仁美と修治のスワップ⑥「仁美、5人のマドンナをパス」

物語がなかなか進まなくて、すみません。
がんばって、いるのですが。
=============================== 

<第6話>「仁美、5人のマドンナをパス」


同じ日に、修治は、5人のマドンナに、
彼女が出来たことを話そうと思った。
仁美が修治にとって、一番のいっしょにいたい子だった。

6時間目が終わったとき、修治は、同じクラスの恵理子に頼んだ。
多目的教室に5人が集まってくれるように。

恵理子は、なんとなくわかっていた。
カラオケであった、あの可愛い子だ。
あのときに修治もあの子も動揺していた。

5人は、なんとなく覚悟をしてやって来た。
修治は、5人を前に頭を下げた。
「今まで、俺なんかと毎日交代でいっしょに帰ってくれてありがとう。
 俺ほどラッキーな奴は、いないと思って来た。
 でも、俺に彼女ができちゃった。
 他の学校の子だけど、俺が中学のときずっと片想いだった子なんだ。
片桐ルナって子。
この前再会して、メール出して、付き合おうってことになった。
だから、これからは、5人のみんなとは、帰らないことにする。
今まで、ありがとう。」
修治は、頭を下げた。

恵理子は、言った。
「ねえ、みんな。修治に彼女ができたら、
 スパッと引き下がる約束よね。」
「うん。そう。」
「じゃあ、約束通り、すぱっと身を引こう。」
「うん。」
みんなは、笑顔で口々に言った。
「でも、その片桐さんに、一度会いたいな。
 修治の好きになる子って、会ってみたい。」木下有香が言った。
「彼女、部活やってないから、今日私服に着替えて、
 学校に俺を迎えに来てくれることになってる。」
修治は言った。
「わあ、じゃあ、会いに行ってもいい?」一人が言った。
「ああ、いいよ。紹介する。」
修治は言った。
部活のない仁美は、メイクをして、私服でやって来る。
仁美だってバレなければ、計画成功。

修治と別れた5人は、修治と同じ中学だった、大友啓二を見つけた。
「ねえ、啓二君。中学のときの、片桐ルナって子知ってる?」
と恵理子は聞いた。
「ああ、知ってるよ。
 修治が、ずっと片想いだった子だ。」そう大友は言った。
(片桐ルナは、実際修治が好きだった子だ。)
「それほどの子なの?」と有香が聞いた。
「『それほど』ってどういう意味よ。
 人の好き好きなんて、わかんねーじゃん。
 ルナは、そうだな。表情がめちゃ可愛い子だ。」
大友は、そう言って走って行った。

残った5人はつぶやいた。
「表情が可愛い・・か。」
「そういうのって、一番可愛いかもね。」
「きっと性格もいいのよ。」
「はあ~。きっとあたし達、かなわないね。」
「うん、そんな気がする。」
5人は、そう言った。

仁美は、学校が終わって、家に飛んで帰った。
カバンを置くと、普段着に着替えて、
大き目のバッグを手に取って、
「遊びにいってきまーす。」と言って家を出た。
女装に必要なものが、全部バッグに入っている。
昨日、用意しておいた。

仁美は、カラオケに入った。
ブラとショーツとスリップを着て、
真っ赤なワンピースを着た。
膝上15cmのミニ。
(リサイクルセンターで、500円で買った。)
仁美の一番お気に入り服だ。
7部袖で、胸が丸く開いている。

5人のマドンナに自分だとばれないように、
アイメイクを濃い目にした。
仁美は、日本人には珍しい二重だったので、
つけ睫毛をつけると、お人形のように、睫毛が上に上がる。
目蓋をパチパチとすると、可愛い。
うすくピンクのシャドウを付け、
チーク、そして、赤いリップを薄く弾いた。

今日は特別。
たった一つ持っているウィッグを被る。
淡い色の光沢のない、自然に見えるロングのウィッグ。
(これも、リサイクルで1000円で買った。)
前髪があり、耳の辺りからゆるいカールになっていて、
お姫様風に見える。
胸に垂らした髪は、胸を隠す長さ。
後ろの髪は、背中の真ん中あたり。
髪をよく梳かした。

「これで、仁美に見えないかな?」と仁美は独り言をいう。
黒い靴を履く、
紐がついていて、足首に巻く。
かかとは、4cm。
胸に、銀のネックレスをする。

仁美は、立って壁の鏡で確認した。
素顔の仁美とは違う。
「あたしは、片桐ルナ。片桐ルナ。」
何度も声に出して自分に名前を叩きこんだ。
仁美は、学校では、男に見られるように、なるべく低い声で話している。
しかし、女の子のときは、女の子の声全開にする。
誰が聞いても女の子の声になる。

普通なら、ここで興奮してアレをやりたくなるのだが、
今日は、マドンナ5人と会う。
その緊張で、興奮しない。

仁美は、時間を過ごし、やがて部屋を出た。
カラオケのカウンターに、また来るからといって、バッグを預けた。
そして、小さいバッグをタスキにかけて、外に出た。

やがて、学校についた。
仁美は、正門から道路を隔てたところに立って待っていた。
校門を出て来る男子が、みんな仁美を見ていく。
2度、3度とふり向いていく男子もいる。
『可愛いから見ていく。そういうことにしておこう。』
と仁美は、ポジティブに考えた。

やがて、修治が5人の女の子とやってきた。
修治は、仁美を見つけ、手を振った。
仁美も、両手で大きく手を振った。
仁美は、道路を渡った。

「ね、あの子?」と恵理子は言った。
恵理子は髪の毛が違うと思ったが、自分の勘違いだと思った。

「わあ、めちゃ可愛いじゃない。」
「表情だけじゃなくて、純粋に可愛い。」
5人は、それぞれに言っていた。

みんなが、正門にやってきた。
「えーと、片桐ルナさん。」
と、修治は、5人に言った。
「はじめまして、どうぞよろしく。」
と、仁美は、満面の笑みで、大きな礼をした。
5人は、その礼をほほ笑ましく思った。
5人もそれぞれ、名前を言った。
片桐ルナ(=仁美)は、にこにこして聞いていた。

「じゃあ、俺とルナは、一緒に帰るから。」
修治は言って、5人にさよならをした。
二人が、少し歩き出したとき、
恵理子は、
「ルナさん。」と呼び止めた。
ルナは、瞬時に反応して、ふり向いた。
「あ、ごめんなさい。何でもないの。」恵理子は言った。
ルナは、もう一度、手を振って、修治と歩いて行った。

「恵理子、何でルナさんを呼んだの?」とみんなに言われた。
「なんでもないの。」と恵理子はごまかした。
恵理子は、ルナが本人かどうか、確かめたかったのだった。
偽の名なら、ふり向けないかも知れない。
だが、恵理子は、そんなことを詮索している自分が急に恥ずかしくなった。

「悔しいけど、あの二人お似合いだね。」
「表情が可愛いって、ほんどたね。」
5人は、そんなことを言い合った。

修治は、正門からかなり離れたところで言った。
「びっくりしたよ。ロングヘアーで来るんだもん。」
「このウィッグをかぶっているときは、
 あたしのことルナって呼んで。」仁美は言った。
「いいよ。ルナってすごい可愛い名前だもんな。
 今日の、ルナ、可愛くてたまらない。
 俺早く、ルナになりたい。」
「カラオケまで我慢。」
「俺、待てない。アソコのお店の隅で、キスしよう。」
「いいわよ。」
二人は、ケーキ屋さんの陰に行き、キスをした。

「わあ、あたし、うれしい。ルナになった。」
と修治は、仁美の腕を抱いた。
「修治、どんどん女の子が上手になるね。」
「ルナって呼んで。」
「うん、わかった。
ルナは、どんどん女の子になっていくね。」と仁美がいった。
「封印してた『女の子』が、どんどん出てくるの。」
その通り、ルナになった修治は、歩き方から、仕草まで、言葉も、
まるで女の子になって来たのであった。


■次回予告■

ルナと修治でいる仁美のニャンニャンです。
仁美は、修治に女装を試みます。


バナーをこちらではまだ貼れずにいます。
アメブロの方で押してくださると、幸いです。



スポンサーサイト
プロフィール

ラック

Author:ラック
上は若いときの写真です。ISなので、体は、かなり女子に近く発育しました。でも、胸はぺったんこです。戸籍は男子。性自認も男子、そして女装子です。アメリカの大学で2年女として過ごしました。私の最も幸せな2年でした。そのときの自叙伝を書いています。また、創作女装小説を書いています。毎日ネタが浮かばず、四苦八苦しています。ほぼ、毎日更新しています。
どうぞ、お出でください。

リンク
最新記事
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブロとも一覧

自己女性化愛好症

御中根 蕗菜 です

女装子動画 Japanese crossdresser porn

enma’s blog

瞳のセルフヌード

毎日が日曜日

女装子&ニューハーフのペニクリ&アナルマンコ

MadameM【秘密の手帳】

川*´v`*川し

復讐の芽 ***藤林長門守***

橙の電車
最新コメント
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム