形状記憶シリコン⑥「二人の男女誕生」最終回

第2部最終回



形状記憶シリコン⑥「二人の男女誕生」最終回


1週間がたった。

朝食が終わり、麻衣とルナだけがテーブルにいた。
すがすがしい朝の空気。鳥の声がしている。

「麻衣、二人を、そろそろ最新マスクに替えるつもりでしょう?」ルナは聞いた。
ルナの言葉に、麻衣は、しばらく考えていた。
「ルナにつけた最新マスクにはしないつもり。」
「でも、最新マスクにしないと、戸籍の変更ができないでしょう?」とルナ。

「うん。でも、あたし、もっとすごいこと考えてるの。
 ミクに赤ちゃんが産めるようにしたい。
 武史が、お父さんになれるようにしたい。」と麻衣は言った。
「まさか、移植?クローン技術はそこまで行ってないじゃない。」
「ドナーがいればいいことでしょう。」と麻衣。
ルナの顔が急に明るくなった。
「わかった。二人が相互ドナーになればいいのね。
 だから、最新マスクで、体の一部が変わっちゃうと困る。」
ルナは、興奮して言った。

麻衣は、にっこり笑って言った。
「あたしの中では、術式ができてるの。まず、100%成功する自信があるの。
 でも、これは、二人の命がかかってるしね。
 親にも了解とらなくちゃならない。
 あたし、天才外科医って呼ばれて来たけどね。
さすがに、これは、ビビっているのよ。」
「そうかあ。これは、世界で誰もやったことのない手術。
麻衣でもビビるわよね。」ルナは、腕を組んだ。

その夜、麻衣は、43歳の素顔に戻って、
ルナといしょに、T大病院に高梨和夫を訪ねた。
高梨は、今では精神科の医師であるが、
昔は、一之宮麻衣吉と、外科医としての1、2を競ったほどの人物だった。

丸いテーブルを3人が囲った。
高梨は、解剖図と術式を書いたものとを、じっくりと見た。
ルミは、緊張の塊になって、高梨の言葉を待っていた。
高梨は言った。
「これが、天才が考える術式か。恐れ入るばかりだ。
 術式を見る限り、3分の1の時間で終わる。
 患者の負担が、3分の1だ。
 成功は、間違いない。スピードが要求されるが、
 一之宮が執刀すれば、いける。」
「もしもの場合があると思うか。」博士は聞いた。
「盲腸の手術だって、もしもがあるぞ。」高梨は笑った。

「オペは、この病院でさせてくれるか。」
「ああ、なんとかする。」
「秘密にしたいんだ。助手は高梨1人で、
立ち合いは、ここにいるルミだけだ。」
「俺を助手にしてくれるのか。」
「すべて、最高でいきたい。」
高梨は、にやりとした。
「手術の成功は、10年間、病院や学会、マスコミに伏せておきたい。」
「ああ、それが、賢明だ。」

高梨はさらに、
「保護者の説得の調整は、俺がする。
 一応、俺が今も主治医だからな。
 そのときは、ルナさん、お前、真治君、江里子さん。
 その親たち、全員集合だ。
 説得は、俺が主で、一之宮は、執刀医という立場でいた方がいい。
 くれぐれも忘れるなよ。主治医は俺だ。
 何かあった場合の責任は、すべて俺が取るということだ。」

「偉くなっても、変わっていないな。」
一之宮は、にこりとして、高梨を見た。

タクシーのなかで、ルナは、
「高梨さんって、いい人ね。」と言った。
「ああ、口が上手いのに、どこまでも誠実な奴だ。
 患者のためなら、なんでもする。」
「ねえ、なんで10年間、手術を秘密にするの?」
「時代の先を行き過ぎてる。
 全身マスクだって、もし、市販に出したら、大変なことになる。」
「売れすぎるってこと?」
「GIDの子の治療として、病院が使うのはいいよ。
 でも、欲しがるのは、誰もがみんなだろう。
 50歳代の奥様が、マスクで、10代の女の子になれるとなったら、
 マスクを巡って、どれだけのお金が動くかわからない。」
「なるほどね。世の中の人が、みんな美男美女になるわね。」
「50年もしたら、美容整形の発達で、そうなるだろうけどね。」



翌朝、博士は、頭の禿げた、白髪の人になっていた。
「あの人だれ?」と武史は、ミクに聞いた。
「博士の、通常の姿。」
「麻衣のことでしょ?」
「うん。」
「どっちがほんと?」
「昨日の40歳くらいの博士がほんと。」
「わあ、そうなんだ。」と武史は言った。

朝食のあと、博士は、ミクと武史に、
相互ドナーの手術のことを話した。
「わあ、すごい。それが成功したら、俺は完璧な男になれるし、
 ミクも、完全な女の子になれるんだ。」武史は言った。
「ま、そう言うことだね。」と博士は言った。
「成功するの?」とミクは聞いた。
「わしは、若い頃、T大病院の天才外科医と言われていたんじゃよ。
 その博士が執刀するんじゃから、成功は、限りなく100%に近いな。
 ただ、限りなくじゃ。手術中に大地震がくるかも知れん。」
「二人共、どう?」とルナは聞いた。
「俺、希望します。今まで、何度も死のうと思ったの。
 そのとき、死んでいたと思えば、すべてを失っても後悔しない。」
「あたしも希望します。武史と同じ理由です。」
二人は、はっきりとした意志を見せた。
「今度、保護者や先生との説明会があるから、
 そのときに、思うことをはっきり言ってね。」博士は言った。



高梨和夫は、迅速にことを運び、
二日後に、手術の説明会を開いた。

博士は、43歳になり背広と白衣。
ルナは、品のいい黒のワンピース。
ミクと武史は、普段着で来た。

集合は、小さな会議室だった。
ミクと武史が中に入ったとき、それぞれの親は、
そばに来た。
「ミク、誰かと思った。完全に女の子じゃない。」と母の則子は目を潤ませた。
父の信夫も、ミクの容姿を真っ直ぐに受け入れ、
「ミク、よかったなあ。」と涙をこぼした。
武史の母・真理は、背が高く、美人だった。
「武史、かっこいいわ。江里子の面影もある。
 母さんにとって、息子ができて、頼もしいわ。」と言った。

高梨は、相互に、出席者を紹介し、
手術の説明をした。そして、
「この手術は、私が外科医であったとき、私がどうしても及ばなかった、
 一之宮麻衣吉博士が行います。私が全幅の信頼を置いている執刀医です。
私は、博士の術式を見て、この手術の成功を確信しました。」

高梨は次に、本人たちの気持ちを聞いた。
「今は、ミクさんですね。どうぞ。」
ミクは立った。
「私は、この手術を希望します。お父さん、お母さんも、知っていますが、
 私は、自殺を3回もしました。いつも死ぬことばかり考えていました。
 でも、3回目の自殺の後、私は生れて初めて、生きていくことの希望を、
 ここにいらっしゃるルナさんからいただきました。
 そして、私は、博士の研究所で、全身マスクをいただき、
 今、こうして女の子として生活しています。
 手術のお話を聞いたとき、私は、迷いませんでした。
 博士を、心から信じています。
 絶対成功すると、私の本能みたいなものが、私にささやきました。
 隣の、武史さんが言いました。
 何度も捨てようとした命。例え、失敗しても悔いはないと。
 命は、私だけのものとは思っていません。
 だから、お父さん、お母さん、お願いします。
 どうか、あたしに手術を受けさせてください。
 お願いします。」
ミクは、涙を浮かべて言い終わり、席に着いた。
両親は、目頭を熱くし、ミクの言葉を聞きながら、何度もうなずいていた。

「次は、武史さん。どうぞ。」
武史は立った。
「ミクさんが、すべて言ってくれました。
 ぼくは、一言。
 母さん、ぼくに手術を受けさせてください。
 お願いします!」
と母に頭を下げた。
母は、目を潤ませ、うなずいた。

保護者は、誰一人反対する人がなく、皆立って、高梨と一之宮に頭を下げた。

同意書のサインも終わった。



研究所に帰った博士とルナは、すぐに新しい全身マスクを作った。
ルナの最新のマスクをさらに、改良し、
1週間で、マスク通りの顔や体になれるものだ。
手術用に、腹部から股間まで、大きく口が開いている。
その間は、男女の営みは禁止だ。

1週間後に、2人はマスクを取った。
お風呂でマスクをとったとき、マスク通りの顔や体になっていて、
ミクも武史も感激した。

手術の日が、その2日後に決まった。
夜の8時からだ。

T大の手術室の前に、両親はすでに来ていた。
両親達は、ミクと武史を励まし、二人は、笑って見せた。

ミクと武史は、手術台にのり、手術室の真ん中に並んでいた。
バシンと明るいライトが点き、高梨、一之宮、ルナの3人が、
手術服に着替えやって来た。

「これより、手術を行う。」と言う博士の声が聞こえた。
半身麻酔だ。
博士は、驚くほど速い手さばきで、術式を追っていく。
高梨は、術式が完全に分かっているので、
つぎに使うものを、言われる前に出している。

手術は、20分で終わった。
高梨と博士は、握手をした。
「少しも衰えていないな。1時間はかかるオペを20分とは。」
高梨は言った。
「お前がいてくれたからさ。」
と、博士は笑った。
ルナは、うれしくて涙を浮かべていた。

博士は、ミクと武史に手術の成功を知らせた。
二人は、顔を見合わせ、
「ヤッター!」と心で叫び、笑顔を交わした。

オペ室の前で待っていた両親たちは、
成功の知らせを聞いた。
高梨は言った。
「ミクさんも武史さんも、これで、赤ちゃんを作れます。」
高梨の言葉を聞いて、両親たちは、涙に暮れた。

ルナと博士が、病院を出たのは、9時半を過ぎていた。
「お祝いに、ちょっといいところで、食事をしようか。」
「まあ、うれしい。40歳代の博士とは、めったに会えないんですもの。」
二人は、ホテルの最上階のレストランにいた。
夜景が、よく見える。

博士は、ふと微笑みながら言った。
「ルナさ、俺たち結婚しない?」
「うそ。あたし、女になる気はないわよ。
 生粋の女装子ですからね。」
「俺だって、アレのないルナなんて、つまらない。
 俺たちにとって、籍を入れるなんて、意味がない。
 籍よりも、これはどうだ?」
博士は、ポケットから、小さな箱を出した。
「もしかして。」
ルナはそう言って、箱を空けた。
そこには、眩いダイアモンドの指輪があった。
「まあ、ステキ。あたし、うれしいわ。
 うれしくて、たまらない。ありがとう。」
ルナは、そういいながら、瞳を潤ませた。

「結婚、しよう。」
「ええ。うれしいわ。」ルナは、博士の目を見た。
「教会で、式だけ挙げよう。ウエディングドレス、ルナに譲る。」
「わあ、最高!」
二人は、笑みを交わした。

食事の後は、ラブホテルが待っていた。

翌日、病室で並んでいるミクと武史のところへ、
高梨と看護師が来た。
「尿管のパイプを外しますね。」
と看護師は、二人の管を外した。

「二人共、どうかね。」と高梨は言った。
「もう、ほとんど痛くありません。」と二人は言った。
高梨が、にっこりうなずいて去ろうとすると、
武史が元気な声で言う。
「先生、見てください。これ。」
それは、ミクからもらったPちゃんが、元気になって、
手術着の下腹部を押し上げているのだった。
「朝になると、アソコ、元気になるんですねえ。
 ミクのPちゃん、力持ちだあ。」
高梨と看護師は笑った。
「武史、やめて。力持ちなんて、言わないで。」
ミクは、真っ赤になって、枕で武史を叩いた。


<おわり>


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形状記憶シリコン2部―⑤「ミクと武史のセックス」

形状記憶シリコン2部―⑤「ミクと武史のセックス」


テーブルの紅茶の食器を片付けて、すぐ行動開始をした。
2つのフィーメイル・マスクを作る。
江里子は、下着だけになり、円盤の台の上に立った。
上から、ドーナツ型のスキャナーが降りて来て、江里子の体はスキャンされた。
麻衣が、江里子の顔を少し変えて、男の子風にする。
顔と体が同調されて、全身ができあがる。
パソコンが、特殊シリコンに接続され、5分後に出来上がる。
ルナがそれを取り出し、洗い、乾かし、全身マスクの出来上がり。

そのすぐ後ですぐ、ミクの全身マスクが作られた。
今度は、女性器ありである。

ミクは、一連の過程を祈るように、見ていた。

「さあ、2人分できたわ。被ってみましょうか。」と麻衣が言った。

ミクと江里子は裸になり並んだ。
そして、二人共、全身マスクを被った。

「ああ、どうか男の子になれますように。」と江里子は祈った。
3分ほどは何もなく、4分くらいから、マスクが変化を始めた。
ウエストの位置が変わり、お尻が引き締まり、
脚や腕、腹筋、肩が男の子になっていく。胸の膨らみがなくなっていく。
顔のアゴがしっかりして、鼻筋が通り、首が太くがっしりする。
そして、最後に、下半身のあの部分。タマタマも一緒にできて来た。
お尻の方にマスクに切れ目があり、排せつに困らない。
5分が経ったとき、江里子は、出来たと思った。

「OKよ。服を着て。」と麻衣が言った。

トランクスを履いて、ジーンズを履いた。男物が入る。感激。
Tシャツを着た。

ルナに、本物と見分けがつかない眉を貼ってもらう。
これは、取れない。
椅子に座り、ルナにかつらを被せてもらった。
前髪が長く、周囲は、ぱさぱさっとした、耳が隠れるくらいの髪。
爽やかな男の子の出来上がり。

ミクの方は、上半身は同じだが、女性器が出来ていた。
下着をつけ、シンプルなワンピースを着た。
椅子に座る。
ルナが、眉を貼り、かつらをつけ、簡単にメイクをした。
ミクも出来上がり。
「はい、出来上がりよ、拍手!」と麻衣が言った。
みんなで、拍手をした。

ミクは、男の子になった江里子を見て、胸がキュンとしてたまらなかった。
まさに、タイプだった。

「江里子の名前考えなくちゃね。」と麻衣が言った。
「それなら、俺、武史がいい。あ、声が男になってる。」
と、江里子は、喉に手を当てた。
「音声変換パッドが首にあるの。」と麻衣。
「じゃあ、武史。さっそく、トイレ行って、ちゃんと立ちションできるか試しなさい。」
「わあ、そこまで、できるの?」と武史。
「あたしの設計ではね。」と麻衣。

「ミクも、トイレに行って、ちゃんとできるか調べて。」
「女の子の場所から出るの?」
「そうよ。」と麻衣。
「すごーい。行って来まーす。」

武史は、トイレに立って、立ちションを試みた。
おおお、ちゃんと出る。
憧れの立ちションだ!
「やったー!」と声を上げた。

同じころ、ミクも、
「わあ、感激!」と声を上げた。

武史は、トイレの後、大鏡でしみじみと見て、
「俺、完全に男っすね。
 女のとき、男っぽくしようと頑張ったけど、
 ときどき、『お嬢さん』って呼ばれた。
 だけど、もうそんなふうに呼ばれない。
 麻衣さん、ルナさん、ありがとう。」

ルナが、
「あんな美形の女の子が、男の子になるの、もったいない気がする。」
と言った。
「武史は、今の方が、ずっといい。女の子の江里子もステキだったけど。」
ミクが言った。
「いずれにしても、マスクをとれば、今の段階では、元に戻れるのだから、
 気楽に考えてね。」
と麻衣が言った。

武史は、2階に1つある「男の子の部屋」に案内され、感激した。
全体に、黒とグレーの内装で、ベッドは黒、布団カバーも黒だった。
勉強机に、サッカーボールが輪の上に置かれている。
「わあ、あのボール本物?」武史は聞いた。
「そうよ、男の子は、大体サッカー好きでしょう。」とルナ。
「俺、サッカーは、男子に負けないし、うれしいなあ。」
クロゼットに、男子の必需品は、みんな揃っている。
武史は、大感激した。

3日間、麻衣とルナは、武史とミクを観察した。
ミクは、武史に、明らかに大すきアピールを送っていた。
武史も、こそこそっと、ミクばかり見ている。

「あの二人、いけるわね。」とルナが、麻衣に言った。
「そうね。イケメン君と美少女だもん。当然かもね。」
「ね、セックスの終わりはどうなるの。
 武史は、射精がないでしょう。」とルナ。
「そこを工夫したのよ。
 武史が、ミクに、挿入するでしょ。
 で、ある時点で、愛液がPの中でぱんぱんになり、限界が来て、
 愛液を放出する。このとき絶頂感を味わう。
 ミクは、十分高まっているとき、武史の放出をアソコに感じると、
 一気に、絶頂に至る。」
「わあ、すごい。麻衣はそこまで考えてたんだ。」ルナは言った。
「一応、変人天才博士ですからね。」
麻衣は、得意そうに、胸を叩いた。

ミクと武史は、それぞれに、セックスの諸注意を麻衣から聞いた。
ミクは、愛液の代わりをするゼリーを麻衣からもらった。

その明くる日の夜。
ミクと武史にとっては、辛い時間である風呂を終えて、静かな時間を過ごしていた。
武史は、ミクが好きでたまらなかった。
ミクも武史のことを考えていた。
『あんなカッコイイ人が、自分を好きになってくれるわけがない。』
と思っていた。
一方、武史は思っていた。
『自分から、アタックしなければ、何も始まらない。
 行動に出よう。』

武史は、ミクの部屋のドアを叩いた。
「はい。武史?」
「うん、俺。」
ミクの胸はときめいた。

二人は、ミクのベッドに並んで座った。
「ミク。ミクと俺は、同じ境遇だからって言うんじゃないんだ。
 俺ここに来たとき、一目で、ミクを好きになった。」武史は言った。
「ほんと?あたしは、江里子が来たとき、心臓がドキドキした。
 そして、江里子が武史になったとき、もっと好きになったの。」
「ほんとなら、うれしい。」
「あたしこそ、うれしい。」

二人は見つめ合って、キスをした。
感激で、胸が震え、強く抱き合った。
そのとき、武史は、自分のPが、むくむく大きくなっていることを感じた。
「麻衣がさ。俺たちセックスができるって言ってた。」
「あたしも言われた。」
「試してみない?」
「ええ。試してみたい。」

二人は、ベッドに行き、二人共裸になって、毛布をかけた。
ミクは、Vのホールに、ゼリーを入れた。
武史は、ミクの体を撫で回した。
「あたしのマスク、全身が感じるの。」
「ここは?」と武史は、ミクの胸を触った。
「女の子と同じように感じるの。」

二人は、絡み合い、ミクは、男の子の強い力で抱かれ、
初めて味わう喜びを感じた。
二人共、息を荒くしていった。

「ミク、俺もうたまらない。
 ミクの中に、入れてみていい。」
「うん。あたしに処女膜はないから、入れて。」

挿入して、武史は感激した。」
Pがすごい快感を受けた。特に先の方。
ミクも感激した。
内部そのものの快感だけでなく、
男の子のものを受け入れたという喜びに震えた。
『やっと、女の子になれた。』
武史は、ミクと1つになれたという喜びを感じた。

武史は、夢中で、ミクを突いた。
ミクが喜びに震える様子を見て、さらに興奮は高まった。

やがて、絶頂が来た。
「ミク、俺いっちゃう。いいか。」
「ええ、いいわ。」
武史は、あるものを発射した。
その途端、ミクは、一気に絶頂に達した。

二人は、抱き合った。
感激していた。
こんなセックスができるなんて、夢にも思わないことだった。
二人はキスをした。
感激で、目が潤んだ。
二人の涙が1つになって、互いの頬を濡らした。


(次回、⑥ 最終回です。)


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形状記憶シリコン2部―④「FtM 江里子が来る」

形状記憶シリコン2部―④「FtM 江里子が来る」


夜になり、ルナが女子高の制服姿で、ミクの部屋に来た。
「ミク。紅茶いれたの。シュークリームもあるのよ。
 二人で、女子高生しない?ミクも制服着て。
 上着はいいよ。」
「わあ、うれしい。すぐ着るね。」
ミクは、制服のブラウスとスカートを履いて、リボンを着け、テーブルを動かした。

二人で、ガールズトークをしながら、シュークリームを食べた。
食べ終わり、ルナは、二人で鏡をみようと言った。
うん、と言って、ミクは飛んで来た。

二人並んで鏡を見た。
「どう見たって、女子高生2人よね。」とルナ。
「ルナの方が、少しお姉さんに見える。」
「ね、ミクは、女の子同士で抱き合ったり、キスしたりしたいと思ったことある。」
「男の子には、そうされたいって思うけど、女の子とは思ったことない。」
「経験してみる?」
「ルナとなら、平気。」
二人は、向かい合って、そっとキスをした。

「どう?」
「ちょっと、ステキだった。」
「ねえ、全身マスクは、他にも素晴らしいところがあるの。」
「なあに?」
ルナは、ミクの後ろに回り、ルナの体を撫で回した。
「わあ、ルナ。あたし、ぞくぞくして、感じる。」
「乳房は、もっと感じるの。触っていい?」
「うん。」
ルナが、そっとミクの乳房を愛撫すると、ミクは、反応した。
「ルナ。わかった。すごく感じる。あたし、崩れちゃいそう。」

「トップは、もっと感じるのよ。」
ルナが、ミクの乳首を服の上から、摘まんだ。
そして、くりくりとした。

「いや~ん。ルナ。それ、耐えられない。
 あたし、どうにかなりそう。」
「ミクは、Pちゃんを見せるのイヤ?」
「うん。恥ずかしい。男の子のだったときも、出来るだけ見たくなかった。」
「あたしにも、嫌よね。」
「ルナのこと大好きだけど、これだけは、恥かしい。」

「わかったわ。でも、今の興奮した気持ち、どうにかしたいでしょう。」
「いつもは、部屋を真っ暗にして、ベッドにタオルを敷いて、
 その上にPちゃんを乗せて、うつむいたまま体を動かすの。」
「そうなの。じゃあ、部屋を真っ暗にして、
 そのタオルの役目を、あたしにやらせて。」
「ほんと?」ミクはうなずいた。

ルナは、下着姿になり、ミクもそうした。
ベッドに、ミクは仰向けになり、ルナは電気を消した。
何も見えなくなった。
「ミク、これならいいでしょう。」
「うん。」
「Pちゃんを出して。」
「出したわ。」
ルナは、ミクのPを口の中に入れた。
そして、愛撫を始めた。
「ルナ、気持ちがいい。こんなことしてもらうの初めて。」
「いくら、声を出してもいいのよ。」
「うん、声が出そう。」

それから、ミクは、だんだん声を上げ始めた。
声のトーンが高くなる。
「やん、やん、やん。あたし、たまらない。
 ルナ、あたし変になりそう。
 ルナ、助けて、いや~ん、あたし、いっちゃう、いっちゃう、
 いっちゃう・・・。」
ミクは、背を反らせ、体を痙攣させ、
断末魔の声を上げて、果てた。

ルナは、ミクの声に興奮した。
だが、ミクは、女の子とのセックスは、望んでいないと思った。
だから、ミクの「お返し」は、我慢をした。

電気を点けた。

「ああ、天国に行ったみたいだった。」とミクが言った。
「そう言ってくれると、うれしい。」とルナ。
「ルナに、お返しをしなくちゃ。」とミク。
「あ、いいの。気持ちよくなったまま、寝ちゃうと最高よ。」
ルナは、起きようとしたミクをそっと寝かせて、毛布をかけ、
「お休みなさい。」と言って、部屋を出て行った。 
『ルナは、いい人だなあ。』
ミクは、つぶやいて、いつのまにか眠りに入った。

隣の隣の部屋が、麻衣の部屋だ。(博士の部屋は、また別のところ。)
麻衣の部屋に入った。
「ミク、どうだった?」と麻衣が聞く。
「ミクは、男の子がいいみたい。女装子ではないわ。GID。」
「やっぱりね・・。」と麻衣は考え始めた。

「ミクのアソコをさ、女の子みたいには、できるのよ。
 オッパイ作るのと、逆の方法でね。
 そしてね、快感も与えられる。女の子並にね。
 でも、愛液は無理。
 赤ちゃんができるようにも、無理。
 それでも、いいかなあ。」と麻衣。

「性別適合手術と同じじゃない。
 膣に女子に負けない快感を与えることができれば、その分優れているじゃない?
 手術した人達も、ジェルとか使っているわけでしょう。」と、ルナ。
「そうよね。アソコの形状とホールが出来ているなら、
 手術したのも同じ。20歳になって検査に通れば、戸籍も変えられる。
 検査って、あたしと高梨の所見が、2つあれば、大体いいんだけどね。」と麻衣。
「そうすれば、どこの高校も、大学もいける。結婚だってできる。」ルナ。

「次は、ミクのボーイフレンド。」と麻衣。
「一般の男子だと、ミクは、引け目感じるかも。」とルナ。
「FtMの女の子、来ないかなあ。」麻衣。
「ね、FtM の子なら、マスクでどこまでできる。」ルナ。
「Vちゃんの代わりにPちゃんは作れる。」麻衣。
「Pちゃんを、アノときさ、固く大きくできるの?」ルナ。
「できる。Pちゃんは、海綿体組織に似たシリコンで作るから、
 愛液を充満させれば、アレは、十分な働きができるよ。
排泄も、Pちゃんから出るようにできる。」麻衣。
「じゃあ、FtM の子来ないかなあ。」ルナ。
「う~ん、来るといいね。」と麻衣。

それが、来たのだ。
それは、数日の後。

昼下がりであった。
一人の女子高生がやってきた。
女子高生の制服を着たままで。
スカートは、膝が見えるほどの丈。
制服の上着を腕に掛け、
大きなリュックを背負って、博士の研究室へと、山を登って来た。

背は、170cmほどはあった。
スカートからのぞく脚が、素晴らしく長い。歯並びも綺麗。
髪は男子の長髪くらい。目を隠す程に長く伸ばした前髪を、
7:3に分け、隙間から、額を見せている。
端正な顔立ちだった。

昼の食後の紅茶を、外のテーブルで、3人で、飲んでいたときだった。
博士は麻衣になり、ルナとミクがいた。

「あのう、あたし、市村江里子と言います。高2です。
 ここに住まわせていただけるよう、T大の高梨先生の手紙を持ってきました。
 こちらの博士は、電話はお嫌いだから、直接談判に行けと言われてきました。
 あの、博士は、いらっしゃいますか。」

江里子は、声がアルトヴォイスで、仕草がボーイッシュだった。
「どうぞ、座って。」と麻衣が言い、手紙を受け取った。
「あたしが博士なの。今、変装しているのね。」麻衣は言った。
江里子は、椅子に腰かけながら、麻衣の若さにびっくりしたようだった。
ミクは、立って、江里子の紅茶とお菓子をもってきた。
「ああ、ありがとう。」と言って江里子は、ミクを見た。

麻衣は、ルナと二人で、手紙を読んで、顔を見合わせた。
「来たーー!」と二人は、目を輝かせた。

「あのう、俺、いえ、アタシ、歓迎されているんでしょうか。」
江里子が、自分を「俺」と言った。
「大歓迎よ。今日、今すぐにでも、男の子にしてあげるね。」
麻衣は言った。
ルナが聞いた。
「ね。江里子は、どうして、制服で来たの。
 スカートで山道、大変だったでしょう。」
「初対面の人に会うのは、ちゃんとした服で行かなきゃと思って。
 俺の場合、今、礼服は制服しかないから、それで来ました。
 でも、上着は、さすがに暑くて、手に持ってきました。」
「納得。あのね、ここは、敬語一切なしなの。友達言葉で話して。」
麻衣が言った。
「うん、じゃあ。ここにいる人、みんな同い年みたいだし。
 俺、すごくうれしい。」と、江里子。

「江里子のご家族は?」とミクが聞いた。
「俺は、母さんと二人暮らし。
 母さんは、俺が男だったらいいのにっていつも言ってるの。
 俺は、小さいときから、ずっと男みたいだったから、
 母さんに、マジで言ったの。『俺、本気で男になりたい。』って。
 母さんは、俺が本気なのわかって、いいよって言ってくれた。
 でも、母さん、俺が男になるって意味、よく分かってないと思う。」

「あなたも、わかっていないでしょう。」と麻衣が言った。
「うん、実は、よくわかんない。でも、博士は若いし、10歳代の女の子3人で、
 研究所やってるなんて、すごなって、今思ってる。」
「江里子は、大きな勘違いをしているわよ。」とルナが言った。
「え?どんな。」と江里子。
「この中で、女の子は、あなた一人。あたし達は、みんな男なのよ。」
「うそ!ほんと?」
「そう、男三人の中に、あなたは、のこのこやって来たのよ。」と麻衣が言い、
みんなで、うふふふと笑った。

麻衣とルナで、FtM 用の全身マスクが研究済だった。
ミク用の、女の子のアソコ付の全身マスクも研究済みだった。
排泄もセックスも可能である。子供ができないだけだ。

「江里子は、全身フィーメイル・マスクで、男の子になります!
 ミクも、新しい全身マスクで、アソコも女の子になります!
 ま、脱げば、いつでも元に戻れますからね。心配は、いりません!」
麻衣は、何かの宣言をするように、高らかに言った。


(⑤につづく)


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ラック

Author:ラック
上は若いときの写真です。ISなので、体は、かなり女子に近く発育しました。でも、胸はぺったんこです。戸籍は男子。性自認も男子、そして女装子です。アメリカの大学で2年女として過ごしました。私の最も幸せな2年でした。そのときの自叙伝を書いています。また、創作女装小説を書いています。毎日ネタが浮かばず、四苦八苦しています。ほぼ、毎日更新しています。
どうぞ、お出でください。

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