自叙伝「アメリカ・サンフランシスコ編」①

自叙伝「アメリカ・サンフランシスコ編」①

サンフランシスコに、1週間いました。
そのときのことを、まだ書いていませんでしたので、
書いてみたいと思います。

私は、よく女装子さんやGIDさんに出会います。
それは、外に出ているとき、女装子さんはいないかと、
いつも探しているからだと思います。
そして、そんな人に出会ったとき、場が許せば声をかけます。
だから、多くの女装子さんに出会えているのかも知れません。



アメリカの大学での春休み。私は、憧れの街サンフランシスコに行きました。
1週間だったので、車は止めて、飛行機で行きました。
(4時間で着きました。)
街の中心街へ行ったとき、私は感激しました。
やはり、アメリカNo.1の観光の街だと思いました。

私は、だぶだぶのアーミースタイルの格好で
てっぺんの平たい帽子をかぶっていました。
そんな恰好で、3流ホテルに1週間の契約で泊まりました。

部屋についたら、やっぱり女の子になりたくて、
ちょっとオシャレなワンピースに着替えました。
そして、メイクを少し。
そんな恰好で、階下のロビーに降りていくと、
ソファーやテーブルにいるおじさん達に、ジロジロ見られました。
みなさん、
「こんな安ホテルに、女の子が泊りに来るのか。」
と驚いている風でした。
それとも、私の女装がバレテいたのかも知れません。

その時、丸テーブルにいるおじさん3人が、私に、お出でお出でをしています。
私は行きました。
「まあ、座りなよ。」と髭のおじさんが言いました。
そして、「コーヒーでいいかい?」と聞き、それを頼んでくれました。
「あんたは、さっきのアーミー服の嬢ちゃんかい。」と隣の人。
「ええ、そうです。アーミー服なのに、嬢ちゃんに見えたんですか?」と私。
3人は、げらげら笑い。
「ばればれだよ。あれで、男の子のつもりかい。」その横のおじさん。
「どこで、女に見えちゃったの?」と私。
「雰囲気だよ。男は女を見ればすぐに分かるんだよ。」と髭のAさん。
「そんなもの?」
「ああ、そんなもんだ。」
「嬢ちゃんは、べっぴんだから、男が寄って来るよ。」
「それ、困る。あたしは、女の子しか愛せないから。(本当のことです。)」
「そうなのか。じゃあ、カストロタウンに来たのかい?」
「何ですか、そこ?」
「なんだ、ビアンのくせに知らないのか。」
「嬢ちゃんみたいな若者がいっぱいいるところだよ。」
「どこにあるの?」
「タクシー乗って、カストロ通りって言えば、連れてってくれるよ。」
「そうなんだ。『カストロ通り』ね。行ってみる。ありがとう。」
「もったいねえなあ。男に興味なしかよ。」
「うん。そうなの。」

私は、コーヒーを飲み干し、おじさん達にお礼を言ってホテルを出ました。
『カストロ通りか・・。』
そう思いながら、行ってみるのは、まだ怖い気がしていました。

私は、観光地図を見て、いろんなところに行ってみました。
もう、観光スポットがどっさりあるのです。
これには、ニューオリンズも負けるなあと思いました。

一日見て、午後の4時ごろです、お腹がすいて、
私は、パン屋さんに入りました。
そこは、テーブルと椅子が奥にあって、
ゆっくりとパンやコーヒーが食べられるようになっています。

私は、まず、パンを買うために、パン売り場のガラスケースのところで、
順番を待っていました。
売り子さんは、私と同じ東洋人で、小柄でお店のユニホームの、
茶色いワンピースを着て、白いエプロン、頭に白いスカーフをしていました。
可愛い女の子でした。

私の前におじいさんがいて、やっとおじいさんの番でした。
「なんでも、いいんだがね、1つ。」
とおじいさんが言いました。
売り子さんは、タングを持ち、
ガラスケースの中から、クリームパンをつかもうとしました。
すると、おじいさんは、
「それだけは、だめなんだ。他のにして。」
といいます。
「はい。」と売り子さんはにっこりして、別のパンを取りました。
「あ、それも、だめなんだ。」とおじいさんはいいます。

『なんだ、ちっとも「なんでもいい」じゃないじゃない。』と私は思っていました。
私の後ろの列が長くなっていましたが、
みなさん、ゆったり構えていて、誰もイライラしていません。
アメリカの人達は、待たされることが、まるで平気なようです。

売り子さんは、そこで、シナモンパンを選びました。
すると、おじいさんは、
「あ、それは、ラスト・チョイス。それだけは、だめなんだ。」
と言いました。そして、
「このチョコレートパンがいい。」とおじいさんは言いました。
気の短い売り子さんなら、プッツンぎりぎりでしょうね。
しかし、売り子さんは、
「承知しました。」と言って、チョコレートパンを取り、
袋に入れて、会計をして、おじいさんは去りました。
できた人だなあと思いました。

しかし、私は、そのとき思っていました。
売り子さんは、完全に女の子に見えるけど、
声だけが、少年の声なのです。
少女の声と少年の声は違います。
売り子さんが、女装子さんや、MtFさんの可能性あるかなあ、と考えていました。
だったら、いいなあと思っていました。

私は、手早く2つを注文しました。
売り子さんは、それを取り、
「中でお召し上がりですか?」と言いました。
「はい。中で食べます。」
私が、会計を済ませたとき、売り子さんが、
「Thank you ma’am.(ありがとうございます、レディ。)」と言いましたので、
私は、「I am a boy.」と彼女の顔を見ながら言ってみました。
彼女は、反応しました。ちょっと笑って、小声で、
「Me too. (あたしもよ。)」と言いました。
私は、喜びに胸がドキンとしました。
私は、
「お話がしたい。」と彼女の耳元でいいました。
「5時にお店の前で待っていて。」と彼女は言いました。
私は、『やったー!』と心の中で叫びました。


つづく


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プロフィール

ラック

Author:ラック
上は若いときの写真です。ISなので、体は、かなり女子に近く発育しました。でも、胸はぺったんこです。戸籍は男子。性自認も男子、そして女装子です。アメリカの大学で2年女として過ごしました。私の最も幸せな2年でした。そのときの自叙伝を書いています。また、創作女装小説を書いています。毎日ネタが浮かばず、四苦八苦しています。ほぼ、毎日更新しています。
どうぞ、お出でください。

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