野崎浩二の女装ライフ④『浩二の女の子オーラ』最終回(前編)

今回、最終回の予定でしたが、たいへん長くなってしまい、
2つに分けました。今回は、最終回(前編)といたします。
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野崎浩二の女装ライフ④『浩二の女の子オーラ』最終回(前編)


由実と運命の出会いをした昨夜。
もう一度、今度はベッドの上で、2人エッチをした。
その後、2人女の子として、外で夕食としてラーメンを食べに行った。
そして、別れた。
女装子として、浩二は、ジロジロ見られたりは、全くされなかった。
それは、完パスの由実といっしょだったからだと思った。

明くる日。
髭が伸びて来るまであと4日。
浩二は、由実が、浩二に女の子オーラがあると言ってくれたことが、気になっていた。
まさか、まさか、自分に女の子オーラが、ある理由がない。
あれは、由実が美加に自信をつけるために、言ってくれたことだ。
『でも、試してみるか。』
何事も、ダメで元々。
そんな気になった。

朝食を済ませて、浩二は、念入りにメイクをした。
ボブのかつらを被り、爽やかな水色のギンガムのワンピースを着た。
膝上10センチの大人しいミニ。

コンビニチェックというものがあるように、
まずは、コンビニに行くのが正解だろう。
あまり流行っていない、小さなコンビニに入った。
高校生の女の子がレジに一人いる。
女子高生は、女装子に一番厳しいだろう。

浩二は、チョコを買った。
高校生は、目にも止まらぬ速さでキーを打つ。
ダメ元!
浩二は、女声で言った。
「あのね。あたし、女装してるんだけど、バレてる?」
女の子は、顔を上げて、浩二を見た。
「うそ!」そう言った。
浩二は、女の子の次の言葉を待った。
女の子は、にやりとして、
「冗談。絶対女の人。そのくらいわかりますよ。」
と言った。
うそ!と思ったのは、浩二の方だ。
『女に見える訳ないっしょう!』

「ありがとう。」と言って店を出た。
からかわれたのかな。
試しに、洋服店にも行ってみよう。
浩二は、なんて言えばいいか、作戦を立てた。

いよいよ、洋服店である。
今度は、年配の女性店員に聞いてみよう。
「あのう、下着コーナーは、どこでしょうか。」
と、年配の女性店員に聞いた。
もちろん、女声で。
「はい、ご案内します。」
と、女性店員は、明るく言って、
「こちらです。」
と、見るも眩しい女性の下着コーナーに案内してくれた。
ここで、浩二は言った。
「あのう、あたし、女装している男子なんですが、
 女性の下着を見ていて、変じゃありませんか。」

すると、女性店員は驚いた顔を見せた。
「まあ。」と言って、浩二の頭から、足元まで見た。
「女性に見えますわ。例え、女装の方でも、きちんと女装されていれば、
 堂々とお買い物なさって、かまいません。どうぞ。」
彼女は、そう言った。
ほんとう!
しかし、浩二は、内心途方に暮れた。
何か、出来過ぎてはいないか。

浩二は、せっかくだからと、ブラとショーツを買って、
夢を見ているような気持ちで、店を出た。
女性二人に聞けば十分だ。
女性にパスすれば、男性にもパスする。

浩二は、コーヒー専門店に行って、
ホットドックとコーヒーを頼み、奥の丸テーブルに座った。
で、考えた。
世の中に、女顔の男子はいる。
100人が100人、女の子と間違える男の子がいる。
そう言う男の子なら別。
自分は、女に間違えられたことなどない。
メイクの魔力にだって、限度があるはずだ。
それが、急に・・。

由実は、「美加は、女の子の香りがする」とも言った。
これも、本当なのだろうか。
「美加の体は、女の子並に柔らかい。」とも言った。
自分の体に、奇跡が起きているのだろうか。
問題は、鏡を見ても、普段の女装子としか見えないことだ。
だから、信じることができない。

考え込んでしまって、ホットドッグを食べた記憶がない。
もったいないことをした。
とにかく家に帰ろう。

浩二は、マンションの扉を開け、玄関の廊下に上がり、膝を綺麗に合わせて、
それを曲げて、靴を真っ直ぐにした。
あれ、今、俺は、すごく女らしいことをしたなと思った。
今までも、そうしていたっけ?
浩二は、靴をいちべつして、テーブルに座った。
ヒジをテーブルに乗せ、10本の指を組んで、そこにアゴを乗せて考えた。
また、あれ?と思った。
このポーズは、女らしくはないか?
浩二は、脚が長く、プロポーションがいい。
それで、こんなポーズでいると、けっこう絵になりそうだと思った。

そうだ。
女としてパスして、それが不思議で悩んでいたのだった。
即、鏡を見るべしだった。
浩二は、テーブルから立ち、壁に立てかけた姿見の前に行った。
「はっ。」と思って、鏡に近づいた。
長く見慣れた自分の顔には、違いない。
だが、どこか女に見えるのだった。
鼻は鼻、目は目で、今までと何も変わらない。
だが、全体に・・そう、「女オーラ」があるのだ。
そうか、この「女オーラ」で、コンビニのお姉さんも、
洋服店の女性も、自分を、女に見てくれたのか。
由実が、何度も言ったのは、これか?
浩二は、しばらく自分の姿を見つめていた。
自分が、なにかスタイルのいい、素敵な女に思えて来る。
けっこう、いい女だと思えなくもない。

謎が解けて、半分安心した。
そして、半分の不安が残った。

浩二は、急いで、かつらを外し、メイクを落とし、Tシャツにジーンズという格好で、
髪をくちゃくちゃにし、もう一度鏡を見た。
「あ、女オーラが消えてない。」
不安が的中した。

浩二は、外に出て、さっきと逆のことをした。
別のコンビニに入った。
チョコを買って、レジの女の子に聞いた。
「あのう、俺、男に見えてる?」と聞いた。
女の子は、首を傾げた。
「悪いけど、雰囲気女の子。男装少女って感じ。ごめんね。」
そう言った。

『うわあ、たまらない。』浩二は、外に出て焦った。
今のが、自分の普段の格好なのだ。
そこで、前を歩いている、40歳くらいのサラリーマンに聞いた。
「すいません。俺、男に見えますか?」
サラリーマンはにっこりして。
「可愛い男の子ってとこかな。
 男はさ、女の子がそばに来るとわかるんだよね。
 本能的にね。女の子のフェロモンとか匂いを感じるのかな。」
「結局、女だってバレちゃうってことですか。」
「まあ、そうだね。」
「ありがとうございました。」
浩二は、頭を下げた。

浩二は、高い木の周りにある芝生を囲む石段に腰かけて、考えていた。

由実の言った通りになってる。
自分のオーラが分かるには、時間が必要だったんだ。
今、俺は、やっと自分のオーラを見た。
俺が元々生まれ持っていた「女オーラ」が、今開花したのだろうか。
女装という行為が引き金になって、花咲いたのだ。

どっちがいいかな?
完パスの女装子として生きて行くこと。
(これは、由実と同じだ。)
男装女子のような男子として、生きて行くこと。
(由実が、女装をしなければ、そうなる。)

『由実にとって、女装子であったことは、
絶対に幸運なことだったと思う。
 だが、生きて行く上で、困難は、避けられない。
 配偶者がいれば、苦難が軽減するだろう。
 由実の配偶者は、男?女?いや、違う。
パートタイムの女装子が最適だ。俺みたいな。
 そうか、俺がいる。もう、由実に恋愛感情持ってしまっているし。
 周囲の反対は、なんとかなるだろう。
 由実は、俺と結婚すればいい。

 あ、どうして由実のことを考えているんだ。
 自分のことが、先だろう。深刻な事態なのに。』

ふと気が付くと、由実が隣に座っていた。


(次回、「由実は、魔女っ子なの?」です。最終回(後編)です。)


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プロフィール

ラック

Author:ラック
上は若いときの写真です。ISなので、体は、かなり女子に近く発育しました。でも、胸はぺったんこです。戸籍は男子。性自認も男子、そして女装子です。アメリカの大学で2年女として過ごしました。私の最も幸せな2年でした。そのときの自叙伝を書いています。また、創作女装小説を書いています。毎日ネタが浮かばず、四苦八苦しています。ほぼ、毎日更新しています。
どうぞ、お出でください。

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