プロポーズされたことがあります①

少し疲れ気味で、1回で書けませんでした。次回で完結に致します。
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プロポーズされたことがあります①


私は、2年のアメリカ留学から帰国し、
日本で、塾に勤めました。
そこは、変わっていて、私より2年年上の理事長は、
私を、女性として雇ってくれました。
職員は、皆男性で、女は私だけでした。

1年が経ちました。
塾の新学期は、2月です。
新学期に向けて、理事長は私にいいました。
「新学期だけど、ジュンちゃん算数、国語、Yさんと組んでやってみない?」
「はい。わかりました。」
Yさんは、教材づくりや、テストづくりの研究室の人です。
一方私は、教えるのが専門の職員室です。

私が、Yさんと組むことになって、職員室で言うと、
みなさん、「ダメダメダメ。早く断って来た方がいいよ。」
といいます。
みなさん、決して意地悪な人ではありません。

その頃、仕事が終わった夜、つまみとビールを買ってきて、
職員室で飲むのが、楽しみになっていました。
そのとき、Yさんのことを聞きました。
Yさんは、クラスの可愛い女の子を残して、勉強を教える。
自分のクラスの可愛い女の子しか残さない。
自分で残すのはまだいいけれど、相棒の先生を手伝わせる。

Yさんは、塾の事務の女性を好きになり、
プロポーズしたあと気が代わり、裁判をして、
慰謝料300万円を払っている身である。

いよいよ2月になりました。
Yさんの机が、私の隣に来ました。
どんな人だろうと思っていましたが、
それが、腰の低い、いい感じの人です。
なんだ・・と私は安心しました。

Yさんの子供残しは、3日後から始まりました。
Yさんの担任の教室は、職員室から丸見えでした。
「ほら、可愛い子しか残してないだろう。」
と、仲のいい先生が、私にいいます。
「確かに。」と私。

その内、私が呼ばれました。
「ジュンちゃん。算数ですが、どう教えていいかわからないんです。」
皆さんが、「いくな。」と目で語っています。
私は、立ちました。
「自分なりに、教えたいですから。」
小声でそう言って、Yさんの教室に入って行きました。
すると、確かに、可愛い女の子が3人いましたが、男の子も2人いるのです。
『来てよかった』と私は思いました。

Yさんほど、不愉快な人はいない。
そういう人の一方で、私は、Yさんと気が合いました。

仕事帰りに喫茶店も何度か行きました。
男女であるので、少し歩き、塾から遠いところに入りました。
そして、話すのは、子供のこと。
気になる子を、どうしたらいいかという相談です。
それから、映画、漫画、本の話。
私は、気が付きました。
Yさんは、職員室で、あれだけ悪く言われていながら、
Yさんが、同僚を悪く言うことは、一度もないのでした。

(つづく)

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実話「性別違和のTさん」

実話 「性別違和のTさん」


これは、20年ほど前のことです。
私にとっては大きなことなのに、やっと思い出しました。

私は、ニューハーフさんや、スナックにいる女装子さんには、そのお店で、
大勢会ったことがあります。
また、ストリートで、多くのニューハーフさんとすれ違ったことがあります。
しかし、デパートなどで、普通に働いているMtF さんとは、
たった一人しか会ったことがありません。
その方のことを書きます。

その方を、Tさんと呼びます。
我が町にたった1つだけあるデパートの4階の紳士服売り場で、
Tさんは、接客をしていました。23歳くらい。
背は、165cmくらい。
きちんと黒のスーツにネクタイをしていました。
首に届くくらいのストレートの髪を額の真ん中から左右に分けていました。

私は、少し離れたところで、Tさんを見て、
この人は、MtF さんかもしれないと、感じました。
声は、普通の男子の声です。
目は、二重の綺麗な目です。
見た目、男性ですが、女性としてもやって行けそうな人でした。
Tさんのどんなところに、MtF さんだと感じたのか。
それは、Tさんの髪の整え方だったのかも知れません。
両の中指で髪を左右に分けて、それを耳までもっていき、
耳にそって、指を抜きます。
女の子の仕草です。
それに、Tさんは、客がいないとき、鏡でよくご自分を見ていました。
髪の状態を気にしていました。

私は、たったそんなことだけでしたが、
なぜか、Tさんは、MtF さんだと思っていました。
その後、私は、Tさんが気になってならず、
週に1度は、デパートの紳士服売り場に行って、
Tさんから少し離れたところにある木のベンチに座り、
何気なく、Tさんを見ていました。
これ、1つ間違えるとストーカーのようですので、
毎回ほんの5分ほどで帰りました。

あるとき、Tさんは、控室から、涙を拭きながら出て来ました。
少しあとから、長身の上司と思われる人が、
Tさんの肩をポンポンとたたき、励ましていました。
「男として働くことが、辛くて限界なのかなあ。」とか、
「あの上司の人が好きなのかなあ。」などと、
私は、勝手に考えていました。

水商売に行けば、もっと近道なのに。いや、水商売も大変だし。
就職難の折でした。正社員を逃すことは、誰もが反対するでしょう。
私は、いろいろに考えました。
私はふと、自分は「Tさんを応援しているんだ。」と気が付きました。

何回Tさんを見に行ったでしょうか。
7回くらいでしょうか。
そして、私は、その日デパートへ行ってショックを受けました。
デパートがないのです。
取り壊されて、更地になっていました。

これで、Tさんにもう会えない。
今頃どうしているだろうと思いました。

それから、2年ほど経ちました。
私は、Tさんのことを忘れていました。

そのうち、壊されたデパートが、隣の駅のそばに、同じ名前で建ちました。
行ってみると、前の4倍ほどの立派なデパートになっていました。
「Tさんは、まだいるかな?」
私は、Tさんを思い出しました。
で、4階の紳士売り場に行ってみました。

男子の店員さんがいました。その横に、女子の店員さんがいました。
女子の店員さんが、こっちを向いたとき、私は、気が付きました。
Tさんです。Tさんが女性として働いています。

私は、感激し、そばでTさんを見たいと思い、
ネクタイでも買おうと近づきました。
「あの、ネクタイを。」というと、彼女は、「はい。」と言って、
案内してくれました。女の子の声に聞こえました。

案内されながら、「よかった。」と、私は、不覚の涙を流してしまいました。
彼女は私を見て、
「あたし、女子社員になれました。」と言いました。
「そうですか。よかったですね。」私は、やっとの思いで言いました。
「お客様は、前のデパートのとき、私を見守るように、
 ときどき、私を見ていてくださいました。」
「はい。そうです。」
「あたしを理解してくださる方がいてくださると思って、
 勇気をいただきました。」
「そうですか。おめでとう。よかったですねえ。」
「はい。」彼女も目を潤ませていました。

それから、何か気恥ずかしくて、デパートに行きませんでした。
Tさんは、きっと幸せに暮らしていると思ってます。

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スーパー洋子対大リーグ 1:9②「試合開始」

つい熱が入り、4ページと長くなってしまいました。
読んでくださるとうれしいです。
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スーパー洋子対大リーグ 1:9②「試合開始」

ネットワークは、西海岸一帯まで。夜7時から。
日本は、昼に当たる。
生徒は、授業休みに、スマホを見れば、少し見られる。

こうして、洋子は、視察団の2人と共に、
サンフランシスコ行の飛行機に乗った。
洋子は、英語がネイティブ並みに堪能である。

初日、洋子は、サンフランシスコの町をはしゃぎながら遊び回った。
使節団の一人が、「あの、明日のプレッシャーはないのですか。」と聞いた。
「もう、心うきうきです。」と洋子は言った。

さて、いよいよ、ようやく翌日。
試合の日である。
球場は、サンフランシスコ・シャイアンツ球場。
洋子は、ドンジャーズの面々に大歓迎をされ、
特注でSSサイズのドンジャーズのユニホーム、そして、靴ももらって、
上機嫌だった。

試合は、攻撃は洋子一人。
ピッチャーも、洋子一人。後ろに一応守備がいる。

観客は、ロスとシスコといいう近さであり、会場はほぼ満席であった。
ただ、テレビの視聴率は、5%以下と低調だった。
皆、「あり得ねー。」と洋子の実力を端から信じなかったのである。

テレビ放送ありなので、アナと解説者がいた。
アナ「ボブさん。今日の前代未聞の勝負。どうご覧になりますか。
ボブ「う~ん。長い野球の歴史の中で、その記録を超えるのは、まず考えにくいです。
   連続10場外にしても、あり得るとは思えませんがね。
   だが、ドンジャーズは、見たと言っているので、あるかも知れませんよ。
   私は、どっちかというと、ドンジャーズの方であって欲しいと思っています。
と、解説者ボブは言った。
ボブは、毒舌で、両チーム公平に語ることをせず、えこひいきで有名であり、
アナウンサー泣かせの解説者と言われていた。

1塁側、シャンアンツ、3塁側、ドンジャーズ。
たった一人の洋子から、異例の先発となった。
(1塁側の観客は、ピッチャ・ロディが、
日本の女を三振にとるのを見たかったのである。その配慮だった。)
シャイアンツのメンバーが守りにつき、ベンチには、残り6人と監督ボルグがいた。
相手ピッチャーは、ロディ。
シャイアンツのエース・ピッチャーであり、
口ひげを生やし、やや年配に見える。
洋子は、1番重いバッドをもらい、背に声援を受けながら、バッターボックスに向かった。
相手のキャッチャーは、見覚えがある。
名は、ラルフ。前回ドンジャーズにいて洋子を知っている一人である。
洋子は、キャッチャー・ラルフにウインクをした。
ラルフもにっこりそれを返した。好青年である。

プレイボールの時刻が迫るほど、会場の人々の声援が盛り上がる。
ほとんどの声は、「嘘でもよし、ほんとでもよし!」というものだった。
やがて、主審が、「プレーボール!」と高らかに声を上げた。
観客の声援は最高潮に盛り上がる。
洋子の実力が、やっと分かる。それを見に来ている。

洋子は、構えた。
相手ピッチャー・ロディの目つきが悪いと気になった。

会場は、固唾を飲んで、見守っていたのである。
だが、一人、ピッチャー・ロディは、
『俺は、メジャーのエースだぜ。
 あんなチンケな女と、まともにやってられるか。』
そう思い、ひどい山なりボールを投げたのである。

アナ「これは、なんでしょう。」
ボブ「名もない女に投げる気もしねーというアピールでしょう。
   それとも、山なりボールでは、場外は無理。せいぜいセンター前です。
   つまり、逃げですね。
   しかし、フェアプレーのシャンアンツとしては、顔に泥をぬりました。
   ドンジャーズが怒っていますが、当然ですね。」

シャイアンツのベンチの何人もが、ロディの投球に舌打ちした。
フェアプレーが売り物のシャイアンツだ。
今のは、いけない。守備に立っている選手達も、苦い顔をした。
3塁側ドンジャーズは、全員ブーイングの嵐である。

洋子は、バットを引いた。
ラルフに「あれなに?」と聞いた。
「君を馬鹿にしてるのさ。」ラルフは言った。
「ふ~ん。」と洋子は言った。
「ボール!」の主審の声。さっきの山なりボールである。

このとき、洋子は、場外の1点に向けて、バットを向けた。
ベイブルースの有名なポーズである。「あそこに打つ!」
「おお、いいぞ、いいぞ。」とドンジャーズ側は拍手に湧き、すごい声援が起こった。
洋子は構えた。
「山なりを場外へ運んだ奴はいねえよ。」
ロディは、にやっと笑って、山なりをまた投げた。
「行くわよ。」
洋子は、スコーン!とフルスウィング。
わあああああああと声が上がり、
観客が、ほぼ全員が立ち上がった。
全員が見つめるボールは、空の彼方に飛んでいき、
まだ、日暮れ前の空に見えなくなったのである。
ボールが空の彼方まで飛んで見えなくなるなど、
ほとんどの人が見たことがなかった。

アナ「ボールがあんなに飛ぶものですか?」
ボブ「飛びませんよ。山なりでは、せいぜいセンターフライ。
   見事でしたね。これで、ミス・ヨーコはヒロイン。
   ロディは、一気に道化になり下がりましたね。
   彼は、後2回道化をやりますよ。」
アナ「そ、そうなんですか?」

「ざまーみろ。あんなボールで遊んでるからだぜ。」
ドンジャーズのベンチは、そんな声があふれていた。

ラルフは、ど真ん中。最速球のサインを始めから出し続けている。
ロディはそれを無視して、再び、山なりボールを投げた。
「バカヤロー。何人の人が見てると思ってんだ!」
味方シャイアンツのベンチから、ロディへの罵声が飛んだ。
洋子は、スコーン。
観客は、再び空に消えて行くボールを見た。
洋子がホームベースを通った。
ドンジャーズのベンチの人達が、タッチしに出て来ていた。
みんな、にこにこしている。

ロディは、また山なりボール。
洋子の場外ホームラン。

3-0
   

さすがに、キャッチャー・ラルフが出て来た。
ロディに言った。
「マウンド降りたきゃ早く降りろよ。
 わかってるか。
 ヨーコは、場外ホーマー連続11本を狙っているんだ。
 山なりボールじゃ普通飛ばない。場外を防げる。
 そんなきたねー手で、天下のロディは、場外が恐くて、逃げ回ってる。
 ファンは、恥ずかしくって、うなだれてるよ。
 お前はすでに、シャイアンツの顔に泥を塗った。
 フェアプレーが、シャイアンツの売りじゃないのか。」

「わかったよ。」とロディは言った。
ロディは、直球型の投手だ。最速、169km。
大リーグ中、3番目に速い球を持つ男だ。

アナ「ラルフは、何をいったのでしょう。」
ボブ「下手な芝居は止めろと言ったのかな?
   ロディはね、あれをやりたかったんですよ。
   プロレスであるでしょ。ヒーローが初めの25分、悪役にめためたにやられる。
   ところが、最後の1分で、一気にやつける。カッコイイ!それです。
   ここでロディは、本気になって、169の剛速球と、
   大リーグNo.1のフォークで、ミス・ヨーコを地に叩き伏せる。
   ファンは、超エキサイトですよ。」
アナ「なるほど。」
ボブ「ロディがミス・ヨーコに打たれなきゃね。彼はヒーローでしょう。
   でも、打たれたらおしまい。フォークを場外に打たれようもんなら、
   目も当てられない。さあ、次は、大リーグ3番目の169kmが来ますよ。
   そして、次にフォークね。」

(次回は、『ロディの本気を、打つか洋子』です。)


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プロフィール

ラック

Author:ラック
上は若いときの写真です。ISなので、体は、かなり女子に近く発育しました。でも、胸はぺったんこです。戸籍は男子。性自認も男子、そして女装子です。アメリカの大学で2年女として過ごしました。私の最も幸せな2年でした。そのときの自叙伝を書いています。また、創作女装小説を書いています。毎日ネタが浮かばず、四苦八苦しています。ほぼ、毎日更新しています。
どうぞ、お出でください。

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