スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

女装子さんの不思議&いろいろ(写真)

プロの女装子さんは、女になるために、大変な努力をなさっていると思います。
その中で、私が知りたいなということを、書きます。後半は、いろいろな女装子さんです。

●筋肉はどうやって、減らしているの

middle_1391955868.jpgmiddle_1391956052.jpg
上のお2人、同一人物なのですが、筋肉質な男性のときから、
そうやって、筋肉の少ない女性に変身したのでしょうか。
二の腕なんか全然ちがいます。女性ホルモンで、こうなるのでしょうか。

middle_1448535375.jpgmiddle_1448630856.jpg
この方の肩や二の腕の筋肉。完全に細くなっていますよね。不思議です。


●女性のウエストは、おへその上7cmくらい上にあります。
 このハイウエストを作るのは、並大抵ではありません。
 次の肩は、驚きのハイウエストです。
middle_1421933365.jpg
もう少し。

middle_1434378017.jpg


●次は、脚がものすごく長い方です。(不思議ではありません。)

middle_1368269854.jpgmiddle_1386923656.jpg
middle_1446640153.jpg
こんなに脚が長いなら、毎日ストッキング履いて、鏡を見てしまいますね。


●これからは、いろいろ写真です。

middle_1450955196.jpgmiddle_1450955845.jpg
男女両性をこなす、スーパーモデルです。
ちょっとメイクを変えるだけで、男から女へ。あと1枚ステキな写真を。

middle_1450955955.jpg
完全女装すると、こんなにステキに。ああ、ステキ、ステキ。


093200.jpg
始め意味が分からなかったのですが、右の3人の男の子が、大人の女性に変身した、
ということだと思います。そういえば、似ていますよね。私は、中段の人に萌えました。


middle_1435305949.jpg
middle_1435307824.jpg
やっぱり、女でいたい・・そう思える写真です。


●これからは、男写真がなくて、掲載しなかった写真です。
 みんな可愛いです。

hqdefault.jpg
middle_1394699317.jpg
middle_1403265338.jpg
middle_1449299865.jpg
みーんな、可愛いでしょう。彼女達、みーんな、生まれは男の子です。感動!

最後におまけです。
Lina07.jpg

今日は、このへんで失礼します。
ではまた!


バナーをこちらではまだ貼れずにいます。
アメブロの方で押してくださると、幸いです。










スポンサーサイト

実話『とっても変わってる邦子さん』

実話『とっても変わってる邦子さん』

==おしゃべりな邦子さんの別のエピソードです。==


私が、クラブからの帰り、夜の9時ごろです。
駅の改札の正面にトイレがあります。
私は、改札を通ろうとして、前を見ると、邦子さんがいます。
邦子さんは、男子・女子トイレ間で、おかしなことをやっています。
私は、切符を切らず、改札のそばで見ていました。

邦子さんは、男子トイレの階段に来て、
私にも聞こえるような声で、
「やっぱりだめ。こんな女の格好では、男子トイレには、入れないわ。」
そう言って女子トイレの階段まで行って、
「だめよ。あたしは、男なんだから、女子トイレに入る訳にはいかないわ。」
そういって、また、また、男子トイレの入り口までいき、
「だめよ。あたし、どう見たって女だもの。通報されてしまうわ。」
そういって、女子トイレの入り口に行き、
「あたし、女に見えるかしら。だったら、入っちゃうんだけどな。
 ああ、あたし女に見えるかしらって、女の方に聞いてみようかしら。
 でも、『見えません』て言われたら、あたし、ショック。
 女装さんの中では、女に見えても、女性の中に入れば、
 男に見えちゃう。そんなものよね。やっぱり、男子トイレに行くべきよね。

こんなことを、けっこう大きな声で言いながら、いつまでも、
男女のトイレ間を往復しているのです。

私は、こんな変わった人見たことないと思いました。
しかし、邦子さんの心理は、分からなくはありませんでした。
自分がどれだけ『女』かということを、
トイレに迷うことで、自己確認しているのです。
これは、邦子さんの、一種のゲームなのだと理解しました。

当時、多目的トイレなどは、皆無でした。

私は、邦子さんのゲームを中断して悪いと思いましたが、
邦子さんの名を呼びました。
「ああ、ジュンちゃん。」と邦子さんは、来ました。
「トイレに迷っているんでしょ。」
「そうなの。トイレに行きたくなったとき、いつも迷っちゃう。」
「駅の外の喫茶店は、男女共用トイレだから、そこに行ってお話しでもしない?」
「ジュンは、女の子に見えるけど、トイレどうしてるの?」
「その度、喫茶店に行くよ。」
「それじゃあ、トイレの度に、お金かかるじゃない。」

邦子さんは、切った切符で戻ることを、駅員さんに言って、私のところに来ました。
二人で、喫茶店に行き、邦子さんは、無事用を済ませました。

「ね、あたし、女に見える。女子トイレ入ってばれないと思う?」
「女に見える!邦子さんが女子トイレに入っても、絶対通報なんかされない!
だって、邦子さんは、女性として、化粧品の訪問セールスしているんでしょ。
奥様と面と向かってばれないんでしょう。トイレなら絶対ばれない。」
「そうなの。」と邦子さんは身を乗り出した。
「あたしね、あのお仕事で、相手の奥様が、
あたしを女だと信じ切っているのを見て、興奮してたまらないの。
それが、訪問セールスの醍醐味なの。」
「邦子さん。それ、女子トイレ入るより、動機が不純じゃない。」
「不純、けっこうよ。だから、新しい奥様を訪問するとき、
 ぞくぞくするの。で、奥様とお話しして、
 この奥様も、あたしを女だと思って疑わないと思ったときの、幸せ感たらないの。」

「そう言う、喜びもあるんだね?」
「あたし、奥様達と、化粧品の話しだけじゃなくて、
 女同士の世間話までするの。それは、ジュンちゃんにはあまり聞かせたくないわ。」
「たとえば?」
「夜の性生活に不満がないかとか、奥様から聞かれるわ。
 不満のない人は、肌がつやつやしているって。
 あなたのご主人は、週に何回くらい?なんてね。
 これ、絶対あたしを女だと、信じ切ってる言葉じゃない?
 あたし、つい興奮しちゃったりするの。」
「邦子さん、おしゃべり上手だから、かなりのこと聞き出しちゃうでしょ。」
「うん。ジュンちゃんに聞かせられないくらいね。」
「聞かせて。ぼくもう20歳だよ。」

「そうね。『あたしの主人は淡泊だから、週1くらいです。』っていうの。
 このとき『主人』という言葉に反応して、あたし、感じちゃうの。
 すると奥様は、『週1ならいいわよ。
内は毎日お酒飲んで帰って来るから、ひどいときは、月1よ。』
 『まあ、じゃあ、お一人のときは、ご自分で・・?』
 『あなただってそうでしょう。お若いのだから、週1でも、足りないでしょう。』
 『いいえ、奥様。年齢とは、関係ないんですのよ。』
 『あら、そうなの?』
なんてね。かなり脚色して話しちゃったわ。信じないでね。」

「邦子さん、TS(性別違和)って嘘でしょう。」
「ほんとは、救いようのない女装子だと思う。
 自分が『女』だと見られて興奮するの、TSじゃない証拠よね。
 でも、ホルモンで体いじってる。これ、女装子ではないでしょう。」
「ぼくなんか、ホルモン打ちたいけど、副作用が恐くて打てない。
 それに、家族にばれちゃう。」

「あたしね。有名な美容整形病院で、オッパイだけに女性ホルモン、
 打ってもらっているの。先生がいうには、これでオッパイだけに効いて、
 男性機能は、失われないって。
 現に、あたし、オッパイはあるけど、びんびんになっちゃう。
 普通、ありえないけどね。」

「ふ~ん。不思議だね。
 邦子さん。でも、今日のトイレの前でやってたこと、止めた方がいいよ。」
「やっぱり、変人に思われる?」
「まあね。」
「あたし、欲求不満に耐えられなくなると、あんなことしちゃうの。
 いつかは、丸裸の上に、コートだけ来て、ターゲットがいたら、
 コートを開いちゃおうって真剣に考えたわ。」
「やったの?」
「しないわよ。ぎりぎりまでやろうとした。でも、コートを開けなかった。
 やってたら、犯罪よね。
 でも、丸裸に、トレンチコート着て、待ちを歩くってスリルよ。」
「ショーツも履かないの?」
「それ履いたらスリル半減。」
「興奮して、トレンチの裾から、あれが顔出して来たりして。」
「ポケットに入れた手で押さえるのよ。」
邦子さんは、あはははと笑いました。

やっぱり、邦子さんは、変人です。
離れているのが、得策ですが、
心配で、一人にしておけないという気持ちもありました
(無理ですが。)


バナーをこちらではまだ貼れずにいます。
アメブロの方で押してくださると、幸いです。






女装子さん・変身特集(5)

またまた変身特集です。
男性時の写真があるものだけ選んでいますので、
女装美女の人は、選んでいません。
見てくださると、うれしいです。
=================================

middle_1416025642.jpg
middle_1416025345.jpg
この方、女装子さんの中で、私、相当好きな方なんです。
細い肩、か弱そうな二の腕。好きなんです。
男性のときは、こんな方です。

middle_1416025195.jpg


middle_1450712014.jpg
この方は、ものすごく可愛くなります。

middle_1450711757.jpg
可愛いですね。もう少し。

middle_1450714193.jpg


middle_1441949052.jpg
大きな疑問が1つ。
女性ホルモンを摂取すると、、筋肉は、細くなるのでしょうか。
この方の場合、腹筋もなくなり、全体に筋肉がなくなっているように思います。
どうなのでしょうか。
同じ方のをもう1枚。

middle_1441949955.jpg

middle_1404720585.jpg
この方も、女になると、別人です。

middle_1404720314.jpg
middle_1404720350.jpg
色っぽいですよね。


次はコスプレです。
middle_1450506519.jpg
すでに、女の子がかっていますね。

middle_1450505971.jpg
完全に女の子ですね。

middle_1450504900.jpg
男の子だとは、どうしても思えません。


middle_1404373639.jpg
完全に男の人。それが、

middle_1404376514.jpg
完全に女の人、それが、

middle_1404628098.jpg
完全に、女子高生に。太い太ももに萌えてしまいます。もう1枚。

middle_1404628193.jpg
眼鏡の男性だとは、信じられません。


middle_1450599828.jpg
メイクはされていて、「私は男子です。」という写真ですね。それが、

middle_1450599534.jpg
ウィッグを被ると、こんなにステキな、女性に。もう1枚。

middle_1450599596.jpg

少し疲れました。最後にします。
middle_1443599461.jpg

middle_1443599293.jpg
middle_1443599234.jpg
こんなに美人になるなんてびっくりですね。
化粧とは、するべきものですね。

では、今日は、これにて。
見てくださり、ありがとうございました。


バナーをこちらではまだ貼れずにいます。
アメブロの方で押してくださると、幸いです。












クリスマスの人

クリスマス用に書きましたが、間に合いませんでした。
以前書きましたのと、同じプロットを使ってしまいました。
小品です。読んでくださるとうれしいです。
==================================

クリスマスの人


その少女・美沙は、大きな風呂敷包みを抱えて、
夜の電車に乗って来た。
長い髪を茶に染め、
赤と青がストライプになっている超ミニの派手なA型のワンピースを着ていた。
メイクが濃い。
電車が走りだし、美沙が車内を見ると、どっと視線が集まった気がした。
多くの視線は、超ミニから伸びた美沙のむっちりした脚に集まっている。

電車は、混んではいないが、座席は、ほとんど埋まっていた。  
美沙は、1つだけ空いている席を見つけ座り、
風呂敷包みを膝の上に大事そうに乗せていた。
隣の学生風の青年が、その隣の友達に小声で言った。
「見ろ、ケバイ女だ。脚をむき出しだぜ。」
「お前、声が聞こえるぜ。」ともう一人が言った。
「かまわねーよ。」
美沙には、丸聞こえだったが、知らんふりをしていた。

2つ目の駅で、腰が曲がって杖を突いている、90歳くらいの女性が乗って来た。
美沙から見て、向いの遠くの扉だった。
席は1つも開いていなかった。
美沙は、自分の席を譲ろうと思い、席が取られないように、
大事に持っている風呂敷包みを自分の席において、女性の方へ行った。

「なんだ、あの女。席が取られないように、荷物置いていったぜ。」
と、美沙の隣にいた学生は、友人に言った。
「反則だよな。席を立ったら、人に取られても文句言えない。
 荷物で、場所取りなんてないぜ。」ともう一人が言った。
学生は、腹を立て、美沙の風呂敷包みを取って、出入り口に近い床の真ん中に置いた。
帰って来て、荷物がないと慌てる女の顔を見るのが楽しみだった。
乗り込んで来た男が、すぐに空いている席に座った。
学生二人は、内心「さまーみろ」と言っていた。

そこに、男が一人歩いて来て、
美沙の風呂敷包みをすっと持って、電車を降りた。
電車の扉は、その後すぐにしまった。
学生二人は、自分たちの愚かさを悟って、慌てた。
『そんなつもりじゃない!』
『荷物を誰かに持って行かせるつもりなんかない。
 何も考えず、ただ置いただけだ。』
『しかし、あれじゃあ、持って行ってくださいと言わんばかりだ。』
『あの荷物を、あの人は、大切に抱えていた。』
『大切なものを失うほど、あの人は悪くねえ。』

そこへ、朱美が、お祖母ちゃんを連れて、戻って来たのだ。
席はすでに人が座っていて、美沙は、きょとんとした。

学生2人は、そのとき初めて、超ミニの女が、何のために席を立ち、
なんのために、自分の席に荷物を置いていったのか、理解したのだった。
学生2人、村上と吉岡は、自分達の察しの悪さ、ネガティブ思考、意地悪に、
一気に自己嫌悪に陥った。

美沙の隣にいた村上は、さっと立った。
「すいませんでした。あなたのことを誤解して、意地悪をしました。
 おばあちゃんは、まず、俺の席に座ってください。」
吉岡も立って、美沙に席を譲った。
そして、2人の学生は、改めて、美沙に、誤解したことを話そうとした。
「待ってください。お祖母ちゃんにお話が聞こえます。
 車両の隅へ行きませんか。」
村上と吉岡は、今度は、察した。
席のことで、あーだこーだと言ったら、老人が気兼ねをする。

車両の隅に移動しようとしたとき、村上の前で吊革につかまっていた
背の高いスーツの男が付いて来た。
「そばにいました。私にも責任があるかもしれません。」
男はそう言った。

村上と吉岡は、美沙にどう誤解したのかを話し、頭を下げた。
「そうですか。それは、私も配慮が足りませんでした。
 おばあちゃんを座らせたいのだと、あなたに、一言言えばよかったのです。
 ところで、あたしの風呂敷包みはどこにあるのでしょうか。」

「始めに言うべきでした。俺たちが床に置いたので、さっき男の人が持って行ってしまいました。
 すいませんでした。」
「そんなことまで、考え付きませんでした。すいいませんでした。」
村上と岡村は、うなだれてそう言った。
「そ、そんなあ。」といって、美沙は、みるみる泣き出し、しゃがんでしまった。
「大事なものだったの?」と背の高い吊革の男が言った。
「母の形見の品々です。」と美沙はいった。

学生二人は、真っ青になった。
お金で買えるものなら弁償ができる。
しかし、形見のような大切なものは、取り返しがつかない。
なんということをしてしまったのだ。
女性が大切に持っていたのを、知っていたのに。
なんという考えなしのことをしたのだ。

そのとき村上は、女性の左の頬に大きな傷があることに気が付いた。
村上は、今度ばかりは悟った。
『この人の厚化粧の理由は、これだ。
 超ミニでいるのは、人々の視線を脚に集め、顔を見られないようにするためだ。』

少し前、岡村とこう言った。
「厚化粧の女に限って、すっぴんは見られた顔じゃなかったりする。」
そう言って、岡村と笑った。
この女性には、聞こえた。
俺は、ハンデがある人の心を、ひどく傷つけてしまった。
村上は、自己嫌悪に、胸が張り裂けそうになった。
「今更、わざわざ彼女に謝ったりするな。思い出して、余計に傷つくだけだ。」
吊革の男は、村上の心がわかるかのようにそう言って、去って行った。

村上が譲った席で、お祖母ちゃんが、美沙に手を振って、
美沙の風呂敷包みを見せた。
美沙は、飛んで行った。
美沙の席は、空いたままだった。
「どうして、ここにあたしの荷物が?」
「さっき、背の高い男の人が来て、わたしの膝に置いて行ったのよ。」
「わあ、考えられえないけど、これは、奇跡ですね。」
「あなたのお顔をしっかり見ておきたいから、こっちを向いて。
美沙はそうした。
お祖母ちゃんは、美沙の頬に手を当て、美沙を見た。

吊革の男の姿は、どこにもなかった。

村上は岡村に女性の厚化粧と超ミニの訳を話した。そして、2人はひどく反省して、電車を降りた。
「俺、これから、人の悪口は、やめる。」村上は言った。
「ああ、やめよう。」岡村は言った。

街には、クリスマス・ソングが流れ、賑やかだったが、
一人住まいの美沙のマンションは、ひっそりとしていた。
メイクを落とした。
そして、気が付いた。
頬の傷が治っている。
母の遺品を持って来たことの奇跡か。
あのお祖母ちゃんのプレゼントか。
いえ、多分、母が、あのお祖母ちゃんになって、
奇跡を起こしてくれた。
それに、あの背の高い吊革の人は、
昔亡くなったおとうさんに似ている。
お祖母ちゃんの膝の上に、風呂敷包みを置いてくれたのは、お父さんだ。
私は、あの電車の中で、お父さんとお母さんと同じ空間で同じ時間を共に過ごした。
しかも、すぐそばで。

美沙の胸に喜びが込み上げて来た。

『お父さん、お母さん。ありがとう。プレゼント、受け取ったよ。』
美沙は、父母の写真を見て、目を潤ませて、そう言った。

<おわり>


バナーをこちらではまだ貼れずにいます。
アメブロの方で押してくださると、幸いです。





実話『色っぽい邦子さん』

一度書いたかもしれません。だったら失礼いたします。
==================================

実話『色っぽい邦子さん』


私が、女装クラブにいたときのことです。
まるで女性である松原留美子さんの映画「蔵の中」を、
クラブの人達約10人ほどで見に行きました。
夜の回で、終わったのが8時ころでした。
私達は、近くのスナックで、食事兼飲み会をやっていました。
横長のテーブルで、ソファーも10人くらい座れました。
みんな、男の格好をしていました。

その内、テーブルを超えて、私の真正面に、
黄色のスーツを来た、かなり色っぽい女性が座りました。
前髪を少し残し、後の髪は、7:3に分けていました。
その人は、クラブの人ではないのに、
みなさんと愉快にお話をしていました。
邦子と名乗っていました。

私は、邦子さんの美貌にドキンとしただけでなく、
邦子さんの女らしさに、胸をときめかしていました。
箸で何かを取るとき、必ず手を下にすけ、脇をあけません。
声が、完全に女性です。
何か冗談が飛ぶとき、笑いながら、必ず隣の人の腕を叩きます。
女性が、最近失っている女性らしい仕草や、言葉を、
邦子さんは、使うのです。
「いやん」、「やだ。」の言葉は、もちろんのこと「~かしら」という言葉も、
連発します。

私から、邦子さんのミニスカートの中が、丸見えでした。
女装の人のデルタは、あまり萌えませんが、
邦子さんのデルタは、感じます。
それは、邦子さんの女らしい、色っぽさのせいでした。

邦子さんは、女性のお友達の履歴を借りて、
女として、セールスの仕事をしているとのことでした。
この人なら、できるなと思いました。

その内、私は感じました。
周りのクラブの方々は、邦子さんにあまり好意をしめしません。
なぜかなと思っていて、やがて、わかりました。
邦子さんは、しゃべり通しでした。
他の人に話す間を与えない。
そして、「あたしは、こんなに女よ。」と、
自分の女度を、見せつけるようなところが、かすかにありました。

しかし、私は、そんなことは、あまり気になりませんでした。
邦子さんの美貌と女っぽさに、ひたすら萌えていました。

それから、10日ほど経った昼下がりです。
私は、クラブの近くで、ばったり、邦子さんに会いました。
遠くから、ステキなスーツを来た女性が来ると思っていたら、
邦子さんでした。

邦子さんは、私を見ると、
「ジュンちゃん。うれしいわ。あなたとお話しがしたかったの。」
そう言われ、近くの喫茶店に行きました。
その喫茶店で、邦子さんは、2時間、しゃべり通しました。
私は、もう十分だと思っていました。
何か、質問すると、邦子さんの長いお話が始まるので、
ひたすら、黙っていました。

お話しの中で、邦子さんは、
女性とはセックスができないこと、
男性とのセックスが一番であること、
女装子とは、セックスができること、
自分は、TS(性別違和)であること、
女性ホルモンをやっているが、男性機能は健在であること、
そんなことが分かりました。

喫茶店のあと、邦子さんのアパートに行きました。
2部屋あり、完全に女性の住まいでした。
部屋に入るなり、邦子さんは、キスを求めて来ました。
私達は、唇を重ねました。
邦子さんは、キスのされ方が、すごく上手でした。
私は、邦子さんが、男だとはどうしても思えず、
邦子さんとのキスに萌えてしまいました。

邦子さんは、服を脱ぎ、白いスリップになりました。
私は、自分が男でも、邦子さんとならセックスができると思いましたが、
邦子さんは、私にスリップを着てくれるように言いました。
私達は、下着姿のまま、ベッドの毛布に潜りました。
邦子さんの乳房は、ホルモンによるものでした。

私が、邦子さんの乳房を愛撫すると、
邦子さんは、演技かと思うくらい、反応して、セクシーな声を上げました。
私は、その声に萌えました。

ベッドの中で、ショーツを脱ぎました。
邦子さんは、初め、自分のPを手で覆っていました。
「ね、Pが恥かしく思うの。」と私は、聞きました。
「うん。あたし、女だから。」
「気にしないで。ぼく平気だよ。」

私は、そう言って、邦子さんの手を横にずらしました。
私は、そっと邦子さんのPに触りました。
すると、邦子さんのPは、大きくなっていました。
「ああん。あたし、ジュンちゃんが初めて。触られるの。」
「ね、平気でしょ。」
「うん。ジュンちゃんなら、なぜか平気。」
それから、愛撫を続けました。
邦子さんは、セクシーな声を上げて、顔を左右に振りました。
やがて、断末魔の声を上げて、邦子さんは、イきました。

私が、綺麗にティッシュで拭いてあげると、
邦子さんが、私に抱き付いてきました。
「今度は、ジュンちゃんを、ゆっくりイかせてあげるね。」
邦子さんは、言います。
邦子さんは、言葉通り、ゆっくりゆっくり私をイかせてくれました。

「ジュンちゃんは、女の子みたいだけど、やっぱり男の子ね。」
と邦子さんが言います。
「邦子さんは、女そのもの。イっちゃうときも、女だったよ。」
「あたし、おしゃべりを控えれば、もう少し、人に好かれるかしら?」
「そういうのって、直せないんじゃない?」
「そんなことないわよ。無口な女になろうと、何度も挑戦したもの。」
「で?」
「今日の喫茶店の通りよ。」
私達は、くすくすと笑いました。

<おわり>

バナーをこちらではまだ貼れずにいます。
アメブロの方で押してくださると、幸いです。





冷や冷やのクリスマス・イヴ

メリー・クリスマス!

冷や冷やのクリスマス・イヴ


昨日は、クリスマス・イヴだったのですね。
そんなことをぎりぎりになって気が付き、私は慌てました。
妻に、
「ケンタッキーのチキンは、予約したの?」
「面倒だから、してないのよ。」
「え、チキンどうするの?」
「どうしようかしら。どこにも売ってないわよ。」
「ファミチキをたくさん買って来たら?」
娘「それ最低。ああいうのは、つまみ食いで食べるのがおいしいよの。
 クリスマスには、ドンとした、鳥がなきゃだめよ。」
私「じゃ、どうすんの?」
娘「じゃあ、あたしが、デパチカで買ってくるよ。」
私「デパチカってなあに?」
娘「デパートの地下のことよ。」
妻「ああ、それでいい。A子頼むわ。」

そうi言って、妻は、バイトに行ってしまい、
娘は、仕事の打ち合わせにいきました。

ほんとに、それで、何かかっこが付くのかなあ。
私は、そう思って何か作ろうとしましたが、
下手なことやって、いつも怒られるのでした。

妻は、早く帰るといいながら、8時になっても帰ってきません。
私は一人、何もないテーブルを眺めていました。
8時半です。お腹はもうぺこぺこにすいていて、ギブアップ寸前でした。

やっと妻が帰ってきました。
そして、やっと期待の娘が帰ってきました。
大袋を提げています。
その中から出て来るもの。
オードブルセット。大きい鳥の脚が2本。
キッシュ。
小振りのケーキ。
クリスマス用のデコレーション。

あれよ、あれよと言う間に、テーブルは豪華になりました。
「わあ~、すっかり、クリスマスの雰囲気だね。」
私は、にこにこ顔で言いました。
「あたしが、買ってくると言ったら、買ってくるのよ。」
と、娘が言います。

こうして、我が家も平和にクリスマス・イヴを送れたのでした。

大人より、子供の方が、断然しっかりしていますね。

チャンチャン。


バナーをこちらではまだ貼れずにいます。
アメブロの方で押してくださると、幸いです。




強制女体改造「女より女になる」⑤「前々夫人・百合18歳」最終回

この回で、<第1部>の最終回とします。続けては書けませんが、
ゆっくり考えて、いつか<第2部>書きたいと思います。
そのときに、再び読んでくださると、うれしいです。
======================================

強制女体改造「女より女になる」⑤「前々夫人・百合18歳」最終回


1週間が経ち、マリコと源三との夜のセックスも落ち着いて来た。
源三は、マリコにSMを教えたかったが、
どうも無理であり、それを見送った。

マリコは、食事のとき、右隣の聡美の隣にいる、
前々夫人ある百合に心惹かれてならなかった。
百合は、18歳である。
絵に描いたような美少女で、ストレートな前髪を垂らし、
ストレートな髪を背中の中ほどまで垂らしている。
色白で、目が大きく、鼻や唇は小づくりである。
笑うと涼し気な目をする。
身長は158cmくらいである。

「聖少女」とは、百合のような子のことをいう。
マリコはそう思っていた。
百合にも、自分と同じように、男の証しがあるのだろうか。
そんなことを考えるのは、不謹慎に思えるほど、百合に清純なものを感じていた。
百合は、かつての源三の夫人であるから、セックスもしたのだろう。
だが、そんな場面をとても想像できないのである。

源三が不在である夜、マリコは、自分でリンゴの皮をむき、
それを、もって百合の部屋を訪れた。
若く見せたくて、ボブヘアのかつらを被って来た。

ノックをすると、「はい。」という百合の可愛い声がした。
ドアが開いて、百合を見ると、女子高生の制服を着ている。
「まあ、奥様。どうして、ここへ?」
と、百合は目を輝かせた。
「百合ちゃんにリンゴを持って来たの。入っていい?」マリコは言った。
「わあ、うれしい。」百合はそう言って、勉強机の隣の椅子をマリコにすすめ、
自分は、勉強机の椅子に座った。

リンゴを食べながら。

「あたしを、『奥様』なんて言わないで。お友達になりたいから、
 マリコって呼び捨てにして。あたしも、百合のこと呼び捨てにする。」
「マリコと二人だけのときは、そうするわ。」と百合は答えた。
「制服姿で勉強してるの?」
百合は、上着は脱いで、ブラウスに胸のリボン。
膝上10cmくらいのプリーツのスカートを履いている。
「あたし、大学に行きたくて、勉強してるの。
 で、高校いけないから、せめて、勉強のときは、制服でいるの。」
「わあ、なんだかえらいなあ。」

「あたし、施設にいて、女の子になれないのが悲しくて、死のうと思ったの。
 そこを源三様に助けられて、女体改造研究所で、女の子にしてもらったの。
 可愛い女の子になっていて、あのときの感激は、忘れられない。
 そこで、18歳にされたんだけど、実年齢は、15歳だったの。
 源三様の正妻になったけど、源三様は、あたしが17歳になるまで、
 セックスは、我慢してくださったの。そんな男の方めったにいないわ。」
「そうね。めったにいないわね。」
マリコは、なんだか、百合が意地らしくて、目が潤んできそうだった。

「今、寂しくない?」
「ときどき、聡美さんが来て、あたしを愛撫してくださるの。
 聡美さんは、すごくやさしい人。
 それに、メイドの加奈さんが、あたしを可愛がってくれる。
 あの、セックスって意味だけど。」
「そう。よかった。実は、あたしも百合が好きだから、
 セックスしたくて来たの。」
「ほんと!」と百合は、目を見開いた。
「だから、きっかけに、リンゴをむいて来たの。」
「わあ!」と言って、百合はマリコの首に抱き付いて来た。」

「マリコ。あたしと同じ女子高生の制服着たくない?」
「あるの?あったら、ぜったい着てみたい。」
「マリコは、脚が長いだけだから、Mサイズで着られると思う。」
マリコは、うきうきした。
セーラー服や女子高生の制服への憧れは、脳裏に刷り込まれている。

白い短めなスリップを着て来てよかった。
ブラウスを着て、ミニのスカートを履く。
金属のホックが、一番狭いところで合う。
「わあー、マリコ、ウエストいくつ?」と百合。
「52よ。」
「わあ、あたしは、54よ。」
胸に房になったリボンを掛ける。
出来上がり。

鏡を見た。
ボブヘアーできてよかった。若く見える。
膝上10cmのスカートが、マリコの脚の長さで、膝上20cmになっている。
「マリコ、女子高生に見えるわ。肌がきれいだもの。」
「ほんと。うれしい。」
百合と抱き合った。
大鏡の前にある二人掛けのソファーに並んで、
二人で鏡を見た。百合は、マリコの腕を抱いて、頭をマリコの肩に預けていた。
「百合は、ほんとに美少女だわ。」
「マリコは、超美人。好きでたまらなかったの。」
「あたしは、百合があまりに美少女だから、近寄れなかったの。」
マリコは、少し起き上がって、百合の髪の毛を梳いた。
「あたしね、5年前の技術で作られたから、女の子と同じ性感帯しかないの。」
「そうなんだ。わかったわ。」
二人はどちらともなく、唇を合わせた。
百合が抱き付いて来た。
マリコは、抱きしめた。
百合の心臓が高鳴っているのがわかった。
百合もマリコの心臓の鼓動を感じているはず。
唇を離して、お互いを撫で合った。
息が荒くなる。

マリコは、腕を百合の背に回し、百合の乳房に手を当てて、そっと愛撫した。
「ああん。」と、百合が可愛い声を上げる。
服の上から、百合の乳首を刺激した。
「ああん、だめ。感じるの。」と百合。
マリコは、百合のブラウスのボタンを外し、手を忍ばせた。
そして、両手で、乳首をくりくりとした。
「いや~ん。マリコ。あたし、感じて耐えられなくなる。」

百合は、マリコを愛撫しに来た。
ブラウスのボタンを外し、手を入れて来た。
「あああ。百合、あたし、2倍感じるようにできてるの。」
「じゃあ、そっとね。」
百合は、マリコの乳首を爪ではじくようにした。
「あああん。それでも、感じ過ぎちゃうの。」とマリコ。
二人は、また、抱き合った。
「マリコ、あたし、股の下で、Pちゃんが、苦しんでる。」
「あたしも。」
「マリコ、ショーツを脱いじゃおう。」
「うん。あたしのPちゃんも、苦しがってる。」
二人は、スカートに手を入れ、ショーツを脱いだ。
二人は、抱き合いながら、お互いの太ももを愛撫した。
はあはあ息を荒げていた。
「マリコ、触って。」
「あたしのも触って。」
「うん。」
お互いにタッチした。
興奮して、お互いのものが、はち切れそうになっている。
「ああん、マリコステキ。」
「あたしも、たまらない。」
二人は、スカートで隠しながら、お互いのPを愛撫していた。

二人は、夢中になって、お互いのブラウスを脱がせた。
そして、スカートを脱ぎ、
ベッドへ行った。
毛布をはぎ、
そこで、スリップとブラをとって、丸裸になって、
ベッドの上で抱き合った。
お互いの体温を感じる。
PとPが擦れる。
「ああ、マリコのことが好き。好きでたまらないの。」
「あたしも百合が好き。可愛くてたまらないの。」
「マリコ。あたし、限界なの。あたしを犯して。
 あたしの後ろ、女の子のアソコと同じくらい感じるの。
 いつも綺麗にしてるの。」
「百合を犯していいの?」
「ええ。マリコ、お願い。」
マリコも興奮の限界に来ていた。
百合が四つん這いになる。
百合の愛液が充満していた。
マリコは、百合の中に挿入した。
「あああ。」と百合が声を出す。
マリコは、あの聖少女のお尻を犯していると思うと、
一辺に興奮の嵐に見舞われた。
「百合、あたしも感じているの。たまらないの。」
マリコは、我を忘れて、百合のお尻を突いた。

「マリコ、あああああん、ステキ。あたし、もうすぐイっちゃう。」
「あたしも、イきそうなの。もうダメ。あああん、イっちゃう。」
「マリコ、あたし、イっちゃう、もうダメ、イくの、イっちゃう。」
「百合、あたしもイくわ。ああ、ああん。イっちゃう、イっちゃう。」
二人は、体を震わせた。
同時に大波が来た。
ああん、ああああああん。
と二人は、叫びながら、果てて行った。

二人は、同じ毛布にくるまり、
激しい興奮を思い出していた。

「あたし、感激してる。マリコのものが、あたしに入って来た。」
「あたしは、百合の中に、あたしのを入れることができて、感激。」
「マリコと結ばれたの。」
「そうね。百合と一つになれた。」
「あたし、つらい時期もあったけど、今は、幸せ。」と百合が言う。
「よかったわ。あたしも、今が、一番幸せ。」マリコは言った。
二人は、目と目を合わせ、そっと唇を重ねた。

<最終回・おわり>


冷や冷やのクリスマス・イヴ


昨日は、クリスマス・イヴだったのですね。
そんなことをぎりぎりになって気が付き、私は慌てました。
妻に、
「ケンタッキーのチキンは、予約したの?」
「面倒だから、してないのよ。」
「え、チキンどうするの?」
「どうしようかしら。どこにも売ってないわよ。」
「ファミチキをたくさん買って来たら?」
娘「それ最低。ああいうのは、つまみ食いで食べるのがおいしいよの。
 クリスマスには、ドンとした、鳥がなきゃだめよ。」
私「じゃ、どうすんの?」
娘「じゃあ、あたしが、デパチカで買ってくるよ。」
私「デパチカってなあに?」
娘「デパートの地下のことよ。」
妻「ああ、それでいい。A子頼むわ。」

そうって、妻は、バイトに行ってしまい、
娘は、仕事の打ち合わせにいきました。

ほんとに、それで、何かかっこが付くのかなあ。
私は、そう思って何か作ろうとしましたが、
下手なことやって、いつも怒られるのでした。

妻は、早く帰るといいながら、8時になっても帰ってきません。
私は一人、何もないテーブルを眺めていました。
8時半です。お腹はもうぺこぺこにすいていて、ギブアップ寸前でした。

やっと妻が帰ってきました。
そして、やっと期待の娘が帰ってきました。
大袋を提げています。
その中から出て来るもの。
オードブルセット。大きい鳥の脚が2本。
キッシュ。
小振りのケーキ。
クリスマス用のデコレーション。

あれよ、あれよと言う間に、テーブルは豪華になりました。
「わあ~、すっかり、クリスマスの雰囲気だね。」
私は、にこにこ顔で言いました。
「あたしが、買ってくると言ったら、買ってくるのよ。」
と、娘が言います。

こうして、我が家も平和にクリスマス・イヴを送れたのでした。

大人より、子供の方が、断然しっかりしていますね。

チャンチャン。

強制女体改造「女より女になる」④『源三との初めてのデイト』

「超エッチ」などと書きながら、さほどエッチに書けず、申し訳ありませんでした。
長らく書いてきましたが、次回⑤で、ひとくくりとし、最終回とします。
これは、第1部とし、期が熟しましたら、第2部を書きたいと思います。
そのときはまた、読んでくださると、うれしいです。
===================================    

強制女体改造「女より女になる」④『源三との初めてのデイト』


4時半を過ぎたころから、マリコは源三とのデイトのため、
ミカとミナのお人形になっていた。
「まあ、このストッキング、股間が開いていて、はずかしいわ。」
「今日は、ショーツも履きませんのよ。」
「だめよ。スカートがPちゃんで尖がってしまうわ。」
「ストッキング止めで、片方の足に、くっつけてしまいますの。」
「主人の命令なのね。」
「はいそうです。」
マリコは、桜色のタイトなミニのスカートを履かされた。
白の袖なしのブラウス。
それに、スカートと同色の上着。
上着はくびれていて、マリコのウエストにピッタリサイズである。
メイクは夜になるので、濃い目。
髪は、7:3に分けて、ウェーブでボリュームを付け、額を半分見せていた。
銀のピアスと、銀のネックレス。桜色のハイヒール。
手持ちの小さな黒いハンドバッグ。

「おお、ゴージャスだな。」と源三はマリコを見て、うれし気に言った。
源三は、黒の背広に縞のネクタイをビシッと決めていた。

玄さんの運転で、シンフォニーのコンサートに行く。
降りて、道を歩くと、マリコは、振り返って見られる。
美貌もあるが、マリコの抜群のプロポ―ションが人目を引いた。

音楽ホールに着くと、二人の席は一番後ろで、周りに人がいない。
「あなた、何か、淋しくありません?」とマリコ。
「周りに人がいない方が、私は好きだ。」
源三の言葉の意味が、演奏が始まってからわかった。

マリコは座ったことで、ミニのスカートから、太ももが大きくはみ出ていた。
ストッキング止めで挟んであるPがスカートの裾の近くまで来ている。

演奏が1楽章ほど進んだとき、
源三の右手が、右にいるマリコの太ももに伸びて来た。
『あなた、だめよ。演奏中よ。』
そんなことを、源三に目で言った。
『このためのデイトじゃないか。』と源三の目が言う。
源三の太もものおさわりは、次第に大胆になってくる。
マリコの太ももは、女性の感度の3倍だ。
マリコの理性で、快感を抑えていたが、次々に来る快感に、
マリコは、頬を赤く染め、うつむいていた。
ストッキングベルトで押さえているPが、次第に大きくなってくる。
それだけではない。こういうオープンな場所で、愛撫されていることが、
逆に刺激となり、マリコの心を攻めて来るのだった。
マリコは、手持ちのバッグを股間に当てて、必死に耐えていた。

マリコのPは、やがてビンビンになってきてしまった。
『もうだめ。お願い、やめて。』と、マリコは目で訴える。
『いいじゃないか。こういうところでイくのもいいぞ。』
と源三の目が言っている。

源三の手が、マリコのスカートに入って来た。
マリコのびんびんのPを確かめている。
そのとき、源三は、マリコのPを、ストッキングベルトから、外した。
マリコのPは、フリーになり、スカートの一部を持ち上げた。
オシャレな正装をしているだけに、マリコの羞恥は倍になる。
『いや、絶対いや。あたし、泣きそう。』
『誰も、見てはいない。最後までやろう。』
と、二人の目の会話。

源三は、マリコのPを、柔らかく柔らかく愛撫する。
マリコのPの一部は、まくられたスカートから、すでに顔を出している。
嫌だ、恥ずかしいという気持ちが、だんだん快感に負けて来る。
バッグで、スカートの入り口を抑えることもできたが、
どんどん襲ってくる快感に、マリコは反対に、
バッグをお腹に引いてしまうのだった。

マリコは、声が出そうになり、口を、ハンカチで抑えた。
そして、下を向いたり、上を向いたりして、耐えている。

Pの先端の感度は、2倍にされている。
それは、愛撫されて、耐えられるものではない。
マリコは、こんなところで射精など考えられないという、
自尊心と道徳心で、耐えがたい快感に耐えていた。

耐えた時間が長ければ、長いほど、体に激しい痙攣が来る。

マリコは、源三の袖を引っ張った。
『あなた、あたし、もうだめ。
イくわ、イくわ、あああ、イっちゃう、イっちゃう。』と目で訴えた。
源三は、急いで、胸のハンカチを出し、それを広げ、マリコのPをくるんだ。
マリコは、これで、スカートや前の椅子を汚さないで済むという安心感で、
一気に抑えていた快感が解放された。
マリコは、ハンカチで口を抑えたまま、上を向き、
体を上下に激しく痙攣させて、目を閉じて、射精した。
源三は、マリコのその表情が、美しいと思った。

源三は、ハンカチでマリコのPを綺麗に拭き、
ポケットから、袋を取り出し、そこへハンカチを入れた。

休憩時間に、マリコは急いでトイレに行った。
濡れて来ているお尻をシャワーで洗い、
ハンドバッグを見ると、小さなショーツが入っていた。
(ミカとミナが入れておいてくれたんだわ。)
マリコは、二人に感謝し、ショーツを履き、やっと心が落ち着いた。

マリコは、源三に腹を立てていたが、
今まで、これほど興奮し射精の快感を味わったことがなく、
まあ、いいか、という気持ちになった。

コンサートを早めに抜け出し、ホテルの最上階で食事をし、
お酒を少し飲み、二人は、いつしか、ラブホテル街を歩いていた。
「あなた、あたしを縛ったり、なさらないでね。」
源三は、先手を打たれたと思った。
それに、ロープを持ってくるのを忘れた。
「オーソドックスな、男女のセックスをしようよ。」
「よかった。」マリコは、源三の腕を抱いた。

ホテルのスイート・ルームのようなラブホテルで、
マリコは、源三に抱きしめられた。
源三のぷんぷんする男の匂いに、マリコは、くらくらとした。
そして、力強いキスに、体がとろけそうになった。

下着姿にされて、抱えられ、ベッドに乗せられた。
パンツ1つの源三が、かぶさって来る。
身動きができない。
源三の下で、自分がいかにか弱い女であるかがわかった。
か弱い女になる・・それは、自分がずっと抱えて来た願望ではないか。

丸裸にされ、源三に体中を撫でられ、マリコは次第に声を上げた。
最後に、仰向けになり、脚をMに広げられ、
源三のものをAに受け入れたとき、マリコは、快感と喜びの極にいた。
夫が、あたしを犯して来る。
めくるめく快感の中で、マリコは、自分が女よりもっと女であることを思い、
女より激しい声を上げていた。

(次回、「前々夫人・百合18歳」最終回です。)


バナーをこちらではまだ貼れずにいます。
アメブロの方で押してくださると、幸いです。




強制女体改造「女より女になる」③「正妻マリコVS 前妻・聡美」

少し長くなりました。読んでくださるとうれしいです。
=======================================

強制女体改造「女より女になる」③「正妻マリコVS 前妻・聡美」


源三は、朝の覗き見で気が済んでしまい、1日を、
マリコと手をつなぎ、庭園の散歩をしたり、
囲碁をしたり、マリコと話をして、大笑いしたり、
エッチとは、全く無縁の世界で楽しんでいた。

昼前に、マリコは、ミカ、ミナの二人に浣腸をしてもらい、
髪を、ショートのウイッグにした。
頭頂から、斜めに前髪が下り、スタイリッシュなショートで、
知的なマリコにどんぴしゃりと似合っていた。
朝は、ロングドレスだったが、
昼は、スカートがひざ丈のエンジ色のワンピースに変えた。
肩の布を左右それぞれひとまとめにした、肩見せのワンピースである。
マリコは、脚のスネが長く、素晴らしくかっこよかった。

食卓で、源三の右隣が、マリコ。
その隣は、マリコの前に正妻であった聡美。
聡美は、女体改造されるとき、
催眠で、ジェラシーの感情を捨てた。
自分の嫉妬深さに嫌気がさしていた聡美は、
ジェラシーを捨てることをためらわなかった。

源三は、その頃、セクシーな女が好きであった。
それは、聡美の希望と一致していた。
聡美は、唇が厚く、真っ赤なリップを引くと、それだけでセクシーな女になった。
身長は、165cm。Dカップ、ヒップは90cm。
長い髪は、色を淡くして、それを茶に染めて、髪を左右に分け、丸いオデコを見せていた。
いつも、膝上20cm以上のミニスカートである。
立ち居振る舞いが、セクシーに見えるよう訓練された。
話し方、表情も、男心をくすぐるよう、調教された。
見かけ年齢は、21歳。実年齢は、47歳である。

女体改造された女は、見かけ年令と同じ体にリフレッシュされていて、
実質の若さがあり、実年齢は、意味をなさなかった。
また、年もとらない。
聡美は、3年ここにいるが、ずっと21歳である。

昼食をとりながら、聡美は、何度もマリコを見た。
マリコにときめいてたまらなかった。
自分は、動物性の香水を使っているが、
マリコから香って来るローズの香りに、クラクラするのだった。
自分もローズにしようかと、何もかも、マリコの真似をしたくなる。

食事が終わり、源三とマリコは、また、他愛もないことで遊んでいた。

夕食前の6時ごろである。
源三は、こっそり聡美を呼んでささやいた。
「聡美。今晩、9時ごろ、マリコをお前の部屋に行かせる。
 聡美。お前、マリコを落とせるか?」
「落とすって?」
「お前の魅力で、マリコを骨なしにできるかということだ。
 マリコをお前の奴隷にできるかってことだ。」
「マリコとセックスしていいってこと?」
「セックス以外に、お前の武器はないだろう。」
聡美は、目を輝かせた。
「わかったわ。マリコをひーひー言わせて、
 あたしから離れられない女にしてみせる。」
「よし!その意気だ。」

『これは、見物だ。』
源三は、くふふと笑った。
『玄さんを誘わねばならない。』

夕食後に、源三は、マリコにも言った。
リボンで飾られた可愛いケースを渡し、
「夜の9時に、これを聡美の部屋に届けてくれないか。
 聡美は、お前に正妻の座を渡し、淋しがっている。
 マリコが、女が嫌いでなかったら、ちょっと体で慰めてやって欲しい。
 聡美は、部屋の大鏡の前で、自分を見ながら愛撫されると燃える。
 よろしく頼む。」
「ええ、わかったわ。」

源三は、うひひと一人笑いをした。
『ことセックスにかけては、聡美の右に出るものはいない。
 知的で上品なマリコが、よがり泣くところを見たいものだ。
 ま、俺としては、どっちが勝ってもいいが。』

9時まで、あと5分。
源三と玄は、聡美の部屋が見られる、細い廊下に入り、木戸を閉め、
椅子に座って、今か今かと待っていた。
大きい鏡で、部屋の中が丸見えである。
「源三さま。どちらが勝つとお思いですか。」と玄。
「さあ、聡美はセクシーだからな。マリコは、コロッとやられるかもしれん。」

聡美は、A型のフラッシュ・ピンクのワンピースを着ていた。
腕を上げると、パンツが丸見えになる。
真紅の口紅を引いて、口紅が付かないようティッシュを唇でよく噛んでおいた。
マリコが来たら、上から男のようにキスができるよう、8cmのヒールを履いていた。
キスでマリコを骨抜きにできれば、もう、自分のものだ。
だが、好きでたまらないマリコとセックスできるなら、勝ち負けにはこだわらない、
そうも、思っていた。
胸が、ドキドキしてたまらなかった。

その内、ドアをノックする音がした。
聡美の胸は、最高潮に高鳴った。
「はい。」と聡美は言って、ドアをあけた。
そこにマリコをみたとき、聡美はうれしくて、体が震えた。
「あの、主人から、これを、聡美さんへって、頼まれたの。」
「なんだろう。あ、中に入って。」
聡美は、プレゼントの中身を見もせず、マリコの手を引いて、鏡の前に来た。
はっと思った。マリコもかかとの高い靴を履いていて、自分の方が背が低い。

聡美は、マリコの肩を両手でつかんだ。
(初めて、憧れのマリコの肌に手を触れた。)
「マリコ。あたしは、ジェラシーのない女なの。
 あなたに嫉妬なんかしない。逆に好きなくらいなの。」
 マリコ、あたしのこと好き?」
「聡美みたいなセクシーな人、女だって感じてしまうわ。」
「うれしい。じゃあ。」
ここで、聡美は、男のように上からマリコに、キスをするはずだった。
しかし、マリコの反応の方が早かった。
マリコは、聡美の後ろの髪を荒々しくつかんで、
あっという間に、上から聡美の唇をうばった。
「おや、初っ端から、マリコ様が有利ですかな。」と玄。
「ううん。やはり聡美は、太刀打ちできないか。」と源三。

『ああ、マリコのキス・・ステキ・・。』
そう思いながら、聡美の体の力が抜けて行った。
マリコは聡美の背を、ぐっと引き寄せながら、
聡美の唇を舐め、性感帯である口の中に舌を入れ、舐めまわした。
聡美は、完全に骨なしになっている。

「マリコさんの一方的リードですね。」と玄。
「こうも差があろうとは・・。」

唇を離した。聡美は潤んだ目で、マリコを見つめていた。
「あたしのこと、好いてくれるの?」とマリコ。
「ええ。お姉様って呼んでいい?」
「聡美が、いい子にするなら、いいわよ。」
「ああ、お姉様・・。」
聡美は、そう言って、マリコに抱き付いた。
「じゃあ、聡美をたくさん可愛がってあげるね。」
マリコは、そう言って、聡美を後ろから抱き、鏡をみせた。
「聡美の胸、あこがれちゃう。」
マリコはそう言って、聡美のDカップの胸をぐいぐいと揉んだ。
「ああ、お姉様。感激。あたし、感じ過ぎちゃう。」
「お耳、感じるでしょう。」
マリコは、聡子の耳に指を入れて、愛撫を始めた。
聡子は、後ろ手でマリコにつかまり、崩れ落ちそうな体を支えた。
「お姉様、やめて。あたし、気が狂う。」
「お鼻、やってもいい?」
「だめ、それだけはいや。やめて。」
「いい子にするって、約束よ。」
「少しだけにして。」
マリコが、聡子の鼻の穴に指を入れると、
聡子は、身を震わせた。

「ああ、聡美様も可愛い女ですね。」と玄。
「ああ、可愛い女だ。」と源三。

「手を上に上げて。」
聡美が腕を上げる。
マリコが、脇の下を愛撫した。そして、舐めた。
「はあああああ。」と聡美は、声を上げた。

「お姉様。あたし、もうイきそう。我慢できない。」
「いいわ。イかせてあげる。鏡の前でいくのよ。」
「恥ずかしいわ、お姉様。」
超ミニの聡美から、ショーツを一気に下にずらして脱がせた。
「いや~~ん。」と聡美が叫んだとき、股の後ろにかくしていたPが、
前に突き出た。
マリコは、そっと愛撫を始めた。
そうしながら、マリコは、聡美の背中のファスナーを下ろし、
ワンピースを脱がせた。
聡美は、可愛いピンクのワンピースを着ていた。
「可愛いスリップだわ。聡美に似合ってる。」
「ありがとう。」

そのとき、マリコも、自分でファスナーを下げ、ワンピースを脱いだ。
黒い長めのスリップを着ていた。
「あたしも、お付き合いするね。」
マリコはそう言って、ショーツを脱いだ。

「聡美、恥ずかしいけど、あたしのも見て。」
二人は、背を抱き合って、鏡に向かって並んだ。
マリコは、スリップの裾を上げて行った。
とうとう、隆々としたマリコのPが顔を現した。

「ああ、これは、刺激が強すぎます。」と玄。
「二人美形が並ぶと最高ですな。私も、たまらんよ。」と源三。

「ああん、お姉様。あたしうれしい。お姉様のPちゃん、見られるなんて。」、
聡美はそう言うと、しゃがみ、マリコのPを口に含んだ。

「あ、いやん、聡美。見せるだけだったの。やん、聡美、感じちゃうわ。」
聡美は、マリコのPを口にして、感激し理性を失っていた。
下は、ふかふかのジュータンだ。
聡美は、マリコを床に倒すと、その上に乗り、
マリコの耳を攻め、鼻の穴も責め、脇の下をたっぷり舐めていった。

「お、聡美さん、反撃に出ましたよ。」
「ああ、案外、聡美もやるもんだな。」
「それより、奥様の、品のいい悶え顔がたまりません。」

「聡美、お願い。やめて、あたし、感じる。もう、やめて。」
「お姉様が好きなの。お姉様を気持ちよくさせてあげたいの。」
聡美は、マリコにキスの嵐を浴びせ、口の中をなめまくった。
マリコは、快感に抵抗もできず、体を震わせ始めた。
「お姉様、感じているのね。あたし、うれしい。」
「聡美みたいなセクシー子にされたら、誰でも感じちゃうわ。」
「ああ、お姉様の声が震えてる。あたし、うれしい。」
「ああん、感じるの。聡美、許して、お願いだから許して。」
聡美は、マリコのPに触れて、そっと手で愛撫した。」

「ああ、あああああん。聡美、だったら、最後までして。
 あたしのお尻を犯して。聡美の妹になるわ。だから、お願い。あたしを犯して。」
「お姉様。後ろが濡れてあふれそうなのね。あたしが、入れてあげるわ。」
「ええ、ええ、入れて欲しいの。お願い。あたしを聡美の女にして。」

「源三様。私、たえられません。もう、気絶しそうです。」
「今、一番いいところだよ。がんばって、最後まで見ましょう。」

マリコは、四つん這いになった。
「お姉様。たっぷり濡れてるわ。あたし、入れるわ。」
「聡美お願い。もう、限界なの。」
聡美が、とうとう、マリコのお尻の穴に入れた。
「キャー!」とマリコが叫んだ。
「ああ、あたしも感じるの。」と聡美。
「あたし、感じ過ぎてる。聡美、助けて。あたしをイかせて。」

『ああ、憧れのお姉様のお尻の穴に入れてるなんて。感激だわ。夢みたいだわ。』
聡美は、夢中で突きに突いた。
二人は、すぐにイかないように訓練されていた。
それでも、やがて、そのときが来た。

「聡美、あたし、もうだめ。イくわ、イくわ、もうだめ。」
「お姉様、あたしもイきそう。お姉様を犯すなんて、ああ、感激。」
「聡美、あたしイっちゃう、ああん、ああん、イっちゃう、イっちゃう。」
「お姉様、あたしも、イっちゃう、イっちゃう、イっちゃう。」
二人は、ぶるぶると体を痙攣させ、あああああん、と断末魔の声を上げた。
二人は、イってしまった。
狭い場所で半分ズボンを下ろしている2人も、
「ううううううう。」とうめきながら、イった。

マリコと聡美は抱き合った。
「あたし、聡美が好きでたまらない。聡美見ただけで、セクシーで濡れちゃう。」
「あたしも、お姉様が死ぬほど好き。ああ、うれしい。お姉様と1つになれた。」
「ね、ちょっとジュースを飲んで、今度はベッドの上でやろう。」
「キャー、うれしい。次は、お姉様が、あたしの後ろに入れるのよ。」
「いいわよ。聡美を女にしてあげるわ。」
「あたし、幸せ。」
「あたしも。」二人は抱き合った。

「玄さん。私らは、ここで限界ですな。」
「はい。私、もう、腰立たんみたいです。」
「今晩、よく寝て、明日また見ましょ。」源三。
「そうですね。」

(次回は、「源三とマリコのエッチなデイト」です。)


バナーをこちらではまだ貼れずにいます。
アメブロの方で押してくださると、幸いです。




強制女体改造「女より女にする」②『マリコの第1日目』

直接的な言葉も、かなり使っています。ご容赦くださいませ。
=======================================   

強制女体改造「女より女にする」②『マリコの第1日目』


タクシーで宝井源三の邸宅の前で下ろされ、
マリコは、インターフォンを鳴らした。
「どうぞ、お入りください。」と声がして、マリコは玄関まで歩いた。
すると、メイド服を着た可愛い少女が二人来て、
玄関に正座し、両手を付き、
「奥様、おはようございます。」と言った。
先に来ていたようだ。
「おはようございます。」とマリコは言った。
奥様と言われて、少しうれしかった。
「お部屋までご案内いたします。」と言って、
二人のメイドは、マリコを部屋に案内した。
部屋に入って、びっくり。完全に奥様待遇の部屋だ。
部屋の中に、バス・トイレまである。それに、冷蔵庫。
「あたしは、ミカと申します。」
「あたしは、ミナともうします。
これから、奥様の身の回りのお世話をさせていただきます。
よろしくお願いします。」
と頭を下げた。
二人は、背丈も、顔立ちも似ていて、双子のようだった。

「早速ですが、朝食前に、朝のお支度をいたします。」
ミカが言う。

その頃、この邸宅の主人、宝井源三は、
70歳になるお抱え運転手の玄に声をかけた。
「玄さん。これから、妻が朝の支度をする。
 面白いから、一緒に見よう。」
「はいはい。」と玄は付いてくる。
マリコの部屋に大鏡があるが、それは、逆サイドからみると、
透明なガラスである。
狭い廊下を入って行き、小さな木戸を締める。
そのガラスに向かって椅子が2脚おいてある。
源三は、玄とそこに座った。
「奥様の部屋が、丸見えですな。」と玄。
「ああ、いいだろう。」と源三。

ミカとミナは、マリコをトイレの便器に座らせる。
スカートを上げ、ショーツを下ろし、
ゴムの浣腸器の一方の先にクリームを付け、
マリコの肛門に入れる。
「あの、あたし、お2人が見ているから、恥ずかしいわ。」
マリコが言う。
「奥様。あたし達を看護婦だとお思いください。
 そうすれば、何も恥ずかしくありませんわ。」
マリコは、納得した。
ミカは、浣腸液を送る、空洞のボール状の部分を、
ぎゅっぎゅっと握る。
マリコは、お尻の中に、温かくしてある浣腸液が入って来るのを感じた。
浣腸液は、体に害のないよう食塩水である。
最後に、ミカは、イチジク浣腸液を少し入れた。
これが、便意を呼ぶ。

「奥様、5分我慢してくださいませ。」
イチジク浣腸液の働きで、すぐに便意がやってきた。
「あのう、あたし、もうだめです。
 出して、いいかしら。」とマリコ。
「ダメです。じゃあ、あと2分我慢してくださいませ。」
死ぬ物狂いで我慢した。
「も、もう出させて。もう、だめなの。」マリコは、額に汗をかいている。
「はい、よろしゅうございます。」
「あ、あの、お2人がいたら、恥ずかしくで出せません。」
「あ、気が利きませんでした。」
二人が外に出たとたん、マリコは、出した。
恥かしいものが出た。
すぐに流し、便器のシャワーでお尻を綺麗にした。

これを、あと2回。
最後は、綺麗な食塩水しか出なかった。
マリコは、安心する。

マリコは、シャワーに行く。

シャワーから出て来たマリコに、二人は、白いバスローブを着させた。
そして、大鏡の前に、ひじ掛けのついた、一人用のソファーがあり、
二人は、マリコをそこに座らせた。
源三と玄の真正面である。

「やっと出て来たな。玄さん。お楽しみは、これからですぞ。」
「こんな間近で、たまりませんね。」と二人。

「これから、奥様の性感帯が維持されますよう、マッサージさせていただきます。

「まずお耳からいたします。」
と言って、ミカは、マリコの両耳に指を入れた。
「ま、待って。ミカさん。あたし、そこ感じるの。」
「知っております。我慢なさってください。」
ミカが、マッサージを始めると、
「ああん、いやん、お願い、やめて。」
とマリコは、美しい顔の眉間にわずかなシワを寄せた。

「うわ~。美しい方は、悶えても、美しいですね。」と玄は言った。
「まだまだ、これからだよ。」と、源三。

「はい、奥様、耳は、これで、よろしゅうございます。」
「次は、鼻の中です。」ミナがそう言って、
ミカと二人で、1穴ずつ、マリコの鼻の穴の中に、指を入れた。
「いやん。だめ。絶対イヤだわ。
あたしの顔が、ブタのようになるわ。
 それは、後で、一人でやりますから、今は、かんべんして。」とマリコ。
「だめです。することをしないと、あたし達が叱られます。」
マリコは、仕方なく、自分がブタ鼻にされるのを見ていた。
せっかくの美貌が台無しである。
しかし、快感がどんどん襲ってくる。
止めてと言いたいが、快感に負け、言葉が出ない。

「おお、ブタ鼻にされても、奥様は、お綺麗ですね。」と玄さん。
「なかなかの見物だろう。」
「奥様のブタ鼻など、めったに拝めるものじゃありません。」
「これから、毎日見られるよ。」

「奥様。次は、乳房です。」
ミカ、ミナは、マリコのバスローブの胸を開いた。
そして、両方から、乳房を揉み始めた。
『ああ、感じる。イってしまいたい。
 でも、朝からイっては、いけない。』
マリコは、必死に耐えていた。
「奥様、乳首に参ります。もう少しの我慢でございます。」
ミカとミナは、マリコの乳首を指で揉み始めた。
マリコは、絶叫した。
「ああああああん。そこはダメ。あたし、イってしまうわ。
 お願い、やめて、ゆるして。」
と、首を左右に振った。

「源三さま、私も耐えられません。70過ぎたというのに。
 あそこが、元気になっています。何年振りでしょう。」
「玄さん。盗み見は、実際にやるより、いいもんだろ。
 俺は、これが一番好きなんだ。
 まだまだ、続くぞ。次は、妻のPに移る。
 玄さんもP付女は、何より好きだろう。」
「え?奥様、P付ですか。そりゃもう、私、感動です。」

クリと同格の乳首マッサージに、
マリコは、イかなかったものの、よだれをたらし、白目をむいていた。
「奥様。最後に、Pちゃんに移らさせていただきます。」とミナ。
「あのう、あたし、次でイってしまうわ。
 イってしまっても、いいの?お尻は、今度にして。」とマリコ。
「では、次のPで、最後にいたします。」
そう言って、ミカとミナは、マリコのバスローブの下半身を広げた。
マリコの、隆々したPが直立している。

「おお。」と玄は言った。
「奥様の秘密の場所。ああ、もったいない。」玄さんは手で目を覆った。
「玄さん、遠慮しないで見よう。妻のフィニッシュを見たいだろう。」
玄は、顔を覆った指の隙間をあけた。

ミカは、マリコのPを、そっとそっと愛撫した。
強烈な快感に襲われても、マリコは少し眉間にシワを寄せるだけで、
美しさを崩さない。
「奥様、ステキ。そのお顔。あたしも、イきそうですわ。」
ミナが言った。
マリコは息を荒くしていた。
必死に我慢するマリコの顔が美しかった。
「ああ・・あああ・・許して、お願い、お願い・・・。」
マリコは、何度もそのセリフをくり返した。
そのうち、マリコは、急に体を微動させ、一気に痙攣を起こした。
「はああん、イくわ、イく、イく、イっちゃう、イっちゃう。」
そう言って、美しい表情のまま、白い液を、鏡に向かって、発射した。

「源三さま。私もイってしまいました。」と、玄さん。
「実は、俺も、イってしまった。」と源三。
「奥様最高です。あんな気品あふれる方が。発射されるとは。」
「俺も、マリコが、気に入っている。浮気は当分できないな。」
源三は言った。

マリコは、イってしまってから、メイド2人に手伝ってもらい、
メイクをし、赤いウエストのしまったロングドレスに、
耳、胸にアクセサリーを付け、
髪を整え、何事もなかったように、微笑み、朝食の席に着いた。

源三は、賑やかなのが好きだったので、
長い食卓に、愛人二人、運転手の玄。
家のお手伝い2人、マリコのメイド2人
そして、2人のコックも座らせている。

源三は、皆に、マリコを紹介し、マリコも一言述べ、乾杯した。

マリコは人気で、いろんな人に、質問攻めにあっていた。
それに、マリコは、明るく爽やかな笑顔で答えていた。

源三と玄は、にっこりしながら食事をしている気品あるマリコを見るたび、
先ほどのマリコの射精するときの姿を思い出し、密かに興奮してしまうのだった。

(次回は、「正妻マリコ VS 前妻・聡美」)



バナーをこちらではまだ貼れずにいます。
アメブロの方で押してくださると、幸いです。





強制女体改造『女より女にする』①「マリコ」完成

問題小説。超エッチ。恥ずかしいと思いながら、投稿します。
始めから、長いです。読んでくださるとうれしいです。
==================================    

強制女体改造『女より女にする』①「マリコ」完成


ある平日の午後、古い一軒家から、
黒いスーツを着た女が、4人の男に囲まれながら出て来た。
スカートは、膝までの上品なものである。
女は、黒い帽子をかぶり、帽子からはメッシュのベールが下り、
女の顔を半分隠していた。背が高く170cmほどである。
地味な服装に似合せ、女は、薄いピンクの口紅を引いている。
4人の男は、皆黒服である。

2台のタクシーに乗り、行った先は、和風の豪邸である。
50歳代の和服の男が主人である。
低いテーブルをはさみ、その主人の前に座布団があり、女はそこに正座をして座った。
4人の男は、2、2に分かれて、女の横に座った。

「ほお、見たかぎり、女になっているな。
 あのマッチョで男顔の男が、こんなになったのか。」と主人の宝井源三。
「はい、とても46歳の男だったとはわからぬようにしました。
 今は、推定年齢25歳に作り上げました。」と黒スーツの男。
「今、我が家でメイドをしているミカは、49歳の男を16歳の少女に変えたのだったな。
 少女もよいが、25歳の大人の女も、よいものだな。
 あの、筋肉男を、ここまでの女にするのは、さぞ苦労があったことだろう。」

「はい、2年がかりで、やっとここまでにいたしました。
 いまや、女以上に女です。」黒服の安田が答えた。
「Pは、残してあるだろうな。」
「もちろんでございます。絶倫剤を毎日のませていますので、
 アソコは、太く反り返り、完全に上を向きます。」

「それは、おもしろい。で、あの男をどうやって、ここまでの女にしたか、
 苦労話を聞かせよ。」
「あの男は、ボディビルなどやっており、ムキムキの男でしたが、
 本当は、強烈な女願望の持ち主であり、その気持ちの裏返しで、
 逆にマッチョな体を作っていたようです。
 ですから、あの男の心を、女にするには、何の苦労もいりませんでした。」
「そうか。では、筋肉男の願いを叶えたことになるな。」
「はい。すべては、男の希望に従い女にしました。
 その結果が、この女マリコです。」
「あの体を、女にするのは、大変だっただろう。どうやったのだ。」
「はい。筋肉縮小剤を毎日体の方々に打ちまして、
 だんだん筋肉を失くし、女としてぎりぎり生活が出来る程度の筋力にまで、
 落としました。そのときは、もう、体中ガリガリの状態です。」

「それでは、女と言えまい。」
「そこから、皮下脂肪を体中60か所に毎日注入し、だんだんふくよかな体にしていきました。
 男の肩幅は、狭く、女並でしたので、助かりました。
上半身は、やや細身ですが、触れば、ぷよぷよにやらかくなっています。」
「男の身長は、160cmで、身長に比べて脚がなかなか長かったのですが、
 更に、手術により、もう10cm脚を伸ばしました。
 これは、2か月にわたる大変な手術でした。
 今、身長170。股下は、95cmと、モデル以上の長さです。
 肋骨は、2本取りました。
 それを、コルセットで、形を整えましたので、くびれは、アンダーバストの
 7cm下にあります。ウエストは、52cmです。
 また、骨盤は、女並に拡張矯正をし、シリコンで尻を女の形に整え、
 さらに、触り心地がいいように、皮下脂肪をたっぷり注入しています。
 そうして、ヒップを88cmにしています。
 これ以上ヒップを大きくしますと、
 人形のようになり、かえってリアリティーがありません。
 それに、ウエストが52cmなので、ヒップは、十分に大きく見えます。

 豊胸は、人肌に最も近い最高級のものを使い、乳首も吸引矯正で、
 女のサイズにしています。
 また、乳房を、性感帯化しています。」

「何?人工の乳房を、性感帯にできいるのか。」
「はい。男に深い催眠をかけ、乳房が性感帯だとの暗示を何回もかけます。
 その暗示が、体に害のあるものですと、理性が防御して暗示はかかりません。
 しかし、男の希望に即したものですと、どんどん暗示がかかります。
 こうして、男の乳首は、一般の女の1番のスポットと同じ性感帯にしました。」

「顔はどうだ。」
「元の男の顔は、女からほど遠いものでしたので、これは、大変な工事でした。
 計3回、工事を行いました。
 今、顔人気一番の、品があり知的な女優の顔そっくりにしてあります。
 セクシーな顔は、感じて顔を歪めても、おもしろくありません。
 知的な女の顔を、歪めさせるのが、おもしろいと判断しました。
 
「他にはどうだ。」
「例の方法で性感帯を増やしてございます。
 鼻の穴。鼻の穴に指を入れ、出し入れされますと、
 マリコは、アソコを愛撫されたのと、同じ快感を得ます。
 耳の穴も同様です。
 唇の感度は、女の3倍にしています。舌先の感度も女のアソコ並み、
 また、口腔内粘膜も、女のアソコ並みの快感を持たせています。
 フェラをさせると、感じ過ぎて、悶えます。
 脇の下も、女のアソコ並み。舐められると、顔を歪めます。
 太ももは、女の3倍の感度。
 アナルは、入り口をクリと同じ感度、
 奥は、女のアソコ並みの感度にしています。

 乳房も、女の3倍の感度です。
 乳首は、先に申し上げた通り。
 また、皮膚全体が、女の2倍の感度です。
 あと、Pですが、先端が2倍の感度。お尻の穴も、入り口を同じ感度にしています。
 そして、1日に5回、射精でるよう訓練してあります。
 連続では、3回まで逝きます。
 マリコは、体中が、性感帯みたいなものですから、
 ふつうなら、すぐにイってしまいます。
 そこで、悶えながらも、なかなか達しないように訓練しました。

 また、顔をしかめてイくときの顔を、美しい表情をするよう訓練しました。

 あと、顔と体全体の皮膚を、1度はがし、新しい皮膚を再生させています。
 よって、赤ちゃんの肌と、同じきめの細かさです。しみ一つありません。

 声ですが、知的な声、セクシーな声、可愛い声の3通り出せるように、
 訓練しています。通常は、知的な声です。

 170cmという身長ですが、大きな女の方が、
 征服した時の成就感が高いので、そうしました。
 180cmの女を今作っていますが、それも見物かも知れません。

 言い忘れました。
 当然のこと、全身脱毛をし、脇の下の触り具合は最高です。
 脇の下の感度も、女のアソコと同じにしてあります。
 舐められると、それだけで、悶えます。
 あと、尻の穴の周りも、もちろんのこと1本も毛がありません。
 さらに、脱色し、他の皮膚と同じ色になっています。
 恥毛もありません。
 鼻の穴も、途中まで永久脱毛しています。
 眉も最高の眉の形にして、その周りは、永久脱毛しています。

 反対に、まつ毛は、つけ睫毛並の長いカールされた睫毛を植毛しています。

 あ、大事なことを忘れていました。
 マリコが感じますと、女の愛液の代わりに、
 お尻の穴の奥に愛液が充満してきます。
 女と同じ成分の愛液ですので、クリームやジェルがいりません。

 女の仕草、話し方ですが、あの男の心は、女でしたので、
 調教の苦労はあまりありませんでした。
 この女の基本的な人格ですが、
 一流会社の社長秘書と同じプライドの高さにしてあります。
 こういう知的でノーブルな女のプライドを崩壊させる醍醐味は、格別でございます。」

「ちょっと帽子を取って見てくれ。」
帽子を男が出て、とった。
すると、日本一の美女と言われる、ある女優の顔に似ている。
目が澄んでいて、
気品があり知的で、気位の高そうな女である。
ふつうの男なら、気後れがして、近づけないほどである。

「あの男顔が、よくこんな美女になったものだな。」

「ありがとうございます。小顔矯正もやりましたので、今、8等身を超えています。」

「上着を脱がせてくれ。」
下はジャンパースカートである。

「ほう、華奢な肩、細い二の腕、あの男からは、想像できぬ。」

「はい、指も矯正し、女の細い指、掌にしてあります。
 爪も、毎日形を整えています。」

「腕を上げさせよ。」
男が両腕を上げさせる。
「ほう、綺麗な脇の下だのう。」
「立ってみよ。」
女は立った。
「膝小僧に凸凹がない。見事なものだ。」
「はい。骨を削り、凹凸をなくしてあります。」

「抜群のスタイルだ。
 貴族的で知的な美しい顔をしておる。
 この女が快感に顔を歪めるのは、見物よのう。」
「はい。気品を保ちながら、顔を美しく歪めます。」

「毎朝、こいつのメンテナンスに、女を2人よこします。
 入浴、爪、そして、尻の穴を奥まで綺麗にするため、
 3回浣腸をいたします。昼にも、浣腸をさせます。
 愛液が出ますので、ジェルはいりません。いつでもAを犯せます。」
「Mに仕上がっているのか。」
「いえ、Mの女は、攻めても初めから喜ぶので、つまりません。
 気位の高い女ですから、責めに対して、大変な抵抗をいたします。
 それを、徐々に調教するのが、おもしろいと考えました。」
「なるほど、もっともであるな。」

「二人のお付きはどんな女だ。」
「はい、元は、48歳、47歳の男で、身長は、158cm。
 奥様の召使になりたいという願望を深く抱いた男で、
 どれだけ、こき使われても、喜ぶだけの女にしています。
 お仕置きには、泣いて許しを乞いますが、
 内心では、喜んでおり、もっといじめて欲しいと思っています。
 オヤジと呼ばれる年齢ですが、二人とも17歳の少女の外見と、
 精神性を持たせてあります。声も可愛くしています。
 その二人も、マリコと同じ性感帯を持たせてあります。」

「よし、わかった。マリコを、当分私の正妻としよう。
 今、わしが抱えている2人の女は、愛人とし、
 ときには、正妻とレズビアンでもやらせよう。
 ジェラシーを知らぬ女にされているので、マリコとうまくやっていくだろう。
 2人のメイドにも、可愛い名をつけてやれ。
 今日、最後の心構えをさせ、明日、メイドと一緒に来るように。」

「はい。お気に召して何よりでございます。」
4人の男は、礼をした。


(次回、「マリコ、第1日目」です。)


バナーをこちらではまだ貼れずにいます。
アメブロの方で押してくださると、幸いです。




スーパー洋子「王様クイズ大会」⑤『最後の5点問題、解くのは誰?』最終回

やっと、最終回です。なんとか自分を励まし書きました。
ここまで、読んでくださった方々、本当にありがとうございました。
=========================================

スーパー洋子「王様クイズ大会」⑤『最後の5点問題、解くのは誰?』


三人の前に、横長のパネルが2枚連結されたものが、運ばれた。
ある数字か文字かが、紙で隠されている。

司会「いよいよ『王様クイズ大会』最後の問題です。
   優勝は、倉田洋子さんに決まりましたが、
   私たちの興味は、この最後の問題に正解する人がいるかどうかです。
   数学の問題です。数学科の竹中君が、少し有利でしょうか。
   私達スタッフは、この問題が、さっきのなぞなぞ問題より、
   むずかしいだろうと、判断しました。
   T大数学科の国生道夫名誉教授を訪ね、
   「何か、おもしろい数式はありませんか。」とお訪ねし、
   この問題をいただきました。
   数字や、記号の写し間違いがないよう、いただいた問題を、
   コピーで拡大しました。
   先ほどの数独の「解なし」のような問題ではありません。
   ちゃんと、解があります。
   また、高校生までの数学記号までしか、使われていません。

   では、行きましょう。時間は特別に5分とします。
   さあ、数式を見てください。」

紙の覆いが、はがされた。
観客の方にも、同じものが記されている。
観客は、その数式の長さに驚き、
「わあ~。」という声が飛び交った。

数式は、1本だが、分数記号などで、上下に幾層にも膨らんでいる。

司会「さあ、5分です。始め!」

解答者の元に、計算用紙と鉛筆が配られた。


数式は、横パネル2枚の端から端まであった。
フラッシュ・リーディングのできる竹中や小野でなければ、
この長い式を、計算用紙に正しく写すことだけで困難である。
√の中の数字が、6桁だったり、それを開くだけで、大変である。

カメラは、竹中、小野の計算の様子をカメラで映していた。
「すごい、4ケタのルートを1発で開いた。」
「微分、積分もあるよ。ひえ~!」
と、観客たちは、二人の計算力に驚いていた。

洋子は、今度はお人形ではなかった。
式を見た途端、あっと口を開け、手で、口を覆った。
それから、長い式を見ながら、親指と人差し指で、
ちょんちょんと式を区切り、うんうんとうなずき、
それから、お人形モードに入った。

「坂田君。洋子またお人形になったわよ。」と百合子。
「計算が、終わったんですよ。」と坂田。
「え?まさか、そうなのかい?」と社長は坂田の袖をまたつかんだ。
「先輩は、今頃、検算をしているんですよ。」坂田。
「暗算で、しているのか?」社長。
「私の知る洋子先輩は、そのくらいできます。」
会社では、坂田は、洋子のとなりのデスクにいる。
洋子のことを、1番よく知っている。

見ている人達に、5分は長いが、
やっている側には、5分は、あっという間に経つ。
竹中は、4分を過ぎたあたりで、「まさか!」とつぶやいた。
それから、腕を組んで、じっと数式を見ていた。
計算の結果を見た。
竹中は、拳をテーブルに置き、うつむいて、目を閉じた。
『数独のときは、勇気が出なかった。
 今度こそ、勇気を出せ!自分を信じろ!』
そう心でいい、パネルに書くためのマジックインキを手にした。

あと15秒。洋子もマジックインキを手にした。

時間である。
司会は、3人の回答を見る前に、話をした。
「えー、私は、何か面白い数式はないかと、
 T大数学科の国生道夫名誉教授を訪ねました。
 そのとき、1枚の数式をいただきました。
 数年前、英国の数学者が、数学遊びとして、
 難しい数式に見えて、答えが1になる数式を作り、
 見せ合って遊んでいたそうで。
 やがて、その3人は、「答えが1になる数式の会」というブログを立ち上げ、
 世界に発信しました。
 そして、多くの数式が寄せられました。
 今日の数式は、その内の1つです。
 一昨年度、最優秀作品に輝いたものです。
 ですから、みなさま、もう答えはおわかりですね。」

パネルがしまわれた。

司会「さあ、この中に、答えを1と書いた、解答者がいるでしょうか。
   パネルを一斉に見せてください。」
竹中、洋子が、1であり、会場は、ものすごい驚きの声が湧き、騒然となった。

驚きの声が止み、
司会「見事1と書かれました竹中君。一言どうぞ。」
竹中「うれしいです。うれしくてたまりません。
   数独の問題のとき、「不良問題ではないか。」と何度も思いました。
   しかし、どうしても勇気が出なくて、そう書けませんでした。
   それを、倉田さんは、見事に「解けない問題だ」と言い切り、
   ぼくは、心から、敬服しました。
   今度は、答えが1になり、まさか、まさかと何度も思いましたが、
   あのときの倉田さんを思い、そして、自分を信じて、
   1と答えることができました。倉田さんのおかげです。」

すごい拍手が、会場にこだました。

司会「互いに相手から学ぶ。素晴らしいことだと思います。
   では、もう一人1と答えました倉田さんそうぞ。」
洋子「えーと、この問題をお勧めになった、国生道夫名誉教授は、
   私が、今日このクイズ大会に出場することを、
お存知なかったのだと思います。
実は、この問題の作者は、私なんです。」

ええええええ???という声が、会場に響いた。

洋子「よって、私は、答えをすでに知っており、
   この問題を解く資格はなかったと考えています。
   ですから、全くのOからのスタートから、1にたどり着いた、
   竹中さんこそ、真の勝者だと、思います。

大きな拍手が沸いた。

司会は、どうするかで、相談員のところへ行った。

A:「解くより、問題を作る方がはるかに難しい。当然正解者でしょう。」
B:「作ると、解くとでは違う。作るのは時間制限はないが、
  解く方には、時間制限がある。その中で解いた竹中君を正解者とするべきだ。
  二人を正解者とすることもできるが、倉田さんの心を考えてみよう。
  倉田さんは、最終問題は、竹中くん、小野君のどちらか、
または両方に解いて欲しかったんだ。

B氏の言葉で、決まった。

司会が中央に出てきた。
「みなさま、協議の結果をお知らせします。
 問題を作ることと、解くことは別物であり、
 問題を作った倉田さんは、また別の場で、賞賛されるべきものである。
 クイズ大会は、解く力を競う場であり、
 0スタートから、正解に至った竹中君こそ、真の正解者と判断します。」

わあ~と声が上がり、全員が立って、竹中に拍手を送った。
竹中は照れながら、立って、皆に頭を下げた。

3人が、それぞれ賞をもらった。
3人は、ブースに戻り、出場者が、感想を述べるときとなった。
時間は、余っており、『たっぷりしゃべって』と書いた紙が見せられた。

司会「では、今日のクイズ大会では、いろいろな思いがあったと思います。
   時間はあります。心置きなく語ってください。では、竹中君から。」

竹中は、しばし、考えていたが、口を開いた。」
「TBBのクイズ大会には、今日を含め、6回も出させていただきました。
 その間、ぼくの生意気で傲慢な物言いに、腹を立て、
 不快な思いをされたかたが多くいらっしゃると思います。
 まず、そのことをお詫びいたします。
 ぼくは、子供のときから、人より少しできたようで、天狗になり、
 人を見下したような態度をとっていました。もちろん友達はできませんでした。
 でも、それは、寂しさの裏返しで、ぼくは、嫌われることが、自分への罰だと、
 そう思うことで、なんとか自己嫌悪から逃れて来ました。

 その癖が、学生になっても出てしまい、
 全問正解して優勝しなくてはいけないというプレッシャーを乗り越えるため、
 生意気な口をきき、自分を追い込むことで、重圧を乗り越えようとしました。
 しかし、そんな僕を見て、小野君は・・。」
そこまで言ったとき、竹中は、ぽろぽろと涙を流し、
声を詰まらせ、片手で両目を覆った。

会場の皆も、多くのお茶の間でも、そんな竹中を真剣に見ていた。

竹中は、目を覆ったまま、やっとの思いで続けた。
「小野君は、やさしいから、そんな生意気なぼくを一人にしないようにと、
 クイズ番組で、生意気で嫌味な人間を演じて、付き合ってくれたのです。
 小野君にお礼を言いたかったのに、なかなか言えませんでした。
 小野君、ありがとう。」

会場から、拍手が起こった。
T大やK大の学生は、竹中と同じ体験をしてきた者も多いのか、
竹中に共感して泣いている学生が多くいた。

小野は、涙を浮かべながら、竹中を見たり、うつむいていた。

「しゃべり過ぎました。」と竹中は、司会を見た。
「時間はあります。どうぞ、どうぞ。」と司会者。

竹中は、やっと目を隠していた、手をとった。
「この番組で、倉田さんにお会いできたことは、ぼくにとって、大きな幸運でした。
 最後の問題で、答えが1になり、
 そんなはずはないと思いましたが、数独での倉田さんを見習って、
 勇気を振り絞り、1と書きました。
 ぼくは、臆病な人間ですが、ひとつ勇気を出せたことがうれしくて、
 これからの自分を少しずつ変えていけるかも知れないと、自信を持ちました。
 倉田さんのお蔭です。心から、お礼をいいます。ありがとうございました。
 そして、こんな素敵な番組に出させてくださって、TBBのみなさまに、
 お礼申し上げます。ありがとうございました。」

大きな拍手があった。

各家庭でも、ほとんどの人が、竹中に拍手を送っていた。

「では、小野君。」
「はい。ぼくは、見かけが可愛らしいので、
 竹中君ほど、嫌われていなかったようです。
(会場、笑い。)
 今日の大会で2つのことが、ぼくの心に大きく残りました。
 1つは、倉田さんが「南島諸語系」の文を見事に訳されたときです。
 ぼくは、『かっこいいなあ。』と思いました。
 またその文『死期を迎えたカラスは、森の奥へと飛ぶ。』というのが、
 とても、素晴らしくて、生きとし生けるものの偉大さを思いました。
 もう一つは、3つの言語で話されたなぞなぞの言語の1つが、琉球語だったことです。
 日本人として、言語学を学ぶ者が、足元の言語を知らなかったこと。
 日本語のルーツに対し、全くの無知であることを、恥ずかしく思いました。
 倉田さんがおっしゃった、芝岡重蔵先生は、日本語のルーツの第一人者で
 おられます。同じ、京都の方と聞き、うれしかったです。
 ぼくは、日本語の研究がしたいと、今意欲満々です。
 このクイズ番組、そして、倉田さんのお蔭です。
 ありがとうございました。

大きな拍手。

司会「では、最後に倉田さんどうぞ。」
洋子「はい。今日は、優勝させていただき、喜びでいっぱいです。
   初めの1点問題ですが、1問も答えられなかったのは、
   私、あがっていたんです。
   カメラを向けられるだけで、石になってしまいます。
   石のまま、気が付いたら、1点問題が終わっていました。
(会場、笑い。)

   2点問題は、幸運の連続でした。
   私の本職である、校正の問題が2問出ました。
   「死期の近づいたカラス・・」ですが、
   実は、芝岡名誉教授のお仕事のお手伝いをさせていただいたことがあり、
   そのとき、書斎のご本を少し覗かせていただきました。
   それなしに、あんな難しい問題、手も足も出ませんでした。

   2点問題を全部正解させていただいて、
   楽屋に行きました。
   クイズ王のお2人から、嫌みの1つ2つ言われて当然なのに、
   初っ端「あなたはすごい!」と竹中さんが誉めてくださり、
   小野さんとお2人で、私が木に登ってしまうほど、誉めてくださいました。
   その後、お2人で、まるで、漫才のようにお話してくださり、
   私は、笑い通しで、完全にリラックスしました。

   最後に、私が作りました長い数式を、
   竹中さんが解いてくださったことの喜びは、言葉に言い尽くせません。
   私にとり、今日一番の幸せです。
   局の皆々さま、ありがとうございました。」
洋子は、四方に礼をした。

ディレクター室。
岡野「ああ、今日のクイズ大会は、特別によかったなあ。」
川田「視聴率30%なんて、信じられますか。」
岡野「途中から視聴率なんて、どうでもよくなった。
   あの3人で、いろんなドラマを見せてくれた。」
川田「岡野ディレクターも、たまにいいこと言いますね。」
岡野「ああ、え?たまにか!」
岡野は、川田に、コチンとした。

床に降りて、竹中、小野、洋子は、握手をした。
洋子は、芝岡教授の住所、電話番号を、小野に教えた。
小野は、京都に帰ったら、1番に訪問すると言った。
洋子は、竹中に言った。
「医学部2年の女性に希来里さんているの。会うといいかも。」
「え、知ってますよ。推理小説も書く人でしょ。俺、4冊全部読みましたよ。」竹中。
「わあ、知ってるの?希来里さん、テレビ見て、竹中君のこと気に入ってるかも。」
「じゃあ、訪ねてみますね。」竹中は嬉しそうに笑った。

竹中と小野はそれぞれの応援席に言って、挨拶をし、大歓迎を受けていた。

洋子が応援席に行くと、百合子が抱きしめて来た。
「もう、あなたって人は、すごいんだから。」
「先輩が上がり症だなんて、知りませんでしたよ。」と坂田。
社長が割り込み、
「倉田さん。もう、会社のイメージ、がんがん上がりっぱなし。
 君みたいな社員がいるとは。」
社長は、社員に向かって、
「夕食は、私のおごりだ。例の中華飯店に行こう!」
「わあ~~い。」とみんなは、喜んだ。

芝岡教授の居間。
叔子「今日、何回、お父さんの名前が出ましたかね。」
加藤「『日本語ルーツの第一人者とまで、小野君に言われましたよ。』
佐伯「教授、すっかり有名人ですよ。」
芝岡「あはははは。この年来て、やっと有名人かいな。
   長生きは、するもんやなあ。」
スマホの音。
叔子がメールを見た。
「倉田さんから、小野君にここの住所と電話番号を教えた。」
とメールが来た。
芝岡「そうか。頼もしい学生が来るな。
   加藤君も佐伯君も、負けたらあかんぞ。」
加藤「教授。学問は、競争やありませんよ。」
芝岡「あはは。そうやった。1本取られたな。」
みんなで、明るく笑った。

T大医学部の教室。
白衣の希来里は、窓辺に肘をかけて、校舎のツタの葉を見ていた。
「竹中かあ。あたしと同類を見つけた。
 推理小説の書き方を教えて、ちょっと小金を稼がせてやるかな?」
希来里は、くすっと笑った。

<おわり>


バナーをこちらではまだ貼れずにいます。
アメブロの方で押してくださると、幸いです。





スーパー洋子「王様クイズ大会」④「奇跡の5点問題・第1問」

一日、このお話しのことばかり考えて、過ごしています。
読んでくださるとうれしいです。
====================================   

スーパー洋子「王様クイズ大会」④「奇跡の5点問題・第1問」


司会「さて、残るは5点問題2つです。相当な難問であることは確かです。」

ディレクター室。
「岡野さん。今の感動的な場面で、視聴率22%です。」川田。
「20を越したか。この20代は、崩れんぞ。
 みんな、倉田さんのすごさがわかった。
 そこで、最後まで見たいというのが、人情だろう。」岡野。
「そうですね。わ~い、20%突破。」川田が飛び跳ねた。
二人は、男同士で抱き合った。

5分問題への、休憩時間。
3人は、楽屋に戻って来た。
ストローのついたジュースをいただきながら、
竹中「倉田さん、あんたはすごい。
   特に最後の数独。
   俺は、最後の9マスが解けなくて、何度もこれは不良問題かと思った。
   しかし、『不良問題です』と言い切る勇気がどうしても出なかった。
   それを、ズバっと『解けない問題です。』と言うんだもんなあ。
   完全に負けた。ほんとうにすごい。」
小野「出来る問題かどうか、調べる数式ってほんとに考えたの。」
洋子「あれは、はったりよ。」
竹中「いやいや、待て。俺、倉田さんの性格わかって来た。
   絶対その数式、考えたんだよ。」
小野「そやな。倉田さんのおとぼけには、もうかからんようにしよ。」
洋子「えへへへへ。」

洋子は、竹中も小野も、いい奴だと思った。

3人は、ブースに戻った。
いよいよ5点問題である。

司会「えー、この『王様クイズ大会』も、残すところ5点問題2問となりました。
   この5点問題は、『解けっこない』という超難問です。
   もし、解けたら、それは、『びっくり、仰天、有頂天』であります。
   さあ、1問でも解く方が出るでしょうか。お楽しみです。」

  「では、5点問題第1問です。
   これから、母と娘の会話が、3つ同時に流れます。
   それぞれ、異なる言語で話され、話される内容も違います。
   どれも、ネイティブの速さです。
   標準語とは、限りません。
   聖徳太子は、10人の訴えを同時に聞き分けることが出来たそうです。
   この問題は、3人が、違う言語で、同時に話されます。

会場で、「うそー。」「できっこない。」などの声が聞かれた。

司会「会場の皆さま。今から20秒間、音を立てないようお願いいたします。
   では、5秒前、4,3,2,1、GO!」

会場に会話が流れた。

7か国語の出来る竹中は、腕を組んでうつむいてしまった。
6ヶ国語のできる小野は、頭に手をやって、同じくうつむいた。

音声が終わったとたん、観客席から、
「こんなの無理、絶対に無理。」
「出来る人なんて絶対いない。」と、声がした。

百合子「坂田君。洋子出来ると思う。」
坂田「洋子先輩は、予測不可能ですからね。」

司会「では、問題です。
   母と娘の会話は、実はなぞなぞをやっています。
   なぞなぞの答えは、言っていません。
   それを、みなさんが、当ててください。
   時間は、30秒です。どうぞ。」

会場には、大きな秒時計が、設置されていて、誰もが見れるようになっていた。

パネルが配られていた。
洋子の約500言語というのが、試されるときである。

緊迫した時間が流れ、会場はしーんとしていた。
3通りの日本語でも、同時に言われたらわからないものである。
それが、それぞれ異なる言語であれば、できるとは思われない。

竹中は、1つ書いた。
小野も、1つ書いた。
1つは、英語の標準語で、それだけは分かり、答えを書けた。
あとの2つは、全くわからなかった。

時間になった。

司会「(客席を向いて)みなさま、これ、できっこないですよね。」
「絶対無理です。」との多くの声。
  「できたら、すごいですよね。」
「めちゃくちゃ、すごいです。」と同様な声。

司会「では、3人に聞いてみましょう。
   竹中君。どうですか。」
竹中は、「アップルパイ」と一つ。
竹中「英語だけなんとかわかり、でも必死で聞き、やっとでした。
   後の2つは、全くわかりませんでした。」
次の小野も、「アップルパイ」1つ。竹中と同じことを言った。

司会「このクイズ大会のCMで、
倉田さんは508言語を知っていると放映しました。
残る倉田さんに期待がかかります。倉田さんどうぞ!」
洋子がパネルを見せた。
3つ書かれていて、客席は、騒然となった。

司会「何語でどんな内容だったか、聞かせていただけますか。」

洋子「はい。一つは、英語です。切ったリンゴを甘く煮て、
   パイ生地で包んだ丸いケーキはな~に?
   答えは、アップルパイです。
   二つめは、広東語で、香港の映画で聞ける言語です。
   なぞなぞは、いつもは、ぐったりしていて、
   糸で引っ張ると元気になるものな~に。
   答えは、操り人形です。
   3つめは、我が国の琉球語です。
   屋根の上で、悪い物を追い払ってくれる犬みたいな動物な~に。
   答えは、シーサーです。」

司会は、また、オーマイゴッドの振りをして、
ピンポンボタンを5回も連打した。

司会「驚きました。すばらしい!全問正解です!

会場は、おおおおおおお、わあああああ、と言う声と共に、
スタンディング・オベーション。

竹中と小野も立ち上がって拍手を送っていた。
洋子は、いつものように、立って、にこにこしながら、四方にお辞儀をした。

T大の応援席には、中国語が出来る学生が、何人もいた。
竹中と小野も、中国語の読み書きができた。
しかし、同じ中国の中でも、広東語と、標準語とされている北京語とは、
互いにまるで外国語である。
ジャッキー・チェンの映画をあれほど見て来たのに、
と悔しがっている学生もいた。

興奮が、冷めやらぬ中、5点問題、クイズ大会最後の問題となった。


(次回、「最終問題に解答なるか?」です。)


バナーをこちらではまだ貼れずにいます。
アメブロの方で押してくださると、幸いです。






スーパー洋子「王様クイズ大会」③『洋子、本領発揮』

よい区切りがなくて、今回もまた長くなりました。
読んでくださると、うれしいです。
======================================

スーパー洋子「王様クイズ大会」③『洋子、本領発揮』


司会「では、2点問題2問目です。これは、少し簡単かも知れません。
   ガチャガチャ、ドンドンなど擬声語は、ひらがなで書き、
   そわそわ、ぴくぴくなど、音のないものは、擬態語といい、
   ひらがなで書きます。
   冊子の小説の中で、ひらがなで書くべき擬態語を、
   カタカナで書いてしまっているところがあります。
   あるだけ、書きなさい。

3人は、1度読んだ記憶だけで考えている。
竹中、小野は、読み残したページの中にあれば、アウトだと思った。

司会「はい。パネルを見せてください。
   竹中君『ポカポカ』の1つ。
   小野君『ポカポカ』の1つ。
   倉田さん『ポカポカ、ピンピン』の2つ。

   はい、倉田さんの『ポカポカ、ピンピン』が正解です!」

竹中、小野は、読めなかったページに、「ピンピン」があったのだろうと、
あきらめた。得意な速読で実力負けした。速読に関し、2度目の敗北だった。

お茶の間の多くの視聴者は、洋子にやんやの拍手を送っていた。
今まで、あの学生二人の、上から目線的なものの言い方が鼻についていた。

三栄出版の応援席は、どんどん盛り上がって来ていた。
0点だった洋子が、4点で小野と並んだ。


司会「3問目の問題です。言語学の問題です。
   言語学専攻の小野君に有利かもしれません。」

会場に、横長のパネルが出された。
ある文字を紙で隠している。

司会「紙で隠してあるところに、約1000年前のある地域の古代語が
    書かれています。その文を日本語に翻訳してください。」

小野は、わずかに身を乗り出していた。
インドの古代語、サンスクリットに違いないと思った。
それなら、読み書きができる。
それ以外の古語など、誰もできるはずがない。

紙がはがされた。

京都の芝岡名誉教授の居間。
「お父さん、あれ東南諸語系の言葉ですね。」
「専門じゃなければ、読めるわけありませんよ。」と加藤。
「お父さんなら、もちろん、読めますよね。」と叔子。
「何を言う。TBBのスタッフがわしのところに来て、
 あの学生二人が読めそうもない古語を考えて欲しいと、頼んだんや。」と教授。
「じゃあ、お父さんの出題?」叔子。
「ま、倉田さんに有利にならんようにするのが大変やった。」

肝心の小野が、頭に手を当てて、苦しい表情をしていた。
竹中も、さすがに、出題の文字には、お手上げだった。

司会「難し過ぎたようですね。5点問題級の難問でした。
    あと、5秒です。K大言語学部・小野君にも無理かな。」

洋子は、下唇を突き出し、ふーと前髪を飛ばした。
あと、2秒と言うとき、洋子からピンポーンの赤ランプ。
まさか!
司会は興奮して、「読めるんですか?!」と叫んだ。
会場全員が、わあ~と声を上げた。

全国の視聴者も、期待に胸をときめかせた。

洋子「『死期を迎えたカラスは、森の奥へと飛ぶ。』かな?」
と、最後、首を傾け、お茶目な笑みを見せた。

「さすが、倉田さんや。あの人は、奇跡の人やな。」と芝岡教授。
「じゃあ、合ってるんですね。」と叔子。
書生二人が身を乗り出した。

司会は、オーマイーゴットのポーズを取り、
不思議なものを見たとでも言うように、首を振った。
そして、ピンポンボタンのところへ行き、
ピンポーンを3回も鳴らした。

司会「(洋子を見て)その通り。大正解です。どうして読めるんですか?」
洋子「これは、京都の芝岡重蔵名誉教授が書かれた「日本語の起源についての新解釈」
    というご本の中に、東南諸語系の古代語が、たくさん紹介されています。
    そのご本にあった古語を少しずつつまみ出し、出題の文の意味を類推しました。」
 
「まあ、お父さん。お父さんの名前と、著書を、
倉田さん言ってくれはりましたよ。全国ネットですよ。」と、叔子。
「倉田さん、宣伝のために、あえて言ってくれはったんでしょうか。」と佐伯。
「決まっとるやないか。倉田さんは、そう言う人や。」と加藤。
「ほんまに、菩薩さんのような人やな。」と教授はにこにこした。

竹中 6点、小野 4点 倉田 6点。
竹中と点が並んだ。
しかし、2点問題を1問も正解していないことに、
竹中は、落ち込んでいた。

「岡野さん。倉田さんの活躍に比例して、視聴率上がっていきます。
 ここ連続3回の回答で、視聴率19%になりました。」と川田。
「いいぞ、彼女ががんばってくれたら、20%超えだな。」と岡野。
二人で、うひひひと笑った。

次の4番目の問題は、息抜きとでも言うようなシンプルな問題だった。
音楽の指揮台のようなものに、分厚い英語辞典が、見開きに置いてあり、
その本のページ数を、当てる問題だった。
本のページ数に一番近い人が、2点獲得。1点はなし。

洋子は、8026ページと、正解に2ページ差の数字を言い、
観客や視聴者を驚かせた。
文句なしの2点獲得だった。

そして、2点問題最後の問題に進む。

「岡野さん、倉田さん8点で、とうとうトップに立ちましたよ。
 次の問題を解ければ2点問題、全問制覇です。」と、川田。
「次の問題は、3人とも解けないよ。」
「え、それほど難しいんですか。」、
「5点問題レベルのものを、2点問題に忍ばせた。
5点問題より、ある意味難しいだろうな。」岡野は言った。

司会「では、2点問題最後の5問目です。
    3人の方の前に、見開き1枚の新聞が置かれています。
    始めの合図で、新聞を見開きにして、左右のページを読んでください。
    内側になる方の見開きですよ。
    『やめ』の合図があったら、すぐに畳んで、もとの形にしてください。
    はい、時間は、5秒です。ヨーイどん!」

竹中、小野は、小説では、ページをめくる時間で後れをとった。
しかし、見開きでは、そのハンデはない。
見さえすれば、そのまま頭に入る。5秒で十分である。

はい、5秒です、と言われて、3人は、同時に新聞を元の形に戻した。

司会「では、問題です。新聞の左下に『数独』の問題があったと思います。
    それを、解きなさい。時間は、2分です。」

問題は、9×9の81マス。
紙と鉛筆が用意されていて、使ってもいい。
竹中と小野は、洋子をかなり意識していて、
ときどき、洋子の様子を見ていた。

洋子は、前を向いて、じっとしていた。
頭の中でやっているのか、
それとも、数独の問題を覚えられなかったか、と竹中も小野も心配した。
洋子とは、同じ条件で戦いたい。二人は、そう思っていた。

「ああ、洋子ちゃん、また、お人形モードになってるわ。」と百合子。
「大丈夫。考えているんですよ。」と坂田。
「ほんとに、そうかい?」と社長が坂田の袖を、すがるようにつかんで来た。

カメラは、ものすごい速さで、マスに数字を埋めていく、竹中と小野のデスクを映していた。
「すごい、ほとんど考えないでやってるわよ。」
と、会場の女子のT大生が言った。
その同じ女子学生が、
「あ、二人の書くスピードが落ちた。」と言った。
「ああ、困っているみたい。」と隣の女子学生。

洋子は、ずーと前を向いていて、1分が経ったとき、
「うん。」とうなずき、パネルに何かをさらさらと書いた。
その後、また、お人形になった。
あと30秒のとき、もう一度、うんとうなずいた。

「数独81マスなど、軽いゲーム感覚でやれるのに、
 これは、むずかしい。」
竹中は、最後のマスが分からず、考え込んでいた。
竹中は、数学専攻である。
是が非でも解きたいと思っていた。

小野も、最後の詰めが出来なかった。
どこかが、大幅に間違っているのか。
竹中も小野も、洋子を見た。
洋子は、お人形のようにじっとしていた。
あきらめたのだろうか。数学は、苦手か。

視聴者の多くは、こんなに苦戦している学生二人を初めて見た。
嫌っている二人だったが、
真剣に問題と戦っている二人に「ざまー見ろ」という言葉は出なかった。
いつの間にか、胸の中で、『がんばれ。』と応援していた。

やがて、2分になった。

司会「はい、2分です。では、竹中君からパネルを見せてください。」
竹中「すいません。解けませんでした。」と、うなだれ、ズボンの布を握り絞めていた。
司会「小野君。」
小野「ぼくも、解けませんでした。すみません。」
司会「謝る必要など、少しもありませんよ。
倉田さんは、パネルに何か書いてらっしゃいましたね。」
洋子「はい。」と言ってパネルを見せた。
「これは、解けない数独です。」
そう書かれていた。

司会「それは、あなたには解けない数独だということですか。」
洋子「ちがいます。条件が足らなくて、どんな天才が、
   何百年かけても、解けない問題だということです。」
司会「あのう、それをどうやって判断しましたか?」
洋子「2点問題の最後ですから、相当に難しい数独だろうと覚悟しました。
    そこで、無駄足を踏まないように、念のため、
    解ける数独か解けない数独かを判断する数式に照らしました。」
司会「そんな数式があるのですか。」
洋子「今ここで、私が考えました。
    そして、解けない数独だと結果が出ましたので、後はじっとしていました。」

このやり取りに、会場は、水をはったように静かになった。
多くの家庭の視聴者も、食べる箸を止めて見ていた。

司会「そうですか。
    では、この数独は、どこにどんな数字を入れれば、解けるようになりますか。」
洋子「一番上の9マスの真ん中に7をいれれば、解ける問題になります。」

司会は、観客に体を向けた。
「えー、ある問題が、解答不可能だと判断することは、
 同レベルの問題を解くことより、10倍も20倍もむずかしいと聞きました。
 そこで、私たちは、この3人の優れた方たちに、解けない問題をぶつけてみようと、
 条件不足で、解けない数独の問題を出題しました。
 ある完成された問題の、最上段中央の7という数字を消しました。
 倉田さんがおっしゃった通りの7です。
 まさか、『解けない問題だ』と言い切る方がいようとは思ってもいませんでした。
 反対に、言い当てる方がいらしたら、どれほどの感激だろうと思っていました。
 それが、今、目の前で、倉田洋子さんによって、なされました。
 倉田さん、大正解です!みなさん、大きな拍手を!」

観客全員が立ち上がり、竹中、小野も立ち、拍手を送った。
洋子も立ち上がり、四方八方に、にこにことお辞儀をしていた。


(次回は、『5点問題突入』です。)


バナーをこちらではまだ貼れずにいます。
アメブロの方で押してくださると、幸いです。




スーパー洋子「王様クイズ大会」②『洋子の反撃』

少し長くなりました。いよいよ洋子の反撃が始まります。
====================================

スーパー洋子「王様クイズ大会」②『洋子の反撃』


TBB「王様クイズ大会」は、2週間前から、テレビで大々的な宣伝を打った。
すでに有名人である天才学生竹中と小野は、知られているので、
その二人に挑戦する倉田洋子の宣伝に比重をかけ、
大会を盛り上げようとしていた。
しかし、洋子の武勇伝としては、T大教授の数式の間違いを指摘したくらいで、
他になく、宣伝部は、頭を抱えていた。
そこへ副局長が、様子を見に来た。
「副局長は、倉田さんの実力を調べたんですよね。
 なんか、視聴者が、驚くようなことありませんか。」
「あるには、あるが、言ってもいいのかな。クイズに差し障らないかな。」
と副局長は、迷った。
「教えてください!」
「まあ、いいか。彼女は、世界の言語508語を知っている。
 つまり、世界でわかっている言語をみんな知っている。
 難しい思想書、200ページを2秒で読んで、
 もっとも中心的な内容を答えた。
 英国「Nature誌」に論文8回掲載、内最優秀賞3回受賞。
 このくらいでどうだ。」
「うへー!ほんとですか。こりゃすげーや。
 早速、宣伝に使っていいですよね。」
「まて。確かめたわけじゃない。『らしい』と必ずつけてくれ。」
「わかりました!」
宣伝部員は飛んで行った。

そして、洋子のその能力がテレビのCMで、伝えられたとたん、
洋子への期待値が一気にあがった。
そんな人なら、あの学生二人を敗れるかもしれない。
どんな語学の問題にも余裕で即答してきた二人だ。
だが、倉田と言う人なら、その上を行くかもしれない。
そう思う人が、どんどん増え、
ツイッターへの書き込みの数が、一気に増えた。

クイズ王の竹中俊一、小野豊は、クイズ大会に備えて同じマンションにいた。
「小野、489言語だってよ。ほんとかな。」と竹中。
「語学は、知っていてもあかん。それを活用できにゃならん。
 508言語も活用できるわけがない。」小野。
「俺も、そう思う。聞いて、読んで、書けなきゃ意味があらへん。
 せいぜい英語1つだろうよ。」竹中。
「その英語かてあやしいんやないか。」小野。
「Nature 」に、3回最優秀賞って、途方もなくすごくないか。」竹中。
「パソコンで調べてみるか。最優秀賞なら、名前があるはずや。」
二人は、パソコンで、過去の最優秀受賞者の一覧を見つけた。
すると、Yoko Kurata の名前が、3つ見つかった。
英語の論文である。
「すげー。独学だろ。」と竹中。
「ああ、英語が書けんどころやないな。」
二人は、顔を見合わせた。

京都の芝岡名誉教授、娘の叔子、書生の加藤と佐伯。
その4人は、洋子が出ることを何より楽しみにして、
指折り、当日を待っていた。

T大では、皆、竹中の味方だったが、医学部で推理小説作家の希来里だけは、
洋子を応援していた。洋子の能力を目の当たりにして、
心から驚いたことを思い、天才学生二人は、負けるのではないかと思っていた。

いよいよ当日である。
三栄出版社は、社長命令で、全員応援に行った。
T大は、竹中と同じ数学科の連中が応援に来た。
京都K大の小野は、大学が遠く、応援者が、20人ほどだった。

各家庭は、圧倒的に洋子の見方をしていた。
あの高慢ちきな学生二人が、負けるところ見たさに、
テレビを見ていた。

放送開始の10分前、3人は楽屋の同じ部屋にいた。
いただいたオレンジジュースをストローで飲みながら、
「倉田さん、あの508言語ってホント?」と竹中。
「うそに、決まってんじゃん。
 そう言わせてくれって局に頼まれただけよ。」と洋子。
3人は笑った。
「倉田さん、大学はどこ?」と小野。
「あたし、中卒よ。」
「それで、Nature 3回、最優秀賞なの。」
「はったり、はったり、名前貸しただけよ。」洋子。
「あやしいな。俺ら、倉田さんが、恐くてたまらないよ。」竹中。
「あなた達は、将来の学術界を背負う人じゃない。
 あたしごときに、びびってどうするの。」洋子。
「こういう人に限って、すごいんや。本気出さんといてや。」と小野。

いよいよ時間が来た。
係りが呼びに来た。
そして、スタジオに入ると、すごい声援である。
洋子は、会社の人、全員が来てくれていることを、知った。
一番前に、社長、百合子、坂田がいた。
洋子は、えへへと頭を掻きながら、自分のブースに入った。

司会は、中年の人気の司会者だった。
「只今より、『王様クイズ大会』を始めます。」
と、司会がいうと、視聴率が、12%になった。

「えー、出場者を紹介します。皆様から見て左、T大の竹中俊一くん。
 我が局のクイズ大会で、驚異的な知識と思考力を見せてくれました。
 真ん中は、西のK大、小野豊君。いつも竹中君と1位を争って来た、
 驚異の人です。
 お2人とも、これまでの「難問クイズ大会」で、
すべて全問正解で来られた、信じがたいお2人です。
 そして、皆さまから右の、倉田洋子さん。
 私たちは、竹中君、小野君を敗れる人を必死で探してきました。
 そして、やっと見つけました、三栄出版社の校正員、倉田洋子さんです。」
ここで、三栄社から、鳴り物入りの大きな声援があった。
「倉田さんは、1冊の本を数秒で読み、世界の言語を508言語を知っているという、
 恐るべき人です。倉田さんの活躍が楽しみです。」

「えー、司会の長話は、禁物ですね。
 では、早速、1点問題からです。全部で10問あります。
では、第1問。」

横長のパネルが登場し、文字か数字が隠されている。
観客席も同様にされている。

司会「さて、この数字は何?」
隠していた紙がめくられる。

8600

竹中が、即座に、ピンポン!
竹中「肉眼見みえる星の数です。」
司会「正解です。早いですね。」

その後、9問。
洋子は、お人形のように、全く動かずにいたのである。

三栄出版のみんなは、祈っていた。
「ね、洋子ちゃん、スーパーじゃなくなったのかしら。」百合子。
「違いますよ。先に相手に点を取らせて、後から一気に抜く作戦ですよ。
 その方が、視聴率出るでしょう。」と坂田。
「坂田君。君の言葉を信じていいのかね。」と社長。
「きっと洋子先輩、2点問題、1人で、全部答えますよ。」坂田は言った。

1点問題が終わっての5分の休憩。
ここは、楽屋。
竹中「倉田さん、どうしたんですか。今日は倉田さんが答えてなんぼでしょう。」
小野「ほんとに、一つもわからへんかったん?」
洋子「あなたたちは、天才よ。なんで答えられるのか、不思議。」
小野「またまた、表情が余裕たっぷりや。ああ、恐ろし。」
その通り、洋子には、少しも臆したところがなかった。

ディレクター室では、岡野が冷や汗をかいていた。
「川田君。倉田さんあっての視聴率だ。
 今、9%に下がっちゃったよ。」
「こうなりゃ、腹くくって見ていましょうよ。」
川田の方が、よっぽど落ち着いていた。

3人がブースに戻った。

司会「では、2点問題です。5問あります。超難問ばかりです。
   今、竹中君6点、小野君4点、倉田さん0点。
   倉田さんには、がんばっていただきたいところです。」

3人の前に、200ページの冊子が裏にして置かれた。

司会「3人の前に200ページの小説が置かれました。
   片面印刷で、横書きです。
   皆様の多くは、竹中君、小野君の読む速さをご存知と思います。
   倉田さんは、校正者で、読むことが専門です。
   そこで、読む時間は、15秒とします。」

会場から「ええええ!!」との声。

司会「その後で、出題します。では、15秒初め。」

洋子は、冊子を置いたまま、最後のページから逆に、ぱららら・・と見て、
ほぼ2秒で冊子を裏返しにした。後は、じっと座っていた。
「坂田君見た?」「はい。あれが、先輩ですよね。」
竹中、小野も、それを見た。
逆から見て、2秒。あり得ないと思いながら、ただのポーズだろうと思った。
自分たちは、パ、パ、パ、パとめくっている。

「はい、15秒です。」と司会。

竹中は、15ページ残した。
小野は、20ページ残した。
残したところから、出題されたら、アウトだ。

司会「では、初めの問題です。この冊子に1つだけ、4文字熟語があります。
   それを、パネルに書いてください。」

洋子は、ささっと何か書いていた。

司会「はい、見せてください。」

竹中と小野は、自信満々にパネルを見せた。
(2点問題で、この程度かよ。もっと、俺たちを困らせてくれよ。)
二人は、内心そう思っていた。

司会「はい。
   竹中君『我田引水』
   小野君『我田引水』
   倉田さん『0』
   え?倉田さん。0とは、ないということですか?」

洋子「あ、はい。私がいただいた冊子の68ページ17行目に、
   我田引水らしき熟語があります。
これが、正解のおつもりかなと思いましたが、
「我」の字の、右肩になくてはならない「、」がないのです。
   よって、漢字とは認めず、私は、0と書きました。
   私、校正が、本業なので、こういうのうるさいんです。」
と、洋子は、にっこりとした。

百合子と坂田は、うきうきとしていた。

司会は、あわてて、洋子の冊子を見に行った。
「ほんとだ。『、』がありませんね。竹中君と小野君の冊子も見ましょう。」
スクリーンに洋子の点のない「が」の漢字が大きく移された。

竹中、小野の冊子にも点がなかった。
二人の冊子の点がない字も、スクリーンに映し出された。
観客が、ざわざわ話をしている。

司会は、近くの専門家3人と話していた。
A「パッと見て、我田引水と読めるのだから、我田引水でいい。」
B「とんでもない。あなたの大学の入試問題の国語の漢字の問題で、
 『、』のない『我』を、○としますか。」
A「なるほど。絶対×ですな。漢字とは認めず、0個を正解としましょう。

司会「えー、皆さま。コピー機のガラス面に白の修正液がついていたのかも知れません。
   私たちの用意した答えは「我田引水」でしたが、
   3人の冊子には、『、』がなく、協議の結果、漢字として認めるべきでないとして、
   正解は、倉田さんの『0』とします。

わぁお~と三栄の応援コーナーが盛り上がった。

竹中と小野は、互いに顔を見合わせた。
一連のクイズ番組で、初めて誤答をした。

「やったー!今ので、視聴率11%です。」とサブディレクターの川田。
「おお。倉田さん。今みたいの、またやってくれ。」と岡野。

希来里がいるT大医学部のテレビ室。
「あの人、2秒くらいで読んだよ。で、我に点がないこと見つける。あり得る?」
「あり得ない。すご過ぎる。」
「ありえるわよ。」と希来里は、みんなに言った。

「そうなの?」とみんなが寄って来た。
「あたしね、推理小説の第1作、倉田さんに校正やってもらったの。
 あたし、生意気に草書で書いた原稿を持って行った。全5巻。
 倉田さんは、ぱらぱらめくりで、1冊1秒ほどで見た。草書よ。
 その時点で、全文を覚えていて、PCのキーボードを信じられない速さで打って、
 校正をしながら、私の推理小説のダメなところ7か所の意見書を添えて、
 その場で、USBメモリーをくれたの。そのとき、コーヒーが来た。
 とにかく、すごいの。

 あたし、自分が天才だと思い、天狗になっていたけど、
 倉田さんを前に、自分は、いかに小さな存在かがわかり、謙虚になれた。
 それ、倉田さんのおかげ。」
「希来里が、圧倒されたのか。倉田さんって人、これは本物だな。」
周りが、「う~~ん。」と納得した。

(次回は、『洋子、いよいよ本領発揮』です。)


バナーをこちらではまだ貼れずにいます。
アメブロの方で押してくださると、幸いです。




スーパー洋子「王様クイズ大会」に出る①『出場するまで』

スーパー洋子「王様クイズ大会」に出る①『出場するまで』


三栄出版社のブースに、二人の客が来て、
洋子の上司である、近藤百合子が相手をしていた。
二人は、TBBテレビ局のディレクター岡野俊一と
サブディレクター川田啓一と名乗った。

「我が局では、クイズ番組に今力を入れておりまして、
 ちょっとしたブームになり、視聴率もまあまあ得ています。
 ご存知かもしれませんが、T大の竹中君、西のK大の小野君の二人が、
 圧倒的な知識と思考力で何をやっても、1位、2位を独占します。」
と、ディレクターの岡野。
「あ、知ってます、知ってます。
 あの二人は、超天才ですよね。
天文学から、数学、文学、学者しか知らないようなことを何でも答えちゃう。」
と、百合子。
「そうなんです。いつもあの二人の独壇場になってしまい、
 視聴者は、逆に、おもしろくないと離れて行ってるんです。
 そこで、あの二人に対抗できる人を探し回っているんです。
 今度は、あの二人と誰かさんの3人対決にしようと思っています。
 で、三栄出版の倉田洋子さんが、超人的な校正をなさると聞きまして、
 やってきた次第です。」と岡野。
「洋子ちゃんねえ。ときどきはすごい能力を発揮するんですが。
 どうかな。あの学生さん二人には、かなわないでしょう。」と百合子。
「東大の数学の教授が書いた書物を、数式の間違いを指摘し、
校正したことは、知れ渡っています。
今を時めくS大の助教授の推理小説の、推理のミスを指摘したことも、
有名です。」
「じゃあ、一応呼んでみますか。」
百合子は、スマホを耳に当てた。
やって来た洋子のまるで高校生のような見かけを見て、
岡野と川田は、気持ちが揺らいだ。
洋子は、大体のことを聞いた。
「とーーーーんでもない。あいつらに、おっと、あの人たちとやるなんて、
 とーーーーーでもないです。あいつら、おっと、あの二人は、超天才です。」
洋子は、言った。
岡野は、カバンから、200ページほどの本を出し、
「ちょっと、読んでみて、くださいませんか。」と言った。
「はい。」と言って、洋子は、後ろのページから、ぱらぱらめくりをして、
2秒ほどで返した。
「今、お読みになったのですか?」岡野。
「まあ、ざっとですけど。」
「後ろのページから、めくってらっしゃいましたよ。」
「同じようなもんです。」
「52ページ、6行目は、なんて書かれていましたか?」
岡野と川田は祈る気持ちだった。
「『あら、あなた、今日は宴会で遅くなるって言ってたじゃない?』かな?」
洋子は言って、笑った。

岡野と川田は、ガッツポーズをした。
「すばらしい。もう、何が何でも出場していただきたく、
 この通りです。」二人は、頭を下げた。
「洋子ちゃん。会社の宣伝になるわ。
 あの、洋子ちゃんの紹介のとき、三栄出版と言ってくださいますか。
 司会の方を通じて、あと4回くらい言ってくださるなら、
 社長を説得します。」
「できます。あの二人だって、T大、K大と何度も大学名を出しています。
 それに、倉田さんの入るボックスには、『三栄出版・倉田洋子』と書かれます。
 彼らもT大、K大と書かれていますから。」
と、岡野。
「それなら、社長を説得できます。」と百合子はにっこりと言った。

百合子の話しに、社長の沢田敬三は、二つ返事でOKした。
それどころか、社長が完全にその気になってしまった。
番組は、実況である。
そこで、ぼんぼん洋子が答えれば、社のイメージが一気にあがる。
「社長、洋子と言えど、ぼんぼんは、答えられないかも知れませんけど。」
と百合子。
「社長の私が、応援席にいれば、倉田君、がんばるだろう。」
「そうかも知れませんね。」と百合子は、社長の思わぬ能天気を発見して、
首をひねりながら、坂田のところへいった。
「どう思う。勝てるかな。」と百合子。
「強敵ですね。これは、おもしろいです。
 あの二人は、フラッシュ・リーディングができますからね。」

「何それ?」と百合子。
「写真で撮ったように、そのページの情報が一目で、そっくり頭に入る。
 フラッシュ・メモリとも言うのかな?
 頭への、知識の入り方が、はんぱじゃありません。」
「洋子ちゃんも、そうじゃない。」
「だから、見物です。」坂田は、にやにやして言った。

ディレクター岡野は、副社長に呼ばれた。
「その倉田さんについて、ほんとにあの二人に対抗できる人かどうか、
 もう少し調べる必要を感じるのだが。番組は実況だしね。」
「じゃあ、どうしますか。ここに来てもらいましょうか。」と岡野。

2日後に、TBBテレビ局から黒の高級車が三栄出版にやってきて、
洋子を載せて、テレビ局へ行った。

その少し前に、副局長の部屋で、知識分野の専門家と共に、洋子向けの問題を検討していた。
「これなんかどうでしょう。
 問題 1 2 4 8 16 31 □ ・・
と、数学担当の関野が副局長に問題を渡した。
「あれ?16の次が、32 じゃないね。」と副局長。
「これ、数学の問題に見えて、幾何の問題で、
 □の数を求めようとすると、円周上に7つの点をうち、対角線を重ならないように打ちます。
 このときで来た、円のなかの面の数が正解です。
 できる面を損なわないように、対角線を引くのが並みたいていでなく、何度も失敗します。
 私の数学グループでも、いろいろやって、やっとの思いで答えを出しました。」
「暗算なの。」副局長。
「紙と鉛筆がないととても無理です。30分でできたら、すばらしいです。」と関野。
「制限時間は?」と副局長。
「30分は、絶対必要です。」
「わかった。30分で行こう。」
「他の分野はどうする?」
「10か国語以上マスターを合格としましょう。」
「読書力は?」
「200ページの思想書を、10分で読めて、要旨を言えれば良し。」
「科学は?」
「Nature 誌から、1論文12ページを5分で読み、大意を言えれば良し。」
「山田さんは、もう大意がわかってるの。」
「はい、一応。」
「まあ、そんなところでいくか。
 どこかでつまずいたら、ダメにするの?」
「それは、つまずき具合ですな。」



洋子は、副局長室に案内された。3人の知識分野の専門家がいた。

洋子は、副局長のデスクの前に座った。
副局長は言った。
「倉田さんには、大変失礼なことですが、クイズ番組に出ていただくかどうかは、
 倉田さんについて、もう少し、調べさせていただいてから決めたいのです。
 少し、問題を用意しました。お答え願えますか。」
「それは、当然のことですね。」と洋子は言った。

「読書の速さは、ディレクターから聞きましたが、
 あれは、平易な小説でしたので、思想書を読んでみてくださいますか。」
「はい。」
副局長は、200ページほどの思想書を渡した。
「時間は、10です。」
「分かりました。」
洋子は、ディレクターのときと同じように、
パラパラと、後ろのページから読み10分のところ、わずか、2秒ほどで返した。
「もう、お読みになったのですか。」副局長。
「はい、ざっとですが。」
「この本で、もっとも重要な言葉はなんでしょうか。」と副局長。
「『観念的自己分裂』です。」と洋子。
「それは、一体どんなものですか。」
「人間は、家の中の1部屋にいながら、その家の平面図が書ける。
 これは、自分の目を、空のある1点に移動して、家を見ることができるためである。
 つまり、視点を2つに分けることができ、よって、観念は自己分裂される。
 そんなことだと思います。」
「この本を前にお読みになったことは?」
「今、読みました。」

「文学などは、いかがですか。」副局長。
「これも、どうかと聞かれますと、お答えがむずかしいです。
 28か国語の主だった本と、その評論はほぼ読みました。」
「日本で一作品挙げるなら何ですか。」
「夏目漱石の『吾輩は猫である』です。」
「世界で一作品では。」
「ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』です。」
「ロシア語でお読みになったのですか。」
「はい。その国の作品は、原文で読みます。
 中国の詩などは、原文で読みたいものです。
 しかし、返り点を打ったりして、素晴らしい翻訳は多くあります。」
「経典などもですか。」
「原文で読みましたが、古代語の範疇だと思いましたので、ご質問の文学の中には入れませんでした。」

「そうですか。では、国語として最後に、漢字はどのくらいご存知ですか。
 例えば、漢検1級とか。」と副局長。
「私は、校正者ですので、漢検1級の問題を校正しなくてはなりません。
 また、大漢和辞典、古代漢和辞典の校正をします。
 もちろん全部の漢字を知っていないとできません。」洋子。
「例えば、古事記などの漢字もですか。」
「もちろんです。日本にある出版物は、全部校正者が目を通しています。
 ですから、こと漢字においては、変則的な漢字から、変則的な読み、
 すべて知っていないと、仕事ができません。」
「草かんむりの漢字がいくつあるかなどの問題もできますか。」
「はい。新旧の漢字を合わせて、9万6348です。」
「これは、驚きました。では、あなたには、どんな難しい漢字の問題も、通用しませんね。」
「そういう問題を校正するのが、私の仕事です。ときには、問題作成のお手伝いもします。」洋子。
「これは、すごい。漢字に関しては、申し上げることがありません。」副局長は言った。

副局長は、次に関野の問題を見せた。
「暗算は、無理であるそうなので、紙と鉛筆をどうぞ。」と副局長は、君と鉛筆を渡した。
洋子は、数列を5秒ほど見て、
「57です。」と答えた。
一番驚いたのは、関野だった。
「どうやって、こんな短時間でできたのですか。」
「これは、7番目の数ですから、円周上に7つの頂点をうち、
 対角線を重ならないように引いて、そのとき円内に出来る面の数だと思います。
 しかし、一般的な、数列の問題と思った方が、ずっとやさしいです。

1 2 4 8 16 31  57
 1 2 4 8  15  ㉖
  1 2 4 7  ⑪
   1 2 3 ④

このように、差を見ていくと、3段目に、1,2,3と規則性が見つかりますので、
1,2,3の次は、④として、さかのぼれば、57を得られます。」洋子は言った。
「素晴らしい!」と関野は感嘆した。
 数学は、簡単に解ければ解けるほど、優れています。
 じゃあ、この際です。私の数学同好会で、まだ解き得ない問題があります。
 どうか答えを教えてくださいませんか。」
関野は、そう言って、問題を持って来た。

「副局長。この問題は、我々が、もう1か月も考えているものなのです。
 公私混同をお許しください。」関野は言った。
「う~ん。むずかしいですね。」と、洋子は言いながら、「4√17だと思います。」と答えた。
「そうですか。では、クラブの一人が、正解を得てます。早速知らせてやります。
 ありがとうございました。」

「もう、どっちが出題者か、分からなくなっていますね。」と副局長は言って笑った。


副局長が、次の出題をした。
「では、次に、科学全般の知識です。イギリスの科学雑誌「Nature」をご存知かと思います。
 ここにあるNatureの栞のある論文12ページですが、
 5分以内に読み、その論文の大意を言ってください。」
「どの方が、判定してくださるのですか。」と洋子。
「科学専門の山田がいたします。」
山田は、その部分のコピーを持っていた。

洋子は、Natureを受け取ってびっくりした。自分の書いた論文ではないか。
まあ、いいかと、洋子は、内容を知っているので、見る振りをして、5秒で返した。
「もう、読んだのですか。」と山田は言った。
「はい。」洋子は言った。

英文である。山田は英文を読むのが速かったが、洋子が読む5分の間に、
確認のため、もう一度読もうと思っていたのだ。
山田は、5分あれば、読める実力であった。

「では、参ります。」
洋子はそう言って、すごい速さで、英語で大意を言い始めた。
山田は、ドキリとした。洋子が、英語で大意を言うとは思わなかった。
大意を日本語で理解していたのだ。
とても、ついていけなかった。
「ま、待ってください。すいません。私は、倉田さんが言う大意の正誤を判断する能力がありません。」
山田は言った。

「どういうことだね。さっき内容を理解していると言ったじゃないか。」副局長。
「日本語で、理解していたのです。まさか、英語でおっしゃるとは思いませんでした。」
「英文なら、英文で大意を言う方が、簡単じゃないかね。」副局長。

「あのう。」洋子は言った。「翻訳と大意にすることは、全く別物です。
この論文の大意を述べるには、日本語として定着していない英語の語が3つあり、できません。
その3つがなければ、翻訳しながら、大意を述べることができます。
3つをそれらしい日本語にしてなら、日本語で大意を述べることができます。」

「お聞きしていいですか。」と洋子。
「どうぞ。」
「どうして、この論文を選ばれたのですか。」洋子。
「最優秀賞を受賞した優れたものだったからです。」山田。
「著者の名前を見ましたか。」洋子。

山田は、コーピーを見て、はっとして、洋子の顔を見た。
「あなたの論文ですか。最優秀賞です。」
「はい。私の論文です。だから、読まなくても内容は分かっていました。」
「『Nature』に何回論文が掲載されましたか。」
「8回です。その中で、3つが、最優秀賞に選ばれました。」
「なんと。じゃあ、過去の『Nature』は、みんなお読みになっていますね。
「はい。創刊号から、全部読んでいます。
 私は、1度読んだものは全文記憶します。
 ですから、私の論文ではなくても、題名を見る時間さえいただければれば、大意を言えます。」

山田は、副局長を見た。
副局長は言った。
「今さっき、関野の問題の後、正解は我々4人の内誰かが答えると言っておきながら、
 その舌の乾かぬうちに、山田が醜態を演じてしまいました。
 誠に申し訳ありませんでした。

 次の問題を笠原が出題をします。笠原に解答能力がなければ、
 このTBBは、倉田さんの知識能力を計れる人間はいません。
 そのときは、倉田さんは、クイズ大会に出る十分な能力のある方として、
 出場をお願いいたします。」

「わかりました。」と洋子は言った。
笠原は、局1番に語学に堪能な人間だった。
世界の言語をほぼ知っているという驚異的な人物である。
まず、右に出るものはいない。

笠原。
「倉田さんは、何ヶ国語をマスターしていらっしゃいますか?」
「何ヶ国語という意味が分かりかねます。
 日本には、琉球語、標準語、アイヌ語とありますが、
 これを、まとめて1とするのですか?それとも言語数として3つの言語としますか。」
「私の言い方が悪かったですね。世界の言語数でいきましょう。」笠原。
笠原は、洋子のこれまでの驚異的な知識に接し、洋子が、いくつの言語を言うか、楽しみであった。
「では、わたしは、各言語を10秒ずつ話していきます。
 ただの文では、おもしろくありませんから、夏目漱石の『吾輩は猫である』を、
 翻訳しながら、参ります。」

それから、洋子はすべてネイティブの速さで、話していった。
アジアでは、遠くシルクロードの言語も漏らさずいい、
モンゴル、チベットを方言別に語り、ヨーロッパに移り、北方の1言語と言えるものも、語り、
いよいよアフリカに渡った。アフリカには、35人の部落で1言語をもつところもあり、
洋子は、それらすべてを網羅していく。

世界の言語を知っていると自負する笠原は、すでに、15言語ほど、洋子の言葉がわからなかった。
しかも、これが、『吾輩は猫である』を訳しながらであると思うと、驚きで体が震える思いであった。
最後に洋子は、ミクロネシアにおいては、各島で異なる言語、南島の島々の言語に移った。
ニューギニアでは、大まとめにして、6言語、最後に、日本の3言語に戻って来た。

ミクロネシアあたりから、笠原はまったく言語がわからず、
洋子が言う言語の数を数えることしかできなかった。

「終わりです。これ以上は、わかりません。」洋子は、言った。
「笠原さん。いかがでしたか。」と、副局長。
笠原は言った。
「数学や、科学において、あれだけの知識を持ちながら、
 言語においても、ここまでマスターされておられることは、まさに、驚きです。
 私は、世界の言語をほぼ知っていると自負していましたが、
 私が「全部」と言えないでいた言語を、倉田さんは、すべておっしゃいました。
 倉田さんがおっしゃった言語は、508言語。
 これは、我々が知り得ている世界の言語の数です。倉田さんは、それを全部ご存知です。
 しかも、それを『吾輩は猫である』を翻訳しながらおっしゃるとは、まさに驚嘆に値します。」

「笠井が、知らなかった言語があり、その言語の正誤については、採点能力がなかったことになりますね。
 もはや、我が、TBBには、倉田さんを計れる人材はおりません。
 しかし、なんとすばらしい。
 これほどの方に、お目にかかったのは初めてです。
 わざわざお呼びだてしてしまい、誠に申し訳ありませんでした。
 あなたを寅にたとえると、あの2人の学生は、ウサギほどかも知れません。
 彼らのためにも、どうか、クイズ大会への出場をお願いいたします。」
副局長は、深々と頭を下げた。3人の専門家も頭を下げた。
「かしこまりました。」
と、洋子も、頭を下げた。
洋子は、副局長、あとの3人も、正直で、いい人だと思った。

洋子は、帰りも局の豪華なタクシーで送られ、
気分は、最高だった。


(次回は、「王様クイズ大会始まる」です。)


バナーをこちらではまだ貼れずにいます。
アメブロの方で押してくださると、幸いです。




私の雑談(作品や、物語作りについて)

私の雑談(作品や、物語作りについて)


自分についての雑談など綴ろうとしています。
「お前の雑談など、なんぼのもんじゃ。」と突っ込まれそうです。
どうか、お許しください。

このところ、私は、けっこうがんばって、物語を書いてきました。
私の場合、物語を書けば書くほど、アクセス数が減り、
ランキングも、だんだん下がって行き、悲しいのですが、
私のブログは、物語を書いてなんぼなので、がんばって書いています。

最近のものの中で、私のお気に入りは、性別違和である「白川佐和子」の物語です。
これは、かなりエネルギーを投入しました。
佐和子が、女脳になれる薬を前にして、どうしても呑めないところは、
感情移入をしてしまい、書きながら、目が潤んでしまいました。
このお話しは、佐和子が、夜間運転をしている場面が、好きです。

昨日終わりました、「生田剛之介座衛門」のお話しも気に入っています。
ものすごく、一生懸命書きました。
H系では、「あたしを、もっともっと女にして」がけっこういいなと思っています。
「Pのある女が好きな奥様」の場面が、うまく書けたかなと思っています。

私は、5話完結くらいのお話しでは、終わりまでストーリーを考えて書くことは、
めったにありません。
第1話を投稿して、その後、次の日のお話を考えます。
ですから、途中で、よく行き詰まります。
生田剛之介座衛門のお話しでは、20人の女の子達をどうすれば救えるか、には、
生田と同じ、答えを出せなくて、もうあきらめようかと思ったほどです。

私は今、全く女装ができない環境にいますので、
女装への欲求は、物語を書くことで、解消しています。
物語で女装をすることで、本当に、解消されます。

女装が難しい環境の方に、「物語を書いてみては、どうですか。」
などと言ってしまうのですが、まとまったお話ではなく、
絡みの一番いいところだけでも、書くとすっきりします。
セックスをする二人の会話を書くだけで十分です。)

さて、次は、クイズ大会に出るスーパー洋子のお話を書きたいのですが、
もう少し、お話しを練らないと書けません。

家族が聞いてくれないことを、ここに書きました。
読んでくださり、ありがとうございました。


バナーをこちらではまだ貼れずにいます。
アメブロの方で押してくださると、幸いです。




超天才妖術使い・生田剛之介座衛門④『生田203歳、初めての1敗』最終回

最終回です。長くなり、通常の2倍あります。数字的な成績は悪かったのですが、
この作品を、私は、かなりエネルギーを投入して書きました。
今回は、エッチがありません。読んでくださるとうれしいです。
===================================

超天才妖術使い・生田剛之介座衛門④『生田203歳、初めての1敗』


ヨシエと沙也加は、1つのベッドで抱き合って寝ていた。
可愛いネグリジェを着ている。
朝の陽ざしが、部屋に差し込んでいる。
「う~ん、昨夜何があったんだろう。」沙也加は眠たげな声を出した。
そして、ふと胸を触ったのである。
そこに、昨日まではなかったものがあった。
「オッパイだ。」沙也加は歓喜して、ヨシエを起こした。
「ね、お姉様。あたし、オッパイがある。あたしだけなかったオッパイがある。」
「ほんとだ。沙也加、よかったね。」
「わ~い。」と沙也加は飛び起きた。
ヨシエはわかっていた。
生田様が、沙也加にプレゼントしたものだ。

沙也加は、部屋のすべての鏡にオッパイを映して回り、
気が済んだのか、ベッドに戻ってきた。

「そうだ。昨日から不思議だったの。
 ボーイの人は、みんな超美人なのに、どうしてホステスやらないの。
 ホステスの方がお金儲かるでしょ。」
「沙也加は、何もかも忘れてしまうのね。
 ボーイの6人、厨房の3人は、みんな震災で、家も家族も亡くした子だったの。
 あたし達は、呆然として、ただ、泣いてた。
 そんなあたし達を拾って育ててくださったのが、生田様なの。
 思い出した?」
「少しね。」
「あたしたち、不思議にみんな女装子だったの。
 多分、生田様には、それがわかっていたのね。
 私たちは、女人変化の妖術を習った。そして、
 ホステスとか、店員とか、モデルとかいろんなアルバイトをした。
 Pちゃんは、あったけどね。女として働けるのがうれしくてたまらなかった。
 でも、結局、生田様のそばで、9人一緒に働けるのが一番幸せだと思った。
 沙也加だけは、変わった子で、ときどき記憶を失って、
 どこかへ行っちゃう。
 みんな2人部屋で、できてるのに、あたしは、ときどき一人でいた。」
「ふーん。じゃあ、あたしは、お姉様に淋しい思いをさせてしまったのね。」
「でも、湖水さまが、来て、あたしを慰めてくださった。うれしかった。」
「で、なんで、ホステスやらないの。」
「あたし、あんなにお金いらないもの。
 みんなとの共同生活で、満ち足りているから。
 多分、一人でいることの淋しさがトラウマになっているんだと思う。」

ヨシエは、沙也という沙也加と名前のよく似たルームメイトのことを話していた。
沙也加のように可愛かった。

美女丸は、昨夜、眠りに落ちる寸前に、自分の指を噛んで、
かろうじて意識だけは、目覚めていた。
ヨシエの話しを聞いた。
生田に悪だくみはない。そう確信した。

土曜日の夜になった。
ホステスたちが、可愛い子として働けるのは、今日の夜と、明日の夜だけになった。
昼間から、泣いているホステスが何人かいた。
「どうしたの?」
と、リーダー格のエリカと言うボーイが聞いた。
「あしたで、終わり。あたし、元の姿に戻るのが死ぬほど辛い。
 このまま、一生可愛いホステスとして働きたい。」
「あたしも同じ。元の姿に戻るくらいなら、死んだ方がまし。
「あたしなんか、体重が100kgを超えてるの。
 お金なんか、一銭もいらない。ここのホステスでいたい。」
ボーイたちが、みんな集まって来た。
同じ思いでいるホステス達も集まって来た。

3人のボーイが、少し離れたところに集まっていた。
「彼女たちの気持ち、痛いほどわかるわ。」
「一応1週間って約束だったのよね。」
「理屈でわかっていても、気持ちはついていかないわよ。」
「彼女たちに、女人変化の術を、教えられないかな。
 それだけなら、3年でマスターできる。」
「でも、彼女達には、家族や友達がいるでしょう。
 変化(へんげ)するわけには、いかないんじゃないかな。」

その夜。女の子達は、ともすると出てくる涙をこらえ、
何とか客に笑顔で接した。
ボーイたちは、それを見ていて、胸を痛めていた。
必死で笑顔を振りまいている彼女たちが、
健気でたまらない。目が潤んできそうだった。
彼女達をどうすればいいのか。

生田にも、ホステスたちの気持ちが、十分にわかり、
辛い気持ちに耐えかねていた。
どうすればよいかわからん。
生田は、湖水を誘って、自室に入った。
生田は、頭を抱えていた。

「湖水、わしは、この203年、どんな強い敵も倒して来た。
 1000人の敵も1人で倒して来た。
 1500もの戦いに、負けたことがない。

 だが、203歳ともなり、もうろくをしたのだろうか。
 あの罪のない少女たちの、心の叫びにどう答えたらよいのか、
 わからん。わしの、初めての1敗を認める。

 1週間たち、稼いだお金をもたせ、「後は自力でがんばれ」で済むと、
 単純に考えておった。わしの見通しの悪さが、この事態を生んだ。
 今日の12時を終えたときの、20人の集まりが、どうなるか、
 目に見えておる。
湖水。どうすればよい。教えてくれんか。」
湖水は、静かに言った。
「あなたに欠点はなしと言われていました。
 でも、あたしには、1つ見えていました。
 それは、何事も、一人で戦おうとすることです。

 なぜ、あの子達に年の近いボーイたち、
 そして、伊賀からの3人の客に相談をしないのですか。
 若者は、若者同士、きっといい解決策を得るでしょう。
 彼らに任せなさいませ。
 そして、最終決定は、あなたがなさいませ。」

「そうか。わしにも欠点があったか。
 さすが、湖水。長年連れ添っているだけのことはあるな。」
生田の顔は、やっと明るさを取り戻した。

深夜の12が過ぎ、すべての客が帰った。
中央の楕円のスペースに集まった20名は、みなべそをかいていた。
中には、すでに、泣き出しているものもいる。

生田が、「残すところ、あと1晩になった。」
と言っただけで、少女たちの号泣が始まった。
元に戻るのなら、死んでしまいたい。
この姿でやれるのなら、ずっとホステスをしたい。
ここで、働きたい。お金なんかいらない。
思った通りの言葉が、射撃砲のように、生田の胸を撃った。

生田は、みんなを制した。
そして、言った。
「みな、責任は私にある。1週間後の君たちの気持ちを予測できなった。
 これは、わが生涯初めての1敗だ。
 そこで、これから、何人かの代表に集まってもらい、
 これからの君たちをどうすればいいか。
 どうすれば、君たちが、より幸せな人生を歩めるか考えてもらう。
 一生このまま女の子で・・というのは、無理だとわかってくれ。
 次に君たちに続く若者が待っている。
 だから、君たちが、ここで働き続けるのは、無理だ。
 それは、理解して欲しい。
 
では、代表の相談は、プレハブの部屋で行う。
 来てほしいのは、厨房の3人と、ボーイの5人。
 もう一人いるが、別のグループに行ってもらう。
 ホステスのレナ、ミサ、ボーイの沙也加の3人だ。

君たちは、相談が終わるまでここにいてもいい。
明日でよければ、明日発表する。
「ここで、待っていたいです。」という声がどっと起こった。

呼ばれた連中は、プレハブの部屋に行き、
生田と湖水も来た。

厨房とボーイの8人は、すぐに話し合いを始めた。
レナ、ミサ、沙也加は、きょとんとしていた。
だが、3人の意識は、呼ばれた理由がわかっていた。
円座になっている3人に、生田が来た。
「では、3人に元の姿になってもらうか。」
そう言って生田が念をかけると、
権之助、虫丸、ワンピースの美女丸の3人になった。
3人は、ほっとした表情で互いを見た。

「これは、素顔と素顔、腹を割った話し合いであるから、
 わしも、素顔をみせよう。」
生田がそう言った。3人は、胸をドキドキとさせた。
やがて、生田の服が、白い作務衣になり、
生田の顔は、髪の毛が1本もない、黄土色の皺だらけの老人になった。
「まあ、203年も生きると、こんな顔になるらしい。」
巨星ともいえる大天才の生田が素顔を見せると言う誠意に、
3人は、身が震え思わず両手をついて頭を下げた。
「1500戦0敗だったが、今日は、記念の1敗を期した。
 どうか、あの20人を、実現できる範囲で救ってくれ。よろしく頼む。」
「ははあ。」3人は、再び両手をついた。
生田は、そう言って、少し離れたところに座を移した。


8人の黒服たちが、盛んに意見を交換していた。
「女人変化を教えるのは、危険すぎるわ。」
「制限してもだめ?」
「どうやって?」などなど。

こちら側。
「今度の子達が、外に出たときの危険はなんだ。」虫丸。
「他の男からナンパされること。」美女丸。
「じゃあ、20人の仲間の誰かと外を歩くのはOKかな。」虫丸。
「20人以外の人を仲間に入れないこと。」権。
「女の子になって、買い物したいよね。」美女丸。
「映画も見たいかな。」虫丸。
「とにかく、規則を破ったら、その時点で、変身能力を失う。」
「それは、絶対だね。」
「変身できる時間は、2時間?3時間?」虫丸。
「セックスしても、2時間で十分。」美女丸。
「映画見られないよ。」虫丸。
「それは、男で見ればいい。」美女丸。
「前の日の残りと合計できないとする。」権。
「変身は、絶対誰にも見られていないところでやる。」美女丸。
「ばれたら、そこでおしまい。」虫丸。
「女としてバイトなどしないこと。」美女丸。
・・・・・・
話しが、だんだん煮詰まって来た。
両グループは、ほぼ同時に終了した。

だいたいできましたとの声が、両グループから、届いた。
2グループの案は、驚くほど同じだった。
生田と湖水が納得した。
「やはり、若い者に聞いてみるもんだね。」と生田は嬉しそうに湖水を見た。
湖水も喜んでいた。

相談に40分ほどかかったが、ホールの女の子達は、みんなで待っていた。
厨房、ボーイの8人が、周りのソファーに座り、
対面に背広姿に戻った生田、湖水。その横に、権之助、虫丸、美女丸が、
レナ、ミサ、沙也加の姿に戻り、座った。
ボーイ長のエリカが、説明係りとなり、みんなの前に立った。

「相談の結果を伝えます。
結論から言って、みなさんは、一日2時間だけ、女の子になれるようにします。
もちろんPありです。
私達は、みなさんが一日2時間だけでも女の子になれるなら、
やって行けるのではないかと判断しました。
これから、大切な注意をしますから、よく聞いてください。」

こうして、エリカは、細かな注意をしていった。
それは、権之助達が考えたのと、ほぼ同じだった。

「どうですか、みなさん。これなら、やっていけそうですか。」とエリカ。
「はい。やっていけます。女の子になるのを楽しみにやっていけます。」
一人が言った。
みんなは、そばの子達と言っていた。
「大丈夫だよ。セックスもできるし、外にだって行ける。」
「うん。2時間でいい。自分でこっそりやっても、2時間くらいだもん。」
女の子達は、みんな納得し、安心した顔を見せた。

生田は、ほっと胸をなでおろした。
湖水がにっこりしていた。
生田は立って、
「では、これから、女の子になるときの術と、
 男の子に戻るときの術を授けよう。
 人差し指を1本立てて、忍者のように、その指を片方の手でにぎり、
 1本指を立てる。
 そして、『女の子になれ!』と唱えたら、女の子になれる。
 同じ指で、『男にもどれ!』と言えば、男に戻れる。実に簡単だろう。
 術の中身は、すでにみんなにインストールした。永久に使える。
 今試すと、男の姿になってしまい、見られたくないだろう。
 トイレの中ででも、試してごらん。」
生田は、そう言って座った。

そのとき、一人の女の子が、紙袋を持って立った。
「たくさんのお金を稼がせていただきましたが、
 私たちは、50万円だけいただきます。それで、十分です。
 後のお金は、いただき過ぎなので、お返しします。
 このお店が、いつまでもあることが、私たちの願いです。
 女装に恵まれない子が、一人でも多く、救われますように、
 このお金を使ってください。」
そう言って、その子は、生田にお金の袋を持って行った。
「これは、困った。湖水どうしよう。」と、生田は湖水を見た。
「いただきましょう。せっかくの女の子達の気持ちだわ。」
「そうか。みんなありがとう。このお金は、決して無駄には使わない。」
みんなが、拍手をした。
生田は、203年の忍者生活の中で、これほどうれしいと思ったことはなかった。



最終日が終わった。
少しのパーティーをした。
沙也加は、ヨシエと別れを惜しんだ。
みんなで、泣きながら、電話とメールの交換をした。

朝起きたら、男に戻っているはず。恥ずかしいので、
朝は、一人ずつ、そっと帰った。

アジトに戻り、権之助と虫丸、美女丸で、鍋をつついていた。
「あんな偉大な人と出会うと、俺たちも、初心に帰らざるを得ないな。」
権之助が言った。
「ほんとにそうだ。忍術をこれからどう使っていくか、考えざるを得ない。」
と虫丸。
「あたしは、生田様にイかせてもらったし、置き土産ももらったのよ。」と美女丸。
「え?なんだ、置きみ土産とは。」と虫丸。
「これ。」と、美女丸は、虫丸の手を取って胸にあてた。
「オッパイか。やったな。」と虫丸。
「これで、もう男に戻れないかも。」美女丸。
「お前は、それがなくても、女だ。安心しろ。
 だが、もう一度触らせろ。」虫丸。
「ダメダメ。」
鍋の周りに、笑い声が飛び交っていた。


<おわり>


バナーをこちらではまだ貼れずにいます。
アメブロの方で押してくださると、幸いです。




超天才妖術使い・生田剛之介座衛門③「美女丸、堕ちる」

またまた、長くなってしまいました。次回を最終回にします。
読んでくださるとうれしいです。
======================================  

超天才妖術使い・生田剛之介座衛門③「美女丸、堕ちる」


権之助と虫丸からの心伝が、途絶えた。
二人に何かがあったに違いない。
二人がやられるとは、大変なことである。
強敵どころではない。

白い上衣に白バカマ。
長い髪を1本に縛り、長い前髪を左右に分けている。
コメカミの髪を頬のあたりで切り、房にしている。
それが、その青年を若く見せ、23の年を17、8に見せている。
美しい顔立ちに、桜色の唇。男子であるが、透き通るような美少女としか見えない。
伊賀一番の天才軍師・美女丸は、書庫に座して、
古来の有名忍者の名鑑をめくっていた。

権と虫丸が心伝で送って来た「生田剛之介座衛門」とは、
いかなる忍者なのか調べなくてはならない。
初めは、50歳~100歳を調べた。
村長の名前は、その中にあった。
50歳より若い忍者とは、考えられない。
100歳を超える忍者とも考えにくい。
だが、その中にはない。
試しに100歳~150歳を調べたがない。
ほとんど可能性はないが、150歳~200歳を調べ、そこにはなく、
生田剛之介座衛門の存在を一旦はあきらめた。
だが、1日経ち、
もしあれば奇跡と思いながら、200歳~250歳を見たのである。
すると、203歳にあった。
「まさか、203歳などあり得ぬ。」

美女丸は、生田に関する説明を読んでみた。
忍者史上、最も偉大な忍者。稀代の天才。1500勝0敗。
特技 幻覚術。女人変化。
弱点 なし。
所属の里 なし。
※どんな幻覚・変装も見破られる。生田の幻覚は、誰にも見破れぬ。

美女丸は、そのページを開いて、村長に持って行った。
「なんと!あの伝説の天才忍者・生田が、生きておるというのか。」
「そうとしか、思えません。あの権之助が、簡単に見破られています。」
と、美女丸。
「このわしとて、生田が生きておれば、赤子同然じゃ。
 美女丸は、そばには行ってみてくれ。
 だが、生田に向かって、何かしようとなどとは、ゆめゆめ考えるな。
 天才軍師の美女丸と言えど、
 大岩に向かって、小石を投げるようなものじゃ。」
村長は、そう言った。

名鑑から、生田を探すのに、3日を要した。
痛い3日だった。
美女丸は、なんとなくだが、生田が非道なことをする忍者とは思えなかった。
権之助と虫丸は、きっと生きていると感じた。

美女丸は、東京のアジトまで走り、虫丸が残したメモを見て、
生田のニューハーフの店を知った。
水色のシンプルなワンピースに着替え、髪の結びをほどき、女になって行った。
店の周りに、順番待ちの人だかりができている。

生田は、どんな幻覚、変装も見破るとあったが、
敵意や殺気がなければ、殺されはしないだろう。
美女丸は、再び髪をまとめ、女装で働いているボーイに変装し、
「沙也加」というネームを胸に付けた。
そして、「座敷童の術(初顔でも知人のように思わせる術)」を使って中へ入った。
稚拙な術だ。生田のいるフロアーなら、直ちに捕まるだろう。
だが、捕まって、権之助や虫丸に会えるかも知れない。
それが、美女丸のねらいだった。
仕事を始めた。
夜の10時である。

美女丸は、なかなか捕まらなかった。
変化(へんげ)ではなく、地の顔であることが、よかったのかも知れない。
美女丸は、5分で、全ボーイの名前を憶え、店のシステムを把握した。
ボーイは5人、男装だが、全員美女である。
それなのに、女の服を着て、なぜホステスをしないのだろうと、不思議に思った。
収入がまるで違うだろうに。

注文されたものを運びながら、
権之助と虫丸を探した。
20人のホステスの中には、いなかった。
どこかの部屋に、監禁されているのか。
権之助と虫丸は、ボーイに変装した美女丸が来たことに気が付いた。
「美女丸、何もするな!」と叫んだが、声を出せず、心伝も使えなかった。

絶世の美女たる「湖水」という名のママがいた。
その湖水にときどき話しかけている中年の男が、生田であると思った。
生田からは、距離を置いて、近づかないようにした。

12時にホステスは解散したが、ボーイの仕事は、それから30分ほどあった。
テーブルの整頓、床の掃除など。

ボーイたちは泊まり込みである。
ここで去っては、せっかくの侵入が無駄になる。
一晩身を隠せる場所を探したが、どこにもない。
さて、どうするかと考えていたとき、後ろから、手首をにぎられた。
美女丸は、心臓が止まる思いをした。

「沙也加、帰ってきたんだ。まったく。それならそれで、声をかけなよ。」
と、ヨシエというリーゼントのボーイがにっこりと言う。
ヨシエを、美女丸は、知らない。
こういうときは、黙っているに限る。
「やっぱり、記憶を失くしたの?」
ヨシエは、そう言って、部屋まで連れて行った。
(しめた!ボーイの部屋なら幾分安全だ。)
「どうしたの。自分の部屋まで忘れたの?」とヨシエが言う。
「うん。」美女丸は言った。
「沙也加はあたしの彼女。あたし達、恋人同士。
 そのくらい、覚えてるよね。」とヨシエはいう。

美女丸は、困惑していた。
「座敷童の術」では、こんなことは、起きない。
座敷童に過去など存在しないのだ。
可能性は2つ。
ヨシエが自分を座敷童と見抜き、言うなりにさせている。
だが、ヨシエに忍者の妖気は、少しも感じられない。
ヨシエが、座敷童を見抜くことはできない。
次なる可能性。
権之助か虫丸が生きていて、
沙也加にまつわる記憶を作り、ヨシエにインプットした。
だが、これはもっと無理だ。心伝も使えぬのに、そんなことはできない。

「あ、少し思い出してきた。」美女丸は言った。
「そう。じゃあ、早く、女の服に着替えよう。」ヨシエが言う。
美女丸に再びピンチが訪れた。
ヨシエの箪笥の隣で、忍法を使って女の服になることはできない。
ヨシエが変だと気付くだろう。
この建物は、多分、生田のセンサーが張り巡らされている気がする。
忍法を使ったが最後、一瞬にしてつかまりそうだ。
天才軍師美女丸に、生田への恐怖が訪れ、
少しずつ美女丸の首を絞めていくのだった。

沙也加の箪笥と思われる箪笥を開けてみると、何もなかった。
美女丸は、なす術もなく立っていた。

「あ、そうか。沙也加、服を全部持っていなくなったんだよね。
 あたしのでよかったら、貸すよ。ほらこれ。」
ヨシエは、青い服を投げて来た。
見ると、体にフィットしたボディコンのワンピースだった。

ヨシエは、赤いボディコンのワンピースを着ていた。
超ミニで、太ももが全部見えている。
リーゼントにしていた短髪はかつらだったのか、
背中までの長い髪に変わっていた。
男風のメイクを女のメイクに変え、真紅の口紅を厚く塗り、
ぞくっとするほどセクシーな女になっていた。
体型も女で、胸は、本物のようだった。
そのヨシエに男の証しがあるとは、到底思えなかった。

「あの、ヨシエ。あたし、胸がないから、これ着れない。」と美女丸は、言った。
「そうか、ごめん。」とヨシエは言い、肩ひものない黒いブラを投げて来た。
ブラの2つのカップには、詰め物がしてある。
美女丸が着終ると、ヨシエは、青いハイヒールを履かせた。
そして、美女丸を、ドレッサーの前に座らせ、メイクを施して行った。
最後に、まとめている髪を解き、櫛を入れて、沙也加の長い髪をふわりとさせた。
もともと女性の体型である美女丸は、ボディコンのフィット・ワンピースが似合い、
メイクを施され、絶世の美少女となった。
ヨシエは、美女丸を立たせた。
眩しいほどの美少女を前に、息を荒くしていた。

ヨシエが後ろから抱きしめてきた。
忍法を使うのが恐く、バリアーを張っていない生身の美女丸は、
それだけで、体が震えた。
ヨシエの豊かな乳房を背中に感じた。
そして、さっきから官能をくすぐる、
ヨシエの何ともいえない香りに、
美女丸は、アソコを大きくしていた。

美女丸は、忍法を使えないばかりか、
何かの力で、己自身の「気」も封じられている気がしていた。
美女丸は、女装に身を震わせる、沙也加という名の、
ただの女装少女に堕ちていく自分を感じた。

ヨシエは、後ろから立ったまま、沙也加を撫で回してきた。
「ああ、お姉様、やめて。」沙也加は言った。
「沙也加は、無口なのに、感じやすい子だわ。」
ヨシエは、だんだんしゃがんで、沙也加の綺麗な脚を撫で始めた。
ヨシエの手が、太ももに入ったとき、
沙也加は、思わず声を上げた。
「ああ、お姉様。感じる。」
沙也加の脚は、ぶるぶると震えた。
「沙也加のことが好きなの。沙也加ほど可愛い子はいない。」
「あたしも、お姉様が好き。大好きなの。」
ヨシエが立って、キスをしにきた。
口紅が付かないように、舌で唇を舐める。
その度に、沙也加は、ぞくぞくとし、身を震わせていた。
そして、自分も、ヨシエの唇を舐めた。

やっとキスをした。
その甘い味に、沙也加は、身がとろけるような気がした。
ヨシエが身を沈めた。
そして、沙也加のショーツに手をかけた。
「いや、お姉様。それだけは、いや。はずかしいの。」
「あたしにだけは、恥ずかしがらないで。」
ヨシエは、沙也加のショーツを下ろした。
「あああん。」沙也加は、顔をそむけた。
沙也加の大きくなったものが、ヨシエの顔の前にあった。
ヨシエは、それを、口に含んで愛撫をした。

「お姉様。いやん、恥ずかしいの。お願い、やめて。」
沙也加は、自分の言葉とは反対に、快感がぞくぞくと背を伝わり、
身を震わせていくのだった。
口の中の柔らかい刺激が、徐々に徐々に、沙也加を絶頂に導いていく。
「ああ、お姉様、ステキ、あたし、イきそう・・。」
「もっと、もっと、ゆっくりイくの。ゆっくりイけばイくほど、ステキなのよ。」

ヨシエは、立って、沙也加を横抱きにして、ベッドに運び、寝かせた。
そして、口での愛撫を、手に変え、
沙也加の髪を梳き、顔中にキスをし、沙也加の体中を撫で回した。
ヨシエの手での愛撫は続いている。
ヨシエが再び、ねっとりとした唇を重ねて、舌を絡めてきたとき、
大きく、はち切れそうになっている沙也加の男の証しは、
快感の限界に来ていた。
自分は、もうすぐイってしまう。

薄れゆく意識の中で、
美女丸は、伊賀きっての天才軍師というプライドに決別する覚悟をした。
「お姉様。お願い、あたしをイかせて。お願い。もう、許して。」
沙也加は、懇願した。
「じゃあ、もうすぐイかせてあげるわ。」
沙也加に微動が始まっていた。
「お姉様。お願い。あたし、変になりそうなの。お願い、イかせて。」
沙也加は、シーツをつかみ、首を左右に振った。
ヨシエは、愛撫を速め、沙也加の顔を見つめた。
イくときの沙也加は、さらに美しい。
ヨシエの心は震えた。
手の愛撫をさらに速めた。
「いや、いや、お姉様。あたし、イく、イっちゃう。あああ、イっちゃう。」
沙也加は、激しく体を上下した。
ヨシエは、沙也加のものを、口に入れた。
沙也加は、あああ・・と叫びながら、背を反らせ、アゴを上げ、
熱い物を、ヨシエの口の中に放射した。

その後、沙也加は、沈み、眠りの中に堕ちて行った。
お人形のように手足を投げ出して寝ている絶世の美少女を、
ヨシエは、ゆっくりと眺め、そして、ドアの方へ歩いて行った。
ドアを開けると、ボーイ姿のヨシエがいる。
「すまんなあ。待たせてしまった。」
「いえ、何でもありません。」
「声が聞こえたか?」
「はい。最高に興奮してしまいました。」
2人のヨシエは少し笑った。
「あの子は、当分『沙也加』となり、元の自分は眠り続けている。
そこを、うまくやってくれ。」
「はっ。」

ドアをくぐったとき、ボディコンのヨシエは、生田に変わった。
そして、ボーイのヨシエが、中に入った。

(次回、『生田、203歳中の1敗』最終回です。)


バナーをこちらではまだ貼れずにいます。
アメブロの方で押してくださると、幸いです。





超天才妖術使い・生田剛之介座衛門②「権之助・虫丸、苦境に立つ」

超天才妖術使い・生田剛之介座衛門②「権之助・虫丸、苦境に立つ」


権之助・虫丸は、お金の動きに気を払っていた。
初めの1時間が終わった。
支払いはすべて現金なので、カードの客は、
会計の隣にあるATMで、現金に変えていた。

権之助の客は、約10万円の支払いだった。
会計に10万円払った。

権之助の目の前で、残り8万円を権之助に渡した。
客が払ったお札なので、なんのごまかしもない。

権之助は、その日、5人の客を相手にして、
計40万の収入を得た。
バッグの中は、本物の現金でいっぱいである。
偽物なら、天才妖術使いの権之助にはわかる。

時は深夜の12時。
客が帰ったあと、生田は、ホステスを中央に集めた。
「どうだ、みんな儲かったかな?」
「はーい!」という、みんなの元気な声がした。
「どうだ、可愛い女の子になって働けば、疲れはさほどないだろう。」
「ありませーん。もっとやりたいでーす。」
「それは、なによりだ。これからは自由時間だ。
 明日の午後5時まで、自由時間だ。
 大金が手に入ったといって、無駄遣いをするなよ。では、解散!」
「お疲れ様でした。」

レナ(権之助)とミサ(虫丸)は、同じ部屋だった。
部屋に入ると、金庫がある。
お金を一旦その中に入れた。
「金庫に仕掛けはないよな。」と虫丸。
「そうは、見えない。」権之助。

「俺は今日、客に4回イかされた。
 修練を積んでいる俺が、4回が精いっぱいだった。
 それが、他の女の子達は、元気一杯だった。そこがわからん。」と権。
「覚せい剤か?」
「それなら、俺たちももらえただろう。まだ、バレているとは思えん。」

「幻覚か?」権之助。
「ばかな。伊賀一番のお前が見破れぬ幻覚などあるものか。」虫丸。
「とすると、結論は1つ。
 あの男生田の、恵まれない女装子への、完全な慈善事業だ。」と権之助。
二人は、これまでの考えを、心伝で、美女丸に送った。

外に遊びに言った子がたくさんいたが、
カナとユカは、部屋の中にいた。
壁の大鏡を見ながら、カナが後ろからユカを抱いて、
ユカの乳房を愛撫していた。
「ね、こんな夢みたいなこと、信じていいのかな。」とユカ。
「あたし、騙されたものだっていい。
 こんなに幸せな思い、生まれて初めてだもん。
 あたし、体重110kgもあるのよ。
 それだけで、みんなにからかわれて、毎日辛かった。
 それが、今、45kgくらいの子でいる。
 これが、夢でも詐欺でもいい。」カナ。
「あたしも同じだよ。背が、195cmあるの。
 それが、158cmくらいの可愛い子になってる。」ユカ。

「ああん、カナ、あたし感じる。」
「ね、ここは、もっとじゃない。」カナは、ユカの服の上から、乳首を愛撫する。
「ああん、そこ、感じる。耐えられない。」ユカ。
「ユカの、悶える顔可愛い。」カナ。
「交代。」ユカがカナの背に来た。
ユカの愛撫を、カナは黙って耐えている。
ユカが、カナの乳首を、くりくりする。
「あああ、だめ。それ、感じ過ぎちゃう。ユカ、やめて。」
「ああん、悶えるカナ可愛い。」
カナが、ユカの方を向いた。

「ユカ、キス。いつ夢が破れるとも限らない。」カナ。
「うん。」
二人で抱き合い、互いの体の柔らかさに感激した。
二人は、恐る恐るキスをした、
その内、深くキスをした。
ニューハーフ5年のキャリアがあっても、初めてのキスだ。
二人は、胸をふるわせた。

「ね。ショーツ、脱いじゃおう。」
「うん。」
二人は、脱いで、ベッドに座り、太ももを撫で合った。
「あたし、今、びんびん。」ユカ。
「わかるよ。スカート、テント貼ってる。」カナ。
「カナもびんびんでしょ。」ユカ。
「ユカ、触らせて。」
「あん、カナ、恥ずかしいよ。」
「ユカ、あたしのも触って。」
二人は、ベッドに乗り、抱き合い、アソコを触りあった。

二人は、荒い息をついていた。
「どうして、こんなに感じるんだろう。」ユカ。
「お客様のときは、仕事だからじゃない。」カナ。
「カナと初めて会ったのに、カナのこと好きになってる。」ユカ。
「あたしも、ユカが大好き。可愛くてたまらない。」カナ。
カナは、ユカのPを、口の中に含んだ。
「ああん、カナ。あたし、幸せ。あたし、すぐにイっちゃいそう。」ユカ。
「ユカ、こんなに可愛いのに、Pがあるなんて、あたし、気絶しそう。」
カナは、手の愛撫に変えて言った。
「ああん、カナ、もうだめ。可愛いカナにそんなことされたら、
 あたし、すぐイっちゃう。」
「いいよ、いっても。あたしの口の中にいくの。」カナ。
「あ、あ、あ、ダメ、イク、イク、ああん、
 イっちゃう、イっちゃう、イっちゃう。」
ユカは、シーツを握りしめ、体を震わせ、果てて行った。

変りばんこに、次は、カナが大声を上げながら、ユカの口の中に液を飛ばした。
二人は、可愛いネグリジェを着て、同じベッドの中で抱き合って寝た。

長身のママこと湖水(こすい)の部屋に生田がやってきた。
「まあ、お疲れ様。」と湖水は、生田の首に腕を回した。
「なんだ、縛って欲しいのか。」
「やだわ。あなたったら、人の心がわかるんだから。」
「悪いことには使わん。ここで、湖水を縛ることは、いいことだろう。」
「そうね。」
湖水は、ロングドレスを着ている。
「さあ、ベッドにあがって。」
ベッドに上がった、湖水の上半身を、生田は、がっちりと縛る。
「なんだ、もう濡らしているのか。」
「まだよ。そんな簡単にいく女じゃないわ。」
「あはは、まあいい。」
生田はそう言いながら、湖水のスカート部分をずっと上げて、
湖水の太ももまで丸出しにした。
そして、湖水のショーツを、脱がせた。

すると、湖水が股の間に挟んでいたPが、ビンと出て来て、
隆々と天井を向いた。
湖水は、恥ずかし気に頬を赤らめて、生田を見た。
「俺は、この瞬間が一番好きだ。」
「女を笑いものにするのね。」
「ああ、そうだ、いい女ほど、笑いものにしたくなる。」
生田は、2mほどの棒を持って来た。
「湖水、壁にもたれろ。」と生田が言う。
湖水がそうすると、生田は湖水の脚を開き、両足首を棒に縛りつけた。
湖水は、膝を曲げた形で、脚を広げている。

「あなた、あたしのPが、丸見えだわ。恥ずかしいわ。」
「『あたしのPが露わになって、あたし、興奮するわ。』そう聞こえる。」
「いやよ。あなた。」
「俺は、今から、ちょっとした用を足して来るから、
 湖水には、久しぶりの放置プレイをさせてやろう。」
「まって、嫌よ。やめて。」
と言う湖水を置いて、生田は部屋を出て行った。

生田は、「レミ(権之助)、ミサ(虫丸)」の部屋をノックした。
「はい、どうぞ。」という可愛い声が聞こえる。
ドアから、生田が顔を見せ、権と虫丸は、少なからず驚いた。
ドレッサーのストールに権が座り、一番いい椅子を生田に差し出した。
権と虫丸は、いざとなったら逃げだせるように、退路をさりげなくさがした。
今のところない。

「今日二人は、さぞ大変だっただろう。生身の体を使ったからな。
 4回続けてイくのは、修練したものでもキツイ。」
権と虫丸は、自分たちの正体がばれていることを察した。

「他の女の子達は、幻覚に守られているのだよ。
 射精は幻覚で、イった本人も、イった気でいる。
 だが、体には、影響がないから、すぐ元気になる。」

「あなたは、どなたですか?」権之助はいった。
「始めに言ったろう。生田剛之介座衛門だと。
 今頃、お前たちの美女丸が、必死にこの名を調べているだろうよ。
 だが、そうそうは、見つからない。
 せいぜい過去100年ほどの忍者を調べているだろうが、
 私は、今年で203歳だ。
 美女丸も203歳の人間がいるとは、思わないだろう。

 今日、ここに来たのは、君たちに文句を言いに来た。
 君たちは、自分の力で、可愛い女になれるのに、ここに来た。
 そのせいで、自分の力で、可愛い女の子になれない者が、
 2人入れなかった。
 その2人に悪いことをしたと、そんなこと考えなかったか。」

「あなたが、悪いことを企んでいれば、2人、助けたことになります。」
権之助入った。
「ははは・・。なるほどな。それも、一理ある。
 では、君たちが、1週間最後まで見届けられるように、
 君たちを彼女達と同じにしてあげよう。
 さもなくば、3日で音をあげるだろう。
 忍者のままでは、今日のようにとても体がもたん。
 権之助、私を見よ。」
権が生田を見たとき、生田の目から、フラッシュのような光線が出た。
「虫丸。私を見よ。」
虫丸も、すごい光線を浴びた。
「これでよい。今、二人の忍術を封印した。
 同時に、君たちに、あの子達と同じ幻覚を与えた。
 君たちには、忍者として『意識』だけ、わずかに残しておこう。
 それは、最後はどうなるか、見届けることができるようにだ。
 私が、善良な忍者だとな。
 二人は、レナとミサという女装子になる。
 レナとリサは、自分の意志で動く。君たちには、それをどうするすべもない。
 見ているしかない。考えはできるが、心伝は、使えぬ。
もちろん、レナとミサの意志を左右することは出来ぬ。
 では、残り6日間、楽しく過ごすがよい。」
生田は、部屋を出て行った。

「ミサ、あたしたち、純粋なミサとレミになったよ。」とレミ。
「あたしたちの思い通り何をしてもいいってこと?」ミサ。
「そうだと思う。」レミ。
「だったら、今すぐレミを抱きたい。」ミサ。
「あたしだって、同じだよ。」レミ。
二人は、椅子から立って、抱き合いキスをした。
「ああん、やっぱりお客より好きな子とするのがいい。」レミ。
「うん。あたし、もう最高に興奮してる。」ミサ。
「レミが好きでたまらない。」ミサ。
「ミサが好きでたまらない。」レミ。
二人は、また、抱き合った。
権之助と虫丸は、それを見ているしかなかった。
自分たちが、とっさに作った人格だ。
その二人が、今、好き合い、抱き合っている。
権と虫丸は、複雑な心境であった。

湖水のいる部屋に帰って来た生田。
湖水は、がっくりとうなだれ、しおれたPの前に射精をした跡がある。
「湖水。放置プレイとは、恐るべきものだな。」
湖水が気が付いた。
「いや~ん。縛られてうごけないし、アソコも丸出しで、
 襲われたらどうしようっていう妄想が次から次へと来て、
 襲われ犯されてる妄想の塊になって、イっちゃったの。」

「そうか、そうか。」と言って、生田は湖水の脚のロープだけ取った。
「じゃあ、まず、湖水の口から犯してやろう。」
生田は、ズボンからPを出して、湖水の口に突っ込んだ。
そして、ピストンをしていると、湖水のPが、再び元気になった。
さんざん口を犯され、湖水はよだれを垂らしていた。
「あなた、あたしを犯して。」
「それは、お尻のことか。」
「もちろんよ。」
「お前のような絶世の美女のお尻など、恐れ多くて近づけんぞ。」
「いやん。あたしを女にして。」
「じゃあ、お前の美しい顔を拝みながら、仰向けでいくか。」
生田は、湖水を仰向けにして、湖水の膝を湖水の顔に近づけ、
ぬめりを入れ、静かに挿入した。
「ああああ。」と湖水が、美しい顔を歪める。
湖水は、どう顔を歪めれば、男を魅了するかを知り尽くしている。
どんな声をあげれば、男が奮い立つかを知りつくしている。
生田は、湖水の女の術にいつもかかる。
瞬く間に萌えてしまい、気が付けば湖水を無我夢中で突いている。
「ああ、すてき、あああ、あたし、あたし、ああああああ。」
「ああ、湖水の声が、たまらん。湖水行くぞ。」
「ええ、あなた、あたしも、いくわ。」
二人は、声を震わせ、果てていくのだった。

(次回、『美女丸、ニューハーフ店に侵入』です。)


バナーをこちらではまだ貼れずにいます。
アメブロの方で押してくださると、幸いです。





超天才妖術使い・生田剛之介座衛門①「権之助・虫丸見破られる」

エッチ本位のお話出す。(今日は、エッチがありません。)
何度か、登場している「女人変化」です。
初っ端、長いです。すみません。
読んでくださると、うれしいです。
==================================     

超天才妖術使い・生田剛之介座衛門①「権之助・虫丸見破られる」


ここは、伊賀妖術の里。
セミの音がうるさい夏である。
村長(むらおさ)の前に、伊賀最高の妖術使い・権之助と虫丸が呼ばれていた。
「東京に、不思議な妖術をもって若者を女にしている人物がいる。
 何か、よからぬことを企んでいると見える。
 お前たちに、それを探って来てほしい。」
「はは。」と二人は言って、ぱっとその場から消えた。

東京に向かって、すごいスピードで走っている。
二人は心伝というテレパシーに近い術をもって話していた。
「生田剛之介座衛門など、聞いたことがあるか。」と虫丸。
「ない。風魔にも、甲賀にもおらぬ。」
「では、名前を偽っているのか。」
「偽るなら、もっと平凡な名前にしないか。」
「それもそうだ。」

二人は、東京のアジトに着き、早速パソコンで調べた。
「見つかった。」
『女装したいが、全く不向きで嘆いている学生集合。
 20名限定。不向きな人から優先。すべて無料。期間1週間。』
そして、集合場所・時間が書かれてあった。

「虫丸。あと30分しかない。」
「わかった。女装に向かない体型、顔立ちだな。」と権。
「権はそのままでいいだろう。まるで、イノシシだからな。
 俺は、190cmの学生になろう。
 顔は、男丸出しで行こう。」

集合場所は、あるプレハブの家だった。
その横の空き地に30人くらいが集まっている。
募集の内容を読まなかったのか、かなり可愛い学生もいる。
やがて、髭をたくわえ、スーツにネクタイを締めた、
50歳くらいの男が、プレハブから出てきた。
「ええ、これから、選考を行う。
 私の独断と偏見で行うから、落ちたものは、恨まぬように。
 またの機会を待ってほしい。」
男は、そういって、30人らの学生に、
「はい、君、君も。君と君。君は背が高いなあ。」と虫丸に言った。
「はい君。」を続け、権之助も、何とか合格した。

プレハブに入ることができた20人は、そうそうたる顔ぶれだった。
長身、肥満、背がとても低い者、顔立ちが、女性からおよそ離れたもの。

20人を前に、髭の男は言った。
「私は、生田剛之介座衛門という名だか、長ったらしいので、生田と呼んでほしい。
 君らは、これから、私の妖術によって、1週間、可愛い女の子になれる。
 1週間だけだぞ。いいな。
 そして、私は、君たちに、ニューハーフ・ホステス5年のキャリアを、
 みんなにインストールする。
 つまり、声も、仕草も、立ち居振る舞いも、キャリア・ホステスさんのように、
 なれるわけだ。

 そして、ニューハーフの店で、一日5時間ほど働いてもらう。
 このため、君たちのPだけは、そのままにしておく。
 店の使用料として、客一人につき2万円もらう。
 1日5人ほどの客を相手にする。
 1人から、最低10万は稼げるだろう。
 1人に付き2万円納めた残りは、君たちのものだ。
 君たちは、驚くほどの収入を得るはずだ。
 そのお金で、今後の身の振り方を考えて欲しい。
 
 あ、一つ。お店には、2階に宿泊施設がある。
 二人一部屋だ。仕事が終わったら、二人で何をしてもいい。
 じゃあ、店の方に進もうか。」

生田はそう言って、プレハブのすぐ隣にある、ビルに入った。
その地下に入ると、豪華な、キャバクラのような店である。
中央に、丸くなった20人は座れる楕円形の空間があり、
学生たちは、楕円形のソファーに座った。
学生たちは、みんな、期待と緊張で、黙っていた。

「では、まず、君たちを可愛い女の子にしよう。
 みんな、誰でもいい、自分の一番の憧れの女の子を頭に浮かべて欲しい。
 浮かべたかな、じゃあ行くぞ。」

権から虫丸に緊急の心伝が来た。
『俺たちは、生田の妖術にかからない。
 適当にみんなに合わせて、女人変化しろ。』
『諒解。』

生田は、短い棒を20人に一かけした。
すると、端から次々と超可愛い女の子になっていく。
そして、全員が女の子になった。
多くの子は、流行りのAKK50の女の子に似た顔にしていた。
身長は、155~160cm。
キャミのワンピ。膝上20cmのふわふわのスカート。色は取り取り。
ニューハーフ・キャリア5年が、すでにインストールされている。

可愛い女の子になった学生たちは、キャー、キャー言って、
鏡になっている店の壁に、自分を映しに行った。
そして、うれしさに近くの学生同士で、抱き合ったり、手を取ったり、
泣き始めた。その仕草、姿は、すでに完全な女の子だった。
自分の男の心を塞ぐように、女の子の心が支配している。
権と虫丸も、彼女達に合わせて、二人で抱き合って泣く真似をしていた。

『権、どこかに裏を感じるか。』と虫丸。
『いや、わからん。生田が、本当に学生に金をやるかだ。
 客一人2万。その残りを学生にやれば、裏は、今のところあるとは言えない。』
二人は、心伝を交わした。

「さあ、みんな。開店まで、1時間ある。自分の女の子姿をよく見ておくことだ。」
生田は、言った。
開店の7時になった。
客がドンドン入って来る。
中央の大きな丸い席は座ららず、その周りの2人掛けのソファーが、
バスの座席のように、並んでいる。
ボーイは、すべて女性である。
白いYシャツに黒いベスト。バーテンダーの服装をしている。
5人いる。
バーテンダー兼厨房は、3人。みんなすこぶる美人である。
その他、呼び込みやこまごました仕事をする使用人がいる。
5年のキャリアをインストールされた彼女たちは、すべて心得ている。

ここは、エッチがありの店だ。
キス・・5000円。
胸をいじる・・5000円。
太ももを撫でる・・5000円。
ホステスのPに触る・・1万円
ホステスにPを愛撫され、イかせてもらう・・2万円。
ホステスのPを愛撫してイかせる。・・3万円。
ホステスのアナルを犯す・・5万円。
 
この料金表がテーブルに貼ってあり、フェアーである。

高いと言う声もあるだろうが、エッチをしなければ、安い。
みなタレントやモデル級のホステスである。
めったにお目にかかれない美少女達だ。
お客は、金を払う。信じがたいPありの可愛い女の子達である。

もちろん、その他、酒代、つまみ、フルーツなどの料金もある。
これらをホステスは熟知している。

生田は、前宣伝を盛んに打っていて、
タレントと変わらい程可愛い女の子が20人そろっている。
全員P付。ノーホル。
そんな、触れ込みで、初めは物珍しさに、大勢の客が来た。
客一人にホステス一人である。だから、1回に20名しか入れない。
そして、1時間制限である。

銀ラメのドレスをきた、背の高いママがきた。
大変な美貌である。
髪は、毛先が方々にはねた、ショートカット。

「さすがね。生田さん、宣伝がうまいわ。」とママ。
「一日いくら儲かるか、分からんなあ。
 が、君は、黙っていても2万×5×20人。つまり200万は入るわけだ。
 一人の客は1時間で終わり。毎日5ラウンド。 
これで、十分だろう。」

生田は、満足そうに、ホールを回る。

「高木さん。お金の使い過ぎよ。アナルまでなさるの。
 13万くらいになるわ。もうだめよ。禁止。」
「ここのホステスさんに会うために、飛行機で来たんだぞ。
 13万がなんだ。」
相手をしているホステスは「楓」といって、たまらなく色っぽい。
これなら、最後まで行きたくなるだろう。

ソファーの上で始まった。
「いやん、あ~ん、あん、感じちゃう。」と声が色っぽい。
こんな声出されたら、客は、止められないだろうと、生田は思った。

これが、この青年たちの真実の姿なのだ。
生田の妖術は、一種の幻覚を使っている。
青年一人に、自分が女の子に見える幻覚を見せる。
それは、他人から見ても、幻覚通りに見え聞こえる。
そして、自分で触っても、幻覚通りに感じる。
そして、他人が触っても幻覚通りに感じる。
これなら、「ある」ということと変わらない。

つまり、青年たちの体は、元の状態にキープされている。
Pを刺激されて出て来る白い液体も幻覚なので、
日に何回でもお客の求めに応じることができる。

生田は、ある眼鏡をかけた。幻覚を取り除き、真実の姿が見える眼鏡だ。
かなり肥満の青年が、可愛い可憐な女の子の役をしている。
客が知ったら怒るだろうなと思った。

客が大勢待っているので、1時間で全員帰ってもらう。
アソコが満足した男は、すっきり、さっさと帰って行く。

権之助と虫丸は、必死の思いで、相手をしていた。
幻覚をまとっているわけではないので、そう何回も、
客のフェラに応じられない。すべて、自前である。

生田は眼鏡で見ているうち、発見した。
みんなは、変身まえの、女装に向かない男達に見える。
ところがこの二人。可愛い女の子でいる。
客と悪戦苦闘している。
「さては、二人は、女人変化か。
 今、苦労しているが、相当にできる。
 まあ、いいか。奴らが何のために、ここにいるのか、
 それを、知るのは、後のお楽しみでよい。


(次回は、「権之助、虫丸、苦境に立つ」です。)


バナーをこちらではまだ貼れずにいます。
アメブロの方で押してくださると、幸いです。




家族3人の会話『女装、ピンチ!そして逆転か?』

家族3人の会話『女装、ピンチ!そして逆転か?』


(今回は、もろに「女装」の話題に突入し、女装ピンチ!となりますが・・。)

娘:友達でさ、ゲイの人が好きな子がいるんだけど、
  お母さん、そういうのあり?
妻:好きな男の子がゲイだったじゃなくて、
  元々ゲイの人が好きなの?
娘:じゃないかな。心理がわからない。
妻:あたしも、分からないわ。ニューハーフの人が好きなら、まだわかる。
私:そう言う子、一人だけじゃないよ。
娘:ええ?
私:そう言う子、「オコゲ」っていうんだよ。
  オカマの底にくっついてるから「オコゲ」。
娘:お父さん、そういうことだけ、詳しいね。
私:昔、清水美沙がオコゲの役で主演した映画があったもの。
  文字通り、ゲイの2人にくっついていく。
  「オコゲ」って言葉があるくらいだから、
 その子の仲間、けっこういるんじゃない?

娘:ね、ゲイの人、気持ち悪いって思う?
妻:ちょっとね。
私:マツコ・デラックスなんか、受け入れられてるじゃない。
娘:あの人は、ゲイじゃなくて、女装。
  女装は、女装で、一世界あるのよ。
  男の人が女の服着て、満足してるの。
  お母さん、どう?女装の人受け入れる?
妻:だめ。なんだか、気持ち悪いって思っちゃう。

(うわあ~、女装、ピンチ!)

娘:あたしもそうよ。それこそ、心理がわからない。
  お父さんは、どう?
私:ぼくは、宴会で「魔法使いサリーちゃん」やったって言ったじゃない。
娘:若いときの話しでしょ。
私:退職の年だよ。若い女性社員は、可愛いって大喜びしてくれたからね。
妻:それは、「宴会」だからよ。

娘:で、お父さんは、サリーちゃんになれて、うれしかったの?
私:うれしかったよ。みんなが喜んでくれたし。
娘:女装したら、自動的に、仕草とか動作とか、女の子風になっちゃうの。
私:ならないよ。終わったら胡坐かいてたし。(ごまかし)

娘:で、結論だけど、お父さん、女装の人どう思うの?
私:気持ち悪いなんて全然思わないよ。
  ぼくは、男でしょ。だから、女装の人は、女性といっしょ。
  綺麗だったり、可愛かったら、いいなあと思う。
娘:そうなの!
私:そうだよ。君らは女でしょ。だから、宝塚の男役の人は、
  イケメンだから、ステキって思うんじゃないの。
妻:あたしは、思わないけど、宝塚ファンの女の子いっぱいいるわね。
娘:そうか。女だから、男装の人は、男と同じか。
私:ぼくは、宝塚の男装の麗人見ても、何とも思わないからね。
  それは、ぼくは、ゲイじゃないから。
  あ、でもさ。男装の麗人が、たまに、女装することがあるんだけど、
  あれ好き。「ベルサイユの薔薇」で、男装のオスカルが、1度女装した。
  ぐっと来ちゃったね。

娘:まとめるとさ。お父さんは、女装した人は、女性と同じだから、
  気持ち悪いなんて思わない。
私:その通り。
娘:それって、一般的?
私:非常に個人的。
娘:大半の女性は、ゲイの人やオネエの人を、気持ち悪いと思うけど、
  オコゲのように、好きな人もいる。
私:「気持ち悪い」って言葉だけど、ゲロや蛇や腐ったスイカに言うなら
  構わない。でも、ゲイやオネエや女装の人は、その人の生き方なんだから、
  「気持ち悪い」って言葉は、大声で言わない方がいいよ。
娘:なるほど。そうかも。
私:「性同一性障害」今「性別違和」っていうんだけど、
  その人達を、「気持ち悪い」っていう人、すごく少なくなったでしょ。
  「病気とか障害だから、しかたないよ。」ってのが世間一般の理解の仕方だと思う。
  でも、ほんとは、「その人の人格なんだから」って理解する方が正しい気がする。
  それと同じで、ゲイの人もレズの人も、オネエの人も女装の人も、
  全部その人の人格なんだよね。そう理解して欲しいわけ。
娘:ゲイやレズの人は、「人格」ってわかるけど、
  「女装」は、趣味じゃないの?
私:とんでもないよ。その人を一生支配するものだよ。
  趣味の人も、そりゃ、いると思うけどさ、
  美輪明宏やピーターは、あの年齢になっても、女装やめないじゃん。
(こう言いながら、私は、カムアウトできていません。)

娘:そうなんだ。すると、オコゲも人格かな。
  じゃあ、あの子に教えてやんなきゃな。
  オコゲって言葉があるくらいだから、あんた、一人じゃないよってね。
私:安心には、なるね。

※ちょっとしゃべりすぎて、私、ピンチでありました。


バナーをこちらではまだ貼れずにいます。
アメブロの方で押してくださると、幸いです。





女装子・変身・特集(写真)

女装子の男性時代と女性時代の比較写真を、集めてみました。
今回も、方々から、拝借しました。あらかじめ、お礼申し上げます。


middle_1448535375.jpgmiddle_1448632428.jpg
この方の変身は、萌えてしまいます。女装だけでなく、
女になるための、いろいろな過程を踏んでおられます。
もう少しこの方の写真です。

middle_1448632360.jpg
middle_1448632046.jpg
middle_1448687531.jpg
↑最後の写真は、全くの別人に見えますが、さらに精進され、さらなる女になられました。


middle_1422973157.jpg
middle_1422973077.jpg
上の写真の男性が、変身されたのは、もちろん、下の写真の、抱かれている女性です。
私、これ、ものすごく萌えました。


middle_1417417737.jpg
お2人は、似てらっしゃるので、疑う余地なしですね。
もう少し。

middle_1417416872.jpg
middle_1421415982.jpg
プロの手が入ったのでしょうね。ステキな美女になりました。


middle_1421472525.jpgmiddle_1421472844.jpg
表情もさらにステキになり、くびれも、おへその7cmほど上になり、大変身ですね。


middle_1421933269.jpgmiddle_1421933365.jpg
middle_1421934083.jpg
変身後は、どう見ても女性ですよね。これ、すごく萌えてしまいます。


middle_1446878796.jpgmiddle_1446878684.jpg
完全に女性に変身ですね。


middle_1441948806.jpg
似てらっしゃいますが、右は、「女」ですね。


middle_1447931113.jpg
中国の「アリス歌劇団」のリーダーとか。
middle_1447923084.jpg
白衣の方です。これ、すごく、萌えちゃう写真です。

middle_1447922980.jpg
清純な女性ですよね。上の方です。


middle_1448029454.jpgmiddle_1448030955.jpg
ちょっとオシャレな、どこにでもいる女の子。完パスできそうです。


middle_1448786126.jpgmiddle_1448797703.png
この方、好きなんです。もう少し。

middle_1448787155.png
middle_1448786956.png
こんなナチュラルな女装にあこがれます。


少し、疲れました。この方で最後にします。

middle_1447400932.jpgmiddle_1447400589.jpg
男性のときも、可愛いですね。

middle_1447400779.jpg
とても、可愛い人で、歌も踊りもできる、タレントさんだそうです。

では、みなさま。最後までご覧くださり、ありがとうございました。
いずれ、また!

バナーをこちらではまだ貼れずにいます。
アメブロの方で押してくださると、幸いです。






続きを読む

ダメな受付嬢の巻<別話>『受付嬢の真なる反省』後編

エッチな場面もないまま、大変長くなってしまいました。
読んでくださると、うれしいです。
==================================

ダメな受付嬢の巻<別話>『受付嬢の真なる反省』後編


案内係に礼を言って、中に入った。すると、義男がいて、豪華な寿司が並んでいる。
「まあ、義男ったら、この会社の社長さんだったの?」朱美はびっくりした。
「はじめっから言ってくれればいいのに。」
「ほら、例のお願いがあったろう。第一受付の出来具合。」
朱美は、2つボイスレコーダーを出した。
「第一受付は、これ。点数マイナス100点。
 第二受付は、これ。プラス100点。さすが黒川商事たる受付だったわ。
 第一受付は、惨憺たるもので、ひどすぎるの。
 バイリンガルの女性が、彼女たちの教育係りみたいだった。
 彼女がいちばん第1受付嬢のひどさを知ってると思う。
 あんな受付されたら、大口の顧客をみんな逃してしまうわ。」

その頃下では、2人が大変な思いをしていた。
赤い服の女性が見当たらなくなってしまった。
第一受付の沙也と美穂は、大慌てだった。
赤い服の女性が、会社を去るに十分な時間を、ジュディと話してしまった。
待っていてくださいとも言わず、ただ、ほっぽったままにした。

さらに、お客の発言の途中で、
ジュディのところへ聞きに来ってしまった。
なんたる、失礼だろう。

「ジュディさん、いらっしゃいません。」二人は、ジュディに言った。
「だったら、外でしょう。今すぐ外を探しなさい。」
二人は、会社の周りを、探しにさがした。1kmは、走ったかもしれない。
自分たちの首がかかっている。どうしても、見つけないといけない。
しかし、電車の駅は遠くない。
今頃、とっくに電車の中だ。
赤い人を見つけることは、不可能だ。二人は、断念した。



「どうしよう。」と、二人は、頭を抱えながら、
会社そばのベンチに座った。

「あたし達、首になったら、どうなるの。」
「どこも雇ってくれないわ。
 履歴書で、どうして退社したのか絶対聞かれる。
 聞かれたら、嘘は言えない。
 その会社は、雇う前に、あたし達が辞めた理由を絶対に調べる。
 首になった人間を、雇う会社があると思う?」
「黒川商事ほど待遇のいい会社はないのに。
 病院で寝たきりの弟がいるの。あたしが入院費を負担してるの。
 入院費を払えないと弟は死んじゃう。」
沙也は泣き始めた。
「あたしだって同じよ。妹を大学に行かせてあげられなくなる。
 妹は、がんばって1年生のときから、必死に勉強して来ているのに。
 そんな大切な会社なのに、どうして、いい加減な仕事をしちゃったんだろう。」
そう言って、美穂も、泣き始めた。
やがて、二人は、ベンチにうずくまって、大泣きをした。



二人は、会社に戻って来た。
第2受付の入り口に来たので、試しに聞いた。
「ね、メイクの濃い、赤い超ミニの人見なかった?」
「あたし達が、受付したわよ。今社長室にいらっしゃるはず。」
「ああ、よかった。」と二人は、安心した。
「ね、変な人だとは、思わなかった?」
「何が変なの?
 ・危険物を持っていそうな人。
 ・精神的に不安定な人。
 ・流行性の病気にかかっていそうな人。
 私たちが、気を付けるのは、それらの人って、マニュアルにあるじゃない。
 赤いミニの方は、このどれかにあてはまるって言うの?」

それを聞いて、二人は答えることもできず、ふらふらと受付に戻った。
第2受付の二人が、立派で輝いて見えた。
二人とは同期で受付に入った。
2年間の心がけの違いで、こんなに大きな遅れをとってしまった。
いや、遅れではなく、堕落だ。
沙也と美穂は、惨めでならなかった。

二人はジュディを見つけそばに行った。
「社長室にいきますよ。」
ジュディは、そう言って、後は黙って二人を連れて行った。
社長は、二人にとって、雲の上の人のような存在だ。
二人は、かちんかちんになっていた。

社長室の別室に、社長の黒田義男、第一秘書の大西健二がいた。

朱美は、お寿司を前に、社長室で待っていた。

5分ほど後、社長室の別室で、
沙也と美穂は、
自分たちのボイスレコードと第二受付のボイスレコードを、聞かされ、
泣きはらしていた。
改めて聞かされ、自分たちのひどさに、耳をふさぎたいくらいだった。
どんな弁明もできなかった。

「私は、2年間騙されたのね。」とジュディが言った。
「あなた達は、私が近くにいるときだけ、マニュアル通りにやって、
 それ以外では、ひどい手抜きの受付をしていた。
 マニュアルの内容を忘れてしまったのなら、まだ許せます。
 でも、いつでもマニュアル通りにできた。
 それなのに、手抜きをし、自分達だけ楽をした。
 わが社にいらしたお客様は、受付嬢とは、二人とも座っているものだと、
 思っていることでしょうね。
 私は、この責任をとって、辞職いたします。」
「悪いのは、私たちです。私たちが、辞表を書きます。」
沙也と美穂は言った。


「まず、受付の君たち自身が、自覚しているかどうか聞こう。
 今日、一番いけなかったのは、何だと思っているかい。」
義男は聞いた。

「それは、アポイントはございますか、と2年も使ってきたことです。」
「それは、2年間にわたる罪だ。今日のことを聞いている。」
「お客様の指摘に対し、不愉快を顔に出し、口答えしたことです。」沙也。
「マニュアルを見てごらんと言われて、マニュアルはここにはないと、
 嘘をついたことです。」美穂。
「わかっておらんなあ。君たちを本当に首にしたくなった。」
義男は、不機嫌を顔に出した。

「正直に、心のままを言いなさい。」
ジュディが助け舟を出した。
二人は考えていて、やっと気が付いた。
「あの、朱美さんの厚化粧や超ミニの格好を見て、心で馬鹿にしました。
 そこから、すべての間違いを犯しました。
 偏見を持たなければ、朱美さんのすべての助言に従えました。
 朱美さんが、文が変だと思う理由をおっしゃったときも、
 よく考え、間違いに気付けたかもしれません。」
「応対マニュアルを見なさいと言われたときも、素直に見ることができました。
 朱美さんに言われたときは、ないと嘘をつき、ジュディさんに言われたときは、
 飛んで見に行きました。
 朱美さんからご覧になれば、これは、大変な屈辱です。
 初めに、お名前や要件をおっしゃったとき、
 約束などないにきまってると思い込み、しっかり聞く気になっていませんでした。
「そうです。私たちの偏見で、すべての間違いを犯しました。」
 
「やっと、少しわかってきたようだね。
 こんな可能性を君たちは考えたことがあるかな?
 
 あくまで、例えばの話だよ。朱美さんは、顔に大きなアザがある。
 それを、隠すために、ファンデーションをすごく厚塗りにしている。
 左右の目の開き方がちがっている。そこで、つけ睫毛をたくさん使い、
 目の開きを左右揃って見えるようにしている。
 唇に縦に貫いて、大きな傷がある。
 だから、真っ赤な口紅を、大きく塗って、少しでも傷を隠している。
 超ミニで来るのは、顔を見られたくなくて、人の視線を脚に集めるため。
 あくまで、例えばの話しだがね。」義男は言った。

二人は、顔色を変えた。思ってもみないことだった。
「あの、そうだとしたら、朱美さんを馬鹿にしたことで、
 朱美さんの心を、ひどく傷付けました。」
「厚化粧の朱美さんを蔑んではいけませんでした。
 超ミニを見下しては、いけませんでした。
 人にはどんな事情があるとも限らないのに、私達は、想像力がなさ過ぎました。
 そのため、朱美さんを深く傷つけました。」
二人は、再び、涙をこぼし始めた。

「きっと朱美さんは、方々でも同じ扱いを受けているかも知れません。
 だとしたら、この会社だけは、公平な態度で接したかったです。
 どの方にも、公平に、接するべきでした。
 それが、受付としての私たちのプライドのはずでした。
 会社を愛する心でした。それを私たちは、いつの間にか失っていました・・。」

「今やっとわかりました。私たちに一番大切なのは、笑顔ではなく、
 誠実さでもなく、まず『公平』であることです。
 偏見を捨て、どのお客様にも『公平』に接することです。
 公平を欠いては、どんな誠実さも不誠実になります。
 どんな笑顔も、公平でなければ、笑顔を送らなかった人を傷つけます。
 私たちは、あまりにも、ひどすぎました。あまりにも、慢心していました。
 いくら後悔しても、後悔しきれません。」
二人は、そう言って号泣した。

泣いている二人をしばらく見ていて、義男は、ジュディを見た。
彼女は、にっこりして、手で丸を作って見せた。
大西を見た。
大西も、にっこりと丸を作った。

義男は二人に言った。
「もういいよ。顔を上げなさい。
 君たちなりに、ある考えに至ることができたようだね。
 なるほど。『公平』とは、何より大切なことかもしれない。
 ある人に笑顔を見せ、別の人に笑顔を見せないなら、
 両方の人に笑顔を見せない方がましだ。
 『公平』とは、私も教えられた思いだ。

 ジュディさんから聞いたが、
 君たちは、会社を首になってはならない事情があるそうだね。
 弟さんの病気のこと、妹さんの進学のこと。
 だからと言って、処分を軽くするつもりはない。

 しかし、さっきの君たちの反省は、真心と、私たち3人は見た。
 
 本来、首もあるらしいが、幸か不幸か、私は、甘い人間でね。
 人に、チャンスをあげたくなる。
 だから、君たちにも、3か月のチャンスをあげよう。
 
 第2受付の二人は、今、会社で、最も優秀な受け付けであるので、第一受付にする。
 そして、君たちに、第2受付を3か月できるチャンスをあげよう。
 その3か月、私たちは見ているからね。
 そして、君たちが、最も大切だと考えた『公平』を見事貫くことができたら、
 正規に第2受付の仕事をまかせよう。
 会社に大きな恥をかかせてしまったので、第1受付に返り咲くことは、
 あきらめなさい。
 ここで、自分の力で考えたことを、忘れず、がんばってくれたまえ。
 さ、もういいよ。」

沙也と美穂は、夢でも見ているような顔をした。
やがて、頬が赤らみ、二人で立って、姿勢を正した。
「夢のようです。がんばります。ありがとうございました。」
そう言って、ジュディと大西にも礼をして、頭を下げ、退室した。

廊下で、二人が、安堵の涙に暮れている声が聞こえた。

社長は、社長室にジュディと大西を誘って、
そこにいる朱美を紹介した。
ジュディは、朱美に何度もお礼を言い、部下の無礼を詫びた。

お寿司を4人で食べながら、
「社長。朱美さんのお顔のお話しは、本当ですか?」と、ジュディが聞いた。
「いえいえ、私が作った話です。」と義男。朱美が笑っていた。
「まあ、社長さんたら、なんとお上手な。あたし、信じましたわ。」
「私も、信じました。『社長が、例えばの話だが』と何度もおっしゃるので、
 逆に本当の話しだろうと思ってしまいました。」と大西。
「厚化粧は、不本意なんですけどね。」と朱美。
「好きなくせに。」と義男。
4人で笑った。

「しかし、彼女たちは、よく『公平』と言ったね。
 ふつう『誠心誠意』くらいでしょう。」と義男。
「『公平』が大正解です。公平さを欠いた誠実は、不誠実と同じです。」
そう言って、ジュディは、応対マニュアルを手に取り、
その第1ページを開いた。
そこに、大きく、「受付で一番大切なのは、『公平』である」と書かれてあった。
「おお、じゃあ、彼女たちはよくたどり着いたものだなあ。」義男。
大西が、「私は、『誠実』かと思いました。」と言った。
ジュディは、
「これが、正しいのです。なぜなら、私が書いたのですから。」と言った。
「わあ、これは参った。」義男。
4人で、わはははと笑った。めでたし、めでたしであった。
 
―3カ月後―

朱美こと武井英治は、午後の2時頃、黒川商事に来た。
ところどころ横に裂けたジーンズ、シワのある白いTシャツ。
そんな身なりで、第2受付に来た。

前に、2人、VIPに見える紳士が、受付をしていた。
英治は、気おくれをしていたが、順番が来て、受付を前にした。
2人の受付嬢が、さっと立って、
「いらっしゃいませ。」とにこやかに礼をした。
「失礼いたします。」と一人が座った。
「あのう、武井英治といいます。社長さんに会えますか?」英治は言った。
「はい、武井英治様。『じ』は、『政治の治』でよろしゅうございますか。」
「はい、そうです。」
「社長に、会見をご希望と、承りました。
 社長の今日の予定を調べてみます。少々お待ちくださいませ。」
パソコンの画面を見て、
「武井様。あいにく今日は、ほとんどふさがっておりますが、
 お約束など、なさってお出ででしょうか?」
「いいえ、しておりません。」
「では、そうですね。あ、ちょうど、今から、1時間だけ、社長が空いております。
 武井様、もし、1時間でよろしければ、社長の都合を、今、電話で聞いてみますが。」
「あ、それには及びません。その代り、メッセージを残しますので、
 社長様にお渡し願えますか。」
「はい、かしこまりました。このメッセージ用紙をお使いくださいませ。」
「ありがとうございます。」
「どういたしまして。」

英治は、横のカウンターテーブルで、メッセージを書いた。
そして、書いたメッセージを、受付に渡した。
「オープンなものですので、ご覧になってもかまいません。」
そう言って、英治は受付を離れた。
座っていた受付が立って、二人で礼をした。

立っていた沙也が、メッセージの文面を読み始めた。
その内、涙を浮かべ、白い手袋の手を口に当てた。
「沙也、どうしたの。」
美穂が覗き込んだ。

<メッセージ>
社長様へ。

今日は、天気がよく、ぶらりと社長さんに会いに来ました。
いつものように、穴の空いたジーンズによれよれのTシャツという、
ひどい身なりでした。

第2受付に来ましたら、前にVIPなお客様がいて、受付の方は、
てきぱきと応対なさっていました。
私の番が来ました。
私は、みすぼらしい恰好で、気が引けてなりませんでしたが、
受付のお二人は、とても爽やかな笑顔で、私に、応対してくださいました。

予約のない私に、社長さんの1時間の空きを見つけてくださり、
そこで、会見できるかどうか確認しようとまで、してくださいました。
社長さんの貴重な休み時間かも知れず、
私は、このメッセージを書くことで、会見をお断りしました。

わたしは、いつもこんな身なりですので、
方々の会社の受付で、邪険にされることが多いのですが、
さすが、黒川商事ですね。
私の身なりなど少しも構わず、実に気持ちのいい応対をしてくださいました。
おかげ様で、今日一日とてもいい気分で過ごせます。
そのことが、とてもうれしく思いましたので、
社長様に、お知らせしたく、1筆、したためました。
では、またの折に。

○月△日 午後2時。 武井英治


美穂も、涙を浮かべながら見た。
「沙也、これ、あたし達のために、書いてくださったものじゃない?」
「うん、そう思う。『社長様へ』だから、堂々と社長に渡せる。」沙也。
「ちょうど3か月よ。さっきの方が、審査員だったのかしら。」
「そうね。じゃあ、きっと合格かな。あたし、公平に応対したよね。」
「うん。VIPの方と、同じようにした。合格よ。」
二人で、手を取り合って喜び、そして、泣いた。

黒川義男は、にこにこしながらメッセージを読み、
ジュディを呼んで、見せた。
「まあ、これで、あの二人、合格ですね。」
「ジュディさんには、苦労をかけました。」
「いえいえ。この武田英治さんって、どなたですか。」
「朱美の変装です。」
「まあ!では、これで、完全に合格ですね。」
社長室に、明るい笑いがこだましていた。


<おわり>


バナーをこちらではまだ貼れずにいます。
アメブロの方で押してくださると、幸いです。




ダメな受付嬢の巻<別話>『社長の正体』(全2話完結)前編

朱美と義男のお話を書きながら、二人に関する、別のエピソードを書いていました。
少しもエッチではありません。第2話完結です。
女装子写真集にしたかったのですが、間に合いませんでした。
読んで、くださるとうれしいです。
=======================================

ダメな受付嬢の巻<別話>『社長の正体』


朱美は、義男からおかしな仕事を頼まれた。
高層ビル街にある、「黒川商事」を訪ねて、受付の対応がいいか悪いか、
見て行ってほしいというのだ。
これには、例のケバイ女になって行って欲しいとのこと。
受付が、人物の見かけに左右されず、きちんと対応するか、
見て来てほしいという。

「黒川商事って、日本有数の商事会社よね。」
(朱美が、義男が、黒川だと知らないとき。)
「ああ、そうだ。ま、友達の会社でね。」
「受付だけでいいの?」
「ああ、受付がちゃんとしていれば、他もきちんとしているからね。」

朱美は、平日休みの日に、真っ赤な超ミニのドレスを着た。
スカートは、パラシュートに開いている。
そして、ケバケバのメイクをしていった。
受付のいい対応とは、どんな対応なのかわからなかったら、
適当にやってくれとのこと。
一人の客として、いい感じを受けるかどうかということらしい。

「社長に会いたい。」と言うのだそうだった。
「ま、社長には、言っておくけどね。」義男はそう言った。

朱美は、新宿の大高層ビル街に来た。
その中で、高層ではない四角いビルが、「黒川商事」である。
全10階。

小さいビルといっても中は広い。
どこもかも、ピカピカだ。
朱美は、多少気おくれしながらも、中に入って行った。
正面に、受付があり、オシャレなユニホームを着た美人の受付嬢が二人いる。
朱美は、胸に差してある、ボイスレコーダーをONにした。

朱美が、近づいて行くと、二人は、同時に立って、
「いらっしゃいませ。」と言い、「失礼します。」と言って座った。
(ここまでは、何の問題もなし。)
「あの、朱美といいます。社長さんに会いたいのですが。」
すると、一人の受付嬢が、
「アポイントは、ございますか。」と言った。
朱美は、この聞き方は、何かがおかしいと思った。
そして、小さい声で、「アポイントはございますか。」と3度つぶやいてみた。
やっぱり変なので、
「『アポイントはございますか。』という言い方は、少し変だと感じるのですが。」
と言った。
(この辺から、受付嬢の自分を見る目が変わってきた。
 表情の奥に、ある敵意を感じた。)

「あのうお客様。『アポイントはございますか』とは、私たちが、
 ここ2年使ってまいりました言葉で、これまで、不都合はありませんでしたが。」
もう一人の受付嬢が言った。

「それなら、会社に、『受付応対マニュアル』があると思います。
 それに、照らしてみてはいただけませんか。」と朱美は言った。
受付嬢は、2人とも、明らかに不愉快な顔をした。

「一体どこが変なのでしょう?」と受付嬢。
「アポイントの日本語は?」朱美
「『約束』です。」
「違います。アポイントは、動詞ですから『約束する』です。」
「あ、そうですね。」
「『約束する』を、さっきのアポイントに当てはめて言ってみてください。」
「『約束するは、ございますか。』となります。」
「少し変でしょう。」
受付嬢は、多少たじろいだ。しかし、
「英語で、アポイントは、確かに動詞ですが、
 日本語英語と考えれば、『約束』と皆さま理解されると思います。」
と、言ったのだ。

「ここは商社ではありませんか。
わざわざおかしな日本語英語なるものを使う必要が、どこにありますか。
単に『お約束が、ございますか。』と言う方が、よっぽどましでしょう。」
「私、自身は、『アポイントはございますか。』でなんの違和感も感じません。」
「とにかく、受付応対マニュアルで確かめて欲しいと言ったのです。
 この会社のために言っているのです。
 あなた方、お2人のためにも言っているのです。」
と朱美。(自分で嫌な客を演じているなと思った。)

「私たちは、受付応対マニュアルを熟知しているつもりですが。」
「それなら、マニュアルが間違っているのです。
 あるなら、見せてください。」朱美。
「恐れ入りますが、ここには置いてございません。
 お時間をいただくことになります。」
「それならば・・。」と朱美が言ったとき、
そこに、バイリンガルらしい年配の女性が通った。
受付嬢は、彼女を捕まえて、背中の壁に回り聞いた。
(朱美は、そばに隠れて、ボイスレコーダーに録音。)

「『アポイントはございますか。』という言い方は変ですか?」
彼女は、即答した。
「完全に変よ。
『アポイントメントはございますか。』はあり。
 でも、この言い方くどいです。
『お約束は、ございますか。』がベスト。
『アポイントはございますかは、絶対なし。
アポイントは、動詞でしょ?
『お約束をしては、ございますか』となるでしょう。
受付が、こんな言い方をしたら、わが社は、赤っ恥です。」
「アポイントを、日本語英語として『約束』と理解できませんか。」
「そんな日本語英語はありません。
 第一ここは、商社ですよ。英語が主流の会社ですよ。
何の必要でおかしな日本語英語を使う必要がありますか。」

「もう、2年間、そう言いつづけましたが、
 問題は、ありませんでした。」
「それは、大問題です。陰で笑われていただけです。
 黒川商事は、2年間も、赤恥をかき続けてきたことになります。
 来客は、第一受付にまず来るんです。
 その来客に2年間も、恥ずかしい言葉で応対したなんて。
 会社のイメージダウンもいいところです。
 受付応対マニュアルを見せなさい。」

もう一人の受付嬢は、受付の棚の中からマニュアルを持って来た。
バイリンガルの女性は、それを見て、
「『お約束が、ございますか。』になってるわよ。
 場合により、『お約束など、なさってお出でですか。』
 どうして、この通りに言わなかったの。」
「すいません。」と、受付嬢は、ぺこぺこ頭を下げていた。
「あなた方。今謝ってるわね。どれほどの問題かわかっているの?
 2年間、わが社に赤恥をかかせて来たのよ。
 わが社は、商社です。英語圏の方ばかり相手の会社よ。
 陰でどれだけの人に笑われ、バカにされたかわからない?
 上司に報告して、社長まで報告が行くようにしてください。

 マニュアル通りにしなかったことは、業務規則違反です。
 よくて3段階の降格、つまり、新入社員並です。悪くて首です。
 ところで、あなた達が、自分で気が付いたわけではないでしょう。」
「はい、お客さまが、指摘してくださしました。」
「特に?」
「今、ジュディさんがおっしゃったとおりに言われました。
 商社で、おかしな日本語英語を使う必要がどこにあるかと。
 単に『お約束がございますか?』となぜ言わないのかと。」
「じゃあ、その方を社長に報告し、多大な謝礼をするべきだから、
 それなりの報告を怠らないでね。
 そのお客様に、嫌な顔など見せなかったでしょうね。」

「それが、嫌な顔を見せました。」
「それに、受付応対マニュアルを見せて欲しいと言われたのですが、
 ここにはない、見るなら、時間がかかると、嘘をつきました。」
「それに、お客様のお話しの途中で、ここに来てしまいました。」
「えええ?これで、あなた方の罪は、10倍、100倍です。
 全く。あなた方は。第一受付でしょう。
 いつの間に、そんなに堕落したの。
 今まで、そんな応対をした受付を見たことがありません。
 首を覚悟しなさい!
 で、そのお客様は、どこにいらっしゃるの?」
「ああ、お姿がありません。」
「調べますから、少々お待ちください、と言ったの?」
「いいえ、何も言っていません。」
「それじゃあ、ほったらかしじゃないの!
 あなた方は、完全に首です!ひどすぎます!」ジュディは叫んだ!



朱美は、受付嬢2人が、先輩女性と話しているとき、ある程度聞いて、
会社の第2受付に行ってみた。
朱美が近づくと、さっと2人の受付が立って、
「いらっしゃいませ。」と言い頭を下げた。
(ここまでは、同じ。)
「失礼いたします。」と言って一人が座り、一人はずっと立っていた。
(ここで、もう違う。)
「朱美といいます。社長さんに会いたいのです。」朱美。
「はい、お名前は、『朱美様』フルネームでありませんが、よろしいですか。」
「はい、それで、通じます。」
「かしこまりました。ご用件は、社長に会見したい、と承りました。
横の受付嬢が、PCに入力をしていた。
「では、今社長のスケジュールを見てみます。
 少々、お待ち願えますか。」
彼女、スケジュール表を見る。
「スケジュールを調べましたところ、社長は、一日客人を待つとなっております。
 失礼ですが、お約束など、なさってお出でですか。」
(ここで、さりげなく、約束の有無を聞いている。)
「とくにしておりません。」
「そうですか。その場合、お約束をして、再度お越しいただくようお願いしておりますが、
 お待ちくださいませ。社長の待っている客人とは、朱美様かもしれませんので、
 只今、電話で確認いたします。少々おまちくださいませ。」
受付嬢、受話器にうなずいて、明るい顔をした。
「お客様。お待たせいたしました。社長が丸一日待っていますのは、朱美様だとわかりました。
 係りの者が、ご案内いたしますので、どうぞ、お出でくださいませ。」
そう言って、座っていた一人も、もう一度立って、礼をして見送った。

まあ、何たる違い。第2受付は、100点だわ。
朱美は、胸に差しているボイスレコーダーをOFFにした。


(次回は、この後半『受付嬢2人の反省』です。)


バナーをこちらではまだ貼れずにいます。
アメブロの方で押してくださると、幸いです。





あたしを、もっともっと女にして⑤「美沙、学校へ行く」最終回

最終回として、とても長くなってしまいました。
2回に分けようと思いましたが、1回で投稿いたします。
読んでくだされば、うれしいです。
==================================   

あたしを、もっともっと女にして⑤「美沙、学校へ行く」最終回


美沙が、ろうそくを消して、ケーキをみんなでいただいたとき、
奥様である礼子が、言った。
「実は、今日、ちょっとしたサプライズがあるの。
 美沙だけのサプライズではないけれど。」
礼子は、そう言って、隣にいた家政婦の吉田恵美に合図をした。
恵美は立って、自分の部屋に行った。
みんな、何かと、うきうきしていた。

みんなで、おしゃべりを10分ほどしたとき、
背が168cmくらいの美貌の女性が廊下を歩いて来た。
礼子が、
「あたしのガールフレンドを紹介します。エミさんです。」
と言った。
エミは、メイクをバッチリト決め、ミディアムの髪を7:3に分け、
光沢のある柄物のワンピースを着ていた。
銀のピアス、ネックレスが素敵だった。
「みなさま、はじめまして。エミです。どうぞよろしく。」
と言って、吉田恵美の席に座った。

「みなさん、まだわかりませんか。」と礼子が言った。
「え?まさか!」と義男が言った。
「はい、あなた。」と礼子は、義男に言った。
「まさか、吉田さん?吉田恵美さんなの?!」と、義男。
「はい、正解です。」と礼子。
「えええええ!!」とみんなで言った。

「今日は、美沙ちゃんのおめでたい日なので、カムアウトしようと思ったんです。」
と恵美。
「恵美さん、だって、俺は、45歳くらいの人だと思っていたのに。
 今、どう見ても、27、8だよ。」と義男。
礼子が言った。
「エミちゃんとは、学生時代からの友達なの。
 で、そばで暮らしたいねってことで、家政婦として来てもらったの。
 悪い虫がつかないように、年配女性のメイクをしてもらったの。
 で、夜は、美女になって、あたしのベッドに来てくれたの。」
「悪い虫って、誰だ。」義男。
「あなたよ。」と礼子。
「俺は、女性には、興味がないぞ。」義男。
「あたしだってないわよ。」礼子。
「じゃあ、エミさんも?」義男。
「はい。生まれは、男の子です。」恵美。
「わあ~~~~~!」と、みんなで驚いた。

恵美と言えば、普段は、オデコを全部出して、髪を後ろでまとめ、
お団子にしている。化粧気は1つだけ。眉を太くしている。
丸い眼鏡をかけていて、いつもズボンを履いており、
その上に、割烹着。これで、40歳以上に見せている。

美沙が、エミに抱き付いていった。
「エミさん。すごく綺麗。あたし、うれしい。」
「あたしも、美沙ちゃんを抱きしめたくてたまらなかったの。」と恵美。
「いや~、参ったなあ。礼子に完全に1本取られた。
 6年間も、教えてくれなかったのか。」
「あなたは、すぐ手を出すでしょ。」礼子。
「ね、朱美お姉様とは、毎日会えないから、たまには、あたしと寝て。」と美沙。
「はい。」とエミ。
「俺は、月に1度でいい。一緒に寝てくれ。」
「ダメです。朱美さんがいるのに。」礼子。
「あたしは、浮気公認です。」と朱美。

「うれしい。ママが一気に2人になった感じ。」美沙が拍手をした。
朱美は、「変身」に興奮してしまうので、静かに萌えていた。

夜の10時を過ぎた。
義男は、酒を飲み過ぎて、自分の寝室で寝ていた。
美沙も寝た。
朱美は、帰った。
礼子の部屋だけが明るく、エミがいた。
二人は、3人掛けのソファーにいた。
エミは、指で、礼子の髪を梳いてやっていた。
「SMのことは、カムアウトできなかったわね。」礼子。
「美沙ちゃんに聞かせるのまだ早いわ。」
「そうね。」
「あたしを縛りたいの?縛られたいの?」エミ。
「今日は、縛ってほしい。」
「スーツの子を縛りたいわ。」
「今着替えるわ。」

礼子は、白いブラウスに薄いピンクのスーツになる。
股間に穴の開いたパンティーストッキングを履き、ショーツを履かない。
その姿で、ベッドサイドに座る。
エミは、ショーツだけ脱いで、縄を持って隣に座る。
「今日は、上だけにするわよ。」
「いいわ。」
エミは、礼子の胸の周りにロープをかける。
手首を横繩に引っ張り、礼子は、びくとも動けない。
「あん、ステキだわ。」と礼子。
エミは、礼子のパンストの脚をなでながら、
「あなたは、体中、女ね。」と言った。
「エミだって、女だわ。」
エミが礼子の太ももを撫でるにしたがい、
礼子の息が乱れてくる。
エミが、礼子に深いキスをする。

やがて、エミの手が、礼子の太ももの奥深く入って行く。
上を向いているPに達する。
「あん、いやん。」礼子が甘えた声をあげる。
礼子のPは、すでにぎんぎんになっている。
「ステキ、エミ、もっとあたしをいじめて。」礼子。
「こうして、ほしいの。」
エミは、礼子のタマタマの袋を握る。
「あああ。」と礼子が感じて声を上げる。

礼子は、愛撫されながら、エミが縛られたときを思い出している。
エミは、縛られると、人が変わったように、可愛い少女のようになる。
お嬢様風のワンピースを着て、ボブヘアー。
『やん、お姉様、許して、あたし、耐えられない。
 お姉様、お願い、許して・・。』
と、声までが、少女になる。
目の前の大人なエミと比べるたび、興奮してしまう。

「礼子。何か、考えていたわね。」
「エミが縛られるときのこと。」
「まあ、もう許さないわ。」と、エミ。
「だって、エミ、今クールなんだもの。
 あたしを愛撫しても、萌えていないわ。」
「じゃあ、見せてあげるわ。」
エミは、そう言って、礼子をベッドの真ん中に移し、正座をさせた。
礼子の前に仁王立ちになり、自分のスカートをあげた。
すると、エミのものもは、完全に固くなっていて、
反り返り、先端がお腹まで接近している。
「これでも、あたしが、萌えてないっていうの?」
「いえ、ステキだわ。」

エミは、その反り返ったもので、礼子の口に入れる。
礼子の髪をつかんで、ピストンをする。
礼子がフェラをしているというより、礼子の口が犯されている。
「礼子は、どんどんエッチになってきたわ。舌を使っているわ。」

さんざん礼子の口をおかして、Pを、抜いた。
「エミ、お願い、あたしをイかせて。」礼子。
「どうやって?
「女にしてほしいの。」
「もう十分女じゃない?」
「エミに犯されて、やっと女になるの。」
エミは、縛られたままの礼子を、ベッドの上にうつ伏せにした。
そして、礼子のお尻を突き出させた。
スカートを上げる。
礼子の中に、クリームを入れる。
エミは膝立になって、スカートの前を持ち上げ、礼子に挿入した。

エミは、それから、何度も礼子の悲鳴を聞くことになる。
こんなことが、毎晩起こっていたのに、6年間誰も知らなかった。



午後の2時、朱美と美沙は、大学病院にいた。
ジェンダー科の前の待合室。
「わあ~、お姉様は、T大生だったの?」と美沙は驚いた。
「うん、今博士課程を終えて、研究助手なの。」
「わあ、すごいな。」
「今ね、例えば、FtMさんにオチンチンを付けてあげたいなって思って、
 チームで、がんばってるの。夢のまた夢なんだけどね。」
「あたしも、そんな研究したいな。」
「それなら、学校行にかないとね。
 美沙は、中学で辛い思いしたと思うけど、
 高校を選べば、バラ色の生活を送れるわ。
 診察が終わったら、行ってみよう。」
「ええ、うれしい。」

やがて、名前を呼ばれた。
黒川美沙と通称のまま呼ばれた。
眼鏡をかけたやさしそうな先生だった。
「武井英治君から、いろいろ聞きました。
 多分、あれだろうという見当はついているんですが、
 ひとまず、いろいろ調べてみましょうね。」
それから、美沙は、1時間くらい、いろいろな検査を受けた。
来週結果を聞きに来ることになった。

「あたしを、美沙さんってずっと読んでくれた。」
美沙は、感激していた。
「そういうところを配慮してくれると、うれしいわよね。」と朱美。

「これから、もっと配慮してくれる高校に行くわよ。」
「わあ、楽しみ。」美沙は、目を輝かせた。

山間にある「希望の森学園」。
「わあ、大学みたいに広い。」美沙。
「でしょう。」
「お姉様は、ここに通ったの?」
「うん。高校の3年間。」
二人は、トイレに向かった。
「トイレに行けば、この学校の精神が一目でわかるわよ。」
やがて来たトイレ。
「ふつうと違わない?」
「あ!男女の別がない。」
「そうなの。面白いでしょ。」

廊下を歩いて行くと、女の子が3人で話していた。
みんな可愛い。
「あの3人、みんな生まれは男の子よ。」
「ほんと?どうしてわかるの?」
「これ、学校の規則じゃないの。生徒たちが勝手に考えたの。
 みんな、胸に色のリボンを着けていたでしょ。
 胸に、黄色のリボンの子は、生まれは男の子って印。
 男の子で、胸にピンクのリボンつけている子は、生まれは女の子。
 もちろん、リボンをつけなくても、いいの。」
「わあ、おもしろい。制服だけじゃ、分からないものね。
 でも、リボンを見れば、自分に近い子がわかる。」
「どう、気に入った?」
「うん。ここなら通えそう。」

「中学でいじめられた子が多いから、
 みんな、とっても、やさしいの。」
「うん。あたしだってやさしくしたい。」
「欠点は、入学金、授業料が高いこと。
 でも、美沙のパパもママも、出してくれると思う。」
「うん。お願いしてみる。
あたし、世の中で、自分ほど不幸な子はいないと思っていたけど、
今は、幸せをかみしめてる。
パパとママはあたしを、我が子として扱ってくれるし、
あたしの心を、完全にわかってくださるし、
お姉様がいてくれるし、一番親しいエミさんもいてくださるし。
こんなに恵まれている子、そんなにいないと思う。」
美沙は、目を潤ませた。
「美沙の幸せが、みんなの幸せなの。
 もっと、もっと、たくさん甘えて、もっと、もっと幸せになるの。」
朱美は、にっこりと美沙の肩を抱いた。

2か月後。9月。

美沙の、ジェンダー・クリニックの結果を、
みんなで、聞きに行った。
染色体に、Xが1つ多く、KF症候群と言われた。
体の女性化は、20歳くらいまで続くが、
月に一度、経過観察をすることになった。
美沙が、女装子であったことは、大きな幸運であるといわれた。

例の「希望の森学園」に9月からの編入学が認められた。
初日、玄関でみんなが見送ってくれた。
恵美に、「お嬢様、行ってらっしゃいませ。」と言われた。
「嫌だ、あたし、お嬢様なの。」と恵美に言った。
「お嬢様ですとも。」と、恵美は、微笑んだ。

それから、1か月もたたないうちに、
美沙は、可愛く、愛くるしい女の子を連れて来た。
二人とも、夏の女子高生の制服姿だった。
美沙は、その子を、義男、礼子に紹介した。
由実という子だ。
たまたま朱美も来ていた。
ママ礼子は、美沙を呼んで、小声で聞いた。
「純女ちゃんなの?」
美沙は、笑って、
「我が家に連れて来るのは、生まれは男の子だけでしょ。」と言った。
義男にも聞こえて、義男は、ニンマリした。

「じゃあ、あたしの部屋に、行ってるね。」と美沙。
「ゆっくりして、たくさん遊んでね。」と礼子。

家政婦の恵美がにこにことやってきた。
みんなは、一斉に親指を出した。
息を吸って、
「やったね!」


<おわり>

※ここまで読んでくださり、大変ありがとうございました。
 次回は、朱美の<外伝>を書こうと思います。
 少しもエッチでは、ありません。読んでくださるとうれしいです。
(写真集は、まだ、十分に集まっていないのです。)
 


バナーをこちらではまだ貼れずにいます。
アメブロの方で押してくださると、幸いです。




あたしを、もっともっと女にして④「メイド美沙の誕生日」

大変長くなってしまいました。次回、最終回に致します。
お読みくださると、うれしいです。
===================================   

あたしを、もっともっと女にして④「メイド美沙の誕生日」


夜の8時ごろ、義男と朱美は、雑居ビルの中のラーメン店で、
おいしいラーメンを食べていた。
「ここ、油で店内ぎとぎとだけど、おいしいわね。」
朱美は言った。
朱美は、ショートのウィッグ、袖なしのオレンジ色のブラウス、
膝までのクリーム色のスカートを履いていた。
「だろう。今日は、内のメイドの美沙のことなんだ。」
「あの子が男の子って聞いて、あたし萌えちゃった。」
「中学まで、施設にいた子なんだ。
 あの通り、まるで女の子で、みんなからいじめられていたから、
 我が家で引き取った。
 大学まで、行かせるつもりだったが、養子と言う遠慮があったのかも知れない。
 中学を卒業して、我が家でメイドとして働きたいというんだ。」

「誰かに甘えるということに、慣れていないんだわ。」
「その通りだ。美沙は、セックスに憧れてる。
 妻は、あの通り、女装子を代わる代わる連れ込んで、セックスをしている。
 美沙は、それをいつも見てきたからね。
 美沙は、自分もセックスがしたいと言ったが、
 16歳の内はだめだと言って聞かして来た。
 それが、来週17歳になる。
 そこで、セックス解禁だ。
 誕生日パーティーはするが、その前に、セックスを体験させたい。」
「わあ~!そこで、あたしに白羽の矢?」朱美は、嬉しそうに言った。
「そうなんだ。抱きしめてやってほしい。」
「2つ返事で、OKよ。」
「朱美がうらやましくてたまらん。
 俺や礼子は、血はつながってはいないが、一応親だ。
 親は、まずいだろう。」
「そうね、まずいわね。」
「うれしそうに言ってるな。」
「あはは。」

「一つ、朱美に頼みがある。
 美沙だが、女の子過ぎる。
 朱美みたいに永久脱毛しなくても、髭らしきものがない。
 首の長さ、細さが、男と思えない。
 お尻も女の子並に大きい。
 ウエストもおへその5cmくらい上にクビレがある。
 顔立ちも体型もどうみても女の子だ。
仕草も表情も完全に女の子だ。
 声も、可愛い。
 たった1つ、Pがある。
 女装子だと思うが、性別違和かも知れない。
 あの子の幸せのためなら、礼子も俺も、なんでもしてやりたいと思ってる。」
「わかったわ。性別違和の子に、どうしていいかわからいけど、
 あの子の願いに応えるわ。」

こうして、1週間が経ち、美沙の誕生日が来た。
義男の家には、もう一人の年配の家政婦・吉野恵美がいる。

朱美は、17歳の美沙に合わせるために、
少し可愛いワンピースを来た。
ブルーのギンガム・チェックで、スカートが、膝上10cm。
髪は、ボブヘアーが一番無難だ。
行く途中、雑貨店で、宝石入れを買って行った。

黒田家のインターホンを慣らすと、お手伝いの吉田恵美の声がした。
中に入ると、玄関に、吉田と、私服の美沙と礼子が出向かえてくれた。
「まあ、朱美は、今日は、可愛いお洋服だわ。」と礼子が言った。
美沙は、吉田恵美の後ろに隠れていた。
「ほら、美沙ちゃん、あなたの部屋に、ご案内して。」
と吉田は、美沙に言った。
「はい。お姉さん。あたしの部屋に来てください。」
と美沙が、朱美の手を引いた。
「ここです。」と中に入ると、6畳くらいの決して狭くない部屋。
中は、女の子の典型的な部屋だ。
朱美は、すぐプレゼントを上げた。
美沙は開けてみて、すごく喜んだ。
「これから、中に入れるもの、貯めて行かなくちゃね。」と朱美は言った。
吉田が、ジュースを持ってきてくれた。
去り際「もう、しばらくノックはしませんからね。」と言った。
二人は、吉田の言葉の意味を察した。
美沙は、部屋にカギをかけた。

美沙は、ピンクのサテンのワンピースを着ていた。
スカートは、膝上20cmくらいで、美沙を幼く見せていた。
美沙も、乙女チックなボブヘアーだった。

二人で、ベッドに並んで座り、ジュースをいただいた。
朱美は、二人が和めるように、美沙の耳元に、
「あたし、美沙とセックスしに来たの。」とささやいた。
美沙は、朱美を恥ずかしそうに見て、うなずいた。
「美沙、あたし、女じゃないの知ってる?」と朱美。
「知ってる。奥様、いえママとのセックス見てたの。」
「興奮した?」
「うん、すごく。」
「どこで、一番興奮した?」
「お姉さんにPちゃんがあったとき。
 それから、ママがPちゃんを見せたとき。」
「Pちゃんのある女性が好きなの?」
「うん。一番興奮する。」
(美沙は、性別違和ではないと思った。)

「今、あたし、Pちゃん、ないわよ。」
朱美は、そう言って、美沙の手を、自分の股間にさわらせた。
「あ、ない。どうして?」
「さては、知らないな。Pちゃんを股の下に回して、
 ショーツで押さえているの。」
朱美は、スカートをあげて、見せた。
「わあ、女の人みたい。」
「美沙も、やってごらんなさい。」
美沙は、手伝った。
「わあ、あたしのアソコ、女の子みたい。」
美沙は、かなり喜んでいた。

朱美は、美沙の肩に手をかけた。
「キスしよう。」
そう言って、唇が触れ合うくらいのキスをした。
それを、何度も繰り返した。
舌を少し出して、舌と舌を、撫であった。
「お姉様って呼んでいい?」
「うれしいわ。」
「お姉様の舌、甘いわ。」
「美沙のも甘いわ。」
美沙は、朱美のお腹に抱き付いて来た。
「お姉さんが欲しかったの。これから、ずっとあたしのお姉様になってくれる?」
「いいわよ。あたしも、妹が欲しかったの。」
「わあ、うれしい。」

二人で、ベッドの上にあがった。
抱き合って、上になり下になりした。
お互いに体を撫であった。
二人は、呼吸を荒くしていった。
朱美は、美沙に、少し、深いキスをした。
そして、美沙のスカートに手を入れて、美沙の太ももを撫で回した。
美沙の体は、びっくりするほど柔らかかった。
「美沙、体が柔らかいのね。あたしに、同じことして。」
「うん。」
美沙は返事をして、朱美のスカートの中に手を入れ、
太ももを撫で回した。
美沙の手は、女の子のように細くて小さくて、
その手で、撫ぜられると、朱美はたまらなく興奮した。
二人は、乙女の世界に浸っていた。

「美沙、二人で、ショーツをぬいじゃおう。
 スカートがあるから、恥ずかしくないわ。」
「ええ。」
二人で、ショーツを脱いだ。
朱美が、美沙のスカートに手を入れ、辿って行くと、
美沙の大きくなったPがあった。
「お姉様、いや~ん。」と言って、美沙が抱き付いて来た。
「美沙も、同じことして。」
「ええ。」
美沙の可愛い手が、ももを上り、やがて、朱美のPに達した。
「お姉様のも、大きくなってる。」
「美沙が、可愛いからよ。」
「お姉様も、可愛いわ。」

朱美は、たまらない気持ちになった。
身を起して、美沙のスカートをめくり、美沙のPを口に含んだ。
「ああん、お姉様。感じる。ステキ。」
美沙は、しばらくされていた。
そのうち、美沙が、朱美の上になり、朱美のスカートをめくり、Pを口に含んだ。
二人で、陶酔の中にいた。

二人で、また抱き合い、お互いの手を、股間に当てていた。
二人の息がどんどん荒くなっていく。

「お姉様。ママのお尻の穴に、Pちゃん入れていたでしょ。
 あたしも同じことされたいの。
 朝、ママが、あたしに浣腸してくれたの。
 お姉様に、バック・バージンを捧げなさいって。」
「わあ、あたし興奮しちゃう。ほんとにいいの?」
「憧れなの。あたしを犯して。」

「ね。思いっきり裸になっちゃおうか。
 女装子は、裸になると男が目立つから、下着を着けることが多いんだけど、
 美沙は、裸になっても、女の子に見えそう。」
「わあ、お姉様と裸同士。ぞくぞくする。」
二人で、ワンピースの背中のファスナーを下ろし合い、
毛布をかぶり、毛布の中で、下着を全部とってしまった。
そして、抱き合った。
朱美は、美沙の体温と体の柔らかさに感激した。
同時に、美沙にAカップほどの乳房があることに気付いた。

「美沙は、乳房があるの。」
「そうなの。ちょっと小太りの男の子にもあるでしょう。
 あれと、同じかなと思ってるの。」
朱美は、美沙の乳首を、少しコリコリと揉んでみた。
「あ、いや~ん。お姉様。あたし、感じるの。」
「そう。じゃあ、もう少し。」
朱美が、乳首を愛撫すると、美沙は、体を震わせて、快感を訴えた。
「ああん。お姉様。あたし、我慢できない。
 あたしを、女の子にして。お願い。」
意味を察した。

「じゃあ、美沙。四つん這いになって。」
美沙は、そうした。
そばにあったクリームを指にとり、
「美沙、いいこと?」
そう言って、指を美沙のお尻の穴に入れた。
「あああ。ステキ。」美沙は、声をあげた。
朱美は、しばらく、指でピストンをした。
「あん、あん、あん。お姉様。あたし、すごく感じる。」
「じゃあ、あたしの入れるわ。いい?」
「ええ。お願い。」
朱美は、挿入するとき、興奮が胸を突きあげてきた。
背中から見た美沙は、限りなく女の子だ。

そうっと挿入した。
「あああ、お姉様。痛くないわ。ステキ。あたし、女の子になった気分。」
朱美は、そのまま、美沙をつぶして、体を重ねた。
その体制で、挿入を維持できた。
朱美は、美沙の肩に手をやり、腕で、美沙を挟んだ。
二人は、スプーンを重ねたようになった。
朱美は、ピストンを始めえた。
その度、美沙のPは、シーツに擦れた。
「美沙、美沙が、可愛くてたまらないわ。」
「あたし、お姉様に犯されているのね。うれしい。もっと犯して。」
「いいわ。もっともっと犯してあげる。」
「犯される度に、女になるのね。ああ、あたし、どんどん女になっていく。」
「そうよ。美沙は、どんどん女になるの。」
「お姉様。あたし、幸せ。」
「あたしもよ。」

朱美は、どんどん犯した。
美沙の声が、どんどん幼くなり、少女の色を帯びて来た。
朱美は、快感の高みに、達しそうだった。
「ああ、美沙。あたし、イってしまいそうだわ。」
「あたしも。出てしまいそうなの。」
「じゃあ、いっしょにイこう。」
「ええ、あたし限界。あああ、イきそう。」
「あたしもよ。美沙の中に出してしまいそう。」
「あん、お姉様。あたし、だめ。イくわ。ああ、イっちゃう。」
「あたしも、イっちゃう、美沙、あたし、イくわ。」
「あたしも、イく。ああん、イっちゃう、イっちゃう。」
「あたしも、イっちゃう。」
朱美は、美沙の体を、腕できつく挟んだ。
美沙が、激しく震えるのが分かった。
朱美も、大きく震えた。
「ああああ。」と言う声が同時だった。
二人は、果てた。

きちんと服を着た。
「美沙。あたしの出したものが、まだ、お尻に残っているわ。
 トイレに行って、出してしまって。
 そうしないと、変なときに、出て来てしまうの。」
「知らなかった。じゃあ、出して来るわ。」

朱美は、美沙は、ジェンダー・クリニックに行くべきだと考えていた。

(次回、『美沙、学校へ行く』最終回です。)


バナーをこちらではまだ貼れずにいます。
アメブロの方で押してくださると、幸いです。





あたしを、もっともっと女にして③「Pのある女が好きな奥様」

とても長くなって、しまいました。
読んでくださるとうれしいです。
=====================================   

あたしをもっともっと女にして③「Pのある女が好きな奥様」


平日の昼下がり、義男と朱美は、坂の多いお屋敷街に来ていた。
朱美は、薄い桃色のスーツを着て、ビジネス・スーツケースを提げている。
朱美のタイト・スカートは、恥ずかしいくらいに短い。
しゃがんだら、デルタがはっきりと見える。

朱美は、スケートリンクのときと違って、
薄化粧にし、唇だけを、セクシーなハレーション・ピンクにしている。
ボブヘアーのかつら。
なかなかの美人で可愛い。

「朱美、あの屋敷だ。奥様は、Pのある女が好きで、
 朱美の器量なら、必ず誘惑して来る。
 奥様には、お前が、Pのある女だと教えてあるが、
 朱美は、知らんふりをしていた方がいい。
 奥様が満足したら、スーツケースの化粧品を全部買ってくれる。
 それが、朱美のお小遣いだ。」

「こんな仕事初めて。どうしよう。あたし、胸がドキドキする。」
朱美は言った。
「大丈夫。奥様が、いいように誘惑してくれるよ。
 朱美は、『いや、だめです』それをくり返していればいいんだ。」
義男は、笑いながら、そう言った。
   
邸宅のインターフォンを慣らした。
「どなたですか?」
「ポール化粧品のものです。」
「お入りください。」
義男がそばにいて、それは、奥様直々の声だと言った。
「じゃあ、俺は、ちょっと散歩だ。」義男はそう言って、消えた。
鉄のシルク扉を開けてエンタランスを歩き、玄関に行った。
可愛いメイドさんがいて、隣に奥様自らのお出迎えである。
玄関は、すでに空調が効いていた。

奥様は、白いブラウスに黒い膝下のフレアスカートを履いている。
スタイリッシュなショートヘアで、鎖になった銀のピアスをして、
驚くほどの美人である。
朱美は、一瞬、たじろいでしまいそうだった。
朱美は、女性も好きである。だが、まだ体験がない。
「朱美と申します。」とあいさつした。
「あたしは、礼子。玄関では、なんだわ。あたしの部屋にいらして。」
「はい。」と言って、奥様に付いて行った。
豪華なジュータンのある、きらびやかな部屋だった。
「お座りになって。」
と、ガラスの丸テーブルの椅子をすすめられ、奥様は、3人掛けのソファーに座った。

いろいろ化粧品を出し、説明する朱美の言葉を奥様は聞いていたが、
目は、違うところを見ている。
ガラスのテーブルを通して、朱美のミニスカートでは、
デルタが、見え見えである。
奥様は、そのデルタを、ガラスのテーブル越しにチラチラと見ていた。
「あ、また見られた。」と朱美には分かるのだった。
(自分も女になったものだ。)と朱美は思った。

「朱美さん、そこでは、少し遠いわ。あたしの隣にいらっしゃいな。」
と奥様は言った。
(そろそろ、誘惑のはじまりかなあ。)と朱美は思って、
胸がドキドキした。
朱美は、奥様の左隣に座った。
奥様の息が、心なしか乱れている。

奥様は、朱美に説明を続けさせながら、
大きくスカートからはみ出ている朱美のパンストの太ももを撫で始めた。
朱美は、そのまま説明を続けたが、もちろん、気になってならない。
「このスカートは、会社で揃えてくれたの?それとも、あなた個人の?」と奥様。
「会社で、支給されました。」
「そう、短くてステキね。あなたの柔らかい太ももが、よく見えるわ。」
「奥様、説明を続けて、よろしいでしょうか。」
奥様は、また、太ももを撫で始めた。
「あのう、奥様。お願いです。」と朱美は、奥様の誘惑だと知りつつ言った。
「あなたが、いけないのよ。
 こんなに短いスカートで、太ももを見せられたら、
 触ってくださいってことじゃない?
 さっきも、デルタが丸見えだったわ。
 罪なのはあなたよ。」
奥様は、そう言うと、朱美の肩に手を掛け、自分に寄せた。

「あの、男性には、刺激的かもしれませんが、女性相手なら、
 見え過ぎでも、かまわないと思ったのです。」
「それは、大きな勘違いだわ。女でも、あなたのような可愛い人が好きよ。」
奥様は、キスをしかねないほどに、顔を近づけた。
奥様の耳たぶ辺りの香水の匂いが、朱美を刺激した。
「震えているの。初心なのね。男を知る前に、女で練習するといいわ。」
「奥様。何をおっしゃっているのですか?」と朱美。

奥様は、片手で朱美を寄せながら、
もう一方の手で、朱美の体を撫で始めた。
「あのう、奥様。どうか、お止めください。」と朱美。
「いいじゃない。あなたが、可愛いことが罪なのよ。」
奥様は、どんどん息を荒くしている。
「キスもしたことないのじゃない?」
奥様はそう言うと、肩にかけた手で、朱美の顔を自分に向けた。
「煽情的な口紅の色だわ。男が喜ぶ色よ。」
そう言って、奥様は、舌を出し、朱美の唇を舐めた。
朱美が平気でいられるはずはない。
「あなたも、舌を出して、あたしの口紅を舐めるの。お互いキスマークはまずいでしょ。」
朱美は舌を出した。
奥様の舌とからまり、奥様は、朱美の舌を吸い込んだ。
そして、朱美に舌を吸い込ませた。

「奥様、あたし・・。」
「わかったわ。濡れてしまったのね。セックスを教えて欲しいのね。」
「そういうわけでは、ありません。」
「いいの、いいのよ。女同士だもの。恥ずかしくないでしょう。
 うつ伏せになって、ひじ掛けに手と胸を当てて、お尻を少し持ち上げて。」
朱美は、その通りにした。
奥様の胸のあたりに、朱美のお尻がある。
「一番恥ずかしいところを見せれば、後は、みんな平気になるわ。」
奥様はそう言うと、朱美のミニスカートを上に上げ、
パンストとショーツを、朱美のお尻の穴のところまで、ぎりぎりに下ろした。
「いや、奥様。何をなさるの。あたし、いやです。」
奥様は、朱美の言葉を無視し、指にクリームをつけて、
朱美のお尻の穴に、突っ込んで来た。

「いや~、奥様、何をなさるの。嫌です、絶対いやです。」
朱美がそう叫んだとき、奥様の指は、朱美のお尻の穴に、深く入っていた。
「まあ、あなた。お尻の穴の中を、綺麗になさっているのね。」
奥様は、そう言って、指を入れたり出したりした。
「感じるでしょう。ここを卒業すれば、後は、何も怖くないわ。」
実際、朱美は感じていた。

奥様は次に、朱美のパンストとショーツを、一気に膝まで下ろした。
「きゃー!やめてください!」
朱美が叫んだときは、もう遅かった。
朱美のPは、ギンギンに大きくなって、前に飛び出していた。
(Pを大きくしていることが、一番恥かしい。)

「まあ、あなた、男の子だったの!
 いや、いやって言いながら、こんなに固くしているじゃない。」
「奥様、恥ずかしいです。」
「でも、感じたのでしょう。可愛いわ。」
奥様は、朱美のパンストとショーツを完全に脱がせ、スカートを下ろし、
朱美を、自分の横に座らせた。
「もう、何にも恥ずかしくはないでしょう。 
 お尻の穴に指を突っ込まれたのよ。」
奥様は、そう言って、朱美のスカートをめくり、
パンパンに大きくなって直立している、朱美のPをそっと撫でた。
「ね、いつから感じたの?」
「奥様が、あたしのデルタをご覧になっていたときです。
 奥様の視線に犯されてる気がしました。」

「じゃあ、あたしの隣に来たとき、もう、濡れ濡れだったの?」
「ほんとは、すごくうれしかったんです。」
「人に、太ももをさわられるのは?」
「ぞくぞくします。」
「あたしも、それが好きよ。撫でてくださる。」
奥様はそう言うと、フレアスカートを手繰って、太ももを見せた。
「はい。」
朱美は、奥様に近づき、奥様の肩に片手をかけて、
奥様の太ももを撫ぜた。
白くて、むちむちしている。

「ああん、すてき。あなたのような可愛い人に触られたら、
 たまらなくなる。」
「あたし、萌えてたまりません。」
奥様はそのとき、突然に、朱美の手を取り、
その手を、股間の方へ、導いた。
ドキンと朱美の胸が鳴った。
朱美は、思わず奥様を見た。
朱美の手が、そのとき触ったのは、固く大きくなった男の証しだった。
奥様は、ショーツを履いていなかった。
「奥様、まさか!」朱美は奥様を見た。
「あたしも、あなたと同じなの。
 あなたは、あたしのような女が、ふつうの女であるのと、
 Pをもった女であるのと、どちらが好き?」
「それは、Pのある女性です。ああ、あたし、今感激しています。
 奥様のように、お綺麗な方に、Pがあるなんて。」

「うれしいわ。じゃあ、ベッドルームに行きましょう。
 あたし、あなたを犯していいかしら。」
「はい。」

朱美は、ピンクのスリップ、奥様は、黒いスリップになり、
ベッドの上に女座りで向き合い、ねっとりしたキスを何度もした。
お互いに、体を撫でながら、息を荒げて行った。
朱美は言った。
「あたし、やっぱり、奥様を犯したいですわ。
 奥様を仰向けにして、奥様の喘ぐお顔が見たいの。」
「うれしいわ。」
奥様は、上を向いて、脚を大きく胸の方に上げた。
奥様の腰に枕をすけて、Pにクリームを塗り、奥様のお尻の穴の中に挿入した。

「あ~ん、ステキ。」奥様は、官能的な声をあげた。
朱美は、奥様の足をベッドに抑えて、どんどん突いて行った。
している動作は、男的だが、奥様の声と表情にたまらなく燃える。
「あん、朱美さん。あたし、どんどん女になるわ。」
「心の底まで、女にさせてみせるわ。」
「無理やり女にさせられるの?」
「そうよ。礼子は、あたしの思い通りよ。さあ、もっと女になりなさい。」
「ええ、女になるわ。もっと、もっと女になるの。
あたしを救われないほど、女にして。」
「もう、なっているわ。いい女が、エロい女になっていくわ。
 女むき出しだわ。女丸出しよ。」

こんな豪邸の美貌の奥様の、一番恥ずかしいところへ、
自分の物を入れている。
朱美は、興奮してならなかった。

体位を変えながら、ぼんぼん突いた。
奥様が、自分で体をどんどん動かす。
やがて、奥様から、絶頂に至る声が上がった。

「ああ、朱美さん。あたし、イきそうなの。」
「礼子、あたしの攻撃だけで、イってしまえるのね。」
「ええ、そうよ。」
「じゃあ、礼子、フィニッシュよ。」
朱美は、激しさをさらに増して突いた。
自分もイきそうになる。
「ああ、あたくし、イくわ。エロい女だと、もっと言って。」
「礼子。とうとう救いようのない女になったわ。」
「ああ、ステキ、あたくし、息がとまるわ。どんどん女になって行く。」
朱美がさらに激しくついたとき、
「あああ。朱美さん、ステキ。ああ、あたくし、いく、いくわ。」
と言って、奥様は体を激しく震わせ、
白い液を、スリップの上に勢いよく飛ばした。
同時に、朱美も、奥様のお尻の中に果てた。

奥様は、身を正して戻ってきた。
朱美もスーツ姿に戻っていた。
「じゃあ、これを全部いただくわ。」奥様は、化粧品類を見て言った。
「奥様。そのつもりで来ましたが、あたしは今、奥様との時間がもてて、
 胸いっぱいに満足しています。お買い上げいただく必要はありません。」
奥様は、朱美の顔を見た。
「まあ、あなたは、なんて欲のない。
 それでは、お言葉に甘えるわ。
 その代り、あたしとお友達になってくださる?」
「はい。もちろんです。」
「これからは、あたしを礼子と呼び捨てにして。」
「あたしの女名は、朱美です。朱美と呼び捨てにしてください。」
奥様は、にっこりして、朱美と握手した。

朱美が、ケースを持って外に出ると、
計ったように、義男が来た。
「売れたか?」
「ううん。あたしも満足したから、売らなかった。」
「あはは、朱美は、何というお人好しだ。
 それでいい、それでいい。」と義男は、朱美の頭を撫でた。

黒川義男。それが、義男のフルメームだった。
義男は、屋敷の裏から入り、女装の妻礼子と朱美の絡みをたっぷりと見た。
それだけで、大満足だった。
「義男、もしかして、この邸宅、義男の家?」
「ばれてしまったか。」
「じゃあ、奥様は、礼子さん?」
「同性婚だ。お互い、浮気は自由だ。」
「可愛いメイドさんがいたわ。
 もしかして、あのメイドさんも男の子だったりして。」
「そのとおりだ。お楽しみがあるぞ。」
義男は、そう言って、うふっと笑った。


(次回は、『メイド美加の誕生日』です。)


バナーをこちらではまだ貼れずにいます。
アメブロの方で押してくださると、幸いです。







あたしを、もっともっと女にして②「ホテルにて」

あたしを、もっともっと女にして②「ホテルにて」


ホテルに行くのに、義男は、タクシーなど使わない。
徒歩と電車だ。
朱美は、そのことで、義男はケチだと思ったことがない。
単に倹約家なのだと思っている。
それに、徒歩や電車で行った方が、多くの人に自分を見てもらえる。
タクシーにはそれがない。

ラブホテル街に来た。
「ここは、2時間3500円か。」
「ここ2000円で、すごく安いわ。」
「よし、そこだ。」
こうして、少しでも安いところをさがす。
安いからと言って、部屋がボロだとは限らない。

中に入ると、義男は、すぐにスーツを脱ぎ、Yシャツを脱ぎ、
靴下も脱いで、ランニングシャツと、パンツ1枚になった。
朱美は、服のままでいる。

「朱美、俺を下男にしろ。」と義男。
「いいわよ。」
朱美は、ショーツを脱いだままだ。
義男はかしこまりをする。
その前に朱美は立って、
「遠藤(義男)、舐めたければ、舐めていいわ。」
そう言って、スカートを少し上げ、Pを露わにする。
この行為だけで、朱美のPは、大きく、反り返ってしまう。
「はい、お嬢様、ありがとうございます。」
義男は、そう言って、犬のように近づき、朱美のPをしゃぶる。
朱美は、義男の髪の毛をつかんで、義男の頭を自分のPに近づけたり、
遠のけたりする。
「遠藤、上手になったわね。もうすぐ、あたしの奴隷にしてあげるわ。
 奴隷になったら、あたしのもっと汚いところを舐めさせてあげる。
 靴を1か月履きっぱなしにして、匂いをかがせてあげる。
 足の指を舐めさせてもあげるわ。」
そう言っている朱美自身、どんどん興奮し、
言われている義男も興奮する。

やがて、義男は、立ち上がり、
「何が、お嬢様だ。ケバイ女が。お前こそ俺の奴隷だろ。」
そう言って、朱美を床に正座させる。
「すいません。ご主人様。あたしが、お舐め致します。」
パンツを脱いで、男の物を突き出している義男に、
朱美は、寄って、義男の物を口に含む。
義男は、朱美の髪をつかんで、自分のPを、荒々しく朱美の口の中に入れ、
何度も犯すようにする。
「俺は、朱美、お前に人工乳房を作ってやろう。
 ケツにも、シリコンを入れて、女のケツにしてやろう。
 肋骨を2本抜いて、女のウエストにしてやろう。
 化粧を取ったら、見られないお前の顔を、整形して、天下の美女にしてやろう。
 そうなって初めて、俺は、お前を『お嬢様』と呼ぶだろう。」
そう言いながら、義男は、朱美のフェラで、恍惚としてくる。

「朱美、奴隷は終わりだ。
 お前のアナルに入れさせろ。穴の中、綺麗にしてあるだろう?」
「ええ、毎朝の日課よ。200cc浣腸してる。」
「ベッドの上に行ってくれ。」
「ドレスを着たまま?」
「その方が、俺は、萌える。」

朱美は、ベッドの上で四つん這いになる。
義男は、朱美のお尻の穴に、クリームを入れ、
自分のPにも、クリームをつける。
「行くぞ。いいか。」
「いいわ。来て。」
挿入される。
「あん、いや~ん。」
義男がピストンを始める。
「朱美、もっと女になりたいか。」
「なりたいわ。あ~ん、感じる。」
「さっき言ったのは、冗談ではない。
 朱美を俺の人形にしたい。」
「なるわ。あたしの体を、どんなにでもいじくって。
 ああん、いろんなこと考えたら、どんどん興奮して来る。」
「でかいケツがほしいか。」
「欲しいわ。」
「細いウエストが欲しいか。」
「ええ、52cmくらい。」
「美容整形で、清純なお嬢様の顔になるんだ。」
「ステキだわ。ノーメークで、少女の顔。」
「16歳に見える。」
「やん、ステキ。ああ、あたし、想像してたら、イきそう。」
「俺もだ。お嬢様も好きだが、ケバイ女も好きだ。」
義男はピストンを激しくしていった。

「あ~ん、義男、あたし壊れちゃうわ。」
「お前みたいな男好きな女が、壊れるはずがない。」
「そんなことないわ。」
「初めて会ったときから、お前もずいぶん女になったものだ。」
「あたしは、義男のお人形よ。」
「ああ、好き放題に、お前を女に改造してやる。」
「あたし、その言葉に弱いの。」
「風采の上がらないお前を、美少女になるまで、作り変えてやる。」
「いやん、その言葉、感じちゃう。」
「俺は、変態だが、お前も似たようなものだな。」

「ね、義男、あたし、イっちゃう、ほんとに、イっちゃう。」
「ケツを犯されただけで、よく前からイけるな。」
「だって、女ですもの。」
「俺も、もうすぐだ。」
「待って、あたしのドレスを胸の方に寄せて。」
「本気でイきそうなのか。」
「ええ。」
「俺もだ。おお、イくぞ。朱美、いいか。」
「ああ、あたしもイク。ああ、ダメ、ダメ、イっちゃう。」
「俺もイく。あああああ。」
「いや~~~~~~ん。」
朱美は、前の方から、シーツに放射した。



ホテルを出たのは、7時過ぎていた。
二人で、ラーメンを食べた。

義男は、帰り際に、ワンピースを買ってくれた。
朱美は、値段を知らない。
朱美は、値段を見ないようにしている。
義男も、値段を朱美に見せないようにしている。

服は、箱に入れられ、それをさらに固い紙の袋に入れられていた。
その包装からして、とても高い物だと思うが、
その値段を知らせない義男が、ステキだと思った。

義男は、駅のホームまで、見送ってくれる。

電車が走りだし、朱美が車内を見ると、どっと視線が集まった気がした。
多くの視線は、超ミニから伸びた朱美のむっちりした脚に集まっている。
女になってみて、男の視線を少しでも浴びただけで、分かるようになった。
女は、みんな同じだろう。
朱美にとって、電車とは、楽しいところだ。

*   
 
朱美は、1LDKのマンションに帰って来た。
表札に「武井英治」とある。
それが、朱美の本名だ。

服と下着を全部脱ぎ、男の下着、部屋着を着る。
ドレッサーの前で、かつらを取り、
ブラシを入れ、かつらの台に飾る。
髪は短くしているが、細くしてある眉が隠れるように、
前髪だけは、長く伸ばしてある。
つけ睫毛を取り、大事にしまい、クリームでメイクを一気に落とす。
すると、色白の女のような素顔があらわれる。

義男がホテルで、いろいろ言った中のいくつかは、もう実現している。
朱美の顔が、女のようであるのは、元々女顔であるのに加えて、
全身永久脱毛を受けたからだ。
顔に1本の髭もない。
眉も、細い女の形に、永久脱毛をしている。
他に、脇の下、脚、陰毛、股間、お尻の穴の周りも、1本も毛がない。

ヒップは、シリコンを入れ、ぎりぎり男に見えるように、85cm。
ウエストは、コルセットで、女の位置に58cmになるまでがんばった。
身長165cm、脚がとても長いので、
女として、かなりのプロポーションである。

豊胸手術だけは、まだしていない。
こんな自分は、もう結婚はできないと思っている。
今年で28歳。
T大で博士号をとり、そのまま生物学部で助手をしている。
週末と平日に1日休めるところが、気に入っている。
ビールを取り出し、デスクに置いて、専門分野の文献に少し目を通す。

朱美は、義男の正体を知らない。もちろん本名も。
ネットの中で、「女装の可愛い男子求む」という個人広告を信頼し、
一か八か、連絡した。
大当たりだった。もう、2年の付き合いである。

朱美は、義男がプレゼントしてくれた、ワンピースを箱から出した。
それを体に当てて、鏡を見た。
義男は、3900円のワンピースから、60万円もするワンピースまで、
値段にとらわれずプレゼントしてくれる。
朱美は、いくらのものでも、うれしいと思う。
今日もらったのは、60万円に近いだろうと思った。

(次回は、「Pのある女が好きな奥様」です。)


バナーをこちらではまだ貼れずにいます。
アメブロの方で押してくださると、幸いです。





 『あたしを、もっともっと女にして』①

『あたしを、もっともっと女にして』①


7月の初旬である。
ここアイススケートリンクでは、大学同士の試合が行われていた。
観客は、極まばらにしかいなかった。
だが、少しでもいればいいのだ。
ギャラリーの上に、男と女がいた。
男は、50歳くらい。
スーツをビシッと決め、鼻の下に髭を蓄えている。
男の匂いがぷんぷんしていそうな、精悍な感じである。

一方、男の肩までしか背の無い女の方は、
一目見て、堅気ではなく見える。
肩見せの、真っ赤なドレスを着ている。
乳房の下から、スカートになったようなワンピース。
超ミニのワンピースで、中のショーツをやっと隠している程度の長さだ。
相手が、少しかがめば、前からパンツを見られてしまう。
開いた胸に、じゃやじゃらとネックレスをして、鎖のように長いピアスをしている。

髪は、一列にそろえた前髪。ストレートな黒髪を胸の前と背中に分けて垂らしている。
唇からはみ出すような真紅の口紅、
目尻から、外へツンと跳ねたつけ睫毛。
そして、上向きに、2重につけているつけ睫毛、
下向きにも、付けている。
唇の横にホクロがあり、
およそ、これほどケバイ女は、そうそうお目にかかれない。

女は、男の片腕を、抱いている。
「ねえ、義男、座ろう。」
と女は、30歳も年の違う男の名を、呼び捨てにして言った。
「いいよ。あの隅っこにいくか。」
「うん。」
二人は、それでなくとも人のいない観客席の一番隅っこに行った。
「朱美、パンツ脱いでるだろうな。」
「まさか。こんなドレスきてるのよ。」
二人が座ると、実際、女の太ももが丸出しになり、
パンツがほとんど見えそうになっている。

朱美のむっちりした、長い太ももを、
男は、そっと撫で始めた。
女は、男の腕を抱いたまま、頭を男の方に預けている。
「少しは、感じているのか。」
「当たり前よ。こんな広いところでエッチなことされて。」

「ね、ズボンのベルト、2つ広くして。」朱美は言った。
義男は、ベルトの穴を2つ広くした。
そこへ、朱美が、手を入れてきた。
「おい、大胆だな。」
「誰も見ていないわ。」
朱美は、義男のパンツの上から、すでに大きくしている義男のPを、愛撫した。
「俺を、今行かせたら、後の楽しみがないぞ。お前ほど若くないからな。」

しばらく朱美の愛撫を楽しんでから、
「朱美。お前の番だ。パンツ脱げ。」
「仕方ないわ。」
朱美は、そういって、スカートの中に手を入れ、ショーツを脱いだ。
朱美は、きちんと太ももを閉じている。
「ちょっと脚を開いて、アレを出せよ。」
そう言われ、朱美は、周りを確認した。
そして、太ももを少し開いた。
すると、太ももで挟んでいたものが出て来て、それは、
大きく固く、隆々としている。
それは、女には、あらざるものだ。

朱美は、太ももを閉じて、「いやん。」と言った。
そして、短いスカートで、しきりに隠そうとした。
「隠すくらいなら、長いスカート履いて来いよ。」
「なによ。これ、義男の注文じゃない。
 このケバイ化粧も、義男の注文よ。」
「はは、そうだったな。」
義男は、そう言いながら、朱美のタマタマの袋をつかんだ。
「いやん。そこ感じるわ。」
朱美は、体をぴくんとさせた。
「まずここで、1発行くか。たまってるんだろ。」
「いやな言い方しないで。」
朱美のスカートをほんの少しめくるだけで、朱美のPは、丸見えになる。
義男は、朱美のPに、頭を沈めた。

「義男。やめて。ここは、公共の場所じゃない。」
「だから、いいんだろう。もう、ギンギンになってるぞ。」
義男は、口を外して言い、また、朱美の熱い物を口に含んだ。
大きい声は出せない。極小声で、朱美は言う。
「だめ、義男、やめて、こんなところで、イけない。」
だが、こんなところだからこそ、朱美は、萌えるのだった。

「いやん、義男。あたし、たまらない。やめて。」
義男は、顔を上げて、手の愛撫に切り替えた。
「ここでやりたいって言ったの朱美だぞ。
 お前は、満員電車の中でも、イきたいというやつだ。」
「義男、声が大きいわ。あたし、イきそう。」
「じゃあ、股を開いて、遠くへ飛ばせよ。
 お前は、一日に何度もイける女だ。」
「ああん、イヤ。あたし、イきそう。」
朱美は、義男の腕にしがみついた。
「体が、震えてるぜ。ほんとにイきそうなのか。」
「いきそう。外でやるなんて最高。」
「よし、フィニッシュだ。」
義男は、愛撫の手を速めた。
「あ、あ、あ、イく。だめ、イっちゃう、イっちゃう。」
朱美は、義男の腕につかまりながら、腰を揺らした。
やがて、「あああ。」と言って、前の座席まで、白い液を飛ばした。

波が去ってから、朱美は、ウェットティッシュで、
前の座席の背についた自分の液を拭き、
前の地面に落ちた液も拭いた。

「あたし、ここもういいわ。」と朱美。
「現金な女だな。次は、ホテルか?」と義男。
「うん。」
朱美は、無邪気に、そう答え、義男の腕を抱いた。

(次回は、『朱美の正体』です。)


バナーをこちらではまだ貼れずにいます。
アメブロの方で押してくださると、幸いです。




プロフィール

ラック

Author:ラック
上は若いときの写真です。ISなので、体は、かなり女子に近く発育しました。でも、胸はぺったんこです。戸籍は男子。性自認も男子、そして女装子です。アメリカの大学で2年女として過ごしました。私の最も幸せな2年でした。そのときの自叙伝を書いています。また、創作女装小説を書いています。毎日ネタが浮かばず、四苦八苦しています。ほぼ、毎日更新しています。
どうぞ、お出でください。

リンク
最新記事
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブロとも一覧

自己女性化愛好症

御中根 蕗菜 です

女装子動画 Japanese crossdresser porn

enma’s blog

瞳のセルフヌード

毎日が日曜日

女装子&ニューハーフのペニクリ&アナルマンコ

MadameM【秘密の手帳】

川*´v`*川し

復讐の芽 ***藤林長門守***

橙の電車
最新コメント
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。