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「黒川まゆみの幸せ」④ 『二人のハッピーエンド』最終回

5話にする予定でしたが、ここで、最終回にします。
読んでくださり、ありがとうございました。
===============================     

「黒川まゆみの幸せ」④ 『二人のハッピーエンド』


二人は、シャワーを浴びて、やっと普通に戻った。
「あたし、やっとPちゃんが小さくなったわ。」とまゆみ。
「あたしも、やっと。」
絵梨香は、Pが小指くらいになって、ヒダの中に包まれている様子を見せた。
「あたしも。これなら、女よね。」とまゆみが言った。
二人は着て来た服を着て、テーブルで紅茶を淹れて口にした。


「あたし、これから絵里奈のシリアスものも、Pちゃん思い浮かべて、
 興奮しちゃう。」
「まゆみの出てるもの、Pちゃん思い浮かべて、みんなAVになっちゃう。」
「あたしも。絵梨香の映画、AVになっちゃう。」
二人はくすくすと笑った。

「でも、あたしたち、会うのがむずかしくない?」と絵里奈。
「そう、お互い有名人だもんね。」とまゆみ。
「あたし、まゆみと結婚したい。」
「あたしも。絵里奈以外に考えられない。」まゆみ。
「あたしたち、レズビアンになるの?ゲイになるの?」絵里奈。
「女装レズになるんじゃない。」まゆみ。
「そうか、そうね。」絵里奈。
「同性婚になるのよね。」まゆみ。
「ぜったい、ウエディング・ドレスがいい。」絵里奈。
「あたしも。でも、それで女優続けられると思う?」まゆみ。
「独身の方が、絶対人気保てるものね。」絵里奈。
「課題が多いわね。」まゆみ。
「ゆっくり考えよう。」絵里奈。

ふたりは、郁美のいる事務所に来た。
「あら、10億分の1のお二人ね。」と郁美。
「なんですか、それ?」とまゆみ。
「同じ体の境遇の人同士が、両想いになる確率よ。」と郁美は言った。

「あの、二人がデイトする方法がありますか。」絵里奈が言った。
「その前に、お二人は、性の発達障害ですから、援助があります。
 この女装サロンの母体は、こう見えて大きな慈善団体なんですよ。
 そこで、お二人に、最高のプレゼントがあります。
 スマホを出してください。」
二人が自分のスマホを出すと、
郁美は、「誰でもなりホーダイ!」とドラえもんの声真似をして言った。
そして、1cm四方くらいのチップをスマホの裏に貼りつけた。

「これは、有名人の方への最強の武器なの。
 今貼ったチップは、ご自分を別人に見せます。
 写真を撮られても、その別人のように写ります。
スマホの画面上で自由に設定できるんですよ。
おじいさん、子供、犬というようにね。
普段はOFFにしておいて、写されては困るときだけ、
ONにした方がいいかな。」

「わあああ、すごーい!」
二人は興奮して、早速いじくってみた。
「犬、ON !」
まゆみが、途端に犬になった。
「じゃあ、あたしも。男の子、ON !」
絵里奈が、男の子になった。
二人は、キャーキャー言って、遊んだ。

やっと元の姿になり、
「これ、マスコミ対策になりますね。」とまゆみが言った。
「まず、それなの。プライバシーが得られるでしょう。
 『別人』というのを、クリックしていけば、いろんな女性になれます。
 『イケメン男子』を押して行けば、たくさんイケメン君が出て来ます。
 これ、セックスのとき、片方が男子になって、男性体験もできるの。
 でも、そう見えるだけだから、男性に見えても、オッパイはそのまま。
 別の女性になっても、あなた方の場合、Pちゃんは、そのままよ。」
そう言って、郁美は笑った。

二人は、「誰でもなりホーダイ」のインパクトが強すぎて、
郁美に結婚相談をするのを忘れてしまった。

翌日の夜、絵里奈は、普通の男性、まゆみは、普通の女性になって、
食事をして、ラブホテルに行った。
「ね、ね、あたし達、イケメン君とセックスができるかやってみない?」
まゆみが言った。
「それ知っておくこと大事よね。」と絵里奈。
はじめ、まゆみがイケメン君になって、キスをしてみた。
「う~ん、気分は出るけど、やっぱり相手は、女の子がいい。」
絵里奈は言った。
絵里奈が、イケメン君になって、キスをしてみた。
「やっぱり、相手が女の子じゃないと気分出ない。」
まゆみは、言った。
「あたしたち、やっぱり、相手が、女装子じゃないとダメなのよ。」
「そうみたいね。」

次に、純女さんになってやってみた。
「そうか、ダメなのよ。体は変わらないから、純女さんにはなれない。」
「そうか。」
その内二人は、『美少女』というのを見つけた。
二人で変身すると、白いフレアーのワンピースを着て、
頭に大きなリボンのある令嬢になった。
背も、低くなっている。
「いや~ん。二人共Pちゃん付きなのよね。」
これは、「当たり」だった。
二人は女優だったので、演技が上手で、
二人で、抱き合っていると、見る間にPちゃんが膨張してきた。
「ね、こんな清純な美少女に、Pちゃん有りなんて、
 美少女を冒涜することにならないかしら。」まゆみは言った。
「あたしも、少し気が咎める。」と絵里奈。
そう言いながら、二人は、美少女のまま、ア○ルまでやってしまったのだった。

「あたし達ってだめね。」絵里奈。
「結局、やってしまったわね。」まゆみ。
「女子高生、行っちゃう?」絵里奈。
「それ、最後にとっておこうよ。」まゆみ。
「じゃあ、『お天気お姉さん』。」絵里奈。
「あ、それ、なりたい。」まゆみ。

二人は、それから、お天気お姉さん、女子高生になって、燃えに燃え、
合計3回やってしまったのだった。

「ね、今日は、結婚について考える予定だったのよね。」まゆみ。
「親には、体のこと生涯言えない。」絵里奈。
「あたしも。」まゆみ。
「男とは、結婚できない。」絵里奈。
「あたしも。」まゆみ。
「同性婚しかない。」絵里奈。
「あたしも、そう思う。」まゆみ。
「でも、結婚は、もう少し先のこと。
 独身でデイトを楽しんでいるときが、一番幸せ。」絵里奈。
「先のことは、ケ・セラ・セラよね。」まゆみ。
「それ、何だっけ?」絵里奈。
「先のことは、わからない。」まゆみ。
二人は、うふっと笑った。

<おわり>

(次回は、未定です。)


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「黒川まゆみの幸せ」(多次元女装サロン)③『まゆみは、検事・冴子』

昨日は、2回も投稿してしまいましたが、
今日も、③を投稿いたします。読んでくださるとうれしいです。
==================================     

「黒川まゆみの幸せ」(多次元女装サロン)③『まゆみは、検事・冴子』


絵梨香がジュータンに ぐったりしているあいだ、
まゆみは、絵梨香が飛ばした白い液をティッシュで拭いていた。
戻って来た時、絵里奈は、目を開けていた。
絵里奈の髪は、指を入れてくしゃくしゃにしていたため、ぼさぼさだった。
まゆみは、ブラシで、絵梨香の髪を整えた。
「気持ちいいわ。」
「絵梨香が、あんなに激しいとは思わなかった。」
「まゆみも、野獣にしてあげるわ。あたし、2回は連続できるもの。」
「わ、楽しみ。」
「まゆみを女の子にしてあげるね。」
絵梨香は、そう言って起き上がると、まゆみを抱き上げてベッドに行った。

ベッドの真ん中に、まゆみを乗せて、絵梨香は、まゆみの上にかぶさった。
絵梨香は、まゆみの顔中にキスをした。
そして、唇に厚いキスをした。
早や、まゆみは、息を荒くしていた。
まゆみのスリップの肩ひもを外して、
絵梨香は、まゆみの乳房を揉んだ。
「人にしてもらうの初めてなの。」
「あたしも、女の子の揉むの初めて。」
たっぷりと、乳房を揉んで、絵梨香はまゆみの乳房を歯で噛んだ。
「ああん、感じるわ。」
「たっぷりしてあげる。」
まゆみのPは、すっかり固く大きくなっていた。
「絵梨香のことお姉様って呼んでいい。」
「さては、心は女になっているのね。」
「ええ。愛撫されると、女になるの。」
「いいわ、まゆみ。」
「お姉様。」

絵里奈は、まゆみの太ももに手を入れた。
「いやん。」とまゆみは声をあげた。
「まゆみの体は、みんな性感帯ね。」
「脚を開いて、恥ずかしい恰好をして。」と絵梨香。
「お姉様。Sなの。」
「そうよ。可愛い子を辱めたいの。」
まゆみは、脚を開いて、M開きに近い形をした。

絵里奈は、まゆみのPが15cmくらいなっているのを見た。
そして、まゆみの太ももの裏をたっぷり愛撫した。
「お姉様、たまらないの。アソコにキスをして。」
まゆみは、Pのことを言っている。
もうカチンカチンで、お腹にくっついている。
「いいわよ。」
絵里奈は、まゆみのPを口に含んだ。
「あああああああん。」
とまゆみは、背を反らせて、激しく反応した。
絵里奈の愛撫が続く間、絵里奈がしたように、
10本の指を髪に入れて、髪をくしゃくしゃにした。

「女優黒川まゆみのPちゃんを口に入れられるなんて、光栄だわ。」
「あたしだって、女優中澤絵里奈のPちゃんを加えたわ。」
まゆみは、Pを愛撫され、両手で、自分の乳首を刺激していた。
体中が、動物のようになってきた。
「ああん、ああん、あたし、理性がなくなるわ。」
「まゆみを女の子にする約束ね。」
絵梨香は、そう言うと、近くにあったクリームを手に取った。
「この部屋に入るだけで、体の奥まで綺麗になるの。」
絵里奈はそう言って、クリームを指に取ると、
M開きをしているまゆみのお尻の穴に指を突っ込んだ。
「あ、いや。お姉様。あたし、そこは初めてなの。」
「じゃあ、アナルバージンをあたしにちょうだい。」
「少し、怖い。」
「平気よ。」
絵梨香は中指を、まゆみのAの中に、そっと入れていった。
それを出したり入れたり。
「どうお?女になった気がする?」
「少しだけ。」
「あたしたち、女の穴がないから、ここしかないの。
 まゆみ、あたしの入れるわよ。」
絵里奈は、まゆみの脚の膝を肩の方に上げ、膝をまゆみにもたせた。
枕をまゆみの腰の下にすけた。
「力を抜いて。」
絵里奈は、挿入した。
「あああん、あたし犯されてる。」とまゆみ。
「指より、ずっといいでしょ。」
「女になった気がするわ。」
絵里奈はピストンを続けた。

『ああ、とうとう黒川まゆみちゃんのお尻の穴に、あたしのPを入れるんだわ。
 ああ、たまらない。』
絵梨香は、まゆみが演じた「検事・大村冴子」を思いうかべていた。
インテリの塊。いつも、黒いスーツを着て、さっそうと歩き、たまらなくステキである。
『あの、検事・冴子のお尻を犯しているのね。』

「お姉様、何か考えていない?」
「いるわ。あなたに、検事・冴子を重ねているの。」
「いやん。冴子がお尻を犯されてるなんて。」
「興奮しない?」
「するわ。ああ、冴子が犯されている。ああん、興奮しちゃう。」
まゆみは、たまらない気持ちになってきた。
「あたしは、お姉様の『さらば海よ』の清純な美少女ルカを思ってるの。
 あたし、あんな聖少女に犯されてるの。しかも、お尻の穴を犯されてるの。
 たまらないわ。あたし、えっちすぎるわ。」

絵里奈は、自分が清純なルカだと思い、理性を失った。
検事・冴子を猛烈に犯した。
冴子も、腰を使って合わせて来る。ああ、えっちだわ。
まゆみも、検事・冴子になりきって、絵里奈に腰を合わせた。
ああ、女になっていく。どんどん女になっていく。
絵里奈は、自分が男の運動をしていることに、さらに興奮した。
急に、到達してきた。
まゆみは、女になった心の中で、犯される喜びを感じていた。
ああ、いっちゃう。前の方からイっちゃう。何にも触られていないのに。
まゆみは、乳房を揉み、乳首を揉んで、高みへ行こうとしていた。
「お姉様。あたし、イっちゃう。前から、出ちゃう。」
「あたしも。まゆみの中に、出してしまいそう。」
まゆみは、腰を、気が狂ったように使った。
「ああん、まゆみ、あたし、イく。イくわ。」
「ええ、お姉様、来て。あたしもイっちゃう。イっちゃう、あああああ。」
まゆみは、自分のPから、白い液を噴射した。
お尻の中に、絵里奈の熱い物を感じた。
二人は、激しく痙攣しながら、果てて行った。

絵梨香は、前に倒れて、まゆみを抱いた。
「お姉様が、ルカだと思ったら、一気に気分が出ちゃったの。」とまゆみ。
「あたしは、自分がルカになって、検事・冴子を犯してるって思ったら、
 一気に、萌えてしまったの。」
二人は、抱き合った。

(次回は、「その後の二人」最終回です。)


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『黒川まゆみの幸せ』(多次元女装サロン)②「激しく燃えた夜」

うっかりして、書いて投稿するのを忘れていました。バカですね。
読んでくださるとうれしいです。
ち、ち、ちがいました。私は、朝①を投稿したのでした。
1日に、2度投稿してしまいました。すいませんが、下の①から、お読みくださいませ。
そうすれば、②につながると思います。お騒がせいたしました。

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強調文
『黒川まゆみの幸せ』(多次元女装サロン)②「激しく燃えた夜」


まゆみは、桜色のスーツを着ていた。スカートはミニである。
絵梨香は、体にフィットした半袖の黒いボディコンを着ていた。
ショーツが見えそうなミニである。
二人共、抜群のプロポーションで、脚が驚く程長い。

サロンの中央で、二人は、激しくキスをした。
舌を絡めあった。
絵梨香が言った。
「ああ、あたし、うれしくって、夢中になっちゃった。」
「あたしも。だって、絵梨香なんだもん。」
「あたしだって、まゆみなんだもん。」
「ね、ショーツ脱いでしまわない?」まゆみは言った。
「あたし、超ミニだから、下から見えっちゃう。」絵梨香。
「あたしは、もっこりになっちゃう。」まゆみ。
「黒川まゆみちゃんのもっこりなんて、絶対拝めないわ。」と絵梨香。

二人は、背を合わせて、ショーツを脱ぎっこした。
パンストも脱いだ。
二人は、壁の大鏡の前に行って、並んだ。
絵梨香は、まゆみの後ろに来て、まゆみのスーツの上着を脱がせ、
まゆみのもっこりをスカートの上から撫ではじめた。
「あん、大きいのがばれちゃって、はずかしい。」まゆみ。
「どのくらいになるの?」
「15cmくらい。」まゆみ。
「あたしの、18cmくらいになるの。信じられないでしょう。」絵里奈。
「ほんとだ。超ミニのスカートの下に見える。」まゆみ。
「自分のPちゃん見て、興奮する。」
「するわ。あたし、自イが激しいの。」絵里奈。
「あたしも、気が狂ったように悶える。」まゆみ。
「まゆみ、知的でおしとやかなイメージじゃない。」
「絵里奈だって、知的な役が似合うわ。和服も似合うし。」まゆみ。

まゆみは、絵里奈の前にしゃがんで、絵里奈の長い脚を愛撫し始めた。
太ももに手が上って行くと、絵里奈は、声を上げた。
「お願い、まだ、触らないで。」と絵里奈。
「どうして。」
「あたし、狂ってしまうの。」
「狂ってみて。」
まゆみはそう言って、絵梨香の後ろにまわり、絵梨香のPを、
鏡に丸写しした。
絵梨香の長いPは、そのまま、上を向いていた。
「いやん。あたし、上までむいちゃうの。」
まゆみは、興奮した。
天下の美女と言われる中澤絵梨香が、Pを固くして、上を向かせている。
「あたしも。」
まゆみは、ミニスカートをお腹まで上げ、自分のPを露わにした。
「や~ん。まゆみも大きくなるのね。あたし、感激して、気が狂いいそう。」
二人は、Pにタッチしないようにして、着ている服を互いに脱がせ、
ブラも脱がせ、スリップ1枚になった。黒いスリップ。

まゆみは、絵里奈の後ろから、絵里奈の乳房を揉み始めた。
「ああん、すてき。」
まゆみは、たっぷり絵梨香の胸を愛撫して、
やがて、乳首をくりくりした。
「いや~ん。そこ感じるの。いや~ん。だめー。」
と絵里奈は声を上げた。
絵里奈のPは、さらに大きくなり、真っ直ぐ上を向いていた。
まゆみは、やっと絵里奈のPにタッチした。
そっと、そっと、愛撫する。
「ああん、ああん。」と絵里奈は顔をしかめ、自分の髪の毛を引っ張り始めた。
「ああん、もっと、もっと、あたしをいじめて。」
絵里奈の声が、動物的になってきた。

「絵里奈、あたし、今、絵里奈主演の『さらば海よ』の、
あの清純な少女役だった絵里奈のこと思ってるの。
あの清純な女の子が、今Pちゃんを真上に向けて、
動物みたいに悶えてる。そう思うと、たまらなく興奮するの。」
「いやん、言わないで。あたしまで、興奮しちゃう。
 ああん、まゆみ、もっといじめて、あたし獣になっちゃう。」
「いいわよ。」
まゆみは、ピストンを速めた。
絵里奈は、腰を使い始めた。
「あの少女が、腰を使ってる。あたし、たまらない。」
「まゆみ、エッチだわ。あたしより、いやらしいわ。」
「腰を使いまくってる、絵里奈の方がいやらしいわ。」
絵里奈は、声を上げながら、髪をむしり、腰を前に使っている。
「ああ、ああ、これが、あたしなの。えっちで、いやらしいの。」
絵里奈は、乳首を揉んだり、髪をむしったりしながら、
口から、涎を垂らしている。
「あ、あ、あ、あ、あああああ。イきそう。イきそうなの。
 イかせて。まゆみ、イかせて。」と絵里奈は、首を振った。
「清純な少女としてイくのよ。」
絵里奈の頭の中に、清純な少女と今の獣のような自分が重なった。
すると、一気に興奮が、突き上げて来た。
「いく、いく、いく。イくわ。ああ、イっちゃう、イっちゃう、イっちゃう。」
絵里奈は、体を激しく揺らし、腰を前後しながら、
白い液を高く飛ばしながら、ああああああと声を上げて、果てて行った。
絵里奈は、そのまま、ふかふかのジュータンの上に崩れた。

(次回は、『まゆみの満足』です。)

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『黒川まゆみの幸せ』(多次元女装サロン)①

体力が今一つで、一度にたくさん書けません。少しずつ書いていきます。
読んでくださるとうれしいです。
=================================

『黒川まゆみの幸せ』(多次元女装サロン)①


夜の9時を過ぎ、当たりは人通りも少なくなっていた。
そこに、黒いオーバー、そして、マスク、サングラスをかけた女性が、
「多次元女装サロン」に入って行った。
受付の郁美は、すぐに察して、女性を事務所の中に入れ、
受付のカーテンを閉めた。
有名人だ。
「お心遣いすみません。」
と言って、女性はマスクとサングラスを撮った。
驚く程美しい女性。
ちょっと猫の目のようで、唇が厚くてセクシー。
郁美は、今人気ナンバー1の女優黒川まゆみだと分かった。

郁美は、パソコンをまゆみの方に向けた。
「郁美さんは、絶対秘密を守ってくださる方と聞いてきました。」
「ここは私一人ですから、大丈夫です。
病院だと看護婦さんから漏れることもありますからね。
 ほとんどの方は、守秘義務を守ってらっしゃるんですけどね。」
「あたし、立派なペ○スがあるのに、戸籍は女性なんです。」
「女の子のヒダのようなものがあり、それに隠れてしまっていたんですね。」
「そう思います。それで、医師も両親も女の子だと思ってしまいました。
 両親は、未だに、あたしのペ○スを知りません。」

「あなただけではありませんよ。」
郁美は、そう言ってパチパチとパソコンを叩いた。
「あなたのような方が、日本に今、207人います。
 あ、今生まれた子で、208人です。」
「まあ、あたしのお仲間がそんなに?」
「はい。みゆきさんは、何かを解決しに見えたのですよね。」
「あたし、誰もがもっている『性自認』がわからないんです。
 体は、アレを除いて、ほぼすべて女性です。
 ずっと女として振舞ってきました。しとやかな女の子に育ちました。
 でも、女装子なんです。可愛い女の子にペ○スがある写真を見ると、
 ものすごく興奮してしまいます。
 すると、ヒダに収めているPが、すごく大きくなってしまい、
 15cmくらいに膨張します。
 女装関係の写真や動画を見ると完全に興奮します。」

「性自認は、あるのが普通ですが、ないならないで困りませんよ。
 大切なことは、よきパートナーを見つけて幸せになることです。」
「あたし、幸せになれるのですか?」まゆみは郁美を見つめた。

「『パートナー』と聞いて、男女どちらを連想しましたか。」
「それは、見た目は女性で、あたしの体のような人です。」
「実は、まゆみさんが、ここに見えることは、3日前に分かっていたんですよ。」
「まさか、どうやって?」
「ここは、多次元サロンです。時間を行ったり来たり自由なんです。
 つまり、時間の編集ができるんです。
 これから、まゆみさんがお会いになるのは、高性能人型ロボットではなくて、
 生身の人です。たぶん、まゆみさんの知っている女優さんです。
 さっきの208人の一人が、あなたと同じ境遇で、同じ職業、
 年齢も似ています。これは、1億分の1の確率です。」
「つまり、女優ですか?」
「はい、だれならいいと思いますか?」
「いますけど、ないしょです。」まゆみは、少し笑って言った。

しかし、郁美のパソコンは、相手の脳波を読み取りわかる。
パソコンに、一人表示されている名前。
『わあっ。これは、10億分の1の確率だわ。』と郁美は、心でうふふと笑った。
「今、その方に、まゆみさんがいらっしゃる時間に合わせて、来ていただいています。
では、ご対面しましょうか。あちらも、来るのがまゆみさんだとは知りません。
 女優さんが来ることは、知っています。
 では、107号室へ、どうぞ。」郁美は、にっこりと言った。

まゆみは、オーバーを腕に掛け、心臓をどきどきさせていた。
ドアノブを触ったとき、心臓が飛び出しそうになっていた。
思い切り入って、中に入り、ルームの中央にいる人を見た。
「中澤絵梨香さん!」まゆみは、思わず叫んだ。
彼女こそ、まゆみが、好きで好きでたまらない、憧れの人だった。
中澤絵梨香は、まゆみの方へ来た。
まゆみを抱いた。
「まゆみさんのこと好きだったの。
 ここに来る人が、あなただったら、どれだけうれしいか、
 そればかり考えていたの。」
「あたしも。」
二人は、もう一度、強く抱き合った。


(次回は、「二人の激しく燃えた時間」です。)


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専業主婦・柳沢聡子「レストラン・レーヌ・開店」(1話完結)

まだ本調子でなく、大変短いお話を書きました。
読んでくださるとうれしいです。
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専業主婦・柳沢聡子「レストラン・レーヌ・開店」(1話完結)


4時ごろ、聡子は階段を下りて来た。
「義男さん、今日は、『レストラン・レーヌ』の開店だそうです。
 高根沢さんが、シェフだそうですよ。夕食に行きましょう。
 私は、贈る花の手配をこれからしてきます。」
「聡子さんと行くレストランならどこでもいいよ。
 また、小早川君に頼もう。」
と、義男はにっこりと言った。
義男は、部屋数15のビジネスホテルをしている。
妻聡子とは、全く別の仕事だ。

義男は、着慣れぬスーツを着て、ネクタイを締めていった。
背の高い聡子と、小柄な義男。
聡子は、上から下まで一分の隙のない恰好をしている。
予約者の名前を言うと、支配人は、きちんと名を覚えていて、
「祝いの花をありがとうございます。」と言った。
安心できる支配人だと、聡子は義男に小さい声で言った。

「おい、エリ子、そんな真似すんなよ。せけーぞ。」
とソムリエの詰所の横を通ったとき、
エリ子というソムリエが言われていた。
彼女は、食事の済んだお客の空いたワインの瓶を、逆さにして、
掌にポンポンとうち、瓶にわずかに残っているワインを舐めていたのだ。
『こうでもしないと、高いワインなんか、味わえない。』
エリ子は、そう思って、すましていた。
トイレに行くところであった聡子は、ちょうどそれを見た。

席に座った。
すると、さっきのソムリエのエリ子が来た。
聡子は、貝料理と、肉料理、焼パン、デザートを頼んだ。
「あなたは、カリフォルニア・ロゼがお好みですよね。」と聡子が義男に。
「ああ、それに限るね。」と義男は言った。
聡子は、エリ子に、
「今、あなたが一番飲みたいワインは、なんですか。」と聞いた。
「それは。」とエリ子は、夢見るような目をして、
「エテュド・フランセです。」と言った。
「じゃあ、それをお願いします。」と聡子は言った。
エリ子は、あわてた。
「あの、それは、あたしが一番飲みたい憧れのワインだということで、
 お客様に、お勧めしたのではありません。
 大変値の張るワインで、とてもお勧めできるものではありません。」
聡子は、にっこり笑った。
「あなたの憧れのワインを飲んでみたいですわ。ぜひそれを。
 あ、グラスを3つ持ってきてください。」
聡子は、そう言った。

エリ子は、ワイン倉庫で、エテュド・フランセを震える手でとり出した。
綺麗にビンを拭いて、ワゴンでもって行った。
義男にロゼを少量ついだ。
義男は、それを、口の中にころがし、「けっこうです。」と言った。
次は、エテュド・フランセ。
エリ子は上手にコルクを抜き、聡子のグラスに、少量注いだ。
すると、聡子は、ビンを持ち、あと一つのグラスをエリ子に渡した。
そして、エリ子のグラスに、エテュド・フランセをついだ。
驚いているエリ子に、
「今日は、開店記念日です。
 いっしょに一口だけ、ワインを飲みませんか?」
エリ子は、喜びに、目を大きく見開いた。
「何か言われたら、開店記念だと、お客様に付き合わされた、と言えばいいわ。」
「はい。」とエリ子はうれしそうにして、ワインを惜しむようにして飲んだ。

「やはり、あなたの憧れのワインだけのことは、ありますね。
 なんとおいしいこと。」と、聡子は言った。
「はい。今、夢のようです。」エリ子は言った。

「あのね。」と聡子は言った。「ビンの底に残ったワインを掌にとって飲むことは、
 決して、恥ずべきことではありません。一流のソムリエさんは、みんなそうして、
 味を覚えて行ったのです。」
「はい。そのお言葉うれしいです。ありがとうございました。がんばります。」
エリ子は、にこにこして、ワゴンを下げていった。

見ていた義男は言った。
「聡子さんは、不思議な人だね。周りの人がみんな幸せになっていくね。」
「義男さんも、周りの人を、幸せにしていくわ。」
「まさか。」と義男は笑った。


<おわり>

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ウルトラ美容師・高杉修<後編>「高杉・入魂のウエディング・ドレス」

母の介護に、母だけの住まいに、単身やってきました。母は、やがて他界しました。
誰もいない母の住まいは、淋しく、静かで、そんな中でひっそり書いた作品です。
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ウルトラ美容師・高杉修<後編>「高杉・入魂のウエディング・ドレス」


これで、仕事ができる。
修は、依頼者をはっきりさせ、依頼者の願いをしっかりと確かめたかったのだ。

帰り道、有香が言った。
「修さんは、どんな服を作るのかな。」
「ステキなステキな、ウェディングドレスさ。」
「何か、特別な?」
「うん。特別も特別。命がけで作る。」修は言った。

修は、ウェディングドレスと新郎の正装を、その日のうちに作った。
針金だけのマネキンがドレスを着ていた。
有香は、そのウェディングドレスを見て、あまりにステキで、ため息をついた。
修は有香に言った。
「ぼくは、これから、3日3晩、断食の業に入るから、
 そっとしておいてくれる?」
「うん。わかる。あたしの声を治してくれたようなことでしょう。」
「その通り。」修は、にこっと笑った。

外で、遠藤は、首を傾げていた。
『何のための断食の業だ。ドレスはできているのに。
あんなに素晴らしいドレスなのに・・。』

修は、作業台にドレスと男子の正装を置いて、
それを前に、禅を組むようにして、断食の業に入った。

3日が経ち、結婚式の当日である。
今まで、目をつぶっていた修は、パチリと目を開けた。
顔を洗って、白衣を来た。
有香がやって来た。
「ああ、有香、助かる。有香は、ドレスを頼む。ぼく男だから。
 淑子さんへの着せ方を、タクシーの中で言うからね。」
「わあ、あたし、役に立ってる?」
「何言ってるんだよ。有香がいないとやっていけないよ。」
「わあ~。」と有香は、修に抱き付いた。

教会の新婦の更衣室に、新婦淑子が、ベッドに寝ていた。
有香がやって来た。
「さあ、これから、ウエディング・ドレスを着ますよ。」
有香は、修に言われた通り、寝ている淑子の服の上から、ドレスをかけた。
そして、3分待つ。
(即席ラーメンみたいにね。と修は言った。)
3分が近づいてくると、淑子にみるみる変化が訪れた。
曲がっていた体が伸び、指が伸び、脚が伸び、
そして、淑子の顔がどんどん若返り、頬に赤みが差して行った。
そばにいた2人の係りの女性は、目を見張っていた。
「あの、係りの方、あたし、すごく元気になった気がします。
 起き上がれます。」
と淑子は言った。その声が、若かった。

「お鏡を見てください。」と有香は、淑子に鏡を出した。
淑子は鏡を見た。
「まあ、これは、夢なの。きっと夢だわ。」淑子は言った。
「夢でも、いいじゃないですか。」
と修が顔を出して、淑子の髪とメイクを素早くやって消えた。
淑子の長い黒髪が復活していた。

一方、修に正装をしてもらった洋二も、驚いていた。
「昔の私です。妻に出会った頃の私です。こんな奇跡が起こるのですか。」
洋二は言った。
「はい、たまには、奇跡だって起こります。」修はにこりとした。

式の準備は進んだ。
教会には、数少ない親戚がいた。
神父が登場し、その横に、洋二がいた。
やがて、新婦が来る。

「新婦の入場です。」と声がかかった。
同時に、ウェディングの音楽がなった。
バージンロードにブーケを持った淑子が姿を見せた。

「淑子・・。」洋二は目を見張った。
初めて会ったときの美しい淑子のままに、その淑子が自分で歩いて来る。
美しい姿だった。
そして、最高のウエディング・ドレスだった。

呼ばれた親族も、みんな感激して涙を流していた。
淑子は、二人の子供に、ウェディングベールの端をもたれ、
ゆっくり歩いてくる。
洋二は、顔中涙でいっぱいにしていた。

淑子は、洋二を見て、にっこり笑った。
やがて、二人は、牧師の誓いの言葉を聞き、
「はい。」と一人ずつ答えた。
指輪の交換をした。
口づけのためにベールを上げ、見つめ合ったとき、
淑子は、ほほ笑みながら、頬に幾筋もの涙を流した。
やがて、口づけが交わされた。

外から窓越しに見ていた遠藤は、感涙にまみれていた。
『よかった、よかった、よかった。』
と心でくり返し、その内、声を上げて泣いた。

修と有香は、教会の入り口で見守っていた。
「お二人とも、若くなった分、長く生きられないの?」と有香が聞いた。
「うん。寿命は変えられない。でも、寿命の終わる最後まで、
 二人は、若い姿でいられるよ。健康な体で、1泊の旅行ができる。」
「よかった。」有香が言った。

5日が過ぎた。
有香がいるときに、修のところへ大倉洋二が訪ねて来た。
「淑子は、3日前に亡くなり、葬儀も無事終わりました。
 そこで、お礼に参りました。
 淑子と私は、あの結婚式と、1泊の旅行で、
 結婚生活のフィナーレを、若いまま、この上なく幸せな気持ちで、
 終えることができました。
 二人で、初めての愛を交わすこともできました。
 最後が幸せなら、その一生が全て幸せなものに思えると聞きました。
 ありがとうございました。
 淑子は、喜びいっぱいに他界しました。」

「ほんの少しでも、お役に立てたのなら、こんなにうれしいことはありません。」
修は言った。
「神様の贈り物と等しい贈り物をいただきました。」と洋二は言った。

「それで、あの、衣装とメイクその他の経費をご請求ください。
 おいくらであっても、お支払いたします。」
「それでは、3万円いただきます。」修は言った。
洋二は300万円を用意していた。
「それは、桁が違います。本当の経費をおっしゃってください。」
「奥様のウエディング・ドレスについては、奥様のご依頼です。
 他界された方へは、請求することができません。
 ですから、私が請求できるのは、新郎の服だけです。
 ウエディング・ドレスが主役でしたので、新郎の服は、
 実は、やや手抜きをさせていただきました。
 ですから、3万円は、正直な値段です。」

洋二は、惚れ惚れと修を見た。
「あなたは、なんと欲のない。
 わざわざ、私の家に見えて、淑子から「お願いします。」の言葉を
 聞かれたのは、ドレスの代金を無くするためだったのですね。」
「いえ違います。あれは、ご本人が本当にドレスを希望されているかを、
確かめるためでした。
 奥様の強い願いがなければ、あのドレスは、作れなかったのです。」

「わかりました。では、3万円をお支払いいたします。
あなたのご厚意は、一生忘れません。
 では、高杉様と、そちらのお嬢様と、本当にありがとうございました。」
洋二は、深々と頭を下げて、出て行った。

「そうだったんだ。だから、淑子さんの『お願いします。』を、
 聞きに行ったんですね。修さん、ステキ。」と有香が言って来た。
「違うよ。淑子さんのドレスを着たいという強い気持ちがあって初めて、
 ぼくの念が完成したんだ。淑子さんは、洋二さんに、ウエディングドレスを、
 どんなことがあっても見せたいと、強く強く思ってらしたんだよ。」
「そうか、愛があの奇跡を起こしたのね。」
「そういうこと。じゃあ、ぼく達も、上に行って、ニャンニャンしよう。」
「わあ、男性と!ちゃんと指圧してくださいね。」
「何倍も、強力なのしてあげるよ。」
「キャー!」

遠藤は、美容室の外壁にもたれながら、考えた。
「これで、美しい一つの物語のおわり。
 高杉修は、美容の考え方が違うと、あの大畠賢三は言った。
 その通りだよ。次元が全く違う。
 金儲け主義なんて、とんでもない。自分が損してるよ。
 どうしよう。大森ディレクターには。
 あんなディレクターには、もったいなくて聞かせたくない話だ。
 まあ、いいか。適当に言っておこう。

遠藤は、立って、ヤキトリでも食べに行こうと、
駅への道を歩いて行った。


<おわり>

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再投稿・ウルトラ美容師「ウエディング・ドレスをあなたに」<前編>

少し具合がよくなったのですが、また、ぶり返してしまいました。
そこで、一度お読みになった方には、申し訳ないのですが、
「ウルトラ美容師」の中の、私のお気に入りを再投稿したいと思います。
前編・後編の2話からなっています。2日に渡って投稿いたします。
=============================== 

ウルトラ美容師「ウエディング・ドレスをあなたに」<前編>


テレビ放送局TTBのディレクター森本敦が、
助手の遠藤勉を連れて、赤坂のある美容室を訪れた。
そこは、世界に誇るカリスマ美容師、大畠賢三の美容室だ。
忙しそうな店内であったが、奥の間に通された。

やがて、大畠賢三が現れた。
背は、175cm位で、年は40歳代後半だが、
若々しく、30歳代にも見える。
黒いズボン、黒いシャツの上に、光沢のあるオシャレなベストを着ていた。
森本と遠藤は立った。
「どうも、大畠先生、お忙しいところすみません。
 TTBの森本です。」
そう言って、森本は名刺を出した。
一同座ったところに、茶が出た。

森本が言うには、こうである。
この度、日本のカリスマ美容師6人を集め、「全国カリスマ美容師チャンピオン大会」を開き、全国放映したい。
北九州、大阪、名古屋、東京、仙台から、ナンバー1の美容師を集める。

大畠は、うなずきながら聞いていた。
まんざら悪い顔をしていない。
「で、一人足りませんな。さっき6人とおっしゃった。街は、5つですね。」
大畠は聞いた。

「もう一人、ある人物に来てもらうつもりです。
 その美容師は、世にカリスマを越える『ウルトラ美容師』などと呼ばれていまして、
 しかし、どうもいかがわしい。薄汚い美容室で何をしているかわからない。
 客をその気にさせる術が巧みで、大金を稼いでいるらしいのです。
 我々は、日本はおろか、世界五指に入るといわれている大畠先生に、
 ウルトラなんとやらの化けの皮をはがしてもらいたいというのが、
 番組のもう一つのねらいのなんです。
 大きなホールの舞台で、6人の美容師が並んで、腕を振るっていただく。
 ごまかし様がありません。そんな、企画でおります。」
森本は、そう言って、大畠の顔色をうかがった。

「結果は、目に見えていますな。」大畠は言った。
大森は、やった!という表情で、
「そうですとも。先生にかかっては、ひとたまりもありません。」
と、目を輝かせた。
「勘違いされておられますな。」
と、大畠は、大森を見た。
「私を入れた5人の美容師たちは、己の未熟を嫌と言うほど見せつけられ、
 もう立ち直れず、自滅をしますよ。
 自分が恥ずかしくて、最後まで、競技に参加できず、
途中でハサミの手が動かなくなるでしょう。
 
 私を世界の五指に入ると言ってくださったが、高杉修さんの右に出る人は、
 世界にいない。世界どころが、100年に一人出るか、出ないかの、
 不世出の天才です。
 技能はもちろんのこと、美容に対する考えが、まるで違う。
 その真似は、私達には到底できない。
 私が、憧れ、尊敬して止まない方を、
 よく調べもしないで、放送局ともあろうものが、何を考えているのです。
 それとも、5人の美容師が、圧倒され、己を恥じ、
再起不能になるのを、見たいのですか!」
大畠は、怒り、テーブルをドンと激しくたたいた。

森本敦と助手の遠藤勉は、けんもほろろに追い返された。
外に出た二人。
「大畠先生がああまで、おっしゃるからには、ほんとにすごい人なんでしょうかね。」
遠藤が言った。
「大阪の佐伯忠は、そうは言わなかったぞ。
 売名の上手い怪しい奴だと言っていたじゃないか。」
と森本。
「そうですね。」遠藤は腕を組んだ。
「遠藤君。ウルトラ美容師高杉修に1週間、張り付いてくれないか。
 奴のイカサマを暴き、裏をとってくれ。
 写真は撮らんでいい。もし、ウルトラがほんとに大天才なら、
 局は、大やけどをするからな。」
「はい。わかりました。」



その日の、7時ごろ、有香は、修の美容室に入り、2階に上がって行った。
すると、白衣の修が狭いところでラーメンを食べている。
有香は、修を見るのが初めてであった。
「あ、あ、あ、あ。」と有香は指を差し、「修さんですか。」と言った。
「ああ、びっくりした。今、即席ラーメンに全神経を集中してたんだよ。
 なんで、有香が、ここにいるの?」修は言った。
『あたしのこと知っていてくれてる。やっぱり、修さんだ。』
「わあ~、超イケメン。ああん。あたし一目惚れー。」
「もうすぐ、お客がくるからね。うがいして、歯を磨かないと。
 ああ、後半、ラーメンに集中できなかった。」
「ごめんなさい。あたしが洗うわ。」有香は言った。

しばらくして、ドアのベルが鳴った。
「あたしもついて行っていい。」と有香。
「いっしょに聞いて。相棒だから。」
相棒と呼ばれ、有香は、キャーと喜んだ。
遠藤勉は、ビルの壁に、ピタリと耳を付けていた。

入って来たのは、78歳くらいの白髪の男性だった。
修は、丸椅子を勧めた。
自分は、作業台の椅子を出してすわり、有香は、靴コーナーの椅子に座った。

「高倉洋二といいます。」
「私は、高杉修といいます。あそこにいますのが、相棒の白金有香です。」
「丸椅子におかけください。」
修は、勧めた。

高倉氏は語った。
「私の妻は、難病で、出会ったとき、妻はすでに車椅子でした。
 しかし、私は、妻の淑子に恋をし、周囲の反対を押し切って結婚しました。
 美しい妻でした。
 結婚式を挙げたかったのですが、計画をした日、妻の容体が悪くなり、
 私はとうとう、妻のウェディングドレスを見ることが出来ませんでした。

 妻は、結婚後も、ずっと車椅子でしたが、この45年幸せでした。
 しかし、2か月ほど前から、妻の容体が悪化し、あと5日ほどの命と言われました。
 そこで、私は、妻の最後に、ウエディングドレスを着せてやりたいのです。
 病気のせいで、妻の体のあちこちが曲がっています。
 話もろくにできません。
 もちろん昔のように美しくありません。
 しかし、そんな妻に似合うウェディングドレスを着せてやりたいのです。
 そして、少しでも、綺麗に見えるメイクと、ヘアーをお願いします。
 そして、車椅子でもいい、バージンロードを歩かせてやりたいのです。

 式が終わったら、1泊の旅行をし、妻の最期を看取ってやりたいと思います。
 妻でも着られる、ウエディングドレスと、
私の正装を作ってくださいますでしょうか。」

「わかりました。お引き受けいたします。
 一つ。お相手を見ないと、私は服が作れません。
 そして、奥様から、直接ご依頼を受けたく思います。」
「それなら、明日、我が家に来てくだされば、叶います。」
「では、夜の7時に参ります。」

高倉が帰っていった。
有香が泣いていた。
「どうして、泣いてるの?」修は聞いた。
「だって、おじいちゃんの心が、優しくて。」
「そうだね。だから、最高の結婚式にするんだ。」
修は、上を見上げた。

美容室の外で、遠藤も泣いていた。
そして、自分の張り込みの目的の反対のことを願っていた。
『ウルトラ美容師さん。どうか、その名に劣らず、
 素晴らしい美容をしてください。』

次の日、有香と一緒に、修は、大倉淑江に会いに行った。
斜めになった介護ベッドに、淑江はいた。
昔、美しかったという面影はあった。
「淑江さん。私にウエディングドレスを作って欲しいと願われますか。」
修は言った。
淑江は、うなずきながら、やっとの声で『お願いします。』と言った。
そして、修の方へ、手を差し伸べた。
修は、その手を両手で取り、しっかりと淑子を見た。


■次回予告■

ドレスも仕上がり、結婚式です。
高杉修、入魂のウエディング・ドレスです。

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ウルトラ美容師・高杉修<第1話>後編「高杉の美容」

少し体調が回復しました。後編を投稿いたします。
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ウルトラ美容師・高杉修<第1話>後編「高杉の美容」


「わかりました。
 私はあなたに、靴を作りましょう。
 そして、服と帽子を。
 そして、リップです。
 髪を少しだけ、カットしましょう。
 これらは、あなたが彼に話しかける勇気を与えてくれるはずです。
 さあ、では、靴から作りましょう。一緒に見ていてください。」

修は立ち上がって、靴作りのコーナーへ行った。
美香は、ついて行った。
やっぱり、天才は変わっていると思った。
「靴のサイズは、24.5ですね。」
「わかるんですか?」
「もちろん。」
修は、驚く速さで、皮を切り、靴の形に、特殊なミシンで縫い、
形ができると、不思議な模様でできたインド綿のような布を皮に縫い付けていった。
かかとは1cmくらいの高さ。
靴の甲に、蝶々の形のアクセントを付けた。
それが、見事にステキだった。

見る間に、左右1足の靴が出来た。
修は、嬉しそうに美香に渡して、
「どうですか。世界に1足しかない、あなただけの靴です。
 履き心地は満点ですよ。今、履いてみてください。」と言った。

美香は、そうっと靴に足を入れた。
靴はこれ以上ないほど、足にぴったりだった。
「わあ~、ステキです。羽のように軽くて、幸せな気持ちになります。」
美香は、感激した。
「次は、その靴に合うような、ワンピースとボレロを作りましょう。」
修はそう言って、ずらりと並んだ布の棚から、1つを取り出した。
「わあ~そんな柄の布、見たことありません。」美香は言った。
「でしょう。これ、シルクロードを渡って来た布です。」
修はにっこり笑うと、美香の採寸もせず瞬く間に、
スカート部にフレアのたっぷりある肩見せのワンピースを縫い上げた。
そして、薄地の布で、ボレロを作り、同じ布で、ツバ広の帽子を作った。

美香は、作られるもの、作られるもの、あまりにもステキで、
夢を見ているようだった。

修は、美香を丸椅子にかけさせて、白い布を首に巻き、
チョチョンとハサミを入れた。
ショートであった美香の髪が、そのチョチョンで、
一気にスタイリッシュになった。

「じゃあ、あそこで、服を着替えて来てください。」
修は言った。
美香は、服の肌触りの良さに驚いた。
たっぷりのフレア。薄地のボレロ、そして、ハット。

更衣所から降りて来た美香に、修はリップを一引きした。
「この色のリップは、この服の色に合わせて、今、私が作ったものです。
 世界で、あなたしか持っていません。」
修の言葉に、美香は、感激した。
「では、姿見で見てみましょうか。」
鏡を見た美香は、まるで別人を見るように思った。
スリムになったわけではない。
鼻が高くなったわけでもない。
メイクは、リップだけ。
だのに、心の中に幸せな気持ちがあふれ、
喜びで、目が潤んで来るのだった。

美香は言った。
「ありがとうございます。
 どんな私の劣等感も、今のこの幸せな気持ちには勝てません。」
「よかった。彼に話しかける勇気が出そう?」と修。
「はい。大事なことがわかりました。
 世の中は、乗り越えられないことがたくさんあるけれど、
 乗り越えられることもたくさんあるっていうことです。」
「そう。」と修はにっこり笑った。

美香は、料金を払おうとした。
「貯金を全部持ってきました。」
「うちは、後払いなんですよ。
 私のしたことで、役に立ったと思える額だけ、
 後で、郵便ポストに入れておいてください。
 それは、5年後でもいいし、10年後でもいいんです。」
「そんな、靴や服は、お返しするんですよね。」
「いえいえ、リップを含め、全部あなたのものです。」
「そんな、金額に変えられません。」
「じゃあ、こうしましょう。
 あなたと、彼が、結ばれたとき、1万円いただきます。」
「まあ、修さんは、サンタクロースですか。」
「そう呼ばれることが、一番うれしいです。」
修は、にっこりした。



3日後の夜。
修の美容室のドアをノックする音があった。
修がドアを開けると、美香ともう一人男性がいる。
美香と同じ、少し太めで、背は同じくらい。
修は、一目で、それがだれだかわかった。
いかにも優しそうな青年だった。
「おかげ様で、私達お付き合いすることになりました。」
美香が言った。
「茂樹さんです。」
「そうですか。いい感じの方ですね。」と修。
「はじめまして。修さんは、ぼくたちのキューピッドです。」
と茂樹は、言った。
「あら、サンタクロースさんとお呼びする方がいいのよ。」
と、美香が言い、3人で笑った。

挨拶だけして、帰りに美香と茂樹の二人は、お店のポストに1万円を入れた。
「将来、ぼく達がお金持ちになったら、もっとお支払いに来ようね。」
と茂樹が言った。
「そうね。でも、お金持ちにならなくても、幸せになれば、
 修さんは、それで喜んでくれそう。」
「そうか、そんな人だったね。」

二人が寄り添って歩いているとき、
修は、即席ラーメンのお楽しみタイムにいた。


<第1部 おわり>

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再投稿・ウルトラ美容師・高杉修<第1話>「美香の願い」前編

体の具合が、悪くなりまして、今日の投稿、どうしようと思っていたのですが、
昔よくやりました「再投稿」で凌ぐことにしました。
私のお気に入りの「ウルトラ美容師」の第1話だけ、
2話に渡り、投稿します。読んでくださるとうれしいです。
==================================


ウルトラ美容師・高杉修<第1話>「美香の願い」前編


夜の7時の少し前、線路に沿った道を、
17歳くらいの私服の女の子が、洋服の入った袋を山と抱えて、
ある、白い2階建ての小さなビルの裏階段を上って行った。

部屋の灯りをつけると、そこは洋服だらけの部屋である。
少女の背は162cmくらい。
茶の髪を長く伸ばし、ドキッとするほどの美少女だ。
ウエストを絞った花柄のスリム・ジャケットを着て、
下は、薄地のロングワンピース。
上着によくマッチしたパープル。

少女は、部屋の灯りを点け、大きなドレッサーの前に座った。
髪の毛の額の生え際に、手をやり、そっとロングの髪をはずした。
髪は、ウィッグである。
下は、ベリーショートと言える短髪だった。
ウィッグを丁寧に梳かし、ウィッグスタンドにかぶせた。

それから、少女は、額の上に手をやり、
まるで、薄い布をはがすように、顔の表面の膜をそっとはずした。
すると、バッチリとメイクされた顔の薄皮がはがれ、素顔が現れた。
素顔は、端正な顔立ちの男性である。
彼は、だぶだぶの白い作業着に着替えた。
まだ、ピエロのような姿である。

彼は、鏡に向かって、鼻をつまみ、口を固く閉じて、
『ムッ!』と息を吐き、バルン人形を膨らませるように、体の中に吹き込んだ。
すると、肩が張り、手足が伸び、身長175cmほどの背になって、
だぶだぶの作業着にぴったりと体が収まった。
彼の名は、高杉修。
インドの山奥で、特別な修業をして、
「気」によって体形を変えられる術を会得した。
知る人には、「ウルトラ美容師」と呼ばれている。
1日に、事情のある客1人しか見ない。

「7時10分か。」と彼は時計を見て、
「カップラーメンを食べる時間はあるな。」
そう独り言をいって、狭いキッチンに入って行った。

彼は、お気に入りの即席ラーメンを食べるのが、何よりの楽しみだ。
毎日何回食べても飽きない。
即席ラーメンは、カヤクも具もなく、ただ湯を注ぐだけのもの。
3分待つところ、1分にし、半分固いところをお菓子のように食べるのが好きだ。
まるで、ベ○ー・スターのように。
いろいろ食べたが、これ以上のものはないと思っている。

斉藤美香・25歳は、線路沿いの道をキョロキョロとしながら歩いていた。
この辺であるのに、美容室らしきものはない。
ただ、白い2階建ての箱のような建物が、一番それらしい。
窓は、小さい窓1つで、そこに、「美容サロン」とネオンがある。
ここしかない。
だが、カリスマ美容師を遥かに超える天才ウルトラ美容師の美容室にしては、
心配なほど、飾り気のないところだ。
予約を7時30分にした。
あと10分。

偽者かも知れないと思った。
ケータイのサイトで調べたが、「ウルトラ美容師」の名声を利用し、
偽者がはびこっている。
本物は、高杉修という。
美香は、ドアにある小さな札を見た。
「高杉修 美容室」とあった。
間違いない。

美香は、そうっと中に入った。
なんだここは。
一見職人の作業場だ。
プロ用のミシンがある。
靴を作るための作業コーナーがある。
背もたれのない丸椅子が1つ。
これが、客用だろうか。
壁に姿見が1つ斜めに立てかけられている。
怪しい。
美香は、今のうちに帰ろうかと思ったが、思い返した。
天才というのは、えてしてこんなものだ。
変人が多い。
自分がここに来たのも運命。
それに賭けることにした。
美香は、丸椅子に腰かけて待った。

約束の7時半になった。
白い作業着を来た人物が階段から降りて来て、
美香はやっと安心した。
とても清潔な感じの、ステキな人だった。

「ああ、ごめんなさい。待ちましたか?
 声かけてくれればよかったのに。」
と修は、無邪気な声で言った。
美香は、椅子から立ち、
「斉藤美香です。高杉先生ですか。」と言った。
「『先生』なんて止めてください。そうだなあ、『修さん』とでも呼んで。」
「あ、はい。修さん。」
と美香は言い、『間違いない。この人こそ、天才ウルトラ美容師だ。』と確信した。

修は、美香に丸椅子を勧め、自分は、ミシンの椅子を出してきて座った。
「えーと、子供の時、容姿でさんざんに侮辱され、
来たるクラス会に、もうからかわれない姿で行きたい。そういうことでしたね。」
修はそう言った。
「はい。悪い言い方だと、見返してやりたいのです。」
「男子を?女子を?」
「男子です。女子は、やさしかったです。」
「自分の容姿のどこが一番嫌いですか。」
「太っていますが、嫌いじゃありません。
 鼻が低いですが、嫌いじゃありません。
 自分自身では、自分の容姿は嫌いじゃありません。
 ただ、周りの人たちが、そうは見てくれません。」

修は、少し間をおいて、美香を見つめた。
「周りの人がではなく、『彼が』なのではありませんか。」
修は、ゆっくりと言った。
修の言葉に、美香は、修を見て、頬を染めた。
美香は、うつむいた。
「はい。好きな男の子がいました。
 彼に、もう一度会いたいんです。
 そして、綺麗になったねと、言って欲しいんです。」
「その彼も、子供の時、あなたを侮辱しましたか。」
「いいえ。彼だけはそんなことしませんでした。
 バカにされる私を見て、辛そうにしていました。」

修は、嬉しそうにうなずいた。


■次回予告■

第一部・後編です。
高杉修は、美香に対して美容を行います。
はたして、どんな美容でしょう。


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女として死なせて<後編>Let me die a woman

ここにある画像は、すべてイメージです。
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女として死なせて<後編>Let me die a woman


男性が、白衣のドクターと話をしています。
その間、全裸の若い女性が、隣の部屋のベッドに横たわっています。
当時はやっていたカーリーヘア、ブロンドの子です。
横になっているので、ピップが豊かにあるように見えます。
胸はAカップ位。
映画の流れとして、その子は男の子です。

多分あるだろうPは、股間に回しているので、見かけは女の子と同じです。
私は、思いました。
『これで、キスして、体を愛撫するまで、全く女の子と同じじゃない。』

カウンセリングで、ドクターはこんなことを言っていました。
「あなた方は、ゲイではありませんよ。
 あなたが彼女を女性と思う限り、
 彼女が、自分を女として、あなたを愛する限り、
 それは、男女です。ヘテロです。」

青年がカウンセリングを終えて、女の子のベッドに行きます。
青年は背が高く、女の子が小さく見えます。
青年がガウンを脱いで、女の子の上に乗ります。
そして、二人は、キスをして絡み合います。
全く、男女のセックスです。

いよいよ青年は、女の子の太ももに手を入れます。
そして、女の子が股間に隠している「男のもの」を、引き出します。
女の子は、そのものを興奮させます。
37146-sensual-shemale-pic.jpg


そのとき、私の後ろにいた、黒人のペアーが、
「オー、イエイ、いいぞ、そうでなくちゃ。」
みたいな言葉で、はやしたてます。
『ここは、はやすところではないでしょう!』と私はむかつきました。
でも、そのとき思いました。
『この映画を見に来る。もしかして、男女のぺあ2組に見えるけど、
 女の子の方は、女装子かも知れない。そう言えば、女の子の声が、
 少し低いのです。」
そう思ったら、あんまり腹が立たなくなりました。

映画の二人は、最後の段階まで来ていました。
女の子が、青年に後ろから突かれていました。
私は、思いました。
これなら、ますます、女の子とかわらない。
ナレーションが入りました。
「みなさん。これなら、男女のセックスとほとんど変わらないと思いませんか。」

「そうだ、そうだ!」と後ろの黒人たちが言っていました。

最後の場面です。
30歳くらいの女性が、かなり豪華な部屋にいます。
セクシーな下着を着けて、その上から、毛皮の真っ白オーバーを来て、
ビクトリア調の肘掛ソファーに座って、外を見ています。
外では、緑の芝生で、中学生が野球をしています。

その内、ボールが夫人の部屋に飛んで来て、ガチャンと窓ガラスを割りました。
中学生の男の子がやってきて、
「すみません、ガラスをわってしまいました。」
そう言うと夫人は、
「いいのよ、こっちにいらっしゃい。」
夫人は、それから、中学生を、徐々に、徐々に、誘惑していきます。
中学生の手をとって、自分の乳房を触らせます。
映像が素晴らしく、青年が、喉をごくんと鳴らす様子や、
コメカミから、アゴの筋肉が震える様子を捉えていきます。

夫人は、青年を前に立たせ、ズボンのベルトを解き、
アレをむき出しにして、フェラをします。
青年は、とらえられた獲物のように、何もできません。
フェラの半ばで、夫人は、コートの中の、自分のショーツの中に、
青年の手を導きます。
すると、そこには、女性にあってはならないものが、息づいています。
青年は、はっとして、後ずさりしようとしますが、
「お返しをして。」と夫人に言われ、
青年は、ひざをついて、夫人のPを、口に入れます。
999.jpg

映画は、ここで終わりでしたが、
私は勝手に妄想しました。
その後、青年は、女装をされ、夫人の虜になってしまう。
綺麗なブロンドのかつらを被り、夫人のメイドにさせられる。
青年は、それを嬉々としてやっていく。

小説よりずっと興味本位に作られていましたが、
映画としては、珍しく、いい出来でした。
また、見たいと思っています。

<おわり>


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女として死なせて(Let me die a woman)

女として死なせて(Let me die a woman)


220px-Letmedieawoman.jpg


これは、一度書いた記事ですが、消去してしまいましたので、
もう一度書きます。

アメリカで本屋さんに行ったとき、
私は、偶然、この本を見つけました。
タイトルよりも、表紙の挿絵でわかりました。
男性がメスをもって、その皮を破り、成人の女性が生まれて来ています。
私は、衝撃を受けて、すぐ買って読みました。
英語は不得手でしたが、こういう本は、読めるのです。
とても、まじめなドキュメンタリーでした。

それから、数か月たったとき、
アダルト映画地帯を車で通ったとき、同じタイトルの映画がありました。
でも、映画館は、XXXという、「最高にエッチ」というマークがありました。
でも、見たいという気持ちに勝てません。
私は、アパートで男服に着替えて、見に行きました。
中は、すいていました。
列の2つ後ろに黒人のカップルが2組いました。

映画は始め、とても綺麗な女性が、ベッドから目覚めるところから始まりました。
下着を着替え、ワンピースを着て、洗面をし、台所で、
簡単な朝食を作ります。
それを、ソファーに持ってきて、紅茶を一口飲みます。
そしていうのです。
「去年まで、あたし、男だったの。」

私の頭は、もう、ガーンでした。それほど綺麗な人だったのです。

映画は、それから、ドキュメントタッチでいろんなケースを、綴っていきます。
寒い服に、教会の前を、黒髪の美しい女性がコートを着て歩いています。
そこに、背中を丸めた男が来て、彼女に何か言います。
彼女は、うなずきOKを出します。
狭い部屋に二人がきます。
「あたし、今日アレの日なの。お口のサービスだけでいい?」
「君くらいの美人ならいいよ。」
そして、彼女のお口のサービスが始まります。
男は、果てます。上機嫌で帰って行きます。

一人になった彼女は、黒いスリップを脱いで、シャワー室に入ります。
そこで、ショーツを脱ぐと、股間に隠してあった、男の証しが、飛び出します。
私は、ビビビンと興奮してしまいました。

後ろの黒人カップルは、拍手をしています。
(拍手は、やめてほしいな。)と私は思っていました。

レオタード姿の、ダンス教室のシーンに移ります。
ポニーテイルにした女生徒は、集中力を欠いているようです。
若い先生に、
「気分が落ちているのね。後で教務室に来て。」と言われます。
練習が終わり、若い先生の部屋。
「欲求不満だわ。」とその生徒にいいます。
「あたしのこと嫌い?」
「好きです。大好きなの。」
「あたしも、あなたが好きよ。」
先生の部屋のとなりにベッドがあります。
「あたしにとって、あなたは特別な生徒なの。」
「あたしも、セックスできるの先生だけです。」
二人は絡み合い、レオタードを脱いだとき、わかります。
二人共、男の子なのです。
8214-lovely.jpg

女の子にアレをつけた偽造ではなくて、本物でした。
私は、生徒の子がとくに可愛くて、
完全に興奮してしまいました。


(次回に続きます。)


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「ちょっと一息」作品について

九州の震災で、辛い生活を余儀なくされている方々。
早く地震が収まり、復興されますことを、お祈りいたします。
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「ちょっと一息」作品について


小説「MF」が終わりましたので、自分のことで恐縮ですが、
少し書かせていただこうと思います。
「MF」を最終回まで書くのに、とても苦労しました。
主題が深く、重いので、どうやって明るく平和に終われるだろうかと、
考えながら、行き詰まり、何度もギプアップしようかと思いました。
しかし、毎回読んでくださっている方もいらっしゃると思いましたので、
なんとかがんばって書きあげました。

実は、この「MF」を書きながら、「性感マッサージ・相沢京子」を、
発表をしないつもりで書き直していました。
結末が軽すぎると思いました。自分で納得がいくように書きたかったのです。
でも、これ書いていると、どんどん話が暗くなって行くんですね。
その気持ちを明るくするために「MF」を書いて、
元気が出てきたら、「性感マッサージ・相沢京子」を書いていました。

私は、「新ヒロイン」として登場させました「柳沢聡子」を書いていると、
気持ちが一番癒されます。自分の気分が落ちて来た時の取って置きです。
書いていて一番楽しいのは、「スーパー洋子」です。
でも、頻繁に書いたのでは、洋子の値打ちが下がる気がして、
書くのを我慢しています。というより、ネタがないのが、正直なところです。

私は、自分の過去の作品をよく、読み返します。(おめでたいですね。)
「スーパー洋子」が一番読みたくなります。
「IQ200の天才少女希来里」と「番長の四天王」との戦いを読むのが好きです。

「ネタが浮かばないときは、苦しいですね。」とある方に言ったら、
「ラックさんは、小説を書けるから、うらやましいですよ。」と言われました。
「だって、私の、字ばっかりですよ。写真のある方がうらやましいです。」と私。
「写真があってもね。おもしろい写真じゃないと、だめなんですよ。」とその方。

皆さん、ネタに苦労されているんだなあと、私、ほっとしました。
今回の長い小説で、ランキングが下がりました。
(いつも、小説を書くと下がります。)
ま、めげずに、ボチボチがんばりたいと思います。
たくさん、お出で下さいますように、お願い申し上げます。

ラック

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物語『MF』⑦ 「あの並木道のときのように」最終回

最終回です。あっち飛び、こっち飛びの物語になってしまいました。
書き終わるのにとても苦労した作品です。
今まで読んでくださり、ありがとうございました。
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物語『MF』⑦ 「あの並木道のときのように」最終回


小早川宗雄は、研究室で新聞を見ようとしていた。
1面いっぱいの大きな記事を見て叫んだ。
「おお、杏子さん、見たかい?」
「なんですか?」杏子がやってきた。
「MF成分解禁だって。
 今まで、MFを独占していたT国が、世界にMFを提供したんだ。
 これで、どの国も自国でMFを生産できる。」

「そんな自国への損になることをどうして、するんでしょう。」
「世界戦争を懸念してだと思うよ。
 今まで、MFの秘密を探ろうと、世界の諜報員の潜入が後を絶たなかった。
 だから、この国は、広大なMFの栽培地を、軍隊が守っていた。
 だが、他国の侵入は、その内なくなって来た。
 諜報活動がばれたら、その国へのMF製品の輸出をストップするという制裁を
 かけたんだ。これには、その国もたまらない。国の全女性の抗議に合う。

 この国は、自動車やPCを生産している先進国と思われていたが、
 大手の会社の8割、9割が外国資本で、利益をそれだけ、
 みんな外国に持っていかれる。残りの1割、2割で社員の給料を分配していたんだ。
 だが、MFにより国益が一気に増え、外国資本を完全に追い出した。
 100%自国の資本でやっていけるようになった。
 社員の給与は4倍になった。
 そこで、MFを解禁にする気になったんだと思う。
 スパイどころかMFを求めて、国ごとごっそりいただこうとする国は、
1つや2つじゃないからね。賢い国だね。」
「そうですね。」



夏休みを目前に控えた、昼食時。

ユキ、隆子、邦子、モモが固まって昼食を取っていた。
そこへ杉田浩美という男の子がやってきた。
小柄でやせ気味だ。
「いっしょに食べて言い?」という。
「もちろん。」と4人は席を1つ作った。
「ぼくね、MFの人がうらやましくてたまらない。」
「わかった、浩美くんは、女装がしたいのね。」邦子が言った。
「うん。その通り。でも、ぼくはMFっ子じゃないから、
 女装しても、似合わない。それが、悩み。」
すると、モモが立って、浩美をじろじろ見まわした。
「浩美、立ってみて。」モモが言う。
立った浩美を、モモがまたジロジロ見る。
「もういいよ、座って。」とモモが言った。

みんなは、座ったモモの言葉を真剣に待った。
「浩美は、半分MFっ子だよ。」
「ええ?」とみんな。
「MFには、ハイ、ここからMFです、なんて線はないのよ。
 邦っぺみたいな、女の塊みたいな子から、
 女の子を前にすると、ときどき男言葉が出ちゃうようなユキみたいな子まで、
 いろいろなのね。
 それと同じ、男の子の中にも、浩美みたいに、限りなくMFみたいな子もいる。
 女の子の中にも、あたしみたいに、MFっ子を、ド女にして、征服したいのもいる。
(邦子が、自分を指さして、「アタシのこと?」と聞いている。)
 じゃあ、浩美はあたしと背丈が似ているから、今日、あたしンちで、
 浩美をド女にしよう。着るものは、あたしのを着る。
かつらだってたくさん持ってるし。」

モモのマンションに5人で来たのは、3時ころだった。
中は、2LDKと広い。
「わあ、広い。」と隆子が言った。
「あたし、お金持ちの子だからね。」とモモはニコッとしていった。

浩美の上半身を裸にしたとき、邦子は気が付いた。
「浩美の乳首、あたし達くらいに大きいわ。」
そう言って、邦子は、浩美の乳首をくりくりと刺激した。
「あ~ん、それ感じる。」と浩美。
「浩美は、やっぱり、MFが混じってるわ。」と邦子。

みんなで、寄ってかかって、浩美を女の子にした。
キャミのワンピース。赤と白のチェック。
邦子は、ショーツの女の子の股に見える履き方を教えた。
茶系のボグヘアーを被せて、ブラシを入れた。
つけ睫毛。チーク、リップ。
出来上がり。

浩美は、小柄な可愛い女の子になった。
4人は、浩美をジロジロ見て、
「浩美、女の子で学校来て大丈夫よ。」とユキが言った。
浩美本人が、一番驚いていた。
「女の子に見える。ぼく、うれしい。」
「アタシうれしいでしょ。」とモモ。
「あ、うん、アタシうれしい。」と浩美。

「ね、瞳にしばらく鏡を見させておこう。
 あたし達は、ティータイム。」モモが言った。

10分くらいして、鏡に見入っている浩美のところへ行った。
浩美を壁の大鏡の前に立たせた。
モモと隆子で、浩美の腕を抑えた。
「邦っぺ、女装子が一番喜ぶことやって。」
「わかるわ。」
邦子は、浩美の前に行って、ショーツを脱がせた。
そして、スカートの前を上げていった。
やがて、浩美の固くなったPが現われた。
「あらあ、浩美女の子なのに、これは、何なの。」
邦子が、浩美のPをそっと触る。

「いや~ん、感じちゃう。」
浩美は、簡単に女の子の声をあげた。
「浩美、だれにキスしてほしいの。」
「ユキ。」
「光栄だわ。」ユキはそう言って、浩美にキスをした。
舌を少し入れた。浩美はそれを受け入れる。
邦子は、浩美のPを口に頬張り、愛撫を始めた。
浩美は、ユキの口の中で、喘いでいる。

腕を持っている隆子とモモは、
浩美のキャミから手を入れて、乳首を愛撫した。
ユキが唇を解くと、
「あん、いやん、あたし、感じる。お願い。許して。」
と叫んだ。
「4人に襲われて、浩美ラッキーよ。」とモモが言った。

「ああん、はじめてなの。あたし、すぐにイっちゃう。
 ああん、イっちゃう。イっちゃう、イっちゃう。」
浩美は、叫んだ。
「浩美、すごく可愛い。」
ユキがもう一度キスをしたとき、浩美は痙攣した。
そして、邦子の口の中に、放射した。

「ああ、うれしかった。」
浩美は、そういって、ジュータンの上に崩れた。

その日から、クラスに女の子が一人増えた。
女の子の中で、170cm背のあるボーイッシュな安田成美という子が、
浩美に目をつけて、二人はカップルになった。



11月初旬。
「わあ、すごい!」と、隆子はYouTube を見ながら叫んだ。
ユキのサイトが、すべて60万アクセスを超えている。
オリジナルで隆子の一番好きな曲は、70万を超えている。

ユキをボイス・トレーニングしてくれるミニスタジオの7人も、
ユキの歌を聞きながら言った。
「そろそろ、いけるね。」
「同感だ。」
1曲が終わって、遠藤忠雄というリーダーは言った。
「ユキ、そろそろライブやってみるか。」
「え、ほんとですか。うれしいです。」
「100人くらいのミニホールだ。席あり。
 まあ、チケットは、2000円くらいでね。
 12月のクリスマスねらい。
 それから、報告がある。
 俺たち7人で事務所を作ることになった。
 で、ユキが契約してくれたら、
 ユキが、俺たちのたった一人のシンガー。
 どう、受けてくれる。」
「もちろんです。めちゃくちゃうれしいです。」
ユキは、心が宙に浮かびそうになった。

トレーニングが終わり、ユキはすぐ隆子に電話した。
「わあ、ほんと!ユキなら絶対いけるよ。」
「ありがとう。隆子が毎日聞いてくれたから、
 You Tube の得点上がった。今のところ、何が一番いい?」
「『サヨナラの後で』もう何回聞いたかわからないよ。」
「うれしいな。それ、ぼくも一番好き。」
(また、「ぼく」って言った。と隆子は思う。)
「あたしに一番に教えてくれたの。」
「だって、隆子がいちばん聞いてくれてる。」
「ご家族にも、早く電話して。」
「わかった、じゃあね。」

ユキの人気が出たら、自分は遠い存在になってしまう。
初めはそう思っていた。
だが、今は、ユキは、いつまでも、ぞっとそばにいてくれる。
そう思えるのだった。

12月19日(土)。
ライブ当日。100人のミニホールは、満杯だった。
ジョイント・ライブではなく、ユキのワンマン・ライブだ。
ユキの家族3人、
クラスの友達、隆子、邦子、モモ、浩美、安田成美が来てくれていた。

ユキは、黒い細身のセーター、こげ茶のミディスカートという、
いつもの姿で出て来た。
コアなファンがいてくれるようで、キャーキャーいっていた。
前半は、弾き語りを3曲やって、語りに入った。
「皆様、来てくださって、ありがとうございます。
 えー、あたしの性別は謎ですが、一応MFですので、男であり、女の子です。
 都合のいいほうを選んでください。(会場笑い。)
 今日は、あたしの生まれて初めてのライブです。
 このライブは、一生忘れないと思います。
 そして、来てくださった方も、一生忘れないと思います。
(会場拍手。無理でしょう!など声が飛ぶ。)
「今言ってくださった方、お名前は?」
「ヨッシーだよ。」
「ヨッシーさん、覚えました。次のとき、同じ格好で来てください。」
「また、来さすんかい?」
(会場は、爆笑。)
 あたしは、デビューしたばかりですので、あまり持ち歌がありません。
半分くらいは、カバーになると思いますが、ご勘弁ください。

3曲しっくりやって、お着替え。
バックバンドのドラム、シンセ、ギターの三人でユキの曲をメロディで
引いてくれている。
やがて、ユキが出て来て、また、キャーとファンの声。
ユキは、赤いミニのサンタ服。
長くて綺麗な脚を、初めて披露する。
ファン達は大喜び。
「あんなに脚が長いのに、ミディはもったいないよね。」
などと言っている。
ユキは、サンタの帽子をかぶっていて可愛い。

ギターを肩から吊って、バンドをバックに、
まずは、「オブラディ・オブラダ」。
会場総立ち。

隆子は思っていた。
ホールが、その内東京武道館になるかもしれないな。
でも、ユキはいつも自分のそばにいてくれる。
そして、学園の並木道のときように、
あたしのために、ギターを弾いて歌ってくれる。

<おわり>


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物語『MF』⑥ 「結ばれる二人」

次回、いよいよ最終回に致します。ここまで読んでくださり、
ありがとうございました。
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物語『MF』⑥ 「結ばれる二人」


ライブ会場前の広場に来たら、けっこうクラスのカップルに出会った。
「わあ、ユキも隆子も、ばっちりじゃない。
 オシャレすると、ここまで美少女なんだ。」と褒められた。
邦子とモモもいた。
モモは、邦子の腕を抱いているが、引っ張っているのは、完全にモモだった。
「わあ、メイクしてる隆子もユキも初めて見た。感激。」と邦子は言った。
「邦っぺ、あたしもメイクしてるのよ。」とモモ。
「ああ、そうね。あたしもよ。」と邦子。
二人は、笑って行ってしまった。

「あの二人、長続きしそうね。」と隆子は言った。
「隆子とあたしも、長続きしそうよ。」
ユキが言った。
「そう願ってる。」隆子はにっこりと言った。

中に入ると、席は最も後ろだった。
「でも、ここ、ラッキーよ。」とユキ。
「どうして?」
「後ろのスペースで踊れる。」
「ユキ踊れるの?」
「中学のとき、踊りのリダーだよ。」
「わあ、すごい。」

ライブが始まった。
思った通り、後ろのスペースで踊れる。
隆子も踊りがうまくて、二人で踊り尽くした。

ライブは夢のように始まり終わった。
ユキと隆子は、暗い道をどこへ行く当てもなくあるいていた。
「ねえ。隆子は、ほんとにあたしみたいな女みたいな男子が好きなの?」
「うん。子供のころから、タレントの男の子が女装する番組大好きだった。」
「あれ、みんなどこか男を残してるじゃない。
 声とか、話し方とか歩き方とか。そういうので男の子を感じて好きなんじゃない?」
「あたしは、そんなのいらない。完全に女の子になってる子が好き。
 うっかり『ぼく』なんて出ちゃうのは、チャーミングだと思うけど。
 モモなんか、もっと徹底してて、女女した女装子が好き。だから、邦子。」
「ふ~ん。そういう女の子がいてくれるんだね。」
「大勢いるわよ。クラスの半分の子が、MFっ子が好きよ。」
「そうなの?」
「うん。あたしも、その一人。」

二人は、その内レンタルルームのところに来た。
「あのう、あたし、女の子の経験ないけど、入らない?」とユキ。
「あたしも、男の子の経験ないけど、入りたい。」
「その前に、踊って服が汗だらけだから、あそこの洋服店で、
 1980円のワンピース買わない?」
「うん。賛成。」

二人は、それぞれ、赤と青のチェックのワンピースを買って、
レンタルルームに入った。
シャワーを浴びて、買ったワンピースを着た。
下着を何もつけないで、ワンピースを着ることに決めた。
靴を履いて鏡を見たら、隆子の靴のかかとが高く、二人は同じ背に見えた。
二人は、いつも間にかキスをしていた。
隆子が、男の子のように、上からキスをしてきた。
「ユキ、思い切り女の子になって。あたし、その方が興奮する。」
「ええ、いいわ。」
何度もキスをしていると、ユキのPが大きくなって来た。
「隆子。アレが大きくなってはずかしい。」
「鏡に映してあげる。」
隆子はそう言い、ユキを鏡に向けて、後ろからユキのスカートを上げていった。
「ああん、隆子恥ずかしいわ。」
「あたし、可愛い子にコレがあると、興奮する。」
「ほんと、そうなの?」
「あたし、興奮して、少し濡れて来ちゃった。」
ユキは、認識を新たにした。

隆子は、後ろから、ユキの体を撫ぜてきた。
MFっ子の乳首は、ものすごく感じる。
隆子は、それを見つけた。
服の上から、愛撫された。
「あ、いや~ん。そこ、すごく感じるの。」
「今、ユキ、すごく女の子だったわ。もう少し。」
「ああん、ダメ、お姉様、許して。」
「やん、すてき。ユキがどんどん女の子になっていく。」
「隆子をお姉様にしちゃった。」
「お姉様になるのが、あたしの夢だったの。」

「お姉様、交代。」
ユキは隆子の後ろに行って、乳房と乳首を愛撫した。」
「ああん、感じるの。お願い、止めて。」
「だめよ。あたしを女の子にしたから。」
ユキは、隆子の体中を撫で回した。
隆子は、息を荒くした。

二人は、お互いのワンピースの背のファスナーを下げた。
そして、裸になってベッドに乗った。
裸のまま、キスをし合い、抱き合ったまま上下になった。
「ね、お姉様の一番感じるところを教えて。
隆子はユキの中指を、ベリースポットに持って行った。
「ここね。」
ユキは、その部分の周りが濡れていることに驚きながら、
教わったスポットを愛撫した。
すると、隆子が悲鳴を上げた。
「ああん、ユキ、そこなの。たくさん愛撫して。」
「わかったわ。たくさんしてあげる。」
きっと自分の乳房より感じるのだろうなあと思った。

隆子は、ユキを抱きしめて、悶えていた。
「ユキ。ユキに、バージンを上げたいの。
 ユキ、入って来て。」
「あたしに、くれるの?」
「ええ、ユキにあげたいの。」
ユキは、初めてのときは、出血すると知っていた。
枕のタオルをはがし、隆子の股間の下に敷いた。
「隆子、行くよ。」
「ええ、来て。」
隆子は脚を開いた。
ユキが挿入すると、一瞬隆子が痛みで顔をしかめた。

ユキは、体を前後した。
本能が自分を動かしていると思った。
男としての感情に支配されていた。
激しく体を動かすと、隆子の悲鳴は激しくなった。
隆子の裸、悲鳴、それらすべてが、ユキを興奮させた。

その内、隆子の体が微動してきた。
ユキも耐えがたくなってきていた。
「隆子、ぼくイっちゃう。抜くよ。」
ユキは、隆子のお腹の上に、イった。
隆子がまだだったので、ベリースポットを愛撫した。
間もなく、隆子は悲鳴を上げ、体を硬直させて、痙攣した。
「隆子、果てまで行った?」ユキは聞いた。
隆子は、ユキを抱きしめた。
「うん。イったの。誰かにしてもらったの初めてだから、うれしかった。」
「ぼくも、女の子初めてだから、感激した。」
「ユキ、『ぼく』って2回言ったよ。」と隆子。
「だって、あれは、男の子の動きだから。」
隆子は、このときのユキは、『ぼく』がいいと思った。

しかし、人によってはそうではなかった。
ここは、別のレンタル・ルーム。
邦子とモモは、フィニッシュが近づいていた。
邦子が、真っ裸で下になっていた。
邦子のそれを入れて、モモがまたいでいた。
モモが体を上下している。
「あん、モモ、あたし、イっちゃう。早く抜いて。」
「わかった。」
モモは、邦子のPを抜いて、愛撫し、フィニッシュをかけた。
「いや~ん。」といって、邦子は果てて行った。
モモは横になり、
「邦っぺ、指でいいから、あたしを最後まで、イかせるの。」
「うん。わかった。」と邦子。

と、こんなふうに。



小早川研究室

「先生、わあ、すごいです。」と杏子が呼ぶ。
「なになに?」と宗雄がパソコンのところにやって来る。
「スイスからのネット学会ですけど、
 100匹のメスのMFラットと50匹のオスのMFラット、
 そして、50匹のノンMFラットを自由にさせて子供を無ませたところ、
 生まれてきた2世代目のラットは、4分の1が、メスのノンMFラット、
 次の4分の1がメスのMFラット、次がオスのノンMFラット、最後4分の1が、
 オスのMFラット。」
宗雄は興奮した。
「じゃあ、何かい?2世代目も比率が変わらないと言うことかい。」
「そうです。この博士は、そのまま生まれた子を大きくして、
 3世代めについて、同じように試したら、やっぱり比率は変わらないんです。」
「おお、偉大なるかな神よ。人類をこのまま繁栄させてくださるのですね。」
と宗雄は、大げさなポーズを撮った。
「博士、論文の末に、『日本の宗雄と杏子両氏に絶大な感謝を致します。』ってありますよ。」
「おお、うれしいね。」
「それで、生まれて来た2世代目のメスのラットも、
 オスのMFラットを好むものと、オスのノンMFラットを好むものが、
 半々だったそうです。」
「じゃあ、今の我々の、第1世代の人間と変わらないという訳だね。」
「奇形とか、特徴的なものは、極めて少なかったそうです。」
「もっと他の国からも、実験結果が出て来るだろうね。
 とりあえず朗報だね。でも、少し不思議な気がするね。」
「そこは、おお偉大なる神の力ですよ。」と杏子。
二人は、固く握手をした。

(次回は、最終回です。)


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物語『MF』⑤ 「MFたちの青春」

めちゃめちゃ長くなっています。たいしたストーリーもなくて、恐縮です。
これでも、精一杯書いています。
あと、2回ほどで、終わりにしたいと思っています。
どうか、お付き合いくださいますように。
================================   

物語『MF』⑤ 「MFたちの青春」


希望の森学園高校は、1週間の時間割を自分で決めるので、
クラスは、ばらばらである。そこで、クラスルームという教室が決まっていて、
みんなそこへ行って、昼を食べる。もちろん外食をしてもいい。
しかし、みんなクラスという居場所が欲しかったので、  
ほとんどは、ここへ来る。
制服はないので、みんなまちまちに個性的な服を着ている。
ユキや邦子は1年C組。同じクラスだった。石井隆子も同じ。

その日、MFっ子が固まって食べていると、
みんなから「モモ」と呼ばれ、変わり者だと思われている女の子が、
まっすぐ邦子のところにやって来た。みんなが見ていた。
モモは、背が155cmくらい、おかっぱにしている子だ。
「はい、邦っぺ。」といって、チケットをくれようとしている。
「え?あたしに?」と邦子は、モモを見つめチケットを受け取った。
「わあ、これMF30のライブチケットじゃない。
 抽選だからめったに手に入らないのに。くれるの?」

「その代わり、あたしと、いっしょだよ。」とモモは、もう1枚のチケットを見せた。
「どうして、あたしといっしょなの?」
「決まってるじゃない。邦っぺは、あたしのお気に入りなの。」
「そうなの?」
「うん。」
邦子は少し考えた。モモのことは、嫌いじゃない。小柄で可愛い。
「あたし、モモといても、今みたいに女よ。スカート履いて行くし、
 メイクもしていくし、女そのものよ。」
「そこが、いいの。」
「そうなの?じゃあ行く。モモと行く。ありがとう。」と邦子が言った。
モモは、ニっと笑って、席に戻った。
クラスの生徒が、おおおおおと言いながら、拍手をした。
みんなにこにこしていた。
「あたし、MFっ子の中では、女度1、2番に高いのよね。
 そのあたしが、女の子にモテるなんて、ありえる?」邦子は言った。
「モモは、邦子のこと、男とは思ってないって。」
横にいた男子が、邦子の肩に手をかけた。
「あ、なるほどね。」と邦子は、そう理解した。

「あたしも、はい。」と隆子が、ユキにチケットを渡した。
「あたしも、2枚当たったの。」
「わあ、ほんと?あたしは、外れたからうれしい。」とユキは言った。
「あれえ?隆子は、ユキなの?」とある男子。
「隆子に見合うの、ユキしかいないじゃない。
ユキに見合うのも隆子しかいない。」とある女子。
「俺、ユキは女だと思ってるし、女同士、もったいねーよ。」
「どういう意味?」
「ほら、2人のいい女が別れれば、二人の男が助かるじゃね。」
「そうなっても、あんたは、選ばれないよ。」とある女子が言って、
みんなで笑った。

この頃は、MF男子と相性のいいMF女子がいることを、みんなは知らなかった。
後で、分かることだが、モモも隆子もMF女子だった。

ネットの世界で、もう10年前から、「ネット学会」というものが、あった。
いちいち学界を開いて、世界中の学者を集めるのではなく、
インターネットで、実験結果等を世界に流す。
1つの論文に質問もできる。

宗雄と杏子は、<MF女子の存在>と題して、次のような論文を投稿した。
「MFの影響は、YだけでなくX染色体にもあり、これにより、MF男子と同じく、
 MF女子というものがあり得る。(MF女子の見かけは、顕著ではない。)
 そして、MF男子とMF女子は、互いに引かれ合う関係にあると思われる。」
(その下にラットの研究結果が示されている。)

この「MF女子」の存在の可能性を提唱したのは、
小早川宗雄、桜井杏子のコンビが、世界初であった。
・それは、すごい。考えても見なかった。
・これで、ひとまず、種の保存への心配は少なくなったと言えそうですね。
・喜ばしいことだ。MF男子同士の同性婚への心配が、減りますね。
 同性婚は少しも悪くないが、人数が多過ぎます。
など、同様のコメントが、多く集まった。

杏子は言った。
「今考えれば、当然とも言えることなのに、世界初の提唱だったなんて。」
「MFの子達が大きくなって来たからこその発見だったと思うよ。
 MFの子達が、思春期になってわかることだから。
 それにしても、盲点だったんだよ。杏子さんのお手柄だ。」宗雄は言った。

モモが堂々と邦子にライブチケットをあげたことは、
クラスにとって、少なからず、大きな刺激だった。
みんな仲はよかったが、それ止まりだった。
それが、モモがはじめて告白レベルの行為を見せた。
一番刺激を受けたのは、MF好きの女の子(後のMF女子。)
MFの子に告白するのは、レズビアンのような気がしてためらっていた。
だがモモを見て、多くの子がMFの子に告白した。
そして、ノンMFの女子とノンMFの男子も、カップルができていった。
ユキと隆子は、密かに第1号だった。

隆子は家に帰り、夕食が終わると、
自分の部屋で、You Tube で、ユキの歌ばかり聞いていた。
ユキは、「上を向いて歩こう」とか「オブラディ・オブラダ」とか、
「白い色は恋人の色」などの昔のカバー・ソング。
そして、自作の2曲を入れている。
どれも、ミニスタジオで、本格的に録画したものだ。
隆子は、ユキがお茶目な表情で、立って歌っている「オブラディ・オブラダ」が、
とくに好きだった。
ルックスは、隆子が惚れ惚れするほどであるし、声も心地よいビブラートがあり、
絶対人気が出ると思っていた。
5つの映像のアクセスは、みんな2万代を超えている。
だが、ユキの人気が出れば、自分にとって遠い人になる気がして、
それが、少し淋しくもあった。

季節は、夏休みの直前。
「MF30」ライブ当日である。
ユキは、朝から何を着て行こうか迷っていた。
ユキは、隆子といると、つい男言葉が出てしまう自分に気が付いていた。
相手が、女の子だからだ。本能的に男が出る。
ユキは、隆子に、あくまで女装子としての自分を好きになって欲しかった。
だから、最高に女っぽい服を考えていた。
「ユキ、なあに?朝から、服を考えているじゃない。女の子みたいよ。」
姉のユカがからかった。
「思い切り女の子の格好で行くの。」とユキ。
「じゃあ、これ。それに、髪はポニーテイルにすると、
 最高に女の子よ。」
ユカが選んだのは、ノースリーブのクリーム色のミニのワンピース。
スカート部は、膝上15cm。
姉に、ポニーテイルにしてもらう。ドレスと同じ色のシュシュ。
前髪とコメカミの髪を降ろす。
空いた胸に、銀のネックレス。耳にも銀のピアス。
メイクをした。
つけ睫毛を付けて、
ピンクのリップを引く。

鏡のユキを見て、ユカが言った。
「ふぁ~。ザ・女の子よ。脚がめちゃ長いのね。
ジェラシーだわ。」
父の道夫は言った。
「男の子とデイトか?」
「違う、女の子と。だから、おめかししてるんじゃない。」ユキは言った。
「そうなの?やっぱり女の子が好きなのね。
 だったら、男っぽい恰好すればいいのに。」と母の美雪。
「そこがね。」とユキは、笑った。

ユキは黒いパンプス、黒いバッグを肩から下げて出ていった。

渋谷で待ち合わせだ。
隆子は、赤いミニのワンピースを着て、ばっちりメイクしていた。
ミニの隆子を見るのは、初めてだ。
ユキは胸が、ときめいた。
隆子も、ユキを見て、胸がキュンとなった。
ものすごく可愛くて美形だ。
「わあ、ユキ最高。すごく脚が長いんだ。いつも、ミディ履いてるから、
 知らなかった。」
「わざと、女の子っぽくしたの。」
「どうして?」
「隆子といると、つい男っぽくなっちゃうから。」
「どっちのユキも好きよ。」
ユキと隆子は、ショーウインドウに来るたびに、自分たちを映して、
「女の子2人。」と思ってうきうきとした。

(次回は、『結ばれる二人』です。)


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物語『MF』④ 「MFの子への福音」

終わりが、見えていないのですが、もうそろそろ最終回かなと思っています。
もう少しお付き合いくださると、うれしいです。
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物語『MF』④ 「MFの子への福音」


小早川宗雄は、隣室にいる大学院生の桜井杏子を呼んだ。
杏子は、24歳。MF世代ではない。
小早川は、京子を丸テーブルに座らせ、コーヒーを入れようとした。
「先生、コーヒーならあたしが淹れます。」そう言って、京子が立とうとしたが、
「いいの、いいの、私が君を呼んだんだから。」
そういって、京子の前にコーヒーをおいた。

宗雄は、若い院生であっても、対等の研究者として、
こうして相談相手として呼ぶ。
杏子は、助教授のそう言うところが、好きであった。

「今、MF関係で、一番危惧されることは何かな。」と宗雄。
「MF商品がなくなったとき、お母さんたちは、パニックになります。
 今や、MF化粧品なしでは、生きていけなくなっています。
 外部からの女性ホルモンに頼っていると、体が女性ホルモンを、
 生み出すことをしなくなってしまいます。それと似ています。」杏子は言った。
「ありえるね。じゃあ、人類にとっては、どうかな。」
「MFの子達は、女装子、そして、女の子も好きですよね。
 女の子と結婚してくれたらいいけど、女装子同士の同性婚が増えると、
 種の滅亡につながります。MFの子の数が多過ぎます。」
「MFの子は、女の子が好きだが、
タレントや歌手ではなく、日常レベルで、女の子はMFの子に恋をするかな。」
「しますよ。」と杏子は言った。
この言葉に、宗雄は、明るい顔で反応した。

「杏子さん、どうしてそんなに断言できるの?」
「一番下の妹は、15歳でMF世代です。
 妹は、小学校のときから好きになるのは、みんなMFの子でした。」
「偶然じゃないの?」
「はっきり、MF子が好きで、女装したときは、もっと好きだと言ってます。」
その言葉を聞いて、宗雄は、目を輝かせた。
「杏子さん。君は今、どれだけ重要なことを言ったか、分かるかい?」
「わかりませんが・・。」

「神様は偉大だ。これは、仮説だよ。」宗雄は興奮して言った。
「多分、MF配合品は、男の子のY染色体に影響しただけでなく、
 女の子のX染色体にも、若干の影響を与えた。
 つまり、MFの子が好きになるような女の子にした。
 そんな女の子は、50%の確率で生まれて来る。MFの男の子とほぼ同数。
 多分、MFの子は、その女の子達に心惹かれる。」
「わあ、だったらいいですね。種の保存解決です!」
「ほんの解決の入り口に過ぎんが、
ひとまず第1世代はね。早速、ラットを使って実験しよう。」
「はい。」
二人は、嬉々として、実験を始めた。

男女共学「希望の丘高校」は、正門まで、長いポプラ並木になっている。
ユキは、黒のセーターとこげ茶のミディスカートを履き、
ギターケースを肩に下げて歩いていた。
そこに、ささっと足早に追いかけて来た女の子がいる。
「あ、石井さんだ。」とユキはにっこりと言った。
石井隆子。背は、ユキより少し低い。髪の長い綺麗な女の子だ。
「わあ、名前知っていてくれたの。」隆子は言った。
「だって、ほとんどの授業、いっしょじゃない。」
(隆子が、ユキに合わせたのだ。)
「えーと、片桐くん?さん?」と隆子は言う。
「ユキって呼んでくれたらうれしい。」
「じゃあ、あたしは、隆子って呼んで。」
「うん、いいわよ。」
「ギター弾けるんだね。」
「中学から始めたから、まだへたくそ。」
「聞きたいけど。」
「ほんと?聞いてくれるの?聞いてくれる人なんて滅多にいないのに。」
「あ、じゃあ、是非聞かせて。」
ユキは、ケースを開いてギターを取り出した。
脚を組んで、ギターを構えた。
隆子は、ベンチの邪魔にならないところに座り、
前かがみになって、ユキの手と顔を見ていた。
「あたしの好きな、昔の曲。『白い色は恋人の色』。」
「知ってるわ。大好き。」
ユキは、2本指奏法で、前奏を奏で、歌い始めた。

♪花びらの白い色は 恋人の色・・・

下手などとは、とんでもなかった。
歌声も、ステキだった。

その二人の様子を、中学から一緒の、MFっ子の邦子と里菜が見ていた。
邦子は、里菜に、小声で、
「邪魔しちゃだめよ。ユキ今女の子といい感じなんだから。」と言った。
里菜が、うんうんとうなずいた。

歌が3コーラス目に入ったとき、
ユキは低音部に入り、高音部に隆子を誘った。
隆子は、すーと歌に入って来た。
すがすがしい時間が流れ、
曲は終わった。

隆子は、拍手をしながら、
「わあ、すごく、よかった。」と言った。
「隆子、覚えているのね、この曲。」
「少しだけ。それよりユキは、下手なんてとんでもないじゃない。
 声も、すごくステキ。」
「実は、週2回、ボイストレーニングに行ってるの。」
「じゃあ、プロの道進むの。」
「夢だけどね。You Tube で片桐ユキで検索してくれたら、
 あたしの歌出て来ると思う。恥ずかしいけど、教えちゃった。」
と、ユキは照れて、猫の手を作り頭をコンと叩いて笑った。
(隆子は、そのときのユキがものすごく可愛いと思った。)

「きっと、何度も聞くと思う。」隆子は言った。
「あ、バスが来た。あたし行くね。」
手を振りながら、ユキは走って行った。
隆子の胸は、ぽかぽかと温かくなっていた。

隆子は、ユキのことを、
決定的に好きになってしまったと思った。

バスに乗り込んだユキは、かなり心が弾んでいた。
『石井さんに、歌を聞いてもらった。やった!』
そう、心でガッツポーズをして、ギターケースを抱きしめた。



小さなルームの中に、MF食品を食べて育った雄のラットと
MF食品を一切食べていない雄のラットがいる。
そのルームの中に、MF食品を食べている雌のラットを入れた。

宗雄と杏子は、ドキドキしながら見ていた。

すると、ラットは、雄のMFラットのそばへ行って離れなかった。

宗雄と杏子は、にっこりして顔を見合わせた。

次に、MF食品抜きの雌のラットを入れた。
すると、今度は、雄のMF抜きのラットの方へ行って離れない。

その後、全部MFラットでの実験。
全部、ノンMFラットでの実験。
以上を、ラットを代えながら5回行ってみた。

宗雄と杏子は、テーブルに戻って、コーヒーを飲んだ。
「長年の心配が、こんな簡単な実験で解決するなんて。」杏子は言った。
「こんなもんなんだね。京子さんの妹さんのことでわかったんだもの。」
「これで、第一世代が分かったとして、問題は、第2世代ですね。」杏子。
「MFラットの雄雌で、どんなラットが生まれるか。
 これは、怖くて実験ができないなあ。」と宗雄。
「MFは、基本的に優性遺伝子を集めるので、悪くはならない気がします。」
「よ過ぎてもいけないよ。IQ200みたいな子が、どんどん産まれたら大変だ。
優性と優性のかけ合わせで劣勢になることもある。
神様は、『突然変異』なんての作るからね。
 まず、今のMFの子達が安心して子供を作れるように、
 次の世代の子のことだけは、調べておかないといけないな。」
「そうですね。」
「研究の喜びはあるが、こんな冷や冷やする実験、逃げ出したいな。」
「でもあたし、いい時に大学院生になったと思っています。」
「その意気、その意気。」
二人は、顔を見合わせて笑った。

(次回は、「MF達の青春」です。)

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物語『MF』③ 「ユキと邦子の熱い時間」

長々書いています。これで、いいのかなあと迷いつつ。
読んで、くださると、うれしいです。
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物語『MF』③ 「ユキと邦子の熱い時間」


高校に入って、もう2か月になる。
ユキと邦子は、同じ高校に入った。
大学のように広いキャンパスのある自由な校風の高校である。
クラス制でなく、大学のように、履修制である。
「ユキ、1限あるの?」と邦子。
「ないわよ。」とユキ。
ユキは、中学の3年間で、おっとりとした、静かな感じの性格になった。
邦子は、相変わらずである。
「じゃあ、行っちゃおうか。」と邦子。
「悪いお誘い、みんな邦子からなんだから。」
ユキは、にっこりと言って、邦子の肩を抱いた。

その頃、レンタルルームというところが、町の随所にできていた。
主に若者向けのセックス専門の部屋である。
大人たちは、子供のセックスに寛容になり、
中学3年になれば、どうどうとセックスができた。

ユキと邦子は、レンタルルームにやってきた。
生徒手帳を見せると、高校生は、2割引きになる。
中学生3年生は、3割引きである。

部屋に入るなり、二人はキスをした。
なんとなく邦子が抱かれる形になっている。
「どうしても、ユキがお姉様になっちゃうね。」
「邦子が、さっさと妹になるんじゃない。」
二人は、ソファーに座る。
邦子は、ミニの赤いワンピース。
ユキは、白いヒラヒラのミニスカートに、桜色のサマーセーター。
ユキは、邦子の太ももを撫でる。
「ああん、初めに触られるときって感じる。」
邦子は、すでに、息を乱している。
「ユキは、どんどん綺麗な子になっていくんだもの、
 きやすく近づけないよ。」
「きやすく近づいたじゃない。」
ユキは、邦子の太ももを上り、ショーツを触った。
「直接触って欲しい?」ユキは言う。
邦子は、少し考えて、「うん。」と言った。
そして、腰を浮かせて、ショーツを脱いだ。

邦子のPがすっかり大きくなって、スカートの一部を押し上げている。
スカートの中で、Pがフリーになる。
そこを、ユキは、そっと撫でる。
「あん、いや。」と邦子は、ユキに抱き付く。
ユキは愛撫をつづけ、邦子は、どんどん燃えて来る。

「ね。可愛い邦子に、こんなものがあるの、鏡で見に行く?」
邦子は、また少し考えて、「うん。」といった。
ユキは、邦子を鏡の前に連れていく。
ユキは、邦子の後ろに立ち、邦子のスカートの前を少しずつ上げていく。
「ああん、恥ずかしい。やっぱり止めて。」と邦子が言う。
「あたしには、『早く見せて。』って聞こえるわ。」
「いや~ん。意地悪。」
ユキは、とうとう邦子の大きくなっているものを露わにした。
「いや~ん。」と邦子は、言いながら鏡を見ている。

「あん、だめ。あたしも我慢できない。」
ユキはそう言って、自分のショーツを脱いだ。
そして、大きくなったものを、邦子のお尻に撫でつけた。
「ああん、お姉様は、あたしの見て感じたの?」と邦子。
「そうよ。女の子の、大きくなったPちゃん見て、感じるのって、
 女の子にも男の子にも、絶対分かってもらえないと思わない?」
「思う。こんな心理絶対わかってもらえない。」

「ねえ。お姉様のも見せて。」
「いいわよ。」
ユキは、邦子の横に立ち、スカートを上げていった。
「いや~ん。お姉様のような綺麗な子に、Pちゃんがあるなんて、
 あたし気絶しちゃう。」
二人は抱き合って、PとPを擦り合わせた。
二人は、完全に興奮している。

邦子は、ユキのセーターを上げ、ブラを上にあげた。
ユキにAカップほどの乳房がある。
しかし、乳首は、女の子に近い大きさ。女の子より過敏な性感帯である。
邦子は、ユキの後ろに回って、ユキの乳首をくりくりとした。
「あん、そこはダメ。あたし、すぐイっちゃう。」ユキが叫んだ。
「イかせてあげる。」
邦子は、ユキをベッドの上に連れて行った。
ユキの上に乗って、乳首を舌で攻め、ユキのPを愛撫した。
ユキが悲鳴を上げる。美形の子は、悶えても美形だ。
「邦子、あたし、死んじゃう。耐えられない。」
「あたしを、お姉様って呼びなさい。」
「ええ、お姉様。やめて。あたし、イっちゃう。お願い、許して。」

その内、ユキは断末魔の声をあげた。
「邦子、あたし、本気でいっちゃう。ああ、だめ。スカート汚しちゃう。」
邦子は、急いで、ユキのPを口に含んだ。
邦子は、体を震わせて、あああああと叫び、
邦子の口の中に果てた。

「ああん、先にイかされるつもりじゃなかったの。」
ユキはそう言って、邦子の上にかぶさった。
感度のいい邦子は、大声を上げ、ひとたまりもなかった。



中1のとき、邦子が同種族と呼んだ子達は、
世間でも区別され「MF」または、「MFの子」と呼ばれるようになった。
性別は男子、戸籍も同様。
MFの子は、普段完全女装をしているので、
制服のない学校では、女の子との区別がつかなかった。
しいて言えば、美形でプロポーションのいい子が、MFだった。

MFの子は、男子からも、女子からも好かれた。
それは、性格がおだやかであったこと。
運動が抜群にできること。
学業成績がいいこと。
美形なこと。

男子は、男同士気軽につきあえる女の子と思っていた。
女子は、女の子だけど異性だと考え、好感を持っていた。
MFの子にジェラシーを持つものは、極少なかった。

MFは、ユキの年代を先頭に、
低い年代にずっと続いていた。
不思議なことに、どの年代でも、男子の半数がMFだった。

洋服業界は、うれしい悲鳴を上げた。
若い女性服の購買層が、MFの分増えたのだ。つまり、1.5倍になった。
MFの子は、感覚がするどく、よいデザインの物しか買って行かない。
そこで、デザインが向上した。主に女子服である。

MFのために、ほとんどの店や飲食店に、性の区別がない単に「トイレ」
と表示するものが、増設された。
その他、変わったものを数えたら切りがない。

このMFの出現が、女性のMF配合化粧品と関係があることを、
多くの学者が分かっていたが、13年前と同じ、警鐘を鳴らす学者はいなかった。
10歳若くなっている妻を嫌う夫はいない。
女性は、もちろんのこと。
MFの子達は、それなりに、問題なく過ごしていて、社会適合している。
緊急措置を要しない。
厚生省、政治家の中にも、MF化粧品に反旗を翻すものはいなかった。

このまま行くと、MFの子はどうなるのか。
親たちは、心の奥で、心配していた。
中には、男女のバランスが崩れ、種の保存が途絶えるのではないかと、
考える学者もいた。

心配をする人々、そしてMFっ子達へ、やがて、小早川助教授が、
福音とも言える発見をする。それは、もう少し先のことである。

(次回は、「MFっ子への福音」です。)


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物語「MF」② 『同種族』

生物学者の、学術的思考がありますが、これは全くのフィクションです。
今回は少し長いです。読んでくださるとうれしいです。
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物語「MF」② 『同種族』

次の日から、授業が始まった。
2時間目が終わったとき、
幸夫は、迷わず髪を肩まで伸ばしている子のところへ行った。
「ぼく、片桐幸夫。友たちになってくれない?」
「うん。」とその子は喜んだ。
「ぼくは、佐伯邦夫。邦夫って呼んで。」
「じゃあ、ぼくを幸夫って呼んで。」
「外に出る規則みたいだから、外のベンチで話さない?」
「うん、いいね。」

二人は、校庭の隅のベンチに座った。
「幸夫が誘ってくれて、うれしかった。あたしも、幸夫誘いたかったの。」
「今、あたしって言ったよ。」
「あ、やだ。女出ちゃった?」
「今、『やだ。』っていったよ。」幸夫は、にっこりと言った。
「もう~。だって、幸夫女の子みたいじゃない。
 だから、つい女の子同士の気分になっちゃったのよ。
 あたし、小学校のとき、女の子扱いだったから。」
「ぼく、女装子。ひょっとして、邦夫も?」
邦夫は幸夫の肩に手を掛けた。
「やん、同じ。あたし達、同種族ね。」と邦夫。
「あ、その言葉使えるね。
クラスにぼく達と同種族の子、あと8人いると思わない?」

「もう、チェックしたの。あたしもした。
 あの子達絶対仲間。絶対女装子。顔が白くてまるで可愛い女の子。
 体は細くって、お尻が大き目。きっと声も女の子。」
「そうだよね。ね、邦子は、『MF 30』好きでしょ。」幸夫。
「今、あたしのこと、邦子って言ってくれたわ。」邦夫。
「だって、女の子にしか見えないもん。」幸夫。
「『MF30』の子達も、絶対あたし達の種族よ。」邦夫。
「ね、今日、同種族の8人誘ってさ、カラオケにいかない?
MF30の子達の、踊り、練習するの。」幸夫。
「行く。女の子の服もってる?」邦夫。
「ワンピースが1つだけ。それと、サンダル。」幸夫。
「あたしは、もう少し持ってる。同種族の子達に貸せる。」邦夫。

こうして、幸夫の新しい中学生生活が始まった。
中学校は、40人の2クラスで、
よく見ると、他のクラスにも、同種族の子達が10人ほどいるのである。
これで、女みたいだと、いじめられる心配はない。
反対に、絶対の仲間ができそうなのであった。

K大の小早川宗雄助教授は、46歳。
生物学が専門である。
宗雄は、研究室のデスクで、腕を組んで考えていた。

宗雄は、13年前、「MF配合」化粧品、サプリメント等に、
警鐘を鳴らしたいと思っていた一人である。
(勇気がなくてできなかった。)

宗雄が心配していたのは、そのとき次に生まれて来る世代だった。
イメージは、次のようであった。
影響は、男の子だけ。
その子達の特徴は、顔が女の子のようで、極めて美形であり、
体つきも女の子的である。成長期を経て、より女性の体に近づく。
男子としての性機能は完全に働く。
乳房は、大きくなってもAカップほど。だが強力な性感帯。
性自認は男だが、女性的表現を好む。
つまり、女装が好きであり、性的興奮も得る。
理数系に強く、文学、音楽も好む。
情緒的には、女性的。運動能力は抜群に優れている。
恋愛対象は、同じ女装子、そして女子。

宗雄の仮設では、染色体は、XY(男子)。
ところが、何らかの機序で、選ばれた遺伝子が、体を男にするY染色体に付着し、
体を女にするX染色体と同じ働きをさせてしまう。
それだけではない。遺伝子は、優性的な物が選ばれて付着する。
これが、彼らを(女性としての)美形にし、
(女性としての)均整のとれたプロポーションにする。
知的にも優れている。
そして、美声。
身長は、165cmが平均。

こんなのが、ラットを研究材料にして、
宗雄が予測した「MF型男子」であった。

その日、家に帰った宗雄は、テレビを見た。
そして、美少女歌手集団「MF30」を見たのである。
全員男子だと言う。

宗雄は、自分の予測があまりにも当たっていたので、
思わず、身震いをした。

カラオケの大部屋に、女の子のような男の子が、ぞろぞろとやって来た。
みんな女装子で、それぞれ、女の子の服と靴を持っていた。
髪の短い子は、ウィッグを持っている。
邦子は言った。
「ね、あたし達女の子でいるときは、女言葉使わない?
 それで、女名前で呼び合おう。」
「いいわよ。大賛成。あたし、小学校のとき、
 完全に女扱いだったから、男言葉使う方がむずかしい。」
背がみんなより、少し高い里菜が言った。

はじめて、女言葉を使う子は、ウキウキしていた。
そして、女名前で呼ばれる度に、アソコが興奮した。
幸夫もその一人だった。ユキと名乗ることにした。

みんなで女装した。その光景は壮観だった。
可愛い女の子が10人。もう、奇跡だった。

踊りの上手なユキは、MF30のデビュー曲をスクリーンに出した。
『あたしは女の子、男じゃないわ』という意味深なもの。
タイで流行った連続ドラマの主題歌のパクリ。
♪あたしは女の子、男じゃないわ。
 だから、そっと抱きしめて、そっとキスをして

踊りは、初めはスローで、途中から激しくなる。

みんなで、振り付けを見て、少しずつ覚えていった。
みんな運動神経が抜群で、1時間で覚えた。
そして、備え付けの大鏡に向かって、
何度もお踊り、床に転がった。

「ああ、あたし、今日みたいに楽しい日、今までになかった。」とエリ。
「あたしも。あたし、髪、男のショートだから、女の子のショートにする。
 女の子風でも、クラスで平気でいられる。」早苗。
「みんな、家で、カムアウトした?」と邦子。
「まだだけど、完全に女の子だと思われてる。」ユカ。
「あたしも。女の子扱い。姉は、あたしを女の子にするのが大好き。」ユキ。

みんなは、1年A組。
もう一つのB組にも、同じ種族の子が10人ほどいて、
その10人も、同じ頃、カラオケで、団結を固めていた。
A組の10人と、B組の10人は、瞬く間に仲良くなり、
20人が団結を固めた。

幸夫の家族は、父の道夫、母の美雪、姉のユカ、
そして、幸夫の4人家族だった。
夕食にテーブルについていた。
母の美雪は、38歳だったか、MF化粧品のお蔭で、
どう見ても20歳代後半。28歳くらいに見えた。
「幸夫、学校どうだった?初授業でしょ。」と姉のユカ。
「それなんだけど。ぼく、女の子に見えるでしょう。」と幸夫。
「見えるわよ。」と母の美雪。
「それが、ぼくみたいに、完全に女の子に見える男の子が10人もいたの。
 ぼく達すぐ仲良くなって、今日10人でカラオケ行った。
 ぼく、今、みんなに話すけど、ぼく、女装するのが大好きなの。
 そして、今日の10人もみんなそうだっていうの。
 ぼく、家族の前では、女装しないようにするから、
 それ以外のところで、カラオケとかね、女装すること認めて欲しいの。」
幸夫は、とうとう言った。

「あたしが、幸夫をしょっちゅう女の子にしたからかな。」ユカが言った。
「お姉ちゃんのせいじゃないよ。生まれたときからの気持ちだから。
 お姉ちゃんが、ぼくを女の子にしてくれたこと、むしろうれしかった。」
「あの『MF30』の子達。俺は、幸夫と似てると思ってたんだ。
 でも、そう言う子が、クラスに10人もいるとは思わなかった。」と道夫。
「あたし、幸夫の女装に反対できないわ。
 あたしだって、MF化粧品で若く見せてるもの。女装と似ていると思う。
 変身するって意味でね。
 あの子達、『MF30』でしょう。MF って化粧品と同じでしょう。
 偶然ではない気がするの。」と美雪。
「ね、MF ってなんの略?」とユカ。
「そうか!」
「お父さん、何?」と美雪。
「MF30の子達を見て思った。『Male とFemale 』だよ。」と道夫。
「じゃあ、女の子のような男の子?」美雪。
「幸夫みたいに?」ユカ。

「幸夫がお腹に出来る前にMF化粧品が大ブレイクした。
 あたし、妊娠中も使ってた。副作用がないって聞いてたから。
それが、幸夫に影響したのかしら。」美雪は青い顔をした。
「お母さん。考えすぎだよ。
 もし、影響があったとしても、ぼくは、女の子みたいに生まれて来たことを、
 一度も嫌だと思ったことがないよ。むしろ、感謝してるよ。
 だから、お母さん。考え過ぎないで。わかった?」幸夫は言った。
「うん、わかったわ。」美雪は、にっこりしたが、まだ、心が晴れなかった。



3年後。
土曜日の昼下がり。
商店街を歩いている、髪の長い子を、
すれ違う人々は、振り向いて見ていく。
背は165cmくらい。
プリンとしたピップをわずかに振りながら、
目も覚めるような美形の女の子が、通る。
ノーメイクである。

後ろから、同じく可愛い子が走って来た。
「ユキ、待って、一緒に行こう。」邦子は呼んだ。
「ああ、邦子。」と振り向いた美少女は、幸夫。高校1年生になった。

(次回をどうしようか、迷っています。)


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物語『MF』① 「夢の化粧品登場」

少し長めの物語を書いてみようと思います。
今の私のエネールギーで、最後まで書ける自信がないのですが、
なるべくがんばります。読んでくださるとうれしいです。
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物語『MF』①「夢の化粧品登場」


その化粧品は、2020年ある国より発売された。
そのファンデーションを塗った直後で、5歳若く見える。
そして、1か月塗り続けると、10歳若くなる。
人々は、初め一般によくあるbefore & after ではないかと、
興味半ばで見ていたが、日本でも売れ行きが伸びて来ると、
これは、本物だということになってきた。

かつて、女性ホルモンであるプラセンタが、爆発的な人気を博したが、
今度の製品は、その数倍の効果だと騒がれ始めた。
塗った後、
「あら、あたし少し若くなってない?」と妻が聞く。
「なってるよ。どんなマジックを使ったんだ。」と夫。
方々で、こんな会話がなされた。

その国は、この製品を「MF 配合」とうたった。
厚生省は、この成分を認可するために、
MF の副作用を徹底的に調べたが、30年40年のスパンでは、
副作用らしきものが考えられず、
認可せざるを得なかった。
MF成分は、女性ホルモンではなく、植物性の環境ホルモン的なものと見られたが、
その作用機序が、解明できなかったのである。
これは、他の先進国でも同じであった。

今や、MF 配合の化粧品を使うことは、女性たちの常識となり、
そのMF 化粧品なしに外出することは、すっぴんで外に出ることに等しくなった。
その後、サプリメントやドリンクにも、MF は、多く使われるようになった。
MF で若くなるのは、ルックスだけではなく、精神的にも、身体的にも、
若返るのだ。

「副作用のない、夢の化粧品。究極のアンチエイジェント成分」と、
広言されるようになった。

だが、MF の副作用を予言する化学者も多くいた。
しかし、今や、国民の女性たちのほぼ100%が使っているMF に、
警鐘を鳴らす勇気のある学者は少なかった。
言えば、すべての化粧品会社から、損害賠償を請求されるだろう。

学者たちは、一様に思っていた。
副作用が出るのは、使っている母親世代ではない。
次に生まれて来る男の子だ。

2030年。
片桐幸夫は、10歳。
夕飯前の風呂上がりのときである。
幸夫は、髪を肩まで伸ばしている。
お風呂から出て来た幸夫に、中1の姉のユカは、スマホを持って言った。
「ね、幸夫。髪をアップにして。」
幸夫は、手で髪をアップにした。
ユカはスマホを覗いって、
「わあ、幸夫、100%女の子よ。
 可愛い。髪を下ろして。」
ユカは、幸夫の体を肩から下におろしていく。
そして、男の子たる証しを映すのだ。

「あははは。可愛い女の子だと思ったら、男の子でした。
 そんなの撮れたわよ。」
「ね、見せて。あ、ほんとだ。ぼく、女の子に見えるね。
 わあ、やだよ。オチンチン撮らないで。
 ぼく、オチンチン固くなっちゃうよ。」
幸夫は赤くなる。

夕食をとりながら、ユカが、
「幸夫、中学生になったら、どれだけの美形になるかわからないわ。
 シャイニーズに入れるよ。」と言った。
幸夫は、美少年集団シャイニーズではなく、
美少女歌手集団、乃本坂35に入りたかったのだ。
幸夫は、女装子であった。
そして、中学生となり、幸夫は、思ってもみない方向に成長していく。

小学校は、1クラス25人と少人数だったが、
中学は、3小学校合同となり、1クラス40人になった。
幸夫は、自分がまるで女の子に見えることを知っていた。
そこで、嫌がらせをされないか心配していた。
しかし、初めてクラスに入り、クラスのメンバーを見たとき、
「うそーー!」と思わず心で叫んだ。

自分と同じような、女の子みたいな男の子が、
10人ほどいるのだ。
みんな色が白くて、美形で、女の子のようである。
髪を幸夫のように、肩まで伸ばしている子もいて、
その子など、100%女の子に見える。
みんな、背は、140cmくらいで、男子としては低い。
多分、声も女の子にちがいない。
女装子の幸夫は、うきうきした。
みんなで、女装したら、みんなまるで女の子だ!

その頃、あるプロダクションから、
女の子30人の美少女歌手集団「MF30」というユニットがデビューした。
全員、中学生である。
女の子らしさ、可愛らしさに富んだ踊りがたまらない。
とにかく美少女ぞろいで、一気に人気を博した。
そして、その子達の事務所は、早々にカムアウトした。
「30人は、全員男の子だ。」というのだ。
幸夫は、それを知って、気絶するほど興奮した。
そして、その子達の大ファンになった。

(次は「幸夫の成長期」です。)


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男の園は、女を生む(タイ編)

男の園は、女を生む(タイ編)

※ここに出て来る会話は、また聞きのまた聞きくらいですので、
 真実半ばくらいでお読みください。


Aさん「みんなお出で。写真あるわよ。」
エミ「Aさん、タイへ行ってきたの。」
A「そうよ。写真撮って来たわよ。ほら、これ、どうよ。」
ミニドレスを来た、超可愛い子が、二人で抱き合っている。
ユカ「わあ、めちゃくちゃ可愛い。」
ユミ「萌えちゃう。」

A「この子が今No.1よ。」
J「知ってる。雑誌に出てた。ここホテルじゃない。
  ナンバー1の子と、Aさんいいことしたの。」
A「あたし、年だから、いちゃいちゃしたくらいよ。」
レナ「すごい美人。」
A「これ、同じ子よ。」
見ると、スクール水着を着た、ノーメイクの子。」
J「あたし、ノーメイクの方がいい。感じる。」
ユミ「あたしも。この子、素顔で十分女の子。」

A「タイのレディーボーイは、命がけで女になっているのよ。
  このナンバー1の子は、10歳のときからホルモン打ってるって。
  貧しい家庭もあるじゃない。息子がいてもね。
  可愛い子なら、女の子として育てる親もいる。
  この子は、5歳から、女として育てられたって。
  女の子の服着て、仕草や話し方も、女として親に訓練される。」
ユカ「ちょっと興奮しちゃうけど、心が男の子だったら、辛いんじゃない。
A「この子は、自分が女だと思って育ったって。
  だから、今、女でいることに、抵抗ないって言ってた。」
カナ「女の子の方が、お金になるってことね。」
A「まあね。はっきり言うのはやめておこう。」

レミ「徴兵制があるって、Aさん言ってたけど、レディーボイも行くの。」
A「この写真見てよ。これは、徴兵検査の風景。男の中に完全な女一人でしょう。

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   この子、甲種合格になると思う?」
レミ「無理、無理。乙種不合格。こんな女そのものの人が合格したら、
   兵舎の生活大変なことになっちゃう。」
A「でしょう。そこで、レディのボーイ子達は、ほぼ全員乙種不合格よ。
  この徴兵が嫌で、あえてレディーボーイになる子もいるらしいわよ。」
カナ「心は男でも。」
A「心は男でも、小さいときから女として育てられると、
  完全に女として振舞えるようになるようよ。
  セックスのときだって、完全に女の声を出せる。
  いやん、いやん、あたし、感じる・・てね。」

クミ「ね、英語なんか、女言葉、はっきりはないじゃない。
   タイ語には、女言葉ってあるの。」
A「あたし、詳しくないけど、女の子のしゃべり方は、明らかに女よ。
  女言葉があるわよ。」
カナ「じゃあ、女言葉で、育てられるんだ。喜んじゃいけないと思うけど、ちょっと興奮。」
A「でも、心が男である子は、女装を解いたら、男になれるみたい。
  もちろん性別違和の子も多くいて、
  この子達は、もう見事な女になるらしいわよ。」
エミ「じゃ、軍隊が女を作るのとは違うのね。」

A「寺院への2年間の出家の方が女を作るのじゃないかしら。
  出家が終わって、完全なレディーボーイになる子もいるから。
  みんな10代の若い男の子ばかり。
  環境による影響力すごいわよ。」
ユミ「寺院でも、男色が許されるの?」
A「タイの寺院は、その点ゆるいみたいよ。
  出家した若者は、黄色い布を体に巻いているでしょ。
  あの布は、巻き方によって、女性のドレスみたいに出来るのよ。
  頭にも、上手に被って、女のようにする。」
カナ「わあ、目に浮かぶ。」
A「これ、聞いた話だから、半分作り話だと思って。
  出家が終わって、心が女になって帰って来る子もいるって。」

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ユミ「だから、タイに、レディーボーイが多いのね。」
A「でも、暮らして行くのは大変よ。
  レディーボーイショーに出られる子は、ほんの一握り。
  ナンバー1になる子は、整形手術を何度もする。
  それで、人気が出たら、もっと整形が出来る。
  タイではね、『レディボーイ・ショー』は、健全なものと思われていて、
  親子で大勢見に来るの。
  ナンバー1の子は、テレビのアイドル並ね。みんなキャーキャー言ってるわよ。」

ユカ「あたし、妄想では、5歳から強制的に女として育てられたかった。」
カナ「あたしも、妄想ではね。
   実際は、大変なことだと思うから、望まないけど。」
A「あたし、今からでも、女として扱われたいわよ。で、女として死にたい。」
J「観光として行くのが一番かな。」
みんな「そんなところね。」

(次回は未定です。)


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もし自分が女装子ではなかったら

私の文章リストに、エッセイが1つあり、これを投稿した記憶がありません。
もし投稿していたら、失礼いたします。
投稿してみます。読んでくださるとうれしいです。
====================================

もし自分が女装子ではなかったら


私は、子供の頃思っていました。
大人になったら、女装したいという気持ちはなくなるのだろうと。
ところが、大人を過ぎて、この年になっても、
女装への願望は消えません。
家族には、絶対の内緒です。
女装への願望は、恐らく一生のものです。

どうしてカムアウトできないかといいますと、
女装して、性的興奮が訪れることが、とても後ろめたく思うからです。
とくに、娘、息子に対してそう思います。
女装をして、性的興奮が訪れないなら、
とっくにカムアウトしているかも知れません。

いっそ、女装の趣味がなければよかったのに。
自分でそう思ったことが、ありました。
女装の趣味のために、いままで、ずいぶん苦労をしました。
自分の部屋に女物の下着や服を隠して、見つからないかといつも冷や冷やしていたり、
家族に秘密をもった父親ではなくて、
公明正大な父親でありたいと思いました。
そんなとき、女装の趣味など、いっそない方がいい。
そう思うときが、幾度もありました。

中学、高校のとき、好きな女の子がいました。
純粋な気持ちでした。
しかし、こともあろうか、その女の子の制服を着てみたい、
下着も着てみたい、
そう思って、悶々としたことがあります。
そんなとき、自己嫌悪に苛まれて、辛い思いをしました。
自分にどうして、女装願望などあるのだろう。
いっそ、自分に女装願望などなければ、
純粋な男子として、健全に好きになれたのにと思いました。
しかし、それは、とても難しいことでした。

私の場合、女装で、性的な興奮を伴います。
女装ができたときの喜び、多幸感は、
一般の趣味である釣りや模型、工作などとは、水準が違います。

女装の喜びを知らなければ、私の人生は、
つまらないものになっていただろうとも思えもしました。
この感情は、好きな女の子とデートしているときも、
家族と団らんしているときも、
常に私を支配していて、デートや団らんと矛盾しませんでした。

幸か不幸か、私の顔立ちや体つきは、女装に向いていました。
体格のいいスポーツのできる男子に、劣等感を感じていました。
私が好きだった女の子は、私より、背が高かったのです。
どれだけ、長身のかっこいい男子になりたいと思ったことでしょう。
このころの私を支えてくれたのは、女装の願望です。
女みたいだと言われる度、逆に心の中で、喜んでいました。

でも、思いは半々です。
カッコイイ男になりたいと思っている心の裏で、
女の子みたいな男子でいたいと、思っていました。

結論として、私は、自分に女装願望があることを、
幸せなことだと思っています。
なんでもない、1着のレディスの服や、下着が、
私にとっては、この上なく価値あるものに思えます。
これは、奇跡のようなことだと思います。

今、こうして、エッセイや物語を書いているのは、
女装が持つエネルギーです。
女装子でなかったら、別の趣味に走っているでしょう。
私の女装子の物語は、家族に見せられないし、
また、誰も見てくれないんですけどね。


<次回は未定です>


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男の園は女を生む

男の園は女を生む


かなり前のことです。
女装クラブに70歳を過ぎたAさんという人がいました。
Aさんは、若い者を集めて、いろいろなお話をしてくれました。
これは、その1場面。

A「ねええ、年配の人は、和装趣味でしょ。
  それは、青春時代に、女性が和装だったからよ。
  みんなは、女装と言えば、洋装でしょ。
  それは、今、女の子がスカートやワンピースだからよ。
  でもね、あたしの青春時代は、戦時中でしょ。
  何が、憧れの女装だったと思う。
エミ「着物じゃなかったの?」
A「ちがうのよ。モンペなの。
  モンペを履くと、一番萌えたものよ。」

クミ「ね、Aさんも軍隊行ったんでしょう。」
A「あのね、軍隊みたいな男の園・女人禁制のところって、女を生むのよ。
  男が女にされるって言った方がいいかな。
  軍隊なんて、みんな若い盛りじゃない。セックスなしで済むはずないでしょう。
  で、中でも、体格が女みたいで、顔も女みたいな二等兵が、
  女にされるわけ。」

マミ「いやいやされちゃうの?」
A「半強制ね。何も、お尻使う訳じゃないの。
  フェエラだけでもOKの場合もある。
  みんな坊主でしょう。気分出ないじゃない
  そこで、手拭いを姉さん被りするの。
  そして、上着にモンペよ。モンペは、女の象徴だったし。」
ミキ「Aさんも女にされたの。」
A「当然じゃない。半強制どころか、志願兵よ。
  今じゃ、ぶくぶくだけど、当時は、厚顔の美青年。
  細かったけど、お尻は大きかったのよ。」
クミ「じゃあ、すぐ白羽の矢が当たったの?」
A「もちよ。伍長様の女になったのよ。
  だから、上等兵だって、あたしには気を遣ったわよ。」

J「フェラじゃなくて、お尻?」
A「当然よ。あたし、女として出来上がっているんだもの。
  飼いならす必要ないでしょ。
  軍隊にクリームなんかないじゃない。
フノリって知ってる?昔糊につかったの。
  水に浸しておくとぬめりが出るの。
  それが、クリームの代わり。
  それを、竹筒に入れておいて、伍長様が持っているわけ。」
ユミ「ね、女みたいな声も出すの?」
A「もちろんよ。あたし志願兵よ。もう、女の声出しまくりよ。
  いやん、いやん、だめ、お願い、許して・・ってね。」

カナ「ね、初めから女の心じゃなかった人はどうなるの?」
A「聞きたいでしょう?」
みんな「うんうん。」
A「一人いたのよ。顔も声も体も女みたいなのに、心はド男。
お偉いさんにあてがわれてね、泣く泣くご奉仕に行かされてたの。
  初夜の後、帰って来た時は、屈辱で、床をバンバン叩いて泣いてたわ。
  毎晩行かされて、毎回、泣いてたのよ。でも、ある日から泣かなくなった。
  しばらくしてから、様子を探りにいった強者がいたの。
  するとね、お偉いさんの胸に抱かれて、まるで女。
  キスされると、相手に抱き付くの。
  いやん、もっと強く抱いてって言うの。まるで、女の声。
  お尻に入れられたときなんか、
  いやん、いやん、いやん、あたし、いきそう、だめ、ああん、イっちゃう。
  そんな声を出しまくり。
  見に行った強者は、見てるだけで、イっちゃったって。」

ユミ「ああん、なんか、興奮する。」
ユカ「ねね、じゃあさ、後天的に女の心になることもあるってこと?」
A「そうねえ。あたしの知る限り、けっこう心も女にされていたわよ。
  心も女にされるとね、顔が違ってくるの。色っぽくなるのよ。
  ま、お尻から栄養補給されてるから、当然と言えば当然ね。」
(みんな笑い。)
クミ「ね、女にされちゃった人、退役したら、ゲイになっちゃったの?
   それともニューハーフ。」
A「普通の男に戻った人がほとんどじゃない。
 でも、ゲイよりニューハーフになった人の方が多いと思うわ。」
J「なぜ。」
A「だって、上着にモンペで犯されるのよ。
  モンペは、言ったでしょう、当時の完全女装と同じよ。
  モンペが忘れられなくて、ニューハーフよ。」
カナ「ね、他に、男の園ある?」
A「世界中にあるわよ。タイの寺院なんか女人禁制。『女生みます』ってところ。」
ユミ「だから、タイにニューハーフが多いの。」
A「寺院と兵役とのダブルパンチよ。
  その話は、またの機会でね。」

<おわり>

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性感マッサージ『小泉小百合の巻』

短めな、トランキュラのお話を書きました。
==================================   

性感マッサージ『小泉小百合の巻』


小泉小百合は、29歳にして「日本和装専門学校」の校長である、
経営的センス抜群の女性である。
和装に関わる着付け、作法、華道、茶道とあらゆる教室がある。
小百合は和装がいかにも似合う美貌であり、マスコミに多く、
取り上げられている。

その夜、赤いワンピースにソバージュの髪をした女性が、
性感マッサージのある相沢京子の洋菓子店に入って行った。
「上に上がっていいかしら。」と店員にいう。
「はい、どうぞ。」と言われて、
その女性は、廊下を進み、一人でエレベーターを操作し、
マッサージ室に入って行く。

「小泉さん、いらっしゃいませ。」と相沢京子はいう。
「相沢さん、また来てしまったの。」
そう言って、女性は、目も醒めるような着物姿になり、
顔は、小泉小百合になる。
小百合もトランキュラである。

「みなさんも、こうやって来ればいいと思いません。
 この部屋は、絶対覗けないのに。」
小泉は、マスクにサングラスで来る有名人のことを言っている。
「ここは安心ですけど、向うに安全な場所がないんですよ。」
「ああ、そうなのね。わかったわ。」

「シャワーは、すませました。アソコも綺麗にしました。」
「まあ、優等生ですこと。」
「今日もいつものマッサージお願いできますか。
 あたし、朝から晩まで、きちんとしてますでしょ。
 ですから、思い切り、反対のポーズを取りたくなるんです。」
「わかりますわ。」
小百合は、来るたびに、決まってその言い訳をする。
小百合は、思い切り恥ずかしいポーズを望んでいるのである。

京子は、ベッドサイドのジュータンの空間に小百合を立たせる。
そして、天井からつるされているロープを下ろし、
小百合に万歳をさせて、両手首をタオルを巻き、
その上から、ロープを巻く。
「痛くありませんか。」
「全く平気です。」

「さあ、お好きなポーズをなさいませ。」と京子。
小百合は、脚を開いて、お相撲さんがシコを踏むときのように、
がに股になり腰を下ろす。
「ここで、いいです。」小百合は言う。
京子は、ロープがぴんと張る位置で、ロープを結ぶ。

和服なのに、がに股で、腰を落とし、
前の着物の合わせをはだけている。
美しい和装の美女が、およそとるポーズではない。
だが、小百合には、日頃、絶対人に見せられない、恥ずかしいポーズであり、
ストレスが、どんどん癒されていくポーズなのだ。

「京子さん、わたくし恥ずかしいポーズでしょうか。」
「ええ、教室の生徒さんには、絶対見せられませんわ。」
「あたし、必ず、アソコが興奮してしまうの。なぜかしら。」
「SMの世界では、珍しくありませんよ。」

「京子さん、わたくしのお弟子の、桜井久美子さんになってくださる?」
「愛してらっしゃるのね。」
「ええ、ここだけの話です。
 あたくしのこんな姿、本物の久美子さんには、見せられないわ。」
「じゃあ、バスルームで変身してきます。
 久美子さんは、洋装の方がいいですか。」
「ええ、いつも和装だから、洋装の久美子さんが見たいわ。」

京子は、バスループに消えた。
そして、そこで待っていた桜井久美子と変わった。
久美子は、エンジ色のワンピース。肩までの、カールの髪。
久美子は、恥ずかしいポーズでいる先生を見て、少なからず驚いた。
同時に、性的に興奮した。

実は、久美子は、一度小百合の後をつけ、
京子の性感マッサージを受けたのだった。
久美子は、小百合に何をすればいいかだいたい知っていた。

一方、小百合は、本物の邦子が自分と同じトランキュラだということを知らなかった。
そして、久美子も小百合がトランキュラであることを知らなかった。

「先生、もうぬれてらっしゃる?」
「ええ。興奮しているの。」
「じゃあ、触って差し上げてもいい?」
「邦子さんにならいいわ。」
邦子は、小百合の太ももを触り、上がっていった。
やがて、邦子は、触った。
心臓が飛び出すほど驚いた。
邦子が触ったものは、女子にはあってはならないもの。
それが、ギンギンに固くなり、上を向いていた。
大和撫子として、小百合は、ショーツを履いていない。

邦子は、胸が震えるほど興奮した。
先生もトランキュラ・・。
今こそカムアウトのとき。
邦子は、ショーツを脱いだ。
先生に負けないほど、カチンカチンになっている。

邦子は、自分のカチンカチンで、小百合の体を撫で回した。
(小百合は、邦子が京子だと思っているので驚かない。)
「ああ、邦子さん、えっちだわ。」
「先生の体中、撫で回してあげるの。」
「ああ、ステキ。」
「先生、立って。」
小百合は立った。
邦子は、小百合の脇の下から手を入れて、小百合の乳房を揉んだ。
「ああん、ステキ。もっとして。」
「いいですわ。」
久美子は揉みつづけ、その内、小百合の乳首を摘まんだ。
「あああああん。あたし、感じ過ぎてしまうわ。」
と小百合は叫んだ。
久美子は、小百合が気絶してしまうくらいに愛撫した。

邦子は、百合子のロープをほどいて、先生にキスをした。
小百合が、抱きしめて来た。
「ああ、うれしい。」久美子は幸せ感に浸った。

そろそろカムアウトのとき。
久美子は思った。

「先生。あたし、京子先生じゃないの。本物の邦子なの。」
邦子がそう言ったとき、京子が姿を見せた。
小百合は見た。
じゃあ、邦子もトランキュラ・・。
「邦子さん、そうだったの。」
「はい。」
「じゃあ、あたしの体を撫でてくれたPちゃんは、久美子さんのだったの。」
「はい。そうです。」
「いや~ん。うれしいわ。」
小百合は、邦子を抱きしめた。

京子は、邦子をマッサージしたときに、邦子が好きな人を知った。
両想いの二人を結び付けたかった。

小百合と邦子は、ベッドの上で裸になった。
お互いPがあるだけで、体は、女性だ。
二人でレスビアン・ラブを始めた。

京子は、見ていてうらやましくなってしまった。
「洋菓子の店員さんと、やろうかな。」
4人いる、可愛い店員さんは、みんなトランキュラだ。
みんな、似てもにつかない男の素顔を持っている。
だが、女の子に変身すると、みんなキュートな女の子になる。
ユミちゃんがいいかな。
カナちゃんがいいかな。
レナちゃんがいいかな。
背の高い、マユがいいかな。
いっそ、全員と。

京子は、部屋を薄暗くして、
二人の喘ぎ声をBGMにして、
仮眠をとろうか、一人えっちをしようかと迷った。

<おわり>


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専業主婦・柳沢聡子「町の洋食店・リヨン」

平凡なお話です。1話完結です。
==============================   

専業主婦・柳沢聡子「町の洋食店・リヨン」


昼になった。
聡子が階段から降りて来て、夫の義男に言う。
「あなた、昼は、町のレストランにいきましょう。
 小早川くんにまた、少し頼みましょう。
「町のレストランなら、この格好でいいかな。」
義男はよれよれのズボンに、ジャンパーを着ている。
「まあ、いいでしょう。」
一方の聡子は、昼でも、一分の隙もない恰好をしている。

義男のビジネスホテルから、10分くらい歩いた商店街に、
「洋食店・リヨン」と書かれた店がある。
入り口は、がっちりした木のドアである。
中に入ると、カウンター席と、4人掛けのテーブルが3つある。
聡子たちが入ると、ソムリエ風の20歳を少し超えたくらいの女性がいる。
聡子が座ろうとすると、椅子を下げて、座らせてくれる。

「この町にレストランがあるとは、知らなかったね。」と義男。
「ええ、昨日、ここへ来てみて、びっくりしましたのよ。」と聡子。
「何を、びっくりしたの?」
「おいしくて。」
「私は、なんでもおいしいけどね。」義男はにっこり笑った。

「今日は、ハンバーグ定食にしてみません?」聡子。
「もう、大好物だよ。」
聡子は呼んだ。
「ハンバーグ定食を。」
「ハンバーグ、かしこまりました。お飲物はいかがなさいますか。」
聡子は、ドリンク表を見た。
ワインが20くらい並んでいたが、なかなかのものである。
「あなた、昼にワインを飲んでもいいかしら。」
「聡子さんは、たくさん飲まないから、いいんじゃないかい。」
「じゃあ。」といって、聡子は、ドリンク表の1つを指さした。

「まあ、お客様、これは、当店で一番の高いワインでございます。
 お値段が張りますが。」ソムリエは言った。
「気になさらないで。恐らく、こちらのハンバーグにぴったりだと思いませんか。」
「実は、超高級ワインですので、飲んだことがございません。」
「そうですか。では、なおさら、このワインを。
 夫には、カリフォルニアのロゼを。」と言って、聡子はにっこりした。

ソムリエ絵里奈は、厨房に入り、50歳くらいの父隆に言った。
「ああ、聞こえていた。昨日も来てくださり、
 俺の、カキフライを誉めてくださった。只の方ではない気がする。」

絵里奈は、ワゴンに2本のワインを載せて、まず義男のグラスに、
少量カリフォルニア・ロゼを入れた。
義男は、ちびりと飲み、口に含んで、
「ああ、けっこうです。」と言った。
次は、「ルビーの湖」とあだ名のある超高級ワインを聡子のグラスに注いだ。
1本10万円である。
聡子は、口の中でワインを転がし、
「ああ、ステキだわ。これで、けっこうです。」
と嬉しそうに言った。

聡子は、絵里奈に言った。
「ソムリエさんは、近くにソムリエのお友達がいらっしゃいますか。」
「7人で、いつも、ワインの飲み比べなどやっています。
 一人では、高級ワインを買えませんから、7人で買うんです。」
「まあ、そうですか。」と聡子。

その内ハンバーグが来た。
「あなた、お箸も置かれているわ。」
「それは、気が利いてるね。」
「あなた、食べる前に、この美しく色どられたお料理を見て。」
「そういえば、すばらしいね。食欲をそそられるね。」
聡子も、フォークで一口入れた。
「まあ、おいしい。こんなハンバーグめったにいただけませんわ。」
と聡子は、心配そうに見ている絵里奈に聞こえるように言った。
「ああ、これは、おいしいな。どこがちがうんだろう。」
「ほら、まず素材が違いますわ。
 きっと特別なところから仕入れている。
 こね具合も、ここというところで止めている。
 それに焼き具合。これをあと10秒余計に焼いてしまったら、
 焦げすぎ苦くなってしまう。絶妙なとこで、上げてある。
 お見事だわ。」

義男は義男のワイン。叔子は、「ルビーの湖」を飲んだ。
「やっぱり、ワインは、カリフォルニア・ロゼに限るな。
 俺も、1本覚えたよ。」

昼でもあり、1本全部飲むのは過ぎる。
聡子は、絵里奈を呼び、他に客がいなかったので、シェフも呼んだ。
「昨日、カキフライを、今日は、ハンバーグをいただきました。
 2日共、まあ、なんとおいしい、堪能致しました。」
「それは、うれしいです。」隆は言った。
「私は、シェフは超一流の方と見ました。
 どこかで、長い間、修行をなさいましたか?」
「実話、レストラングリッツで、長い間シェフをしていました。」
「まあ、どうりで。」
「妻は、この店で、レストランをしていました。
 その妻が亡くなりました。しかし、店を閉じるのは悲しく、
 私と娘で、続けているようなしだいです。」

「そうですか。さぞお悲しみだったことでしょうね。
 そうだ、本題に進みます。
 私は、柳沢聡子と申します。」
「え?あの柳沢聡子様ですか?」シェフは目を丸くした。
「そんな、大したものではありません。
 私は、雑誌「月間レストラン」で、私が何を書いてもいいコラムを持っています。
 そこで、次号のコラムで、ぜひ、こちらの「洋食店・リヨン」のことを、
 書かせていただきたいのです。写真も入れます。
 そうすれば、お店の宣伝になるのではと、思うのです。
 こちらは、あくまで、庶民のメニューで、しかし、どのお料理も、
 とびきりにおいしい。
 そんなレストランは、ステキだなあと思いました。」

「それは、うれしいことです。
 実は、ほとんど客が入らず、娘とどうしようかと思っていたのです。
 コラムに乗せていただければ、大きな宣伝になります。」
「あと、半月で雑誌がでます。それまで、耐えてえくださいませ。
 もっとも、わたくしたちは、毎日、昼と夜にきますが。

 あ、そうそう。このワインルビーの湖ですが、昼に全部飲むわけにはいきません。
 残りを、ソムリエさんにさしあげたいのですが。
 もちろん、お代は全額お支払いします。
 お父様とお二人で飲むのもよし、ソムリエ仲間さんと飲むのもよし。
 さきほど、まだ、飲んでいないとおっしゃっていましたので。」

聡子は、ソムリエの絵里奈にコルクをするようにいい、差し出した。
「お父さん、いいのかな?」と絵里奈は父を見た。
「いただいておきなさい。そして、仲間と飲みなさい。」
「ありがとうございます。」と絵里奈は、深く頭を下げた。
隆は、何から何までありがとうございますと聡子に頭を下げた。

「月間レストラン」の発売日となり、
その日の夜に、8人の客が来た。
次の日の夜には、満席になった。
それから、満席の日が続いた。
隆は、生き生きしていた。
ソムリエの絵里奈もうれしい悲鳴だった。

店が終わったとき、
隆は言った。「絵里奈、暇だったときが懐かしいんじゃないか。」
「お父さんと同じ気持ちよ。お母さん、天国で喜んでいるよ。」
「ああ、そうだな。」

聡子は、毎晩、洋食店リヨンの賑わいを見て、
幸せな気持ちになるのだった。

<おわり>

<次回は未定です。>

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絶対女性にしか見えない女装子さん

私の目から見て、女性にしか見えない人を並べました。
方々からお借りしました。前もってお礼いたします。

これだけ、おまけです。
焙煎ニンニクのCMです。短いのですが、何回も見たくなります。



もう、「女の子~。」という感じで、萌えてしまいます。可愛いです。
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私にとって、絶対女のことしか見えません。ナチュラルで最高です。
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韓国に来たタイの人です。この人もナチュラルで、男性には絶対見えません。
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女度では、最高と思える人です。笑った顔が最高ですが、見つかりませんでした。
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どこの誰だかわかりませんが、絶対元男性にはみえません。女性疑惑があると思います。
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この人、女性としても色っぽいのに、男性かと思うと、気絶しそうになります。
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完全に女の子に見えますが、「ニューハーフ・・」とありますので、
そうなのでしょうね。ああ、男の子とは、思えません。
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私の、大好きな写真です。ナチュラル美人で、萌えてしまいます。
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上と同じ人です。胸がなくて、男性だとわかります。
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この方が五十嵐奈波さんだとは、長いこと気が付きませんでした。
きりっとした眉、強い目力が、かえって女性に見せていませんか。
高校生 (2)


「ザ・女の子」という感じではないでしょうか。この人に本当にPちゃんがあるのでしょうか。
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この方が、男性とは、信じられません。男性なら、私は、気絶します。でも、男性だとのこと。ほんと?
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私の大好きな写真です。とびきりの美人とは思いませんが、ナチュラルで素敵です。
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外国の人でしょうか。日本の女装子さんとは違う女らしさをお持ちです。
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確か、台湾のバンドの人で、女の子に見えるので、女の子として出ているそうです。
女装の願望があるのでしょうか。バンドでも、女の子です。
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アゴが細くて、か弱い女の子という感じで、女の子を感じます。
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どこにでもいるような、可愛い女の子という感じで、萌えてしまいます。
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この4人は、歌手ユニットですが、全員男性です。女女した人が4人も揃うなんて、奇跡です。
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少し疲れました。これで最後にいたします。

お綺麗な人ですね。こういう方を見ると、胸がすっきりしますね。
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では、皆さま。またの折に。

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実話『バレているかもしれない女装』

実話「バレているかも知れない女装」


私は、妻に女装がばれているかも知れないのです。
私が躁うつ病であることは、前にも書きました。
鬱状態と、躁状態が繰り返します。

鬱状態とはどんなものか、これはほとんどの方に理解が広まっていると思います。
しかし、躁状態の方は、あまり理解がありません。
間違った見方は、こうです。
・躁状態のときは、気分がうきうきして、仕事もすいすいできる。
・面倒なことも苦痛でなくなる。
・毎日愉快でたまらない。

こんな理解で、中には、躁状態になってみたいと思う方もいるようです。
しかし、躁状態の絶頂期になりますと、
・時速100kmの道を、200kmで走っているような恐怖。
・たった3行の文が読めない。目が定まらない。
・頭が働き過ぎて、壊れてしまうような恐怖。
こんなものを経験しました。

そして、ある日、私は、ベランダに出て、ほっとコーヒーを飲んでいました。
手に持った本を、何度読もうとしても、3行も進まないのです。
もう、家の中に入ろうとして、パソコンの日記を見ました。
すると、日付がおかしいのです。
11月10日であるものが、11月17日になっています。
変だなあと思って、階下に行き、家族に日付を聞きました。
そこで初めて妻に聞きました。
「あなたは、1週間、気をうしなっていたのよ。」と。
「え?じゃあ、布団に1週間いたの?」と聞きますと、
「いえいえ、ありとあらゆることをしたわよ。」と妻。
そのとき、私が何をしたか、全く覚えがありません。
子供たちも、きつく口止めされていたと見えて、
一切のことを教えてくれません。

よほど、口にできないことをしたのです。
ただ、家族は、私に普通に接してくれていたので、
私もそれに合わせて、普通にしていました。
しかし、一つだけ。
自分は、女装をしたのではないかと、その心配がありました。
女装の衣類が入っている箪笥のケースを見ていました。
とくに、いじくっている様子はありませんでした。

ただ1つ、私が元気になって朝の用意をしていたときです。
私は、女性用のウエストニッパーをしていました。
それが、ズボンから5cmくらい上にはみ出していました。
それを、妻に見られてしまったのです。
「ずいぶん、女性的な下着ね。」と言われました。私は、
「男物じゃ、サイズが合わないんだよ。」と言いましたが、
妻は何も言いませんでした。
私は、その1週間のことを、ずっと気にしていました。

何年かたって、夕食の後、女装子の話になりました。
子供たちが私の女装を見たなら、話題を続けないのが普通です。
そのとき、妻もいっしょに、話題に参加していましたので、
私は、「セーフだったのかも。」と思いました。

しかし、妻は、あるとき、娘にこう言いました。
「お父さんは、同性の女友達が、必要なのよ。」
娘は、すぐ納得したようでした。

うわあ、バレてるのかなあ・・。

とにかく、早く時が経って、私のしたことが、時効になって欲しいと、
願っています。年をとるのは、嫌ですけどね。

(次回は、未定です。)


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いろいろなフェチ

エッセイです。つらつらと書きました。
読んでくださるとうれしいです。
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いろいろなフェチ


女装の道具の中で、人によって、好きな物が違っているようですね。
私は、きっぱり「かつらフェチ」です。

女装の過程の中で、かつらを被ると一番女になれるからかも知れません。
「勝負服」ってありますよね。
今日こそ、彼の心をゲットだ、というときに着ていくもの。
私にも「勝負かつら」がありました。
かつらは、その昔、フォンテーヌで、3万円ほどしました。
ところが、アメリカで、韓国製のものを売っているお店があり、
1つ25ドル5千円くらいのものを売っていて、ものは悪くありません。
私は、うれしくて、たくさん買いました。

で、「勝負かつら」ですが、ボブなのに、ふんわりした内巻きではなく、
ストレートなのです。で、髪がかすかに縮れていて、
被ったときのかつら感がありません。

10センチくらいのかかとの靴を履き、クリーム色のパンタロンを履き、
靴を隠し、ピンクの半袖のサマーセーター、
肩が少しバルーンになっているのを着ると、当時の私は、
脚がすごく長く見え、絶対男とバレナイと言う、3点セット。
これが、私の「勝負かつら&服」でした。

アメリカの話で恐縮ですが、
近くにあった洋服店は、試着室が、左が女性、右が男性、
その真ん中に女性が座っていて、何着着替えるか申告します。
そのお姉さんは、「では、どうぞ。」と掌を上にして、
右か左かを差すのです。
このとき、右手なんか上げられるとアウトです。
この関門をパスするために、例の「勝負かつら&服」を着ていきます。
ここで、女子の試着室に入るのですが、個室にカーテンがあるので、
下着姿の女性は、見えませんし、私も見られません。

私は、着てみたい服を5着くらい持って、お着替えを楽しみました。
これもそれも、かつらが、ビシッと決まっていないと、できないことです。
かつらが「勝負かつら」でないと、安心してできないのです。

女装道具で、フェチになりやすいのは、洋服でしょうか。
次に、靴。次に下着でしょうか。

「靴フェチ」は、映画でよく登場します。
多くはハイヒールで、ステキなハイヒールにかしずく男性のシーンを、
よく見かけます。私は、靴フェチではないので、どこがいいのか、
あまりよくわかりません。

下着フェチは、多くは、スリップであるようです。
しかも、膝下まである長い物。
そう言うのを身に着けて、自分で体を撫で、そのすべすべとした感触に、
燃えるようです。
この方は、下着を驚く程持っています。

思い出しました。
私は、脇の下フェチです。
綺麗に手入れされた、女性の脇の下を見て、感じてしまいます。
これは、けっこう仲間がいて、彼らの声を聞けます。
「脇の下は、女性の体の中で、一番えっちなところだと言っています。
私は、それほどでもありません。
しかも、これは、女装具ではありませんね。

「口紅のフェチ」さんがいます。
たいてい、真紅のリップに燃えるようです。
女装のとき、かつらを被るときと、リップを引くとき、
いちばん女になった気がします。
気持ちがわかります。

「洋服のフェチ」さんもいます。これは、フェチというほどではなく、
女性が、共通に好きですね。
でも、フェチの段階になると、これはとてもお金がかかります。
1着1万円で満足できたものが、5万円となり、10万円となり、
切りがありません。
このフェチの方は、要注意ですね。

その他、「パンストフェチ」「ストッキングフェチ」微妙に違います。
バニーガールが好きな人の多くは、「網タイツフェチ」であることが多いです。
網タイツではなく、黒いストッキングのバニーさんもいて、
これは、ストッキングフェチの人には、たまらないでしょうね。

さて、今日は、これ以上思い出せません。
つづきは、またの機会に。

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アメリカにて『運命の診断』

アメリカ編は、もう終わりといいましたが、あと1話書きます。
昔のことなので、思い出し違いがあるかもしれません。
読んでくださるとうれしいです。
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アメリカ編『運命の診断』


私は、KS(クラインフェルター症候群)です。
24歳で、アメリカにいるとき、発見されました。
24歳まで、発見されなかったということは、
自分がそうだと気が付かず、一生を送る人がいるということです。
1000人に1人と言われていて、
学校に1人は、いる計算になります。

私は、あるきっかけで、
隣町のバトンルージュのジェンダークリニックに行きました。
1度診察を受け、1週間後にまた行きました。
まるで応接室のようなところで、ドクターも私服でした。

これから、ドクターと話したことを書いてみようと思います。

ドク「あなたは、KSだとわかりました。
   性の発達障害の一つです。
   これは、あなたを女性化する染色体Xが、一般の男性より、
   1つ多いのです。
   これが、あなたを女性的にしている原因です。」
私 「例えば、どんなことですか?」
ドク「腕、脚、首が長いです。
   脚は、長くてもカッコイイだけです。
   腕は、あなたの身長に対し3cmくらい長い。
   首が細くて長いのは、女性的に見られます。
   それから、なで肩です。
   顔のパーツを言ったらきりがありません。」

私 「私は、イカリ肩の女性が好きですが。」
ドク「女性は、髪を伸ばしているので、なで肩の人も、イカリ肩に見えるだけです。
   それと、ピップですが、83cm。これは、少し多目です。
   まあ、体格でいえば、あなたは、男子にしては、非常に女性的です。」
私「他にありますか。」
ドク「あなたは、合気道を長くやって来られたのに、
   肩や腕は、細いです。これは、あなたが女性の筋肉を持っているからです。
   体操の女子選手は、肩や腕が細いでしょ。女性の筋肉は、太くならないのです。
私 「そう思います。」
ドク「各種心理テストの結果ですが、言語性(論理性、判断力)は、
   男性の中でもとても高いです。
   しかし、別のテストでは、父性に比べて、母性が著しく高いです。」

ドク「一番大切な、セックスですが、セックスは、一般の男性のようにできます。
   ただし、精子の数がかなり少ないので、運が良ければ、子供を作れます。
   運が悪くても、人工授精で、成功した人が60%います。」

私 「そうですか。」
ドク「これからの、あなたの人生設計ですが、
   いずれ男として働き、男として、女性との結婚を望みますか。」
私 「はい。女性として通すのは、アメリカでだけと思っています。
ドク「それなら、特別なトレーニングが要りますね。」
私 「例えば?」
ドク「今は、女性の声ですから、ボイストレーニングをして、
   男性の声を出せるようにすること。
   男性ホルモンを投与して、体の感じを男性に近づけること。
   これは、声にも影響します。
   KSの人は、骨粗鬆症になりやすく、
   また、うつ状態になりやすいので、微量の男性ホルモンが必要です。」

私 「男になるためのトレーニングは、今の私にとって、辛いものです。」
ドク「そうでしょうね。あなたは、女装願望がありますからね。
   そして、今の段階で、女性として高い水準で、社会適応していますから、
   余計そうでしょうね。」
私 「しかし、いつか決断しなければ、なりませんね。」
ドク「あなたが、女性として生きて行かない限り、そうですね。」
私 「女性として生きて行くには、もっと困難があります。」

私「私は、女装願望がありましたから、ずっとましでしたが、
  自分のKSを知らないでいる人は、どうなるのでしょう。」
ドク「むしろ、知らないでいる人の方が多いのですよ。
   結婚して、不妊相談に来てやっと知る人もいます。
   乳房が出て来て、あわててクリニックに来る人もいます。
   知らないまま、自分が色白で、女性のような顔立ちであり、
   体も、華奢であり、男としての劣等感に苦しむ人もいます。
   いくらボディビルディングをやっても、筋肉が太くなりません。」
私「早期に、男性ホルモン治療を受けていれば、よかったということですか。」
ドク「そうですね。女性になりたい男性と同じです。」

私は、一辺にたくさん聞いてしまったかんじで、
アパートに帰って、ゆっくり考えようと思いました。
これからのたくさんの困難が思い浮かびましたが、
今は、考えないことにしました。

明日は、また新しい一日。
明日の悩みは、明日に悩もう。


(次回は、未定です。)


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アメリカ自叙伝②「来たばかりのころ」つづき

「アメリカ初期」の続きを、あと1話だけ書きたいと思います。
1度書いた気もします。重複していたら、ご容赦くださいませ。
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アメリカ自叙伝②「来たばかりのころ」つづき



<初めての外食>

コーンフレイクで、私は、すっかり元気になりました。
朝、大通りに行く道に、コーヒーハウスがありました。
客は、初老の男性ばかりです。
丸テーブルでみなさんの食べているものを見ると、
グリッツというお粥に似たものと、半熟の目玉焼き。
そして、ビスケットというスコーンに似たパンです。

これなら、食べられるかもしれないと入りました。
ガラス張りの店で、朝の日差しがたっぷりと注いでいます。
私は、いよいよ、グリッツ、目玉焼き、ビスケット、
そして、コーヒーを頼みました。
いざ食べてみると、おいしくいただけます。
チップは、いくらかなあと、迷っていると、
皆さん、10セント置いて行きます。
私も真似ました。

そのコーヒーハウスの上を見ると、ホテルです。
1週間料金をみると、YMCAより安いのです。
私は、いまわしいYMCAからこのホテルに引っ越しをしました。
中は、綺麗で、2倍の広さがありました。
知っていたら、初めから、ここへ来たのに。


<やっと見つけた女装ショーのお店>

私は、毎日のように、バーボンストリートに行きました。
女装の店が、あるはずだと思って歩いてみると、
ちゃんとありました。
呼び込みのおじさんが、
「フィーメール・インパ―ソネイター
女より綺麗、一見の価値ありだよ。
1ドリンク3ドル。制限時間なし。」
と言っていました。
女装の意味だと、すぐわかりました。
中に入って、コークに3ドル払いました。
お話をする店ではなく、ショー本位の店でした。
かぶりつきと、後ろは、一つながりのソファーがあります。
私は、いつも後ろのソファーに座りました。

女装の踊り子さん達は、自分の番が来ると、舞台のそでにあるレコードプレアーに、
自分のレコードをかけて、セクシーな踊りを見せます。
シングルレコードの長さが、その人の踊りです。
ですから、2分半くらいで交代します。
私は、レコードくらい他の人がかけるようにすればいいのにと思いました。
しかし、一人でも、人件費をかけたくないのでしょう。
私は、踊り子さん達は、どうやって生活しているのだろうと思いました。
このショーに出たって、日給はほんのわずかでしょう。

私は、毎日のように見に来て、3日目のことです。
髪をライオンのようにした、180cmほどの長身の人が出て来ました。
彼女を見たとき、
「あ、スルカだ。」と思いました。
アメリカから輸入された、女装の写真本に、よく出て来る人です。
肩幅は狭いのに、ヒップがすごくあり、脚が長く抜群のプロポーションの人です。
私は、スルカさんの胸のすくようなプロポーションを満喫しました。

店の奥は、少し広くなっていて、踊り子さんが休むところでした。
スルカさんがいます。
私は、話しかけたくてたまりませんでした。
(プライベートなときじゃないのでいいかな?)と思い、
スルカさんのそばに行きました。
「スルカさんですか?」と私。
「そうよ。よく知ってるわね。」
「日本で、一番有名な、アメリカの女装の人です。」
「そうなの?もっと綺麗な子、大勢いるでしょう。」
「スルカさんが、一番セクシーです。」
「あはは。お世辞でも、そう言ってくれるとうれしいわ。」
「お会いできて、光栄です。」
「あたしもよ。」

長いお話はいけないと思って、話はそれだけにしました。
でも、それだけで、私は十分でした。


<初めてハンバーガー・ショップに入る>

私は、ハンバーガーを食べられるくらいに回復していました。
そこで「バーガー・キング」というお店に行きました。
小柄な黒人のお姉さんの前に立って、
「ハンバーガー」と言いましたが、通じません。
他の人の頼むのを聞いていました。
すると、「ハンバーガー」と言って、「ハン」にアクセントがあります。
私も、真似して言ってみると、通じました。(そんなもの?と思いました。)
「S、M、L?」と彼女が聞きます。
私は、迷わず、「S」というと、売り子さんが笑います。
「日本人は、どうして、みんなSなの?」といいます。
「日本には、Sしか、売ってないんですよ。」と言いました。
「ほんと?」と彼女は驚きました。
次に、
「フライド・ポテト。」と言いました。
「フレンチ・フライのことね?」と彼女。
「なんで、フレンチなの?」と聞くと、
「知らないわ。」と彼女の答え。
「これも、Sサイズね?」
「当たり。」と言って私は笑いました。
彼女も笑っています。
「ドリンクは?」と彼女。
「コーク。」
「ないわよ。」
彼女のすぐ横に、コーラのサーバー機があります。
「ここにあるじゃない。」と私。
「これは、ペプシよ。コークじゃない。」
「ちがうの?」
「コークは、コカ・コーラのこと。」
(そうだったんだあ。とびっくり。)
「どっちでもいいときは、なんて言えばいいの?」私。
「コークor ペプシって言えばいいの。」
(なるほど。)

これで、全部頼みました。
『さあ、どうぞ。』は、Here you are. だと習ってきました。
すると、彼女は、Here you go と言いました。
なんか、習ってきた英語が、ことごとく裏切られた感じでした。

私が、手間取ってしまったので、後ろに少しに列ができていました。
私は、ぺこぺこ謝りましたが、
皆さんは、待つのが少しも苦ではないようでした。
(これは、後で知りましたが、アメリカの人は、待つことに寛容です。)

<おわり>


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アメリカ自叙伝 『白人青年と面と向かって話す』

今日は、記事のネタが思い浮かばす、再投稿しようと思いましたが、
その記事が見つからず、再話をします。
読んでくださるとうれしいです。
=================================     

アメリカ自叙伝 『白人青年と面と向かって話す』


これは、車を買い、アパートに越してきて、間もなくのころです。

私は、ちょっとコンビニに行こうと、車に乗りました。
車は、10年使った中古車で、エンジンがかかりにくく、
私に売ってくれた人は、
「エンジンがかからないときは、一度アクセルをゆっくり踏んで、
 キーを回せば、かかるから。」と言っていました。

でも、そのときは、ゆっくりアクセルを踏んでからでも、かかりません。
私は、もう一度アクセルを踏み、キーを回しました。
それでも、かかりません。

静かなアパートに、私がエンジンをかけようとしている音が響いていたのでしょう。
隣の家から、20歳くらいの白人の青年が出て来て、
「もう、アクセル踏んじゃだめ。俺に任せろ。」といいます。
私は、『わお~。初めて白人青年とまともに話す。』と思っていました。

彼は、「ボンネットを開けて。」と言い、
確か、キャブレターというものの蓋を開けて、
濡れているガソリンを布で拭き、そして、キャブレターの蓋で、
団扇のように仰ぎました。

その頃私は、彼に話しかけられたらどうしようと、
自分の身なりを確認していました。
長袖の体にフィットするセーター。
胸は、ちゃんと膨らんでいる。
下は、焦げ茶色の、ミディ丈のスカート。
メイクを鏡で点検。まあ、よし。

彼は、キャブレターの蓋をして、
私のところに来ました。
私は、サイドのガラスを下ろしました。
「もう一回、エンジンかけてみて。」と彼は言いました。
私が、キーを回すと、見事にかかりました。
「わあ~、やったー!ありがとう!」と英語で言いました。
彼も、喜んでいました。

『これから、会話が、絶対始まる。』と私は、緊張しました。

「俺は、ジョン。」
「私は、アリス。」
私が手を出し、握手をしました。
私は、ドキドキとしていました。
一応、女だと思われている。
「このアパートに住んでるの?」
「いえ、従妹が住んでるの。」
「どうりで、あまり見ないはずだと思った。」

相手が、自分を女の子だと信じて疑わないと思ったとき、
安心より、逆に、プレッシャーだと発見しました。

「東洋人?」
「ええ、日本人。」
「可愛いね。」
「ありがとう。」
「これから、アクセル踏み過ぎちゃだめだよ。」
「ええ、わかった。」
「2回以上踏んではダメ。ますます、かからなくなる。」
「ええ、わかったわ。気を付けるね。」

「じゃあな。」
「じゃあ、ありがとう。」

大体このくらいの会話だったのですが、
ネイティブの青年と話せたことが、すごくうれしかったのです。
また、女と疑われなかったことが、喜びでした。

私は、少し汗を書いていました。
コンビニまで行きながら、
さっきの会話を、リピートしていました。


(次回は未定です。)

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プロフィール

ラック

Author:ラック
上は若いときの写真です。ISなので、体は、かなり女子に近く発育しました。でも、胸はぺったんこです。戸籍は男子。性自認も男子、そして女装子です。アメリカの大学で2年女として過ごしました。私の最も幸せな2年でした。そのときの自叙伝を書いています。また、創作女装小説を書いています。毎日ネタが浮かばず、四苦八苦しています。ほぼ、毎日更新しています。
どうぞ、お出でください。

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