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薫のアメリカ⑧「帰国・すべての始まり」<第1部>最終回

どうにか、第1部の完結に持って行くことができました。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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薫のアメリカ⑧「帰国・すべての始まり」<第1部>最終回


ジュディとクリスがお勧めのジェンダー・クリニックに、
薫とリリは、行った。
体の方々を診察され、最後に、染色体検査をして、
約2週間後、薫とリリは、KFシンドロームと診断された。
身長を1週間ごとに計り、1か月で1cm伸びていたら、
薬物投与で、対策を取ると言われた。

診断を受けた日、薫とリリは、喫茶店に行き、話をした。
「薫、診断されて、どう思った?」とリリ。
「神様が、あたしを女装子にしてくれたことに、感謝した。」と薫。
「あたしも。」
リリと二人で、にっこりした。
「戸籍の性別変更する?」とリリ。
「性分化疾患の人は、日本でも、性別変更できるみたい。
でも、その必要があるまで、しない。」薫。
「あたしも。今まで、男の戸籍でやって来たんだし。」リリ。
二人は、また目を見合ってにっこりした。

薫は、弁護士の上原啓二にジェンダークリニックの診断結果を伝えた。



12月。
薫が、ハウスに来て、2か月になる。
ジョージは、大きなデスクにパソコンを置いて、小説を書いていた。
その横で、薫が、同じくパソコンとにらめっこしている。
ジョージの秘密の稼業、日本語の女装小説を書いているところだ。
薫が言う。
「ジョージさん、ここ、
 『いや~ん、いや~ん。あああ、いいわ。いいわ。もっとして。』
 のとこですが、
 『いやん、いやん、だめ、だめ、あああ、いい、いいの、もっとして。』
 の方が、日本語っぽいです。」と薫。
「わあ、そうね。薫の方が、ずっとえっちだわ。そうしておいて。」
とジョージは、笑った。

「ジョージ、それとね。
『車の中で、A男は、B子の太ももをなぜた。タイトスカートからはみ出た
 B子の太ももは、なまめかしい。
A男は、B子のパンティ・ストッキングとショーツを脱がした。』
ここですけどね。タイトスカートから、パンストとショーツを脱がすことは、
むずかしいです。
と言って、パンストは、履かせたい。
そこで、B子は、穴あきのパンストを履いていることにするんです。
で、ショーツは、デートの始めから履いていないの。
今日は、セックスにならないだろうと思ったからなの。
デートの最中、ノー・ショーツのB子は、
Pちゃんが、タイトスカートに擦れて、何度も大きくしてしまうの。
その度、バッグで隠したりして、苦労するの。
その内、快感がどんどん高まって、やがて車の中。
A男がB子の太ももを撫でて、B子のタイトスカートに手が入る。
B子は、むき出しの、大きくなったPちゃんが恥かしくて、抵抗する。
『やめて、お願い、恥ずかしいの。いや、いや、ダメ。』
A男は、強引に、B子のスカートの奥に手を入れ、
B子の固く大きくなっているものに達する。
A男の驚く顔。
B子は、恥ずかしくて、『あああん。』と言って、うつむいてしまう。』
って、こんなのどうですか。」と薫。

ジョージは、薫の顔を見た。
「まあ、まあまあ、薫ったら。いいわあ、それ。
あたし、聞いていて興奮しちゃった。」とジョージが言った。
いつの間にか、リリが後ろに来ていて。
「ああん、興奮したわ。薫、才能があるんじゃない?」とリリ。

「薫、あたし、大筋だけ渡すから、後は、薫が書いて。」
と、ジョージは、本気で言った。

「あらまあ。」と言って、ティンとミンが来た。
「期末試験目前なのに、勉強しなきゃだめじゃない。」とティン。
「それが、薫が書いた文、すごくエッチで興奮するの。」とリリ。
「どんなの?」とティンとミン。

文は、日本語だったので、リリが英語に直して、二人に聞かせた。

「わあん、これ、興奮する。」とティン。
「あたし、もう勉強できない。」ミン。
「でも、薫すごいわ。」とティン。
「また、書いたの見せてね。
っていうより、リリ、英語で聞かせてね。」とミン
ティンとミンは、二人で急いで部屋に入った。
「あの二人、勉強しに部屋に帰ったと思う?」とリリ。
「さあ、どっちかしら。」とジョージが答えた。

薫は、毎日の授業をしっかり聞き、
ハウスで短時間にきっちり復習をしていたので、
試験のための勉強をさほど必要がなかった。
英語のハンデがあったが、授業で出て来る言葉は、しっかり覚えていた。
それに、受験校で鍛えられ、ペーパー・テストには強かった。

薫は、リリも、相当成績がいいと思っていた。
なぜなら、リリのノートは、忘れそうなことだけ、書いてある。
何もかも、書いてはいない。
リリは、ノートの忘れそうなことだけ、復習すればいい。

薫は、とうとう、期末試験の日まで、ジョージのとなりで、
小説を書いていた。

試験当日である。
教科は、国語(英語)、数学、社会、理科の4教科。
薫は、全部よくできたと思った。
リリが聞いて来た。
「薫、どうだった?英語で困らなかった?」
「うん、なんとかなった。」
「さすが、薫。みんな、学年で1位は、薫だって言ってるよ。」
「まさか。」薫は言った。

翌々日、テストが返され、学年、上位20人だけ、壁に発表される。
みんな、飛んで見に行く。

リリと薫で見に行った。
「わあ、やっぱり!」とリリが飛び上がった。
一位のところに、薫の名があった。
リリが、第3位だ。
「リリも、すごい。」と薫は言った。
「薫がまだ来ないとき、あたしが、1位だったのよ。」
「わあ、そうなんだ。」と薫は言った。



1年が立った。
ジョージのハウスは、高校生しか入れないので、卒業すれば、
アパートを借りて、自分で生きていかねばならない。
しかし、大学の4年間は、ジョージからの生活援助がある。

みんなより1歳年上だったキャシーは、アリゾナの大学へ行った。

プロの推理作家であるジョージは、薫の才能を見出し、
推理小説を書くように勧めた。
薫は、すぐに200ページほどのものを書いて、ジョージに見せた。
ジョージは、それを読み、自分の目に狂いのないことを確信し、
薫の推理小説を出版した。
「ジョージ推薦」という宣伝効果もあり、10万部売れたのである。
薫は、それから、勉強に差支えない範囲で、推理小説を書いていった。
ジョージは、薫がその内ドカンとヒット作を書くことを確信していた。

ある日、薫とリリは、見晴らしのいい公園にいた。
「薫。薫の将来の夢は?」とリリが聞いた。
「まず、リリと結婚する。」
「同性婚?」
「とは限らない。あたしは、この国に戸籍がないから、
 リリが、女性になるの。そうすれば、異性婚だよ。
 あたしは、結婚で、市民権を得られるはず。」
「あたしが、日本に住むこともできるね。」
「そうだね。」

「大学も出たい。
そして、あたしは、ジョージさんのやっている活動をしたい。
 小説を書きながら、性的マイノリティの人たちに何かしたい。
 具体的には、考えていないけど。
 あたしには、多額の遺産があるんだって。
 邸宅もあるんだって。だから、資金的には、何とかなりそう。」
「二人が結婚したら、あたしが、そっちの方するから、
 薫は、小説に専念すればいいと思う。」

「まだ、リリにプロポーズもしてないのに。」
「あたしは、薫と一生、いっしょにくらしたい。
 それが、アメリカでも、日本でもいい。
 日本は、母の祖国だし。」
「そう言って、くれるの。今、プロポーズしていい?」
「もうしてるわ。」
「そうね。」
二人は、目を合わせて、微笑んだ。

二人は、高3になり、ジョージのハウスを出るとき、
結婚式を挙げた。
リリは、女性の戸籍を得た。

結婚式は、小さな教会で、ジョージとハウスの人達だけで行った。

大学は、サンフランシスコに近い、カリフォルニア州立大学バークレイ校へ、
リリと一緒に言った。
学生の間も、薫は、推理小説を書き続けた。
コンスタントに10万部は売れる作家になっていた。
そのことを、弁護士の上原啓二に伝えると、
「薫くんの財産が、増えるばかりじゃないの。(笑)」
という返事がきた。

すばらしく美しいバークレイ校と4年でお別れした。
薫の背は、166cm、リリは、163cm。
これ以上高くはならないだろうと言われた。

卒業後、二人は、日本に行くことを決めていた。
日本には、まだまだ、性的マイノリティーの人達の施設が不足している。
薫は、性別適合手術の基金なども考えていた。

成田の空港を降りたのは、午後の2時頃だった。
薫もリリも、すらりとした素敵な女性になっていた。

「お、あれだ!うへー、すごい美人。」
「もう一人も、超美人。」
「誰が見ても女だな。」
そう言って、二人を出迎えたのは、見送りに来てくれた高井、太田、小林だった。
その横に、上原啓二が言った。少しも年を取っていない。
薫は、3人を見つけて、リリといっしょに、走って行った。
「わあ、来てくれたの。びっくり、感激!」と薫は言った。
「先生も、ありがとうございます。ここにいるのが、妻のリリです。」
「わあ、二人とも、美人だね。薫くん、よかったね。」上原は言った。
「な、薫。結婚した訳?」と高井。
「うん。少し早いけどね。」薫。
「リリといいます。どうぞよろしく。」リリが言うと、3人は赤くなった。
「高井です。」
「太田です。
「小林です。」
太田が言った。
「薫は、女性と変わらないから、同性婚かな?」
「いや、薫は、男だから、異性婚だよ。」
3人には、リリも生まれは男子などと、想像もつかないのだった。

「今日は、薫くんにも初めての、ご両親の邸宅にご案内します。
 前の、マンションのご両親の物は、ある部屋に全部運んであります。」
上原は、そういって、空港の外に案内した。
「あの、薫さんがよろしければ、お友達もどうぞ。
 フルーツなどが用意してあると思います。」と上原。
「どう?みんな来る。」と薫。
「いきてーよな。薫ん家も、見ておきたいし。」と3人。

空港の外に出ると、たまに映画で見るリムジンというのが来た。
「わあ~、すごい。」とリリが言った。
中は、信じられないほど長かった。
薫とリリ、後4人は、軽々入れた。
「リムジンに乗った!」と3人ははしゃいでいた。

リムジンは、大型船のように、音もなく走った。
やがて、大きな庭がある、邸宅に着いた。
「わあ~!」とみんなで声を上げた。
リムジンから降りると、邸宅の前に、
使用人と見える人たちが、左右に並んでいた。
「上原さん。ここが、これから私たちが住む家ですか。」薫は聞いた。
「はい、ご両親のお住まいでした。今は、薫さんの所有です。」
「わあ、どうしよう。」と薫はリリと目を合わせ言った。
「俺たちも、入っていいんですか。」と3人は言った。
「はい。どうぞ。」と上原。

薫とリリは真っ直ぐに人々のところへ行った。
老年の執事が1人。コックが2人。
メイド服のメイドが2人。
老年の女性・メイド長が一人。
計6人だ。

薫とリリは、一人一人、会釈をし、握手をして回った。
最後の人に握手をして、薫は言った。

「え~、こんな邸宅で暮らせることに、只今戸惑っております。
 先ほど、私のことを、『ご主人様』と読んでくださいましたが、
 私は、それほどの人間では、まだ、ありません。
 ですから、当分の間は、「薫さん」または「薫様」と読んでくださるとうれしいです。
 隣のリリですが、『奥様』と呼ばれて、うれしかったみたいです。
(みんな、笑う。)
 そうだよね。」と薫は、リリに聞いた。
「奥様は、今日の1度だけで十分です。「リリさん」または「リリ様」と、
お呼びください。」リリはそう言った。

薫は続けた。
「私は、にぎやかなのが好きなんです。
 ですから、朝夕の食事は、できましたら、みなさん一堂に会して、
 お食事をしませんか。
 途中でいろいろ運ばずに済むように、そんなお料理を、
 コックの佐伯さん、加藤さん、お願いします。

 あ、それから、私の大切な友達を紹介します。」
薫は、高井、太田、小林を紹介した。
拍手が起こった。
「では、入らせていただきます。」

中に、長いテーブルがあり、そこに、オードブルやら、
パフェ、フルーツなど、豪華に並んでいた。

「薫は、早速、すべての人をテーブルに呼んだ。」
そして、にぎやかな、昼のパーティが行われた。

薫の隣に、上原がいた。
「これから、いろいろやろうと思っています。
 よろしくお願いします。」
と薫は上原に言った。
「全面的に協力します。私も、女装子ですから。」
と上原が言った。
それが、リリの耳に入った。」
「何?なんですか。上原さんがなんなの?」とリリ。
上原は、スマホを取り出し、自分の「玲子」のときの画面をリリに渡した。
「それ、私です。」と上原。
リリは、驚いて、口に手を当てた。
「まあ、わあ~、じゃあ、上原さんも?」とリリ。
「はい。」と、上原はにっこり笑った。

友達3人は、上機嫌で、片端から食べていた。
みんなの笑い声が、たくさん聞こえた。
『やっぱり、賑やかなのがいいな。』薫は、思った。


<薫のアメリカ・完>


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プロフィール

ラック

Author:ラック
上は若いときの写真です。ISなので、体は、かなり女子に近く発育しました。でも、胸はぺったんこです。戸籍は男子。性自認も男子、そして女装子です。アメリカの大学で2年女として過ごしました。私の最も幸せな2年でした。そのときの自叙伝を書いています。また、創作女装小説を書いています。毎日ネタが浮かばず、四苦八苦しています。ほぼ、毎日更新しています。
どうぞ、お出でください。

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