いろいろなおしゃべり

いろいろなおしゃべり


再び、自分のことで、恐縮です。
昨日、「FTMだけど女装子」を、やっと書きあげました。
「あとがき」を書きましたので、気が済んでいるのですが、
もう少し書きます。
主人公ですが、FtM の性別違和で、心は男子です。そして、女装子。
モデルですが、何を隠しましょう、私です。

私は、KF症候群というIS(DSD)です。
それを、知ったのは、24歳のとき、アメリカのジェンダー・クリニックです。
これは、男子の証しは、ちゃんと備わっているのですが、
体格は、限りなく女でした。(乳房は、出ませんでした。)
思い出してみると、小学校の1年生の頃は、お尻がプリンと出ていて、
お腹が、ぽこんと出ていました。
声も女声でした。
小学校高学年のとき、後ろから、男子によく抱き付かれました。
「どうして、そんなこと、するの?」と聞くと、
「ジュンの体は、柔らかくて、女みてーだから。」だと。

家庭科の料理の時間、私はエプロンを着て、頭にバンダナをしていました。
すると、男子も女子も、
「わあ、びっくりした、女の子かと思った。ジュンだったのか。」
と言いました。
私は、「女みてー。」と言われることが、嫌では、ありませんでした。
それは、一重に私が女装子だったからだと思います。
女装子でなければ、屈辱を感じて、やりきれなかったと思います。

私の体が、女の子的だとすると、性自認は男で、女装願望がある。
これは、物語の米倉百合子に、似てはいないでしょうか。
そうだとすると、あのお話は、
私から、必然的に出て来るものだった気がします。



私は、今、女装が出来る環境に全くありませんので、
物語を書くことだけが、私の女装です。

1年ほど前、女装用品を減らしました。
でも全部処分するのは、悲しいので、1セットだけ、残してあります。
ワンピースは、薄手のもので、たためば、小さい袋に入ってしまいます。
それから、スリップ、最低限の化粧道具、ウィッグ、靴です。
これは、いざバレタときに言い訳がきくように、「宴会用」と書いています。
ですから、宴会で使わないような、ブラ、ショーツ、パンストなどは、
中に入れていません。
身に付けることはできませんが、それらのものを見るだけで、
うれしいです。

そして、女装ができない気持ちを、物語を書くことで、癒します。
一つ、物語が終わりましたので、今朝は、エッセイにしようと、
昨晩は、書きものをやめて、好き勝手なことをしました。
「あとがき」に書きました歌手の新山詩織さんの歌をたくさん聞きました。
うれしいことに昔の歌を歌ってくれていて、
「悲しくてやりきれない」「もしも、ピアノがあったなら」
「デイドリーム・ビリーバー」などを、何度も聞きました。
心に沁みる、とてもいい声の人だと思いました。
恥ずかしながら、自分で歌った歌も聞きました。
プロと比べて、自分は、なんと歌が下手なんだろうと思いました。

私は、15年ほど前、ボニー・ピンクというシンガー・ソング・ライターが好きで、
5年ほどファンをやり、次につじあやのさんのファンを5年ほどしました。
その間、B’z や、ZARD 、aikoも好きで、一つの曲を、何度も聞きました。
ライブもたくさん行きました。
ライブは好きです。
ですから、「お父さんは大ヒットメーカー」で、ライブのシーンを書きましたが、
書きながら、うれしくてたまりませんでした。

最後に、ランキングについて。
私は日本ブログ村に、アメブロを登録しています。
しかし、書いているのは、FC2 のブログです。
アメブロからFC2に飛び、記事を読んでくださり、
また、アメブロに戻りバナーを押してくださっている方がいらっしゃると思います。
これ、ほんとに面倒ですよね。
申し訳なく、頭がさがります。ほんとに、ありがとうございます。
でも、私は、アメブロが好きなので、登録サイトをアメブロにしています。
大変面倒だと思いますが、バナーを押してくださるとうれしいです。

では、今日は、この辺に致します。
今後とも、よろしくお願いいたします。

(次回は、未定です。)


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FtMだけど女装子⑤『女の子同士になって燃えた時間』最終回

予告なしですが、今回で、最終回といたします。
もう少し書こうと思ったのですが、⑤で終わるくらいがいいようです。
セックス場面が、切れてしまってすみません。
「あとがき」があります。それも、読んでくださるとうれしいです。
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FtMだけど女装子⑤『女の子同士になって燃えた時間』最終回


セックスは初めてだったが、
今まで、動画や小説で、たくさん見た。だから、大体わかる。

美里は、恥ずかしさに、両手で顔を隠していた。
百合子は、美里のPをそっと触って、愛撫した。
「美里、気持ちいい?」
「うん、すごくいい。」
美里は、顔を隠したまま、そういった。

美里のPを愛撫するたび、美里は体を震わせた。
そして、「ああ、お姉様。」といって、百合子のお腹に抱き付いて来た。
そう呼ばれることで、レズビアンの気分に一気になって、
百合子は、萌えた。

「今度は、お姉様がされるの。」
美里はそう言って、身を起こし、百合子の肩に手を掛けた。
そして、もう一方の手で、百合子の太ももを手で撫で始めた。
百合子は、ショーツの中が、びしょ濡れになっていた。
「美里。あたしも、ショーツを脱ぐね。」
そう言って、百合子は、腰を浮かしてショーツを脱いだ。
美里に太ももを撫でられながら、百合子は、
「ああん、いや~ん。」と、声をたくさん上げた。
女の子の黄色い声だ。
「ね、百合子の一番気持ちのいいところへ、この指を持って行って。」
美里は言った。
「うん。」百合子は、ベリー・スポットに美里の指を当てた。
「ここを、こうすればいいの?」
「そう。」といいながら、百合子は、のけ反ってしまった。
「こうね。」
「うん。ああああん。」
「感じてる百合子、可愛い。」
「あたし、美里を愛撫した後だから、すごく感じるの。」

美里がキスをしながら愛撫する。
美里の口の中に、なんども喘ぎ声を送った。
「ね。ベッド行こう。」と美里。
「うん。」と百合子は言って立ち上がった。

二人は互いに背中のファスナーを下ろし合って、
スリップ姿になった。2人とも白いスリップだった。
二人でベッドの上に乗った。
抱き合って、何度もキスをした。
美里は、百合子のブラのホックをはずし、スリップの隙間から取ってしまった。
美里は、百合子の乳房を愛撫しながら、
「どうやったら、一番気持ちいいか教えて。」と言った。
百合子は教えた。乳首は、指でつまんで、コリコリされると弱いと言った。
美里は、その通りにしてくれた。
愛撫される度、声を上げた。

隆は、自分の心は男でも、体は女であることを、再認識した。
そして、自分の心は男だと知りながら、自分を愛撫してくれるのは、
女装子の人だけだと思った。

百合子は、美里のPを口に含み、愛撫をした。
「ああん、百合子にそんな事されたら、あたし、すぐにイっちゃう。」
美里は、叫んだ。
百合子は、美里の脚を開いて、M開きにして、フェラをした。
恥ずかしいと繰り返しながら、
美里は思った。M開きのような恥ずかしい恰好は、
逆に女にされたという興奮を呼ぶ。

もう十分と思ったとき、百合子は美里に言った。
「美里、あたし、バージンなの。美里にバージン捧げたいの。」
「あたしに?いいの。」
「だから、出血するかも。何か敷くものある?」
「大丈夫、シーツごとあらうから。」
「じゃあ、美里に女の子になった気持ちに、
 あたしは、男の子になった気持ちで、
 美里が下、あたしが、上から被せる。わかる?」
「ええ、わかった。うれしい。」
「イきそうになったら教えて。子供ができちゃうから。」
「そうか、そうね。」

美里は下になり、脚を開いて少し曲げた。
百合子が上から、挿入した。
ピリッという痛みが走った。今、出血した。
百合子は男の子のように、ピストンをした。
美里は声を上げた。
「美里、入れられてる気がする?」
「うん、入れられてるって、錯覚する。女になってる気がする。」
「あたしは、挿入している気がしてる。男になった気持ち。」

百合子は、途中一度達した。
それでも、ピストンを続けた。
やがて、美里の声が激しくなってきた。
「隆、あたし、いく。ああん、いく。イッちゃう、イっちゃう。
 隆、抜いて!」
隆は抜いて、美里のPを愛撫をした。
美里は、隆の手の中に放射した。

二人にとって、感動的な時だった。
方々をティッシュで拭いて、毛布にもぐり込んだ。

「典型的な男の運動していて、つい隆になっちゃった。」と百合子。
「あたしも、典型的な女の姿になって、心が完全に女になって、
百合子を隆って呼んじゃった。」
「ね、一つ気が付いたの。」百合子は言った。
「何?」
「あたし達男女でしょう。だから、子供を作れるっていうこと。」と百合子。
「うん。あたしも気がついたの。すごくうれしかった。」と美里。
二人で、顔を見合わせ、くすくすっと笑った。

<おわり>

~~~あとがき~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

あとがきを書くのは初めてである気がします。

隆と美里には、家族へのカムアウトという大問題がありますが、
二人は、それを、クリアして、卒業と共に、結婚をします。
結婚式は、美里がウェディング・ドレスです。
二人は、ホルモン治療を我慢しましたので、
赤ちゃんを授かります。

このお話は、「実験小説」などとしましたが、
私にとって、少しチャレンジであるテーマのとき、こう書いたりしています。
今回は、「FtM さんが女装子」というのが、「実験テーマ」です。
隆のように心が男なら、女装子であることもあるかなと思いました。
FtM の人が、女装したら、本来の姿になるだけじゃないかと思われもしますが、
果たして、そうだろうかと考えました。微妙に違うような気がするのです。
自分の「女装」を観察しているのは、自分の心の男の部分だと思います。
姿が女性になり心も女性になる。それを一貫して楽しんでいるのは男の自分です。
隆は、その男の自分をもちながら、百合子になっています。
ちょっと、ややこしいでしょうか。

美里は、言葉を一つ一つ丁寧に誠実に話す人と書きましたが、
実は、モデルがいます。
シンガー・ソング・ライターの新山詩織さんという、まだお若い方です。
新山さんをご存知の方は、「あ、あの人のことだな。」と、
お分かりになったかもしれませんね。

5話くらいの話を書きますと、かなりエネルギーを消費します。
それを、エッセイでつなくのですが、最近、エッセイを書くのも、
容易ではなくなってきました。
また、一日、ああでもないこうでもないと考えます。
何か、書いていましたら、読んでくださるとうれしいです。


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FtMだけど女装子④『二人の熱い時間』その1

今日は、いいところなのに、お出かけがあり、全部書けません。
今日と明日で、二人の熱い時間を書きます。
読んでくださるとうれしいです。
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FtMだけど女装子④『二人の熱い時間』その1


チャイムを鳴らすと、美里がドアを開けた。
美里は、クリーム色のワンピースで、白い丸襟がついていた。
スカートの長さは、いつものひざ丈。

「シャワーは?」
「浴びて来た。」隆は自分の声が震えていると思った。
「じゃあ、そこのドレッサー使って。
 あたしがそばにいると嫌でしょう。あたし、ベッドルームの方で、
 テレビ見てるから。」美里はそう言った。

隆は、シャツを脱いで、ナベシャツを脱いだ。
すると形のいいCカップの胸が現われる。
まずブラをする。ちょっとかがんで、乳房をきっちりとカップにいれる。
そして、スリップを被る。
立って、ジーンズを脱いで、男物のパンツを脱いでショーツを履く。

服は、可愛い薄いピンクのキャミワンピースを持って来た。
薄地で、肩にピンクの花がついていて可愛い。
膝上15cm。ちょっとミニ。
このために、昨日は、脇の下を処理してきた。
そういう作業は、女装子として萌える。
前髪をピンで留め、ファンデーションをほんの薄く。
目にラインを細く引いて、ぱっちり型のつけ睫毛をつける。
全体にピンク系のシャドウを付ける。
リップは一番後。

女の子時代の髪型だったボブヘアー。色を少し抜いたもの。
肩までの髪。ワンカールで、お姫様型。
ブラシで、髪をとかすと、懐かしい高校生のときの自分になる。
メイクしている分可愛い。
最後に、チークとリップ。リップは、薄いピンク。

男物をちゃんと畳んで、身の回りを綺麗にした。

立ち上がった。この姿を美里に見せるのは、ドキドキする。
自分はもう女の子だ。声も女の子にする。

「美里、終わったわよー。」と呼んだ。
美里は、テレビを消して、姿をみせた。
隆を見て、目を輝かせた。
「わあ、隆、可愛い、っていうより美人。」
「女装したときは、百合子って呼んで。本名。」
「うん、ね、靴はこうよ。」
「あ、それなら、あたし持って来た。」
隆は、黒い靴を履いた。かかと4cm。
美里も黒い靴。かかとが高く、身長が隆に追いつく。
「百合子は、すごく脚が長いね。隆のときだって長いけど。」
「美里だって長いわ。」
「紅茶、ハーブティー、どっちがいい?」と美里。
「ハーブティーがいい。」

二人でキッチンテーブルで、ティーを飲んだ。
「百合子は、何もかも女の子ね。でも、心は隆なのよよね。」
「男子の中で遊びたかったけど、我慢した。
 ガールズトークは、ほんとは、退屈だった。」
「無理もないわ。男の子だったんだから。」
「でも、こうして、女装すると、やっぱり萌える。心はほぼ女の子になる。」
「あたしも、『女装だ!』って気持ちで女の子の服着ると萌える。」

二人は、ティーを飲みほした。
「壁に大きな鏡があるから、見に行こう。」美里が言う。
二人並んで映した。
「どう見ても女の子二人ね。」美里は言った。
「あたしは、体が女だから、当たり前じゃない?」と隆。
「ううん。あたしには、隆が女装した女の子に見えてる。」美里。
美里が、隆の後ろに来て、隆を抱いた。
「隆、柔らかいね。それに、ここ本物。」美里は、隆の乳房にそう言った。
「交代。」といって、隆が後ろから美里を抱いた。
「美里も、柔らかいわ。ここは、本物ではないんでしょう。」
「うん。本物もってる隆がうらやましい。」と美里。
「女装のときだけ、うれしいって思う。」隆。

隆と美里は、向き合って、抱き合った。
キスをした。
『ああ、幸せ。』と2人は、思った。
「あたしの、ファースト・キッス。」と美里。
「あたしも、初めて。」と隆。
それから、二人は、向かい合ったまま、お互いの体を愛撫し合った。
気持ちがどんどん高まって来る。
二人は、呼吸を乱していた。

「ね、ソファーに座ろう。」と美里。
「うん。」と隆。
ソファーに座り、隆は、美里にキスしながら、
美里のスカートに手を入れた。美里が、ぴくんとする。
太ももを愛撫した。
長めのスカートがまくれ、美里の綺麗な太腿が露わになった。
「あたし、これが最高に好き。」美里は言った。
隆は、美里を愛撫して燃える。自分は男なんだと自覚した。
「あたし、ショーツ脱ぐね。」美里は、後ろを向いて、ショーツを脱いだ。

『今度は、美里のアレに触れてしまう。』
そう思うと、隆の胸は、ドキドキが一気に高まった。
おしとやかで、女らしい美里に、男の物があるとは、
どうしても信じられなかった。
隆は、美里の太ももを愛撫しながら、とうとう、美里のその部分にふれた。
それは、大きく固くなっていた。
「あああ。」と美里は声をあげた。
隆は、興奮と感激で、一辺でショーツを濡らしてしまった。
おしとやかで、清楚な美里に、あってはならないものがある。
目の前の美里とアレが、どうしても重ならない。
でも、それが、ますます自分を興奮させる。
感激している自分は女装子だと、隆は確信した。

つづく

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FtM だけど女装子③ 「夢のような出会い」

物語って、夢のような、奇跡的なことが、簡単に起こせるので、いいです。
今回、夢のような奇跡的出会いがあります。
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FtM だけど女装子③ 「夢のような出会い」


LGBTの懇親会から2か月。
隆は、フルタイムの女装子さんとの出会いを、毎日のように夢見ていた。
出会うとしたら、それはどんな人だろう。
あれこれ考えて、うきうきしてくるのだ。
隆は、そんな出会いを信じていた。

それは、7月に入り、夏休みが近づいて来たころ。
午前の授業が終わり、隆は、学生食堂に行った。
そして、その前にトイレに行っておこうと思った。
隆が行くトイレは限られている。
男子トイレには入れない。女子トイレもダメ。
この学食にある多目的トイレは、貴重なトイレだ。

隆は、多目的トイレに行き、引き戸の取っ手を握ったとき、
同じタイミングで、取っ手を握った人がいる。
女性だ。あ、タイプと隆は思った。
「あ、先にどうぞ。」と言って、隆は下がった。
「すみません。」と彼女は言って、中に入って行った。
誠実そうな声が、印象的だった。
隆は、数歩下がったところで待った。
個室のそばで、男が立っているのは嫌だろうと思ったからだ。

待ちながら、隆は、「え?」と気が付いた。
女子学生が多目的トイレ?
生理であっても、一般のトイレでいい。
考えていくうち、答えは一つであるように思われた。
まさか、まさか、まさか、と思った。
自分と同じ事情かも知れない。
「しまった。」
と隆は同時に思った。
俺がトイレを使っている間に、彼女はどこかへ行ってしまう。
かといって、あの場合、相手に先を譲るのがエチケットだ。
残念、ここまでの縁なのか。

隆が待っていると、彼女が出て来た。
水色と白のビンガム・チェックのワンピース。
ひざ丈までのスカート。肩見せ。
前髪。柔らかいウェーブの肩までの髪。
ああ、好きだなあと隆は思った。
彼女は、隆に礼をして、歩いて行った。

隆は、トイレに入り、考えていた。
多目的トイレで出会うなんて、これは絶対何かの縁だと思った。
必死になって探せば、また会えるかも知れない。
そう思って、トイレを終え、引き戸をあけた。
すると、少し離れたところに彼女が立っていた。

彼女は寄って来て、
「これは、絶対何かの縁だと思ったの。一緒に昼を食べませんか。」
と、にっこりと言った。
隆の胸はときめいた。
「俺も、何かの縁だと思ってたんだ。よかったあ、ここにいてくれて。」
彼女は、三浦美里。一年、隆と同学年だった。

美里は隆に合わせ玉子丼を頼んだ。
そして、人のあまりいないテーブルに座った。
「隆さんの横に座っていい。」美里はそう言って、隆と並んで座った。
あまり人に聞かれたくない話だ、と隆はすぐに理解した。
「あたしね。一般の女子トイレには行けないの。」
美里が言った。
隆は、胸がドキドキした。
「俺もね。一般の男子トイレ、入っちゃいけないんだ。」
隆は、行った。

「理由が同じだったら、うれしいなと思って待ってたの。」
「俺もそう。」
「あたし、女じゃないの。」美里は、決定的なことを伝えた。
「俺、体は女、心は男。」
美里は、隆を見た。
「あたし、自分のこと『性別違和』だと思って来たんだけど、
 最近思ったの。あたしは、度の強い女装子だって。」
「俺ね。心は男で『性別違和』だけど、同時に女装子なんだ。変な奴でしょ。」
「本当?女装子なの?」
美里が驚いたように、隆を見た。
「うん。変な奴でしょう。」
美里は考えていた。
「あり得るわ。隆さんの心は男。男なら、女装子であっても不思議はない。
 うん。あり得る。」
美里は、隆を見てにっこりした。
「分かってくれて、すごくうれしい。」
「あたしも、理解してくれてうれしい。」
「俺、美里さんに一目惚れした。」
「あたしも、隆さんに一目ぼれした。」
「じゃあ、さん付け止めない。」
「ええ、そうね。」
「食べよ。俺、今、緊張して食べられなかった。」
「あたしも。」
二人は、丼にやっと箸をつけた。

美里は、早口ではなく、一言一言、言葉を丁寧に話す。
隆は、それも気に入っていた。

「あたし、小学5年生のとき、『性別違和』の診断受けて、
 中学も、高校も、女子の扱いをしてもらってきたの。
 でも、高校2年くらいから、自分の性自認は男じゃないかって思えて来たの。
 それなら、女装子しかない。性別違和じゃないのに、女やってることに、
少し、罪悪感感じるときもある。
でも、あたしの体質は、あまりにも女装に有利だったの。
無毛だったし、声も女だし、体の感じが女だった。
自分は、性分化疾患かと何度も思った。」
「ホルモン治療なんかしてないんだ。」
「してなくて、こんなふう。」

「俺、美里にそっくりだよ。
 つい高3まで、しとやかな女やってたんだぜ。
 心はいつも男だったけど、女装子じゃない。だから、女でいられた。
 俺、野球のボール投げたら、完全に男投げ出来る。
 サッカーは、オーバーヘッド・シュートができる。
 走ったら、完全に男の走り方出来る。
 でも、そんなのやったら変じゃない。
 だから、全部女の子風にやってた。」
「そうか。心が男なら、運動も男の子なんだね。
 あたしは、女の子風に全部やってたから、
 男風に走ったりできないかも。
 でも、女の子風に運動もすることが、女装子として喜びだったわ。」
「俺だって同じ。女装子だったから、女の子みたいにボール投げると、
 自分で、ちょっと興奮した。」
「同じ。隆とあたし、すごく似てるね。
 でも、あたし達、女と男なのね。
 見かけは、男と女。」
「でも、それ、奇跡だと思わない?
 俺、これで、美里に隠していること、何もない。」
「あたしも。隆のような人に出会えたの奇跡だと思う。
 あたしも、これで、何も隠していることない。」



それから、3日、二人はほとんど一緒にいて、
日曜日の10時。
隆は、美里に、自分の女装姿を見せることになった。
美里も、ワンルームのマンション住まいで、
美里の部屋は、完全に女の子の部屋なので、
隆が、美里の部屋に行くことになった。
隆は、シャワーを浴びて、女装に必要なものをバッグに入れた。
ウィッグは、色の薄いボブヘアにした。

隆は、美里のマンションに来て、建物を見上げた。
自分が女装すれば、きっとセックスになる。
女装子で、心が男同士であるためなのか、
セックスへのハードルが低かった。
それでも、隆は、心臓をドキドキさせていた。

(次回は、『女の子同士になって、燃えた時間』です。)


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実験小説「ぼくは、FtM だけど、女装子」②『LGBT 懇親会』

以下の懇親会ですが、私が、ロサンゼルスのLGBTの懇親会に、
2度出席したときの皆さんの意見を思い出し、そして、今の自分の考えを合体させ、
脚色をしました。昔のことで、今とは事情が違うかも知れません。
そこは、お許しください。読んでくださるとうれしいです。
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FtM だけど女装子②「LGBT 懇親会」

百合子は、文科系の1年生で、出席を取る授業はなかった。
そこで、ずっと男の姿のままで過ごす日々が続いた。
夜に女装をしてみるときもあったが、男でいられるうれしさに、
女装はめったにしなかった。

5月の連休前である。
ネットを見ていると、「LGBT 懇親会」というのを見つけた。
会場は東京だ。
百合子は、すぐに申し込んだ。仮の名として「隆」を自分の名とした。
自分のアウトラインと、自分の困っていること悩みなどを記入して送った。
すると、その日の内に、参加許可と、会場の地図、時刻が送られて来た。
そして、工藤という主催者から、
「あなたのケースは、ユニークなので、当日はあなたのケースを中心に、
 みんなで討論をしたいと思います。」
と添え書きがあった。

「そうだよな。自分でもユニークだと思う。」
と隆(以下隆)は、つぶやいた。

隆は、ページをプリントアウトした。
1週間後の土曜日、夜7時からである。

隆は、その日が楽しみでならなかった。
やっと自分をわかってくれる人達に会えると思った。

いよいよ当日である。
隆は、ジーンズにタンクトップ。
黑い竜のプリントがある赤い前ボタンのシャツを着ていった。
会場は、公民館の会議室で、中に入ると、15人近くの人がいた。
名を名乗ると、工藤という男性(に見える人)が、隆を、
真ん中の席に案内した。
口の形に置かれた長机の、一番の上手の真ん中だった。

工藤があいさつし、
「今日はちょっとユニークな悩みをお持ちの方が参加されています。
 彼の悩みを中心に、意見の交流をしていきたいと思います。
 では、米倉隆さんお願いします。」と言った。

隆は立った。
「えー、皆さん、はじめまして。米倉隆といいます。
俺は、しんみりしたのが、苦手ですので、
皆さんの笑いを出来るだけ取りながら、
自分のことを、語らせていただきます。
ですから、笑えるところは、どんどん笑ってください。
当人は、全然傷つきませんので。
途中で、つっこみを入れてくださっても構いません。
そういうの、大歓迎です。

えー、俺は、身体的に女です。だから、隆は仮の名です。
本名は、百合子という麗しい名前です。
(少し、笑い。)
高校までは、この名にふさわしく、美人で、おしとやかで、
男達にかなりモテました。
<その顔でか!>と突っ込みが入り、みんなは笑った。
この顔で、十分でしょう。(みんなが、笑う。)

で、俺のこの格好を見て、皆さんは、俺が、FtM だとすぐにお分かりと思います。
そして、ここまでなら、「普通のFtM 」なんですが、
<ふつうてなんや、FtM で、十分ふつうやないぞ!>(みんなが、笑う。)
えー、俺の場合、男の俺は、女装子なんです。」

それを、聞いて、みんなが、ええ!!とか、うそー!とか、
かなりな反応があった。

「皆さん、想像してください。女装子の方はお分かりと思いますが、
 女装子にとっての一番の憧れの服は、セーラー服と女子高生の服です。
 これを着ると性的に完全興奮します。
 俺は、そのセーラー服を3年間、女子高生の服を3年間。着続けてきたんです。
 俺、女装子ですよ。そんな服着て、もう興奮してたまりませんでした。」

みんなが、あははははと笑った。

「でも、ものはよくしたもんで、俺が、学校時代の6年間、女でいられたのは、
 一重に、俺に女装願望があったからなんです。
 おしとやかな女言葉を使うと、女装願望君が喜びます。
 俺は、男になりたかったのに、女装願望君が、俺を女でいさせてくれました。

 今は、大学生になり、一人暮らしですので、FtM の心が全開し、
 女装願望君に勝って、男になっています。

 そこで、俺の悩みですが、どんな人が彼女になってくれるのだろうか。
 どんな人なら、俺は進んでアプローチするべきなのか、なのです。

 俺が、体も男なら、さっさと女装して、タイプの女装子さんをくどきます。
 そして、二人で、抱き合って、Pちゃん同士愛撫し合って、燃えます。
 でも、俺にはPちゃんがありません。
 純女さんならどうでしょう。俺の男は、純女さん好きです。
 女装子の俺も、純女さん、好きです。
 でも、純女さんとセックスするには、俺にPちゃんがありません。
 レズビアンの女性なら、俺の彼女になってくれるでしょうか。
 これ、後で、お聞きしたいことですが、
 レズビアンの女性は、多分俺と寝てはくれません。
 俺の体は、女であっても、心は男だからです。

 今日は、そんなことの、ご意見をお聞きしたいと思ってやってきました。
 よろしく、お願いします。」

隆が座ると、うーーーん、なるほど、そうかあ・・などの声が漏れた。

司会の工藤
「みなさん、FtM に、女装願望が絡むと、かくも難しくなると、
 お分かりのようですね。」

手が上がった。
レズ1(25歳)
「あたしの場合だけど、あたしにとってFtM さんは、男性なのね。
  例えその人が女装してくれていても、男性にはかわらない。
  私にとっては、無理かもしれない。」
レズ2(23歳)
「同じ意見になると思うけど、知ってる子で、
FtM さんと結婚した子がいるの。でも、彼女の場合、ビアンではなくて、
 男性としてFtM の彼を愛していたと思うのね。
 スーツにネクタイで完全男装している人が好きな、レズっ子もいるけど、
 それは、あくまで、女性なのに男装してるのがカッコイイと感じているはず。
 心が男性の女性は、私達、あくまで男性と感じるから、無理だと思う。」

MtF(27歳)
 「あたしは、隆さんと反対のMtFです。心は女です。
  だから、男の心をもった、隆さんを異性と感じます。
  その点、彼女になれたらなと思います。
  私は、純女さんと比べて、体の引け目があります。
  その点、その引け目をわかってくれるFtM の人は、
  あたしの理想です。
  でも、隆さんは、女装子でもあるんですよね。
  この点で、隆さんの心を満たしてあげられないと思います。
  一般の女性と同じように、彼の女装を受け入れるのは、困難です。
  理解はしますが、女装の人とのセックスは、難しいです。」

女装子(35歳)
 「隆さんに、無理無理無理との意見が続きましたので、
  ちょっと希望的意見を言います。
  私は、女装子です。それだけで、他には何もありません。
  私は、隆さんの彼女になれるのは、「女装子」ではないかと思います。
  女装子の性自認は、男性です。しかし、女になったときは、心は女です。
  女装子は、女装子同士それに純女さんが好きです。
  しかし、かなり深い女装子の場合、相手が男性でもセックスします。
  これは、男性とセックスしている自分が女になっているという、
  ナルシズムもありますが、相手への気持ちがあってのことです。
  それに、これ、私の場合ですが、隆さんが、私の目の前で、
  美少女だった頃みたいに、変身してくれたら、私は、興奮しますね。
  反対に、美少女の姿から、今の男の姿に変身したときも、興奮します。
  女装子の中に、女装して女性とセックスすることが、最高だという人もいます。
  多分ですが、隆さんには、フルタイムで女装している人が、
  最適だと思います。

この人が座ると、みんなはうなずいて、そうだ、そうだといっていた。

司会の工藤。
「なんか、みなさんうなずいていますね。
 隆さん。フルタイムの女装子さんが、最適とのことですが、どうですか。」

「今、すごく納得しました。そんな人と出会えるかもしれません。
 かなり、希望が湧いてきました。みなさん、ありがとうございました。」

懇親会は、それから、別の人の悩みに移って行った。
隆にとって、うれしい時間だった。
こんな本音の話ができたことだけでうれしかった。

2時間ほどの会が終わり、みんなで、飲みに行った。
それも、楽しい時間だった。

隆は、これからの自分に希望をもった。


(次回は、『美里との出会い』です。)

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実験小説「ぼくは、FtM だけど、女装子」

前から書きたかったテーマですが、最後まで書ける自信がありません。
見切り発射で、第1話をまず投稿します。
読んでくださるとうれしいです。
==================================   

実験小説『ぼくは、FtM だけど女装子』


米倉百合子は、大学1年。
家から遠い大学を選んで、
やっと1LDKのマンション暮らしができるようになった。
百合子は、人に言えない大きな悩みがあった。
百合子は、女子だが男になりたいFtMであったが、
事を複雑にしていることに、男子としての女装願望があった。

百合子は美人であり、背は168cmあった。
高校では、女で通し、髪は、前髪に1カールのお嬢様ヘアをしていた。
クラスのマドンナで、おしとやかな女子生徒で通した。
FtMでありながら、そんな風にできたのは、
一重に自分に女装趣味があってこそであった。

心の声は、いつも男子であった。
その気になれば、いつでも男のように話し、振舞うことができると思っていた。
運動神経が抜群で、男子が昼休みにやっているサッカーにいつでも入り、
男子と同じようにプレイができると思っていた。

現に、夜になると、ジャージを着て、
近くのグランドにサッカーボールをもっていって、
髪を後ろで1本に結び、
壁に向かってシュートの練習をしたり、
ドリブルの練習をした。

こうして、一人でサッカーをやっているときが、
男になれた気持ちになれるときであった。

大学に入るまで、とうとう、カムアウトできなかった。
一人妹がいるが、その妹にも言えなかった。
家でも、学校のように、しとやかな女子で通していた。

それが、やっと大学で、1人暮らしになれた。
百合子は、髪を切った。
細い眉を隠すため、前髪だけは長くしておいて、
あとは、ベリーショートにした。
(女装の心が、「もったいない」と叫んだが、FtMの方が勝った。)
幸い百合子は、お尻が小さく、男物のジーンズを何とか履けた。
胸の膨らみを隠すナベシャツというものも、通販で買った。
タンクトップを着て、色物のTシャツを着る。
顔にほんのちょっと男のメイクをする。
唇を、少し灰色に見せる。眉を太く描く。
頬に影を入れる。
女としては理想的な細くて長い首を隠すため、
Tシャツの襟を立てていた。

こうして、大学に行って見た。
すると男で通るようなのだ。
FtMなので、男の動作は、すぐにできた。
男の心を開放するだけでいい。

百合子の女装は、一種独特だった。
ふつうの女装なら、女に戻るだけである。
百合子は、思い切り女装をしないと気が済まない。
そこで、ドラッグ・クイーンのようなメイクをする。
唇を大きく描いて、その周りにラインを入れる。
目に、思い切りシャドウを入れ、つけ睫毛を2重につける。
カールされた長い髪のかつらを被る。
脚に12cmの厚底のハイヒールを履くと、身長が180cmになる。
その身長にあった派手なロングドレスを着る。
そして、顔に、どこか男に見えるシャドウをつける。

こんな格好で、外に出て、
女に見えても嬉しいし、男に見られれば、もっと嬉しいのである。
人々は、皆、百合子を見ていく。

その日の夕方、百合子はドラッグ・クイーンになり、
街のゲームセンターに行った。
プリクラに入るつもりだった。
百合子が入ろうとすると、そこにいた若い警備員が、
「あなた、男性でしょ。ここは、男性の一人は禁止なんですよ。」
という。
百合子にとっては、待ってましたというシチュエーションである。
「女装していれば、いいって聞いたわよ。」
百合子は、アルトボイスで言った。
「女装の人はいいんだけど、あなたのように、いかにも女装ですって人は、
 だめなんですよ。」
「なんで、男はだめなの?」
「男で一人で来る人は、隣の女の子を盗撮したり、覗いたり、
 そんなことが、けっこうあって、
業者から、男性の一人はダメってことになったんですよ。」

「でもさ。そんな覗きやったり、盗撮する男、めったにいないでしょう。
 100人に1人くらいなもんでしょう。
 そいつらのために、あとの99人も、禁止にしちゃうわけ?」
「100人の中の1人を、入れさせる訳にはいかないんですよ。」
「で、男子禁制のために、あなたは、そのガードマンとして、
 ここに立ってるの?業者は、高いお金を払って。」
「ま、そういうわけです。」
「あなたは、あぶない仕事してるわけね。」
「あぶないって?」
「あたしが、女だったりどうするの。
 ほら、大勢、何事かって見に来てるわよ。
 あなたは、公衆の面前で、あたしを男だって侮辱したのよ。
 侮辱罪に問われるかもよ。」
「あなたは、男性です!」

小百合は、ここで、パスポートを見せた。
警備員は、「あ。」と声をあげた。
「友達に借りたんじゃないの?写真は、その人でしょう。」
「これ見せても信用しないの?」
「そこまで、メイクされたら、わかりませんよ。」
「困った人ね。じゃあ、メイクを落とすわよ。
 控室貸してね。」
百合子は、バッグからメイク落としを出して、メイクを落とした。
「どうぞ。」と百合子。
「ああ。」と警備員は、声をあげた。
メイクを取った百合子は、まぎれもない女性で、
パスポートの写真の人物だった。
「す、すみません。」と警備員はデスクの前で頭を下げた。
「侮辱罪だけど、プリクラのすったっもんだくらいじゃ、告訴もできないわ。
 あたしが、裁判起こせば別だけど。」
「いや、それは。どうか、かんべんしてください。」
「かんべんするわよ。あたしが、女装の男に見えるかっこうをして来たんだから。
 でもさ、女装の人だと思っても、おいそれと通せん坊しない方がいいと思うけど。」
「そうですね。あの、あなたが女性と分かりましたから、どうぞお入りください。」
「さっきのメイクの自分を取りたかったの。
 でも、もう落としちゃったから、意味ないのよ。」
「はい、本当にすいませんでした。」

百合子は、素顔のまま、派手な衣装とかつらを被ったまま、
帰路についた。
「あああ、こんなバカなことして、警備員をやっつけても、
 何にも気が晴れやしない。」
百合子は、自分自身が少し可哀相になり、
出て来そうな涙を、我慢した。

(次回は、未定です)


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実話『オーナーからの届け物』

これは、実話です。読んでくださるとうれしいです。
===============================   

オーナーからの届け物


私は、30歳で、資格浪人をしていました。
女装クラブには、長いご無沙汰をしていました。
そんな時、女装クラブのオーナーKさんから電話がありました。
私は、Kさんに何年も会っていませんでした。

指定された喫茶店に行きました。(男の格好です。)
やがて、オーナーが杖を突いてやってきました。
私が、クラブに入ったときは、75歳の高齢でしたが、
背が高く、がっちりしていて、精悍な感じの人でした。
それが、喫茶店に来たときのKさんは、ずいぶん痩せていて、
別の人のようでした。

「お痩せになりましたね。」と私が言うと、
「俺も、85歳になったからな。」とKさんは言いました。

「今日、ジュンを呼んだのは、頼みがあってのことなんだ。」
「はい。」
「俺は、ここのところジュンの友達であるA子の面倒を見て来た。
 だが、俺は、若い頃気に入ってずっと付き合って来た女がいる。
 女と言っても、もちろん、これだぞ。」
とKさんは、親指を出しました。
「よし江という女だ。今は、ちょっと遠いところで、小料理屋をしている。
 遠いので、頻繁に会うことができなかった。
 今でも、俺一筋に尽くしてくれている健気な女だ。
 もう、45になろうとしているが、どう見ても、30歳くらいにしか見えない。
 小柄で、可愛い女だ。」

「そうだったんですか。知りませんでした。」私は言った。
「そこで、ジュンに頼みがある。」
Kさんは、カバンから大き目の茶封筒を出して、
私の前に置きました。
「俺は、もう、そう長くはない。
 俺が死んだら、その茶封筒を、よし江に届けて欲しいんだ。
 小料理屋の住所と電話番号と簡単な地図はこれだ。
 中に、簡単な手紙と、郵便貯金とよし江の名前のハンコウがある。
 25年間、税金のかからない範囲で、あいつのために貯めた金だ。
 よし江が困っていたら、役に立つはずだ。」
私は、カバンの中に、しっかりと入れました。

「25年もですか。」と私。
「ああ、俺はこう見えても、律儀な方なんだ。
 俺が死んだとき、知らせは、管理人のOhさんと、
 ジュンにだけ、知らせる。他の会員には知らせない。
 ジュンに知らせるのは、この茶封筒を届けて欲しいからだ。
 
 よし江にあったら、俺が死んだことも伝えて欲しい。

 よし江のところには、A子とB子と3人で行くといい。」

Kさんは、長い外出はダメらしく、用が済んだらすぐに返りました。

そう長くないとは、どのくらいなのだろう。
20歳のころから、ずっとお世話になったオーナーのことを思って、
私は、涙が出ました。



2か月後に、10月に、オーナーは他界しました。
私に、電話がかかって来ました。私は泣きました。
仲の良いA子とB子に知らせました。
二人共、社会人になっています。
私は、事情を話し、よし江さんのお店がある駅で落ち合うことにしました。
訪問する前の日に、よし江さんに、電話をしました。
Kさんが、なくなったことは、伝えませんでした。

午後の4時に、駅で、3人は集まりました。
A子も、B子も、バッチリとスーツを決めていました。
私だけが、ラフな格好をしていました。
「なんだ、見違えちゃったよ。もう女には見えないよ。」と2人に言いました。
「もう、スーツに慣れるの、大変だったよ。」とA子は言いました。
「髪を短くするのが、一番、悲しかったかな。」とB子は言いました。

私達は、軽くコーヒーを飲んで、よし江さんの店に向かいまし。
静かな通りに、よし江さんの店だけがポツンと灯りがついていました。
5時ごろでした。暖簾は、外に出ていませんでした。
そして、「本日休業」となっていました。
「ぼく達のためにかな。」A子は言いました。
私は、「こんばんは。」と言って、ガラス戸を開けました。
すると、30代に見える小柄な女性がいます。
和服で割烹着を着ていました。
可愛い人でした。

「お電話をくださった方ね。」とよし江さんは、言い、
「お座りになって。」と言いました。
おでんが煮込まれていました。
私達は、自己紹介をし、いよいよ、本題に入らねばなりませんでした。
「あの、1つ目のお知らせですが、大変悲しいことです。
 Kさんが、他界されました。」
それを聞いて、
「まあ。」と言い、よし江さんは涙を流し、両手を顔に当て、
泣き崩れてしまいました。

私達は、よし江さんが、泣き止むのをじっと待っていました。

やがて、私は、茶封筒をよし江さんに渡しました。
「何かしら。」とよし江さんは、ハンコウと通帳を出しました。
そして、通帳を開き、それを見ました。
そして、同封の手紙を開きました。

<こんな内容でした>

よし江がこの手紙を見るとき、俺は、あの世へ行っているはずだ。
よし江には、ずいぶん世話になった。よし江は、この25年間、
ひとときも忘れ得なかった女だ。俺の生涯ただ1人の女だ。
小料理屋は、遠いので、頻繁にいけなく、
よし江に淋しい思いをさせたと思う。
その償いではないが、俺は、よし江名義で毎月、小額だが、貯金をした。
25年間したから、ちょっとは、ましな額になっているかもしれん。
どうか、これで、かんべんしてくれ。

俺は、先に逝くが、よし江は長生きしてほしい。
好きな男ができたら、共に暮らすといい。
天国にいる俺は、やきもちなんか焼かない。安心してくれ。

これを持って来た、3人は、絶対に信用のおける3人だ。

では。そろそろ手紙を閉じるか。
書きたいことがあり過ぎて、切りがない。
よし江が、幸せになることを、いつでも祈っている。

K



よし江さんは、泣いて泣いて、泣きくれました。
その内、やっと、
「あの、大切な物なので、しまってきます。」と言いました。

よし江さんは、泣き止んで帰って来ました。

「今日は、閉店にしてあります。ゆっくりなさってくださいね。」とよし江さん。
Kさんに結ばれて、私達は話が付きませんでした。

「あの、馴れ初めは、どうだったんですか。」と私。
「ちっともロマンチックじゃなのよ。
 私は、早くから、水商売にいました。
20歳になっても髭もなく、ほんとに女だったの。
 私を男と見破る人は、まずいなかったの。
 それが、新宿駅の通路を和装で歩いていたら、
 向うからくるKさんと目と目があったの。
 男らしくてあたしのタイプだった。

 すると、Kさんは、親指を上に向けて、『こっちかい?』っていうの。
 あたしが、『はい。』というと、Kさんは、そのまま、あたしの手を引いて、
 ラブホテルに直行。これが、すべて。
 『こっちかい?』『はい。』それでけだったの。
 後で聞いたら、Kさんは、会議と会議の間の1時間だったらしいの。」
「わかります、わかります。Kさんは、30分でも無駄にしません。」とA子。

こんな風に盛り上がり、私達は、新幹線のぎりぎりまでいました。
泊まってくださいと言われましたが、みんな次の日に会社があり、
帰りました。

この日のことは、忘れ得ません。
Kさんがいなくなったクラブは、自然消滅しました。
大きな太陽が沈んでしまいました。

(次回は、未定です。)


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2人の受付嬢②「お客様の前で一人えっちができるか」最終回

今日も、本調子ではなく、短めで失礼いたします。
これと似たお話を、前に書いていることに気付き、早々に最終回にしました。
読んでくださるとうれしいです。
==================================

2人の受付嬢②「お客様の前で一人えっちができるか」最終回


立ったまま、友美は、絵里にもっこりの部分を撫でられている。
「絵美。感じちゃう。」
と、友美は絵里に言った。
「ダメよ。会社での本番の練習よ。常に鏡を見て、スマイルよ。」
「そうね。できるだけスマイルでいる。」
有美は、出来る限りのスマイルをして、鏡を見ていた。
ときどき、ずんずんと快感が下腹部に寄せて来る。
そのときも、友美はスマイルでいた。

「絵里。あたし、この刺激では、限界があるの。
 ショーツを脱いで、自分でやりたい。」有美。
「じゃあ、キッチンの椅子に座ってやってみたら。」
「そうね。絵里が前にすわって、あたしが変じゃないか見て。」

友美はショーツを脱いだ。
ストッキングは穴あきだ。
キッチンの椅子に座った。
テーブルをはさんで正面に絵里がいる。
「変じゃないか、見てて。」
「いいわよ。」
友美は、ミニのスカートをお腹の方にずらした。
そして、大きくなったPを、完全に露わにした。
それは、直立している。
「見える?」
「見えない。」
友美は、手で直にPを愛撫して言った。
「見える?」
「見えないけど、スマイルを忘れているわ。」
友美は、精一杯のスマイルを浮かべて、Pを愛撫していった。
たまらない刺激だ。
「ときどき立って、いらっしゃいませをして。」と絵里。
友美は、Pを露わにしたまま、立って、いらっしゃいませをした。
「見えた?」
「テーブルに隠れて見えないわ。」

友美は、背筋を伸ばしながら、スカートを寄せて、
こともあろうか、大きくなったPを露わにしていることに、
たまらなく興奮した。
ふつうなら、「ああん、いやん、感じる、感じるの・・。」と、
大声を上げているところだ。それを一切抑えてスマイルをしている。
「友美、感じているの。」
「うん。普通なら大きい声上げてる。」
「そうは、見えないわ。」
「もう、たまらないの。」友美は絵里ににっこりと言った。
「立って、編集部は、3階でございますと、行ってみて。」
友美は、片手で、Pを持ちながら、立って、
絵美から、言われた言葉を言った。
「全然、わからないわ。」
「あたし、もう、イきそうなの。」とスマイルで言った。
「全然、そうは、見えないわ。普通にしているように見える。」
友美は、耐えがたくなっていた。
だが、不思議に、スマイルを保っている。

もうすぐ、イきそうである。
『いやん、いやん、イきそう。もうだめ、もうダメ。』
と心で言いながら、スマイルでいた。
「またお客様が来たわ。立って、ご案内をして。」絵里。
友美は立った。
「この廊下を真っ直ぐに生きますと、廊下に突き当たります。
 その右側でございます。」
「廊下に突き当たります。」と言ったとき、友美は、わずかに震えた。
このとき、友美はイってしまった。

友美は、自分のPを拭き、
汚してしまった床とテーブルの裏をふき、
椅子にぐったりと座った。
「ああ、会社でこんな不埒なことやるの、絶対無理。」と友美。
「でも、全然わからなかったわよ。友美、すごいわ。」と絵里は言った。
「受付嬢の服着て、本物のお客様の前で、したら、
 ものすごい刺激だと思うわ。でも、神聖な職場で、やってはいけないわ。」
「わかったわ。友美、あたしと、レズしよう。もう一回できる?」と絵里。
「女子社員同士のレズなら、萌えるから、できる。」

二人は、ソファーに移って、
キスをして、お互いのむっちりした太ももを撫であった。
「ああ、こんなノーマルなのが、一番いいわ。」友美が言った。
「そうね。」そう言って絵里は、ショーツを脱いだ。
太ももを撫でた手が、次第にさかのぼって行き、お互いのPに達した。
「ここに、Pちゃんがなくちゃね。女の子は、Pちゃんがないからつまらない。」
と友美。
「友美もいよいよ本格的女装子ね。」と絵里。
「絵美だってそうじゃない。」
「ま、そうね。」

二人は、ベッドに移り、下着姿になって、
たっぷり時間をかけて、ねちねちとしたレズビアンラブをした。

翌日。初の出勤日だ。
二人は制服の入った紙袋をもち出かけた。
二人だけの更衣室で、
友美は、股間の空いたパンスト履き、ショーツを履かずに、
スカートを履いた。
「あら、友美。会社でえっちするの、こりごりなのじゃないの?」と絵里。
「あれは、しないけど、ノーパンでいるくらいいいでしょ。」友美。
「あきれた。」絵里は、友美を見て、額に手を当てた。


(次回は、未定です。)


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2人の受付嬢 ① 「受付嬢にトライ」

少し、体が、本調子でなく、少しだけ書きました。
読んでくださるとうれしいです。
=================================    

2人の受付嬢 ① 「受付嬢にトライ」


原田友美と上田絵里は、
ある大きなニューハーフの店のNo.1とNo.2であった。
モデル級の美人の女性と変わらない美貌だ。
二人は、25歳で、同時に店を止めた。

2人は、3LDKの高級マンションに同棲していた。
2人は、前からオシャレな会社の受付嬢をやってみたかったのである。
何軒か会社を見て回り、ある出版社の受付嬢のユニホームが一番可愛いと思った。

薄いブルーのブラウスに、赤と紺のチェックのベスト。
紺の膝上10cmのタイトスカート。
肩に、紺の短いポンチョ、そして、赤の小さなベレー。
そして、白の薄い手袋。

友美と絵里は、履歴書に真実(本名と男性であること)を書いて、
その新栄出版社の人事課に言った。
黒いリクルート・スーツで行った。
アルバイトとしてである。

人事課の大倉は、二人の美貌を、気に入ったようだが、
二人の履歴書を見て、
「あれ、あなた達は、女性ではないの?」と驚いた顔をした。
「はい、俗にいうニューハーフの店に2年いました。」と有美。
「そう。全く女性と変わらないね。いい声もしている。
 お店は、なぜ辞めたのですか。」
「昼間のお仕事に憧れていました。」絵里が言った。

「あなた方なら、大丈夫でしょう。
 更衣室、トイレも女性の方を使ってください。
 建物のオーナー、社長ですが、OKすれば、法的に問題ありません。
 もし抵抗があるというときは、
 1階には、誰も使っていない更衣室と、トイレが奥にありますから、
 そこを使ってください。『トイレ』としか表示がありません。」

とんとん拍子にすべて運んだ。
二人は、明日から勤務ということで、制服一式をもらった。

社を出た二人。
「ああ、あたし、すでに興奮してる。」と友美。
「制服着るのが?」
「この制服で、えっちしたい。」友美。
「あたしもだけど、今日は、着るだけにしておこう。」絵里。
「そうよね。恐れ多い制服だものね。」

二人は、マンションに帰り、シャワーを浴びて、
さっそく、受付嬢のユニホームを着てみたのである。
身長165cmの二人は、低めのパンプスを履き、
二人で鏡を見てみた。
イメージ通りである。
「これ、コスプレじゃなくて、本物なのよね。」と友美。
「そう。あたし、なんか興奮してきちゃった。」絵里。
「今日は、着て見るだけって言ったの、絵里じゃない。」友美。

「ね。Pちゃんを股の下から、前に出したら、モッコリになっちゃうかな。」友美、
「やってみよう。絵里。
二人は、背中を向いて、ショーツの中のPを出し、お腹の上に位置させた。
鏡を見た。
「ああん、今興奮してるから、モッコリが完全に分かっちゃう。」友美。
「手を前に下げて組んだら、隠れるんじゃない。」
「うん、隠れるね。絵里、何考えてるの。」友美。
「Pちゃんを前にして会社行ったら、すごいスリルじゃない?」絵里。
「いやん、考えただけで、興奮する。」友美。
「座っているとき、スカートの上からPちゃん愛撫したら、
 全然退屈しないわよ。
立っても、デスクの下に隠れてる。」絵里。
「飲み物を、お客様に出すときは。」
「動いていれば、ばれないわよ。」
「イっちゃったら、どうするの。」
「そこまでは、しないわよ。」と、絵里は笑った。

「いや~ん、だめ。ね、制服に近い服に着替えよう。
 あたし、興奮してきた。」友美。
二人は、制服を脱いで、白いブラウスに、紺のタイトミニに着替えた。
二人は、股間に穴が空いているパンストを履き、その上から、
ショーツを履いた。
そして、事務職員がよく着ている紺のベストを着た。
「ああ、これでも十分萌えちゃう。」友美。
「穴あきパンストって、えっちよね。」絵里。

二人は、壁の鏡の前に立った。
二人は、Pをお腹の前に、直立させているので、モッコリがくっきりと分かる。
「モッコリさせていると、すごくえっちね。」友美。
絵美が、友美のそのあたりを、そっと撫で始めた。


(次回は、「二人の熱い時間」です。)


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おしゃべり『ワンパターンの私のセックス描写』

おしゃべり『ワンパターンの私のセックス描写』


物語を連続書いてきましたので、今日は、私の「おはなし」に、
お付き合いくださるとうれしいです。

私が描くセックス描写は、恥ずかしいくらいワンパターンなので、
いつも恐縮しながら、書いています。
二人で抱き合って、キスをして、壁の大鏡に、ショーツを脱いで並び、
少しずつスカートを上げていくと、男子に非ざるものが見える。
二人のアソコは、固くなっていて、一人がしゃがんで、
大きくなった相手のPを口に含む。

その後、ソファーでお互いのPをいじくりあって、
たまらなくなって、果ててしまう。

もう、ほんとこればっかで、よく恥ずかしくもなく、同じことを書いているなあと、
自分で、恥ずかしくなります。

ときに、アナル(A)セックスも出てきますが、
これは、受け身の側のアソコが浣腸などで、よく洗われていることが必須です。
けっこうこれをお話に書いているのですが、
私は、Aセックスは苦手で、女装クラブで、されたのが1回、
したことが、3回くらいです。

Aセックスは、本当に気持ちがいいか・・ですが、
動画など見ると、される方は、大変な快感を示しています。
人間の肛門は、便が出るとき、気持ちがいいと感じるようになっていて、
つまり、多少の性感帯はあるのだそうです。
ですから、Aを犯されて気持ちがいいのは、ある程度事実です。
しかし、ある方に聞くと、
「直接快感3割、精神的なもの7割だそうです。」
つまり、女性のようにホールを犯され、
自分が「女」にされているという気持ちが、大きな喜びとなるようです。
精神的快感といっても、決して小さなものではないようです。

性別適合手術は、進歩し、性感帯を1部残してくれるようです。
しかし、女性になった人にとって、ほとんどの喜びは、
精神的快感であり、これは、実に大きなものだとの声をききました。

現に、男性がディルド(人工のP)をAに入れて、その刺激だけで、
射精に至る方が多くいらっしゃるようです。

私は、純女さん同士のレズビアン・セックスも好きです。
どんなテクニックがあるのか、興味を持っています。
レズビアンの方々は、大変時間をかけるそうです。
愛撫のテクニックとして、
一人がもう一人の太ももにまたがるように乗り、
体を前後し、濡れた部分を相手の太ももに擦りつける。
なるほど・・と感心してしまったと同時に、萌えてしまいました。

「潮吹き」というのがあり、動画を見ると、
大量の液体を拭き出すのです。男女ともできます。
私は、はじめ、これはトリックだろうと思っていましたが、
本当だとわかりました。
絶頂に至った人に、さらに激しい愛撫をすると、潮拭き現象が起こるそうです。
男性の場合、達した後も、ボッキを維持できる人は、さらに刺激を続けると、
潮を拭けるそうです。こんなこと、生まれて初めて知りました。

私も、そういうの研究して、ワンパーターンから脱却しようかと思うのですが、
だめですね。自分の好きなものでなくては、書くとき萌えません。
私のワンパターンは、続くと思いますが、
飽きずに読んでくださると、うれしいです。

<おわり>

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FtM さん、通報される

これは、実際にあったことを、脚色したものです。
=================================   

FtM さん、通報される


平日の夕方、あるデパートでのことである。
女子トイレには、化粧を直す人もいて、7、8人の女性がいた。
そこに、ジーンズに、Tシャツを2枚重ねにした青年が入って来て、
堂々と個室の中に入って行った。
髪の毛をベリーショートにしていた。
飯塚芳子、OL27歳は、一緒にいた友人二人に言った。
「何?今の男。堂々と個室に入って行ったわ。」
「いいじゃない。理由があるのよ。」
「かまわない方がいいのよ。」
友人二人はそう言ったが、
「ダメよ。ああいう奴をほっといてはいけないのよ。」
芳子は、そう言って、110番に通報した。
「はい、○○デパートの4階です。」

個室に入って青年はなかなか出て来なかった。
その内、個室の中から声が聞こえてきた。
「チクショーメ、なかなか出て来やがらねえ。」
芳子は言った。
「ああ、やって、時間稼ぎをしてるのよ。
 盗撮でもやってるのよ。」
「ほっときなよ。」
「そうよ、はっきりわからないことじゃない。」

その内、女子トイレをノックする警官の声が聞こえた。
「警察です。訴えがありきました。飯塚芳子さん、いらしたら来てください。」
そう言われて、芳子は外に出て、制服の警官2人と、その青年を待った。

「ふー、やっと出やがったぜ。」
と、水を流す音と共に、青年が出てきた。
トイレにいた女性もジロジロと青年を見ていた。

青年がトイレの外に出ると、そこに警官2人と芳子が待っていた。
「男性が女子トイレにはいったという通報が、この方よりあり、
 取り調べのため、署へご同行願います。」
そう言われた。
「ふー、またかよ。」青年は、そう言った。
警官は、芳子も連れて行こうとするので、芳子は、
「待ってください。あたしも行くんですか。」と言った。

「何をおっしゃる。あなたが通報したとたん、
 あなたは、名誉棄損または侮辱罪の容疑者になるのです。
 この方が女性だと判明した時、この方は、あなたを訴えることができるのです。
 くどいようですが、あなたは今容疑者なのです。」警官はそう言った。

「あたし、これから用があるんです。」
「容疑者は、身柄を拘束されるのです。」
芳子は、トイレの二人に、「あたしは容疑者なんだって。」と言った。
軽く通報すればそれで澄むと思っていた芳子には、大きな誤算だった。

青年は、その場で、持ち物を全部ビニール袋に入れさせられた。
と言っても、スマホ1つと、ティッシュだけだった。

「この方が女性と分かったとき、あなたの持ち物が押収されます。」
警官は芳子に言った。

警官は、幹夫(青年の仮名)と芳子を連れて、近くの派出所へ、
歩いて連れていった。
派出所ではあるが、デパート街の派出所で、10人以上の警官が、
しきりと出入りしていて、奥に3つの部屋があった。
二人は横長のデスクに並んで座らされ、その前に、50歳くらいの警官が座った。
その横に、パイプ椅子があり、若い警官が記録をとっていた。

年配の警官は説明をした。
「えーと、幹夫さんは、本名ではありませんね。」
「はい。吉永邦子です。」
芳子は、青年の名を聞き、幹夫をじろっと見た。
女性名が、意外だったのだ。
「飯塚芳子さんは、本名で間違えありませんね。」
「はい。」
「実は、こちらの飯塚さんが、○○デパート4階のトイレに入って来た
 吉永邦子さんが、男性ではないかと疑い、警察に通報されました。
 吉永さん。あなたの性別を表すものがあれば、すぐに解決しますが、
 何か、ありますか。」
「残念です。何もありません。」と幹夫。
「では、飯塚さん。この吉永さんをどうして男性だと思ったのですか。
「一目でわかります。今改めて見ても、髭を剃った後が、わかりますし、
 胸も平らだし、本能的に男性だとわかります。」
「本能的ですか。」警官は失笑をした。
「吉永さん、となりの飯塚さんを、本能的に女性だと感じますか。」
「化粧はしているようですが、本能的には、この人に女性を感じません。」
「そんなの、仕返しで言っているだけでしょう。」飯塚は怒った。
「飯塚さん。このように本能的なんてことは、根拠になりません。」
警官は言った。

「飯塚さん。吉永さんが、もし女性だと判明したときは、
 あなたは、吉永さんに、大変な侮辱を与えたことになりますが、
 それは、ご承知ですか。」
「ええ、大変な侮辱を与えたと思いますが、彼が、女性であるはずがありません。」
「女性であったら、どうしますか?」
「あやまります。」
「それで、終わりですか。」
「慰謝料が必要なら、払います。」
「お金で済むことだとお考えですか。」
「それしか方法がないじゃないですか。」
「吉永さん。言いたいことがあればどうぞ。」

「私は、『性別違和』『性同一性障害』の方がわかりいいかな。
心は男ですが、体は女です。
 だから、体を男にする治療をずっと受けてきました。
 やっと髭が生えるようになったし、オッパイは貧乳になったし。
 すね毛だってある。
 ここまで、男になれたのに、家庭裁判所では、まだ、男と見てくれません。
 つまり、法の下では、まだ、女なんです。
 女子トイレに入って、法の下で俺が男だと認められ、
 どこでもぶち込んでくれれば、うれしいことです。
 つまり、法で男と認めてくれたことになります。
 ただ、家庭裁判所の審査とは矛盾するでしょうが。
 飯塚さんに、一言聞きたいのですが、いいでしょうか。」
幹夫は警官に聞いた。
「どうぞ。」警官は言った。

幹夫は、芳子に向かった。
「仮に俺が女だとしたら、
 俺は、どっちのトイレに入ればいいの?」

「飯塚さん。答えてあげてください。」と警官。

芳子は、考えながら言った。
「法的に、女性なら、女子トイレでしょう。」

「すると、あなたみたいな人が、また通報する。
そして、こんな無駄な時間を警察で過ごす。
 飯塚さん。もっと真剣に考えてくんないかな。
 俺は、この境遇で生きて行かなきゃならないんだぜ。
 多目的トイレを使うなんて、安易な答えは止めてくれよ。
 そんなのないところは、いくらでもある。」

「法的に女性なら・・男子トイレに入るのは、違法・・。」
芳子の言葉が、ゆっくりになった。
「あなたが、俺ならどうする。」幹夫。
「あたしなら・・。」
飯塚芳子は、うつむいて考え込んでしまった。
警官は、粘り強く黙って見ていた。

芳子は、しばらく考え、やっと口を開いた。
「あなたは・・女子トイレを使うべきです。
 わたしは、あなたを通報すべきでは、ありませんでした。
 ジロジロ見ることもいけないことでした。
 男性に見えても、どんな事情があるかも知れません。
 どんな境遇の方かもしれません。
 私には、そういう想像力がありませんでした。
 情けないことです。
 ごめんなさい。」
芳子は、目にハンカチをあてた。

「うれしいお言葉です。もう十分です。」幹夫は言った。

警官は、やさしい眼差しを向けていった。
「ええ、署からの報告が届いています。
スマホからすべてを調べました。戸籍、運転免許証、保険証など。
 吉永邦子さん、通称幹夫さんは、女性だとわかりました。」
芳子は、うなずき、
「ごめんなさい。」と言って泣き出した。
「いいんですよ。もう慣れっこですから。」と幹夫。
「では、お引き取りください。」警官は言って、幹夫にビニール袋を返した。

外に、芳子の友達が待っていた。
泣きながら出て来た邦子を、二人は抱いて歩いた。

幹夫は外に出ようとして、警官に、
「あのう、私のようなものに、ご理解がおありですね。」と言った。
「そうでしたか?」
「はい。私を責める言葉を一切おっしゃらなかった。」
「実は、息子、いえ、今は娘がいて、あなたと逆です。
 長い間理解してやれず、可哀相なことをしました。」
「そうですか。今は、お幸せですね。」
「だと、いいのですが。」
幹夫は、にっこりして、
「では、失礼します。」
と言って外に出た。

外は、紺色の空。街の灯りが点っていた。


(次回は、未定です。)

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トランキュラ・朝原冴子・横田道夫(1話完結)

1話完結・少しえっちです。少し長いのですが、
一気に投稿します。
読んでくださるとうれしいです。
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トランキュラ・朝原冴子・横田道夫


5月の爽やかな風が吹く職員室。
高校部の英語教師の朝原冴子は、のんびりとテストの採点をしていた。
まるで女優のような、端正な顔立ち。
冴子は、白い長そでのブラウスをいつも来ていて、
黒いタイト・スカートを履いている。
そのスカートは、膝の上わずかにミニである。
ヒップがあり、スカートが、ぴんと張っている。
そんな冴子に見とれる男子教師は、かなり多い。

その内、職員室のドアから、
「横井先生!」と2年の男子が手招きをしている。
「なんか、どうかしたか。」と筋肉質で体育教師の横田は、ドアにいった。
「先生、体育館倉庫に、変なものがあるんです。来てください。」
放課後であり、横田にとっては、自由時間である。
「なんだ、アソコはだれも使っておらんぞ。」
横田はそういながら付いて行った。

旧体育館は、今では、どの部活も使っていない。
横田は、体育館の倉庫まで、連れていかれた。
入ったと同時に、
ガラガラと鉄の扉を閉められた。
中へ入ると、マットが4枚敷き詰めてある。
体育館倉庫には、あと3人の男子生徒がいる。
「先生、これです。」
春夫が、マットにある半透明の液体を指さした。
横田は、それを指に取り、少し舐めてみた。
「なんだ、これは。」
エッチをすると出て来る白い液体だ。
そのとき、横田は、『変身!』と唱えなくても、変身した。
(白い液体を舐めると変身してしまう。)

横田は、ゴツゴツの体から、
職員室1のセクシーな美人教師、朝原冴子に変身した。
「わあ~やったー!」と4人が飛び上がって喜んだ。

横田は、トランキュラである。
変身すると、心の半分はその人になってその人の行動をとる。
もう半分の心は、ただ自分を観察しているだけで思うことしかできない。
言葉や仕草、表情、声などは、すべて、はじめの半分の心が支配する。
「ねえ、あなた達、これ、朝原冴子先生の精液なの。」と冴子(以下冴子)
「そうです。」と夏希は、にこにこと言った。
「どうやって手に入れたの?」冴子。
「簡単ですよ。ぼくが、冴子先生になって、ここで、一人えっちをしたんです。」
明夫は言った。

「なるほど。簡単よね。でも、あたし、こともあろうに、
冴子先生になるなんて、恐れ多いわよ。滅多にいない超美人先生よ。」
「俺たちも、絶世の美少女になります。」冬男。
春夫、夏希、明夫、冬男は、『変身』と唱え、
夏の制服姿の髪の長い見事な美少女になった。
「ね、あなた達、あたしに何をする気?」
「決まってます。いいことです。」と夏希。
「だ、だめよ。あなた達は、あたしの生徒じゃない。
 生徒といいことなんかしたら、あたし、一辺で首よ。」と冴子。
「大丈夫なの。あたしたち、大学生なの。
 モグリで、ときどきこの学校の生徒になってるだけ。」と、明夫。

横田のように、ずっとマッチョな男をやってきたトランキュラは、
変身が完璧に行かない。心の方がである。
「さあ、先生、正座するの。」冬男が、後ろから、冴子の腕を取って、固め、
冴子を正座させた。
(おかしい、こんなひ弱な女生徒に抵抗できない。
 そうか、俺は、今、冴子先生だった。)
「いやん、やめて。乱暴はしないで。」(そう言った自分に驚いた。)
「先生。先生は、まだ、男が少し残っているわ。
 少しずつ、男をなくしてあげるね。」
春子はそう言うと、プリーツのスカートから、ショーツを取った。
そして、正座をしている冴子の前に来た。
「何するの?」
「あたしの、Pちゃん、見て。
 先生のお口で、愛撫して。あたしの精液を飲んだら、もう少し女になれるわ。」
「いや。あたし、これ以上女になりたくないわ。」
Pを唇に当てて来る春子から、冴子は、唇を閉めて、いやいやをした。
「先生、心が完全に女なら、すぐ受け入れるわ。」
そう言われても、冴子は、拒んだ。

「先生、じゃあ、お口を開けたら、先生のPちゃんをいじめるの止めるわ。」
夏希が言った。
『Pを攻められたら、自分は完全な女になってしまう。』
冴子は、わずかに、唇を開いた。
そこへ、美少女の春子のPが入った。
「ああ、冴子先生のお口にあたしのPを入れてるなんて。」
春子はうっとりして言った。
春子のピストンを受けるたび、冴子の心に泡がはじけるように、
女の心が芽生えて来る。

「先生。あたし、たまらなくなったの。すこし乱暴するわ。」
春子はそう言うと、冴子の髪をつかんで、
激しく下半身を動かした。

しばらく、それを続け、

「あん、いやん。あたし、イっちゃう。
 先生のお口えっちなんだもの。
 ああん、だめ、あたしイく。ああああああ。」
春子のPから冴子の口の中に発射された。
冴子を見守っている半分の心が、少し女になっていくのがわかった。
完全な女になってしまったら、もう男には戻れない。

春子は、Pを抜いて、がっくり後ろへへたばった。
冴子は、飲み込んでしまった。
「お願い。もう辞めて。」冴子が言った。
その声は、はじめよりセクシーになっている。

冴子は、正座から、いつのまにか、斜め座りになっていた。
冴子を抑えている冬子は、ハンカチで冴子の手首を背中にしばり、
冴子の胸を、ブラウスの上から、愛撫し始めた。
「ああ、ステキ、気持ちがいいいわ。」
冴子の半分の心が、乳房の愛撫を受け入れていた。
冬子は、ときどき、冴子にキスをした。
冴子は、そのキスに感じた。

冬子の手は、乳房から、乳首に移った。
ブラと服の上から、十分感じた。
「あああああ。」と冴子は声をあげた。

有紀子は、冴子の脚を真っ直ぐに伸ばし、冴子のタイト・スカートに手を入れ、
冴子のショーツと、パンストを脱がせた。
「いやん、はずかしいわ。」冴子は言った。

冬子にたっぷり乳首を愛撫された、冴子は、ぐったりとして無抵抗になった。
「お願い、もう辞めて。あたしをいじめないで。」冴子。
「先生、悪くないはずだわ。」春子。
「そんなことないわ。恥ずかしくて死にそうだわ。」冴子。
「じゃあ、触って見るわ。有紀子、P先生のちゃん、確認して。」
「うん。」有紀子は、ショーツもパンストも脱がされた、
冴子のスカートの中に手を入れた。
「あ。」といって、有紀子は、手を引っ込めた。

「先生のアソコ、びんびんなの。」有紀子。
「いやん、言わないで。」冴子は言って、恥ずかしさに斜めを向いた。
「先生、やっぱり、こういうのお好きなんだわ。
 じゃあ、お尻を犯してあげましょう。変身の後だから、
 奥まで、きれいよ。」
「いや、いや、やめて、やめて。」と冴子は抵抗したが、
スカートの中のものは、一向に小さくならないのだった。
冴子は四つん這いにされ、スカートを上に、お尻の穴が見えるところまで、
あげられた。

ひんやりとしたクリームが、お尻の穴に入れられた。
(ああ、お尻を犯されたら、あたしは、完全な女になってしまう。)
やがて、温かいものが、少しずつ入って来た。
背の高い冬子のものだ。
冬子は、スカートを自分で持ち上げて、冴子の中に、完全に入れた。
「先生、平気?」冬子は本心で聞いて来た。
「死ぬほど恥ずかしいわ。」
「先生、ごめんなさい。あたしたち、先生を本物の女性にしたいの。」

冬子は、先生を激しく突いた。
先生は、声をあげた。
「いやん、あたし、女になってしまう。やめて、お願い。」
冬子は、冴子のセクシーな声に夢中になってしまい、
あっけなく、イってしまった。

夏希が、変わった。
「ああん、いや。心の底まで、女になっていく。
 いや~ん、もう、男に戻れない。」
夏希も、どんどん女の美声になっていく冴子に興奮して、
あっけなく、イってしまった。

最後は、明子だった。
「ああ、ステキ。女ってステキ。もっと犯して。
 もっと、もっと犯して。あたし、女になりたの。
 冴子先生になりたいの。ああ、すてき、ああ、あたし、
 かんぜんな女になって行く。
冴子の言葉を聞いて、明子も興奮し、すぐにイってしまった。

明子がPを抜くと、冴子はぐったりして、マットの上に横になってしまった。

「ね、横田先生、ほんとに女になっちゃったのかな。」と春子。
鼻のいい冬子が、先生の匂いをかいだ。
「わ~ん、まずいかも。先生、完全に女の匂いがする。」
「どうしよう。ここまで、する気はなかったのに。」夏希。
「興奮して、つい、とことんやってしまったわ。」明子。
「ね、本物の冴子先生呼んでこない?」春子。
「冴子先生、トランキュラなの?」夏希。
「多分ね。」冬子。

冬子と春子は、職員室に飛んで行った。

やがて、朝原冴子本人と冬子、春子が帰って来た。
「まあ、あのマッチョに横田先生が、あたしになってる。」
「あたし達、やり過ぎて、横田先生の心を全部女にしちゃったの。」

横たわっている横田は、冴子を見て言った。
「冴子先生、あたしを抱いて。」
「いいわよ。」
冴子は、横たわっている横田を抱いた。
「キスして。」
「いいわよ。」

「先生のPちゃんをあたしに舐めさせて。」
冴子は、しばらくためらっていたが、
「みんな、先生を起こして。」と言った。
冴子は、ショーツを脱ぎ、スカートを上げて、
大きくなったPを、横田に、加えさせた。

4人の生徒にとって、本物の冴子のPは、感動ものだった。
冴子が、男の子のように、横田の口にピストンするのも、感動的だった。

「あたしを、鏡の前で、立たせたまま、イかせて。」
春子と冬子が、横田を立たせ鏡の前に連れていった。
夏希が、横田のスカートを上げた。
冴子の姿をした、横田のPを、冴子は、手で愛撫をした。
「あ~ん。あたし、冴子先生なのに、Pちゃんがある。」
「横田先生。あたしにもあるわよ。」と冴子。
「冴子先生のもみせて。」横田。
冴子は見せた。
「ああ、最高。」
二人は、4人に愛撫され、やがて、体を震わせ、
二人は、ほぼ同時に、男の液を飛ばした。

横田は、「変身」と言って、元の横田道夫にもどった。
「わあ、よかった。」とみんなで拍手した。」

横田は、キョロキョロして、
「何があったんだ。ここに連れて来られてから、何にもわからん。」
そう言った。

春子が、「それで、いいんです。あたし達、先生に催眠術かけただけですから。」
横田「そんなもんに、俺がかかったのか。」
みんなで、「そうです!」と言った。

冴子と職員室に帰りながら、横田はにやっとした。
横田は、一時女の心になりそうであったが、
体育館倉庫での出来事は、完全に覚えていたのだ。
冴子がしてくれたキス、フェラ、
そして、二人で鏡を見ながら、飛ばし合ったこと。
(思い出して、今夜は、眠れんなあ)と思った。
「横田先生、なんだか、幸せそうですよ。」冴子が言った。
「それが、あの子達が見させてくれた夢が、
幸せな夢だったんですよ」
横田は言って、少し赤くなった。

<おわり>

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聡子と義男②「アランの言葉」(2話完結)後編

これで、完結です。読んでくださるとうれしいです。
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聡子と義男②「アランの言葉」(2話完結)後編


「No .1が来たわ。」聡子は、皆に、小声で言った。
みんなうきうきしていた。
聡子は、はじめ、標準的なフランス語で話した。
「お料理は、もう通りましたか?」
冴子(仏語で)「それが、手違いがあり、わたくしが参りました。」
聡子「ワインもまだですか?」
(なんだ、完璧にわかるじゃない。)と冴子は思った。
「はい、申し訳ございません。もう一度、お聞かせください。」
そこから、聡子は、南部ブロバンス言葉に変え、早口に言った。
「手違いとは、どんな手違いです。
正直にいいなさい。嘘はいけませんよ。
 卵は、何を使えと言ったか、言ってごらんなさい。
 ワインは、何にしろと言ったか言ってごらんなさい。
 もしや、まだ厨房に注文が行ってないのではありませんか。
 正直に言わないお店に対し、私は、抗議しますよ。
 オーナーを呼びなさい。支配人は、フランス語ができませんからね!」

冴子は目を丸くして棒立ちになっていた。
途中からのフランス語が何もわからなかった。

ただ、何も言わず立っている自分が、無様に思えてならなかった。
「し、失礼します。」冴子は、そう頭を下げて、引き下がるしかなかった。

「ブロークンなフランス語を、わざと言っているとしか思えない。」
皆に囲まれて、冴子は、言った。
そのとき、
「簡単にお客様を侮辱するもんじゃないよ。」
たった一人のネイティブ青年であるアランが言った。
「今の冴子の言葉を、お客様に届けようか。」
「だめ。ごめんなさい。
分からなかったものだから、つい、負け惜しみを言ってしまったの。」
冴子は、言った。
「俺は、ここから聞いていて、お客様の言葉が、100%わかったよ。
 お客様は、注文が通ったのか確認されていたんだよ。
 どうして、注文が通らないのか、正直にいいなさい。嘘はいけません。
 『もう一度』と聞き直すのなら、
どうして自分の一番得意な言葉で聞かないのか。
 支配人は、フランス語がわからない。オーナーを呼びなさい。
そうおっしゃっていたんだよ。」
「アランには分かったの?」冴子。

「あたりまえだ、俺、ネイティブだぜ。
 悪いけど、君たちのフランス語こそ、ブロークンもいいところなんだよ。
 恐らく君らは、パリ近くで覚えたフランス語しか知らない。
 おまけに、ほとんどレストランの人のフランス語から、学んだ。
 いいレストランには、世界のいろんな国の人が勉強に来てるんだ。
 だから、君たちが聞いたのは、ブロークンなフランス語ばかり。
 フランスは、広いんだぜ。いろんな地方の言葉がある。
 それは、日本も同じだろう。青森から鹿児島まで、みんな言葉が違う。
 沖縄はもっとちがう。
 君らは日本語ネイティブだから、ほとんど大体わかるだろう。
 俺が、ほとんどのフランス語が分かるようにね。

今まで、お客様が、ネイティブだったから、
君らのブロークンなフランス語を、なんとかわかってくれた。
 または、同じ日本人で、カタコトのフランス語同士だからわかってくれた。
 それに気が付かなかったのかよ。
 君らが、胸を張って使えるのは、日本語じゃないか。
 どうして、使わない。
 ネイティブの客はこう思っていたと思うよ。
 日本のレストランなのに、なんとか、片言でフランス語を話していた。
 私たちは、綺麗な日本語を聞きたかったのにって。

 あの4人の方のオーダーは、俺が通して置いた。
 ワインは、これから、お出しする。
 俺が、みんなの代わりに謝っておくさ。」
アランは、そう言って、ワインのワゴンをもって聡子のテーブルにいった。

アランは、テーブルの4人にきちんと目をやり、
標準仏語で「遅くなり、すみませんでした。店の者は、
あなた様のフランス語がわからなかったのです。」といい、
みんなにワインを注ぎながら、
「遅くなりすみませんでした。」と日本語で言った。

アランは、南フランス・ブロバンスの言葉に変えた。
「お客様の、フランス語を聞いて、懐かしくて涙が出ました。」
「まあ、ブロバンスの方ね。あたしの故郷よ。」聡子。
「はい。私の故郷でもあります。」
「まあまあ、うれしいわ。セレーヌ川は、まだ流れているの?」
「はい。今もきれいで、恋人たちがほとりに来ます。」
「レ・フランセ教会は。」
「今も、鐘を鳴らしています。鐘つきのピエールおじさんは、今もお元気です。」
「まあ、ピエールさんが。」と聡子は目を潤ませた。

アランは、3人に向かって、日本語で話し始めた。
「柳沢様と私は、プロバンスという同じ故郷を持っています。
 そんな方にお会いできるなんて、奇跡です。
 柳沢様のプロバンスのお言葉を聞いて、私は、涙が出ました。
 それが、うれしくて、つい二人だけで、
 故郷の川や教会のことを話してしまいました。
 失礼しました。

 今日、ご注文を聞きに来たウェイトレスやソムリエは、
 柳沢様の言葉がわからなかったのです。
 私は、フランス語だけのレストランなんか反対です。
 彼らには、私の意見を言いました。
 もしかすると、日本語でお話するレストランになるかも知れません。
 柳沢様のフランス語に、彼らはショックを受けたのです。」

ちょうど、オムレツ4人分が来た。
持って来た奈津子は、「お待たせしました。」と日本語で言った。
そして、茂夫と愛子に、
「先ほどは、すみませんでした。」と頭を下げた。

アランは、
「多分、シェフが作りました。
 オムレツ4人分なんて、すごいプレッシャーだと言っていました。
 では、ごゆっくり。」
と、にっこりして去った。

すると、高い帽子をかぶったシェフが来た。
50歳くらいの人の好さそうな男だ。

「まあ、高坂シェフ直々に。」と聡子が日本語で言った。
「やっぱり聡子さんでしたか。どうですか、オムレツは。」
「さすが、高坂さんですわ。もう口の中でホクホクしますわ。」
「ああよかった。」と高坂は胸をなで下ろし、聡子以外の3人に、
「フランス料理は、オムレツに始まり、オムレツに終わると言われているんです。
 オムレツでシェフの技量が一辺で知れます。
 だから、私は、緊張の塊になって全力で作ったんですよ。

 そうだ、皆さま、どうですか。半端な形ですが、最高の肉があるんです。
 それを、おごらせてくださいませんか。」
「まあ、うれしいですわ。皆さま、いいですよね。」聡子。
「もちろんです。」と3人は言った。

シェフが持ってきてくれた肉料理は、驚く程おいしかった。
美しく緑の飾りもあり、白いソースが細くかかっていた。
フランスパンを切ってトーストにしたものが、バスケットに入れられ、
2つ置かれていた。

おまけに、デザートとして、おいしいゼリーもつけてくれた。

4人は、ワインのボトルを2本空けた。

そろそろと立ち上がろうとすると、
ソムリエの冴子を中心に、ボーイやウェイトレスがみんな来た。
冴子は、礼をした後、日本語で言った。
「今日の不手際、大変申し訳ありませんでした。
 私たちは、柳沢様のフランス語がわからず、ショックを受けました。
 そこに、ボーイのアランが、「フランスは広いんだよ」と言いました。
 私たちのフランス語は、パリという限られたところで、
しかも、レストランという特殊なところで覚えたフランス語でした。
とても、稚拙なものだったことに気が付きました。
 私たちが胸を張って使えるのは、日本語です。
 これからは、日本語で話し、日本語が不得手なフランスの方にのみ、
フランス語で、ご注文をお聞きするようにいたします。
 支配人も賛成であり、オーナーは、もともとフランス語レストランなど、
 反対だったのに、私達で押し切りました。

 よい刺激をくださったことへの感謝の気持ちと、
 新婚のお二人に大変不愉快な思いをおかけしてしまったことをお詫びいたします。」

一同は、深く礼をした。

「そう、それはよかったわ。フランス語も使えるレストランになったのですね。」
聡子は、ちらりとアランを見ると、アランは上手なウインクをした。
聡子は、にっこりほほ笑んだ。

外に出ると、愛子は手を広げて、くるくる回った。
「『腹立ちのレストラン』が、一気に『思い出のレストラン』になったわ。」
「そうだね。これも、聡子さんのお蔭だね。」と武史。
「アラン君は、できた人だったね。
 聡子さんと話したことを、いつも日本語でぼく達に聞かせてくれた。
 聡子さんは、故郷の話ができてよかったね。」と、義男。
「ええ、今も故郷の景色が胸に浮かんでいるの。最高に幸せです。」

高い並木に囲まれた道を、4人は4様の思いで歩いた。


<おわり>


(次回は、ちょっとえっちです。)


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柳沢聡子①「フランス語レストラン」(2話完結)前編

新作です。聡子をシリーズにときどき書きたく思います。
物語に出てくるようなフランス語レストランは、昔、
2軒あったそうです。今もあるかは、わかりません。
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柳沢聡子①「フランス語レストランの巻」(2話完結)前編


聡子と義男は、ビジネスホテルを久保坂に任せ、
夏の避暑として、人気の別荘エリアにいた。
「聡子さん。ここは君の別荘かね。
 豪邸じゃないか。」と義男。
「あたしのであるわけありませんわ。
 友達が、1週間貸してくれたのよ。」と聡子。

中に入ると、従業員がいることにビックリ。
みんなで、出迎えてくれている。
「よろしくお願いします。」と聡子は優雅に礼をする。

そこで、3食昼寝付きの涼しい日を送り、
4日目のこと。
聡子は、夕食をシェフに断った。
「セレヌ・ド・パリ」に行ってみようと思いますの。」
「ああ、あそこは、ここ1番のフランス料理店ですが。」
「ですが、なんですの?」
「少し、気どったところです。シェフは超1流です。」
「じゃあ、その『気どり』も楽しんできますわ。」聡子はいった。

義男の一張羅のスーツとネクタイは、よれよれであるが、
クリーニングにちゃんと出しており、清潔であるので、聡子は文句を言わない。
脱いでパッとどこにでも置くのが、義男の悪いクセなのだ。

「セレヌ・ド・パリ」は、近くであり、二人は歩いて行った。
瀟洒な建物であり、レストランとしては、1流を感じさせる。
二人が、着いたとき、新婚風の若い夫妻が、
ぷりぷり怒りながら出て来た。
「まあ、どうなさったの。」と聡子は言った。
夫の茂夫は、誰かに怒りをぶちまきたかった。
「ここ、ボーイもウエイトレスも日本人なのに、
 フランス語しか使わないんですよ。
 メニューも全部フランス語。日本語の添え書きがない。
 私が怒って何を言っても、フランス語でしか対応しないんです。」茂夫は言った。
「こんなのかっこつけてるだけですよね。あたしも、ものすごく腹が立ちました。」
妻の愛子が言った。

「あたしも腹が立って来たわ。私が、レストランの人達をやっつけますから、
 それをご覧に、4人ご一緒にいきませんか。」と聡子。
「どうやって、やつけるのかね。」と義男。
「フランス語には、フランス語でやっつけます。」と聡子は、胸を張った。
「聡子さんは、不思議な人だから、楽しみに来るといいよ。」
と義男は、新婚夫妻ににこにこしていった。

4人は、レストランに入った。
小柄な支配人と見える人物が、頭を下げ、何やらフランス語で挨拶した。
聡子は、フランス語で、ぺらぺらと言葉をまくしたてた。
「さきほど、このお二人が、怒って出て見えましたので、
 私が、なだめ、もう一度お連れしました。
 ここは、全部フランス語だそうですが、まさか、私達同士の言葉まで、
 フランス語でせよとは、いいませんわよね。
 このお二人を怒らせたお詫びに、一番いいテーブルに案内してください。」
それは、早口のネイティブが話すフランス語だった。
それだけではない。

フランスに12年いた支配人大沢は、フランス語が堪能と自負していたが、
背の高い女性の言葉が、全くわからなかったのだ。
他の国の言葉ではない証拠に、少しだけ分かる言葉もあった。
「いいテーブル」というのだけわかった。
大沢は、言葉が分からなかった負い目で、分かった言葉の通り、
いちばんいいテーブルへ案内した。

そこは、美しい庭の見える、VIP用のテーブルだった。
「まあ、ステキ。綺麗なお庭だわ。」と愛子がいった。
「ほんとだね。フランスに来た気がするね。」と夫の武夫がいった。

「聡子さん。フランス語ペラペラなんですね。」と愛子は言った。
「私もびっくりしたよ。聡子さんは、やっぱり不思議な人だね。」と義男。
「あら、あなた知らなかったの。あたしの父は、フランス人、
 母は、日本人。あたし混血ですのよ。
 それより、今日頼むのは、オムレツだけにします。
オムレツが一番むずかしいのです。
 ワインも飲みやすい物。従業員を悩ませるのが目的ですから。」

黒いミニスカートのウェイトレスが来た。
白いエプロンをし、白いレースの髪飾りをしている。
「俺たちのところへ来た、ウェイトレスです。」
と茂夫は小さな声で言った。
ウェイトレスは、フランス語で、
「ようこそ、いらっしゃいませ。」
と頭を下げて、メニュー表を配ろうとした。」
聡子はメニュー表をそっと押し返して、フランス語で、
「4人みんなオムレツです。玉子は、吾妻産吉川地鶏玉子でね。
 ワインは、カリフォルニア産のオブジェ・ド・ディホンの3年物のロゼにして。
 以上よ。」

吾妻産吉川地鶏玉子というのは、ここ近辺で最高の卵で、言わなくても、
近辺の一流レストランでは、この卵を使うのが常識である。
だが、聡子は、その言葉を滑らかなフランス語に乗せて言ったので、
日本語とは全くわからなかった。

ウエイトレス村岡奈津子は、全く聡子の言葉が分からず、
密かに困惑した。
奈津子は、パリに5年いた。
それでも、今の客の注文が、全くわからない。
聡子が言った卵の日本語も、全くわからなかった。
こんな経験は初めてだった。

だが、注文はとらないといけない。
厨房は、注文待ちをしている。

奈津子は、恥を忍んで、聞いた。
「申し訳ありません。もう一度ゆっくり言ってくださいませんか。」
聡子は、仏語で、
「嫌です。
 分からなかったなら、なんで自分が一番得意な言葉で聞かないのです。」

奈津子は、その聡子の言葉もわからなかった。
おどおどして、「少々お待ちください。」とフランス語で言って、
下がってしまった。

聡子はすぐ、「こう言ってやったのよ。」
と、支配人から、今のウエイトレスに言った内容を、3人に話した。
愛子は、「わあ、うれしいです。胸がすーとしました。」と言った。
「ぼくもです。」と茂夫もうれしそうに言った。

「聡子さん。でも、何のマジックを使ったの?」と義男が聞いた。
「うふん。」聡子は、小さい声で、
「フランス南部のね。なまりがめちゃめちゃキツイ地方の言葉でしゃべってるの。
 日本で言うなら、東京から一番遠い鹿児島弁ってとこ。
 私達、日本語のネイティブだから、鹿児島弁わかるでしょう。
 でも、外国の人なら、まずわからない。その逆をやってるの。」
「あーあーあ。」と3人はうなづいた。
聡子はにこっとした。
「わあ、おもしろい。これからが楽しみ。」愛子は大喜びした。

奈津子がべそをかいて戻ってきたので、ボーイやソムリエが取り囲んだ。
「奈津子、どうした。」
「お客様のフランス語が、まるで分らないの。」
「うそ、あなたパリに5年もいたんでしょ。それならわかるわよ。」
と、ホールの長でもある、ソムリエの冴子が言った。
冴子は、12年パリにいた。
フランス語レストランを始めて、3年になるが、言葉で困ったことはない。
「おかしいな。フランス語ならわかるはず。
 多分、ブロークンなフランス語使って、あたしたちを困らせてるのかな。
 よし、あたしがいくわ。」
ソムリエの冴子は言った。
冴子は、前髪をきちんとオデコに留め、聡明な額を見せていた。

「No .1が来たわ。」聡子は、皆に、小声で言った。


(次回は、後編「アランの言葉」です。)


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ジョージさんのスカウト⑤「表紙を飾るルミ」最終回

エピローグ的な最終回です。これまで読んでくださり、
ありがとうございました。この回も読んでくださるとうれしいです。
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ジョージさんのスカウト⑤「表紙を飾るルミ」最終回


涼太は、怜奈に眉を少し太く描いてもらい、前髪で隠して、家に帰った。
全然バレなかった。

夕食の後、自分の部屋で、自分の顔をよく見てみた。
『この顔が、あんなに可愛くなれる顔とは思えない。
 絶対、男の顔だよな。
 それを見抜くジョージさんは天才だな。』
鏡の前で涼太は、そう思った。

階下に行くとみんながテレビを見ている。
中2の美加に聞いてみた。
美加は、夕食後だというのに、ポテトチップスを食べている。
「ねえ。ぼくって、女っぽい?」
「何言ってるの。あたしの友達、みんなお兄ちゃんのこと、
 男装したお姉ちゃんだと思ってるよ。
 なんで男装してんのって聞かれる。
 あたし、男になりたいみたいよ?っていう。
 じゃあ、貧乳なのは、ラッキーだねって。」
父と母が笑った。

「そうなの!
学校で、『女みたい』って言われたことないよ。」と涼太。
「それは、いいクラスで、
お兄ちゃんを傷つけちゃいけないって思ってくれてるからよ?」
「はあ~。」知らなかったと涼太は思った。
「お兄ちゃんさ。制服のズボンって股上が長いじゃない。
 それを、いっぱいいっぱい上まであげて、
 そこで、ベルトしてるでしょ。
 しかも、ベルトをきつく閉めてる。細いウエスト丸出し。
 お兄ちゃんのウエスト、女の子みたいに高いところにあるの。
 そこでベルトしめたら、まるで、女の子。
 それで、ピップが大きい。パッと見女の子だよ。
 お兄ちゃんのたった一つカッコイイところは、脚がめちゃ長いこと。」
美加は、言葉がキツイ。だが、一つだけ、誉めてくれた。

「お母さん、ぼく女っぽいって思ってる?」
「思っているわよ。」
「どんなところが?」
「声が、可愛いわ。」
「うん。」
「手が女の子の手。」
「他に?」
「首が長くて細い。なで肩。首からアゴの線が女の子。」
「お父さんは?」
「俺はよく分からないけどな。涼太が、そばに来ると、一瞬女の子だと感じる。
 涼太には、女の子だと感じさせる何かがある。」
「じゃあさ、ぼく女装したら、似合うかな。」
「似合う!」と家族3人が同時に言った。
『はあ~、知らなかった。』と涼太は認識を新たにした。

夏休みは始まったばかり。
涼太は、バイトだと言って、毎日ジョージさんの家に行き、
楽しい毎日を過ごした。
怜奈、絵里、梨奈から、写真のポーズの取り方を徹底的に教わった。
歩き方も。仕草も、表情も、何もかも、教わった。
2人のときのポーズ、3人、4人のときのポーズ。
メイクも、自分のメイクボックスを買ってもらい、
4人で化粧品店に行って、あれこれと揃えていった。
女装をしていくと、全くバレた気がしなかった。
涼太は、日増しに、仕草もすべて、キュートな女の子になって行った。

洋服も、表参道を自信を持って歩けるくらいのものを、
ジョージさんがたくさん買ってもらった。
涼太は、一日、ルミでいる方が長かった。

午後は午後で、ベッドの上で、最高のお楽しみタイムだった。

夏休み、最後の10日間は雑誌のための撮影だ。
ヘアーさん。メイクさん、スタイリストさんがいて、自分は何もしないで、
次から次へと、自分を変身させてくれる。
4人で遊園地へいっての撮影。海が見えるところでの撮影。
町中。レストランの中。あらゆるところで撮影した。
セクシーな服から、森ガール風な服まで、いろいろ着た。

次の表紙を飾ることになっているルミは、スタジオの中で、
たくさん写真をとった。扇風機を当てたり、いろんなライティングをされて。
何から何まで、夢のようだった。
一体何着、服を着ただろう。思い出しても数えられないほどだった。
最後の撮影が終わった。
「ルミちゃん、いいですね。」とカメラマンの石黒が、ジョージさんに言った。
「当然よ。あたしが、1000人に一人と思った子だもの。」とジョージ。

雑誌は、「ハイティーン」という名で、中高生をターゲットにしている。
(もっとも、ジョージは、大人までの服をデザインする。
 カジュアルからフォーマルまで。)
「ハイ・ティーン」の中に、「ジョージのコーナー」というのがあって、
30ページくらいの、人気コーナーである。
ジョージの4人のモデルは、そのコーナのためのモデルだ。
怜奈と絵里、梨奈は、すでに人気モデルだ。
そこに、最強の新人としてルミが加わる。
新人として、表紙を飾る。

涼太は、雑誌が出る日が楽しみで、毎日ドキドキしていた。
学校が始まり、
9月15日。ついに発売。
ジョージの部屋に飛んで行った。
表紙を見て、びっくり。
「わあ、自分じゃないみたい。」とルミは言った。
「もう、超キュート。最高!」とみんなに抱き締められた。

家族には、とても言えない。秘密。
美加が、この雑誌を買っていることを知っている。
涼太は、雑誌をジョージのところへおいて家に帰った。

夕食のとき、美加が、「ジャーン!」と言って、
みんなに雑誌「ハイ・ティーン」の表紙を見せた。
「まあ、可愛い子ね。新人?」と母。
「うん。今月号から。もう、超可愛い。浅井ルミって子。
 『ジョージさんのコーナー』のモデルさん。みんな可愛いけど、
このルミちゃんが最高かな。もう胸キュン。」
涼太は、美加の言葉がうれしくてたまらなかった。

「お兄ちゃん、どうよ。」と美加が雑誌の表紙を見せた。
「う、うん可愛いね。すごくタイプ。」と涼太。
「あたし、表参道で、また待ち伏せしようかな。
 歩いて来たら、サインもらう。」
「そんなに簡単に会えるの。」と母。
「1週間がんばって、ラッキーならね。」と美加。

美加は、それを本気で実行したのだ。
日曜日、ルミが同じく好きという友達・真理と2人で、
表参道に午後1時に行った。
涼太はそれを知っていた。
ジョージさんの部屋で、ルミは、みんなに頼んだ。
「あたしの妹、あたし達のファンで、
 今頃、表参道で待ち伏せしてると思うの。
 お願いだけど、4人で、妹のいるところを歩いてくれない。」
3人は、大乗り気だった。
「行くわよ。ルミの妹さんの顔見たいし。」とみんなが言った。

4人でハイセンスな服を着て出かけた。
みんな底厚の10cmヒールを履いて出たので、背が175cmを超えている。
ルミは、縞模様のボディコンを着た。超ミニなので、
驚く程長い脚が見える。

4人が歩くと、ほとんどの人が振り向いて行く。

美加が見えた。友達と2人でいる。
美加は、4人を見つけた。友達とガッツポーズをしている。
やがて、至近距離に来た。
「あ、あのう、ジョージさんのところの、
 絵里さんと、怜奈さんと、梨奈さんと、ルミさんですよね。」
「ええ、そうよ。」と怜奈がにっこりと言った。
「あの、ファンなんです。サインいただけますか。」
「いいわよ。」絵美が言った。
わあ~と、二人はうれしくて飛び跳ねていた。
美加の色紙をルミは始めに受け取って、
「お名前は?」と聞いた。
「美加です。」
聞いてルミは、「美加さんへ」とつい漢字で書いてしまった。
色紙を回して、みんなでサインをした。

「ね、せっかくだから、ツーショットしない?」と梨奈が言った。
「いいんですか。」と美加と真理は目を輝かせた。
美加が出したスマホを梨奈が、受け取り、
「じゃあ、はじめに美加さんとあたし。」とルミは言った。
「あたしの名前、知ってるんですか!」と美加は、驚いた。
「色紙のとき、教えてくれたじゃない。」とルミ。
「ああ、そうか。」と美加は笑って、
ルミは、美加の方に手をやり、顔を近づけて、梨奈がパチリ。
「ちょっと、動いちゃった。」ルミ。
「じゃあ、あと2枚撮っておこう。」梨奈。
美加は、ルミを3枚ゲットだった。
代わる代わる撮って、美加の友達もみんなと2ショットが出来た。
美加は、みんなから、美加、美加と呼ばれた。
真理も名前で呼ばれた。

気が付いたら、人が集まっていた。

4人は見ている人に、にっこり会釈をして、アイスクリームを食べに行った。
美加と真理は、家族や友達に見せたくて、飛んで帰って行った。

「どうも、お付き合いしてくれて、ありがとう。」とルミは言った。
「美加ちゃんって言うのね。すごく、可愛い子じゃない。」と怜奈。
「ルミね。色紙にさ、美加ちゃんの名前、漢字で書いたわよ。」と梨奈。
「あ、しまった。お友達の真理ちゃんのはカタカナだった。」とルミ。
「気が付いてないって。OK、OK。」と絵里。
「そうね。」とルミは笑った。

電車の中の美加と真理。
真理「4人とも、すっごく脚長かったね。」
美加「ほんと、ルミさんなんかめちゃ長かったよ。」
二人は、色紙を交換して見た。
真理「あ。美加のは、『美加さんへ』って漢字で書いてあるわよ。
   あたしは、マリってカタカナなのに。」
美加「そういえば、そうね。
   多分、ルミさんに美加って名前の妹さんがいるのよ。
   それで、妹さんの名前を、つい漢字で書いちゃった。
   漢字が同じなのは、偶然。」
(全く、その通りだったのだ。『偶然』だけが違う。)
真理「あ、なるほど。」
真理は、簡単に納得した。

二人は、それ以上考えなかった。
それよりも、スマホの写真を早く見たいのだった。


<おわり>

(次回は、未定です。)

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ジョージさんのスカウト④「ルミは3人のアイドル」

けっこう、セックスシーンが書けましたので、
うれしく思っています。読んでくださるとうれしいです。
次回、最終回です。
=================================   

ジョージさんのスカウト④「ルミは、3人のアイドル」


「ああん。いやん、恥ずかしいの。」
サイドの怜奈と絵里が、梨奈のスカートを大きくまくった。
「ルミ。少し横に移って、梨奈のPを鏡に映して。」絵里。
「梨奈。嫌なら、どうして、こんなに大きくしてるの?」と怜奈。
「感じているからでしょう。
 初めてのルミちゃんに、見てもらえて、うれしいからでしょう。」絵里。
「自分のアソコを、見てごらんなさい。もう、びんびんよ。
 言い訳はできないわ。体は、正直よ。」怜奈。
「ほんとは、ルミちゃんに見て欲しかったのね。」絵里。
「うん。」梨奈は、梨奈は首を縦に何度か振った。
「だれに、舐めて欲しいの。言ってごらんなさい。」絵里。
「ルミちゃんに舐めて欲しいの。」梨奈はとうとう素直になった。

「ルミ。舐めてあげて。」怜奈。
ルミは、おしとやかな梨奈にPがあったこと。
それが、おおきくびんびんになっていたことで、
興奮してたまらなくなっていた。

怜奈のPをそっと口にほおばった。
「あああ、ルミちゃんが舐めてくれてる。あたし、うれしい。」梨奈。
「もっと、もっと、舐めてあげて。」怜奈。
ルミは、愛撫を始めた。
「ああん、ステキ、ルミちゃんのお口。あああん、感じちゃう。」梨奈は言った。

「今度は、ルミちゃんのを舐めたいでしょう。」絵里。
「ええ。舐めたい。」
「ルミ。舐めさせてあげて。」怜奈。
サイドの二人は、腕を解いて、梨奈をひざまずかせた。
ルミは、ガードルとショーツを脱いで、自分のPを、
梨奈の前に突き出した。
「ああ、こんなに可愛いルミちゃんに、Pちゃんがあるなんて。」
梨奈は、そう言いながら、ルミのPを頬張り、愛撫を始めた。
すると、梨奈のPは、さらに大きく固くなっていく。

しばらくすると、梨奈は立った。
「ルミちゃんに手で愛撫して欲しいの。」と言った。
「梨奈はね、クリーム付けて、先をぐにゅぐにゅされるのが好きなの。」絵里が言った。
ルミは、手にクリームをつけて、梨奈のPの先にもクリームをつけた。
そして、ぐにゅぐにゅを始めた。
「ああああ、ステキ。ルミちゃんに触られてる。

やがて、梨奈は、息絶え絶えになった。
両腕を二人に支えられ、脚が震えている。
「ああ、あたし、イきそう。ルミちゃん、キスして。」
ルミはマッサージを続けながら、梨奈にキスをした。

キスの唇を離し、
「ルミちゃん、抱いて、強く抱いて。」
ルミは、手をティッシュで拭って、
Pの愛撫を絵里と代わり、梨奈を強く抱いた。
梨奈も、抱き付いてくる。
怜奈が、「後ろから抱いてあげて。」と声がした。
ルミは、背中に回って抱いた。
「ああん、ルミちゃんが可愛い。あたし幸せ。」
梨奈がそう言ったとき、急に、大波が来た。
梨奈は、ぶるぶると震え、「ルミちゃん、抱いて、強く抱いて。」
そう言いながら、鏡に向かって、大きなアーチを描き、
白い液を飛ばした。

梨奈の白い液を拭き、ルミは、梨奈のPを舐めて綺麗にし、
ショーツを履かせた。

「さあ、残るは絵里だわ。絵里は、犯されるのが好きなの。
 ルミ、もう一回できる。」
「ええ、梨奈さんの見て、最高に興奮したから、
 大丈夫。」ルミは言った。
「絵里、仰向けで、ルミを見ながら、犯されたいでしょ。」怜奈。
「うん。」と絵里。
「こう見えて、絵里が一番『女』なのよ。」怜奈が言った。


絵里をみんなで、ベッドに運んで、ボディコンを脱がせた。
黒いスリップを履いている。
ルミも、怜奈も、梨奈もスリップ姿になっている。
怜奈は黒、梨奈は黒だった。

「はじめ、あたしと梨奈で、絵里をいいところまで愛撫するから、
 ルミは、待っていて。」怜奈は言った。
怜奈は、絵里のPをそっと愛撫していた。
「ああん、ああん。」と絵里は、声を出し、
絵里のPは、すでにカチカチなっていた。

次に、おしとやかな梨奈がすることを見て、
ルミは、興奮して、心臓が止まるかと思った。

梨奈は、絵里の顔の上にまたがって、
脚を開き、腰を落としていった。
「ルミの前ではずかしいけど、絵里の好きことしてあげる。」
梨奈はそう言って、お相撲さんがシコを踏むように、がに股になり、
自分の大きくなったPを、絵里の口の中に入れて行った。
そして、膝を腕で支えながら、腰を上下させて、絵里の口を犯し始めた。

ああ、あの女性的な梨奈さんが・・・。
ルミは、一辺で行ってしまいそうになった。
絵里は、梨奈に口をふさがれて、もぐもぐと言っている。

「ルミ。そろそろいいわ。指にクリーム付けて、
 自分のPちゃんにクリーム付けて。」怜奈が言った。
梨奈は、がに股をやめて、絵里の脚を顔の方へ持って行った。
絵里のお尻の穴が丸出しになった。
怜奈は、絵里の腰の下に固めの枕を敷いた。
「ルミ、はじめは、指だけをいれるの。」
ルミは、入れた。
「ああああん、ルミの指なの?あたし、うれしい。」と絵里が言った。
「ルミ、いいわ。すこしずついれて。」怜奈。
ルミがそうすると、絵里は声をあげた。
「ああん、ルミに犯されているの?
 ルミのPちゃんなの?ああ、感激。」絵里は言った。

それから、ルミはピストンを始めた。
怜奈が、絵里のカチカチになっているPを愛撫した。
梨奈は、絵里に自分で足を持たせ、絵里の顔や体を撫でながら、
全身を愛撫した。
「あああん、3人に犯されてる。
 あたし、どんどん女になっていくわ。」絵里。
「絵里は、もう十分女よ。」と怜奈。
「もっと、女になりたいの。救いようもないほど、女になりたいの。
 梨奈みたいに、おしとやかになりたいの。」
絵里は、うわ言のように、口走った。」

ルミは、興奮してたまらなかった。
絵里のような可愛い子のお尻の中に、自分のPをいれているなんて。
ああ、夢みたい。信じられない。

「いやん、いやん、あたし、イきそう。イっちゃうの。」絵里。
「前後ろ、どっちが?」怜奈。
「両方。」
「じゃあ、ルミ、速めることができる。」
「ええ。あたしも、イきそう。」
「いいわ。そのまま、愛撫を速めて。」

「いやあああああん。」と絵里が叫んだ。
「もうだめ。あたし、イくわ。イくの、イッチャウ、イっちゃう。」
絵里は、開いた脚を硬直させ、白い液体を自分の胸のあたりに飛ばした。
ルミも、絵里の中に射精した。
可愛い絵里の中に、入れたということは、感激だった。

4人は、シャワーを浴び、下着を変え、服も変えた。
メイク直しをした。
そして、やっとすっきりして、テーブルで紅茶を飲んでいた。
セックスをすると、その人との距離が、一気に狭くなる。
みんな、ルミのことを、呼び捨て、ルミも、3人を呼び捨てにした。
4人でガールズ・トークをしていた。

そのうち、ジョージさんが帰って来て、
ルミを見て、目を細めて喜び、抱きしめてくれた。
「やっぱり、あたしの目に狂いわないわ。
 あなた達に悪いけど、今度の雑誌の表紙、ルミにするわよ。」
と、言った。
「いいですよ。納得です。」と3人がにっこりと言った。

(次回、最終回です。「表紙を飾るルミ」です。)

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ジョージさんのスカウト③「初めてのセックス」

えっちなシーンを書いているのが、一番幸せです。
読んでくださるとうれしいです。
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ジョージさんのスカウト③「初めてのセックス」


「お姉様が好き。」
「あたしも、ルミが好き。」
そう言って、怜奈は、ルミの前にしゃがんだ。
そして、ルミの脚を撫で始めた。
「ああ、ルミの脚、真っ直ぐで長くてステキ。」
ルミの脚を撫でながら、怜奈はどんどん興奮していった。
その内、ルミのPを口に含んだ。
「あん、お姉様。あたし、興奮する。」
「ルミ、あたしの髪をつかんで、あたしの口を犯して。」
「いいわ。お姉様が、望むことなのね。」
「そう、あたしのお口を犯して。」
ルミは、怜奈の髪をつかんで、怜奈の口にPを出し入れした。

「お姉様。あたし、感じて、イきそう。」
「イってもいいの。あたし、ルミのものが欲しいの。」
「もうすぐ、イきそうなの。いいの?」
怜奈は、Pを含んだまま、うなずいた。
「ああん、お姉様の口の中にイcっちゃう。
 ああん、いやん、あたし、イっちゃう。」

そのとき、怜奈が立った。
「ルミを手でイかせてあげる。その方が気持ちいいわ。」
怜奈が、ルミのPを手で持った。
「女の子の自分をよく見てるの。いいこと。」
「いいわ。」
怜奈は、ルミのPをマッサージしていった。
「自分がどれだけ女の子か、よく見るの。
こんな可愛い子に、Pちゃんがあるの。よく見て。」
「見てる。うれしくて、気が狂いそう。」
「お姉様に、犯されてるの。」怜奈。
「あ、いやん。お姉様。イっちゃう。許して。」ルミ。
「もっと、我慢するの。まだ、いっちゃだめ。」
「いやん、イくの。イっちゃうの、ああん、あたし、イく、イっちゃう。」
「まだ、我慢するの。」
「できない。イくの、イってしまうわ。」
「じゃあ、思い切り、遠くに飛ばすの。いいこと。」
「ええ。恥ずかしいけど、遠くへ、飛ばすわ。」
怜奈は、マッサージを速くした。

「あああ、だめ、あたし、イっちゃう、イっちゃう、イっちゃう。」
ルミは、体を震わせながら、アゴあげ、いや~んと叫んで、
白い液を遠くへ飛ばした。
ルミはぐったりして、ジュータンの上にくずれた。
怜奈は、ルミのPを綺麗に舐めた。

しばらく経っても、ルミのPは、固いままだった。
「ルミ。あたしのために、もっともっと女の子体験してくれない?」
怜奈は言った。
「いくらでも、女の子になりたいわ。
 あたし、いつのまにか、女言葉使ってた。」
「心の半分が女の子になったのよ。」
「残り半分も、女の子になれるの?」ルミ。
「もう、男の子に、戻れなくなってしまうわ。」怜奈。
「それでも、いいわ。女の子にもっとなりたい。」
「トイレで、綺麗にしたところあるでしょ。」
「お尻の穴?」
「そこへ、あたしのPちゃんを入れて、ルミを犯すの。」
「あ、それ、何度も夢に見てたことだわ。」ルミ。
「女の子が犯される感じが少しわかるわ。」怜奈。
「お姉様のPちゃんを入れてくださるの。」ルミ。
「そう。」
「あたし、考えただけで、興奮しちゃう。」ルミ。

二人は、洋服を脱ぎ、スリップ姿になった。
怜奈は、黒い下着だった。
ベッドの上で、ルミは、四つん這いになった。
怜奈は、クリームを指にとり、
「ルミ、そっとクリームを入れるから。」
怜奈が指を入れると、
「あああ。」と、ルミは声をあげた。
怜奈は、Pにクリームを塗った。
すでに、ギンギンに大きくなっている。
「ルミ、いい?入れるわ。」
怜奈は、少しずつ入れて行った。

「ああん、息が詰まる感じ。犯されているの?」
「そう、もう少し入れるわ。」
「ええ、平気よ。お姉様のPちゃんなのね。」
「そう。もっと入れるわ。」
怜奈は全部入れた。
「ああん。わかるわ。あたし、犯されているのね。」
「このまま、つぶれるわよ。」
「ええ。」
二人は潰れた。潰れても、怜奈のPは、半分以上入ったままだった。
ルミが胸に腕を当てている。その肩に、怜奈は手を掛けた。
そして、ゆっくりピストン運動を始めた。
「ルミ、女になって行く気がする?」
「わかるわ。あたし、犯されている。犯されるたび、女になっていく。」
「こうやって犯されたら、もう男に戻れないわ。」
「それでいい。お姉様に犯されるなら、一生女でいるわ。」
怜奈は、ルミの言葉でどんどん興奮して、ピストンを速くしてしまう。
「ルミ、あたし、興奮して、止まらない。ルミ、平気?」
「いいの、あたし、女になりたいの。もっと、犯して。
 もっと、もっと、犯して、あたしを女にして。」
「ああん、ルミ、可愛くてたまらない。もっと、女になるの。もっとよ。」
「ええ、心が全部女になっていくわ。あたし、女なの。女なの。」

怜奈は、激しく犯した。
ルミは、何度も、女にされた。

「ルミ、あたし、イっちゃう。」怜奈。
「あたしも、シーツに擦れて、前の方がイっちゃう。」ルミ。
「じゃあ、いっしょよ。もういく、もうだめ、ああああ、イっちゃう。」怜奈。
「あたしも、イく。お姉様、イくわ。」ルミ。
二人は、痙攣をしながら、同時に果てて行った。

ルミは、Aセックスをやったあと、相手の出したものが、
お尻の穴から再び出てくることを、怜奈に教わった。
そこで、トイレに行き、お尻を再び綺麗にした。

冷房を強くして、服を着直して、
リビングの中央にあるキッチンテーブルで、ハーブティーを飲んでいた。
そこへ、2人の女の子が帰って来た。
一人は、体にフィットした赤いボディコンを着たストレートなロングヘアの女の子。
超ミニで、長い脚が、ことさら長く見える。
ストレートな前髪。目が大きくてお人形のように可愛い。名前は絵里。
もう一人は、白い細身のTシャツに花柄のスカートを履いた梨奈。
ウエーブのかかった肩までの髪、髪を7:3に分けて知的な額を見せている。
耳を見せるようにしていて、白いピアスが、ステキだ。
涼やかな目をした美人だ。

二人は、ルミを見て、
「新しい子?」と目を輝かせた。
「めちゃ可愛い。妖精みたい。」と絵里が言った。
「わあ、ステキ。もちろん、女装子でしょ?」と梨奈が聞いた。
「そうよ。」と怜奈。
「あたし達の中で、トップだわ。」と絵里。
「うん、そう思う。一番可愛い。
脚が信じられないくらい長い。」と梨奈。
そのとき、ルミは思った。
『この人達には、ジェラシーがない。
 ジェラシーの前に、お互いが、好きになってしまう。
 自分がそうだから。』

「ねえ、怜奈。もしかして、ルミちゃんを、もう食べちゃったの。」と絵里。
「そりゃそうよ。二人が帰ってきたら、喧嘩になるじゃない。」と怜奈。
「もう。あたし達を待って、ジャンケンで決めたっていいじゃない。」絵里。
絵里は袋で怜奈を叩こうとし、怜奈は逃げ回っていた。
梨奈が面白そうに笑っていて、怜奈の椅子にすわり、ハーブティを注いで、
飲んだ。
『絵里さんは、お茶目。梨奈さんは、おしとやか。』
ルミは、そう思った。

怜奈が言った。
「絵里。わかったわ。4人で、もう1ラウンドしよう。
 でも、あたしとルミは、もう1回しちゃったから、無理よ。
 絵里か梨奈のどちらかが、犯されるの。」
「それは、絵里だわ。」と梨奈が言った。
だが、意外に梨奈の声は通らなかった。
「待って。あたしは、いやよ。今、お茶飲んでるんだもの。」梨奈は言う。

絵里は言う。
「ルミ、あたし達の中で、梨奈が一番女らしいの。
 こんな人に、Pちゃんがあるなんてって、絶対考えられない雰囲気でしょう。
 犯しがいは、一番よ。」
「賛成。梨奈がよがるお顔が一番ステキ。」怜奈。
「あたしは、ノーコメントです。」とルミ。
「いやん、ルミちゃんまでが。」と梨奈。

「さあ、行きましょう。」
怜奈と絵里は、左右から梨奈の腕をとって、大鏡の前に連れて行った。
「いや、いやん。ルミちゃん、助けて。」と梨奈。
「ルミ。梨奈の前に行って、梨奈のショーツを脱がせて。」と怜奈。
「いやん、いや、新しい人がいるのに、あたし、死にたくなる。」と梨奈。
ルミは、どうしようかと思った。本気で嫌がってる。

「ルミ、梨奈は興奮してるのよ。新しいルミに見て欲しいのよ。」絵里。
「だめ、だめ、いやん、いやん。」梨奈。
「ショーツを下ろしてみれば分かるわ。早く。」怜奈。
ルミは、梨奈の花柄のスカートに手を入れた。
「いいのよ。」と怜奈。
「梨奈さん。ごめんなさい。」
ルミは、梨奈のショーツを下ろした。
「触って。わかるから。」怜奈。
ルミは、梨奈の股間に手を近づけた。
『あああああ。』とルミは心で叫んだ。
梨奈の男の証しが、大きく、びんびんになっている。
あんな、おしとやかで女性的な人が。
ルミは、梨奈をもう一度見上げた。

(次回は『ルミは、3人のアイドル』です。)


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ジョージさんのスカウト」②『涼太、完璧な女の子になる』

今日は、少し元気が出ましたので、少し多めに書きました。
読んでくださるとうれしいです。
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「ジョージさんのスカウト」②「涼太、完璧な女の子になる」


怜奈は、赤と青のストライプの、大人っぽいワンピースを着ていた。
高1の涼太は、自分より3歳くらい上の人だと思っていた。
そして、見た目と女性オーラで、女性だと思っていた。

「まず、シャワーね。
 その前に浴室のトイレに座り、「水柱」というボタンを押すと、
 水柱が勢いよく出てくるの。それで、お尻の穴の奥をよく洗ってね。
 お尻の中が、綺麗になると、全身シャキッとするから。」
「はい。」と答えて、涼太はぞくぞくした。
「あなたの女名前教えて。何でもいいのよ。」
「じゃあ、ルミにします。」
「分かったわ。あたしは、怜奈。ショーツだけ履いて出て来てね。」
この怜奈の言葉にも、ぞくっとした。

お尻を洗ってみると、思った以上に気持ちがいい。
シャワーを浴びて、体を拭き、白いショーツを履いた。
それで、出ていくと、怜奈が、女の子に見えるショーツの履き方を教えてくれた。
タマタマを恥骨のポケットに入れて、Pを股間に回して、ショーツを履く。
『わあ、感動!女の子に見える。』

「はい、ガードルを履くの。」
わあ、憧れのガードルだと思った。
ガードルで、涼太の股間は、完全に女の子に見えた。

怜奈は、涼太の胸に、吸着性のシリコンのバスト・パッドを貼りつけ、
白いブラをわたした。
涼太は、ブラのホックを両手を背に回しつける動作に「女」を感じていたので、
かなり興奮をした。

そのとき、怜奈がしげしげと涼太を見た。
「ほんとだ、1000人に一人って大袈裟じゃないわ。
 信じられない。」
「どんなところですか。」と涼太。
「まず、脚が驚くほど長い。
 ヒップが女の子並にある。多分、87cm。
 ウエストが、女の子の位置にある。そこで、60cmくらい。
 男の子は普通ここ。」
と怜奈は、おへそくらいのところを触った。
「でも、ルミのくびれは、ここ。(おへその7cmくらい上。)
 うらやましいなあ。」と怜奈は言った。
(怜奈は、女性なのに?)と涼太はクエスチョンだった。

下がフリルになった白いスリップを被り、
例の、女の子の夢の部屋に行った。

ドレッサーの前で、涼太は、じっとお人形になり、
怜奈は、腕を振るった。
「ねえ、ルミ、眉を細くしない?」
「男に戻れますか?」
「そのときは、ペンシルで太くして、前髪で隠しておけば、平気よ。」
「はい。細くしてください。」涼太は言った。
涼太の顔を唯一男に見せているのは、太目の眉だった。
それが、今から細くされる。
「今、太眉が流行りだけど、やっぱり女になるには、細眉よ。」
ルミの眉の毛は、女の子のように、細くてやわらかい。
ルミは、小さいはさみとカミソリで、完璧に美しい眉にした。
ルミは、興奮した。『女の子になった。』そう思った。
怜奈も、目を見張った。『すでに、女の子だ。』

次にルミは言われた。
「脇の下も綺麗にしていいでしょ。タンクトップを着なければいいの。」
「はい。」
「ルミの脇の毛は、女の子みたいに柔らかくて、細いわ。」
怜奈は、ルミの脇の下に、粘着テープを貼って、ピっとはがした。
上下、左右4方向。
そして、綺麗になった脇の下に、クリームを刷り込んだ。
「これは、女性ホルモン入りだから、もう1か月は生えてこないわ。」
ルミの脚のスネは、少し濃い目の産毛のようだったので、粘着テープで、
簡単に処理できた。女性ホルモン含有のクリームを刷り込む。
「ここも、1か月は、無毛よ。」
ルミは、綺麗にすべすべになった脚がうれしくてたまらなかった。
脇の下も。

その後、ルミの女の子としての素質に、驚きながら、怜奈はメイクの筆をふるった。
細くて長い首。そこから、アゴにかけてのラインが完璧に女の子。
丸いオデコ。
目が二重。つけ睫毛で、ぱっちり上を向くまつ毛になる。
柔らかい唇は、下がやや厚ぼったく、セクシーだ。

涼太は、どんどん出来上がっていく自分の顔に、目を見張っていた。

かつらは、濃いベージュ、前髪はストレート。
肩のあたりからカールが入り、ふんわりしている。
いわゆるプリンセス・ヘアー。
ピンクの口紅を引く。

怜奈は、「ミニドレス」というのを着せた。
裏地のある柔らかい白い生地。
肩見せ、胸はV、スカートは、膝上のミニ丈で、
パニエが入っていて、パラシュートのように広がっている。

ルミの長い脚に、厚底の8センチのヒールを履かせる。
165cmの背が、173cmになる。

髪に白い花飾りのあるカチューシャを差した。
胸に、真珠一つの銀のネックレス。
出来上がり。

怜奈は、ルミを、壁の大鏡の前に立たせた。
膝の綺麗な真っ直ぐに合わさった長い脚。

怜奈は満足した。
『この子は、可愛い。さすが、1000人に一人。』

「怜奈さん。ありがとう。ぼく今、感激しすぎて声も出ないの。」
「初女装でしょう?当然だわ。
 ルミと『いいこと』をするはずだったけど、もったいなくて近寄れないわ。」
怜奈は、言った。
怜奈はルミに、女の子オーラを感じていた。とても不思議だった。
怜奈は、香水で、女の子オーラを作っている。

「いいことって、何?」ルミは言った。
「その・・キスしたり、抱き合ったり・・・を確かめ合ったり。」と怜奈。
「怜奈さん。ぼく、女の人とキスしたことないの。」
 怜奈さんとキスしたい。」
「うん。いいの?」怜奈は、ティッシュをもって、噛み、自分のリップを落とした。
それを、ルミに渡した。ルミも同じようにした。

怜奈は、ルミの方に手を掛けて、そっとキスをした。
ルミは、心臓をドキドキさせた。
怜奈は耐えられず、ルミをきつく抱いて、深いキスをした。
「ルミ、あたしのこと女だと思っているの?」
「もちろん。違うの?」
「あたし、男よ。ルミと同じ。」
「うそーー!」とルミは驚いた。
怜奈は、ルミに背を向けて、ガードルをショーツごと脱いだ。
Pがフリーになって、スカートの中の一部を押した。
怜奈は、ルミの手を持って、スカートの中に入れ、
もう、ぎんぎんになってしまっているPをルミに触らせた。

ルミは、目を大きく開けて、「そうだったんだ。」と言った。
「がっかりした?」と怜奈は言った。
「うううん。ぼく、綺麗な女の人にPちゃんがある方がずっと感激する。
「ほんと。」
「うん。ほんと。」
「ね。ルミのも見たい。」と怜奈。
「ぼくも、脱げばいいのね。」
ルミは、ガードルとショーツを脱いだ。
パニエの膨らみで、Pが、目だたなかった。

ルミは、Pが目立たなくても、それが、カチカチになっているのが恥かしかった。
「あたしのこと、お姉様って言って。」
「うん、それは出来る。」
「自分のこと『あたし』って言える?」
「ちょっと恥ずかしい。」
「女言葉使える?」
「心の中でしか、使ったことない。」
「じゃあ、使いたくなったら、使って。」
「はい。」
怜奈は、ルミの背中に回った。
「ルミのPちゃんを鏡に映していい?」
「あたし、今、カチンカチンになってるから、はずかしい。」
「だから、いいんじゃない。」
怜奈は、ルミのPを探して、それが見えるように、スカートを上によせた。
ルミのPが露わになり、鏡に映った。
「いやん、お姉様、やめて。」
ルミは自分が女言葉を使っていることに気が付かなかった。
だが、怜奈は、気が付いて、一層興奮していた。

「お姉様も、同じことして。」
怜奈は、ルミの横に立ち、ワンピースのスカートを上げていった。
やがて、隆々としたPが、姿をあらわした。
「お姉様。あたし、興奮しちゃう。」
「それは、あたしよ。ルミみたいな可愛い子にPがあるなんて。」
「女性だと思っていたお姉様にPちゃんがあるなんて。」
二人は、抱き合った。
そして、PとPを擦り合わせた。
「あん、いやん。あたし、感じる。」
「あたしもよ。たまらないわ。」
二人は、Pを擦り合わせながら、キスをした。
「お姉様が好き。」
「あたしも、ルミが好き。」

(次回は、「ルミのセックス初体験」です。)

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ジョージさんのスカウト①『涼太、ジョージさんに出会う」

「性感マッサージ」のお話に、エネルギーを使い果たしてしまい、
只今、充電中です。
今回は、とても短いところで、失礼します。
次回はエッチに至れると思います。
短いですが、お話のプロローグです。読んでくださるとうれしいです。
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ジョージさんのスカウト


高木涼太は、高1。
夏休みである。
涼太は、ステキなファッションの女性を見に、
表参道にやってきた。
ここは、女性のファッションが違う。
そんなところに来たのに、涼太は、ジーンズにTシャツという格好だ。

モデル並みの人が来ると、涼太の胸はキュンとする。
あんな服を着てみたいと思うのだ。
あんな髪型をしたいと思うのだ。
涼太は、女装が未経験の女装子だった。

涼太がふと気が付くと、熱い目で、自分を見ている人が、
10mほど先にいる。
涼太と同じ、背が165cmくらいの人で、痩せている。
その人がやってくる。
その歩き方は、完全に女性だ。
その人がそばにきた。
鼻の下とアゴに、細い髭を生やしている。
髭がないと、女性に見えるかもしれない。

「あたしジョージ。女装して、綺麗になる子を探しているの。
 あなた、1000人に一人の逸材よ。」という。
涼太は、怖くて、できれば逃げたかった。
ただ「女装」という言葉に引かれて、動けなかった。」
「あたしね、女装に向いた子探して、ファッション雑誌に載せたりしてるの。
 あたしは、ファッションデザイナー。売れてないけどね。
 今、3人の女装の子がいるの。可愛いわよ。
 でも、あなたが女装したら、1番。
 あたしは、女装して可愛くなる子を見つける天才なの。」

涼太は、自分が女装に向いているなんて、思ったことがなかった。
だから、目の前の人の言葉に、半信半疑だった。
「ぼくのどこが女装に向いているんですか。そう思ったことないです。」
「女装のべてらんが女装して、ほとんど女に見えても、ここが、今一歩と思ってるところが、
 あなたの場合、すでにクリアーしてるのよ。」
「例えば、どこですか。」
「そうねえ。首が細くて長くて、首からアゴの線が、女なのよ。
 プロなら、真っ先に整形したいところね。
 あと、あなたのいいところ言ったら、切りがないわ。
 あなた、女装子でしょう?」
「どうして、そう思ったんですか。」
「だって、この通りのステキな女性を見る目が男ではなかったわ。
 主に、ファッション、髪型ばかり見てた。
 普通の男は、顔を見て、胸の膨らみをみて、ピップを見るわよ。」

涼太は、図星であり、この人に勝てないと思った。
「はい。女装子ですが、経験はありません。」涼太は言った。
「なくて、いいの。可愛い女の子に世話をさせるわ。
 さ、いきましょう。」
ジョージは、手を挙げて、タクシーを止めた。

ジョージが案内したのは、同じ都心の、4LDKは、あるかと思える、
ルームだった。家賃は、目が飛び出るほど高いだろうと思った。
いくつかのマネキンが、ドレスを着ている。
奥に製図版があって、描きかけの女性のスタイル画が、
壁にたくさん留められている。
1つだけ、女の子の夢のような、鏡だらけの部屋があった。

「怜奈、この子、女の子にしてちょうだい。
 きっと、あなた達負けるわよ。」ジョージがにこっとしていった。
「わあ、楽しみ。なんとなく、わかります。」
「その後、ベッドルームで、遊んでもいいわよ。」とジョージ。
言われた、怜奈はにこりとした。

話の内容をたどれば、この怜奈という人は、女装子なんだろうか。
ウエーブの有る背中までの髪を、額で7:3に分けている。
とても、女装の人とは、思えない。
近くに寄っただけで、女性のオーラを感じた。
これは、学校で女の子達に感じる女の子オーラと同質のものだ。
女装子ではなく、美容のために専属にやとっている美容師だ。
涼太は、そう思った。


(次は、「涼太、完璧な女の子になる」です。)


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女装子いろいろ写真集(その4)

また、方々から写真をお借りしました。
あらかじめ、お礼申し上げます。

●パッと見て、まず美少女ですよね。しかも、すっぴんで、驚きです。

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もとは、どんな男の子だったのでしょうか。

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男の子のときも可愛いですね。


●パッと見て、ナチュラルな女性ですが。

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「あたし、男なのよ。」と告げてくれています。
すごく、萌えてしまいました。


●幼い女装少女が、成人するまで。

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小学1年生くらいでしょうか。

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小学校、高学年のころでしょうか。

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中学生になったときでしょうか。

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高校生のときでしょう。女らしさが、ぐんとアップですね。

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大学での1風景。首や肩のラインを見て、女子大生としか思えません。

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女子学生の高学年でしょうか。もう大人です。

参考に、男子のときがあったようですが、すごく女性的です。

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ちょっと休憩です
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●このひと、純女さんではありません。タイのニューハーフ・コンテストでの写真です。
 私は、一目惚れしてしまいました。

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●この方のナチュラル感が大好きです。
 ふつうにいれば、絶対女子ですよね。

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またまた、休憩です。
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●この方が、まるで主婦のような女性に変身されます。
 私は、萌えました。

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●私の好きな、変身写真です。あと2枚、女性のときの写真を。
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●最後に、女性かも知れないと思えるほどの、ナチュラルな方。
 「女装の人」とありましたが、純女さんかもしれません。

レースSK


疲れてきました。ここまでにします。

ではでは、また!


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おはなし 3 「女装と妄想」

またまた、自分のお話で、恐縮です。
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おはなし 3 「女装と妄想」


私は、いつも好きな女の子がいました。
その中で、中2のとき好きだったK子さんには、初めて「恋」という感情を、
経験しました。
私の女装への芽生えは、5歳くらいのときでした。
つまり、K子さんを好きでたまらなかったのに、
同時に女装をしたかったのです。

K子さんを好きだったとき、K子さんの裸を見たいなどとは、
微塵も思いませんでした。
友たちが、アダルトな雑誌を見せてくれたことがありますが、
裸の女性より、オシャレな服をきた女性の方がよっぽど見たかったのです。

あるとき、男友達が集まったとき、
「ジュンは、K子とキスくらいしたか?」と言われました。
そのとき、私は、K子さんが冒涜されたようで、ひどく傷つきました。

女装のとき、自分が裸では、女装になりません。
女の子の服を着てこその女装です。
そう言う感情が影響してなのか、女性の裸に全く興味がありませんでした。

女性のヌードに目覚めたのは、高2のころです。
その頃に、一人えっちを覚えました(遅いですよね)。
「平凡パンチ」というアダルトな週刊誌を、父がよく買ってきました。
私は、その中のグラビアを見て、興奮していました。
その頃も、好きな女の子がいましたが、
その子の裸を見たいとは、思いませんでした。
その子のことを考えると、他の女性の裸を見て、えっちな想像をしている自分に、
罪悪感を覚えました。

しかし、女装は別格でした。
夜、ベッドの中で妄想するのは、女装のことばかり。
完全女装をして、完全女装をした女装子と、セックスすること。
女装ですから、相手も服を着ています。
しかし、アソコに手を入れ合って、女言葉を二人で使い、
だんだん興奮を募らせて行く妄想をしました。
自分が完パスできる女生徒になって、学校に通っている妄想もよくしました。
女の子として、女子生徒のなかで、ガールズトークをしている妄想もしました。

中でも、私が一番好きだった妄想は、
幼くしてサーカスに売られ、そこで、髪を切ることを禁じられ、
完全に女の子として、育てられ、娘となり、
空中ブランコや馬の曲乗りをして、サーカスの娘として、
脚光を浴びることでした。
なぜ、こんな妄想が好きだったのか、未だにわかりません。

今、私は、女装をすることが、ほとんど叶わなくなりました。
そこで、妄想しか自分を慰めるものがありません。
(文に書くことを別にして)私の妄想は変わりました。
それは、自分が女装するのではなく、
だれか、女装に向いた少年や青年を、女装させる妄想です。
美少女になった女装子が、2人でセックスをしているのを、
私は、そばで見ています。
テレビのアイドルを女装子だったことにしたり、
レースクイーンを女装子だったことにしたり、
可愛い女性モデルを、女装子だったことにしたり、
人気の女優さんが、役を終えて、更衣室に入り、
男の子として帰って行く。
そんな事を考えるようになりました。

妄想はときに、実現を上回ります。
そして、物語と比べ、妄想のいいところは、
ピンポイントで、一番いいところを、つまみ食いできることです。
ですから、私は、女装できなくても、
けっこう楽しんでいます。

(次回は、未定です。)

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おはなし 2

おはなし 2


自分の話で、恐縮です。
性感マッサージ師・相沢京子の週刊雑誌社の話をやっと書き終えました。
私は、この話にのめり込んでしまい、危うく「躁状態」になってしまうところでした。
(私は、躁うつ病です。)
朝から、晩まで、お話のことを考えていて、日に3度のお薬を呑み忘れ、
夜、布団に入っても、少しも眠れず、おまけに朝6時に目が覚めます。

私は、今回のお話の、京子が出版社を訪れるところから、最終までを、
3話も書きました。
自分がどんどん過激になって来ているのが、わかりましたので、
精一杯クールダウンさせて、やっと発表できるものになりました。

京子に、「若いと見て、バカにする人間は嫌い。」と言わせていますが、
これは、他でもない私の経験です。

私は、高3のとき、ほとんど女子に見え、中学生に見えました。
そのために、バカにされ、軽く扱われた経験は、数知れません。
私は、少女漫画の原作を書いて、大手の少女漫画を出版している部に、
持ち込もうとしました。
前もって、はじめの10ページをコピーして、編集長に送り、
電話をして、全原稿を持って行きますので、感想を聞きたい旨を述べました。
編集長は、「いつでもいらっしゃい。」と言ってくれました。
編集長は、女性でした。

ところが、作品をもって出かけたところ、今回の浅野編集長と同じ態度です。
私に目もくれず、3回目に、「だれだれくん。見てあげて。」
と、振られました。
その「だれだれ君」のところへ行くと、「ちょっと待ってて」と言われ、
わたしは、彼のそばで、1時間は、待ったのです。
わたしに椅子もくれず、立ったまま待ちました。
そのうち、完全に腹が立ち、原稿を抱えてだまって帰りました。
その後、だれだれ君と、編集長で、どんな会話があったのか、
私は、知りません。
せいぜい
「あ、うっかり。彼が待ってるの忘れてましたよ。」
「可哀相なことしたわねえ。」くらいでしょう。

しかし、私には、このときの腹立ちを、忘れられませんでした。
今また思い出し、腹が立ってきて、
その敵討ちとばかり、今回物語の中で、仕返しをしました。
書きはじめますと、どんどん腹が立ってきて、
私は、危うくそう状態になるところでした。
何とか自分を抑え、3度目に書けたことは、奇跡です。

世に、いい編集部も数多くあるのですが、
こんな編集部が、あったことは事実です。

こんな「恨み節」のようなものを書き、読んでくださった方々に、
申し訳ない気持ちで、いっぱいです。

ノンエッチな話を書きますと、必ず次に、思い切りエッチなお話を、
書きたくなります。
えっちなお話を、いろいろ頭に描きながら、只今過ごしています。
えっちなお話を考えるのは、私にとって、癒しです。

今回の「恨み節」のようなお話を、大目に見てくださり、
また読んでくださいますよう、お願い申し上げます。


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性感マッサージ師・相沢京子④ 「会社の運命を握る京子」最終回

大変、大変、長くなりました。途中、読み飛ばし可能な部分があります。
そこも、読んでくだされば、さらにうれしいですが。
長い物語、最終回です。読んでくださるとうれしいです。
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性感マッサージ師・相沢京子④ 「会社の運命を握る京子」最終回

 <お断り>
  この物語は、完全なフィクションであり、物語に出て来る人々の発言や、
  登場する機材は、すべて、架空のことです。


「あと、2分です!」田村が泣きそうな声で言った。
「あ、あの人です。」
4人は、あと30秒というところで間に合った。

社長は、京子の前にひざまずき、両手をついた。
後の3人も、同じようにした。
「社長の藤岡一郎です。度重なる無礼をお詫びいたします。
どうぞ、会社にお戻りくださいますように。
 全部長、全関係者、全社会部の社員を集め、報告いたします。
 また、村井様の要求に応じます。
 何卒、お出で下さいませ。」
「はい。わかりました。さすが社長様。お話がわかりますわね。
京子は言った。

京子は、ゆったりした応接間に通され、出されたコーヒーを飲んだ。
やがて、若い女子社員が来て、直々に京子を会議室に案内した。
中に入ると、社長が上座にいた。社長の正面の机に、麻里、佳代と関係者がいた。
京子は、細長く口型に並んだ机の右端に座った。
その他の席に、部長クラスと思われる部署名と名を記した12人がいる。
そして、パイプ椅子が後ろに並べられ、社会部と関係者と思われる社員がいた。

社長が簡単な挨拶をして、京子が語った。
「私は、村井隆子と申します。これは、偽名であり、
 昨日、浅野編集長が、私のサロンに来たとき名乗ったものです。
 性感マッサージという仕事柄、秘密の部分がありますので、
 私の偽名をお許しください。

 まず、社会部編集長の浅野麻里さんから、
 犯行までのことを話してください。
 これは、つい昨日のことですから、『あ、思い出しました。』といって、
 あとから、付け加えたり、修正するのは、止めてください。
 浅野さんは、すでに私の前で、散々嘘を付きました。
 今日は、だめですよ。
 あなたが、今言った後からの付け加えやごまかし、嘘を言った場合、
 1つだけは、大目に見ますが、2つあった場合私は、退室して、
 警察にいきます。浅野さん。いいですか。

 もう一つ、皆さんに緊張感をもってこの場に臨んでいただくために、言います。
 私の証拠物件を、私が警察にもっていけば、田村さんどころか、
 この会社が、約2日で潰れます。みなさんは職を失います。
 そんな恐ろしいものが、この度の盗撮で使われたのです。
 ですから、姿勢が曲がったり、よそ見、私語などしたら、終わりです。
 社長様。私の言葉は、脅しや偽りではありませんね。」

社長「脅しではありません。皆の態度一つで、こちらの村井さんを、
  怒らせてしまったら、会社は、2日、いや、即日に潰れます。
  そして、身柄を拘束されます。持ち物はすべて押収されます。
  ご家族も巻き込まれます。
  理由は、後で話します。」
会議室の空気が変わった。曲がっていた背中が伸びた。
組んでいた脚が、ほどけた。手が膝の上に乗った。

<浅野麻里の報告>~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
※この部分は、物語に重複しています。長いので、抜かしてお読みになっても、
 影響がありません。

麻里は立った。
「一昨日のことです。記者の人達で、『性感マッサージ』というサロンがあり、
 どうも、あやしい。客は、マスクをしてサングラスを掛けてやってくる。
 思わぬ、有名人や著名などから暴利をむさぼっている。
 そのいかがわしいサロンに、有名人が来たら、これはスクープになる。
 と言っていました。
 じゃあ、盗撮しちゃおうよと、私は提案しました。
 そして、潜入する役は、田村佳代に決まりました。
 当日、田村を3人の女子社員でドレスアップして、サロンに行かせました。

 田村が、サロンに入って行って、10分ほどして、
 田村から、盗撮機がばれてしまった。だが、店の主人は、警察に訴える前に、
 編集長と話がしたいと言っているとの電話がかかりました。
 私は、指定の「カラオケ7」の裏で待ちました。
 しかし、指定の場所に、私は、タクシーで行ったため、
 7時15分という約束の時間に、11分遅れでつきました。
 電車で、行けば悠々だったのに、タクシーで行ったため、
 渋滞に巻き込まれ、遅れてしまいました。

 田村には、電話がつながらず、
 私は、田村がもう警察に連れていかれたと思い、絶望しました。
 社にも、最寄りの警察にも、田村がいないかと連絡しましたが、
 田村は、いないとのことでした。
 私は、上司として、部下に犯罪行為をさせたことを、
 深く反省し、涙にくれました。

 私は気が付き、そのサロンに行ってみようと思い立ちました。
 洋菓子店の店員さんに、サロンの中を見学したいとお願いすると、
 廊下の途中まで案内してくれましたが、そこで、詰問されました。
 そのとき、私は、2つの嘘をついていました。
 まず、村井隆子という偽名を使ったこと。そして、見学というのも嘘でした。
 目的は、田村がいるかどうか確かめることと、
 盗撮機がまだあるかどうかを見るためでした。

 その私の一連の行動が、店員さんに怪しまれました。
 なぜなら、見学と言っておきながら、私は、盗撮機がまだあることを確認し、
 すぐに帰ろうとしたからです。
 偽名を咎められ、私は、記者手帳を見せました。
 見学と言った嘘のために、私は、エレベーターに20分ほど、閉じ込められました。
 偽名を使い、目的を偽って入ったことは、建築物侵入罪に問われると言われました。
 その場で、逮捕されても、おかしくはない状況でした。
 しかし、女店員さんは、許してくれました。それは、私が、
 「私が愛している大切な人を探しているのだ。」と言ったからです。
 しかし、ここでも、私は、再びミスをしました。

 「その方のお名前は?」と聞かれ、私は、田村を守る気持ちから、
 「なぜ、名前を聞くのですか?」と言ってしまいました。
 愚かな言葉です。
 「人探しに来た。」と言っていながら、その人の名を言うことを拒んだのです。
 しかし、女店員さんは、温情のある方で、それも見逃してくださいました。
 その女店員さんとは、今前にいらっしゃる村井隆子さんです。
  
 私は、とても、後悔しました。始めから正直に言っていれば、よかったのです。
 私を案内してくれた女店員さんを、若いからと言って、
 甘く見てしまったことが、すべての失敗でした。

 そういう失敗を重ねておきながら、一夜明けた今朝、
 大事な用件で来てくださった村井隆子さんを、若い娘だと見下し、
 3度要件を言われながら、返事すらしませんでした。
 村井さんは、私が、昨日の女店員さんだとわかるように、
 わざわざ、同じ姿で来てくださり、同じ髪型。
 さらに、昨日私が使った偽名を名乗って、
 3つものヒントをくださったのに、私は、気が付かず、
 村井さんを、ほぼ完全に無視しました。
 私が電話でもしていたなら、いざ知らず、
 私は、いつでも中断できる、書類に目を通していたのです。
 昨日、逮捕される身を許してくださった方を、
 アゴで、追い払ったのです。なんたる無礼でしょう。
 これだけの無礼を働いた私を、まだ許してくださり、
 この場に、いてくださっているのです。

 自分の反省心のなさに、つくづく愛想が尽きています。
 私は、盗撮機が無事に設置されたままだったこと、
 田村が、無事に帰社していることで安心をし、
 まぬけにも、当分は大丈夫だと、朝から他の仕事にかかっていました。」
 以上が、これまでの経緯です。」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ここまでです~~~

京子「では、この犯罪に関係した方の、意識を聞きたいと思います。

黒車のA「私は、車の中で盗撮機から送られてくる画像を保存する仕事でした。
     盗撮は違法だと知っていましたが、罪の意識は全くありませんでした。
     映像は送られてきませんでしたが、もし保存できたら、相棒と、
     『ヤッター!』と喜んだと思います。」

黒車のB「私も同じで、盗撮は違法と知っていましたが、罪の意識はありませんでした。
      成功したら、A君と喜びあったと思います。」

京子「わかりました。正直な発言だと思います。
   では、次の方。」

誰も立たない。

京子「これは、驚きです。この4人では、無理です。
   浅野編集長。この犯行のリーダーとして、犯行に関わった人を、
   把握していないのですか。ことは、犯罪ですよ。
   私なら、簡単に予想が付くのに、実行犯のあなたが、わからないのですか。」

浅野「すみません。わかりません。」
京子「こんなことで、たった1回の言い直しができる猶予を消費するのですか。」

周りの誰も気が付かない。

京子「では、言いましょう。
   盗撮機をあなたに貸した人物がいるはずです。
   盗撮の目的を言わなければ、ふつう貸してくれなせん。その人が1人。
   もう一つ。当日田村さんは、着慣れないドレスを着ていて、
   濃い見事なメイクをしていました。
   それを、あなたは、今さっきの説明で、
   3人の女子社員でやったといいましたよ。
   自分で言ったことではありませんか。」

浅野と佳代は、「はあ~。」と口に手を当てた。

「只今、呼んでまいります。」と言って、浅野と佳代は飛び出して行った。

京子「社長様。昨日から、彼女は、すべてあんな調子です。
    私がどれだけイライラし、怒りを感じたか、お分かりでしょうか。」
社長「まことに申し訳ない次第です。村井様のお気持ち、お察しいたします。」

やがて、3人の女子社員と男子社員が来た。

A子「盗撮目的であることを知っていました。
   しかし、罪の意識は、全くありませんでした。」
B子「目的を知っていました。罪の意識はありませんでした。」
   田村さんを着飾ることに喜びを感じながらしました。」
C子「私も、罪の意識は全くありませんでした。
   悪くどいサロンを懲らしめるのだと聞いていました。
   だから、むしろ、正義のつもりでいました。」
 
情報部の江藤
  「あの盗撮機は、大変危ない物なので、使用禁止だったのですが、
   社会部は、どこから入手したのですか。
   
浅野「芸能部です。」

江藤にかわり、情報部部長の大村が言った。

大村「あれは、動画撮影機だとわかっていましたか。静止画カメラにもなりますがね。
    あの盗撮機を誤って使うと、恐ろしいことになります。
    通信衛星を通じて、リアルタイムで世界に発信できるのです。
    中国、北朝鮮、中東諸国、そして、CIAなどなど。
    もし首相の奥様が、お忍びでサロンに来て、その動画が、世界に飛んだりしたら、
    みなさん、どうなるかご想像が付きますよね。リアルタイムですよ。
    編集会議なんか関係ありません。田村さんは、全世界発信モードで設置したと
    思います。つまり、なんの設定もしなければ、そうなっています。
    村井さんのサロンに、高度な電波も遮断する設備があったからこそ、
    われわれの首は今つながっているのです。
    村井さんが、警察に盗撮機を提出していたら、会社は即日潰れます。
    社長と私で秘密裏に、ずっと盗撮機の行方を捜していました。
    今回見つかってよかったです。」

京子「盗撮機は、大村様のおっしゃる通りです。
    続けます。盗撮機を設置したまま、網を張り、大物女性が来て映っていたら、
    それを、すっぱ抜くのが目的でしたか。」
浅野「そうです。最終的には、編集会議にかけますが、
   すっぱ抜きが目的でした。」
京子「大村部長様の説明で、編集会議など意味をなさないことが、お分かりですか。」
浅野「はい。今わかり、震えています。」
京子「すっぱ抜かれた人の立場や、
    私のサロンの打撃など、考えないのですか?」
浅野「スクープが生業なので、ほとんど考えません。」

京子「ご自分がすっぱぬかれたときも、
    同じ感情でいられるのですか。」
浅野「そういうことをしていますので、自業自得だと思います。」
京子「浅野さん。勘違いしないでください。
    私が言っているのは、他のすっぱ抜き専門の雑誌社が、
    あなたのセックスシーン、妹さんのセックスシーン。
    あなたの愛する人のセックスシーを、猥褻な言葉を入れて、すっぱ抜いた場合です。
    あなたは、自分もすっぱ抜きをやっているので、自業自得と納得するのですか。、
    
浅野は、口を閉ざしてしまった。
浅野は、うつむいて目を潤ませていたが、小さな声で、
  「自業自得だと思います。」と言った。

京子「だれの?」
浅野「自分にとって自業自得です。」
京子「妹さんにも、姉の私が同じことをしているので、自業自得と説得して、怒りを感じないのですか。」
浅野「そうです。」
京子「愛する人にも?」
浅野「(泣きながら)そうです。」
京子「怒りを感じないのですか。」
浅野「自分には、怒りを感じる資格がないと思っています。同じことをしているからです。」

京子「あなたの本心とは思えません。
    あなたの愛する人のセックスシーンを、
    YouTube で世界に流してみましょう。
    タイトルはこうです。『週刊フラッシュの浅野麻里編集長。』
    あるサロンに盗撮機の設置命令を出し、逆に自分の愛する人が盗撮されるという
    間抜け映像。濃厚なセックスシーンがぞくぞく。』
    こんなテロップが流れます。
    こんなのが、You Tube にぼんぼん私は流します。
    浅野さんは、このときの犠牲者が誰だかわかりますね。

    あなたが、本気で自業自得などと割り切るならば、
    あなたが私に働いた数々の嘘や無礼の恨みで、
    この場で、ボタン一つで流します。

   
京子「田村さん。あなたが私のサロンでセックスしたお相手は、
    夢でもなんでもない、実際の人です。
    その人は、私に巧妙な電話をかけ、わたしを、カラオケ7のビルの裏に呼び出し、
    30分も待たせ、そのすきに、サロンに来て、あなたとセックスをしたのです。
    それを、あなたが設置した盗撮機が、見事に撮影しています。
    田村さん。私の言葉を信じ、ほんとに夢だったとでも思っていたのですか。
    夢にしては、あまりにもリアリティーがあったでしょう。

    私は、それほどの悪人ではありません。
    すでに、あなたのスマホに、そのまだ未投稿の映像を送ってあります。
    テロップも、流れます。
    これを見て、浅野さんが、まだ、自業自得などと言うなら、
    今この場で、You Tube に投稿します。ボタン一つです。
    どうぞ、お二人で、この場で。ご覧ください。」

田村は慌てて、スマホを出し、映像を開いて見た。浅野と見た。
そして、二人は、顔面蒼白になった。

佳代だけでなく麻里も写っているとは思わなかった。
裸同士で、濃厚なセックスをしている。
自分が映っているはずがない。だが、佳代は、麻里が来たと言う。
麻里に間違いなかったと言う。
麻里は、何が何だかわからなかったが、認めるしかない。

京子「これをYou Tube に私が投稿しても、あなたやお相手や、この会社は、
   私を訴えることができません。なぜなら、盗撮機を設置したのも、
   あなたや、このフラッシュ社であるからです。」

京子は、二人の返事を待った。
二人にたっぷりと映像を見せた。

佳代が、見終わったのか、スマホをポケットにしまった。

浅野は、やがて立った。ぼろぼろと涙を流していた。

浅野「先ほどは、自業自得だなどと、
    場当たり的な返答をしてしまったことを深く後悔しています。
    言い直しは1回という約束ですが破らせてください。
   
    実際盗撮されてみて、暴露されてみて、被害者の気持ちがわかりました。
    マッサージサロンに来る罪もない人を、ただ有名人だという理由で、
    暴露するなど、どれだけ罪深いことであるかがわかりました。

    暴露されたら、私は、もう生きて行けません。
    ましてや、自分の愛する人のセックスシーンが、世に広く暴露されたら、
    それこそ私は、生きて行けません。
    しかも、愛する人の暴露を企てたのが自分なら、なおさら生きて行けません。
    今後、社内に置いて、仕事上、違法取材をしなければならないはめになったら、
    私は、会社を辞めると思います。
    盗撮機を設置する命令を出したことに対して、深く反省しました。
    この反省だけは、本物です。
    性感マッサージサロンの村井隆子さんに深くお詫びします。
    本当にすいませんでした。やっと目が覚めました。」
浅野は、京子に、深く礼をし、両目にハンカチを当て、座った。

田村も立った。目にいっぱい涙を流していた。
    「浅野編集長と同じ気持ちです。
    今になって、何の罪の意識をもたず、盗撮機を設置した自分が、
    どれだけ、常識的な罪の意識を失っていたが、身に染みてわかりました。
    これから、被害者の身になって考え、仕事をしていきたいと思います。
    性感マッサージサロンは、女性しか入れません。
    ですから、皆さまは、私のお相手の人は、女性であるとお分かりになったと
    思います。あたしは、女性しか愛せない身です。
    それなのに、同性愛の有名人を追いかけて写真をとり、
    二人がレズビアンであることを暴露したことがあります。
    スクープでした。

    二人は世間に騒ぎ立てられ、芸能界を去りました。
    今、どんな生活をしてらっしゃるのか、わかりません。
    自分が同性愛であるのに、同性愛の人を暴いた私には、
    なんの良心の呵責もなく、スクープできた喜びに酔いしれ、
    うかれ、はしゃいでいました。
    サロンの村井隆子さんは、そんな私に被害者体験をさせてくださり、
    人として、私を救ってくださったのだと思います。
    ありがとうございました。私は、目が覚めました。」

田村は涙ながらに座った。

京子はにっこりした。
そして立った。
京子
「浅野さん、田村さんのお言葉を聞いて、私は、気が済みました。
 まず、社長様に、この恐ろしい物をお返しします。」
 (初期化してあります。と言って社長に盗撮機を渡した。)

 社長は、拝むように受け取り、隣の情報部長大村と確認し合い、うなづき、
 みんなに少し見せた。
 一同が拍手した。

京子
「さあ、これで、めでたく盗撮機は元の古巣へ帰りました。
 みなさま、どうぞ、姿勢を楽にしてくださいませ。

 まあ、今回浅野さんの手の焼けること。(皆笑い。)
 社会部の部下の方も、さぞ、ご苦労だと思います。(社会部員の笑い。)
 ですが、浅野麻里さんという方は、大変憎めない方であり、
 恐らくは社会部の皆様に、支えられながら、どんどん、ガツガツと、
 仕事をやっていく方と見ました。

 田村佳代さんは、豪胆な方であり、
 我がサロンに盗撮機を設置するという大変緊張するお仕事だったのに、
 『シャワー、お風呂どちらにしますか。』と訪ねましたら、
 『風呂の方に入ります。』とおっしゃいました。
 盗撮機を設置に来て、風呂の方に入られた方は、初めてでした。(みんな大笑い。)

 ちょっと、わたくしの自慢をします。
 わたくしは、浅野さん、田村さんを「無罪」にすることだけを、
 はじめから、考えていたのです。
 盗撮が無罪になるのは、2つの場合です。
 1つは、誰も人が来ないところに、盗撮機を設置しても、罪になりません。
 例えば、誰も来ない公園の、誰も使わない女子トイレに、
 スマホを設置しても、罪になりません。「君は、バカか」と言われておしまいです。
 (皆笑い。)
 ですから、私は、田村さんを、もう5年も使ってない、
 第2サロンの方にお連れしたのです。来るとしたら、田村さんの関係者だけです。
 だから、「私が、10年も使ってないところですよ」といえば、まず無罪になります。

 もう一つの無罪のケースは、
 盗撮機を設置した加害者と、映されてしまった被害者が同一人物だったときです。
 この点、田村さんは、即無罪です。
 問題は、浅野さんです。彼女も無罪にしたい。
 そこで、私は、田村さんの声を真似て浅野さんをサロンに呼び出し、
 『佳代さんといっしょにいて、カメラに映されてください。』と頼んだのです。
 これで、映像に二人が映されました。
 私が警察に行く事態になっても、あの恐ろしい盗撮機など持って行きませんよ。
 データを移し替えた安価なものを持って行きます。
 双方無罪ですぐに追い返されます。

 ということで、お2人は無罪になることになっていたと思ってください。

「うおーーーー。」と拍手が起こった。

最後に社長が立った。
「えー恐ろしい盗撮機については、村井さんは熟知されていますので、
 お帰りになった後で説明します。
 みなさん、今回は、村井隆子さんに、人も会社も底から全部助けていただいたのです。
 もし、村井さんが、盗撮機の知識がなかったら、すぐ届けられていたかも知れません。
 そうなれば、今日中に100人の警察です。
 この会社の物、全部持って行かれます。
 さらには、みなさんのご家庭のパソコン、スマホ、DVDなど全部です。

 田村君は、恐らく洋菓子のお店に1歩入ったときに、バレていたのでしょう。
 村井さん、そうですね。」
京子。
「外から来るときにすでにばれていました。
 田村さんは、明るい通りを、素顔で平気で来て、
 店に入るときに、マスクとサングラスをかけたのですから。」
(みんなが笑った。)
社長
「今回のことを教訓に、私は、『取材の倫理としての許容範囲』といいうものを、
 もう一度、社員で考えなくでは、ならないと思っています。
村井さんのご誠意には、それをもってお答えしていきたいと思います。

 では、村井さんにも、社に対するご要望があると思います。
 どうぞ、おっしゃってください。」

京子は立った。
「週刊フラッシュ」さんには、悪い奴をどんどん懲らしめて欲しいと思うことです。
 それと、LGBTといわれる「性の少数派」と言われる人々を、
 なるべく支援してあげてほしいのです。さっき、田村さんが、自らカムアウトなさいました。
 大変勇気のいることです。

 彼らへの偏見の壁はまだ厚いです。そういう壁を少しでも崩して欲しいのです。
 以上です。

社長
「わかりました。皆さんどうですが、週刊フラッシュは、「LGBT」の人達を、
 支援するという宣言をしませんか。」

賛成です!との声があがり、拍手が起こった。

京子「それだけで、何ものにも代えがたいうれしいお土産です。」

京子は、礼をして、上機嫌で会議室を出た。

すると、浅野、田村が、そろっとついて来た。
「教えてください。私のあの映像がわかりません。」浅野。
「お店の一番背の高い子に浅野さんの役をさせたの。」
「だって、私の服を着てましたよ。」
「浅野さん見学に見えたでしょ。あのとき盗撮機は、浅野さんの洋服を撮影したの。
 その映像から、あるアプリでちょちょいよ。」京子。
「あたしをカラオケ7に呼んだ理由は?」
「浅野さんが無罪になるためには、田村さんといっしょに、映っていなくてはならない。
 その時間、編集社にいてはだめでしょ。過剰アリバイになります。
 だから、誰も見てないところで、時間つぶしをしてもらったの。」
「わあ、すごい。村井さんは、7時15分までに、そこまで考えてくださっていたのですか。」田村。
「私は、お客様(田村)を守るのも仕事ですからね。
 それよりも、あんな嘘の映像ではなくて、
 本物と本物の二人で今日にでも、結ばれましょうね。」
うふっと笑って、村井隆子は歩いていった。

「村井さんは、助けるだけじゃなくて、
キューピッドにもなってくれたんだ。」
二人は、そう言って去って行く京子を見つめた。

*

週刊フラッシュ社は、次号に「お詫び」として、
取材倫理を逸脱した行為をしてしまったことを詫び、
今後、取材の在り方を、全職員で、改めて考え直したいとした。

さらに、<宣言>として、社は、今後LGBTの人達を支援していくことを、
決意しました、と述べた。

これを、第2ページに、大きく掲げた。

それは、相沢京子を、十分満足させるものであった。


<おわり>


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性感マッサージ師・相沢京子③ 「京子、編集社を訪れる」

少し長くなりました。次回で、最終回のつもりです。
読んでくださるとうれしいです。
==============================

性感マッサージ師・相沢京子③「京子、編集社を訪れる」


翌日、麻里は、すべてが解決したような気分で出社した。
盗撮機も佳代も無事だった。
あのままバレないだろう。
1週間くらいしたら、誰か女子社員に行かせ、撤収すればいい。
大物が映っていたら、儲けものだ。
盗撮機のために、あれだけ気をもんだので、しばらく考えるのも嫌だった。
そして、いつもの仕事に取り掛かっていた。
(恐るべき能天気である。)

京子は、用意を整えた。
京子は、年下の人間だからといって馬鹿にする人間が大嫌いだった。
だから、意地悪で、あえて年下の姿になった。
着ているものは、洋菓子店員のエンジ色のワンピース、エプロン付き。
つまり、昨日麻里といたときの服装そのまま、同じ顔。
それに、黒い可愛いオーバー。
髪は、おかっぱ。
小さなバッグを肩から斜めにかける。
16、7歳に見える容姿。
これで、週刊フラッシュ社に出かけた。

週刊フラッシュ社は、8階の、細長いビルだった。
入ると受付があり、受付嬢が一人いる。
「あの、社会部の編集長にお会いしたいのですが。」
案内してくれるかと思ったら、
「社会部は、5階にございます。
 すみませんが、5階にいらっしゃり、またそこで、訪ねてくださいますか。」
そう言われた。言葉遣いは大人だな、そう思った。
京子はオーバーを脱ぎ、それを腕にかけた。
5階に行き、近くの人に訪ねた。
「あそこにいる女性が社会部編集長です。」
とその男性は、言った。

京子は、編集長・浅野麻里を見つけ、そばにより、
「あのう、村井隆子と申します。」
と言った。村井隆子とは、昨日麻里が使った偽名だ。
(麻里はシカト。)
「あのう、お見せしたいものがあってきました。」と京子。
麻里は、昨日使った偽名など、とっくに忘れていたのだ。
書類に目を通しながら、
「はい?」と京子を一瞥した。
「お見せしたいものがあるんです。
 その為、できれば、社長様にお会いしたいのです。」
麻里は、京子をまた、いちべつし、(2回目もシカト)
「ね、今村くん。彼女の話を聞いてあげて。」と言った。
今村は、自分は動こうとせず、京子に手招きした。
京子はムカっときた。
そこで、踵を返して、階段を降り始めた。

「しょうがねえなあ。」と一言吐き、今村は追いかけた。
4階で追いついた。
「あなたは、どんな客に対してもおいでおいでをするの?」
「すいません。あなたが若い人だったから、バカにしました。」
「素直じゃない。でも、あなたでは、だめなの。編集長か社長なの。」と言った。
「社長は無理だよ。編集長は、少し待てば、空くから、待っていて。」
「あたしを待たせるわけ?どんなに重要なことかも知れないのに。」
「わかってくれませんか。我々、忙しいんですよ。」
「仕事がなくなれば、暇になるわよ。」
「どういう意味?」
「会社が潰れて、あなたも、編集長も、一日暇になるってこと。」
「まさか。」
「あなたは、社会部?」
「そうだよ。」
「こんな私でも、あの威張り腐った編集長を
100メートルくらい走らせる力を持っているの。
これは、トップシークレットのことですから、
 社内では、言いたくありません。
 外の道路まで、いっしょに来てください。
 そこで、お話します。」
「はい。」
今村は、不服そうな返事をして付いて行った。

ビルから、50メートルほど離れたところで、京子は言った。
「まず、編集長に、『若いもんを馬鹿にすんな!』と言ってください。」
「いいですよ。」今村は、にまにましていた。
「では、本題です。できれば社長。しかたなくて、浅野編集長へです。
 社会部の田村佳代さんを盗撮の容疑で、これから私は証拠物品をもって、
 警察にいきます。逮捕は間近です。
それから、編集長に、私の証拠物件は、
『KS103=752』だと社長に伝えさせてください。
あなたじゃだめですよ。編集長が伝えるんです。
メモはしないの?私、2度は言わないわよ。」
今村は、自分のあたまを、指でつんつんとした。記憶しましたとのことだ。
「頭いいのね。伝え逃したら、会社潰れるわよ。では、さようなら。」
京子は礼をして、歩いて行った。
今村は、首をかしげながら、ビルに戻って行った。
京子は、必ず麻里が飛んでくるだろうと思って、ビルの隙間に入って、しゃがんでいた。

今村は、首をかしげながら5階に戻った。
「編集長。あの子から伝言です。でたらめだと思うんですけどね。
 まず、『若いもんを馬鹿にするな』とのことです。
 で、佳代ちゃんを盗撮容疑で、警察に訴えるって。
で、もうすぐ逮捕ですって。何のことすか。
まだあります。編集長が、社長に、証拠物件は、ああ、何だったっけなあ。
あの子に、もう一度聞いてください。いや、2度は言わないと言ってた。
で、伝え損ねると、会社が潰れると、俺を脅しました。」
今村は、笑った。

浅野麻里の顔色は一辺に変わった。
麻里は、そのときやっと思い至った。
『確か、村井隆子とあの子は名乗った。それは、洋菓子店で自分が使った偽名だ!』
あのときの怖い子だ。完全に本物の伝言だ。
顔を見た。服も見た。だのにどうして気づかなかったのだ。
3回何か言われた。
3回目にやっと今村に振った。これでは、誰でも怒る。
あの子を怒らせたら、すべて終わりだ。麻里は、頭を抱えた。
私から、社長への伝言とはなんだ。
きちんと言われた通り伝言しないと、あの子は、完全に怒る。
社長に合わせろと言われた。当然だ。
それを、しなかったから、伝言を残した。それを忘れるなんて!

麻里は、立ち上がり、今村に、女の子が行った方向を聞いた。
そして、階段をあわてて降りて行った。
「ほんとだ。編集長を走らせてるよ。」と今村はおもしろそうに笑った。
そのとき、田代佳代が来た。
「なに?編集長あわてて出てったけど。」
「あ、お前のことだ。お前盗撮でもしたのか?これから、訴えられるそうだ。
 もうじき逮捕だって。
 女の子がそれ言いに来たけど、編集長、聞く耳もたずでさ、俺が、聞いた。
 心当たりあるのか。」と村井が佳代を見ると、
佳代は、青ざめて、震えながら、床に女の子座りをしていた。

ビルの間にいると、前を、編集長が走って通り過ぎた。
麻里は、無我夢中で、駅に向かって走った。100メートルは、走った。
駅の電車が、出ていった。
『ああ、間に合わなかった。』と絶望し、頭を抱えて、駅前のベンチに座った。
完全に、あの子を怒らせてしまった。
佳代が逮捕されるのは、時間の問題だ。
あの子は、最後の温情として、会社に来てくれたのだ。
私が、あの子が誰だかわかるように、昨日と同じ格好で来てくれた。
私が使った偽名まで使ってくれた。
それにも気づかず、2度無視をし、3回目に今村に振った。
なんたる失礼だ!誰でも、怒る。
私は、なんとバカな上司なのだ。
自分は、佳代を大事に思っていながら、何の緊張感もなかった。
盗撮機が、何日も気づかれないはずはない。自分だって2秒で見つけた。
だったら、見つかる前に対策を取るべきだった。
佳代が逮捕される。
私には、佳代を守る資格なんてない。愛する資格もない。

麻里は、悲愴な顔をして、会社への道を歩いていた。

「編集長。」と呼ばれて見ると、ビルにもたれてあの子がいた。
麻里は、すがりよって、膝を地につけ、京子の手を取り、
何度も謝った。
そのとき、佳代が走って来た。
そして、地面に両手をついて、頭を下げた。
「ごめんなさい。あたしが犯人です。罰を受けます。
 警察に行きます。」
佳代は、そう言ってわんわん泣いた。
「佳代さん。土下座なんかしなくていいわよ。立ってちょうだい。

京子は、麻里に、
「社長に、私の言葉を伝えましたか。」
「まだです。今村が、その内容を忘れたのです。」
「メモ取るよう、注意をしたわ。でも、記憶できるってさ。
 私は2度言いません。今村さんに、何が何でも思い出させなさい。
 で、社長に伝言を伝えてから、来てください。
 私は、駅のベンチで、10分間だけ、アイスクリームを食べながら待っています。
 それで、来なかったら、警察に行きます。
 私が警察で、この盗聴器を見せたら、田村さんどころか、会社が潰れます。
 今村さんにそう言いました。今村さんは、だから、会社が潰れることを知っています。
 編集長。あなたは、カラオケ7でも、11分遅れましたからね。
 1回は、許したのです。2度は、ありませんよ。
1秒でも遅れたらだめです。では、いってらっしゃい。」

麻里と佳代は、飛んで社に帰り、麻里は、今村の襟をつかんで、
「忘れたじゃすまないのよ。思い出せ!」とゆすった。
「無理ですよ。記号だから思い出せっこない。」今村は言った。
「どうして、メモしなかったのよ。」と麻里。
「それを言うなら、編集長を訪ねてきたのに、
 なんで自分で聞かなかったんですか。
 編集長は、2度あの子の話しかけを無視し、
3回目にアゴで俺に振ったんですよ。
 大した子じゃないと思ったからでしょう。
 俺だってそうですよ。」

麻里は、その通りだと思った。
また、ミスを重ねてしまった。
「編集長。あと6分ですよ。」佳代が行った。
3人で、社長室に行った。
「すいません。盗撮をしました。
 それが見つかり、盗撮機を持ってきてくれた娘さんを、
 追い払ってしまいました。
 彼女は、社長さんに伝えて欲しいと、
盗撮機の記号と思われるものを言ってくれましたが、
それを聞いた今村は、忘れてしまいました。
あと、5分以内に社長のお言葉を届けないと、警察に持って行かれ、
田村は逮捕されます。会社が潰れると言っていました。」

社長は顔色をかえた。
「まさか、KS103じゃないだろうな。」
「そうです!」今村が思い出した。
「今日、彼女を一度でも怒らせたら、会社は2日で潰れる。わかったか。」
3人は、ひーと顔を引きつらせた。
社長は、3人を連れて、死に物狂いで階段を降り、
駅前広場に向かった。

(次回、「会社の運命を握る京子」最終回です。)


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性感マッサージ師・相沢京子②「編集長、コテンパン」

性感マッサージが舞台ですが、実はほとんどエッチな場面がありません。
今回は、少し長いのですが、
読んでくださると、うれしいです。
==================================     

性感マッサージ師・相沢京子②「編集長、コテンパン」


京子は、佳代のスマホのアドレスを自分のスマホに移し、
電源をOFFにして、金庫に入れ合鍵でカギをかけた。

佳代は、やっと出てきた。
体にバスタオルを巻いている。
「ベッドに寝てください。」と京子。
佳代は横になった。
京子は、顔がカメラに入らない位置で、
いつものように、髪を指で梳き、
耳の穴に指を入れた。
「ああ、気持ちがいいです。」と佳代は目を閉じた。
佳代から、背の高いキャリアウーマン風な女性が見えた。
オシャレである。恐らく彼女の編集長だ。
京子は、服装もしっかりと見た。
そして、佳代が目をつぶっているのを確認し、
編集長の服のまま、変身した。

京子は、佳代に、そっとキスをした。
佳代は目を開けた。そして、目を見開いた。
「編集長!」と佳代は叫んだ。
「マッサージ師さんは、うまく外に出したわ。
 佳代は、あたしが嫌い?」
「好きです。毎日憧れてました。うれしいです。」
「じゃあ、もう少し、キスをしましょう。」
京子は、ベッドに乗り、佳代と抱き合った。

編集長が乗ったタクシーは、渋滞に巻き込まれた。
時計を見た。あと4分しかない。
佳代に電話をしてみた。
しかし、電源がオフになっていて、通じなかった。
気が気ではなく、心臓がドキドキと鳴っていた。

麻里が、カラオケのビルに着いたとき、
指定された7時15分より、11分も後だった。
麻里は、頭を抱えた。
電車で来れば、悠々間に合った。
相手も、それを想定して時刻を言ってきたはずだ。
記者として車を使う癖がついていた。
何の考えもなしに、タクシーを使った。
後悔が、後から後から、湧き上がってくる。
佳代に電話をしたが通じない。
麻里は、最悪の事態を思い浮かべた。
定刻に来なかったために、警察に連れていかれた。
電話が通じないのは、そのせいである。
「ああ。」麻里は、ビルの裏の壁にもたれ、しゃがみ込んだ。

京子は、服を少しずつ脱いでいき、裸になって佳代を抱いた。
ふつうのレズビアンラブをした。
それでも、佳代は燃えに燃えた。
最後に、お尻の穴にクリームを入れ、
秘密のスポットに指を入れた。
女でも、気絶するくらいに感じるスポット。
佳代は、叫び声を上げた。
それを、3回したとき、佳代は、失神した。

京子は、盗撮機の真下に行って、電源をOFFにした。
しばらく、佳代を眠らせておくことにした。
京子は、編集長の姿から、京子の姿に戻った。

やがて、佳代は目を覚ました。
不思議そうにあたりを見回した。
「あのう、あたしの好きな人が来てくれたように思うのですが。」そう聞いた。
「よくあることですよ。気持ちがいいとき、自分の願いを夢で叶えるのです。」
「ああ、そうでしたか。幸せでした。」
佳代はそう言い、服を着て、1万円を払った。
京子は、エレベータに一緒に乗り、洋菓子店まで送った。
佳代は、あんなにいい思いをして、1万円は、安いと思った。
良心的なサロンで、盗撮することに、若干の罪を感じた。

7時50分になっていた。もう30分近く待っている。
麻里は、何度も会社に電話をした。
警察からの電話がないか聞いた。
麻里は、成り行きを考えた。
佳代は有罪。
まず、DVD、パソコン、自宅のあらゆる記憶媒体を全部押収される。
次は、自分だ。マンションにある記憶媒体を、全部持って行かれる。
もちろん、命令した自分も有罪。逮捕される。
部長も、逮捕されるかもしれない。
次は会社か。
本当に会社のものまで、全部持って行かれるのだろうか。
一度、盗撮が見つかれば、過去にもやったとみなされ、調べられる。
最低、社会部の物は、持って行かれる。
いや、会社全部か・・。
高性能な盗撮カメラだと情報部の人が言っていた。
情報部の物は、真っ先に、すべて押収される。
まさか。こんなことが、現実に起こるのだろうか。
よくて、1週間ほど、会社は活動ができなくなる。そうなったら、終わりだ。

なんということを、してしまったのだ。

女子のスカートの中を狙ってスマホでの盗撮などとは違う。
プロ仕様の本格的な盗撮機だ。出来心では済まされない。

それより、佳代が大事だ。
佳代は一体、警察のどんなところで、何をしているだろうか。
暗い部屋で尋問を受けているのか。
「ああ、佳代ちゃん。ごめんなさい。」
麻里は、顔を涙だらけにして、両手で顔を覆った。

しばらくして、麻里は気づいた。
あのマッサージ店に行ってみよう。
社に電話して場所を調べてもらうと、近くである。
麻里は、歩いて「洋菓子店マロン」の前に来た。
この店が仲介の役目をしているらしい。

洋菓子店の店員姿でいる京子は、佳代から描きとった人物が来たと分かった。
背が高くすらりとしている。まだ、名前は分かっていない。
麻里は、店に入って聞いた。
「マッサージのサロンを見学したいのですが。」
「お名前をうかがえますか。」
「村井隆子と言います。」
「どうぞ。」
(なんだ、簡単に見せてくれるんじゃない。)と麻里は思った。
京子は、廊下の半分まで案内して、麻里に背を向けたまま通せん坊をした。
「偽名を使う理由を教えてください。」
麻里は、ドキッとした。
16、7歳に見える女店員だと思い甘く見ていた。
女店員の言葉の鋭さが胸に刺さる思いだった。
「あの、どうして偽名だとおっしゃるのですか。」麻里は聞いた。

女店員は、振り向いて、麻里を正面から見た。
「あなたが、おどおどしているからです。
 あなたの目蓋が、細かく痙攣しているからです。
 偽名を使って建物に入ると、建築物不法侵入罪になります。
 逮捕されたいですか?
 あなたが、村上隆子さんである証明があれば問題ありません。」
京子は、あえて、村井を村上と名を違えて言った。
本名なら、反応があるはず。

10年以上の取材のキャリアのある麻里だ。
今まで、いろいろな人間と接っする場数を踏んで来た。
だが、この若い娘は、今まで出会ったことのないタイプで、
何やら怖くてならなかった。

「顔や表情を見て、偽名だと、言い切れるのですか。」
麻里は、偽名ではないと言い通せば、相手は、折れると思った。
「言いきれません。もう一度お名前をおっしゃってください。」と女店員。
麻里は、言おうとして、ドキットした。
とっさに考えた偽名っだったので、はっきり覚えていない。
村上と言ったか、村井と言ったか、忘れてしまったのだ。
自分で名乗ったのより、女店員が言った「村上」が耳に残っていた。
一か八かだと思い、
「村上隆子です。」と言った。
「先ほどは、村井隆子さんとおっしゃいましたよ。」と女店員。
麻里は、ピンチに陥った。
「言い間違えました。村井隆子です。」
「名前を言い間違えるなんて、考えられません。」

「村井さんで、確かですか。」
「はい、村井です。」
「あなたが、初めに名乗ったのは、村上です。」
麻里は、血の気が引いていく思いだった。
万事休すである。麻里は、観念した。

「すみません。報道関係の者なので、嫌われると思ったのです。」
そう言って、麻里は、取材者手帳を素直に見せた。
「浅野麻里さんですね。週刊フラッシュ。社会部。わかりました。
 報道の人より、偽名を使う人の方が、よっぽど嫌われます。
 おわかりですか。」
「はい、すみませんでした。」
「では、ご案内します。」

京子は、麻里をエレベーターに乗せて、
小さなボタンを押しながら、地下のサロンに連れて行った。
麻里は、スリッパに履き替え、サロンの中に入った。
そして、ベッドの正面の壁に、盗撮機があるのをすぐに見つけた。
バレている盗撮機がなぜ未だにあるのだろう。
警察が来たら、当然押収されるものだ。
ひょっとして、佳代は、捕まらなかったのか・・。
じゃあ、あの電話は、なんだ・・。

「ありがとうございます。もう十分です。」
「もう、いいのですか。あなたは、壁を見つめただけですよ。
 何を見学に見えたのです。あやしいですね。」
「それは・・。」と麻里は、口ごもり冷や汗をかいた。
「もっとゆっくり見学なさってください。」
そう言って、店員は、麻里をサロンに残して、エレベーターに消えてしまった。

「まいったなあ。見学に来たと言って、壁だけ見て帰るじゃ、
 誰だって、疑わう。あたしとしたことが。」
平常心を失っていた麻里は、取材の基本も失っていたのだった。
店員をすぐに追いかけようと思い、エレベータに入った。
扉が閉まった。
そして、1階のボタンを押した。
だが、エレベーターは、うんとも、すんとも、動かない。
実際エレベーターは、地下にあるのだ。
それ以下には下がれない。
麻里は、社に電話をしようとしたが、通じない。
「圏外」という表示が出るだけだ。
エレベーターの扉を開けようとしたが、びくとも開かない。
「緊急ボタン」など、一切ない。
麻里は、焦った。
完全に怪しまれた。
自分としたことが、と麻里は、髪を掻きむしった。
麻里は、エレベーターの中で、体育座りをした。
待つしかない。

20分ほどして、エレベーターが動き扉が開いた。
助かったと思った。疑惑は晴れたのか。
「外にご案内します。」と先ほどの店員が言った。
麻里はほっとした。
二人が入ったまま、京子は、エレベーターを停止した。
ガタンと、エレベーターが止まった。
京子は、言った。
「なぜ、あんな意地悪をしたかわかりますか。」と京子。
「いえ、わかりません。」
「今の嘘で、3回目の嘘です。嘘は、2回まで。警察を呼びます。」
京子はスマホを耳に当てた。
「もう2度、嘘をついてしまったことを、自覚なさっていますか。」
「はい。2度付きました。」麻里は言った。
「あなたは、偽名で嘘をつき、見学の目的で嘘をつきました。
 エレベーターの中で、しまったと思っていたのではないのですか。
 報道関係の人は嘘ばかりつく。だから、嫌いです。
 なんで、はじめから正直に言わないのです。」
「すいませんでした。以後気を付けます。
 実は、ここに来た部下を探しに来ました。」
「ただの記者ですか。恋人ですか。」
「好きな女性です。愛しています。」
「彼女のお名前は?」と京子。
「どうして、名前を聞くのですか?」と麻里。
麻里は、自分が愛する人の名前を、おいそれと口にしたくはなかったのだ。
だが、たった今、とんでもないことを言ったと気付いた。
自分は人探しに来たと言ったばかりだ。
それなら、サロンの人に、探している人物の名を、真っ先に告げるのが普通だ。
「これで、3回目です。警察に行きましょう。」
「ごめんなさい。田村佳代という人です。」
「あなた、変ですよ。罪に怯え逃れようとしている人みたいです。」
「すみませんでした。心配事があったものですから。」
京子は、麻里を地上に解放した。
「なんだ、両想いなんじゃないの。」
京子は、そう言って、くすりと笑った。
 
麻里は若いのに怖い女店員から離れることができて、
命拾いした気持ちだった。
すぐに社に電話をした。
「あの、佳代ちゃん戻った。」
「ああ、戻ってますよ。」
「ああ、よかった。佳代ちゃんに代わって。」
「ああ、編集長、やり遂げましたよ。」と佳代の弾んだ声。
「バレたって、電話したのはなぜ?すごく心配したのよ。」
「バレませんよ。普通にマッサージしてもらって帰ってきました。
 全然怪しいところじゃないですよ。
 マッサージの途中、編集長の夢を見ました。」
「そう、無事ならいいの。安心したわ。」
麻里は、とにかくほっとしたのであった。
いくつかの疑問点があるが、もう考える気力が尽きていた。

(次回は、『京子、編集者を訪れる』です。)

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性感マッサージ師・相沢京子『卑劣な週刊雑誌社を退治する』①

性感マッサージ師・相沢京子の報道社と戦う話を、
今、途中まで書いています。4話ほどの、少し長めのお話です。
読んでくださると、うれしいです。
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性感マッサージ師・相沢京子『卑劣な週刊雑誌社を退治する』①


ここ「週刊フラッシュ」社は、数々のスクープを世に送り、
スクープ雑誌の頂点に君臨する雑誌社である。
これまで、多くの悪徳の議員や権力者を辞任に追い込んで来た。
一方、芸能界や有名人のスキャンダルなどにも力を入れ、
硬派、軟派の両方に実績を誇ってきた。

社会部の編集長は、浅野麻里は、35歳。
170cmの長身でスタイルもよく、美人である。
毎日高そうな服を着て来て、オシャレでもあり、
彼女に憧れる女子社員は大勢いた。

その浅野麻里の周りに、3,4人の記者が集まっている。
「絶対怪しいんですよ。外からは一切見えない。」
「『性感マッサージ』って名前からして怪しくないいすか。」
「でも、マッサージ師は、女性で、客は、女性オンリーらしくて、売春とは違うみたいです。」
「みんな、顔を隠して入って行くそうです。
 有名人を相手にしていることは、確かです。」
「有名人の弱みに付け込んで、
高額のマッサージ料をふんだくっているかも知れません。」
「あそこを張っていれば、すごい有名人がごっそりつかめたりしますよ。」
浅野麻里は、話しを聞いていて、うなずいた。
「張り込むよりさ、潜入しちゃおうよ。で、ちょっとイケナイこともしちゃおうか。」
麻里は言った。
「え、まさか、盗撮ですか。やばいっすよ。後ろに手が回りますよ。」
「どこも、やってんじゃない?あたしが責任持つわよ。
そのマッサージ医院が悪徳なら、一石二鳥じゃない。」麻里は平気な顔をして言った。

「やるなら、あたし、行きまーす。」と、元気な女の子が来た。
髪を後ろで1本にして、野球帽の後ろの穴から出している。
ジャンパー、ジーンズ。男の子のようだが、可愛い。
田村佳代。24才。

「あそこは有名人が行くんだぜ。それに女だ。
 佳代は、ちょっと見ると男だからなあ。」
そう言った記者に、佳代は、雑誌で頭を叩いた。

「佳代ちゃんは、メイクをして、正装すると、多分見違えますよ。」
とそばにいた女子社員が言った。
それは、おもしろいということになり、GOすることになった。

翌日、女子社員3人は、フォーマルなドレスと、メイクセットを用意し、
佳代を着飾った。
服は、紫の長そでのワンピース。開いた胸に銀のネックレス。
髪をカーラーでウエーブを付けて、耳にピアス。
外出用に黒のオーバー。
佳代は見違えた。
男子記者たちは大喜びだった。
「カッコだけじゃなくて、言葉や仕草も女優らしくするんだぜ。」と男子。
「わかってるわよ。」と佳代の地が出た。

佳代は、高性能の盗撮用カメラをバッグに入れ、
社を6時に出た。
前もって電話をし、ストレスにより性的興奮を得られなくなったと言った。
約束の時間は、7時。

佳代は歩き方もなるべく優雅に歩いた。
7時少し前に、京子は、ブラインドから、通りを覗いていた。
マスクをしてサングラスの女性を探していたが、いない。
だが、一人、通りの明るいところは素顔で来ておいて、
洋菓子店の前で、マスクとサングラスをした人物を見た。
完全に怪しい。明るいところの方が、よっぽど顔を見られるのに・・。
京子は、「変身」と唱え、洋菓子店の店員になった。

マスクにサングラスの女性が入って来た。
そばにいた京子に、
「あの、サロンに行きたいのですが。」と言った。
「はい、ご案内いたします。」
京子が歩くとき、エプロンに挟んでいる探知機が反応した。
相手が、盗聴、盗撮機などを持っていると、
ピンクのボタンが、5秒間点滅する。

京子は、エレベーターを開け、客を入れ、
ある小さなボタンを押しながら、2階のボタンを押した。
その小さなボタンを押しながら、2階を押すと、表示は「2階」を示すが、
実は、地下に行く。
そして、エレベーターが開くと、2階のサロンとそっくりそのままのサロンがある。
怪しい客は、こうして地下のサロンの方へ連れていくのである。
ほとんどの客は、エレベーターの階表示を見るので、
2階に来たと思い込んでしまう。

洋菓子店の外には、脇道に黒い車が止まっている。
盗撮機は、カメラと記憶媒体が入っているが、
同時に、映像を飛ばし、近くの受像機に送れる。
黒い車は、その映像を待っているのだ。

店員姿の京子は、佳代に、
「先生は、あと5分後に来ますが、少しお待ち願えますか。」と言った。
そして、エレベーターに姿を消した。
佳代にとっては、絶好のチャンスである。
バッグから、ボタン程の盗撮機を出して、接着の紙をはがし、ONにして、
ベッドがまるまる見え、しかも目につかないところに貼った。

黒い車の中。
「おかしいな。ONになったみたいだが、映像がひどい。」
「だめだな。撮影機の方のメモリー頼りだな。」
そう言って、二人はすぐにあきらめ帰ってしまった。

2階のサロンからなら映像は届くが、地下からでは、綺麗な映像が届かない。
もっとも、2階は、電波を妨害する装置が張り巡らされている。

京子は、先生になってサロンに入って行った。
真っ先に盗聴カメラを確認した。
「いらっしゃいませ。」
佳代はマスクとサングラスを取って、
「よろしくお願いします。」と言った。

「では、始めましょう。
 ここは、ただのマッサージではなく性感マッサージですので、
 少し、恥ずかしい部分もマッサージします。嫌がらないでくださいね。

 では、裸になって、まずトイレに行ってください。
 トイレは特殊なもので、お尻のシャワーのとなりに、もうひとつ、
「水柱」というボタンがあります。
 これを押しますと、水柱になったストレートな水が噴射します。
 その水で、お尻の穴の奥まできれいにしてください。
 バスも湧いていますが、お入りになりますか。」
「はい。せっかくですから。」佳代は言った。

「では、貴重品はこの中に入れてください。」
京子は、金庫を開けた。
佳代は、バッグそのまま、そして、アクセサリーを入れた。
京子は、金庫の扉を閉じ、鍵をかけ、鍵を佳代に預けた。
「無くさないでくださいね。合鍵などありませんから。」
そう言った。
そう言うと、客は安心する。

佳代は、バススペースに入って行った。
京子は、アコーデオンカーテンをぴったり閉め、
早速、金庫を開けた。
もちろん合鍵はある。

佳代のバッグを開けた。
あるある。
佳代の記者証明手帳を見た。
田村佳代。
週刊フラッシュ。社会部。

京子は、佳代のスマホを手に持った。
そして、バスの中の佳代に言った。
「あの、あたくし、5分ほど外に行ってます。
 すぐに、戻ってきます。」
「はーい。」という元気な声が聞こえた。

京子は、洋菓子店の廊下に来た。佳代に変身した。
そして、スマホを中の編集長とある人物に電話した。
「はい、もしもし。」
(女性だ。)
「編集長、大変です。見つかってしまいました。
 このまま警察に連れていく前に、
 編集長と話がしたいそうです。
 で、ここの駅から5分くらいの、
『カラオケ7』と言うビルの裏に、
7時15分に、来てくださいとのことです。
遅刻厳禁だそうです。」
「わかったわ。すぐそこへ行くわ。」
編集長・浅野麻里は時計を見た。あと13分である。
編集長は、電話を切り、コートを腕にかけた。
そして、社の前で、タクシーを拾った。
社の車には乗りたくなかった。

麻里は、深く後悔していた。
『やっぱり、無謀だったわ。法に触れることを部下にやらせてしまった。』
あと11分である。


(次回は、「編集長、約束の時間に遅れる」です。)


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性感マッサージ師・相沢京子「黒田愛由(あゆ)の巻」(1話完結)

今回と次回、別話ですが、相沢京子を書きたいと思います。
これ、好きなんです。読んでくださるとうれしいです。
===============================   

性感マッサージ師・相沢京子「黒田愛由(あゆ)の巻」


NKK夜の9時から1時間のニュース番組。
その新女性ニュース・キャスターとして、黒田愛由が登場した。
そのとき、全国のお茶の間は、「おおお。」と声を漏らした。
素晴らしい美貌である。
柔らかいカールの髪を7:3に分け、聡明そうな額を見せている。
極めて知的な顔立ち。猫族のように少し吊り上がったシャープな瞳。
白く柔らかそうな頬に、唇が、少し厚くセクシーである。
T大卒。9時から1時間のキャスターとは、No.1を意味する。

そのセクシーな唇から、歯切れのいい言葉が放たれる。
家族の手前、口には出さないが、お父さんたちは、
毎晩、その黒田愛由に魅了されていた。

性感マッサージサロンに、
日曜日、午後の7時にその電話がかかった。
「あの、知人から聞きました。
 人に顔を見られたくない身です。
 今から、お伺いしてよろしいでしょうか。」
「はい、今どちらですか。」
「洋菓子店の前におります。マスクをして、サングラスをしています。」
「店員にも見られたくないですか。」
「いえ、顔を隠しておりますから、そのくらいは平気です。」
「では、中にお入りになって、『上の客だ』と言ってください。
 店員がご案内します。」

エレベーターが開いて、姿を見せた女性。
彼女は、コートを脱ぎ、マスクと眼鏡をとった。
相沢京子を見て、
「あの、わたくし、これです。」
と手首を見せた。赤い、リングがある。
トランキュラである。
京子も腕を見せ、「私も。」と言い、
二人で、安堵の笑みを交わした。

『さあ、大変。黒田愛由さんだわ。何たる美貌でしょう。』
京子は心が躍った。
愛由は、アルトヴォイスで、一つ一つ言葉を丁寧に言う。
テレビでの流れるような話し方とは違う。

「シャワーを浴びて、体にタオルを巻いて出てきてください。」と京子。
「はい。」そう言って愛由は、シャワー室に入って行った。

出て来た愛由は、ぞくっとするほど色っぽい。
白く長い脚。
「じゃあベッドに、うつ伏せになってください。」
愛由はうつ伏せになった。
京子は、肩のマッサージを始めた。(普段はしない。)
「もう、あたくしの、正体ばれましたでしょうか。」と愛由。
「はい。」
「絶対信用できる方だと聞きました。」
「はい。信用してください。
 この部屋は、盗聴、盗撮などの機械が少しでもあれば、
 センサーでわかるようになっています。CIA並のものですのよ。
 完全防音。どんなに声を上げても平気です。」
「それは、安心です。」
「あのね、例えば愛由さんの場合、他の人物に変身して、
 ここで、本人に戻ってもいいと思うんですが、どうしてそうなさらないの。」
「変身を見られたら、あたしたち力を失いますよね。それが、怖いんです。
 トイレの中にも、盗撮カメラがあるかも知れません。
 変身がばれるより、変装がばれた方が、ましです。」
「なるほど。そうですね。」

愛由を仰向けにした。
京子は言った。
「ここは、ただのマッサージではなくて、性感マッサージですの。
 ストレスで眠ってしまっているあなたの性感帯を、目覚めさせます。
 だから、多少恥ずかしいこともあるかも知れませんが、
 受け入れてください。」
「はい。わかりました。」
何て心のこもった話し方をする人だろうと、京子は、感心をした。

京子は、愛由の髪を指で何回も梳いた。
「とても、気持ちがいいです。」愛由は言った。
京子は、眉の毛も、爪の先で丁寧に梳いた。
そして、耳の中に指。
これで、黒田愛由が、理想とする女性の姿がわかる。
実在すれば、愛する人。
耳に指を入れた。
その途端、愛由が誰に聞いてここに来たかが分かった。
今、人気No.1の女優・石崎さとみからだ。
片思いだろうか。それとも、もう愛し合っているのか。

愛由は、気持ちよさそうに目を閉じていた。
「口づけをします。」
京子は、そう言って石崎さとみに変身した。
背が、12センチ高くなり、ひざ丈であった白衣が、
ミニになった。
愛由にキスをした。そのとき、愛由は薄目を開けた。
そして、驚きの目に変わった。
「はっ。さとみさん。」愛由は目を見開いた。
「愛由さん、もう一度。」
京子は、口づけをした。
そのとき、愛由が、抱き付いて来た。
京子は、ベッドに乗って、愛由を抱きしめた。
「あああ、京子さんなのよね。わかっているの。
 京子さん、しばらくさとみさんになっていてください。」
「いいですわよ。」
京子はそう言って、愛由の首やアゴにキスをした。
「あああああん。」と愛由は言って、体を震わせた。
京子は、内心たまらない気持ちだった。
眩しいほどの女性である黒田愛由に抱き付かれている。
京子は白衣を脱いだ。すると何も来ていない裸である。

信じがたいことであるが、
愛由も京子もトランキュラであり、男である。
下半身に男の物を持っている。
重なる二人に大きくなった男の物が擦れあった。
相手にも、自分にもそれがあることが、二人の興奮をさらに高める。

京子は、愛由の腕をとき、白い粉を手につけ、
愛由の乳房を下から上へとゆっくり揉み上げた。
「ああ、ああ、お姉様、ステキ。」と愛由は、うわ言のように言った。
京子は、愛由の乳首をくりくりと揉んだ。
「ああああああ。お姉様、あたしたまらない。」
「愛由は、あたしのこと好きだったの?」
京子は、石坂さとみに、しばらく成り切ることにした。
「ええ、お姉様が好きでたまらなかったの。」
京子は、愛由の乳首を攻めながら、
「姉妹のように思っていたから気が付かなかったの。」
「本当は好きだったの。お姉様の唇が好き。
 声が好き、瞳が好き、全部好きなの。」

京子は、愛由の固くなった男の子に触れた。
そっと愛撫した。
「あああああ、そこは、一番感じるの。」
「じゃあ、口に含んであげるね。」
京子は、愛由のPを口に含んだ。
「ああん、お姉様にそんなことされたら、あたし、イっちゃう。」
愛由は、大声を上げ、首を振り、体をバタバタとした。
「お尻の穴に指を入れてあげるから、もう少し我慢して。」
「あたし、お尻の中いつも綺麗にしてるの。」
「そう、いい子だわ。」

京子は、指が3cm長くなるように指サックをして、
たっぷりジェリーを付けた。
「愛由、入れるわよ。」
京子は、指を入れた。
「はあ~。」と愛由は吐息をもらした。
京子の指は、愛由の前立腺のあるスポットを押した。
男の体の中で一番感じる秘密のスポットだ。
「はあああああああん。」と愛由は背を反らせた。
スポットを何度か刺激すると、愛由は半狂乱になった。
相手は、あの素敵な黒田愛由だ。
知的な彼女が、半狂乱になる姿を見て、京子も耐えがたくなっていた。
「お姉様。お姉様のものを入れて。お願い。お姉様に犯されたいの。」
愛由は、わめき散らすように言った。
「いいわ。入れるわ。」
京子は、愛由を仰向けのまま、愛由の脚を持ち上げ、顔の両脇に持って行き、
愛由に自分の足首を持たせた。
そして、Pにジェルを塗り、愛由のお尻の穴に挿入した。
「あああん、ステキ、お姉様と一つになってる。」
京子がピストンを始めると、愛由は絶叫した。

やがて、愛由の声は、短く途切れたようになってきた。
『愛由の体が女性並みになってきた。』

京子は、愛由の固くはち切れそうになっているPを、
ピストンと同時に愛撫した。
やがて、愛由の体が、ぶるぶると震えて来た。
「あ、あ、あ、あ、あたし、イきます、イっちゃう、
 ああ、お姉様、あたし、イくの、イくの、イっちゃう、イっちゃう、あああああ。」
と、愛由は、首を左右に激しく振りながら、果てていった。

京子がぐったりしている愛由を抱くと、
愛由は、出産した母親のようなやさしい眼差しで、京子を見た。

再びシャワーを浴び、帰り支度を終えた愛由は、
生まれ変わったような明るい顔をしていた。
「京子さんが、あたしの好きな人になってくださったので、
 一気に萌えてしまったの。どうして、わかったんですか。」愛由は言った。
「あの方の紹介でいらしたのでしょ。」と京子は笑った。
「はい。」
「じゃあ、同じ仲間なことも?」
「はい、お互い知っています。でも、片思いなの。」と愛由。
「それは、あの方も同族だったことを幸運に思うべきですわ。
 トランキュラは、トランキュラ同士でしか恋愛できませんから。」
「そうですね。競争相手が少ないですね。」
愛由は、にっこりして、エレベーターを降りていった。



明くる日、夜の9時に、京子は急いでテレビをつけた。
NKKのニュース番組。
麗しい黒田愛由が、歯切れのいいニュース・キャストをしている。
京子は、うっとりと愛由を見ながら、
『この方のお尻の穴に、あたしの指を入れたなんて。
 あたしのアレを入れたなんて。やっぱり、これは奇跡だわ。
 ああ、思い出す度、興奮する。』
京子は、一人悶えた。

<おわり>

(次回は、「相沢京子、卑劣な週刊雑誌社を退治する」です。)


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専業主婦・柳沢聡子「女王のワイン」(1話完結)

柳沢聡子の、短いお話を書きました。リラックスして書けました。
読んでくださるとうれしいです。
=================================    

専業主婦・柳沢聡子「女王のワイン」(1話完結)


6月の午後。
15人ほど客を泊められる4階建てのビジネスホテルである。
玄関の受付で、50歳くらいのラフな格好をした男が漫画を読んでいる。
ずんぐりしていて極めて人が好さそうである。

階段から、夫人と思われる人が下りて来た。
「義男さん。今日の結婚記念日、お忘れじゃないでしょうね。」
「あ、ごめん。忘れてた。」と義男は漫画を置いた。
「やっぱり。今日は、ホテルの展望レストランでお食事をしますのよ。
 義男さん、あなた、背広あります?」
「しわくちゃなら1つある。ネクタイも1本。Yシャツもある。
 Yシャツは新品だ。」
「あなたが、よれよれの分、あたしがちゃんとしていくからいいわ。」
「久保坂君にホテルは頼もう。」
「そうね。」

さて、時刻は、夜の7時。
全く不釣り合いな夫婦がやってきた。
背丈165cm、よれよれの背広の夫。
頭の先からつま先まで、一分の隙のない170cmはありそうな女性。
女性の方は、自分と比べて、夫のよれよれが全く気にならない風だ。

夫妻は、都内でも一流の仲間に入るホテルの最上階に来た。
「いらっしゃいませ。」とそばにいた従業員達が丁寧に頭を下げる。
「柳沢と申します。」聡子は言った。
40歳半ば程の黒服の支配人・高橋栄治が、
「いらっしゃいませ。柳沢義男様、ご夫妻でございますね。」
と、低音のいい声で言った。
背もすらりとしていて、なかなかの男ぶりである。
支配人は、聡子をちらりと見て、『まちがいない。』と気を引きしめたが、
それを、微塵も顔に出さなかった。

高橋支配人は、聡子夫妻を予約のあった窓側の席に案内した。
自分が注文を聞いてもよかったが、少し考え、
「少々お待ちくださいませ。」と言って、
No.1ソムリエの白鳥孝子に注文をとらせた。
孝子は、髪をきりりと後ろで1本に結び、斜めに流した前髪をピンで留めている。
きりっとした顔立ちで美貌である。
「ようこそ、いらっしゃいませ。
 ご注文をお伺いいたします。」
そう言って、白鳥は、メニューブックを渡したが、
「オムライス2つ、お願いします。」と聡子の声がすぐに返って来た。
「夫の大好物ですよの。」と付け加えた。
「それから、デザートは、お任せします。
 そして、ワインなのですが。」
と聡子は言って、バッグから、4つ折りにした紙を出した。
「とても、覚えられませんから、書いてきましたの。」
そういって、白鳥に渡した。

今まで微笑ましいご夫婦だとにっこりしていた白鳥は、
四つ折りのメモを見て、わずかに顔色を変えた。
アルファベット文字と年代が並び、長い名前だ。
だが、白鳥は専門家である。
『女王のワイン・・のことだ・・。
 このご夫婦が・・。』と思った。
希少価値の高い大きなレストランにも、あるかないかの超高級ワインだ。
1本、いくらするかもわからない。

「承知いたしました。」と礼をして、
白鳥は、真っ先に支配人のところに行った。
「拝見したところ、グルメのご夫婦には見えません。
 そんな方に、『女王のワイン』をお出ししてもいいのでしょうか。
 いくらするかわかりません。
 ご婦人は、紙に書いておいででした。
 きっと、グルメブックか何かでお調べになったのかも知れません。」
高橋は落ち着いていた。
「ソムリエが語るときはいつかね。」
「お客様に相談されたときです。」
「お客様から注文があれば。」
「意見を言ってはいけない。」
「その基本は変わらない。ワイン倉庫に1本でもあれば、
 余計なことは考えず、お出しする。いいね。」
「はい。」

白鳥は、ワイン倉庫で、少し埃をかぶったそのボトルを手にしたとき、
わずかに手が震えた。
ホテル最高の1本だ。
一度は飲んで見たかったこのワイン。とうとう飲めずに終わるのか。
白鳥孝子はそうつぶやいた。

ボトルを綺麗に拭き、
ワゴンに、ボトルとグラスを置き、聡子のテーブルに運んだ。
グラスを二人の前に置き、
ワインのコルクを綺麗に拭き、初めは、グラスにワインを少量注いだ。

その頃厨房では、
「オムライス2つです。新しいお客様です。」
「あいよ。」と料理人の一人が言った。
すると、シェフが、
「新しいお客様が、オムライスだけ注文されたのか。」
と言って、やってきた。
「はい、オムライス単品です。」
「吉田。これは、俺が作る。」と言って、
真剣な顔をして、作り始めた。
「シェフ、どうしたんですか。」と吉田は聞いた。
「初めて来て、オムライスをたのまれるなど、ただの客ではない。
 玉子料理は、何より難しい。
 おまけに、デミグラスソースだ。
 ソースは、料理の命だからな。
 この2つを試されているんだ。」
シェフは言った。

白鳥孝子は、サーブを終わり、立っていた。
客にこのワインでよいか聞かねばならない。
聡子の夫義男は、ワインを口にして、苦そうな顔をした。
聡子も口に少量入れ、口の中で転がした。
「あなた、どうですか。」
と聡子は聞いた。
「甘くなくて、酸っぱいな。聡子さん、女性ならもっと甘いのがよくはないか。」
聡子は、くすっと笑いながらソムリエに言った。
「内の旦那様がそう言っているの。あなたは、このワインを飲んだことがありますか。」
「いいえ。とても手が届くものではありません。文献で大体の味を把握しているだけです。」
「そう、では、コルクでしっかり栓をしてちょうだい。
 このワインの代金は、きちんとお支払いいたします。
 で、ソムリエのみなさんで、処分してくださいますか。
 代わりに、初心者でもおいしく感じる甘めの白ワインをくださいな。
 (白鳥の耳元で、『一番安いのをね。』と言った。)」

「処分」とは、まさか・・

白鳥は、高橋支配人のところへ飛んで行き、小声で言った。
「あの、ご主人様のお口に合わないので、ソムリエで処分してくださいと、
 言われました。『女王のワイン』ですよ!」
高橋はにっこり笑った。
「運がよかったな。仕事が終わったら、ソムリエみんなで飲むといい。」
「じゃあ、あたし達に、くださったのですか!」
「だから、君をテーブルにつけたんだよ。
 私だったらくれなかった。私は、もう飲んだことがあるからね。」
「あの方は、このワインの値段を知ってらっしゃるのでしょうか。」
「ああ、知り尽くしている方だ。」
高橋は、にっこりした。

「よしできた。醒めないうちにもっていって。」シェフは、2つのオムレツを、
窓棚に置いた。
「いや、俺が持って行く。」
そう言って、シェフは、オムレツの皿を持って行った。
「出来立てでございます。」
シェフは、オムレツを二人の前に置いた。
「まあ、玉子の柔らかそうなこと。ソースの艶やかなこと。」
聡子は、玉子とソースとご飯を少量口の中に入れた。
「まあ、おいしい。さては、これはシェフが自ら作ってくださいましたね。」
「あ、はっ。もう、たいへんなプレッシャーでした。」シェフは言った。
「聡子さん。これはおいしい。上にケチャップが乗ってないオムレツを、
 初めて食べたよ。」と義男は言った。
「では、ごゆっくり。」とシェフは言って下がった。

「聡子・・。まさかな。」
シェフは、支配人のところに行った。
「あの方は、もしかして。」
「はい。柳沢聡子さんです。」
「おお。」とシェフは、顔をほころばせた。
「私のオムレツを、おいしいと言ってくださったよ。」
「シェフは、超一流です。」
高橋は、にっこり笑った。

最後に、高橋は、デザートをもっていった。
そのとき、
「ありがとうございます。ソムリエ達が、仕事が終わったら、飲めると、
 もう、興奮状態です。」と礼を言った。
「いえいえ、ワインも喜んでいますわね。」聡子はにっこりした。

聡子と義男が帰るとき、ソムリエ達がみんな来て、礼をした。
聡子も礼をした。
歩きながら、
「聡子さん、君は不思議な力があるね。」と義男が言う。
「何のこと。」
「ソムリエさん達がみんな来て、君に礼をしたよ。」
「あれは、あなたにしたのよ。
 あなたほど、おいしそうに食べ、おいしそうに飲む人はいないわ。」
「そうかな。」

涼しい夜風が、二人の頬をなでた。


<おわり>

(次回は、未定です。)


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おしゃべり

おしゃべり


風邪を引いてしまいました。
そこで、今日は物語を書かず、いろいろなおしゃべりをいたします。

ランキングについて少し。
私は、日本ブログ村のランキングに参加しています。
ランキングにほとんど興味がないかというと、その反対です。
ランキングを見ることは、一日の大きな楽しみです。

いろいろな方のランキングを見ます。
私は、1日でも記事を書かないと、ランキングはガタ落ちしますが、
それが、1週間も、1か月も更新がなくても、
ランキングが下がらない方がいらっしゃいます。
これは、すごいことだと思っています。
多分ですが、その方たちには、絶対のファンがいらして、
毎日訪問され、更新がなくても、ポチを押されるのでしょう。
うらやましいことです。

このところ、私は、ほとんど連続で物語を書いてきました。
楽に書ける物語と、苦しみながら書くものがあります。
「新ヒロイン・柳沢聡子」の話には、エネルギーを使い果たしました。
がんばったんです。
一方、「トランキュラ」の話は、実に楽しく書けます。
「柳沢聡子」のような、ノンエッチな話を書くと、
その反動で、エッチな話を書きたくなります。
「華道の先生とお弟子の話」「バレー教室の話」「性感マッサージ師・相沢京子」
など書きますと、私の心は潤ってきます。

少し前、私は、もう物語が、書けないのではないかと思っていた期間があります。
そんな時に、「柳沢聡子」の話が書けたことは、大きな喜びでした。
彼女を主人公にして、将来、別の話を書きたいと思いましたので、
専業主婦として、経歴を書きませんでした。
本当は、かつて、ホテル学校としては、日本一の専門学校。
プロのホテルマンをさらにスキルアップさせる学校の校長でしたが、
今は、止めて専業主婦。
ご主人は、小さなビジネスホテルを経営していますが、
妻が、そんな大物であることを全く知りません。
聡子も、夫の経営に口を出しません。

物語を書かず、こんなあらすじだけ書くのは、楽しいですね。

私の物語を絶対読んでくれない妻が、
「あなたの、アメリカ編なら読んでみたい気がするわ。」
などと、言ったのです。結婚以来はじめて。私は、慌てて、
「アメリカ編だけは、だめ。」と言いました。

女装が出て来ない作品もあるのです。
そんなんを見て欲しいと思うのですが、
苦しいですね。
エッチではない話も、どこかに女装が出てきます。

柳沢聡子も、女装は出ませんが、女装に見える人が、
序盤のメインテーマです。

いろいろうまく行きません。
そろそろ、布団にもぐりたく思います。
ではでは。


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性感マッサージ師・相沢京子(トランキュラ)1話完結

トランキュラばかり書いていて、すみません。
これを書いているとき、一番心が安らぐんです。
読んでくださるとうれしいです。
==================================   

性感マッサージ師・相沢京子(トランキュラ)1話完結


性感マッサージ師・相沢京子は、女性相手の秘密のサロンを持っていた。
あるビルの1階は、明るい洋菓子店であり、その2階は、
シャッターを閉めた外からは、暗い部屋である。
電話がかかった。
「あの、相沢マッサージ・ルームですか。」
「はい、そうです。」
「秘密に出入りができると聞いたのですが。」
「はい。洋菓子店があります。そこの店員に、『上の客だが。』とおっしゃれば、
 秘密の通路にご案内いたします。」
「わたくし、ほとんど売れていませんが、一応芸能界のものです。
 秘密を守ってくださいますか。」
「絶対、お守りいたします。」

洋菓子店の目の前で電話をかけた。
石坂さとみは、売れてないどころか、今ナンバー1の人気女優だ。
25歳。身長165cm。
仕事や人間関係の疲れで、限界に来ていた。
さとみは、スマホをトレンチ・コートのポケットに入れ、
夜には不自然なサングラスをかけ、洋菓子店をうかがった。
客はいないようだ。
さとみは、中に入った。
『上の客のものですが。』と可愛い店員にいうと、
「はい、かしこまりました。」
と、彼女は、店の脇にある、狭い廊下へ案内する。
その奥に、狭いエレベーターがあった。
上がって、扉が開くと、中は明るい、マッサージ・サロンである。

白衣を着て、髪は後ろで1本に縛り、黒縁の眼鏡をかけた、小柄な女性がいた。
美人とは思わなかったが、清潔な感じがした。
相沢京子と名乗った。
「お客様を、なんとお呼びすればいいですか。」
「そうね、ISと呼んでください。」
「IS様ですね。」
「あの、サングラスをかけたままでいいですか。」
「私は、テレビを全く見ませんし、雑誌なども見ません。
 ですから、芸能界の方の顔やお名前を全く知りません。
 私の前でサングラスをお取りになっても、構わないと思います。」
「わかりました。まず、裸になるのかしら。」
「はい。あそこでお脱ぎになって、バスタオルを巻いてお出で下さい。」
「あの、あたし、ショーツにガードルを履いていて、それは脱ぎたくないの。
 それで、いいかしら。」
「もちろんです。」
マッサージ師相沢京子は、そのとき、さとこの腕に、赤いリングを見た。
トランキュラだ。きっとさとこは、相手が1人なので、気を抜いたのか。
自分もトランキュラである京子は、自分のリングを「見えないモード」にした。
これで、さとこにバレない。

さとこは、カーテンの中から、バスタオルを体に巻いて出てきた。
京子は見た。
ぞくっとする美貌だ。脚が長く、バスタオルに包まれたボディも、
見事なプロポーションだった。

テレビを見ないというのは、京子の嘘である。
今一番の女優石坂さとこの実物は、テレビで見るより、遥かに美しい。
京子は心臓がドキンとした。

「仰向けに寝てください。」
そう言って、京子は、まずさとこの両耳に指を入れた。
京子は、少しだけ超能力があり、相手の耳の中に指を入れると、
相手が、一番憧れている理想の女性が分かる。
「耳の中は、性感帯なの?今、ぞくっとしたわ。」さとこは言った。
「はいそうなんですよ。」
そえから京子は、さとこの眉を毛に沿って1本1本爪の先でなでた。
「あ、不思議。そこも、感じるわ。」
「お客様は、この時点で、アソコを濡らしておしまいになります。」
京子は、顔中を撫でて、さとこの髪を指で何度も梳いた。
さとこの息が、わずかに乱れた。

『それにしても、なんて魅力的な顔立ちなのだろう。』
と京子は、同じトランキュラ同士、性的興奮を得てたまらなかった。

「失礼します。」と言って、京子は、さとこのバスタオルを取った。
美しい乳房があらわれた。
パウダーを手に取って、その乳房をゆっくりと、下から上へもんだ。
「感じますか。」
「ええ。」
「ここは、性感マッサージ・ルームです。
 完全防音です。大声を出しても、構いませんよ。」
「ええ、ほとんど声を上げたくなっているの。」
「キスをして、よろしいですか。」
「はい、どうぞ。」
快感に身を震わせているさとこは、そう言った。

このとき、京子は、さとこの一番理想とする顔立ちの女性になった。
背も、10cmほど高くなり、見事なプロポーションの人に変身した。
横を向いていたさとこは、正面を向き、そこにいる人物に目を見張った。
「あの、京子さんは、どうなさったの?」
「あたしは、京子です。髪をほどいて、眼鏡をとりましたの。」
さとこは、京子の美貌に、一気に興奮してしまった。
一番好きなタイプの女性だった。
京子の唇が近づいてくる。そして、唇が触れた。

さとみは、震えた。
京子が舌を入れ来る。さとみは、それを、受け入れ、
自分の舌を京子の中に入れた。京子に吸われた。
さとみは、完全に興奮した。

京子は、キスをしなが、さとみの乳首をコリコリとした。
さとみが、京子の唇の中で、声を上げていた。
乳首を愛撫され、体を撫でられ、そして、キス。
これを何度も繰り返され、さとみは、大声を上げた。
「ああああん、感じるの、お姉様、もっとして、お願い、
 お姉様、もっと、もっとして。」
さとみは、京子に完全に心を奪われていた。

さとみの理性が、快感に負けていく。
自分の一番感じるところ。
下半身のPを愛撫してもらいたくて、たまらなくなった。
できるなら、お尻の穴も攻めて欲しい。
お尻の穴は、いつも中まで綺麗にしている。

ああ、理性が負ける。もう、気が狂いそう。
さとみは、とうとう快感に負けた。
「お姉様。あたしには、Pがあるの。お尻の穴も綺麗にしてあるの。
 そこを犯して。」
「いいですわ。」
京子は、はじめからショーツを脱いでいた。
京子は、さとみの手を、自分の股間に入れた。
そこには、隆々とした、男の印があった。
「京子さん、あなたも。」さとみは、京子を見あげた。
「そうよ。だから、恥ずかしくはないでしょう。」
「ええ。あたし、うれしい。」
京子は、さとみのガードルとショーツを一気に脱がせた。
そこに、カチンカチンに固くなったさとみのPがあった。

京子は、さとみのPを口の中に入れて愛撫した。
「はああああん、お姉様にそんなことされたら、あたし、すぐにイってしまいそう。
さとみは、震える声で言った。
「あたしのもので、犯されたいですか。」
「ええ、中も綺麗にしているの。だから大丈夫。」
「じゃあ、前立腺から、攻めてあげますわ。」
京子は、中指に、指が2cmほど長くなるサックをした。
ジェルを塗って、さとみの脚を高く上げ、さとみに脚をもたせた。
「入りますよ。」
京子の指は、さとみの前立腺のスポットにあたった。
「ああああああああ。」とさとみは絶叫した。
「いいでしょう?」
「ええ、あああ、こんなのはじめて。耐えられない。」
さとみは、絶叫をつづけた。
髪を乱し、首を振り、もだえた。
それでも、美しい人は、うつくしく悶える。
「あたしのものを入れますわ。」
「ええ、入れて。」
京子は、さとみの脚をさらに頭の方に押して、
カチカチになっている自分のPを、入れた。
『ついに、さとみちゃんを制覇したわ。』京子は心で言った。
京子は、さとみにピストンをはじめた。
「あああん、お姉様、ステキ、お姉様が好き、もっとあたしを犯して。
 お姉様になら、いくら犯されてもいいの。」
さとみは、思いつく言葉を、口走った。
仰向けなので、さとみのPが、さらに硬直していくのが分かる。
京子は、さとみのPを触り、同時にそれも愛撫した。

さとみは、ブルブルと震え、声も出ない様子だった。
京子は、ピストンを何度も止め、さとみをじらせた。
「ああん、お姉様。じらさないで。一気にイかせて。お願い。」
「まだ、許さないわ。あたしの召使になるなら、許してあげる。」
「なるわ。ああああ、耐えられない。お姉様、許して。」
「ほんとになるのよ。」
「ええ、お姉様の召使になるわ。だから、お願い。」
「じゃあ、いいわ。」
京子は、ピストンを速め、Pの愛撫を速めた。
さとみは、絶叫した。
「あああああああ、イく、イっちゃう、もうだめ、イっちゃう、イっちゃう、イっちゃう。」
さとみは、ブルブルと震えながら、体を上下に揺らし、
とうとう、Pの中から、白い液体を顔に向けて飛ばした。
京子は、ベッドの上のさとみを、しばらく抱きしめた。

シャワーを浴び、すっきりしたさとみは、服を着て、
トレンチコートを手に持った。
京子は、元の眼鏡をかけた姿に戻っていた。

「お蔭様で、ストレスが飛んで行ったわ。こんなに感じたの初めて。」
とさとみ。
「そうですか、それは、うれしいです。」
「あのう、あたしが召使になる約束ですが、守れないかも知れません。」
さとみが言った。
京子は笑った。
「召使にならなくてもいいですわ。その代り、これにサインしてください。」
と京子は、色紙を出した。
「まあ、それだけでいいの?」
「はい。」
「あたしの正体ばれていたのかしら。」
「大ファンですよ。さとみさんのドラマ、全部見てます。」
「ありがとう。」
さとみは、さらさらと書いて渡した。
「あたしの宝箱行きです。ここには貼りませんから。」
「ありがとう。でも、あたし、このお店の奴隷です。
 また来ます。」
さとみは、にっこりして出ていった。

<おわり>

(次回は、未定です。)


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プロフィール

ラック

Author:ラック
上は若いときの写真です。ISなので、体は、かなり女子に近く発育しました。でも、胸はぺったんこです。戸籍は男子。性自認も男子、そして女装子です。アメリカの大学で2年女として過ごしました。私の最も幸せな2年でした。そのときの自叙伝を書いています。また、創作女装小説を書いています。毎日ネタが浮かばず、四苦八苦しています。ほぼ、毎日更新しています。
どうぞ、お出でください。

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