<第2話>有紀と夕月の恋②「二人で踊る恋のマシュマロ」

えっちな場面を早く書きたいのに、なかなかそこまで、行けません。
読んでくださるとうれしいです。
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<第2話>有紀と夕月の恋②「二人で踊る恋のマシュマロ」


「あたし、あなたのファンよ。」
と大川夕月は、言った。
「ほ、ほ、ほんとですか!」と有紀は、目を輝かせた。
「ぼくは、大川夕月さんの大、大、大ファンです。」
「そうお、うれしいわ。」
と大川夕月は、満面の笑みを浮かべた。
ドラマの中では、悲しい過去を持つ非情のスパイのような役が多い夕月だ。
その夕月のこぼれるような笑顔を見た。
有紀は、感激して、その場で、溶けてしまいそうだった。

「ね、今日はもうフリーでしょ。」
「はい。」
「じゃあ、あたしのマンションに遊びに来ない。
 あたしの手料理を食べて。一人だと淋しいの。」
『わあ~!』と有紀は、心の中で、飛び上がった。

「一緒に出ると、人目に付くから、スタジオ外の交差点のそばに花屋さんがあるでしょ。
 そのお店の前で待っていて。あたし、車だから。」
「はい!」

花屋の前で、有紀は、これは夢かも知れない何度も思った。
まさか、まさか、まさか・・。
だが、やがて、スピードの出そうな黒い車が有紀の前に泊まった。
夕月が、「前に乗って。」との手振りをした。
有紀は、前に夕月と並んで乗った。
もう、夢心地であった。
車は出た。
「ごめんね。あたし、汗臭いでしょ。アクションやったまま、着替えもしてないから。」
「ぼくも、踊ったままだから、同じです。」
「有紀さんは、汗まで女の子に近い匂いがするわ。」
有紀は、そう言われて、心のどこかでうれしい気がしていた。

「有紀さんは、スウィイングの男の子たちにモテるでしょう。」
夕月に言われ、有紀は、西田克也のことを思い出して、
顔が赤くなってしまった。
夕月に、ちらっと見られた気がした。
「同性にもモテるって、大事な資質だと思うわ。」
「そうですか。なんだか、うれしいです。」と有紀は言った。

「有紀さん、あたしのお友達になってくれない?」と夕月は言った。
「うれしいです。でも、どういう意味ですか?」と有紀。
「お友達なら、敬語はお互いに使わないの。
 あたしのことは、夕月って呼び捨てにして欲しいの。
 あたしも、有紀さんのこと、呼び捨てにする。
 あたし、和也のイメージが強いの。
 だから、あなたのこと、ユキって女の子風に呼んでいい?」
「はい、でも、夕月さんを呼び捨てにするなんて・・。」
「お願い。あたし、けっこうお友達がいないの。」
「あ、はい。いえ、うん、わかった。」有紀は言った。
「うれしい。」と夕月は、あのステキな笑顔を見せた。

夕月のマンションは、都心の高級マンションだった。
3LDKの、すっきりした内装の部屋だった。
有紀の2部屋のアパートとは、大きな違いだった。

「シャワー、浴びて来て。」
「夕月は?」
「あたしは、食事のあと浴びる。今、下着持って来るから」
そう言って渡された下着は、女の子のものだった。
「これは?」と有紀は聞いた。
「ユキが嫌じゃなかったら、今夜は女の子になってほしいの。
 あたし、女友達いないから。それ、サイズは合うと思うの。」
有紀は、全然嫌じゃなかった。
「うん、いいよ。ぼく、女の子になるの嫌じゃないから。」
嫌じゃないどころか、うれしかった。

シャワーから浴びて、脱衣場に出ると、
受け取った下着類の横に、ワンピースが置かれてあった。
そして、内履き用だろうか、黒い女の子の靴があった。
下着は、ピンクで、みんな新品だった。
今日会ったばかりなので、
自分のために揃えておいてくれたのではないと思った。

有紀の一番好きなスリップは、下の方がフリルのスカートになっていてうれしかった。
ワンピースを着て、靴を履いて出た。
髪を長めにしている有紀は、ノーメイクですでに女の子に見えた。
「わあ、可愛いわ。」
有紀を見て、夕月は喜び、有紀をドレッサーに座らせ、
前髪のある、ロングのウィックを被せ、簡単なメイクをして、
ピンクのリップを引いた。

「ユキは、ほんとに可愛い。
 ね、女の子になったんだから、自分のこと『あたし』って言って。」
「うん、あたし、そうする。」と有紀は、にっこりと言った。

ダイニングテーブルにお料理が並んでいた。
「わあ、すごい。あたしのシャワーの間に、作ってしまったの?」
「朝、作って、冷蔵庫に入れておくの。」夕月はうれしそうに言った。

「ね、ユキは、ドラマの『和也』のように、女装をすると興奮する?」
と夕月が聞いた。
「正直にいうと、『和也』と同じ。あたし、女装子。」
夕月はくすっと笑い、
「あたしもそうなの。」
「え?だって、夕月は女性じゃない。」
「今まで、ずっと男役だったし、ほとんど男っぽい服着てるでしょう。
 だから、女物着ると、興奮するの。」
「わあ、そんなのありなの。」
「ありなのよ。」
二人で笑った。

食事が終わり、夕月がシャワーを浴びに行った。
そして、出て来た夕月を見て、有紀は感激した。
夕月が、青い半袖のワンピースを着ていた。
スカートは、膝丈。抜群のスタイルだった。
「わあ、ステキ!ああ、あたし、萌えちゃう。」有紀は手を胸に当てて言った。
「えへー。」と夕月は照れ笑いをした。

そして、夕月はドレッサーにすわり、簡単なメイクをして、
赤い口紅を引いた。
そして、セミロングの、ウィッグを被った。
前髪が、夕月を若く見せていた。
「どう、あたし、女の子に見える?」と夕月は、立って、有紀に言った。
「あはは、見えるに決まってるじゃない。」有紀は笑った。
「よかった。安心したわ。」
「今、あたし、自分が女装したときよりうれしい。夕月最高に美人。もう、感激!」
有紀は、飛び上がらんばかりに言った。
「今まで、女装しても、見てくれる人がいなかったの。」
「あたし、いつでも見に来るから。」
有紀は、うれしそうに笑った。

「ね、ユキが、ドラマで踊ったADBの「恋のマシュマロ」、
 二人で、踊らない?」と夕月は言う。
「夕月、あの振り付け知ってるの!」
「知ってるの。ユキのドラマを録画してたの。
ユキの踊りを何度も見て、あたし、練習したの。」
「わあ、感激。そうなの!」

夕月は、CDを持っていて、それをかけた。
リズミカルな音楽が鳴りはじめ、有紀と夕月は、向かい合って踊った。
あの可愛い振り付けの踊りを、夕月は完璧に踊る。
有紀は、夕月が可愛く見えて、たまらなかった。
二人は、笑みを交わしながら、5分余りの曲を踊った。

曲が終わったとき、有紀は感激のあまり、
「夕月、可愛い!」そう言って、夕月に抱き付いて行った。
夕月は有紀を受け止め、二人で、瞳を合わせた。
有紀は、次に何が起きるかがわかった。

何かに吸い込まれるように、二人は唇を重ねた。


(第3話につづく)


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プロフィール

ラック

Author:ラック
上は若いときの写真です。ISなので、体は、かなり女子に近く発育しました。でも、胸はぺったんこです。戸籍は男子。性自認も男子、そして女装子です。アメリカの大学で2年女として過ごしました。私の最も幸せな2年でした。そのときの自叙伝を書いています。また、創作女装小説を書いています。毎日ネタが浮かばず、四苦八苦しています。ほぼ、毎日更新しています。
どうぞ、お出でください。

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