠すため、
Tシャツの襟を立てていた。

こうして、大学に行って見た。
すると男で通るようなのだ。
FtMなので、男の動作は、すぐにできた。
男の心を開放するだけでいい。

百合子の女装は、一種独特だった。
ふつうの女装なら、女に戻るだけである。
百合子は、思い切り女装をしないと気が済まない。
そこで、ドラッグ・クイーンのようなメイクをする。
唇を大きく描いて、その周りにラインを入れる。
目に、思い切りシャドウを入れ、つけ睫毛を2重につける。
カールされた長い髪のかつらを被る。
脚に12cmの厚底のハイヒールを履くと、身長が180cmになる。
その身長にあった派手なロングドレスを着る。
そして、顔に、どこか男に見えるシャドウをつける。

こんな格好で、外に出て、
女に見えても嬉しいし、男に見られれば、もっと嬉しいのである。
人々は、皆、百合子を見ていく。

その日の夕方、百合子はドラッグ・クイーンになり、
街のゲームセンターに行った。
プリクラに入るつもりだった。
百合子が入ろうとすると、そこにいた若い警備員が、
「あなた、男性でしょ。ここは、男性の一人は禁止なんですよ。」
という。
百合子にとっては、待ってましたというシチュエーションである。
「女装していれば、いいって聞いたわよ。」
百合子は、アルトボイスで言った。
「女装の人はいいんだけど、あなたのように、いかにも女装ですって人は、
 だめなんですよ。」
「なんで、男はだめなの?」
「男で一人で来る人は、隣の女の子を盗撮したり、覗いたり、
 そんなことが、けっこうあって、
業者から、男性の一人はダメってことになったんですよ。」

「でもさ。そんな覗きやったり、盗撮する男、めったにいないでしょう。
 100人に1人くらいなもんでしょう。
 そいつらのために、あとの99人も、禁止にしちゃうわけ?」
「100人の中の1人を、入れさせる訳にはいかないんですよ。」
「で、男子禁制のために、あなたは、そのガードマンとして、
 ここに立ってるの?業者は、高いお金を払って。」
「ま、そういうわけです。」
「あなたは、あぶない仕事してるわけね。」
「あぶないって?」
「あたしが、女だったりどうするの。
 ほら、大勢、何事かって見に来てるわよ。
 あなたは、公衆の面前で、あたしを男だって侮辱したのよ。
 侮辱罪に問われるかもよ。」
「あなたは、男性です!」

小百合は、ここで、パスポートを見せた。
警備員は、「あ。」と声をあげた。
「友達に借りたんじゃないの?写真は、その人でしょう。」
「これ見せても信用しないの?」
「そこまで、メイクされたら、わかりませんよ。」
「困った人ね。じゃあ、メイクを落とすわよ。
 控室貸してね。」
百合子は、バッグからメイク落としを出して、メイクを落とした。
「どうぞ。」と百合子。
「ああ。」と警備員は、声をあげた。
メイクを取った百合子は、まぎれもない女性で、
パスポートの写真の人物だった。
「す、すみません。」と警備員はデスクの前で頭を下げた。
「侮辱罪だけど、プリクラのすったっもんだくらいじゃ、告訴もできないわ。
 あたしが、裁判起こせば別だけど。」
「いや、それは。どうか、かんべんしてください。」
「かんべんするわよ。あたしが、女装の男に見えるかっこうをして来たんだから。
 でもさ、女装の人だと思っても、おいそれと通せん坊しない方がいいと思うけど。」
「そうですね。あの、あなたが女性と分かりましたから、どうぞお入りください。」
「さっきのメイクの自分を取りたかったの。
 でも、もう落としちゃったから、意味ないのよ。」
「はい、本当にすいませんでした。」

百合子は、素顔のまま、派手な衣装とかつらを被ったまま、
帰路についた。
「あああ、こんなバカなことして、警備員をやっつけても、
 何にも気が晴れやしない。」
百合子は、自分自身が少し可哀相になり、
出て来そうな涙を、我慢した。

(次回は、未定です)


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プロフィール

ラック

Author:ラック
上は若いときの写真です。ISなので、体は、かなり女子に近く発育しました。でも、胸はぺったんこです。戸籍は男子。性自認も男子、そして女装子です。アメリカの大学で2年女として過ごしました。私の最も幸せな2年でした。そのときの自叙伝を書いています。また、創作女装小説を書いています。毎日ネタが浮かばず、四苦八苦しています。ほぼ、毎日更新しています。
どうぞ、お出でください。

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