<第3話>形状記憶シリコンと変人天才博士「ルナの心」

<第3話>形状記憶シリコンと変人天才博士「ルナの心」


「ルナ、今日は、街に出てみんか。」と、朝博士が言う。
「ほんと!キャー、うれしい。」ルナは、飛び上がった。
博士も麻衣になり、二人で、お出かけ用の服を着た。
季節は、6月に入った。
ルナは、紫色の体にフィットした、超ミニのワンピース。
肩の紐で吊っていて、肩はほとんど肌見せ。
紫の好く伸びるパンティーストッキング。
前髪、長い髪。
ものすごくセクシーである。
ルナは、165cm、麻衣は、167cm。
小顔なので、8等身に見えた。

電車に座れば、スカートから奥が簡単に見えてしまう。
「ルナ、覗かれちゃうよ。」と麻衣。
「それが、スリルがあっていいんじゃない。
男の子に、ジロジロ見られたい。」
とルナ。
ルナの心は、また一つ女の子になって来たようだ。

麻衣は、大人し目のピンクのA型のミニのワンピース。
白いレースが、ところどころ縫い込まれている。
そして、レースのボレロ。
髪は、前髪のあるゆるいカールのセミショート。
「麻衣だって、けっこう女の子してるわよ。
 ロリ系で、オタクの男の子の視線の餌食よ。」
「そんなつもりはないんだけどな。」麻衣は言った。

バッグと可愛い靴を履いて出かけた。
電車で、結局は、座らず立っていた。
それでも、ジロジロ見られた。
「ね。どういう視線だと思う?」とルナ。
「可愛いからよ。だって、ルナ、佐々川のぞみよ。」
「なんか、うれしい。」

しかし、その駅に近づくにつれて、見られなくなった。
二人より、奇抜な格好の若者がどんどん乗って来たからだ。

駅を降りると、広場があり、そこにいろいろおもしろい子がいた。
ゴスロリ・ファッションの子。ファンクな子。
歌っている子。踊っている子。
ここなら、目立たないと二人は思った。

そのとき、修学旅行で来ているような、4、5人の制服姿の女子高生が、
「あ、佐々川のぞみじゃない。」
「あ、そうよ。間違いない。」
「ねえ、みんな、佐々川のぞみよ。」と叫んだ。
すると、20人ほどの女の子、男の子が走ってやってきた。

「あの、佐々川のぞみさんですよね。サインお願いします。」
と見つけた子は、ノートを出した。
「あの、ちがうの。あたしは、そっくりさんなの。
 佐々川のぞみじゃないの。」ルナは言った。
「そっくりさんでもいいです。あなたのお名前でいいです。」
女の子は言う。
ルナは、仕方なく、ボールペンを出して、Omori Runa と横文字で書いた。
後の子も、本名でいいと言う。
途中から、パホーマンスの子や、大人もやってきて、
ルナは、結局100人以上にサインをした。

「ああ、疲れた。佐々川のぞみになんかにするんじゃなかった。
 麻衣、今度は、誰にも似ていない子にして。」
「そうね。そうするわ。」

やっと逃れて、オシャレなブティック通りにやってくると、
今度は30歳くらいの男が二人来た。
「あのう、お二人、時間がありますか。」という。
「あるわよ。」と麻衣が言った。」
「じゃあ、映画に出演する話なんです。
 そこの喫茶店で、コーヒーでも。」

話をするのは、主に年配の男だった。
少し若い青年は、目の前のルナのミニの部分をしきりに気にしていた。
ルナは、スカートの奥を見られることが、少しも嫌じゃなかった。
そこで、バッグを脚に乗せながらも、
ときどき青年から見えるようにしていた。

「えー、我々、『MC企画』のものです。
 可愛い新人さんに映画出演をお勧めしてます。」
「どんな映画ですか。」と麻衣。
「それが、多くの男性を幸せにする映画です。」
「わかった。AV ビデオでしょ。」と麻衣。
「まあ、そうなんですよ。」
以後、麻衣が応対した。
「だめよ。あたし達高校生よ。
 学校や家族にばれたら、大変なことになっちゃう。」
「それが、ばれることなんて、めったにないんですよ。
 例えば、あなたのお父さんが、レンタルビデオ店で、
 あなたの出ているビデオを見つけるのは、1000分の1の確率。
 そして、そのビデオを借りて見るのも、1000分の1の確率。
 あわせて、100万分の1の確率だから、バレないんですよ。」

『へーえ、だから、高校生みたいな子が、あれだけ出演しているのか。』
「1本、いくらもらえるの。」」
「相場10万円です。でも、あなた方、超美形だから、
 15万は、出します。」

麻衣は、ルナと顔を見合わせた。

「あのね。」と麻衣は言って、「あたし達、実は男なの。」
「ええ?」と二人の男は驚いた。
「ほんと!」青年。
「そうなの。」と麻衣。
「じゃあ、シーメールものに出てくれたら、もう最高だね。
 君達みたいな、綺麗なシーメール、見たことないもん。
 なあ。」と男はもう一人に同意を求めた。
「そうっすよ。こちらの子、佐々川のぞみに激似だし。
 一気に人気出ますよ。」

「それがね。あたし達、ほんとは、54歳と、52歳なの。
 いわゆる、美魔女なのよ。メイクで厚塗りしてるの。
 それで、撮影のライト浴びるとさ、化粧が溶けて来て、
 50代に戻っちゃう。」麻衣が言った。

「うへー、50歳代なの。だったら、『熟女』で行けるっすよ。」
若い方の男が言った。
「いやよ。もう、いい加減にして。どうも、ご馳走様。」
麻衣とルナは立って、店を出た。

残った二人。
「先輩。シーメールで超美魔女。新しいジャンルで行けましたね。」
「だがよ、若い子なら上手く誘えるけどさ、50のおばさんじゃ、
 ほいほい付いてこねーよ。海千山千だろうからな。」
「じゃあ、俺たち、遊ばれたんすかね?」
「まあな。負けたよ。」

ルナと麻衣は、くすくす笑いながら、店を出た。
「麻衣が、一つ一つなんていうか、楽しみだった。」とルナ。
「素朴な質問しただけよ。」と麻衣は笑った。

歩きながら、麻衣が言った。
「ルナに、全身フィーメイル・スーツもう一つ作るって約束したじゃない。
 今度のお顔は、元の裕也を元に、それをうんと可愛くしたのがいいと思うの。」
「うん。今日サイン攻めにあってそう思った。
 麻衣みたいに、誰にも似ていない、可愛い顔がいいって。
「うん、わかった。任しておいて。」麻衣は言った。

「ルナは、スーツを脱いで、男の体になって、女の子とセックスしたいと思う?」
「お風呂のとき、仕方なくスーツ脱ぐじゃない。
 お風呂の間、裕也になってる。あたし、その時間がいちばん悲しいの。
 だから、自分の体、見ないようにしてる。
 ルナでいるときも、Pは、絶対あってほしいの。
 可愛い子にPがあることが、あたしの喜びなの。」

「心がいくら女の子になっても、Pがある方がいいのね。」
「あたし、裕也のときの心を忘れてしまいそうなの。
 あたし多分、男の子の言葉、もうしゃべれない。
 もう、男の子みたいに、振る舞えない。」

「女の子として、男の子に抱かれたい?」
「相手が、あたしにPがあること喜んでくれる人なら、
 抱かれたいかもしれない。
 男の人に抱かれると、すごく、女の子の気持ちになれると思うから。
 でも、麻衣みたいな可愛い女装子といちゃいちゃするのが、
 一番の喜び。」
「うん、よくわかった。」
麻衣は、ルナの腕を取って、歩いた。

(第4話につづく)


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ラック

Author:ラック
上は若いときの写真です。ISなので、体は、かなり女子に近く発育しました。でも、胸はぺったんこです。戸籍は男子。性自認も男子、そして女装子です。アメリカの大学で2年女として過ごしました。私の最も幸せな2年でした。そのときの自叙伝を書いています。また、創作女装小説を書いています。毎日ネタが浮かばず、四苦八苦しています。ほぼ、毎日更新しています。
どうぞ、お出でください。

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