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女装美容サロン・L ④ 「夏希も負けそうなお客様」

このシリーズは、長くなっていますが、もうしばらく書きたく思います。
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女装美容サロン・L ④ 「夏希も負けそうなお客様」


夏希は、エリの美容室で、アルバイトをすることになった。
アルバイトと言っても、お手伝いという感じだ。
エリは、夏希に、美容室の助手として、制服を作ってくれた。
それは、胸がVに空いた、オシャレな看護師のワンピース。
前にかがむと、目線によっては、乳房が見えてしまうような。
薄いピンク。
スカート丈が、膝上10センチ。
これ以上短くすると、コスプレになってしまう。
そのワンピースに、白の胸までのエプロン。
ウエストの幅広の帯を後ろで、蝶々を作って結ぶ。
頭の被り物はなし。

夏希は、このコステュームが気に入った。
「あたしが、考えたのよ。」とエリは自慢した。
「看護師さんみたいで、うれしい。」と夏希は言った。

夏休みの終わりのころである。
夏希もエリも、お客には女性と思われていた。
お客様は、平日だと、一人だ。
お客は、シャワーを浴びて、下着を着る。
夏希は、お手伝いとして、
お客に、女の子の股間に見えるショーツの履き方を教える。
すでに、知っている人がほとんどだ。

メイクが終わり、3人で少しお話をして、撮影会。
お客は、3着ほどお着替えをする。
そして、写真撮影。
夏希は、お客のスマホを借りて、それで、シャッターを切る。
その方が、データが、他人に残らない。
エリは、お客のポーズをいろいろに考える。
お客は、メイクを落として、もう一度シャワーを浴びて終わり。
最後に料金をもらう。
これも、夏希の役。

一人が終わると、同じ日に二人目は、もうできないなと思う。
それほど、エリも夏希も、一生懸命やっている。
少しでも、綺麗な女性に変身してほしいからだ。
エリは、お客には、魔法のスプレーを使わない。
夏希は、自分に使ってくれたことが、いかに特別だったかを思った。

夏休みが終わりそうな、金曜日の夜のこと。
エリから、メールが来た。
「今、空いていたら来て。」
夏希は、飛んでいった。

「夏希、明日、北海道から、飛行機でお客様が来るの。」とエリ。
「わあ、それは、大変。」と夏希は、声を上げた。
「メールで、その子が、今の顔や全身像を送ってくれたんだけど、
 もう、びっくり。
 この世に、夏希みたいな子が、他にもいるのね。」
エリは、そう言って、スマホの写真を見せた。
「わあ、可愛い。この子、男の子なの?」と夏希は目を丸くした。
その子は、ストレートの前髪を垂らし、長めのショートヘアをしていた。
とにかく、素顔で誰が見ても女の子だ。
「身長、159cm、体重45kg。高校2年。17歳。」とエリが言った。
「わあ、あたしと同じだ。あたし、うれしい。」
「あたし、この子が来るから、明日の予約全部入れなかったの。」
「そうよね。北海道からだもの。絶対満足して、帰ってほしいわ。
 この人、東京は不案内だと思うから、あたし、空港まで、迎えに行く。」
「そうね。さすが夏希。」とエリが言った。
「『さすが』なの?」と夏希は聞いた。
「夏希は、気配りがあるもの。」とエリ。
「わあ、誉められたの?」
「そう。」エリは、にっこりした。

午前10時到着の便に間に合うように、夏希は飛行場に行った。
白いひざ上20センチのプリーツスカートに、
ピンクのサマーセーターを着ていった。
そして、いよいよというとき、持ってきた大きめのスケッチブックを開き、
頭の上にかざした。
「美容サロン・L」と、大きな字で書かれていた。
来る子は、大川香(かおる)。

大川香は、初めて飛行機に乗った。
東京も初めてで、不安がたくさんあった。
香は、ジーンズに白いシャツ。メッシュのベストを着て、
ミニ・リュックを背負い、野球帽をかぶっていた。

ゲートから、広い出口に来たとき、右も左もわからなかった。
そのとき、すらりとした女の子が、紙を頭の上にかざしているのを見た。
ピンクのセーターに、白いミニ。素敵なショートヘア。
可愛いお姉さんだ。すごくタイプ。
香は、うれしくなって、もっとその女の子が見たいと思って近づいた。
すると、そのお姉さんのかざしている紙に、
「美容サロンL」と書いてあった。
香の心は、踊った。
近づいていくと、そのお姉さんは自分を見て、満面の笑顔でいる。
香は、いろいろな不安が、全部飛んでしまった。

香は、感激して、お姉さんのところに飛んでいった。
「あのう、あたし、いえ、ぼく大川香です。
 ぼくのために迎えに来てくださったんですか。」
「はい、そうですよ。大川香さんですね。」とお姉さんは言った。
「はい。わあ、感激です。」
と香は、目を輝かせて言った。
5cmのヒールを履いている夏希は、香より5cmほど背が高くなっていた。

「早く香さんに会いたくて、ここに来たの。
 あたしは、橘夏希。あなたと同い年なの。だから、敬語はなしよ。」
 サロンで、お手伝いしてるの。」夏希は言った。
「わあ、ちょっとお姉さんかと思った。」香は、にこにこと言った。
二人は、歩き始めた。
香の心は、ポカポカしていた。
「女の子がいるなんて、想像もしなかった。
 夏希みたいな可愛い女の子の前で、女装するのドキドキしちゃうけど、
 でも、うれしい。同い年の人がいてくれて。
 夏希、綺麗で、可愛い。」香が言った。

「ありがとう。香は、女の子が好き?
 さっき、自分のこと『あたし』って言いそうになったわ。」
「飛行機の中で、もう女の子気分だったから、つい言っちゃった。
 普段も、心の中では、『あたし』って言ったりしてるの。」
香は、にっこり笑った。
香の笑顔は、特別にステキだと夏希は思った。

「香は、GID?」
「それが、わからないの。
 子供のころから、女の子になりたいって思ってたし、
 男で生きて行くの、つらいなあと思っていたし。
 でも、女の子が好き。女装すると興奮するの。
 これ、GIDぽっくないでしょう?」
「女装子は、好き?」
「うん。一番好き。女の子より好き。
 女装子同士のレズビアンなんて考えただけで、興奮しちゃう。」
「そうなんだ。香は、きっとGIDではないかもね。」

「夏希は変わってるね。女装サロンで、お手伝いしてる女の子だなんて。」
「サロンの長であるエリに、子供のころから、憧れてたから。」
夏希は、ここでカムアウトしようと思ったが、
もう少し、女の子に見られていたかった。

電車に乗った。
二人の会話が、周りの人に聞かれるのが嫌で、
立って、電車の隅に行った。

「香、女の子に見えるのに、今まで、女装したことないの。」
「うん、女物買えなかったの。どうしても恥ずかしくて。
 それに、ぼくの部屋、カギがなくて、プライバシーがないから。」
「北海道から、わざわざ飛行機に乗ってきたのは、なぜ。」
「ネットの情報で、エリさんの美容室が、最高だってあったの。
 行きたくて、ずーと夢に見てたの。
 それに、札幌には、そんなところないの。」
「そうなんだ。」

夏希は、純真な香に、これ以上黙っていることに良心がとがめ、
「香。実は、あたしも女装子なの。」と夏希は言った。
「うそ。信じない。ぼく男だから、夏希のこと本能的に女の子だってわかる。
 夏希が、女装子だったら、ぼく、感激して気絶しちゃう。」
「ダメ?あたし、女丸出し?」
「うん。ぼく、夏希が美人だから、さっきからずっとドキドキしてるもの。」

夏希も、香の素質に、胸がドキドキしているのだった。
夏希は、この香に、エリは、魔法のスプレーを使うと思っていた。
香の可愛らしさに加え、北海道からわざわざ来た子だ。
だから、香も、女の子オーラを放つようになる。
香と二人で、レズビアンをしたいな。
夏希は、胸が高鳴ってたまらなかった。

やっと、「美容サロンL」のドアについたとき、
香は、カチンカチンになっていた。
「さあ、入りましょう。」
夏希に言われ、ドアを入った。
すると、23歳くらいの驚くほど綺麗なお姉さんが姿を見せた。
花柄のワンピースを着ている。
「ようこそ。香さん。美容室のエリです。」エリが言った。
「大川香です。」と香は、帽子をとって言った。
「さあ、ハーブティーを入れてあるの。気持が落ち着くわ。上がって。」
香は、室内履きを一つもらって中に入った。
すると、「乙女の夢の部屋」である。
「わあ~。」と香は、目を輝かせ、部屋を見回した。

カモミールのハーブティーを飲むと、気持ちが落ち着いた。
エリは、自分にも敬語はなしだと、言い含めた。

「さあ、香ちゃんは、これから頭からつま先まで、女の子になるのよ。」
エリが言った。
香は、その言葉を、感動的に聞いた。

香の変身が、エリと夏希の二人によって、始まった。
シャワー、脇の下の処理(夏希が担当)ショーツの女の子に見える履き方。
ブラ、スリップ。白いフェミニンな半袖のワンピース。
アクセサリー。あとは、メイクとヘアスタイルだけ。

ドレッサーに座った香に、エリは、てきぱきとメイク用具を使う。
ピンク系の明るいメイク。ぱっちりしたつけ睫毛、チーク、
そして、口紅とグロス。
夏希は、みるみると美少女になって行った。
最後に、ウィッグ。前髪は優しいカール。
ストレートのセミロング。先がカールされ、
胸のところで、ふわふわっとしている。

かかとが5cmのサンダルを履く。

魔法のスプレーを使わなくても、香はすでにお姫様のような美少女だった。
夏希は、香の可愛らしさに、胸を震わせていた。
香は、立って、全身を映した。
そして、自分の可愛らしさに、驚き、わずかに震えていた。
「あの、北海道から来た甲斐がありました。あたし、これ以上を望まない。」
と、香は言いながら目を潤ませた。

「香。それ以上があるから、試そう。」エリが言う。
「え?」と香。
エリは、
「昨日、香ちゃんのために特別に作ったのよ。」
と言って、
「全身完パス・スプレー・スペシャル!」と、あるスプレーを高く上げ、
ドラえもんの声真似をして言った。
香と夏希は、くすっと笑った。
そして、香の頭からつま先まで、一気にスプレーをかけた。
「わあ、すごい!」と夏希は感激して、拍手をした。
夏希は、香から女の子オーラが発散されるのを、1番に感じ取った。

香は、乳房がボンッとできたのを感じた。
それから、ウエストラインが、高くなり、細くなったことを感じた。
そして、ヒップが女の子並になったことに気が付いた。
「わあ、これ魔法なの?」と戸惑ったように言った。
「香、それより、鏡をよーく見てみて。もっとすごいから。」
夏希が言った。
香は、夏希とエリの顔を見て、鏡を見た。
そして、「あああ・・。」と胸に手をあてた。
「女装子じゃなくて、あたし、本物の女の子に見える。
 わあ、すごい。あたし、女の子にしか見えない。」
香は、そう言って、エリと夏希を見た。

夏希は、香のとなりに立って、
「香。あたしも女装子なの。でも、似たスプレーを、エリにかけてもらって、
 女の子にしか見えないようになっていたの。」と言った。
「そうなんだ。あたし、こんな体験初めて。
 あたし、うれしい。うれしくて、涙が出そう。」
香は、両手を顔に当てて、泣いた。

(次回「夏希と香の夢の時間」につづく)


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プロフィール

ラック

Author:ラック
上は若いときの写真です。ISなので、体は、かなり女子に近く発育しました。でも、胸はぺったんこです。戸籍は男子。性自認も男子、そして女装子です。アメリカの大学で2年女として過ごしました。私の最も幸せな2年でした。そのときの自叙伝を書いています。また、創作女装小説を書いています。毎日ネタが浮かばず、四苦八苦しています。ほぼ、毎日更新しています。
どうぞ、お出でください。

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