男性が女性化する2つの病気(疾患)

男性が女性化する2つの病気(疾患)

●脳下垂体の腫瘍 (13分ありますので、省略してごらんください。)



この方は、ご自身の女性化について長い間診断を得ることができませんでしたが、
脳下垂体の腫瘍により、過剰に女性ホルモンが供給されたためと診断されました。

映像の方は、胸がCカップほどありますね。
女性ホルモンを打っても、Cカップにはなかなか行かないそうです。

また、この2の腕の優しいライン、お尻は子供を産むための拡張されたもので、
そのふくらみで、ウエストのくびれが女性並みの位置にあります。
また、女の子座りが、完全にできます。ヒザから、90度左右に曲がる。
近くで見ると、肌は白く、女性の頬や、細い鼻筋や、
大変女性的です。

女性ホルモンは、心にも影響を与えるそうです。

この病気は、男子にも女子にもあります。


●フラインフェルター症候群(映像がありません)

クラインフェルターは、女性化を望む人への福音のように思われる向きもありますが、
必ずしも、女性的にはなりません。
手足、首が長く、ひょろっとしているのが、イメージで、
背が、190cmになることもあり、肥満になったりすることもあります。

ただ、女性化したい方の希望として、理想的な女性化を述べてみます。
手が長いといっても、4cmくらいで目立ちません。
一方、脚は、10cmくらい長いこともあります。
お尻は、映像の方と同じで、女性とかわらない感じです。
また、くびれも女性の位置にでき、首が長いのは、女性として有利です。
顔は、女顔で、声は、小学生の男の子くらい。

性自認は、ほとんどの人が男ですが、
自認が女性で、性別適合手術を受けた方が2人いるそうです。
女装子の場合は、クラインフェルターは、福音になるでしょうか。
私自身、クラインフェルターですが、かなりラッキーな方だったと思います。
しかし、子供の頃から、「女のようだ」というのは大きな劣等感だったので、
女装子でありながら、もっと男らしくなりたいといつも思っていました。

治療ですが、
脳下垂体の腫瘍の方は、手術で治すことができます。薬もあり。
クラインフェルターは、男性ホルモンのみであるようです。
男性ホルモンの投与は、女性ホルモンと比べて、ずっと危険で、
性格が乱暴になったり、攻撃的になったり、性欲過剰になったり、
細心の注意がいるようです。

私が、冷静にどちらがいいかと問われれば、脳下垂体の腫瘍の方が、
安全で安心かなと思います。


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懐かしい「ママ」のオムライス「みんなが報われる」(後編)

懐かしい「ママ」のオムライス「みんなが報われる」(後編)


未だかつて、こんなに忙しかったことはない。
小林シェフのシャトレでは、入り口を開けると、
30席が、満席になった。
リヨンの方は、18席が満席になった。
リヨンの方は、近所でママの料理をよく食べに来た人。
昔よく食べに来た今は30歳ほどの若者。
シャトレは、小林を知っている若者、
そして、聡子のコラムに感激してきた若い人が多かった。

大きなボールに山盛り作ってあるニンジンのみじん切りを見て、
「これ、午前中になくなりますよ。」と加藤が言った。
「木下さん、午後のために、ニンジン切ってお置いてくれますか。」
と小林が言った。
玉子の裏表焼は、難しいので、小林がやらなくてはならない。
チャーハンを炒める人が一人足りない。
そのとき、コック服の支配人が厨房に現れた。
「私が、昔、優秀なコックだったことを忘れちゃいけませんよ。」
支配人は言った。
「わあ、やったあ。」とみんなが声をあげた。
オーナーは、気の利いたことをしていた。
客席を回りながら、反応を聞き、「おいしい。」「なつかしい。」という声を、
厨房に届けた。
そして、色紙とサインペンをもって、小林を知っていそうな客に、
名前と電話番号を書いてもらっていた。
後で、昔の友達に会えるようにである。

忙しくなって、小林は、両手にフライパンを持って、チャーハンを作り始めた。
「キャー、シェフ、カッコイイ!」と、ソムリエの二人が言った。
支配人が来て、コック2人は、ニンジンに回った。
「疲れたら、休んでくださいね。」と小林はいう。
「まだ、大丈夫です。疲れたら、絶対休むようにします。」木下と加藤は言った。

客達は、みんな気を利かし、自分達が食べ終わると、一言かけて、
さっと外に出てくれた。

リヨンの方は、始めから、猛急がしだった。
シェフの隆は、始めから両手でフライパンを振っていた。
11時半ごろ、やっと順番が来た若者が、
「ママのオムライス、うれしいです。
 今朝、北海道から、飛行機できました。」と言った。
店の人達は、おおおおおおと拍手を送った。
北海道から来た柏木剛は、ママや小林を知っている人に、
自分の名刺を配り始めた。
「『ママを偲ぶ会』なんかがあったら、俺にも声を掛けてください。
 北海道から来ますから。」と言った。

こんな風に、リヨンは、大変な盛り上がりだった。

シャトレも、外に並んでいる人が、ずっと絶えなかった。
交代でおむすびを食べ、午後には、限界状態だった。

リヨンは、夜の8時15分を過ぎて、最後の客が帰った。
シャトレは、8時30分に最後の客が帰った。
「ああ、ああ、うれしかったけど、疲れた。」木下。
「こんなにがんばったの初めて。」加藤。
「でも、なんかすごい充実感。」
「あたしも。」とソムリエの二人。
みんな、厨房にある箱に座り込んだ。

オーナーが来た。
「みんな、客席に座っちゃえばいいのに。」
「いえ、今ここで頑張った余韻に浸っているんです。」木下。
「そう、じゃあ、小林くん。みんなに何か言葉を言って。」
「はい。」と小林は立ちあがると、みんなを見た。
そのとたん、涙がどっと出た。

「今日は、お店の仕事で、私のための仕事ではありませんが、
 みなさんは、私のために、限界を超えるまで、
 がんばってくださったのじゃないかと、思っています。
 ママのオムライスが、こんなに売れて、私は、感無量です。
 みなさん、ありがとうございました。」
小林は礼をして、みんなは大きな拍手をした。

「今日特別にがんばった支配人にも拍手をあげましょう。」オーナー。
支配人は立って、
「私も、けっこうやるでしょう。」
みんなは、笑いながら、拍手をした。
「えー、私オーナーは、小林シェフのために、少し仕事をしました。」
オーナーは、色紙を出した。
「えー、席を回りながら、小林さんを知っている人に、
 名前と一言、電話番号を書いてもらいました。
 小林シェフ、受け取ってください。」
小林は立って、色紙を見て感激した。
「みんな、あの頃の人達です。うれしいです。ありがとうございます。」と礼をした。
オーナー。
「さて、最後に。今日は、開店以来の売り上げです。
 そこで、みなさんに、支配人にも『大入り袋』です。」
みんなは、わあーと喜んだ。
初めてのことだった。
みんな袋を受け取って、中を見て、「わあ~、やったー!」と飛び上がった。
「では、次の大入り袋を目指して、がんばってください。」オーナーは言った。

そのとき、入り口をノックする人がいた。
「毎度、柳澤様から、お寿司の配達です。」
みんなは、わあーと万歳をした。

リヨンでは、隆と絵里奈で、ワインを傾けながら、
静かな時を過ごしていた。
「忙しかったけど、うれしかった。」絵里奈。
「ああ、あんなに大勢の人から、母さんは慕われてたんだなあ。」
「そうねえ。お父さん。母さんの星を見に行こうか。」
「いいね。」
二人は外に出た。
真っ直ぐ、リヨンを照らしている星がある。
「お父さん、あの星だよ。」
「俺も、今、そう思ってた。」
「母さーん、見てたー?あんなに売れたよー。」
「見てたよなー。」
二人は、星がまたたいたように思った。

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「懐かしいオムライス」聡子の雑誌に載る

1話で書けませんでした。明日の分を「後編」といたします。
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「懐かしいオムライス」聡子の雑誌に載る(次回後編です)

午前の11時ごろ、まだ店がすいているころ、
柳澤聡子と夫義男は、町の洋食店リヨンに行った。
そのときは、珍しくカウンターに座った。
聡子はすぐに見つけた。
新しいメニュー「懐かしいオムライス」。
「まあ、なんだか素敵。『懐かしいオムライス』なんて。
 何か物語がおありですか。」聡子は聞いた。

すると、話しの上手な絵里奈が、身振り豊かに、
小林シェフとリヨンのママの話をした。
母が亡くなったとき、小林さんは、地面を叩きながら、
泣いてくださったそうです。
そのとき誓ってくださったそうです。
もし、自分がシェフになれたら、メニューの中に、母のお料理を1つ置いてくださると。
それが、『懐かしいオムライス』です。
それをメニューに置いている限り、小林さんにとってママはずっと生きているって。

話しながら、絵里奈は、また泣いていた。
義男は、聡子のとなりで、先にハンカチを出して泣き出した。
聡子もそれを追って、ハンカチを当てて泣き出した。

「なんと、いいお話でしょう。
 ママさんが、フライパンをちょっと誇らしげに返すのを、
 中学生の小林さんが、うれし気に、惚れ惚れとママさんを見ている。
 そんな光景が胸に浮かんで、胸が熱くなります。

 そうですわ。このお話をあたしのコラムに書いてよろしいでしょうか。
 書いて、もしそれで「懐かしいオムライス」がもっと売れれば、
 天国のお母様は、喜ばれるのではないでしょうか。
 それだけではありません。ママさんがお料理に込められた愛情も書きたいのです。
 ニンジンを細切りにするなんて大変面倒なことを、お料理の目立たぬところで、
 なさってらした。そこが、心を打つのです。」
聡子は言った。
隆は、聡子は、本当に妻を理解してくれていると思った。
「お店の写真は、こちらと、レストラン・シャトレの両方出します。
 いかがでしょうか。」聡子は言った。
「願ってもないことです。
 妻のニンジン入りのオムライスを多くの方に食べていただけたら、
 妻は、天国で、絶対喜んで見ているでしょう。」
「では、懐かしいオムライスをいただいたら、早速、シャトレに行ってみます。」
「ご無理をなさらないで。昼になると混みますから、
 今なら、昼前にシャトレにいけます。」とシェフ。
「そうですね。あなた、向うでオムライスをいただきましょう。」

二人は、昼前に間に合い、オーナーの部屋にいた。
支配人、そして、小林の2人が呼ばれていた。
小林とリヨンのママの話を、聡子から聞いて、
オーナーも支配人も、ハンカチを目にあてていた。
「これは、悲しくも、胸を打ますなあ。」オーナーは言った。
「ここにお出での柳澤聡子さんが、月間グルメのコラムに書きたいとおっしゃるのだよ。」
オーナーは小林に言った。
「私は、雑誌に載ることで、たくさん売れるだろうということは、2の次に考えています。
 当時の若者たちと、リヨンのママさんとの心の交流。 
 リヨンのママさんのお料理に込められた愛情を書きたいのです。」
「そうです。ママさんは、ぼく達若者のママだったのです。
 記事にしてくださるとうれしいです。」
小林は言った。

雑誌が、2冊ずつリヨンと小林のシャトレに来た。
「わあ、こんなにステキに書いてくれたら、お客さん、来てくれますよ。」
ソムリエやコックたちは、初めて文を読み、涙を浮かべていた。
「これ、俺が東京来て働き始めたころだよ。
 俺にも、このママさんのような人いた。泣けるな。」木下はそう言った。
みんな、異口同音なことを言った。

柳澤敏子の文は、平易でありながら、温かく、心に響くものであった。

「お父さん。柳沢さんの文を読んだら、また泣けてくる。」
絵里奈は言った。

小林は、リヨンに電話して、料理の値段や、ニンジンの料を同じになるよう、
打ち合わせた。
「内は、カリフォルニア・ロゼのグラスワインを、サービスしたいと思っています。」
と小林。
「いいですね。売れるといいですね。」隆。
「はい。今から、胸がドキドキします。」小林。

前日である。
たくさんのニンジンを前に、小林は、木下と加藤に言った。
「このオムライスは、綺麗に切られた微塵切りが命何です。
 途中で、もううんざりしてくると思います。
 そうしたら、遠慮なく休んでください。
 無理をして、雑なみじん切りができるより、休みをとって、
 丁寧なみじん切りができる方が、数倍いいです。」
「諒解。ママの心を刻むんだから、絶対雑なみじん切りをしません。」と加藤。

両店とも、聡子のコラムの大判を3枚特別に送ってくれた。
明日に向けて、店の前を飾った。
イーゼルに板を立て、大判のコラムを貼った。

いよいよ、月間グルメの発売部である。
発売は、午前10時なので、この日に「懐かしのオムライス」を頼んだ人は、
15人だった。
「今日発売だもん。15人は、多い方だよ。普段は、1か2だもの。」
加藤が言った。
ニンジンは、大きなボールにたっぷり残っていた。

「お父さん。12人でもすごいと思わない。」とリヨンの絵里奈。
「うん。問題は、あしただね。」と隆。

「オーナー、反応があるのは明日です。日曜日。」と支配人。
「ああ、そうだね。」オーナーは言った。

その明日、日曜日が来た。
朝の7時。
裏口からホールを通った小林は、ガラスの入り口を見て、
胸が躍った。
レストランの仲間たちもすでに来ていた。
「わあ~!」小林は、悲鳴をあげた。

まだ、開店前だと言うのに、入り口のガラス戸の向うに、
20人、いや30人の人が列を作っている。みんな、にこにこしている。

リヨンも同じく絵里奈が扉を開けると、軽く20人が、
にこにこしながら並んでいる。
「わあ、お父さん、大変!」絵里奈は叫んだ。

(次回、「みんなが、報われる」です。)

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プロフィール

ラック

Author:ラック
上は若いときの写真です。ISなので、体は、かなり女子に近く発育しました。でも、胸はぺったんこです。戸籍は男子。性自認も男子、そして女装子です。アメリカの大学で2年女として過ごしました。私の最も幸せな2年でした。そのときの自叙伝を書いています。また、創作女装小説を書いています。毎日ネタが浮かばず、四苦八苦しています。ほぼ、毎日更新しています。
どうぞ、お出でください。

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