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書き直し・スーパー洋子「美輪高校・野球部」①

ずっと前に書きました「スーパー洋子・緑川高校野球部」を学校を変え、
書き直しをしました。多くは、前のストーリーと同じで、恐縮です。
前に書きましたのは、解決がやや安易だったと思っていました。
読んでくださるとうれしいです。
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書き直し・スーパー洋子「美輪高校・野球部」①


今日から時間講師をする美輪高校。
洋子は、恰幅のよい本田芳郎という55歳ほどの校長を前にしていた。
「倉田さんもご存知でしょうが、わが校の野球部は、
 昨年だけは、緑川高校に一敗をきっしましたが、
 それまで、4年連続、優勝をしてきました。
「それと、私の勤務と関係ありますか。」と洋子はいらいらしていた。
「ええ。少し関係が。
 野球部は、わが校の名を全国に広めるという、大切な役割を背負っています。
 そこで、野球部に限り、授業中の居眠り、また、野球の練習をする限りにおいて、
 授業中抜け出すことを認めています。
 芸能学校では、タレントの仕事や地方での仕事を、認めているようなものです。」

「とーーーーーんでもないです。」と洋子は机をたたいた。
「生徒の本文は、勉強です。
 それに目をつぶり、居眠りを許す。イビキをかいても、教室の生徒に我慢させる。
 授業を抜け出し、外でのキャッチボールを許す。
 それなら、彼らをとっとと、プロにやってしまえばいいのです。
 ろくに勉強もせず、この高校の卒業証書はもらうのですか。
 ここは、公立校でしょう。県民の税金を使っているんですよ。
そんな、ことが許されるのですか!」

「いや、これは、県教育委員会も認めていることで、
 毎年の野球の優秀な生徒集めは、県教育委員会事務室が進んでやっていることです。」
「それは、とんでもないことですよ。
事務室ですか。それで、お金が出るのかあ。
生徒たちの奨学金、授業料免除。なるほど、そんな仕組みですか。
彼らは、県民の税金で、のうのうと居眠りをし、
好きな時、キャッチボールをして、遊んでいるわけですね。
校長、これは、相当まずいですよ。
下手すると、今年から、甲子園出られません。
 ま、私は、断固、反対します。すべて認めません。
 私を辞めさせるのは、今の内ですよ。」

校長は考えた。次の講師が見つかったら、すぐに辞めてもらおう。」
だが、洋子の作戦の方が、早かったのだった。

洋子は、その日、授業中居眠りをしている野球部の首根っこを捕まえて、
合宿所に併設されている監督の家に投げ込んだ。
外で、キャッチボールをしていた生徒、10名も、監督の家に投げ込んだ。
まだ、他にもいて、12人を校長室に投げ込んだ。

「倉田先生、過激ですな。胸がすっとしましたよ。」
と安田という30歳くらいの男子教師がニコニコと言った。
「あたし、校長に縦付きましたから、今日か明日の命です。
 今日、野球部に挑戦をかけます。
 安田先生、その試合を、できるだけ多くの生徒に見せたいのですが。」
「任せて、ください。全生徒を集めます。人集めは、私の得意中の得意です。」
 安田は、にっこりと言った。
 若いのに、不思議と頼りになる教員だと洋子は思った。

放課後である。
野球部員は、1番に来て、練習をしている。
これほど真面目に勉強していたらなあと、洋子は思った。
部員たちを見ている野球姿の、背の高い人物がいる。
監督中村淳史。
背は、190cmに近い。
現役時代、プロの4番を長く勤め、引退後高校の監督になった。
学校や県は、もったいないほどの監督と見ている。

洋子はジャージを着て、中村のそばに立った。
「ちゃんと寝てないから、動体視力が落ちっぱなしね。」
中村は、じろりと洋子を見た。
「授業抜け出して、キャッチボールやっても、どれほどのことかしら。
 ただ、勉強が嫌で、抜け出してるのよ。精神性は幼児並。
 弱い相手は、バカにする。強い相手は、ビビッて腰抜けになる。
 一言で言えば、弱い。心配した通り、去年は甲子園で緑川に負けた。」
中村は、冷静そうに見えて、熱い男だった。

「あなたは、今日、野球部員を私の家に投げ込んできた人ですね。」
「そう。倉田といいます。
 あたし、高校の授業で、ソフトボールやったから、彼らになら勝てるな。
 ちゃんと規律正しい生活をしていない子は、ダメね。」
「彼らを侮辱することは、聞き捨てなりませんな。
 監督の私を、批判するならともかく。」
「あら、彼らへの侮辱は、そのまま、監督への侮辱よ。」
「さっき、彼らに勝てるとおっしゃいましたね。
 いいですよ、3対3くらいなら、練習に響きません。
「じゃあ、やりますか。私が、3人に投げる。
 ピッチャーの球を、3人分打つ。全部ホームランだから、
 3ホームランでチェンジでいいわ。」
「そこまで、我が野球部を愚弄しますか。
負けたら、野球部に土下座でもして、誤ってくれますか。」
「これだけの言葉言ったんだから、当然学校辞めますよ。」
「ほう、そこまで言われますか。では、私は、監督をやめましょう。
 あなたに負けるような野球部なら、解散しましょう。」

「監督は、今、絶対勝てると思い、ものを言っていませんか。
 奥様とお嬢様の生活がかかっていますよ。
 あ、監督はお金持ちだからいいか。
 でも、奨学金で来ている選手は、故郷に帰り、もう行く高校はありません。
 この野球部は輸血野球部だから、1年から3年まで、80人以上、アウトでしょう。
 彼らの将来まで背負って言ってますか?」
「言ったでしょう。絶対負ける訳ありませんから、どんな条件でも受けますよ。」
「『絶対』なんて言葉は、ベイブルースだって使いませんよ。」

そのとき、後ろで声がした。
安田が、
「おーい、みんな聞いたか。倉田先生が勝てば、監督もいなくなり、
 野球部もなくなる。野球部が勝ったら、倉田先生が辞める。」
「はーい、しっかり聞きました!」
それは、800人を超える野球部以外のほぼ全生徒だった。
『いつの間に、こんなに。』と中村は、驚いた。

何事かと、野球部員100名近くが寄って来た。
同時に、職員室の教師たちも集まって来た。
その中には、日ごろの野球部員をけしからんと思っている教員が多くいた。

中村は、部員に大声で、説明をした。
野球部員たちは、ゲラゲラと笑った。
「俺たち、甲子園優勝4回ですよ。」
「それを甘く見ないで欲しいな。」
洋子は言った。
「私が辞めたら、私は、収入の糧を失い、病床にある母は、死んでしまいます。
 プロ野球の4番バッターだった監督は、お金持ちだからいいでしょうけどね。
 私は、母の命をかけているんです。皆さん、やすやすとOKをしないでね。
 一人の女教師でも、命がかかっていれば、強いですよ。
 野球部がなくなれば、奨学金をもらっている皆さんは、この学校にいられません。
 故郷に帰って、家の手伝いでもするのです。それでも、やりますね。」
「負けっこないですから、どんな条件も同じですよ。」
ほとんどの部員は、そう言ったが、2、3人うつむいている部員もいた。

「倉田先生、時間の無駄です。始めましょう。」と中村。
「必ずエース・ピッチャー、エース・キャッチャーを出してくださいね。」
「そうしましょう。」
中村は、言いながら、こんな茶番劇に本気になれるかと思った。
ジャンケンをして、洋子が打つ番からはじまった。
中村は、3番手のピッチャー江藤を出した。
洋子は構え、江藤を見て、火のように怒った。
一目見れば、選手の実力がわかる。
だが、その心を抑えて、
「監督!この子が、エース・ピッチャーですね。
 一度イエスと言ったことは、守っていただいてますね。
私は、このエースピッチャーに顔面返しをします。
あたしの打球は、避けられません。
可哀相に、このエース・ピッチャーは、顔面がめちゃくちゃになり、
救急車です。鼻がつぶれても、失明しても、知りませんよ。
ただ一人、エースピッチャーなら、避けられるでしょう。
その、エースピッチャーですね。」

中村は、『何が、このはったり女が。』と思っていた。
「どうぞ。この江藤に顔面返しができるなら、やってみせてください。」
「いいですとも。」
洋子は、そう言うと、キャッチャーの被っていた顔面プロテクターを取って、
ピッチャー江藤の帽子を後ろにして被せた。

江藤は、怒りでむかむかしていた。
なんだ、こんなもの被せやがって。
3番ピッチャーでも、立派なもんだろうよ。
俺に、ピッチャー返しができるなら、やってみろ。
江藤は、自分の持っている最速球、148kmを初回から投げるつもりで、
振りかぶり、「打ってみろー。」と叫びながら投げた。
カキーンと音がしたとき、プロテクターの鼻の出ているところにボールが来ていて、
バットで思い切り殴られたような衝撃を受けた。
江藤は、そのまま、後ろに2mほど飛ばされ、気絶した。

うおおおおおおお・・という800人の歓声が聞こえた。
「ほんとに、顔面にあたったよ。」
「こんなの見たことないわ。」
と見学者の声。

監督中村と野球部員は飛んでいき、江藤をベンチの上に運んだ。
「江藤、大丈夫か、江藤、目を覚ませ。」
と、中村は言った。
洋子がそばに来ていた。
「首や体に影響ないところに、ちゃんと当てたから、大丈夫よ。
 もう、こんな気遣いはしませんよ。」
そう言って、洋子は、バッターボックスに帰った。

中村が必死に江藤を呼ぶと、幸いプロテクターのお蔭で、外傷はなく、
江藤は、目を覚ました。
「監督。こんなに怖かったのは初めてです。
 こんな試合止めてください。」江藤は言った。
「大丈夫だ。お前はよくやった。あとは、安心していろ。」中村は言った。

見ると、倉田が、バットを置いて帰ろうとしている。
800人が、見ている。
中村は追いかけた。
「待ってください。試合は終わっていません。」
「言ったでしょう。ピッチャー返しをするって。
 プロテクターをしないで、続投させる気ですか。エースなんでしょう。」

「すいませんでした。あなたを甘く見て、3番手を出しました。」
「じゃあ、嘘をついたんですか!私は、母の命をかけていると言ったはず。
 それを、3番など出して、遊びのつもりだったのですか!」
洋子は、すごい声で、怒りをぶつけた。

(次回、「勝負の決着」です。)


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プロフィール

ラック

Author:ラック
上は若いときの写真です。ISなので、体は、かなり女子に近く発育しました。でも、胸はぺったんこです。戸籍は男子。性自認も男子、そして女装子です。アメリカの大学で2年女として過ごしました。私の最も幸せな2年でした。そのときの自叙伝を書いています。また、創作女装小説を書いています。毎日ネタが浮かばず、四苦八苦しています。ほぼ、毎日更新しています。
どうぞ、お出でください。

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