IS 看護師 江崎裕美①「憧れの前髪」

IS看護師 江崎裕美①「憧れの前髪」

この物語は、IS(性分化疾患)であった看護師・江崎裕美が、
自分のISに気が付くまでのお話です。

善意ある人しか出てきません。

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3月31日。
明日に、看護師としての第1日を迎える江崎裕美、男子。
その家の夕飯。
「弘美、いいか。社会人となったら、自分のことは『私』と言うんだぞ。
 『ぼく』なんて言うんじゃないぞ。」
裕美の父、康夫は言った。
「うん、わかってる。初めから『私』って呼べば、はずかしくないから。」
裕美は、ハンバーグを頬張りながら言った。
「それから、もう一つ。
 裕美は、天下のT大の看護学部を出ている。
 それを、鼻にかけちゃダメだぞ。」と康夫は付け加えた。

「お父さん、裕美を子供扱いしないの。裕美なら心配いりませんよ。」
と母の美佐江は言った。

「ねえ、お兄ちゃん、長い髪を後ろで1本にまとめてるけど、
 お兄ちゃんのオデコ賢そうに見えすぎるから、前髪作ったらどうかな。
 T大出だし。オデコ隠した方がいいよ。」
高校3年の妹美紀が言った。
「ダメよ。前髪なんか作ったら、裕美、益々女の子に見えるじゃない。」
美佐江が言う。

「平気よ。長髪で前髪のある男の子なんていっぱいいるわよ。」と美紀。

裕美は、密かに思っていた。
ああ、前髪は、ぼくの憧れ。
でも、確実に、女の子みたいになる。
でも、女の子に見えるのはうれしい。
美紀、ほんとに肩まである髪で、前髪のある男の人っているの?
いたら、うれしい。美紀、がんばって。

「美紀、ほんとにそう言う男の子いるの?」と美佐江が言った。
「だって、ミュージシャンなんか、みんなそんな感じじゃない。」
と、美紀は言った。

決まった。

夕食が終わった。
「お兄ちゃん、あたしの部屋来て。髪切ってあげる。」
美紀に言われ、裕美は、ドキドキしながら付いていった。

美紀は、裕美をドレッサーのストールに座らせ、
裕美の髪のゴムをとった。
裕美の長い髪が、肩に触れた。
美紀は、裕美の髪を梳かし、お化けのように顔の前に髪を垂らした。
そして、ハサミをもった。
裕美の眉の下あたりに揃えて、前髪ができた。
少し狭目にした。

切った髪の毛を払い、美紀は、裕美を見た。
「はあ~。」と美紀が焦っている表情を見せた。
「ねえ、美紀。なんなの?何を焦ってるの?」
裕美は、不安になって言った。
「お兄ちゃん、ごめん。お兄ちゃん、もう男の子に見えない。
 どうしよう。こんなに女の子になっちゃうとは思わなかった。」
美紀が言う。

裕美は、後ろの鏡を見た。
「あああ。」
可愛い。女の子だ。うれしい。
裕美は、思わず興奮して、自分の小さなアソコを大きくした。
しかし、明日からのことを考えると、喜んではいられない。
ああ、どうしよう。
裕美は、思った。

美紀が、あわてて父と母を呼びに行った。
康夫と美佐江が来た。
「まあ。」と美佐江が言った。
「ねえ。髪を1本にまとめてみて。」
美佐江は美紀に言った。
美紀が裕美の髪をゴムで後ろにまとめた。
みんなが、「あああ。」と言った。
髪を後ろでまとめると、前髪が強調されて、
余計に女の子に見えるのだった。

「どうしよう。お母さんの言うこと聞いておくんだった。」美紀が言った。
「今から言っても遅い。美紀。裕美の前髪を前みたいに分けて、
 ヘアピンで留めたらどうだ。」父の康夫が言った。
「ヘアピンなんか使ったら、余計女の子だよ。」と美紀。
「じゃあ、水で濡らして分けたらどう?」と美佐江。
それは、名案だということになり、
美紀は、裕美の前髪を水で濡らして分けた。
すると、前髪のないヘアスタイルに近づき、一同は少し安心した。

* 

裕美は、子供の頃から、顔立ちが女の子のように可愛いと言われてきた。
美人の母美佐江によく似ていた。

江崎裕美は、性分化疾患をもって生れて来た。
そのため、成長期に、女の子のような体に発育した。

骨盤が大きくなり、脚がすくすくと伸びた。
声が女の子のようだった。
ヒップに脂肪が付き、ハイウエストになった。
肩幅が狭く、細い体が、脂肪に覆われ、柔らかくなった。

高校生になり、背は、163cmで止まった。
胸だけは、女の子のようにならなかった。
そのために、性分化疾患に気づかなかった。

また、これほど女の子のような体なら、
普通は、大きな劣等感を抱くところだ。
しかし、天の恵みか、裕美には女装願望があった。
それが、裕美にすべて幸運だと思わせ、裕美を救っていたのだった。

* 

明日からのことを思うと前髪は困ったことだったが、
裕美は、前髪がうれしかった。
美紀にお礼を言って、自分の部屋に飛び込んだ。
部屋に鍵をかける。
そして、ベッドの下の衣装ケースを引き出し、
隠している、赤いワンピースと女物の下着を出した。
死ぬほど勇気を出して買ったたった一組の女装用具だった。
(裕美は、まず女の子に見えたので、勇気を出す必要など、本当はなかった。)

『ああ、ドキドキする。』

ブラを着け、ショーツを履き、ワンピースを着た。
上がキャミソールのワンピース。
感触のいい柔らかな生地だ。

姿見を立てて、自分を映した。
分けている前髪にブラシを当て元に戻した。
ああ、やっぱり前髪は可愛い。
髪を結んであるゴムを取った。
ブラシを入れる。
髪を少し内巻きにする。
髪がボブヘアーになった。
たまらなくうれしかった。
腕を上げてみた。
裕美は、体毛がない体質だった。
つるつるの女の子のような脇の下。
すごく萌えてしまう。

まるで女の子のボディライン。
スカートの裾から出ているスネがとても長い。
ヒップが張っている。
かなりカッコイイ。

『明日から仕事だけど、あたし、我慢できないわ。』
心の中で、女言葉を使う。
すると、もっと萌えて来る。
『ああん、だめ、やっぱり我慢できない。』
裕美は、そう言って、ショーツを脱いだ。
いつも小さいアソコが、正常な大きさになっている。
裕美は、そこに四つ折りのタオルを当てて、ベッドの上に寝た。
ワンピースの生地が心地いい。
『ああん、あたし、ダメ。』
裕美は枕を抱き、体を上下に揺すった。
『ああ、ステキ。あたしは女の子なの。可愛い女の子なの。』
快感がどんどん襲って来る。
『ああん、誰かあたしを抱いて。いや。いや、いや。ああん、だめえええ。』

やがて、裕美に大きな快感の波が襲ってくる。
『いや、いや、いや、あたしイく、イっちゃう、だめ、イっちゃう、いや~ん。』
裕美は体を痙攣させ、女の子のように脚を閉じ、快感の波に溺れた。


■次回予告■
いよいよ裕美の勤務第一日。就職の決まった病院へいきます。
裕美は、他のナース達にいろいろに取沙汰されます。


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プロフィール

ラック

Author:ラック
上は若いときの写真です。ISなので、体は、かなり女子に近く発育しました。でも、胸はぺったんこです。戸籍は男子。性自認も男子、そして女装子です。アメリカの大学で2年女として過ごしました。私の最も幸せな2年でした。そのときの自叙伝を書いています。また、創作女装小説を書いています。毎日ネタが浮かばず、四苦八苦しています。ほぼ、毎日更新しています。
どうぞ、お出でください。

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