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謎の「完パス」キャンデー④『カラオケ、びっくりの飛び入り』

これまで読んで来てくださり、ありがとうございます。
このお話も、次回⑤で、最終回に、いたします。
最後まで、お付き合いくださると、うれしいです。
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謎の「完パス」キャンデー④『カラオケ、びっくりの飛び入り』


「今日は、友達と、カラオケいくから、夕食いらないよ。」
と言って、女装道具の入ったバッグを持って出た。

好美は、細かく砕いたキャンデーの欠片を舐めて行こうかと迷って、止めた。
『刺激が強すぎるといけないしね。』
好美はそんなことを言って歩いて行った。
途中、横田からメールが入った。
『ルーム203だ。』と書かれてあった。

好美は、カラオケ店に入り、「203の仲間です。」と断って、
多目的トイレに入った。
ショーツは、家から履いて来た女物。
Pを股の下に回して履く。ピンクのスリップ。
花柄のキャミワンピース。ミニ。
いつもは、地毛を耳を出して女の子風にしていたが、
エミからもらった、色の淡いボブのウィッグを被った。
靴を女の子のサンダルに変える。
『今日は、少しがんばろう。』と思って、
まつ毛をカールして、つけ睫毛をつけた。
お目目、パッチリ。
そして、ピンクのリップ(今までで初めて)。
これで、好美は、10人中9人は女の子と見るくらいになる。

その姿で、5人のいる部屋へ入った。

5人は、一瞬ぽかん。
その内、
「好美、可愛ええ、ぜってー女の子。」と細井が言って、
みんな、うおおおおおおおおと拍手した。
「今日の、好美は、特別だな。」
「おお。女の子にしか見えねえ。」笹川。
「うふん、うれしい。」と好美は言った。

飲み物と焼きそばを人数分大盛で頼む。
で、早速おしゃべりが始まる。
好美は、人一倍笑う。
どんなくだらないボケでも、大笑いする。

こういう場で、モテる女の子というのは、
人一倍笑う子であること。
突っ込み待ちのボケがきたら、すかさず突っ込める女の子。
その点、好美は、満点だった。
みんな、好美に笑ってもらいたくて、おもしろいことをいう。
カラオケで歌うヤツは、一人もいない。

そうやって、ゲラゲラ笑っているとき、
一人の飛び入りがドアから顔を見せて、
6人は、仰天した。

「あわわわわ・・、ほ、本物か?」と遠藤が指差した。
「本物よ。ね、あたしも入れて。
 みんないつも楽しそうだから、仲間に入りたかったの。」
そう言って入って来たのは、清水絵里奈だった。
「仲間に入れて?」
「も、もちろんいいよ。じゃあ、女同士、好美の隣がいいな。」と大木。
「好美は、正式には、女じゃないぜ。」横田。
「正式にはなの?」と絵里奈が聞いた。
「非公式には、女だ。」細井が言った言葉に、みんなは、がはははははと笑った。
「高坂君、可愛い。」と絵里奈が言った。
「俺たち、いつも女っ気がねえじゃね。
 そこで、好美に女の子になってもらってるわけよ。」
「清水さあ、その『高坂君』っての止めなよ。誰のことだかわからねえよ。」
みんなは、また、がははははと笑った。
「じゃあ、好美って呼んでいいの。」絵里奈。
「うん、いいよ。」と好美。
「じゃあ、みんなもあたしのこと、絵里奈って呼んで。」
「待て、みんな。絵里奈って呼んでいいのは、ここだけ。
 学校で、清水のこと『絵里奈』なんて呼んでみろ、
 男から袋叩きだ。」
と遠藤が言った。
あははははと笑いながら、「ここだけな。」とみんなは言った。

絵里奈は、和やらかい素材の、ブルーのワンピースだった。
いつものポニーテイル。リボンをブルーに変えてある。
その絵里奈と腕を触れ合うように座っている。
好美は、夢心地だった。

飲み物と焼きそばが大盛できた。
横田が言った。
「よ、みんな。『焼きそば』は、なんで『焼きそば』っていうか知ってるか。」
「そばを焼くからでしょ。」と好美。
「正解は、『焼きそ』じゃ、『焼きそば』にならねえからだよ。」
「くだらねえ。」とみんなは、爆笑した。
絵里奈は、笑って、好美の肩をぱたぱたとたたいた。
「じゃさ、『ラーメン』は、なんで『ラーメン』っていうんだ。」
「ラーメ」じゃ、ラーメンにならねーから。」笹川。
また爆笑。

「じゃさ、」横田。
「横田で最後。これ、くだらなすぎるからよ。」遠藤。
「『アイス』は、なんで、『アイス』っていうんだ。」
「わかった、わかった!」と絵里奈が立ち上がって言った。
『スがないと、アイ(=愛)になって、ほかほかで解けちゃう!』
「当たり!」と横田。
「わあ、あたった!」と絵里奈は興奮して、好美を抱きしめた。
「すげー横田!今のは俺たちのレベル、超えてたな。」と笹川。
また、がははははははと笑った。
絵里奈は、笑ったとき、隣の好美をたくさん触る。
肩を叩かれたり、背中を抱かれたり。腕を抱かれたり。
絵里奈は、好美が女の子であると、完全に錯覚しているようだった。
好美は、ずーと夢見心地でいた。

絵里奈も、「よく笑う」「ときに突っ込む」の条件を備えた100点の女の子だった。
あと10分コールがあった。
「ああ、今日は、絵里奈が来てくれて、2倍楽しかったな。」と細井。
「ね、メルアド交換しよう。今度のカラオケまた呼んで。」と絵里奈。
「いいともよ。」遠藤がいい、みんなでメルアド交換をした。
「絵里奈のメルアド、ゲットかあ。」と横田がしみじみと言った。
「これ、クラスの奴らに、ぜってー内緒だぜ。」と遠藤。

「じゃあ、いつものラーメン屋行くか。」と細井。
「絵里奈は、あの店、いやだろう。」と笹川。
「ひょっとして、東ラーメンのこと?」絵里奈。
「そう。」大木。
「あたし、あそこ好きだから、一人で平気で行くわよ。」と絵里奈。
「おおお、絵里奈は、話せるなあ。」と遠藤。

「じゃあ、ぼくは、着替えてこなくちゃ。」と好美が立ち上がった。
「まって、もう少し女の子でいて。桜スパーにも、多目的トイレあるわよ。」
絵里奈が、好美の腕を抱いて言った。
「うん。じゃあ、そうする。」と好美。

東ラーメンは、店長の周りに、カウンターだけの店である。
ちょうど7人が座れた。
好美のとなりは、もちろん絵里奈。
「お、べっぴんのお嬢ちゃんが、2人いるな。」
「そうすよ。俺ら、けっこうモテますから。」と横田が言った。
「そうは、見えねえけどなあ。」とおじさん。
みんなは、がははははと笑った。

ラーメンを食べて、名残り惜しく解散した。
好美は、スーパーで着替えがるので、そこへ行った。
「あたし、責任があるから。」と言って、絵里奈が付いて来た。
その間、手をつないでいた。
絵里奈は、好美が女の子だと、ずーと錯覚をしているんだと思った。
やがて、男に戻った。好美が下りてきた。
「ありがとう付き合ってくれて。」好美は言った。
「クラスの女の子達、みんな好美の女装姿を見たがっているの。」
「ほんと?なんで?」
「絶対、可愛くなるって。
 でも、あたしが、1番乗りしちゃった。」
「黙っててね。」
「もちろん。1番乗りしたことバレたら、あたし、袋叩き。」
そう言って、絵里奈は笑った。

駅で、さよならをした。
電車の壁に寄りかかって、
好美は、今日どれだけ幸せであったかを噛みしめた。



何事もなく1週間が過ぎた。
好美は、絵里奈に、何度もメールを送ろうと思ったが、我慢した。
カラオケのときに教え合うためのものだ、とそう思った。

その代りに、エミからメールが入った。
土曜日の午後、エミのマンションに来てほしいという。
OKの返事を出した。

家で昼食を取り、シャワーを浴びて、エミのところへ行った。
エミは、うれしそうにして、
「今日は、好美が絶対喜ぶものがあるんだ。」
エミは、そう言って、好美をベッドルームに案内した。
鴨居に服が2着吊り下がっている。

「わあ、ぼくの高校の女子の夏の制服だよ。どうして、あるの?それも2着も。」
「あたしは、好美と同じ高校だよ。」
「うん、エミがぼくのこと詳しいから、クラスの子全員を疑ったの。
 でも、それらしい子いなかった。」
「好美は、頭がいいのに、抜けてるなあ。
 そこが、いいところなんだけど、
 あたしが、隣のクラスの子かも知れないじゃない。」
「ああ、そうかあ。」と好美は、手を打った。
「洗濯用に、2着買ってあるの。今日は、2人で着てみよう。」
好美は、ぞくぞくしてしまった。
憧れて止まない、学校の女子の制服。
「エミ、ぼく興奮しちゃう。」好美は言った。

(次回は、『エミの正体』最終回です。)


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プロフィール

ラック

Author:ラック
上は若いときの写真です。ISなので、体は、かなり女子に近く発育しました。でも、胸はぺったんこです。戸籍は男子。性自認も男子、そして女装子です。アメリカの大学で2年女として過ごしました。私の最も幸せな2年でした。そのときの自叙伝を書いています。また、創作女装小説を書いています。毎日ネタが浮かばず、四苦八苦しています。ほぼ、毎日更新しています。
どうぞ、お出でください。

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