多次元女装サロン「35年後の告白」

多次元女装サロン「35年後の告白」

その日の5時ごろ、女装サロンに男性が訪れていた。
小柄で細身、顔は、30歳にも見えるほど若かったが、年齢は50才だった。
その男、葛城祐二は、何か決意を込めた表情で、郁美に語った。

「今日は、私の誕生日です。
 それで、決意をしてきました。
私は、高校1年のときから、ずっと好きだった女の子がいました。
 近藤芳江と言う人です。
 大学を出てから、お付き合いをしたり、離れたりしてきました。
 しかし、芳江への私の気持ちは、ずっと変わりませんでした。

 25歳くらいのとき、芳江は、口には出しませんでしたが、
 私のプロポーズを待っていました。
 私は、それを百も承知で、プロポーズができませんでした。
 私は、女装趣味があります。
 若い頃は、女装に恵まれた容姿をしていて、
 女の子になって、方々遊んで歩きました。

 しかし、私は、芳江に会うと、自分の女装趣味が、
 やましいことに思えてなりませんでした。
 こんな趣味を抱えて、とても芳江にプロポーズできませんでした。
 彼女は、そんな私をじれったく思ったのか、
 自分は、30になったら、外国へ行くと言いました。

 30歳までに、返事を欲しいという意味でした。
 私は、迷いに迷い、彼女が30歳の誕生日を迎える日に間に合うように、
 彼女へのプロポーズの手紙を出しました。

 1週間後、彼女から電話があり、私達は、喫茶店で会いました。
 そのとき、芳江は、見合いをして、もう相手との結婚を決めていました。
 結納もすべて済んでいました。
 しかし、私からのプロポーズが、うれしかったと涙を見せました。

 その後、私は、お見合いをして、
 今の妻、則子と結婚しました。

 私は、芳江に対し、長い期間、なぜプロポーズが出来なかったかを、
 伝えることができませんでした。
 今の則子にも、女装は内緒です。
 もう、女装はしないと決心しました。

 以上が、ことの次第です。
 私は、誕生日のこの日、相手がクローンでも構わない。
 芳江にもう一度会いたいのです。
 そして、私に女装の趣味があり、そのためにプロポーズできなかったのだと、
 伝えたいのです。もう50になりました。もう、恥かしくはありません。」

祐二は、そこまで、一息に語った。

「わかりました。
 芳江さんの、写真か何か、ありますか。」
「それが、結婚のとき、すべて彼女のものは捨てました。」
「では、あなたの記憶の中から、
 芳江さんのイメージを探しますが、いいですか。」
「はい、かまいません。」
祐二が答えると、郁美は、祐二の額に2つの電極を貼った。

郁美のパソコンのスクリーンに、芳江のイメージが現れた。
「こんな方ですか。」と郁美は、スクリーンを祐二に見せた。
「ああ、そうです。高校3年のときの芳江です。」
「じゃあ、お二人、高校生に戻りましょう。
 クローンに、あなたの記憶をインストールしますか。」
「ある程度、してください。芳江の言葉が聞きたいです。」
「わかりました。109号室に、セーラー服の芳江さんが、待っています。
 祐二さんは、セーラー服の女の子になっています。
 今の、祐二さんから、当時の祐二さんの女装姿を類推しました。」

祐二は、胸を高鳴らせながら、109のドアノブを触った。
すると、自分は、セーラー服の女の子になった。
中に入ると、部屋の真ん中に、芳江がいた。

芳江は、祐二を見て、ニッコリした。
「あのう、芳江?」と祐二。
「そうよ。祐二、セーラー服よく似合うわ。可愛い。」芳江が言う。
「ぼくが、どうして長い間、君にプロポーズできなかったか、
 それを、言いに来たんだ。」

二人は、ソファーに並んで座った。
「今、わかったわ。」
「プロポーズできなくて、当然だと思う?」
「人によると思う。心に秘密を持って結婚するって、
 祐二の場合、できなかったのね。」
「うん。そう。でも、結局今の妻には内緒にしてる。
 どうせ、内緒にするなら、芳江と結婚できたのに。」
「今の奥様、愛してるでしょう。」
「うん。20年いっしょに暮している。
 子供も、2人いる。
 でも、ときどき、芳江の夢を見る。」
「あたしも、祐二の夢を見るわ。」

「今、二人で、こうしているのって浮気だと思う?」
「あたしは、クローンよ。あなたとセックスするためにいるの。
 クローンとすることなら、浮気じゃないわ。」
「そうかな。」
「そうよ。」

芳江は、祐二を抱いて、唇を重ねた。
「ああ、芳江。ぼく、女の子になりたかった。」
「わかっているわ。そんな祐二が好きなの。」
(芳江のクローンとしてのリップ・サービスだと思った。)
「心まで、女の子になっていい?」祐二。
「あたし、女の子も好きなの。」
「あたしのこと、祐子って呼んで。」
「祐子、祐子のこと大好き。」
芳江は、祐子の体中を撫で回した。
そして、深いキスをした。

「ああん、ステキ。芳江に抱かれて、キスをしてる。」
芳江も荒い息をして、祐子の太ももを撫でた。
「ああん、芳江、そこたまらない。」
「祐子、あたしも、男の子のものがあるのよ。さわって。」
祐子は、おそるおそる、芳江のスカートに手を入れた。
すると、はっきり男の子とわかるものがあった。
自分と同じように、大きくしている。

芳江は、自分のショーツを脱いだ。
そして、祐子のショーツを脱がせた。
二人で、お互いの「男の子」を愛撫し合った。

芳江に体中撫でられ、キスをされ、そして、Pを触り触られている。
「芳江、あたし、たまらない、イきそうなの。イかせて。」
「あたしも、祐子が可愛くて、イってしまいそう。」
「ああ、スカートを汚してしまうわ。芳江、あたし、イっちゃう。」
祐子がそう叫んだとき、芳江は、祐子のPを、口の中に入れた。
「ああああああん、芳江にそんなことされたら、イっちゃう・・。」
祐子は、芳江の口の中に放射した。

その後で、祐子は、芳江をイかせた。

やがて、別れのときがきた。
祐二は、身を引かれる思いで、部屋を出た。
その瞬間、祐二は、元の姿に戻った。

受付に行き、3万円を払った。
そのとき、郁美が言った。
「さっき、電極を当てましたね。」
「はい。」祐二は応えた。
「そのとき、いろいろな記憶を流入できたのですが、
 祐二さんのここ3日の記憶が、ゆがんでいることが分かりました。」と郁美。
「どういうことですか。」
「祐二さんの結婚20年の生活を、別の物に塗り替えているのです。
 多分、女装の趣味を秘密にしていたころの罪悪感をふと思い出し、
 塗り替えた記憶で、ここ3日間、いらっしゃるのだと思います。」

「どんなふうに塗り替えているのですか。」
「一番大きなことですが。
 祐二さんは、芳江さんが30歳になる直前に、
 プローズの手紙を書かれましたね。
 そして、それは、芳江さんのお見合いに間に合わず、結婚できなかったと。」
「はい、その通りです。」
「プロポーズの手紙は、間に合ったのです。
 そして、祐二さんは、お手紙の中で、
 ご自分の女装の趣味を告白したのです。
そして、その罪悪感で、芳江さんが好きなのに、
 ずっとプロポーズができなかったのだと、お手紙に書かれました。
 芳江さんは、それを理解し受け入れ、祐二さんと芳江さんは、
 結ばれたのです。」

「まさか、では、私の妻・則子は、どこにいるのです?」
「則子さんは、ここ3日、祐二さんが心の中で作りあげた架空の人です。」
「じゃあ、今、私が家に帰れば、芳江がいるのですか?」
「はい。そうです。今まで、お二人で女装外出を何度もなさっていますよ。」
祐二は、目を輝かせた。
「ほんとうですか!」
「はい。」
「ありがとうございます。急いで帰ります。」
そう言って、祐二は、外へ飛び出して行った。

郁美は、パソコンの前で、記憶を修復しつつある祐二が、
家族に会う場面を想像して、ニッコリ笑った。
そして、言った。
「祐二さん、ハッピー・バースデイ!」


<おわり>


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プロフィール

ラック

Author:ラック
上は若いときの写真です。ISなので、体は、かなり女子に近く発育しました。でも、胸はぺったんこです。戸籍は男子。性自認も男子、そして女装子です。アメリカの大学で2年女として過ごしました。私の最も幸せな2年でした。そのときの自叙伝を書いています。また、創作女装小説を書いています。毎日ネタが浮かばず、四苦八苦しています。ほぼ、毎日更新しています。
どうぞ、お出でください。

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