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江戸町遊び人・油川京之介⑤「ゴロツキの5人が来た」

江戸町遊び人・油川京之介⑤「ゴロツキの5人が来た」


道場は、9時に開く。
9時前に早列ができている。
京之介と彩芽は、白い道着を着て、
彩芽は、髪を下ろし、肩のあたりで結んでいる。
額の左右に、わずかな前髪があり、
頬の髪の房も可愛く、化粧をしていなかったが、
誰が見ても、可愛い女性であった。

京之介は、早速、道場の正面にいる雪之丸と桔梗に、
彩芽を紹介した。
そのとき、彩芽が女子ではないことも、そっと伝えた。
「そうなの。まあまあ。」と桔梗は喜んだ。
「桔梗様と私もね、仔細ある体だから、お仲間だよ。」
と雪之丸が言った。
「そうなんですか!」と京之介は、目を輝かせた。

「京之介、もしやあなたは、女子の成りをしたいと思っていますか?」
と桔梗が言った。
京之介は、図星を突かれて、真っ赤になってしまった。
「そ、それは、極たまにそう思います。」と京之介は言った。
「京之介が、女子の成りをしたら、さぞ可愛いでしょうね。」
と桔梗が言って、雪之丸と笑った。
彩芽も、こっそり笑っていた。

稽古が始まり、10時ごろ。
玄関に5人の若者が来て、もじもじとしている。
あのときのゴロツキだが、少しましな格好をしている。
雪之丸と桔梗は、玄関に迎えに行った。
「初めて、稽古に来たのね。」と桔梗。
「実は・・・。」と言って、あのとき、京之介の正面にいた権三が、
門前町の出来事を話した。
京之介と彩芽は、あのときのゴロツキとわかり、
玄関そばに来て、話を聞いていた。

「ほう。君たちをあっという間に倒した娘が、
 『やられ賃』だと言って、一人に1両をくれたの?」と雪之丸。

横にいた真吾が言った。
「そうなんです。俺らが、全部悪いのに、くれたんです。」
スリの佐助が、
「そんなことされて、俺ら、もう悪いことやりにくくなって、
 心を改めて、大川道場で、修行しようと思ってきました。
 その人は、『暇なら、大川道場にお出で。』って言いましたから。」

雪之丸と桔梗は、顔を見合わせた。
「家(うち)は、『戦った後、相手と仲良くなる。』っていうのが、
 一番大切な精神なんだね。
 その娘は、見事、そうしたことになるね。
 君たちと、心で、つながった。
 しかし、はて、そこまで到達している娘が、道場にいるかなあ。」
雪之丸は、言った。

「ねえねえ、あなた達みたいな体格のいい人たちを、
 その子は、どうやって、あっという間に倒したの。」
桔梗が言った。
そのとき、じっとしていられず、彩芽が出てきた。
「あたし、そばにいたので、わかります。」
と彩芽は言い、玄関で4人を使って、実演して見せた。

「ほう、小物入れを上に投げ、4人がそれを見たときに、
 右の彼の棒を引き、脇の下に肘鉄をねえ。」
と雪之丸。
「はい。左右の二人は、剣道に不慣れで、棒を固く握っていましたので、
 棒を引けば、体もついてくると判断したようです。」
彩芽は、どこか得意気に言った。

雪之丸と桔梗は、顔を見合わせた。
「そんな技、教えたことありませんね。」と桔梗。
「はい。」と雪之丸。
「あの、とっさにそうしようと思ったようですよ。」と彩芽。
雪之丸は、桔梗とまた顔を見合わせた。

「それだけじゃないんです。」と彩芽は、編み笠の武士のことも、
身振り手振り豊かに話した。

「え!居合より早く、お侍の右肩に移動したの?」雪之丸は、驚いて聞いた。
「はい。刀が鞘から出たときは、もう移動していました。
そして、やってくる腕を、腕固めにし、相手に参ったをさせました。」と彩芽。
雪之丸と桔梗にとって、大正解の交わし方であったが、
道場の誰にも、教えたことがない。
とっさにそうしたならば、それは、大変な才能である。

「そのお侍は、編み笠をとり、地面に手をついて、無礼を詫び、
 千葉道場の千葉重三郎だと名乗りました。
 そして、雪之丸様と桔梗様によろしくお伝えくださいと、
 言いました。」と彩芽。
「千葉重三郎だったの!」
と桔梗と雪之丸は、同時に叫んだ。
その時、雪之丸と桔梗は、その娘が、女装した京之介だったことを確信した。

一番体格のいい権三が、そのうち、彩芽を見て言った。
「あんた、あのときの女の人と一緒だった人だ。」
みんなも気が付いた。
「あの人は、どこにいるんだ。誰なんだ。
俺たち、一言謝って礼を言いたい。」と皆はそう言った。
「今日は、いないみたい。」と彩芽は、苦しい返事をした。

『彩芽は、結構おしゃべりだなあ。』と京之介は、襖の陰に隠れてあきれていた。

5人のゴロツキは、その日、稽古を受けた。
年少の女の子にポンポン投げられ、武道のすごさを思い知った。
道場では、お昼に必ず大きなお結びが出る。
桔梗と年長の女子で作る。
彩芽も手伝った。
これが、子を持つ貧しい家庭の大きな助けとなっている。
そして、3時には、おやつが出る。

5人のゴロツキは、それが大いに気に入ったと見えて、
これからも、毎日来ると言って帰って行った。



京之介は、朝、家を出るとき、
今日の夜、自分が妻として迎えたい人があいさつに来ると、
父宗之介に言った。
「いつの間に、そんな人を見つけたのだね。」
と、父宗之介は、いつのも優しい声で言った。
「まだ、長いお付き合いではないのですが、
 私は、その人以外は、考えられません。」
「そう。」と父。
「少し、仔細のある人です。」
「わかった。今夜、家族全員集めておこう。」
父はそう言った。
京之介は、父はつくづく人格者だと思った。

稽古が終わり、京之介は彩芽の茶屋にいっしょにいき、
婆様も呼んで二人に話した。
「今日父に、私が妻にしたい人が来ると言いました。
 父は、夜の9時に、家族をみんな呼んで待っていると言いました。
 彩芽さんと私が夫婦になることを、認めてもらおうと思っています。
 来てくださいますか。」
婆様と彩芽は、感激して涙を見せた。

「昨日の京之介の言葉は、本心からだったんだ。
 私、うれしい。」と彩芽。
「私は、もっと先のことかと思っていました。
 京之介さんの実がわかり、うれしおます。」
婆様は言った。

だが、うれしさの後、現実の問題が思われた。
彩芽が言った。
「家は陰間茶屋で、胸を張って言える商売じゃない。
 それに、あたしの体は、女子じゃない。
 京之介は、江戸有数の大棚の御曹司。
 私の方は、あまりにも条件が悪い。
 京之介さんの妻になるなんて、図々し過ぎないかしら。」
彩芽は、不安の目を向けた。

婆様も言った。
「先のことや思うて、現実をあまり考えませんでしたが、
 いざとなると、彩芽の言う通りだと思います。
 京之介さんと彩芽では、あまりにもつり合いがとれません。
 京之介さんのご家族は、反対するに違いありません。」

「妻が男と知って、認めてくれる家など、この世にあるはずがないと。」と彩芽。

京之介は、彩芽や婆様の気持ちが、十分に分かった。
しばらく考え、口を開いた。
「婆様と彩芽のお気持ち、よくわかります。
 しかし、反対されることを百も承知で、
 試しに私の家族に会ってくださいませんか。
 希望はなくもないんです。
 父は武家であっても、小さいときから町の貧しい子と遊び育ちました。
 今の呉服問屋でも、客であれば、どんな貧しい人でも頭を下げます。
 母も同じです。
 そして、そんな父母のもとで、5人の子は育ちました。
 私の家族は、世の中で、何が大切かを知っています。
 ま、上の兄さんは、ちょっと堅物なんですけどね。」
そう言って、京之介は、長男の幸之助の固い顔を思い浮かべた。

「あたし、京之介と夫婦になりたいから、行く。」
彩芽が言った。
「そやな。ダメ元やさかい、行ってみよか。
 京之介さんのご家族や。ええ人ばっかりに違いない。」
婆様がそう言った。
京之介は、にっこりと二人を見た。


(「油川家に結婚の許しを求めにいく」につづく)


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江戸町遊び人・油川京之介④「彩芽に仔細あり」

油川京之介をまた、始めようと思います。
今度こそ、完結編まで書きたいです。
間が空きましたが、読んでくださるとうれしいです。
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江戸町遊び人・油川京之介④「彩芽に仔細あり」

 
4人のゴロツキをやっつけてから、二人は足早に帰路についていた。
「ねえ、京之介は、ものすごく強いのね。知らなかった。」
と彩芽は言った。
「それほどでもないよ。彩芽こそ、あの首浪人のお皿を打ったじゃない。
 あの浪人は、道場なら、4、5段の強さだよ。
 彩芽、相当剣道やったんだね。」
「うん、剣道やったのは、ほんと。
 でも、京之介の方が、ずっとずっと強い。
 お店に帰ったら、二人で剣道やろう。裏庭で練習できるの。」
「うん。いいよ。」
二人は、そんなことを話していた。

そして、もう野次馬は、後ろに遠くなったと思い、安心していると、
前に、編み笠の武士が立っていた。
並々ならぬ気配を発している。
彩芽もそれを感知したのか、歩を止め、ごくりと喉を鳴らした。
強い。
このお侍は、とてつもなく強いと京之介は感じた。

「4人を倒すのを見ておった。見事なる剣。
 しかし、私の剣を交わせるかな?」と編み笠の武士は言う。

武士は、左にさしている刀に右手を置いて、やや身を沈めていた。
サヤは、峰打ちの向きだ。殺気はない。
居合か?
京之介は思った。
彩芽を遠ざけた。

武士が「エィ。」と横一文字に剣をなぐった。
閃光が走るほどの速さだ。
だが、京之介の方が早かった。
京之介は、すでに、武士の右の肩のところに、身を移していた。
つまり、武士が、横一文字に切り終わったとき、武士の腕の後ろに京之介がいるのである。

京之介は、やってきた武士の手首を受け止め、90度ひねり、刀を落としめ、
武士のひじを山形に曲げ、ひじを向うに押し、手首を引き付けた。
これで、「腕固め」の完成。武士は、びくとも動けない。

「参りました。」と武士が言ったので、京之介は、手を離した。

「見事な。こんな受け方がありますか。考えもしなかった。」
武士は、そう言って地面に両膝をついて、編み笠を取った。
「あなたが、4人のゴロツキをあっという間に倒したのを見て、
 私は、足早にここにきて、あなたを待っていました。
 一手浴びせて、あなたがどう動くか知りたかったのです。
失礼の段、何卒、お許しあれ。」
武士は、そう言って、地面に手をついた。

「私は、桶川町・千葉道場の千葉重三郎と申すものです。
 できますれば、あなた様のお名前と道場をお聞きしたい。」武士はそう言った。
京之介は、女装をしているので、名乗るわけにはいかず、
「名は、仔細があって申せませぬが、神保町の大川合気流道場のものです。」
そう言った。
「そうですか。大川道場には、あなたようにお強い方が、ゴロゴロいるのですか。」
「それは、わかりませんが、私は、道場で誉められたことがありません。」
「あはは、ご冗談を。今日は、自分の未熟を知りました。ありがとうございました。
 道場主の、雪之丸様、桔梗様によろしくお伝えくだされ。」
武士は、そう言って、立って一礼して、編み笠をかぶり去って行った。

彩芽が来た。
「ね。千葉重三郎って、千葉道場の塾頭じゃない。一番強い人。」
「うん、多分ね。」
「わあ、京之介、すごーい!」と彩芽は大はしゃぎだった。


茶屋に帰ると、彩芽は、婆様に、京之介のことを興奮気味に話した。
「まあ、京之介さんは、そんなに強いのかい。」
婆様はうれしそうに言った。
「だから、婆様、あたしの髪をまっすぐに下ろして、
 あたしの剣道着を出して。」
「まあ、忙しい子やなあ。」と婆様は、顔をほころばせた。

彩芽は、せっかく結った島田の髪をまっすぐに下ろして、
肩の上あたりで結んだ。
彩芽は、コメカミの髪を頬のあたりで切って房にして垂らしていたので、
それが、乙女らしくて可愛かった。

京之介も、髪を戻してもらい、後ろできっちり1本に結び、
いつもの白い道着に着替えた。
彩芽も、白い道着だ。

裏庭は、地面が土だった。
二人共草鞋を履き、裏庭に行った。
婆様も、縁側で見ていた。
「ね、あたし、稽古相手がいないから、こんなことやってるの。」
彩芽は、竹刀を持ち、5本の薪を宙に投げ上げた。
そして、落ちてくる薪を5本とも、見事竹刀で打ち当てた。
婆様が、にっこりしていた。
「わあ、彩芽すごい。ふつうできないよ。」と京之介は言った。
「京之介なら、軽くできそう。やって見せて。」彩芽は言った。

「目隠しして、できると思うよ。」京之介は言った。
「うそ!ほんと?」と彩芽は飛び上がり、婆様の手拭いを借り、
京之介に渡した。
目を隠した京之介は、竹刀を持ち、5本の薪を上に投げ上げた。
そして、落ちてくる薪を、すべて、打ち当てた。

「わあ~、すごい。どうして?どうしてそんなことができるの?」
と、彩芽が興奮気味に言った。
「あたしも、不思議です。なんで、わかるんですか。」婆様も言った。
「う~ん。練習した訳じゃないですが、なんか、わかるんです。」
と、京之介は、頭を掻きながら、婆様に言った。

「大川合気流は、無手が本流なのね。
 彩芽、私に思い切り打ち込んできて。」
京之介は、そう言って、自分の竹刀を脇に置いた。

京之介になら、手加減はいらない、
彩芽は、上段に構え、思い切り京之介の「面」を打ちに行った。
すると、京之介は、紙一重に彩芽の竹刀をよけ、
半身になって、竹刀の横にいる。
「わあ、すごい。」と彩芽は、感激し、
何本も面を取りにいった。
しかし、どうしても京之介が避けるのが早い。
「これが、最後。思い切り打ってきて。」京之介が言う。
彩芽は、全力で、打ち込んだ。
すると、京之介は、避けた後、ぱっと彩芽の竹刀を奪った。
「わあ、京之介は、やっぱり強いんだ。あたし、うれしい。」
彩芽は、そういって、京之介に抱き付いた。
お婆様も、感心して、何度もうなずいていた。

その日、婆様から、夕の膳を食べて行ってほしいと言われ、
京之介は、彩芽の部屋の上座に座っていた。
待っていると、彩芽は、島田の髪に戻り、艶やかな着物に着替え、
京之介の膳を持ってきた。
そして、一度控え、その後、婆様と二人でやって来た。

二人は、並び、正座をして、三つ指をついて、京之介に頭を下げた。
何か、改まった風である。
何事かと京之介が、見ていると、婆様が、話し始めた。

「京之介様に、私達の仔細をお話しいたします。
どうぞ、お聞きくださいませ。
 私達は、京都の武家・木下の家のものどす。
 彩芽が、3歳のとき、父新八郎が、御前試合にて、命を落としました。
 試合では、寸止めか、決め技で試合は終わるはずですが、
 相手の武士は、恨みでもあったのか、
 判定が下った後も、新八郎を木刀で殴り続け、
 それが元で、新八郎は、3日後に息を引き取りました。
 相手の武士は、菅原清右ヱ門という侍で、松下藩に属し、
 今、江戸で3大道場の一つ、松下道場に通っています。

 我が家は、新八郎の死後、母光代は、病気で他界し、
 この婆と彩芽だけが残りました。
 父の敵討ちをと、彩芽には、剣道を10年間習わせました。
 彩芽は才能が有り、5、6段の腕前であるようでしたが、
 年齢制限で、3段以上はいただけませんでした。

 私達は、彩芽の父、新八郎の敵討ちをと意を決しましたが、
 仇討は、御法度であり、通行手形など、もらえませんでした。
 しかし、無念を忘れることができず、菅原清右ヱ門を追って、
 この江戸へ向かいました。
 それが、途中、運好く旅芸人の一座に入れてもらい、彩芽は女子の姿で、
 踊りや三味線を習いながら、この江戸まで、やってくることができました。
 彩芽は、生まれた時から、心が女でしたから、
 女になることを嫌がりませんでした。

 敵・清右ヱ門は、男色の趣味があると知り、
 清右ヱ門が来るかもしれないと思い、貴重品を売ったお金で、
 陰間茶屋を営み、待ち受る日々でした。

 私達は、敵討ち禁制の今、菅原清右ヱ門の命を狙おうとは思っていません。
 ただ、御前試合で、不当に息子新八郎を叩きのめした清右ヱ門に、
 せめて、『面』の1つでも、打ち込みたいと思っている次第です。」

隣で、彩芽は、涙を流していた。

そうだったのか・・とうなずきながら、京之介は聞いていた。
彩芽が、5、6段の腕前であることは、
首侍の頭の皿を叩いたときに、思っていた。

「仇の菅原清右ヱ門は、知っています。
 確か、松下道場の3番手です。
荒々しい剣を使う男です。
 千葉道場と並び、名門の松下道場の3番手は、恐ろしく強いでしょう。」
京之介は言った。

「はい、彩芽だけでは、無理だと思います。
 そこで、京之介様の腕を拝見しました今、
 京之介様に、助太刀をお願いできないかと、
 こうして、お願いに上がっています。
 なにとぞ、助太刀の件、お引き受けくださいますようお願い申し上げます。」
婆様と彩芽は頭を下げた。

「私など、菅原清右ヱ門には、到底及ばないと思いますが、
 助太刀は、お引き受けします。」京之介はあっさりと言った。

「本当!」と彩芽は京之介を見た。

「うん。これは、彩芽にまだ、相談していないことだけど。」
と言って、京之介は、彩芽を見た。
「婆様。私は、彩芽と夫婦(めおと)になりたいんです。
 だから、妻となる人のためなら、何でもします。」と京之介。

「そ、それは本心ですか?」と婆様。
「京之介、本当?」と彩芽。
「うん。本心。」と京之介。
「だって、あたしは男なのに。
 それに、京之介は、天下の油屋の御曹司なのに。」彩芽。
「この世で、私のような者を理解してくれるの、彩芽しかいない。
 女の姿をした彩芽が、好きでたまらない。
 彩芽と一生寄り添っていけたら、どんなにいいかって、ずっと思って来た。」

「京之介。本気?本気だったら、あたし、うれしい。」
彩芽は、そう言ってポロポロと涙を流した。
「婆様、お許しをいただけますか。」と京之介。

「お許しも何も、まあ、うれしい。仇討が成ったときより嬉しおます。」
と、婆様も泣き出した。

「願いが叶うよう、作戦を三人で考えましょう。」
京之介は、にっこりと言った。

その後、三人で膳を囲み、楽しい夕餉が過ぎていった。


(「油川家へ結婚の許しを求める」につづく)


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花ざかりの君たちへ(男装女子主演)

今日は、韓国の「花ざかりの君たちへ」というドラマを見終わって、
素敵なハッピーエンドに、しばらく放心状態でいました。

このドラマは、中条比紗也さんの少女漫画が原作で、日本でドラマ化され、
韓国でも、ドラマ化されました。
私は、その韓国版を見ました。

見始めて気が付きました。
かつて、私がブログの「男装少女」で掲載しました、ソルリさん主演の物でした。
ブログの記事で、ソルリさんの男装姿と、女装姿を並べたのですが、
その2枚の写真は、同じドラマのシーンだと分かりました。

6ソルリ8ソルリ男装 (2)
ソルリさんはこんな男装姿で、名門の男子高校に編入学します。
男装して、精一杯男らしく振舞っているのですが、
一部の男子から見ると、実に可愛くチャーミングなのです。

こんな可愛い男子高校生が、女装をする場面が絶対あるはずと、期待して見ていました。
すると、やはり学園祭の女装大会があります。
私は、主人公ク・ジェヒ(ソルリ)の女装をうきうきして待ちました。
すると、こんなに可愛くなって出てきます。

ソルリ

ドラマでは、初めて女装をする男子という設定なので、
ソルリさんは、おどおどと出てきて、口パクで歌を歌います。
その美少女を見た観客の男子は、みんな、主人公のあまりの可愛らしさに、
みんな、口をポカーンと開けてしまうのでした。

もう、なんか一番うれしいシーンで、私は、リピートして何度も見ました。

私は、ドラマを見ながら、自分勝手にこう見ていました。
主人公を、男装女子ではなく、どう見ても女の子である可愛い男子生徒にして、
女装大会で、フルメイク、最高に可愛いミニの服で出てくる。
そう思うと、2倍の楽しみがありました。

女装大会で、主人公は、ただ立って口パクで歌を歌うのですが、
ソルリさんは、f(x)という5人組の歌って踊る女子ユニットのメンバーなので、
脚本によっては、舞台で踊って、歌って見せることもできたのです。

しかし、やっぱり、初女装でおどおどしながら、舞台に立つ方が、可愛かったのかな?
そう思ったりしています。


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ニューハーフさん、思い出の映像

20年ほど前ですが、テレビで、上岡竜太郎さんの司会のもとに、
50人のニューハーフの人が集まるという番組が、何回かありました。

50人ものニューハーフさんが集まると、その中に必ず、
この人がニューハーフ?と思える女性的な人がいました。

私は、この番組の最後に、50人の大合唱があり、それが好きでした。
「We are the world」の替え歌ですが、歌のうまい方もいて、ほれぼれしました。
はるな愛さんは、バックの最前列、左から3番目にいます。
お聞きくださるとうれしいです。
※「Okama」という言葉が何度も出てきますが、「the Children=神の子」のように、
  the + 大文字だと、「神の」となって、「the Okama=神のオカマ」となるようです。




真っ黒なこの画面ですが、ボタンを押して1分ほど待ちますと、「はるな愛さん」のお茶の間デビューの
記念の映像があります。「夏の扉」を歌われていますが、口パクではありません。
映像は、途中も待たされます。待つのがさほど苦ではない方は、ぜひ、ご覧下さいませ。




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「Mr.レディの輪」(最終回)



上の映像は、「笑っていいとも」の『Mr.レディの輪』・最終回のものです。
今から、26年前です。
その頃の、ニューハーフさんは、
今のニューハーフさんとファッションとか違うのでしょうか?

この放送があったとき、私は、働いていましたので、
毎日、ビデオに録画して、夜、家族に内緒で、こっそり見ました。 
番組では、全国のニューハーフさんの中から選りすぐりの方を放映してくれ、
私は、毎晩楽しみでなりませんでした。

ずっと見て来て、
その番組もいよいよ最後となり、私は、感慨深く見ました。
ニューハーフさん達は、松山千春の「恋」を歌いながら、出場してきます。
「恋」が選ばれたのは、
♪今度生まれて来るとしたなら やっぱり女に生まれたい
のフレーズが、ニューハーフさんのセリフを思わせたからだと思います。

この哀愁のある歌をバックに、一人一人出て来られるとき、
ああ、これで終わりなんだなあ・・と思い、私は、目が潤みました。

大勢の中で、クララさんという方は、私の思い出の方でした。
新宿の大人の店で、1本1万3千円も出してビデオを買ったのは、
クララさん主演のものでした。
可愛い方で、女の子の中にいても、女の子に見える方でした。

You Tube のおかげで、再度見ることができました。
感謝、感謝です。


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ご近所にいそうな女装子さん

正装、フルメイクの女装子さんではなく、
普段着で、親しみのもてる、近所にいそうな女装子さんの写真をお借りしました。

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なんだか、こういう普通の感じの女装子さんに、萌えてしまいます。

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上と同じ人です。よくいる女の子という感じで、萌えます。

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この自然な感じ好きです。タイのニューハーフ大学の風景です。

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こういう女の子、よくいるような感じがしませんか?

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うわっと、これは、椿姫彩菜さんです。

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こんな女の子、いますよね。

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教室にこんな女の子がいたら、モテますね。韓国のテミンさんだと思います。

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大学にこんな子がいたら、モテるでしょうね。

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こんな女の子絶対いそうですね。

11ミスコン3
これは、ある大学のミスコンです。可愛いですよね。
日本で見たことがない人なので、韓国の大学かもしれません。

11ミスコン5
もう一つ、大学のミスコンです。同じく韓国のミスコンかも知れません。

最後に、
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こんな可愛い子は、めったにいません。五十嵐奈波さんです。
やっぱり、美少女ですね。


この辺で、止めておきます。
では、また!


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昔の女装のテクですが・・

昔の女装テクですが・・


もう40年前、私が女装クラブにいたときに、
教わった「女装のテク」あるいは、「注意」です。
中には、今でも使えるというものがあるかもしれないと思い書きます。

●スネの毛を隠すのは、網ストッキングがベスト。
夜の夫婦生活のために、スネの毛を剃れない方も多いと思います。
このすね毛を隠すのは、黒いストッキングより、黒い網のストッキングがベストです。
網ストッキングであれば、肌色のものでも、スネの毛をほぼ隠すことができます。

●コンシーラ、スポッツカバーは、肌より、ずっと赤い物を。
髭を抜くわけにはいかないという方。
青い剃り跡を隠すのに、コンシーラを使われると思います。
それは、肌より明るい物より、肌よりずっと赤みがかったものが、グッドです。
赤みがかったものがないときは、リップやチークも代用になります。
ある程度拭き取り、ファンデーションを塗ると、赤みが隠れます。
剃り跡の青みも消えます。

●手の血管を隠すには。
写真を撮り、顔は最高にうまく撮れたと思っても、手を見ると、
血管が走る男の手になってしまっている。
こんなことありませんか。
写真を撮るほんの10秒間くらい、撮る前に、両手を上にあげるだけで、
血管は、目立たなくなります。
手を上げた状態で、手の甲を上から下に擦れば、もっといいです。
また、小さな保冷剤を写真を撮る前に、手の甲にあてておくのも、いいです。

●歩き方
内股で、上手に歩いているなと思っても、背中には、なかなか注意が向きません。
男性は、背中が猫背になっていることが多く、背中でリードされてしまいます。
胸を張ります。このとき、頭が、前に出てしまわないように、アゴを引き、
背骨の上に綺麗に乗っているのが、理想的です。
バッグを、腕の関節にかけると、背中が伸びます。

●ズボン外出は、上級者。
「スカートでやっと女になってるのに、ズボンはだめよ。」
とよく注意を受けました。
十分、女歩きができるようになってから、ズボンを履くのがいいようです。

●太い眉毛は、前髪で隠すのが一番。
眉毛を細く見せるのに、苦心されている方が、多くいらっしゃると思います。
顔用の糊で、つまんで細くする方法。スティック糊のようなもので、
眉をつぶしてしまう方。いろいろだと思います。
一番自然なのは、コンシーラで、少し細目にして、
あとは、前髪で隠してしまうことです。
前髪は、パッツンである必要はなく、隙間の空いたシャギーでOKです。

●リップは、唇をはみ出さないように。
写真用にセクシーに見せるため、口紅を大きく塗るのは、OKです。
しかし、外出のときは、口紅は大きく塗らないのがいいようです。
口紅は、小さめに塗り、グロスは、下唇にたっぷり塗ります。

●大きい目を作るのは、アイライナーより、つけ睫毛。
アイメイクが発達して、今頃私が書くことではないと思いますが、
一応書きました。

●ヒップを大きく見せるには。
同じスカートを2枚買って、一つは、丈を半分に切って、
(お尻の終わりくらいのところで)
それを重ねて履く方法があります。スカートは同じでなくても、
似たものなら、OKです。
(リサイクルで安く変えた場合など。)
タイトスカートでは、ヒップパッドがあれば、ベストです。
白のタイトスカートは、パッドが透けて見えるので、禁物です。

●撮影・・大きな光源
外写真が、ベストです。
室内写真では、大きな光源が有利です。
身近では、カラオケルームのスクリーンが、大きくてなかなかいいです。
スクリーンの放送をOFFにして、青一色にすると、ムラができません。
(スクリーンをOFFにして、白一色になる機種だと、ラッキーです。)
その代り、写真は青くなりますが。

思い付きで、書きました。
「そんなん、みんな常識だよ。」と言われてしまうかもしれませんね。
一つでも、参考になることがあったら、うれしいです。
ではでは。


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歴史に残るニューハーフさん

50年前に戻り、その後の私の思い出のニューハーフさんを綴ります。
(写真を方々から、お借りしました。)
ここに掲載しました方々は、皆さん、ニューハーフの歴史に残る方だと思います。

●椎名敏江さん
シャンソン椎名敏江
椎名敏江舞台
1950椎名敏江
椎名敏江さんは、シャンソン歌手として、活躍されていました。
1940年代だと思います。
その頃、私は、和装の女装の人しか知りませんでしたので、
この椎名敏江さんの写真を見つけて、ものすごく感激しました。

●銀座ローズさん
銀座ローズ1
銀座ローズ2 1965
1930年頃活躍された方だと思います。
椎名敏江さんと共に、私が、初めて見た、洋装の女装の人でした。
当時は、安価な紙の雑誌の小さな写真でしたが、
今こんなに大きくはっきり見ることができて感激です。
私は、中学生で、貸本屋で、火の出る思いで借りた大人の雑誌に、
この方の写真があり、胸をときめかせました。

●カルーセル麻紀さん
カルーセル麻紀
私が、中学生のとき、「平凡パンチ」という雑誌に、
カルーセル麻紀さんの小さな写真がありました。
それを見て、ものすごく興奮してしまいました。
私の中の最大の思い出の人です。
性転換の人として、お茶の間に登場した、初めての人だと思います。

●ピーター
ピーター
私が18歳のとき、ピーターを知りました。
「薔薇の葬列」という映画に出演され、それを見て衝撃を受けました。
デビュー当時は、性別のわからないユニ・セックスなスタイルで人気を博しましたが、
そのうち、完全女装で活躍されています。
ホルモンは、されていないと思います。今もお綺麗で、素晴らしい方です。

●松原留美子さん
松原留美子
16歳で、女性と間違われスカウトされ、カメラマンも男性だと気が付かなかった
というエピソードがあるそうです。角川映画の「蔵の中」で、女性として主演されました。
水商売風な感じがほとんどなく、清純な女の子に思え、新しい感じの女装の人でした。
「ニューハーフ」という呼び名が生まれたのは、この方からだと記憶しています。

●山咲レミさん
山咲レミ
知る人ぞ知るの方ですが、当時、女装のプロの方からもアマの方からも、
多くの人から、もっとも綺麗なニューハーフだと言われていた方です。
今も、お綺麗です。

●はるな愛さん
img_愛ちゃん
私が、40歳代のとき、テレビのNH歌謡ショーで「お父さん、お母さん、あたし、聖子ちゃんになれました!」
と言って登場されました。そして、「夏の扉」を、聖子ちゃんそのままに、歌われました。
声も姿も身振りも正に女の子で、感激しました。
多くのニューハーフさんの中でも、飛びぬけて乙女チックなスタイルが似合い、出色の方でした。


他にも、多くのニューハーフさんがいらっしゃいますが、
今日は、ここで終わりにします。
では、また!


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Pがあること、あったことが信じられない女装子さん

女装子さん(ニューハーフさん)の中に、
この人に、Pがあること、あったことが信じられない方々がいます。
そんな方の写真を、拝借してきました。
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韓国のハリスさん。
この方が、かつて男の子だったことが信じられません。
私が初めてPCを買って見つけて、感動した方です。
踊りのPVも見ましたが、ダンサーとしても1流の方だと思いました。

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タイのノン・ポーイさん。多分みな様、とっくにご存知ですね。
どこをどう見ても女性です。世界ナンバー1の方だと思います。

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ロシアの方で、お名前は失念しました。女装子として、生まれて来たような方で、
どこもかしこも女性です。しかし、ご自分のPを公開されています。
それがなければ、偽の女装子さんと思うところでした。

middle_1420173103.jpg
お名前は、わかりません。美女というより「乙女チック」な人として、私は、満点だと感じます。
この方にも、Pちゃんが、あったのでしょうか。今もあるのでしょうか。そう思うだけでドキドキします。

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この方のプロポーションには、参ってしまいます。かつて、Pがあった方だと思います。
あった時代に、拝見したかったです。

middle_1367740710.jpg
驚くべきプロポーションの方です。ほんとに女装子さんなのか、疑いたくなります。
おそらくこの方は、まだ、手術を受けていないと思われます。

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セクシーな方です。Pちゃんの存在などとても思われませんが、
男性写真を見ると、あって不思議はないなと思いますが。
巨乳の方ですが、男性写真では、ナベシャツで抑えているのでしょうか。

t02200296_0.jpg
乙女チックで、萌えてしまいます。昔から目にする写真です。
スカートの中に、・・があるのかと思うと、気絶しそうです。

20100910084642417.jpg
五十嵐奈波さん。女子疑惑が晴れました。れっきとした男の子。
ということは、Pちゃんの持ち主です。そう思うと、気が遠くなりそうです。

kki (2)
美少女ですよね。ハイ・ウエストが女性並みです。
五十嵐奈波さんと並び、今世界1の女装美少女と言われているようです。
まだお若い。きっとPちゃんの持ち主です。ああ、興奮してしまいます。

middle_1420383008.jpg
最後に、この方。内山怜也さん。12歳のとき、町で女の子として、スカウトされたそうです。
写真集のとおり、この方は、どうして女の子に生まれなかったのでしょう。

では、今回はここまでに致します。


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女装美容サロン・L ⑥「二人の満足」(最終回)

ここで、一区切りつけて、最終回にいたします。
ワンパターンの物語を最後まで読んでくださって、
ありがとうございました。
この物語は、書いていて楽しかったので、<その2>を書くかもしれません。
その時は、また、読んでくださると、うれしいです。
======================================  

女装美容サロン・L ⑥「二人の満足」(最終回)


香と夏希は、ショーツを脱いだまま、ソファーに座った。
正面の鏡が、スカートまで映してくれているので、うれしい。
「ねえ、あのスプレーは、体も柔らかくしてくれるのね。
 夏希の体、すごく柔らかかった。」香は言った。
「香の体も柔らかかったわ。あたし、女の子の体験まだないけど、
 こんな風に柔らかいんだなと思った。」
「ね、あたしの手を見て。指が細くて、手首も細くて、
 女の子の手だわ。」と香。
「ほんとだ。どこもかも、女の子にしてくれるんだ。
 アソコを除いてね。」夏希。
「ああん、うれしい。」香はそう言って、夏希に抱き付いた。
抱き付き抱きながら、二人は、互いにスカートの中に手を入れた。

お互いのPを撫であった。
どんどん興奮している。
正面の鏡を見ると、完全に女の子同士のレズビアンだ。
「ああん、お姉様。あたし、溶けてしまいそう。」
「あたしも、いつでもイってしまえる。」夏希。
「もう少し、我慢しよう。」香。
「うん。ゆっくりイくのがいいわよね。」夏希。
「うん、そう。」香。
そう言いながら、夏希に突然来てしまった。
「ああ、香。あたし、突然にきちゃったの。
 今にも、イきそうなの。
香、あたし、スカートよごしちゃう。」
「うん、わかったわ。」
香はそう言って、夏希のスカートをめくり、
夏希のものを口に含んだ。そして、口で愛撫した」
「ああん、香のお口の愛撫で、イってしまうわ。
ああ、ダメ、イっちゃう、ああ、イっちゃう。
 ああああああ。イくの、イくの、ああ、イっちゃう。」
夏希は、体を震わせて、香の口の中に果てた。

夏希の声を聞いて、香もたまらなくなっていた。
「お姉様、あたしもイく。お願い。スカートが汚れちゃう。」
「わかったわ。」
夏希は、香の白いスカートをめくった。
そして、香のモノを口に含んだ。
「あん、あん、いや~ん。いや~ん。
あたし、イっちゃう。お姉様、もうダメ。
あたしもイく。あああ、イく、いっちゃう。
イっちゃう、イっちゃう、イっちゃう・・。」
香も体を震わせ、夏希の口の中に放出した。

二人は、ショーツを履いた。
ソファーで、香は、夏希の腕を抱き、頭を夏希に預けていた。
「あたしね、GIDじゃないみたい。」
「そう思うの?」と夏希。
「だって、大鏡で、夏希のPちゃん見たとき、すごく興奮した。
 普通の女の子のアソコ見たって、あんなに興奮しないと思う。」
「それ、女装子的だね。」
「心が、どんどん女の子になるのが、うれしかったけど、
 それは、あたしが、男の子だからなの。
 元から女の子だったら、女の子になっていくことに感動しないもの。」
香は言った。
「そうかあ。あたしもそう。元が男だから、女の子になるのがうれしい。」
「あたし、札幌から来てよかった。自分がわかったから。」
「よかったね。
 でも、香。女装子として、あと一つ経験した方がいいことあるよ。」
「え?何?」

夏希は、思い出すだけで恥ずかしかったが、
香の耳元で、伝えた。
「あたし、エリのお尻の穴に、入れちゃったの。」
「ほんと!」と香は、頬を染めた。
「自分がされたとき、完全に女の子の気持ちになって、興奮しちゃった。」
「あたしは、無理かな?超はずかしい。」
「でも、興味あるでしょう?せっかく飛行機で来たんだもの。」
香は、しばらく考え、やがて、赤くなりながら、うなずいた。

夏希は、エリに電話した。
「香が、アナル・バージンを失いたいみたいなの。」
聞いたエリは、興奮した。
「すぐ、帰って来て!」

夏希と香が帰って来たとき、エリは、ウキウキする気持ちを隠さなかった。
「ね、早く、二人は、スリップ1枚になるの。」
エリが言った。
香は白いスリップ、夏希は、ピンクのスリップ。
二人とも、ショーツを脱いだ。

夏希は、ベッドの上に四つん這いになった。
エリは、例の調子で、「アナル専用洗浄スプレー」と言って、
新しいスプレー見せた。
それを、香のお尻の中に、少しシューツっとした。
「これで、香のお尻の中は、完璧に綺麗よ。」とエリは言った。

エリは、香を仰向けにして、香に、ぬいぐるみの人形を抱かせた。
香の腰に枕をすけて、
エリの脚をM開きにさせ、それを開いた。
香のAホールにジェルを入れ、夏希のモノにもジェルを塗った。
「あたしが、入れるの?」夏希は、エリに聞いた。
「これで、あなたと香は、固く結ばれるのよ。」エリは言う。

「香、行くわよ。」
「ええ、来て。」と香。
夏希は静かに挿入した。
「あああ。」と香は、人形を抱きしめた。
夏希は、そっとピストン運動を始めた。
「あああん、あたし、夏希と結ばれている。夏希と1つになってる気がする。」
「あたしも、そう。香と一つになってる。」
二人は、そう言った。

「ああ、感動的だわ。若い乙女が、一つに結ばれているのね。」
エリは、そばで眺めながら、そう言った。

「香、痛くない?」夏希。
「少しも痛くないわ。快感がするの。どんどん興奮していく。」
香のPが、それを物語っていた。
Aセックスのとき、Pは小さくなることが多いのに、
香のそれは、どんどん興奮の様を見せている。

女の子は、香のように脚を広げて、男を受け入れる。
香の姿は、正に、それだった。
そのことが、香をさらに興奮させた。

「あああん。夏希、もっと犯して。もっともっと犯して。」
香は、上ずった声を上げた。
「うん。でも、あたし、イきそう。さっきイったばかりなのに。」と夏希。
「あたしも、イくわ。心が完全に女の子なの。女になってしまったの。」香。
「ああん、香、あたし、イく。もうダメ。もうダメ。
 香、あたし、イく。」
「あたしも、イくわ。夏希、来て。」香は、人形を抱きしめた。
「うん。あああ、イっちゃう。」
「あたしも。」
香は、前の物から、発射した。
夏希は、「うう。」と言って、夏希の中に果てた。

二人は、果てて重なった。
エリは、二人のものを拭いたり、お世話をした。
「夏希。あたし、体験してよかった。
 最高に、女の子になった気がした。
 夏希と1つに結ばれた。」
「あたしも。香と1つになれた。
 感激。」
二人は、そう言って抱き合った。

「香、トイレに行って、夏希から入ったものを出しておくといいわ。
 そうしないと、変なときに、出てきてしまうから。」
エリが、そうアドバイスした。

夕方。男の子に戻った香と、3人で、ケーキを食べていた。
「今日、飛行機に乗ってでも来てよかった。」と香は言った。
「あたしも、香が、飛行機に乗ってでも来てくれて、よかった。」夏希は言った。
「香に、プレゼントするわ。」
エリは、口紅サイズの小さなスプレーを2つテーブルに置いた。
「1つは、『全身完パス・スプレー・スペシャル』、
 もう一つは、『逆戻しスプレー』。小型のね。」エリは言った。
「わあ、すごい。ほんとにいただけるんですか。」と香。
「そう。北海道からでは、なかなか来られないでしょう。」とエリ。

「エリ。このサイズで、何回使えるの?」と夏希は聞いた。
「あたしのスプレーは、大小に関係なく、永遠に使えるの。」
エリは、得意気に言った。
「わあ、すごい。香、よかったね。」と夏希は言った。
「いつどうやって使おうか、迷うけど、うれしい。
エリ、ありがとう。」と香。
「お家に帰るまで、今使ってごらんなさい。」
エリは、そう言って、その口紅サイズのスプレーを香にかけた。
男の格好をした香は、その姿で、とたんに女の子に見えた。
「すごい。女の子にしかみえない。」夏希が言ったので、
香は、鏡の前に行った。
「わあ、女の子が、男の子の格好してるようにしか見えない。」
香は、はしゃいだ。
「お家に帰る前に、『逆戻しスプレー』をかけるの忘れないで。」
エリは言って笑った。

エリと夏希で、香を羽田の空港まで、見送りに行った。
香は、ちょっと涙ぐみながら、ゲートの中に入って行った。
「香、女の子に見えるね。」
「ええ、可愛くてたまらない。」
「今日、あたしに、香を独占させてくれたでしょう?」と夏希は言った。
「そうよ。」
「エリは、ジェラシーなんてないの?」夏希は聞いた。
「そこは、かなり不思議なとこなの。
女装子同士って、ジェラシーが少ない気がするのね。
 あたしは、夏希が好き。香と夏希がいいことしているなら、
 香にジェラシー感じるはずなんだけど、
 ジェラシーの前に、可愛い香が好きになってしまうのね。
 だから、ノージェラシー。」
「一般の男と女の場合、そうはいかないわね。」と夏希。
「そうね。ジェラシーが少ないのは、女装子の特権かも。」
「うん、多分そうね。」
二人は、顔を見ながら、うふふと笑った。


<おわり>


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女装美容サロン・L ⑤「夏希と香の熱いひととき」

一気に書くつもりでしたが、用ができてしまい、後半は、次回に回しました。
読んでくださると、うれしいです。
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女装美容サロン・L ⑤「夏希と香の熱いひととき」


「二人で、外へ出て遊んでらっしゃい。」
とエリが言った。
香にとっては、女の子として、初めての外出だった。
「行こう。みんなに見られると、もっともっと女の子気分になるわよ。」
夏希が言った。

二人で、バッグと靴を借り、外へ出た。
外は、いい天気だ。
二人で、手を組んで歩いた。
通り過ぎる男の子や男の人が、
なんとなく、自分たちを見ていく。
「ね、夏希。ジロジロ見られてる。あたし達、バレてるのかな。」
香は言った。
「多分、可愛い子だなって思われてるのよ。」
夏希は、後ろをチラリと見た。
「ほんとだ、あたし達のこと、振り向いて見られてる。」
「香のように目の肥えた子でも、あたしを女の子に見てくれたでしょう。
 今、香は、それと同じ。超可愛い子に見られてるわ。」
「うれしい、すごく幸せ。」

「洋服屋さんで、試着しちゃおう。」夏希が言った。
洋服屋さんは、鏡がたくさんあるので、うれしいところ。
近くの洋服屋さんに入った。
「わあ、堂々とレディースが見られる。」香が歓喜した。
「下着も見られるわよ。」
二人は、男子には禁断の下着コーナーに言った。
「わあ、こんなにゆったり下着が見られるなんて、感激。」香は言う。

二人は、そこで、3着可愛い服を試着して、出てきた。
「女の子で行くと、うれしいばかりのところだった。」
「男の子のときは、どうだったの?」夏希は、聞いた。
「遠くから女の子の服眺めて、買えない自分が悲しいだけのところだった。」
「あたしも同じ。香の気持ち痛いほどわかるわ。」

「ね、夏希。後ろにずっとあたし達の後つけてくる男の子が2人いる。」
「気が付いてる。お話しちゃおうか。」と夏希。
「だめよ。あたし、女の子になってまだ初日よ。男ってバレちゃう。」
「それは、絶対ないわよ。人の好さそうな子よ。」
男子二人は、二人とも小柄。
一人は、細い。もう一人は、小太り。
とても、モテるとは、思えない。

夏希と香は、振り返って、男の子をまともに見た。
「うわあっ。」と言って、二人は、互いに抱き合った。
「あたし達の後、どうしてつけてくるの?」夏希が、言った。
「ご、ごめん。君たち可愛いから、もう少し見ていたくてつい。」
細い男子が言った。
「光栄だわ。でも、一つ間違えるとストーカーよ。」と夏希。
「ごめん。少し眺めたら、止めるつもりだったんだ。」小太りの方がいった。
二人とも高校生に見えた。
そのとき、意外にも、香が言った。
「ファミレスで、20分くらいお話ししましょう。
 後をつけるよりいいでしょう。」
「本当。俺たち、おごるから。」と細い方が言った。

「いいの?香。」と夏希は小声で言った。
「うん。女の子として、男の子とお話したいから。
それに、二人とも、人が好さそう。」と香は言う。

駅前のファミレスに4人はいた。
パフェを前にしていた。
「俺、細川忠司。」
「俺、丸井洋介。」
「あたしは、夏美。」
「あたしは、香里。」
二人は、名前を少し変えた。
「俺たち、麻布台高校の2年。」細井が言った。
「わあ、すごい。天下の名門高校じゃない。」夏希は言った。
「勉強だけできてもさ、しょうがないよ。青春できなきゃ。なあ、細川。」
「俺たち、青春からほど遠いからさ。
 せいぜい君たちみたいな可愛い子の後をつけるくらい。情けねーよ。」と丸井。
「勉強ができるなら、それだけでも、カッコイイわよ。」と香が言った。
「え?え?そう言ってくれるの。」と細川。
「そうよ。自信をもって、堂々としていたら、絶対チャンスは来ると思う。」
香は、そう言いながら、男のときの自分に言い聞かせていた。

「うわあ、香里ちゃん、いいこと言ってくれるなあ。」と丸井。
「あなたたち二人の顔に『ぼくたちはいい奴です』って書いてあるわよ。」
夏希は言った。
「そうお?君たち二人も、めちゃ優しいね。」細川が言った。

その後、細川と丸井は、自分のスマホで、ツーショットを撮って欲しいと言った。
ネットには、絶対投稿しない。クラスの連中に自慢だけさせて欲しいと言った。
夏希と香はOKして、熱々のツーショットを撮って、席を立った。
細川と丸井は、スマホの写真を確認して、
「うおおおおお。」と声を上げていた。

「ああ、楽しかった。」とレストランを出て、香が言った。
「まさか、香が、OKするとは、思わなかった。」
「だって、男の子とお話しをする、絶好のチャンスだったもの。」と香。
「そうねえ。考えたら、あたしも同年の男の子と話したの初めて。」と夏希。
「男の子とお話ししてると、心がドンドン女の子になって来たの。
 それ、すごくうれしかった。」と香。
「あたしも、そうかな。はじめから、もっと優しい言葉を使えばよかった。」
夏希は言った。

夏希は、それとなく駅前のカラオケ店に来た。
「香。カラオケの個室で、少しだけ、いちゃいちゃしない?」夏希は言った。
香は、その意味が分かり、頬を染めた。

夏希は、鏡の多い部屋をリクエストして、香とその部屋に入った。
壁に、全身が映る鏡があり、ソファーの正面にもあった。
「何も頼まなければ、カラオケは、プライバシーがあるの。
 入り口ドアの曇りガラスに、少し透明な部分があるだけ。」
夏希は、言った。
夏希が言っていることの意味が分かって、香は、胸をドキドキさせていた。

「ね、二人並んで鏡を見よう。」夏希は言った。
「うん。」香は夏希に並んだ。
「絶対、二人とも女の子よね。」
「うん。完璧に女の子。」
「香、今なら、あたしが女装子だって、信じられるでしょう。」
「うん。あたしが、これほどの女の子になれたから。」
「ね。二人で、ショーツを脱いで、お互いに女装子だって確認しない。」
「夏希に本当にPちゃんがあること、まだ、信じられない。
だから、お互いに見よう。」
「うん。」
二人は、背中を合わせ、ショーツを取った。
「いい?」
「うん。」
二人は、鏡を見た。
二人とも、スカートの一部を尖らせている。
二人は、すでに興奮していた。

「あたしから、スカートを上げるね。」
夏希は、そう言って、白いプリーツスカートの裾を持ち上げた。
夏希のPが、露わになった。
「ああん、うそー。夏希は、男の子。」
香は、顔を手で覆った。
しかし、指の隙間から、しっかり見た。
「ああん、恥ずかしい。」夏希は言った。
「じゃあ、あたしも、スカートをあげるね。」
香は、震える手で、スカートを上げた。
香のPが顔を出した。
「大きくなってるのが恥ずかしい。」香は言った。
「あたし、興奮してる。夏希みたいな可愛い子に、Pちゃんがあるなんて。」
「あたし、夏希の見て、今、気絶しそう。」

二人は、抱き合った。
お互いに、相手の体の柔らかさを感じた。
お互いのPが、触れ合っている。
「ああん、夏希のこと『お姉様』って呼んでいい?」
「そう呼ばれるの初めて。とってもうれしい。そう呼んで。」
「お姉様、あたし、気絶しそう。」
「その前に、キスをするの。」
夏希は、香里の唇に、唇を重ねた。
舌を次第に絡めあった。
二人は、息を弾ませていた。

夏希は、そのまま、膝を床に着けた。
そして、香のPを口に含んだ。
「ああん、お姉様にそんなことされたら、あたし、すぐにイっちゃう。
 お姉様、ダメ。あたし、イっちゃう。」
夏希が立った。
「もっと、ゆっくりがいいわよね。」夏希が言った。
「でも、あたしも。」
香がしゃがんだ。そして、夏希のPを口に含んだ。
「ああん、ゆっくりって言ったのに。
 香みたいな可愛い子にされたら、あたし、すぐにイっちゃう。」
香は、止めない。
「香、ダメ。それ以上、ダメ。あたし、イっちゃうわ。」
香は立って、「お姉様。」と言って、夏希の首に腕を回し、キスをした。

「香、あたしたちの胸、見かけだけじゃなくて、感じるの。知ってた。」
「知らないわ。」
「じゃあ。」
と言って、夏希は、香を後ろから抱いた。
そして、服の上から、夏希の乳房を愛撫した。
「ああん、お姉様、あたし、感じる。ああ、感じるわ。」
「ね、感じるでしょう。ここは、もっと感じるわ。」
夏希は、そう言って、香の乳首をくりくりと指で愛撫した。
「いや~ん。ダメ。耐えられない。お姉様、止めて。」
「じゃあ、あたしにもして。」夏希は言った。
香は、後ろから、夏希の胸を愛撫した。
そして、乳首もくりくりとした。
夏希は、体を震わせた。
「ああん。ダメ、あたし、イっちゃう。まだ、ダメ。
 お願い、止めて。」
「ああ、震えるお姉様が、可愛い。あたし、たまらない。」



エリは、夏希と香を外に遊びに行かせた後、
二人の快感を自分に同調させていた。
同調できるのは、快感だけで、二人を見ることはできない。

エリは、体にフィットした青いボディコンのワンピースを着て、
ソファーに座っていた。
「ああ、早く二人は始めないかしら。」
そう思っていた。
やがて、快感が伝わって来た。
『あ、キスをしたのね。ああ、純粋な二人の快感はステキ。』
『ああ、ショーツを脱いだのね。じゃあ、あたしも。』
エリは、ショーツを脱いだ。
すでに、二人の興奮が伝わってきて、エリのものも、すっかり大きくなって、
スカートからはみ出て、直立していた。
『ああ、はずかしい。恥ずかしい部分を見せたのね。
 二人の純粋な興奮、ああ、ステキだわ。』

エリは、ここで同調を解いた。
盗み見ているようで、気がとがめたからだ。

『あとは、一人でするべきだわ。』
エリは、自分より大きなクマのぬいぐるみをもってきて、
脚を広げて、クマを抱いた。
「ああ、クマちゃん。あたしをイかせて。」
そう言いながら、クマを上下にゆすった。
自分のPが、クマの毛皮に擦れて気持ちがいい。
「あああん、クマちゃん。もっと、もっとあたしを愛して。」
エリは、クマちゃんを膝で挟んで、上下に動かす。
エリは次第に恍惚としていく。
「ああん、クマちゃん。あたし、イきそう。」
エリは、腰を激しく揺らし始めた。
「ああん、ああん、いや、いや、あたし、イくわ。
 クマちゃん、あたしを犯して。もっと、もっと犯して。
 あああん、あたし、お洋服を汚してしまう。
 クマちゃんも汚してしまうわ。
 でも、我慢できないの。
 ああん。あたし、イく。イくの。ああ、イっちゃう、イっちゃう・・。」
エリは、クマちゃんを抱いたまま、激しく痙攣した。

「ああ、今日も、一人でイってしまったわ。
 魔法使いなのに、いつもクマちゃんだわ。」
エリは、わずかに嘆きながら、汚してしまった部分を濡れタオルで拭いた。


(次回「二人が果てるまで」につづく)


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女装美容サロン・L ④ 「夏希も負けそうなお客様」

このシリーズは、長くなっていますが、もうしばらく書きたく思います。
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女装美容サロン・L ④ 「夏希も負けそうなお客様」


夏希は、エリの美容室で、アルバイトをすることになった。
アルバイトと言っても、お手伝いという感じだ。
エリは、夏希に、美容室の助手として、制服を作ってくれた。
それは、胸がVに空いた、オシャレな看護師のワンピース。
前にかがむと、目線によっては、乳房が見えてしまうような。
薄いピンク。
スカート丈が、膝上10センチ。
これ以上短くすると、コスプレになってしまう。
そのワンピースに、白の胸までのエプロン。
ウエストの幅広の帯を後ろで、蝶々を作って結ぶ。
頭の被り物はなし。

夏希は、このコステュームが気に入った。
「あたしが、考えたのよ。」とエリは自慢した。
「看護師さんみたいで、うれしい。」と夏希は言った。

夏休みの終わりのころである。
夏希もエリも、お客には女性と思われていた。
お客様は、平日だと、一人だ。
お客は、シャワーを浴びて、下着を着る。
夏希は、お手伝いとして、
お客に、女の子の股間に見えるショーツの履き方を教える。
すでに、知っている人がほとんどだ。

メイクが終わり、3人で少しお話をして、撮影会。
お客は、3着ほどお着替えをする。
そして、写真撮影。
夏希は、お客のスマホを借りて、それで、シャッターを切る。
その方が、データが、他人に残らない。
エリは、お客のポーズをいろいろに考える。
お客は、メイクを落として、もう一度シャワーを浴びて終わり。
最後に料金をもらう。
これも、夏希の役。

一人が終わると、同じ日に二人目は、もうできないなと思う。
それほど、エリも夏希も、一生懸命やっている。
少しでも、綺麗な女性に変身してほしいからだ。
エリは、お客には、魔法のスプレーを使わない。
夏希は、自分に使ってくれたことが、いかに特別だったかを思った。

夏休みが終わりそうな、金曜日の夜のこと。
エリから、メールが来た。
「今、空いていたら来て。」
夏希は、飛んでいった。

「夏希、明日、北海道から、飛行機でお客様が来るの。」とエリ。
「わあ、それは、大変。」と夏希は、声を上げた。
「メールで、その子が、今の顔や全身像を送ってくれたんだけど、
 もう、びっくり。
 この世に、夏希みたいな子が、他にもいるのね。」
エリは、そう言って、スマホの写真を見せた。
「わあ、可愛い。この子、男の子なの?」と夏希は目を丸くした。
その子は、ストレートの前髪を垂らし、長めのショートヘアをしていた。
とにかく、素顔で誰が見ても女の子だ。
「身長、159cm、体重45kg。高校2年。17歳。」とエリが言った。
「わあ、あたしと同じだ。あたし、うれしい。」
「あたし、この子が来るから、明日の予約全部入れなかったの。」
「そうよね。北海道からだもの。絶対満足して、帰ってほしいわ。
 この人、東京は不案内だと思うから、あたし、空港まで、迎えに行く。」
「そうね。さすが夏希。」とエリが言った。
「『さすが』なの?」と夏希は聞いた。
「夏希は、気配りがあるもの。」とエリ。
「わあ、誉められたの?」
「そう。」エリは、にっこりした。

午前10時到着の便に間に合うように、夏希は飛行場に行った。
白いひざ上20センチのプリーツスカートに、
ピンクのサマーセーターを着ていった。
そして、いよいよというとき、持ってきた大きめのスケッチブックを開き、
頭の上にかざした。
「美容サロン・L」と、大きな字で書かれていた。
来る子は、大川香(かおる)。

大川香は、初めて飛行機に乗った。
東京も初めてで、不安がたくさんあった。
香は、ジーンズに白いシャツ。メッシュのベストを着て、
ミニ・リュックを背負い、野球帽をかぶっていた。

ゲートから、広い出口に来たとき、右も左もわからなかった。
そのとき、すらりとした女の子が、紙を頭の上にかざしているのを見た。
ピンクのセーターに、白いミニ。素敵なショートヘア。
可愛いお姉さんだ。すごくタイプ。
香は、うれしくなって、もっとその女の子が見たいと思って近づいた。
すると、そのお姉さんのかざしている紙に、
「美容サロンL」と書いてあった。
香の心は、踊った。
近づいていくと、そのお姉さんは自分を見て、満面の笑顔でいる。
香は、いろいろな不安が、全部飛んでしまった。

香は、感激して、お姉さんのところに飛んでいった。
「あのう、あたし、いえ、ぼく大川香です。
 ぼくのために迎えに来てくださったんですか。」
「はい、そうですよ。大川香さんですね。」とお姉さんは言った。
「はい。わあ、感激です。」
と香は、目を輝かせて言った。
5cmのヒールを履いている夏希は、香より5cmほど背が高くなっていた。

「早く香さんに会いたくて、ここに来たの。
 あたしは、橘夏希。あなたと同い年なの。だから、敬語はなしよ。」
 サロンで、お手伝いしてるの。」夏希は言った。
「わあ、ちょっとお姉さんかと思った。」香は、にこにこと言った。
二人は、歩き始めた。
香の心は、ポカポカしていた。
「女の子がいるなんて、想像もしなかった。
 夏希みたいな可愛い女の子の前で、女装するのドキドキしちゃうけど、
 でも、うれしい。同い年の人がいてくれて。
 夏希、綺麗で、可愛い。」香が言った。

「ありがとう。香は、女の子が好き?
 さっき、自分のこと『あたし』って言いそうになったわ。」
「飛行機の中で、もう女の子気分だったから、つい言っちゃった。
 普段も、心の中では、『あたし』って言ったりしてるの。」
香は、にっこり笑った。
香の笑顔は、特別にステキだと夏希は思った。

「香は、GID?」
「それが、わからないの。
 子供のころから、女の子になりたいって思ってたし、
 男で生きて行くの、つらいなあと思っていたし。
 でも、女の子が好き。女装すると興奮するの。
 これ、GIDぽっくないでしょう?」
「女装子は、好き?」
「うん。一番好き。女の子より好き。
 女装子同士のレズビアンなんて考えただけで、興奮しちゃう。」
「そうなんだ。香は、きっとGIDではないかもね。」

「夏希は変わってるね。女装サロンで、お手伝いしてる女の子だなんて。」
「サロンの長であるエリに、子供のころから、憧れてたから。」
夏希は、ここでカムアウトしようと思ったが、
もう少し、女の子に見られていたかった。

電車に乗った。
二人の会話が、周りの人に聞かれるのが嫌で、
立って、電車の隅に行った。

「香、女の子に見えるのに、今まで、女装したことないの。」
「うん、女物買えなかったの。どうしても恥ずかしくて。
 それに、ぼくの部屋、カギがなくて、プライバシーがないから。」
「北海道から、わざわざ飛行機に乗ってきたのは、なぜ。」
「ネットの情報で、エリさんの美容室が、最高だってあったの。
 行きたくて、ずーと夢に見てたの。
 それに、札幌には、そんなところないの。」
「そうなんだ。」

夏希は、純真な香に、これ以上黙っていることに良心がとがめ、
「香。実は、あたしも女装子なの。」と夏希は言った。
「うそ。信じない。ぼく男だから、夏希のこと本能的に女の子だってわかる。
 夏希が、女装子だったら、ぼく、感激して気絶しちゃう。」
「ダメ?あたし、女丸出し?」
「うん。ぼく、夏希が美人だから、さっきからずっとドキドキしてるもの。」

夏希も、香の素質に、胸がドキドキしているのだった。
夏希は、この香に、エリは、魔法のスプレーを使うと思っていた。
香の可愛らしさに加え、北海道からわざわざ来た子だ。
だから、香も、女の子オーラを放つようになる。
香と二人で、レズビアンをしたいな。
夏希は、胸が高鳴ってたまらなかった。

やっと、「美容サロンL」のドアについたとき、
香は、カチンカチンになっていた。
「さあ、入りましょう。」
夏希に言われ、ドアを入った。
すると、23歳くらいの驚くほど綺麗なお姉さんが姿を見せた。
花柄のワンピースを着ている。
「ようこそ。香さん。美容室のエリです。」エリが言った。
「大川香です。」と香は、帽子をとって言った。
「さあ、ハーブティーを入れてあるの。気持が落ち着くわ。上がって。」
香は、室内履きを一つもらって中に入った。
すると、「乙女の夢の部屋」である。
「わあ~。」と香は、目を輝かせ、部屋を見回した。

カモミールのハーブティーを飲むと、気持ちが落ち着いた。
エリは、自分にも敬語はなしだと、言い含めた。

「さあ、香ちゃんは、これから頭からつま先まで、女の子になるのよ。」
エリが言った。
香は、その言葉を、感動的に聞いた。

香の変身が、エリと夏希の二人によって、始まった。
シャワー、脇の下の処理(夏希が担当)ショーツの女の子に見える履き方。
ブラ、スリップ。白いフェミニンな半袖のワンピース。
アクセサリー。あとは、メイクとヘアスタイルだけ。

ドレッサーに座った香に、エリは、てきぱきとメイク用具を使う。
ピンク系の明るいメイク。ぱっちりしたつけ睫毛、チーク、
そして、口紅とグロス。
夏希は、みるみると美少女になって行った。
最後に、ウィッグ。前髪は優しいカール。
ストレートのセミロング。先がカールされ、
胸のところで、ふわふわっとしている。

かかとが5cmのサンダルを履く。

魔法のスプレーを使わなくても、香はすでにお姫様のような美少女だった。
夏希は、香の可愛らしさに、胸を震わせていた。
香は、立って、全身を映した。
そして、自分の可愛らしさに、驚き、わずかに震えていた。
「あの、北海道から来た甲斐がありました。あたし、これ以上を望まない。」
と、香は言いながら目を潤ませた。

「香。それ以上があるから、試そう。」エリが言う。
「え?」と香。
エリは、
「昨日、香ちゃんのために特別に作ったのよ。」
と言って、
「全身完パス・スプレー・スペシャル!」と、あるスプレーを高く上げ、
ドラえもんの声真似をして言った。
香と夏希は、くすっと笑った。
そして、香の頭からつま先まで、一気にスプレーをかけた。
「わあ、すごい!」と夏希は感激して、拍手をした。
夏希は、香から女の子オーラが発散されるのを、1番に感じ取った。

香は、乳房がボンッとできたのを感じた。
それから、ウエストラインが、高くなり、細くなったことを感じた。
そして、ヒップが女の子並になったことに気が付いた。
「わあ、これ魔法なの?」と戸惑ったように言った。
「香、それより、鏡をよーく見てみて。もっとすごいから。」
夏希が言った。
香は、夏希とエリの顔を見て、鏡を見た。
そして、「あああ・・。」と胸に手をあてた。
「女装子じゃなくて、あたし、本物の女の子に見える。
 わあ、すごい。あたし、女の子にしか見えない。」
香は、そう言って、エリと夏希を見た。

夏希は、香のとなりに立って、
「香。あたしも女装子なの。でも、似たスプレーを、エリにかけてもらって、
 女の子にしか見えないようになっていたの。」と言った。
「そうなんだ。あたし、こんな体験初めて。
 あたし、うれしい。うれしくて、涙が出そう。」
香は、両手を顔に当てて、泣いた。

(次回「夏希と香の夢の時間」につづく)


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女装美容サロン・L ③「お姉様が、イく番よ」

毎回、同じような女装場面で、恐縮しています。
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女装美容サロン・L ③「お姉様が、イく番よ」


エリの口の中に果ててしまって、夏希は、気が遠くなっていた。
エリは、横たわっている夏希に、ショーツを履かせ、自分も履いた。
女の子に見える股間にしないで、そのまま履いた。
夏希にタオルケットをそっとかけて、
エリは、メイク直しにドレッサーの前に座った。

夏希は、パチッと目を覚ました。
「ああ、これも夢なの?」
そう思って部屋を探して、エリがドレッサーのところにいるので、
うれしさが込み上げてきた。

夏希は、タオルケットを畳んで、ソファーに置き、
後ろから、エリの肩に手を掛けた。
エリの髪から、シャンプーのいい香りがする。
「エルのときは、目が覚めたら夢だったの。
 エリが、ちゃんとここにいて、うれしい。」夏希は言った。
「エルもあたしも、夢じゃないわ。エルは、夏希に夢のように思わせただけ。」
「わあ、うれしい。今度は、お姉様がイクの。
 あたし、少し経験積んだから。」

夏希は、そう言って、エリの背中から、腕をエリの前に回して、
服の上から、エリの乳房を触った。そして、柔らかく愛撫した。
鏡の中に、エリの表情が映っている。
「夏希、あたし、感じるわ。」
「もっと、感じて。」
夏希は、エリの肩ひもを外して、ブラの中に手を入れ、
エリの乳房を直接触った。
『ああ、大好きなお姉さんの乳房を触っているなんて。』
それこそ、夢ではないかと思った。
「お姉様。乳房の先が感じるんでしょう。」
夏希は、そう言って、エリの乳首を、くりくりと、指でもんだ。
「ああん、夏希、感じるわ。」
「そう、うれしい。もっと感じて。」
「夏希みたいな美少女にされたら、たまらない。」
「あたしも、憧れのお姉様の乳房触っているなんて、夢のようなの。」

夏希は、エリを誘って、壁の大鏡のところへ行った。
エリの全身を映しながら、夏希は、後ろから、エリの胸を愛撫した。
「お姉様、ショーツを脱がせていい。」と夏希。
「ええ、いいわ。恥ずかしいけど。」
エリのショーツが見えそうなミニのボディコンのスカートに手を入れた。
『これを、下ろせば、お姉様のアレが丸出しになってしまう。』
夏希は、そう思って、胸を高鳴らせた。
そっと、エリのショーツを下げた。
その途端、エリのPが見えた。
それは、固く膨張して、鏡に向かっていた。
夏希は、感激した。
夏希は、エリのショーツを完全に脱がせた。

「夏希。あたし、恥ずかしい。」とエリ。
「お姉様は、もうあたしの見てるわ。」
「ええ。でも、せっかく夏希に長い間好かれていたのに。
 あたしに、こんなものがあるなんて。」
「あたし、感激してるの。お姉様が、本当の女性であるより感激。」
夏希は、そう言って、エリの前にしゃがんで、
エリの熱くなっているものを、口に含んだ。
「あああ。」とエリが言った。
夏希は、そっと口で愛撫した。

「ああん、夏希にしてもらっているなんて、あたし、感激。
 あたし、立っていられない。」
一度イってしまった後なのに、夏希のPは、再びぱんぱんに大きくなっていた。
「夏希、服を脱がせて。夏希も脱いで、スリップだけになるの。」
エリが言った。
夏希は、たって、エリのボディコンの背中のファスナーを下げた。
エリも、夏希のピンクのワンピースの背のファスナーを下げた。
エリのスリップは、水色だった。
二人で、ブラもとってしまった。
夏希はショーツを脱いで、二人は、スリップ1枚になった。

ベッドルームに行って、二人で、ベッドの上で絡み合った。
乳房と乳房をこすり合わせた。
下腹部のものも、擦り合わせた。
深いキスをして、息を弾ませていった。

「夏希、あたしを女にして。」とエリが言った。
「もうエリは、女じゃない。」と夏希。
「恥ずかしくて言えないの。その・・あたし、あそこバージンなの。
 夏希に捧げたいの。」
「まだ、わからないわ。」
「男にも、女のアソコと同じ働きができるところがあるでしょう?」
「あ、もしかしてAのこと。」
夏希は、いっぺんに頬を染めた。
「そう。『後ろ』のこと。
 あたし、中をきれいにして、ジェルを入れてるの。
 そこにチューブがあるから、夏希のPちゃんに塗って、入れてほしいの。」

夏希は、ベッドサイドのチューブをとって、
自分のPに塗った。
「お姉様、塗ったわ。」夏希が言うと、
エリは、四つん這いになって、お尻を高く上げ、
胸に枕を抱いた。
「夏希、入ってきて。」
夏希は、エリのスリップの裾をあげた。
お姉さんの、お尻の穴が見える。
ああ、気が遠くなりそう。
再び、お姉さんの10年間の素敵な姿が、次々と脳裏によみがえった。
あの素敵なお姉さんのAを目の前にして、
自分は、本当に自分の固くなったモノを入れようとしているのだろうか。
ああ、興奮して気が狂いそう。

夏希は震える手で、自分のPを抑え、ついにお姉さんの体内に挿入した。
「あああ。」とエリが悶えた。
「美少女の夏希に、犯されているのね。あたし、幸せだわ。」
夏希は、そっとピストン運動をした。
「夏希と1つに結ばれているのね。」
「あたしも、お姉様と1つになってる。」
「夏希、あたしを犯して。」
「ええ。お姉様、ステキ?」
「ええ、ステキ。ああ、女になっていく。」
夏希は、くらくらとしながら、運動をつづけた。

「夏希、夏希のお顔が見たいの。体位をかえて。」
エリは、そういうと、仰向けになり、
枕をお尻の下に敷いて、脚をMに開いた。
エリの顔が見える。
夏希は、再び挿入した。
「あああん。」とエリが悶える。
夏希は、エリの膝に手を当てて、ピストン運動を始めた。
「ああ、ああん。」とエリが悶える顔がわかる。
エリのアソコは、最大に大きくなっている。

感激と興奮と快感に襲われて、夏希は、気が遠くなりそうだった。
エリは、激しく声を上げた。
「夏希、もっと犯して。もっともっと犯して、あたしを女にして。」
「いいわ。お姉様が、壊れるくらい犯してあげる。」
「うれしいわ。あたしを壊して。そして、あたしを女にして。」
二人は、互いに、激しい言葉を交わしながら、
絶頂に向かっていった。

「お姉様。あたし、イきそう。感激して、もうイきそうなの。」
「あたしも、イきそう。後ろだけで、前からイってしまうわ。」
「ああん、もうだめ。お姉様、イくわ。だめ、だめ、イっちゃう。」
「あたしも、イくわ。いっしょにイくの。」
「あああ。イくわ。イっちゃう、イっちゃう、もうだめ・・。」
「あたしも。イく。イくの。あああ、イっちゃう。」
夏希が果てたとき、エリのPからも、白い液体が、放出された。

ああ、感動・・。夏希は、そう思った。



夏希は、男の子に戻って、
エリの部屋のキッチンテーブルで、ハーブティーを飲んでいた。

「夏希も、『女』になりたい?」とエリが聞く。
「ぼくのAホールの中に、エリが入れてくれるってこと?
 考えただけで、もう、たまらない。」
「そうよ。今日夏希が入れてくれて、あたし達は、もう夫婦よ。」
「ああん、その言葉も、刺激的。」
「他の男の子に、夏希を奪われる前に、あたしが、夏希のバージンをもらうの。」
「エリ、今日感じた?」
「そりゃもう。心の底まで、女になった気がしたわ。」
「ぼくも、いつか、女になりたい気がする。」
「いつかじゃなくて、近いうちにね。」エリは笑った。

夕食の時間になった。
「夏希、夕食のときも、ご家族を驚かせましょうよ。」
「昼は、大変だった。」
「じゃあ、女の子オーラだけ発散する『完パス・スプレー』だけ。」
「面白いんだけど、ひやひやする。」
夏希は、そう言いながら、「完パス・スプレー」をかけてもらった。

家に帰ると、まだ少し夕食前だった。
「ただいまー。」と元気に帰ると、
玄関に一番近い、美紀の部屋から、美紀が顔を出した。
そして、再び、「あ。」と美紀は言った。
「お兄ちゃん、また、女の子に見えるわ。」
そう言って、美紀は、夏希を部屋に連れ込んだ。

「お兄ちゃん、ちょっと身体検査するわよ。」
そう言って、身体検査を始めた。
「髪型、いつも通り。
 顔。いつも通り。
 体つき。いつも通り。
 じゃあ、どうして、女の子に見えるんだろう。」
美紀は、考え込んだ。

そのうち美紀は、何かひらめき、
「お兄ちゃん、私の女の子の服着てみて。」
そう言って、明るい花柄のワンピースを出してきた。
「下着まで貸せないけどね。これ着て。」
「いやだよ。よけいに女の子に見えちゃうじゃない。」
夏希は、言ったが、美紀に押し切られた。

ワンピース姿の夏希を見て、
「お兄ちゃん。誰が見たって、女の子だよ。どうする?」
「どうするって、ワンピースを脱げばいいんじゃない。」
「脱いでも、女の子だって。
 夕食もうすぐだから、お母さん達に、この姿を見せよう。」

こうして、母から「夕飯よー。」と呼ばれるまで、美紀の部屋にいた。
「ご飯よー。」の母の声が聞こえ、美紀は夏希を連れて、キッチンテーブルに行った。
夏希が、椅子に座ると、父の修と母の百合は、あっと驚いた。
「夏希?!」と言って、
「一瞬、美紀が友達連れて来たのかと思ったわよ。」
「ついに、夏希が女の子の服を着たのかあ。」
と、父の修は、感慨深げだった。
「『ついに』ってどういうこと?」と夏希は聞いた。
「いや、まあ、夏希が女装すると、どのくらい女の子に見えるかなって思っていたからね。」
と、修。
「一回、メイクもして、長い髪のかつらを被ってみるといいわね。」と母・百合。
「みんな、ぼくのこと面白がってない?」と夏希は言った。
「だって、今お兄ちゃんから、男の匂いしないもの。女の子の匂いよ。」
美紀が言う。
「それは、大きいな。」と父・修。

変な家族だなあ・・と夏希は思った。
まあ、女装なんか完全に受け付けない家族よりましかなと、
夏希は、そうも思うのだった。


(「夏希も負けそうなお客」につづく)


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女装美容サロン・L ②「お姉さんとの熱いひととき」

女装美容サロン・L ②「お姉さんとの熱いひととき」


エルと過ごしたようなひとときを、
エリとも過ごせるのだろうか。
それを、思うと、興奮してたまらなかった。

夏希は、昼食後にシャワーを浴びながら、
エリに、男の物がある様子を、胸に描いてみた。
10年間も、憧れてやまなかったお姉さん。
そのお姉さんに、男の物があるなんて。
想像するだけで、興奮してくる。

あそこが大きくなり、やっとの思いでシャワーを済ませた。

同じフロアーという近さ。
夏希は、インターフォンを鳴らした。
部屋に入ると、エリは、着替えていて、
いわゆるボディコン。ブルーの体にフィットした、超ミニのワンピースを着ていた。
肩が、すっぽり見えている。
前髪がストレートで、オデコを少しのぞかせている。
背中までの、真っ直ぐな髪。
これは、高校生のときのお姉さんの髪型だ。
メイクで、目がぱっちりとしている。
ピンクの濡れたような口紅。
銀のネックレス。

「エリ、めちゃ綺麗。」と夏希は言った。
エリは、にっこりして、
「さあ、夏希、思いっきり可愛い女の子になるのよ。」

スプレーで、体を女の子の体系にしてもらった。
声は、元から女声だ。
ショーツ、ブラ、スリップを借りた。
みんなピンク。
スリップは、下の方が、スカートになっていて可愛い。
ショーツが、やっと隠れる長さ。

それで、エリのところへ行くと、エリが、顔にもスプレーをかけてくれた。
「これで、どんな格好しても、男の子に見えないわ。」とエリ。
「ぼくも、そう思う。」
夏希は、鏡を見ながら言った。

ドレッサーのストールに、夏希を座らせ、
エリは、手早くメイクをしていった。
そして、ウィッグ。
前髪のある、長めのボブ。
肩のところで、柔らかく髪がカールされている。

ぱっちりした目。濡れた唇。
肩を覆う柔らかな髪。

ドレスを着る。
肩見せの、ピンクのサテン地のワンピース。
膝上20センチのミニ。
かかとの高いサンダルを履く。

銀のネックレス。そして、イアリング。
ネックレスとイアリングで、一気に豪華になる。
出来上がり。

「夏希の完全女装を初めて見るわ。
 可愛いわ。女の子以上かも。」
エリはそう言って、夏希を姿見の前に立たせた。

「ああ、女の子。タレントみたい。
 うれしくてたまらない。」
夏希は言った。
「タレントより、可愛いかもよ。」
夏希に並んで、エリがいっしょに鏡を見て言った。

夏希は、ひそかに思っていた。
こんなに可愛い女の子のショーツの中に、Pちゃんが隠されている。
ああ、そう思うと、たまらなく興奮する。
そして、隣の憧れのお姉さんにも、Pちゃんが隠されているのだろうか。
それは、どうしても信じられない。
ああ、気が狂いそう。

「夏希の考えていることわかるわ。
 二人で、女装子だってこと、見せ合おう。」エリが言う。
「ああん、あたし、そんなことしたら、気絶する。」
「二人で、ショーツを脱いでみよう。」
「ああん。エリ、そんなことしたら、あたし、すぐ気絶する。」
「あたしが、先に脱ぐわ。」
そう言って、エリがスカートに手を入れて、ショーツを脱いだ。
超ミニのボディコンに、モッコリした膨らみが生まれた。
「じゃあ、あたしも脱ぐ。」
夏希は、ショーツを脱いだ。
ミニのスカートの一部が、尖がっている。

「夏希。」と言って、エリは、正面から夏希を抱いた。
夏希は、エリのPを腹部に感じた。
固くなっている。
頭が、おかしくなってしまいそう。
「ああ、美少女夏希のモノを腹部に感じるわ。
 あたし、たまらない。」
エリは、スカートの中で、直立したものを、夏希に押し付け、
そして、腹部を左右に動かし、こすり合わせてきた。
「ああ、いや・・。」夏希は、女の子の声を上げた。

夏希は、すでにイってしまいそうだった。

エリは、夏希を見つめ、夏希の頬に手を当てると、唇を近づけた。
そして、二人の唇は、重なった。
『ああ、お姉さんと、キスしてる。これも、夢なんだろうか。』
舌を絡ませたキスになった。

唇を離し、エリは、夏希の背に回った。
そして、夏希の胸に手を当てた。
「感じること、気が付いていた?」
そう言って、エリは、夏希の胸を愛撫しはじめた。
「ああん、エリ、あたし、耐えられない。気を失いそう。」夏希は言った。
「心が、女の子になって来た?」
「もう、とっくに女の子になってるわ。」
「もっと、女の子になるのよ。」

エリが、夏希の乳首を、服の上から刺激してきた。
「ああん、いや~ん。感じるの。エリ、やめて。」
「『もっと、して』って意味ね。」
「違うわ。あたし、こんなに早く、イきたくないの。だから・・。」

エリが、夏希の右手を取り、自分のスカートの中に誘い、
Pを触らせた。
『ああ、お姉さんの「男の子」。信じられない。気が狂いそう。』
エリも、夏希のスカートの中に手を入れて、夏希のPを触った。
そして、そっと愛撫した。
「いや~ん。あたし、立っていられない。あたし、もうダメ。」
夏希はそう言って、ジュータンの上に崩れた。
エリは、床に膝をついて、
「夏希、まだ、入り口よ。」と言った。
「お姉様。あたしを、イかせて。刺激が強過ぎて、気が狂いそうなの。」
「夏希なら、何度もイけそうね。いいわ。イかせてあげる。」
エリは、そういうと、夏希のスカートをめくり、
大きく固くなったPをそっと握り、愛撫を始めた。

「夏希は、女の子なの?」エリが言う。
(夏希は、これは、会話ゲームだと思った。)
「ええ、女の子。女の子なの。」上ずった声で夏希はいう。
「男の子に戻れなくてもいいの?」
「いいわ。女の子だもの。あああ、お姉様、イかせて。」
「一生女の子でいたいの?」
「ええ、いたいわ。」
「結婚したら、奥様になりたいの?」
「なりたいわ。」
「朝からメイクして、いつも小綺麗な奥様でいたいの?」
「そう。そうなの。ああ、お姉様、あたしもうダメ。お願い。イかせて!」
「イかせて欲しかったら、正直に言うの。
 夏希は、本当は、男が好きなのね。」
「ええ、好きよ。あたしは、女だもの。」
「男の子と浮気したわね。」
「ええ、したわ。」
「キスされたの?」
「されたわ。」
「もっとえっちなことしたわね。」
「したわ。あああん、お姉様、もうダメ。ほんとにもうダメなの。」
「いいわ。正直に言ったから。」

すべて嘘の会話だったが、刺激的だった。

エリは、夏希のPを口の中に入れ、愛撫した。
『ああん、憧れのお姉さんが、こんなことしてくれてる。』
夏希は、今まで見てきた素敵なお姉さんの姿をいくつも思い描いて、
今されていることの感激を思った。

夏希は、体を震わせ、首を振り、
「ああん、お姉様。もうダメ。あたし、イく、イっちゃう・・。」
そう言いながら、エリの口の中に、果てた。

(「エリとの熱いひととき・その2」につづく)


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女装美容サロンL ①「お姉さんの正体」

これは、『魔法の完パス・スプレー』の続編です。
読んでくださるとうれしいです。
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女装美容サロンL ①「お姉さんの正体」


お姉さんの部屋に、入ると、そこは思った通り、「乙女の夢の部屋」だった。
「お姉さんは、エルだったの?」
夏希は、感激して聞いた。
「違うわ。エルはあたしの姉。正確には兄。
 あたしは、エルの妹。正確には弟。名前はエリ。」とお姉さんは言った。
「弟って、まさか、お姉さんは、女装子なの?!」
「そうよ。」
「あり得ない。ぼく、お姉さんを高校生の時から知ってる。
 女の人だったもの。」
「魔法使いにとって、男が女の子になって学校へ行くくらい簡単なことだわ。」
「完全な女の子になって、通ってたの?」
「ううん。それじゃあ、女装子としてつまらないでしょ。
 アソコだけは、男の子にしていたわ。
 ま、紅茶を飲みましょう。」と、エリ。

夏希は、長年の憧れのお姉さんの股間にアレがついていたことを思って、
思わず顔が赤くなってしまうのだった。

キッチンテーブルに座って、紅茶を待っている間、
夏希の頭の中で、いろいろな不思議が渦巻いていた。

「さあ、どうぞ。」と、エリ。
「いただきます。」と言って、夏希は、考えていた。

「お姉さんが、女装子のぼくのすぐ近くにいてくれたのは、偶然?」
「偶然よ。夏希のお母さんは、マンションの玄関で、
 赤ちゃんの夏希を、毎日遊ばせていた。
 あたし、なんて可愛い赤ちゃんだろうと夏希を見るのが大好きだった。
 そのうち夏希は、女の子みたいに可愛い幼稚園児になった。
 小学生のときは、もっと女の子みたいに可愛いい男の子になった。
 中学で、背が伸びて、男らしくなったら残念だなあと思っていたの。
 そしたら、中学でも、女の子みたいな男の子のままだった。
 そして、そのまま、今、女の子みたいな、可愛い高校生。
 あたし、夏希を心の中で、女装させては、興奮してたの。

 夏希に女装の願望があったらいいなと願っていたの。
 そしたら、10日ほど前、夏希がエルのところへ電話をした。
 それを、知ったとき、あたし興奮しちゃった。
 エルとあたしは、記憶を共有しているの。
 だから、夏希とエルがいいことしてるとき、
 あたし、お客様がいたんだけど、もう、興奮して耐えられなかったわ。
 というわけで、あたしが、夏希のそばにいたことは、偶然なの。
 夏希に女装願望があったことは、もっと偶然。
 夏希が、あたしのことずっと好きだったって言ってくれてうれしかった。
 でも、あたしも、夏希のこと、この17年間ずっと好きだったのよ。」
エリは、そこまで、一気に話した。

「わあ、感激。
 昔、エリのお姉さんみたいな人がいたけど・・。」
「そう、あれがエル。今は、あそこで美容室してる。」
「ご両親も、いっしょだった。」
「二人は、もっと都心に住んで、二人で若く見える魔法使って、
 毎晩、渋谷のクラブで踊っているわ。で、あたしは、ここで一人暮らし。」
「ああ、なんとなく、全部わかった。」夏希はうれしそうにうなずいた。

紅茶を飲み終えた。
「夏希、あたしは、魔法に関しては、エルより少し優秀なの。
 ここに来て。」
エリがドレッサーの前で呼ぶ。
夏希がそばに行くと、
「魔法の全身完パス・スプレー。」
と、エリは、ドラえもんのように言って、1つのスプレーを取り出した。
そして、夏希の白いTシャツの胸あたりに、シュッ、シュッと掛けた。
すると、夏希の胸にボン、ボンと2つの山ができた。
あ、乳房!

夏希は、思わず触った。
本物だ!
Tシャツの襟を伸ばして、胸を覗いた。
ちゃんとCカップほどの乳房がある。
「エリ。これ、本物?」夏希は、目を丸くして聞いた。
「ほんとは、そこにないの。でも、あるように見える。
 触っても、あるように感じる。
 他の人からも同じ。見ても、触っても、あるように感じる。
 結局、「あるのと」同じことになるでしょ。」
エリは、少し得意そうに言った。

「さて、夏希を、もう少し女の子にするわよ。」
そう言って、エリは、夏希のお腹あたりに、シューッ。
夏希のウエストのくびれが、おへその5センチくらい上に移動した。
「ウエスト58センチよ。次は、ヒップ。」
エリは、夏希のお尻にシューッ。
急に、夏希のジーンズが、きつくなった。
「ピップが、85センチになったのよ。
 夏希の足は、長くて白くて真っ直ぐで、太ももがむちっとしているから、
 修正なし。お顔にも、一かけね。」
夏希は、顔にスプレーを浴びて、思わず目をつぶった。

目を開いて、ドレッサーの鏡を見た。
あ。
自分の顔だが、ほんの少しずつどこかが変化していて、女の子の顔に見える。
長めのショートにしていた髪が、女の子の素敵なショートヘアになっている。
そして、全体に、エルのスプレーと同じように、女の子オーラを発散している。
可愛くて、素敵な女の子だ。

「ね、エリ。この変化も、そう見えて、触ってもそう感じるだけで、
 元は、何にも変わっていないの?」
「ええ、そうよ。
 さあ、今のままじゃ、股間だけもっこりだから、
 ショーツとブラと、ジーンズの代わりに、ショーパンを貸すから、
 ベッドルームで着替えてきて。
 もっこりを隠すショーツの履き方、知ってるわよね。」
「うん。」
と、夏希は、うきうきとベッドルームへ行った。

乳房を触り、これでも見えてるだけかあ・・と不思議に思った。
乳首を少し刺激してみた。
「あ、感じる。わあ・・そうなんだ。」と夏希は、嬉々となった。

着替え終わってルームに行くと、
「底厚のかかと10センチのサンダルよ。」とエリに渡された。
それを履いてみた。
慣れなくて、少し怖い。
「姿見を見て。」エリが言った。
夏希は、見た。
女の子だ!
そう、真っ先に思った。
そして、サンダルの効果か、ショーパンから伸びた脚が驚くほど長く見える。
細く長い首。
シルエットが、完全に女の子。
正面も横もプロポーション抜群だ。
柔らかなショートヘア。
可愛い!

「どう?」
エリが後ろから、そっと夏希の肩を抱いた。
「うれしくて、気絶しそう。メイクもオシャレもしてないのに、
 女の子にしか見えない。」
「夏希に女装するのに、17年間も待ったのよ。」とエリ。
「ぼく、幸せ者だね。」
「もう、女の子よ。」
「そうっか。あたし、幸せだわ。」

エリの背は、165cmくらいで、エルより少し低い。
エルは、かかと5cmのサンダル。
高いヒールを履いている夏希は、エリと同じくらいの背になっている。
約10年間、憧れつづけたお姉さんが真後ろにいる。
そのお姉さんの股間に、自分と同じ男の証しがあるのだろうか。
そう思うと、夏希は、耐えがたい気持になるのだった。

「夏希。もうお昼の時間でしょう?このまま、家に帰ってごらんなさいな。
 冒険よ。」
エリが言う。
「それ、無理。今完全に女の子だもの。」
「じゃあ、胸はなくして、お尻を3cm小さくして、
 お顔は、ほんの少しだけ元に戻すから。ほんの少しね。」

エリは、そう言うと「逆戻しスプレー」と、ドラえもん風に言って、
別のスプレーを取り出した。
夏希に部分的にかけた。
乳房はなくなった。ジーンズが履けるようになった。
ぎりぎり男の子の顔になった。
「面白いから、それでお家に帰ってみて。ご家族の反応が、楽しみ。」
エリは、そういたずら顔をして、
「午後、暇なら、本格的に女の子になりましょう。」と言った。
(エリは、エルより、お茶目だなと、夏希は思った。)

「ただいまあ。」と夏希は、あえて元気よく、我が家のドアをくぐった。
スパゲッティの匂い。
夏希は、キッチンテーブルに行った。
家族は4人。父・修、母・百合、中3の妹・美紀がいる。
夏希は、いつもの美紀の隣の椅子に座った。
そのとたん、
「ああ、びっくりした。女の子がとなりに座ったのかと思った。」
と、美紀が言った。
「ほんとだ。夏希、今日は、すごく女の子っぽいわ。」と母の百合。
「なんとなく、そうだなあ。」と、父の修が言った。
「お兄ちゃん、美容院にいったの?
 そのヘアスタイル、めちゃ可愛い。」と美紀。
「うん。午前中行ってきた。」
と、勇気は、髪にもスプレーをかけて、戻してもらうのだったと、思った。

「お兄ちゃんの美容師さん、お兄ちゃんのこと女の子と間違えたのよ。
 そのヘアスタイル、完全に女の子風だもの。」と、美紀が言った。
「夏希は、何か?女の子になりたいと思う性同一性障害か?」
と、父の修は、すごいことを軽く言った。
「ち、ちがうよ。ぼく、好きになるの女の子だし、男子に恋することはないよ。」
夏希は本当のことを言った。
「そうよ。お兄ちゃん、いつも好きな女の子いたわよ。」と美紀。
正面の父が言った。
「なんだなあ。夏希が、女装したら、さぞ可愛くなるだろうなあ。
 美紀は、負けるんじゃないか?」
「そうねえ、今日は特に女の子に見えるし。」と母。
「あたしと背が同じだし、あたしの服貸してあげるよ。」と美紀。

こう、はっきりと言われると、逆に言えなくなるものだ。
「からかわないでよ。それでなくても、女の子に間違われて困ってるんだから。」
夏希は、頬をわずかに染めた。
家の中でも、女の子でいられたら、どんなにいいだろうと思っているのに、
裏腹なことを口にする自分を、バカだなあと思った。

(第2話「エリとの熱い時間」につづく)


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家族の会話「“声優のアイコ”をあれこれ」

家族の会話「“声優のアイコ”をあれこれ」





娘「“声優のアイコ”は、容疑を認めても、
  自分には記憶がなく、別人格がやったって言ってるそうだよ。」
私「ぼくも見たよ。ネットのニュースで一昨日やってた。」
妻「別人格・・ってことは、あの人、多重人格障害なのかしらね。」
娘「そうそう、お父さん、その点どうなの?」
私「ううん、どうかな?」
娘「アイコっていう女性人格になってしまって、犯行に及んだ。」
私「アイコは、女性人格じゃない気がする。
  動画を見てみるとさ、アイコは、しきりに長い髪をなでて、
  片足を後ろに上げたりして、ちょっと浮かれてる感じがしない?
  明らかに女装している自分を楽しんでいる気がする。
  つまり、女装の好きな男性人格になっていたと思うんだけどね。」

娘「なるほど。女性人格なら、わざわざ女装しないかも知れない。
  女装するっていう過程が、矛盾しちゃうね。」
妻「自分が『男』だと思っているから、女装したわけね。」
娘「多分、女として見られ、男性を騙せるか、やってみたかったのかな。」
私「あくまで、推測だけどね。」

娘「今、男の責任能力が問題になってるそうだけど、どうなの?」
妻「そりゃあ、責任能力ありよ。
  だって、『ジキルとハイド』だって、ハイドがあれだけ悪行をして、
  その記憶がないからって、ジキル博士が、無罪になるなんてありえない。」
娘「なるほどね。説得力あり。」

私「これ、前に主治医の先生に聞いてみたんだけどさ。
  別人格の犯罪で無罪になった例はないって。」
娘「理由は?」
私「多重人格障害の人って、『自己救済者(ISH)』って、
  その人のたくさんの人格を司令塔になって支配している別格の人格があるんだって。
  その人格が、その人ができるだけ不利をこうむらないように、している。
  例えば、ある人格が、自殺しようとしている。
  自殺しちゃったら、全人格が終わりでしょ。
  だから、さっと「お気楽な人格」と交代させる。
  あるいは、誰かが、その人格の自殺を止めて、
  説得をするような、幻覚を見せる。」
娘「うおおお。それすごいね。ほんとなの?」
私「あくまで、先生から聞いた話。」

妻「じゃあ、アイコにも、その自己救済者がいるなら、
  どうして、犯行を止められなかったの?」
私「よくわからないけどね。
  何事も、そううまくいかないのかも知れない。
  多分、男は、多重人格障害ではない・・っていうのが、ぼくの結論。」
娘「法廷で、アイコ人格が出て来れば、はっきりするのにね。
  せめて、アイコに関しては有罪だろうから。」
私「なるほど、そうだね。」


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昔の新宿のおもしろ風俗店

昔の新宿のおもしろ風俗店


新宿歌舞伎町は、風俗店が密集していますが、
世につれ、どんどん様変わりしてきました。
私の若いときあった面白い風俗店を紹介します。

●一人用AV映画館
今では、PCで、いくらでもAV動画が見られますが、
昔は、そんなこと夢のまた夢でした。
その店に行くと、一人しか入れないスペースの箱が並んでいて、
入ると、一人掛けのソファーがあります。
正面にスクリーンがあり、なぜか、その下にティッシュボックスがあります。
そして、ごみ箱。
1000円を入れると、30分間アダルトな動画が見られます。

狭いボックスの中で、何かみじめになるのですが、
1000円なので、ちょっと入ってみたくなるのです。
たいていのお客は、動画を5分ほど見れば、我慢が出来きなくなり、
ティッシュを使うようです。
気が済むと、すぐボックスを出てしまいます。
5分1000円、高いような安いようなです。

●ピープルーム(のぞき部屋)
店に入ると、べニアで囲まれた部屋があり、中が見られません。
しかし、ところどころ穴が空いていて、そこから、中をのぞけます。
中は、明るく、女の子の部屋で、2人くらいの女の子が、
自分の日常を過ごしています。
それを、のぞくには、30分1000円。延長ありでした。
中は、女子大生風の女の子が、机で勉強したり、ソファーで雑誌を読んだり、
極たまに、着替えをしたりして、そんなのが見られると、超ラッキー。

普段着の女の子の日常・・といいうのが、なかなか良かったのか、
ストリップ劇場より、ずっと萌える・・という人もいたようです。

●カップル専用喫茶店
中に入ると、カーテンだらけの喫茶店です。
カーテンに囲まれた1つの空間に2人掛けのソファーと小さなテーブル。
喫茶店らしくコーヒーなど頼みます。
コーヒーが来ると、あとは、二人で何をしようとお構いなし。
この喫茶店の醍醐味は、仕切りがカーテンなので、
近くの小部屋の女性の声が聞こえてくることです。
ビデオではなく、生の声は、断然インパクトがあり萌えてしまいました。

●「美人喫茶」
美人喫茶とうたっているお店が、当時たくさんありました。
それは、ウエイトレスさんが、みんな美人であったり、バニーであったり、
中には、サーブした後、少しお話をしてくれたり。
しかし、老舗は、新宿歌舞伎町の「六花」だと思います。
入り口が、全部ガラスのドアになっていて、
そこに、お人形のように可愛い女性がいつも立っていました。
その女性に惹かれて、入りたくなるのです。
中は、カウンターバーだけのお店で、カウンターレディが、4、5人いて、
目の前でコーヒーを入れてくれます。みんな、美人で、オシャレな服を着ています。
私は、座ってみて気が付くまで時間がかかりましたが、
カウンターに、鏡が絶妙な角度で設置されていて、そこを見ると、
レディーさん達のスカートの中が映って見えるのです。はっきりと。
私は、思わず頬を染めてしまいました。
鏡を見つめるのも変な客なので、ちらちらと見るだけで、我慢しました。
一般のコーヒーが200円のころ、そこは、800円でした。

●LGBTI専門AVショップ
新宿2丁目にあるその店は、地下にありました。
中に入ると狭い空間に雑誌やビデオがどっさり。
私は、外国のシーメールの雑誌をよく見に行きました。
当時は、修正有りで、肝心なところは、黒マジックが塗られていました。
立ち読みが「可」だったのです。
女装のビデオを売っているのは、私の知る限りそこだけでした。
私は、何本か買いました。
昔のことで、アソコは、見られません。
でも、ショーツのある部分がモッコリしていたりで、
女装の人だと分かるようになっていました。
1本1万円を超える値段でした。
それだけに、作成側も力が入っていて、名作ばかりでした。

お店には、LやG、女装、SMの人だけが使うグッズも豊富にありました。
中には、何に使うのか、うかがい知れないものもありました。
顔をすっぽり包む黒い皮でできたマスクがありました。
私は、店主に何に使うのか聞いてみました。
すると、SMの遊びで、Mの人の頭全体を包むと、息が苦しくなり、
それが、Mの人の快感なのだそうでした。
友達が言うには、Aセックスでフィストどころか、あのマスクをかぶり、
相手のAに入れるのだと。さすがに、それは嘘だと思いました。

まだまだ、面白い店があったように思いますが、今思い出せるのは、
以上です。
今は、ネットの動画で、ほとんど修正無しのものが見られますが、
修正有りの時代も、それなりに想像力が掻き立てられ、よかったように思います。


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『魔法の完パス・スプレー』(2話・完結 後編)

少し長くなりましたが、読んでくださるとうれしいです。
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『魔法の完パス・スプレー』(2話・完結 後編)


エルは、夏希にドレッサーの鏡を見せながら、
背中から、夏希を抱いた。
『ああ、幸せ・・。』
夏希は、たまらなかった。
100%女の子に見える自分が、超美人のお姉さんに抱かれている。
ああ、心の中が、どんどん女の子になっていく。
夏希は、そう感じた。

「エル、このスプレー、心にも作用する?」夏希は聞いた。
「鏡に見える女の子に合わせて、心も女の子になっていくわ。
 心だけじゃないわ。仕草や動作、表情、言葉、全部が女の子になっていくの。」
「あたし、どんどん心が女の子になっていくのがわかるの。」
「そう、夏希は、身も心も100%女の子になっていくの。」
夏希の興奮は、限界に来ていた。
「エルのこと、お姉様って呼んでいい?」
「ええ、うれしいわ。」
「お姉様、あたし、興奮して、限界なの。あそこが苦しいの。」
「楽に、してあげるわ。」
エルはそう言って、抱いている腕をとき、夏希のスカートに手を入れた。
夏希のショーツとガードルを脱がそうとする。
「いやん、お姉様、あたし、恥ずかしいわ。」
女の子の心が、夏希にそう言わせた。

「楽になるには、これしかないわ。」
エルが、夏希の耳元でそうささやいた。
エルは、夏希のショーツとガードルを脱がせた。
スカートの一部が、明らかに尖がっている。
「夏希、自分のPちゃんを鏡に映すの。」
エルは、そう言い、夏希のスカートをたぐって、
夏希の大きく元気になっているものを、露わにした。
「あ、いやん、死ぬほど恥ずかしい。」
夏希は、両手で顔を覆った。
しかし、指の隙間から、鏡を見ていた。

可愛い女の子が、男の証を大きくして恥ずかしがっている。
このありえないシーンを何度夢見てきたことだろうか。

「夏希、あたしのも見てくれる?」
エルはそう言うと、自分のスカートに手を入れて、ショーツを脱いだ。
「夏希、一緒にスカートを手繰って、見せ合おう。」
エルが言う。
二人で、スカートを手繰っていった。
綺麗な女性としか思えないエルにも、大きな男の証しがあった。
『ああ、二人とも、男の子・・。』
あそこを見せて二人が並ぶと、何倍にも興奮する。

「お姉様。あたし、興奮してもう耐えられない。」
夏希が言うと、
エルは、思いがけず夏希の前に来て、膝をつき、
夏希の熱い物を、口の中に含んだ。
「ああ、お姉様にそんなことされたら、あたし・・。」
エルは、頭を前後して、夏希の物を愛撫した。
「ああん、いや、お姉様、あたし、イってしまうわ。」
夏希は言った。

エルは、しばらくして立つと、
「夏希も、あたしにやってくださる?」といった。
そして、自分のスカートを手繰った。
夏希は、床に膝をついて、エルの男のものを口に含んだ。
「夏希、あたしも興奮してるの。
 夏希が、可愛いからよ。ああん、あたしもイきそう。」

「夏希、ソファーでいちゃいちゃしよう。」
エルは、そう言って、夏希を立たせた。

ソファーに並び、初めてのキスをした。
ああ、女同士で、乙女チック・・。
エルの舌が、夏希の口の中に入ってきたときは、驚いたが、
いつしか、自分の舌も、エルの口に入れ、
二人で、舌を絡ませて、キスをしていた。

キスをしながら、エルの手が、夏希の太ももを撫で、
その手が、夏希の熱い物を愛撫してきた。
夏希も同じように、エルのスカートの中に手を入れた。

唇を解いたとき、エルも、興奮の声を上げていた。
「夏希より、あたしの方が興奮しているわ。」
「あたしは、もっと興奮しているわ。もう、気が狂いそうなの。」
「夏希が、可愛くてたまらないの。」
「お姉様が、好きでたまらないの。」

二人の息は、どんどん荒くなった。

エルの方が、先に声を上げた。
「夏希、あたし、イっちゃう。もうだめ、我慢できない。
 夏希、あたしの物をお口で受け止めて。」
「ええ、わかったわ。」
夏希は、エルのスカートから露わになっているものを、口に含んで愛撫した。
「あああ、だめ。あたし、イくわ。もうだめ。
 イっちゃう、イっちゃう、イっちゃう・・・。」
エルは、体をぶるぶると震わせた。
夏希は、エルの物が口の中に発射されるのがわかった。

しばらく、キスをしていた。
「次は、夏希がイく番よ。
 お着替えしよう。
夏希が一番着たいのは、何の服?」エルが言う。
「あ、それは、夏のセーラー服。」夏希はすぐに答えた。
中学の頃の、女子のセーラー服に、どれだけ憧れてきたことだろうか。
「OKよ。あたしとお揃いであるから。」

二人で、セーラーの夏服を着た。
スカートは、膝上のミニ。
夏希の髪のカチューシャを取った。
エルは、前髪のあるボブヘアーのウィッグをかぶった。
それだけで、エルは、若く見えた。
まるで、高校生だった。

「エル、高校生に見える。どうして?」と夏希は聞いた。
エルは、その質問に答えず、
「夏希は、高校2年生。あたしは、高校3年のお姉様。
 二人は、誰にも内緒のレズビアン。どう?」と言った。
「最高に萌えちゃう。」
夏希は、わくわくしていた。
エルは、夏希のスマホを使って、写真を撮ってくれた。
すぐに、見ると、夏希は、どう見ても女子高生に写っていた。
二人で並んで撮った写真は、女子高生2人に見えた。

ベッドルームへ行った。
ベッドルームは、四方と天井にも鏡がある。

二人は、ベッドの上に乗り、天井の鏡を見ていた。

「エルは、魔法使いでしょう?」と夏希は聞いた。
「そう思う?」
「ええ。だって、完パス・スプレーなんて、ふつうありえないし、
 今の、お姉様は、完全に若く見えるもの。」
「そう、あたしは、魔法使い。若返りのスプレーで、若くなってるの。」
「そんなスプレーもあるの?」
「誰にも、見せられないけどね。」と、エルは、微笑んだ。

天井の鏡に、女子高生が二人。
夏希は、気分がどんどん高まってきた。
「これから、夏希を死ぬほど愛撫して、気絶させてあげる。」
エルは、夏希の上になり、夏希の服から出たところを、次々と愛撫していった。
白い上着の下から、お腹に手を入れられたとき、夏希はのけぞった。
「ああん、お姉様、あたし感じる。ああん、たまらないの。」
「いいでしょう。レズビアンって、ねちねち愛撫していくの。」
「レズビアンって言葉が、萌えちゃう。」
「もっと、もっと、愛撫されるの。最後は気絶しちゃうわ。」
「お姉様、あたし、もう気絶しそうになってる。」

脚の先から、太ももを愛撫され、
Pをそっとそっと愛撫され、
その姿が、全部天井の鏡で見える。

スカートをめくられ、Pを口で愛撫されているとき、
夏希は、気も狂わんばかりになった。
「ああん、お姉様。あたしをイかせて。
 もう、耐えられないの。」
「まだ、だめ。もっと、もっと、じらされるのよ。」
「いやん、いやん。お願い。一気にイかせて。お願い。もう許して。」
「もう少しよ。もう少し。」
「ああん、イっちゃう。お願い、イかせて。」
「もう少し。」
「あ、だめ、お姉様。出ちゃう。ああああん・・。」

セーラー服の女子高生が、お姉様に犯されていくのを、たっぷり見た。

夏希は、半狂乱の声を上げた。
最後に、エルにフェラをされて、
「いや~ん、あたし、イっちゃう、イっちゃう、イっちゃう・・。」
夏希は、体を激しく震わせ、体をバタバタさせながら、
エルの口の中に果てた。
そのとき、気が遠くなった。



目を覚ますと、そこは見慣れた自分の部屋だった。
タオルケットをかけて、ベッドにいた。
『あああ、生まれてから最高に幸せな夢だった。』
夏希は、うっとりして、夢の余韻に浸った。

まさかと思って、スマホの写真を見てみた。
セーラー服の自分など、写っているはずがなかった。
電話履歴を見ても、エルの美容サロンなどなかった。

現実ではなかったという失望と、最高に幸せな夢を見たという喜びが、
心の中で、交差していた。

夢の日から、10日ほど経ち、夏休みも後半に入ったある日、
夏希は、マンションの玄関から、閉まりそうなエレベーターに駆け込んだ。
そして、一人先にエレベーターにいたお姉さんを見て、
『ラッキー。』と心の中で言った。
そのお姉さんは、子供のころから好きでたまらないお姉さんだ。
いつもオシャレをしている。
夏希が、10歳のとき、お姉さんは、高校生だった。
今は、社会人だろうか。
美人でスタイル抜群のお姉さんだ。

エレベーターは、上がりはじめた。

お姉さんをちらりと見て、夏希は、『ああ。』と気が付いた。
『あの夢のエルは、お姉さんがモデルだ。』
夏希は、うれしくなり、にやっと笑ったのだろうか。
「今、あたしを見て、にやっと笑った?」
と、初めてお姉さんから話しかけられた。
お姉さんは、微笑んでいた。
「あ、ごめんなさい。
 ぼく、10日くらい前、最高に幸せな夢を見たんです。
 その夢の中に出てきた綺麗な女性が、お姉さんだと気が付いたんです。」
「まあ、それは光栄だわ。どんな夢だったのか、教えて。」
お姉さんは言った。
女装した夢だなんてとても言えない。
お姉さんに、Pがあったなんて、もっと言えない。

エレベーターは、7階に着き、二人で降りた。
お姉さんとは、同じ階だ。
「ね、あなた、橘さんところの夏希くんでしょ。」
「ぼくのこと知ってるんですか?」
「赤ちゃんのときから、知っているわよ。
 すごく、可愛かったんだもの。
 ね、紅茶を淹れるから、夢のこと教えて。
 あたしは、一人暮らしだから、遠慮はいらないわ。」
お姉さんは言った。
夏希は、夢の話はなんとか作り変えることにしようと思った。
それより、お姉さんの部屋に入りたかった。

「はい。紅茶ごちそうになります。」と夏希は言った。
お姉さんの部屋は、マンションの中央空間を挟んで向う側だ。
「ここよ。」とお姉さんがいったとき、夏希は、心臓が止まるかと思った。
お姉さんのマンションのドアに、「美容サロン・L」という小さな表示があったからだ。
「あ。」と声を上げて、夏希は、お姉さんを見た。
お姉さんは、にっこりと夏希を見て、
パチンとウインクをした。

子供のころから知っているお姉さんが、エルだなんてありえない。
お姉さんが、一人暮らしなんてありえない。
たくさんのあり得ないことを思いながら、
それでも、夏希は、お姉さんの部屋は、きっと、
「乙女の夢の部屋」に違いないと思った。


<おわり>


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新作 『魔法の完パス・スプレー』(2話・完結 全編)

「京之介」の物語が未完ですが、なかなか続きが書けず、
思いついた短編を書きました。読んでくださるとうれしいです。
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新作 『魔法の完パス・スプレー』(2話・完結 全編)


橘夏希(なつき)は、女装願望があった。
しかし、高校2年になったいままで、女装ができたことはなかった。
お店で、女物を買うのが、どうしても恥ずかしかった。
おまけに、自分の部屋にはカギがなく、プライバシーがない。
夏希は、新聞の折り込み広告などにある、婦人服のモデルを見ると、
憧れが募るばかりで、苦しくも悲しい毎日を送っていた。

ある夏の日。
夏希は、一大決心をして、女装をしてくれて、写真を撮ってくれるという、
個人がやっている「女装サロン」に行ってみる決心をした。
値段は、1回1万5000円と高い。
しかし、貯めたお小遣いを全部使ってでも、行きたかった。

夏希は、スマホで探して、「エル」というサロンがいいと思い、電話をした。
胸がドキドキして、立っていられないほどだった。
「はい、女装サロン・エルです。」
と声がした。
声の感じでは、25歳くらいの女性だ。
夏希は、年配の女性の方が、恥ずかしくない気がしたが、
若い女性が、やっぱり好きだ。
夏希は、予約をとった。

やがて、予約の日になった。
夏希は、朝シャワーを浴びて出かけた。
電車で1時間くらい。
自宅から、遠い方が、かえっていいと思った。

電車に揺られながら、胸がときめいてたまらなかった。
夏希は、自分が女装すれば、ある程度可愛い女の子になれるだろうと思っていた。
背は、161cm。上半身が、華奢で、
脚は、長い。女の子のような顔立ちをしている。
髪を長めなショートヘアにしているので、ときどき女の子に間違われることがあった。

やっと、目的の駅に着き、目的のマンションに着き、
目的のドアを前にした時、緊張は、最高潮だった。
「美容サロン・エル」と、小さな表示があった。

インターフォンを鳴らすと、声がして、
ドアを開けてくれた。
「どうぞ。」と顔を見せた女性は、驚くほどの美人だった。
真っ直ぐな肩までの髪を7:3に分けている。
背は、170cm位で高い。
水色と白のチェックのワンピース。
胸がVに空いて、白い襟があった。
スカート丈は、膝まで。

「あたしが、エルです。」と彼女はにこやかに言った。

中に入ってみると、そこはまるで、「乙女の夢の部屋」だった。
「シャワーを浴びますか?」とエルは言った。
「いえ、朝、家で浴びてきました。」
夏希は、緊張で、自分の声が震えていると思った。
「そう。じゃあ、さっそく女の子になりましょうね。」
とエルが言った。
『女の子になりましょうね。』
その言葉に、夏希はいっぺんに興奮してしまった。

エルは、女の子に見えるショーツの履き方を教えてくれた。
そして、興奮しても恥ずかしくないように、ガードルを履かせてくれた。
ブラとスリップを着け、大きな鏡のドレッサーの前に座った。
「あなたは、ひげもないし、体毛もないし、
 信じられないくらいラッキーよ。」とエルが言った。
「はい。男としては、困るんですけど。」
「そうね。」とエルは、明るい笑顔を見せた。

夏希は、綺麗な女性とこれほど近くにいたことがない。
エルから、素敵な、香水の香りがして、夏希は、興奮して気絶しそうだった。

メイクが始まり、夏希にとって夢のような時間が過ぎていった。
夏希は、どんどん女の子になっていった。
脇の下も綺麗に処理してもらい、
上がキャミソールになった白いミニのワンピースを着た。
前髪がカールされた、お姫様のようなかつらをかぶり、
白い花のついたカチューシャをした。
室内履きのパンプス。

「さあ、夏希さんは、これで女の子よ。」
エルが言ったとき、夏希は、夢の中にいる心地だった。
可愛い。
ここまで、女の子になるとは思っていなかった。
エルが下着のガードルを履かせてくれた訳がわかった。
それがないと、股の下に回したPが、破裂したかも知れない。

「紅茶を淹れるわね。それまで、ご自分をたっぷり見るといいわ。」
エルはそう言って、キッチンに行った。

部屋には、いたるところに鏡がある。
ドレッサーを見ながら、壁の鏡で、自分の後ろ姿がわかる。
横の姿もわかる。
ああ、うれしい。涙が出そう。

しばらくして、エルに呼ばれ、キッチンテーブルに行った。
キッチンにも鏡があり、椅子に座っている自分が見える。

「これから、あたしのこと、エルって呼び捨てにして。
 あたしも、夏希って呼び捨てにするわ。
 夏希は、女の子言葉を使うの。
 自分のこと『あたし』っていうの。
 敬語はなし。敬語じゃ、女の子になった気がしないから。いい?」
「あ、はい。」
「違うでしょ。『ええ、いいわ。』っていうの。」
「ええ、いいわ。」
初めての女の子言葉に、夏希は、感激した。

「ねええ。」とエルは話し始めた。
「『完パス』って言葉知ってる。」
「ええ、知ってる。外に出て、完全に女の子に見られること。」
「そう。その完パスって、なかなか難しいの。
 夏希は、今、驚くほど可愛い女の子だけど、
 本物の女の子と並ぶと、『やっぱり、男の子かな?』って見られるかも知れない。
 本物の女の子は、どんなに男っぽい格好をしていても、
 ベリーショートの髪で、男の子っぽい仕草をしていても、
 女の子に見えるでしょう。」
「ええ。わかる。」
「可愛くても、可愛くなくても、おばさんでも、おばあさんでも、
 その人は、女性だってわかる。
 20メートル離れていても、女性は、女性ってわかるでしょう?」
「ええ、その通りね。」

「多分、女性には女性オーラみたいのがあって、男性には、女性がわかる。
 男性には、男性オーラみたいのがあって、女性には男性がわかる。
 若いときから女性ホルモンを打ってきた女装子さんは、別だけど。
 そこでね、あたし、魔法のスプレーを持っているの。」
エルは、そう言って、高さ10cmほどのスプレーをテーブルに置いた。

「これね、『完パス・スプレー』っていって、世の中で、あたししか持ってないの。
 魔法の品よ。」
「それをかけるとどうなるの?」と夏希。
「夏希にかけたら、夏希は、女性オーラを発散するようになるの。
 そうしたら、どんな人も、夏希は女の子だって、本能的に思うの。
 お風呂で、スプレーを洗い流すまでね。」
「わあ、すごい。」と夏希は眼を丸くした。
「お客さんには、ないしょなの。
 でも、夏希は、生まれて初めての女装だから、スプレーをかけてあげる。いい?」
「ええ。かけて。お願い。」夏希は言った。
「じゃあ、ドレッサーの前に行きましょう。」

ドレッサーの前に立って、エルは、夏希にスプレーをかけた。
「鏡を見て。」とエル。
夏希は、恐る恐る鏡を見て、「あああ。」と声を上げた。
一瞬、本物の女の子だと思った。
いや、いくら見ても、本物の女の子に見える。

体のどこかやメイクが変わったわけではないのに、
夏希の目で見て、鏡にいるのは、まぎれもない女の子なのだ。
夏希は、再びたまらなく興奮した。
「あたし、女の子にしか見えない。」と夏希。
「お客様に使ったの夏希が初めて。普段は、自分のために使うの?」と、エルが言う。
「え、どういうこと?」夏希は聞いた。
「夏希、あたしのこと『女』にしか見えなかったでしょう。」
「もちろん。え?じゃあ、エルは・・。」
「そうよ。」
エルは、そう言って、夏希の手を取り、
ワンピースの空いた胸の中を触らせた。
夏希は、エルのブラの詰め物の下の平らな胸に触れた。
「あ、あ、エルも女装子・・。」
「ええ。そうなの。」
エルは、そう言って、夏希をそっと抱きしめた。

(「後編」につづく)


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パソコン依存症

パソコン依存症


パソコン依存症の私が、PCが壊れ、メーカー修理に出しましたので、
3週間もパソコンがないという状況になりました。

当然のごとく、禁断症状がでました。
いつもの机に座ってみると、目の前にパソコンがないのです。その喪失感。
一日ほとんどPCの前にいたのに、PCが、ないと何をしていいかわかりません。

この休息の間、物語が書けなくなってしまうのではないかという心配がありました。
PCが、ない間、物語の筋を考えればよいように思われましたが、
発見しました。
私は、パソコンのワードの画面を前にしないと、物語もエッセイも書けないのです。

私は、何か、スクリーンがないと禁断症状に耐えられませんでしたので、
PCを小型にしたような、DVD再生機を前に置き、
1日中、DVDのスクリーンを見ていました。これで、なんとか凌げました。

ブログ村のランキングは、気にならなかった・・というのは、大嘘です。
1か月更新がなくても、順位が変わらないビッグな方がいます。
しかし、私は、「毎日書いて、ナンボ。」なんです。

せっかく10位以内にいたのに、毎日更新できないことが、とてもつらかったです。
しかし、1週間ほど経つと、開き直ることができました。
どんなに下がっても、そこから、ぼちぼちとやっていけばいいやと。
PCが来たとき、50位くらいを覚悟していましたが、27位でした。
「わあ~。ありがたい。」と思いました。
私の更新がなくても、毎日ポチをくださった方が、いらっしゃるのです。
とても、ありがたく思いました。

また、復帰後、「よかったね。」と励ましのコメントをくださり、
とても、うれしく思いました。
ありがとうございます。

ブランクの後、物語が書けるかといいますと、
なかなか書けないのです。
そこで、エッセイで2日凌ぎましたが、
早く書けるようになりたいです。
「江戸町遊び人・油井京之介」が中途で終わっています。
なんとか書き上げたいのですが、それが、なかなかで。
書いていて、「これ、つまらないのじゃないか。」と感じてしまうと、
アウトなんです。筆が止まってしまいます。
そこで、「つまらなくとも書こう。」と思っています。

PCのない、こんな3週間でした。
今後とも、ご支援くださいますよう、
お願い申し上げます。


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「女性だった」なんて、そんな・・・

猫ちゃん2
猫ちゃん3

この可愛い黄色いセーラーの猫ちゃんは、キュートな女装子さんとして、
ほとんどの方がご存じだと思います。
眼鏡をかけた男性の写真もあり、「へ~え、この人が、こんなに可愛くなるの!」
と、私は、興奮してしまったものです。
ところが、偶然、ある方のブログを見ると、この猫ちゃんは、実は女性だというのです。
本当の女性名まで、あり、そうなのかなあ・・と残念に思いました。

ブログの方は、この方も、女性であるとおっしゃっていました。
tumblr_l8b.jpg
tumb22.jpg

この方は、女装写真サイトの多くのところで出てくる有名な方だと思うのですが、
この方も、女性名を挙げて、本当は、女性だったのだとおっしゃっていました。

で、この方も女性だとおっしゃるのですが、それは、信じられませんでした。
201212140451187dc.png
2012121404.png
これは、「五十嵐奈波」さんという名で知られていて、有名な方の息子さんだと思っています。
名前から、はっきり性別がわかりませんが、男性だと、私は信じています。


さて、少し悔しいので、この方は、男性だろうという方を、掲載します。

A.jpgAの男
メイクの過程の写真も見ましたので、左右の方は、同一人物です。

middle_1366872027.jpg
この方、あまりにもお綺麗なので、女性疑惑が起きそうですね。
男性だと証明してくださる方が、いらっしゃるとうれしいです。

ブロンド
このように、裸の写真があれば、証拠となるのでしょうか。

最後に、綺麗すぎる人です。男性であればいいなあ・・という希望的観測で載せました。
(一応、元男性として、紹介されていた方です。)

20130804074225.jpg

私は、お名前を覚えるのがダメで、写真だけなのですが、すみません。
しかし、黄色いセーラー猫ちゃんだけは、男性の変身だと信じたく思います。

では、本日は、これにて。


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美魔女パート2(PCが直りました)

突然、更新しなくなりましたが、実は、PCが壊れてしまいました。
電気屋さんでも修理不可能で、メーカーに出しました。
ちょうとゴールデンウィークの前で、4月17日に修理に出し、今日5月10日にやっと手にしました。
これから、また、できるだけ毎日更新していきたいと思います。

前作の「京之介」の物語が、中途ですが、続きを書こうか、迷っています。
見てくださるとうれしいです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
<美魔女・パート2>

皆様、すでにご存じかと思います。有名な美魔女の方々です。
女装ではありませんが、私は、こういう人を見るのが好きです。

●中川裕子さん。43歳。
43歳を過ぎても、「お天気お姉さん」をされている、びっくりな方です。

中川裕子 43歳
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中川thumb-420中川
中川スクリーンショッ中川
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●平子理沙さん・45歳

有名な方なので、皆様ご存じかと思います。
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●水谷雅子さん・45歳
 この方も、有名かもです。

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水谷雅子45歳
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●小森まなみ 51歳

50歳代の方の登場です。この方は、声優やラジオのパーソナリティもなさり、
少女のような声も出せる方です。
この方が、51歳とは、信じられません。

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komori7777.jpg
ご主人でしょうか?親娘にしか見えません。


●最後に中国の方。張婷媗さん。41歳。
 最高に可愛い方で、びっくりです。

張婷媗41hhh
張婷媗41999
張婷媗

このくらいにしておきます。
リンクを張れませんでしたが、名前検索すれば、この方たちのたくさんの画像が出てくると思います。
では、また!

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プロフィール

ラック

Author:ラック
上は若いときの写真です。ISなので、体は、かなり女子に近く発育しました。でも、胸はぺったんこです。戸籍は男子。性自認も男子、そして女装子です。アメリカの大学で2年女として過ごしました。私の最も幸せな2年でした。そのときの自叙伝を書いています。また、創作女装小説を書いています。毎日ネタが浮かばず、四苦八苦しています。ほぼ、毎日更新しています。
どうぞ、お出でください。

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